【2022年】約10,000円!ダイワ、シマノのタイラバに使えるリール10選。コスパ最強モデルも

安くてタイラバに使えるリールは?

タイラバを始めてみたいからリールを買おうと思うんやけど、よく分からないしとりあえずはできるだけ安いのがイイ

かといって聞いたこともない無名メーカーの安すぎるのも不安…有名メーカーでそれなりに安心して使える、かつ長持ちして性能もよくて…そんなタイラバリールがあればいいなぁ
そんなワガママなタイラバ初心者の方、またはベテランの方でも腕に自信があって安いリールしばりでタイラバを楽しみたい方、サブ機を探している、そんな方々に見ていただきたい今回の記事。
安いタイラバリールを探せば釣具店やAmazonで5,000円を切る無名メーカー製もあったりしますが、少し不安ですよね。
できれば安くても最低限の性能を持った有名メーカー製で安心して使いたい。
で、有名メーカーと言えばダイワとシマノ。
ダイワやシマノというと高額なイメージもありますが、約1万円以内のタイラバに使えるリールは結構あります。
ってことで今回はダイワとシマノから予算約1万円のタイラバに使えるリールをまとめて紹介します。
(※若干10,000円オーバーしてしまってるのもありますが…汗)
最後にその中から特にオススメのコスパに優れる機種紹介もあるので、本文読むのメンドクセエ!って方は飛ばしてくださいませ。
定価8,100円!シマノ「ゲンプウ」
2020年発売。
ゲンプウのラインアップ
200PG(右)/201PG(左)


- ギア比:5.5
- 最大ドラグ力(kg):5.0
- 自重(g):190
- PE糸巻量(号ーm):1.5-260、2-200、3-130
- 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):59
- ハンドル長さ(mm):55 シングルハンドル
- ベアリング数 S A-RB/ローラー:1/1
ゲンプウの特徴
シマノ、ダイワ通じてそれなりにタイラバに使えるであろうベイトリールの中では最安の商品。
ベアリング数が1個だけだったり、シングルハンドル仕様というのは値段の通りで仕方なし。
ただ最大ドラグ力5.0kgや自重190gという軽さはタイラバにも十分使える最低限の性能。
とりあえずタイラバできればイイ!とにかく1円でも安いリールを探している!そんな方に。
定価8,100円!ダイワ「プリード」
2016年発売。
プリードのラインアップ
150H

- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):71
- ギヤ比:6.3
- 標準自重:215
- 最大ドラグ力:4
- 標準巻糸量PE(号-m):2-150、3-100
- ハンドル長さ(mm):55 シングルハンドル
- ベアリング(ボール/ローラー):4/1
150SH-DH(右)/150SH-DH-L(左)


- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):79
- ギヤ比:7.0
- 標準自重:205
- 最大ドラグ力:4
- 標準巻糸量PE(号-m):2-150、3-100
- ハンドル長さ(mm):100 ダブルハンドル
- ベアリング(ボール/ローラー):4/1
プリードの特徴
先ほどのシマノ「ゲンプウ」と同じ定価で、ベアリング数4個に増加、さらにハイギアの150SHはダブルハンドルに。
さらに「スーパースプールフリー」によりスプールがスムーズに回転、タイラバを素早くフォールさせることができます。

ゲンプウと比較すると同額でこれだけの機能差があり、コスパに優れる機種
逆に自重は若干重く、ドラグ力は若干弱まるものの、ハイギアが好みにあえば「プリード」の方がオススメ。
定価10,400円!シマノ「ソルティーワン」
2011年発売。
ソルティーワンのラインアップ
HG(右)/HG(左)


- ギア比:7.1
- 最大ドラグ力(kg):4.5
- 自重(g):210
- ナイロン糸巻量(号ーm):3-165、3.5-145、4-120、5-100
- 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):76
- ハンドル長さ(mm):45 ダブルハンドル
- ベアリング数 S A-RB/ローラー:3/1
PG(右)/PG(左)


- ギア比:5.1
- 最大ドラグ力(kg):4.5
- 自重(g):205
- ナイロン糸巻量(号ーm):3-165、3.5-145、4-120、5-100
- 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):54
- ハンドル長さ(mm):40 ダブルハンドル
- ベアリング数 S A-RB/ローラー:3/1
ソルティーワンの特徴
錆びに強いベアリング「S A-RB」や超高強度真鍮大径ドライブギアが採用され、巻き上げ性能や耐久性アップ。
さらに遠心力ブレーキ「SVS」によりちょっとしたキャスティングができたり、「スーパーフリースプール」により仕掛けの素早いフォールが可能になりました。
フィールドに合わせてハイギア、ローギアモデルも選ぶことができます。
いろんな機能がいろいろ付いてて良さそうだけど、モデルが古いということもあり、このあと紹介するダイワ「フネX」の方がコスパ良くてオススメ。
定価12,200円!ダイワ「フネX」
2018年発売。
フネXのラインアップ
100H(右)/100HL(左)


- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):68
- ギヤ比:6.8
- 標準自重:190
- 最大ドラグ力:5
- 標準巻糸量PE(号-m):1.5-200、2-150
- ハンドル長さ(mm):100 ダブルハンドル
- ベアリング(ボール/ローラー):4/1
フネXの特徴
「プリード」と同じベアリング数4個ながら、若干の軽量化と最大ドラグ力アップ。
いわゆるマグネットブレーキである「MAGブレーキ」によりブレーキ力の調整ができて、かつ「スーパースプールフリー」も搭載しており軽いキャストにも対応しています。
シマノ「ソルティーワン」より定価1,000円ほどのアップでドラグ力アップ、ベアリング数4個、さらに軽いということで、ギア比の好みが合うならダンゼン「フネX」がオススメ。
さらにこの後紹介する定価が同額の「ゲンプウXT」よりほぼすべての項目において「フネX」の方が上回っています。
名前は地味ながらコストパフォーマンスに優れるリールです。
定価12,400円!シマノ「ゲンプウXT」
2020年発売。
ゲンプウXTのラインアップ
150(右)/151(左)


- ギア比:6.3
- 最大ドラグ力(kg):4.5
- 自重(g):195
- PE糸巻量(号ーm):1.5-200、2-150、3-100
- 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):67
- ハンドル長さ(mm):55 ダブルハンドル
- ベアリング数 S A-RB/ローラー:3/1
200PG(右)/201PG(左)


- ギア比:5.5
- 最大ドラグ力(kg):5.0
- 自重(g):195
- PE糸巻量(号ーm):1.5-260、2-200、3-130
- 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):59
- ハンドル長さ(mm):60 シングルハンドル
- ベアリング数 S A-RB/ローラー:3/1
ゲンプウXTの特徴
「ゲンプウ」よりベアリング数増加、ダブルハンドルモデル追加、「S A-RB」「スーパーフリースプール」などの追加。
ただ上述の通りドラグ力、ベアリング数等ほぼすべての項目において同額のダイワ「フネX」の方が優れている…

あくまでカタログ上のスペックだけを比較した話。一概に必ず「フネX」の方がイイっていうワケではありません!
定価14,200円!ダイワ「タナセンサー」
2018年発売。
タナセンサーのラインアップ
150DH(右)/150DH-L(左)

- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):54
- ギヤ比:4.9
- 標準自重:240
- 最大ドラグ力:5
- 標準巻糸量PE(号-m):1.5-250、2-200
- ハンドル長さ(mm):100 ダブルハンドル
- ベアリング(ボール/ローラー):4/1
150H-DH(右)/150H-DH-L(左)


- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):69
- ギヤ比:6.3
- 標準自重:240
- 最大ドラグ力:5
- 標準巻糸量PE(号-m):1.5-250、2-200
- ハンドル長さ(mm):100 ダブルハンドル
- ベアリング(ボール/ローラー):4/1
タナセンサーの特徴
1万円以下というタイトルですが、実はこの辺から若干実売価格1万円を超えてきちゃってますwすいません…
タナセンサーは水深表示できるカウンター搭載。
さらにタイラバに必要な最低限の基本スペックを満たしたうえにドラグシステムや金属フレームなどの特性が。
その技術特性としてまず「ATD(オートマチックドラグシステム)」。
つまりファイト中のドラグ調整を減らし、ラインブレイクを防ぎながら魚を速く獲り込むことができるドラグです。
次に「スーパーメタルフレーム」。
剛性が上がることにより、大物とのやり取りでネジレや歪みが発生しにくくなり、巻き上げの力をロスせず伝えることができます。
さらに異音の原因になるスプール軸の歪みなどの発生も抑えることができ、耐久性のアップにも繋がります。
以上のような技術や基本性能もしっかりしていながら、カウンター付きリールとして最安の実売約1万円というコスパに優れるリールです。
定価15,500円!「紅牙X IC」
2019年発売。
紅牙X ICのラインアップ
紅牙X IC 103

- 巻取長さ(cm):54
- ギヤ比:4.9
- 自重(g):240
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準巻糸量PE(号-m):0.8-300、1-200
- ハンドル長さ(mm):100
- ベアリング(ボール/ローラー):5/1
紅牙X ICの特徴
カウンター付きながら実売価格約10,000円の「紅牙」シリーズ最安モデル。
「紅牙X IC」最大の特徴は水深表示されるカウンター搭載しながら、約1万円と安価であること。
基本スペックも最大ドラグ力5kgやベアリング数も5個、ダブルハンドルであったりタイラバ用リールとしては十分のスペックを持っています。
さらに「タナセンサー」同様「スーパーメタルフレーム」という金属のフレームが採用。
ただ、金属フレーム+カウンター付きということもあって、タイラバリールとしては若干重めの240g。
少しでも軽量さや高感度を求めるなら上位クラスを目指した方がイイかも。
とはいえ数年前であれば2万円以上していたようなスペックで、約1万円としては十分すぎるスペックの「紅牙X IC」でした。
定価15,500円!「LIGHT SW X IC」
2019年発売。
LIGHT SW X ICのラインアップ
LIGHT SW X IC(右)/LIGHT SW X ICL(左)


- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):69
- ギヤ比:6.3
- 標準自重:240
- 最大ドラグ力:5
- 標準巻糸量PE(号-m):0.8-300、1-200
- ハンドル長さ(mm):100 ダブルハンドル
- ベアリング(ボール/ローラー):5/1
LIGHT SW X ICの特徴
タイラバ専用リール「紅牙X IC」と同じ筐体、ほぼ同じスペックで、若干ハイギヤなモデル。
さらに「タナセンサー150DH」ともソックリで、ベアリング数が1個多いことと糸巻量が若干少ないぐらい。
それで定価800円だけのアップですから、カウンター付きで安いリールを探している方は「LIGHT SW X IC」の方がコスパは良さそう。
定価16,800円!シマノ「グラップラーBB」
2022年発売。
グラップラーBBのラインアップ
150HG(右)/151HG(左)


- ギア比:7.2
- 最大ドラグ力(kg):5
- 自重(g):210
- PE糸巻量(号ーm): 0.8-400、1-330、1.5-200
- 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):72
- ハンドル長さ(mm):60 シングルハンドル
- ベアリング数 BB/ローラー:4/1
グラップラーBBの特徴
「グラップラーBB」最大の売りは210gという軽量でありながらアルミフレームの「HAGANEボディ」で剛性も確保されていること。
さらに「Xプロテクト」という特殊撥水グリスと防水壁を併用することでベアリングへの海水の侵入を防ぎ、耐久性もアップ。
実は後述の「エンゲツBB」とはギヤ比やハンドル形状、糸巻量の違いのみでほぼ同じ筐体、スペック。
定価16,800円!シマノ「エンゲツBB」
2022年発売。
エンゲツBBのラインアップ
100PG(右)/101PG(左)


- ギア比:5.5
- 最大ドラグ力(kg):6
- 自重(g):200
- 糸巻量PE(号ーm):0.8-250、1-200、1.5-130
- 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):55
- ハンドル長さ(mm):51 ダブルハンドル
- ベアリング数 BB/ローラー:4/1
100HG(右)/101HG(左)


- ギア比:7.2
- 最大ドラグ力(kg):5
- 自重(g):200
- 糸巻量PE(号ーm):0.8-250、1-200、1.5-130
- 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):72
- ハンドル長さ(mm):51 ダブルハンドル
- ベアリング数 BB/ローラー:4/1
エンゲツBBの特徴
先述の通り、「グラップラーBB」とほぼ同じボディ、スペックですが、「エンゲツBB」はローギアモデルもあり。
またダブルハンドルで糸巻量も少なく、よりタイラバ向きの仕様になっています。

何よりタイラバ専用リールという安心感がありますね!
まとめ コスパに優れる2機種はコレ!
以上約1万円以内で買えるダイワ、シマノのタイラバに使えるリールを紹介してきました。
(最後の方は購入店舗、タイミングによっては若干1万円オーバーしてしまいますが…)
この中からカウンターなし、カウンター付きそれぞれのコスパに優れるオススメを挙げると以下の通り!
カウンター無し:「エンゲツBB」


カウンター付き:「紅牙X IC」

結局ダイワ、シマノそれぞれのタイラバ専用リールとなってしまいました(笑)
当然ですけどタイラバで使うならタイラバ専用がオススメですが、他の釣りにも使いたい!などあれば他のリールも全然あり!
初心者の方やサブ機に、とりあえずこの辺を選択しとけば間違いないでしょう!