ダイワのライトショアジギングリール12選とコスパ👍ベスト3!
- ダイワのライトショアジギングに使えるリールはたくさんある
- 選定条件
- 約5,000円「クレスト」(2020年モデル)
- 約6,000円「レブロス」(2020年モデル)
- 約11,000円「レガリス」(2023年モデル)
- 約13,000円「フリームス」(2021年モデル)
- 約15,000円「BG SW」(2023年モデル)
- 約18,000円「レグザ」(2023年モデル)
- 約18,000円「ブラスト LT」(2018年モデル)
- 約24,000円「カルディアSW」(2022年モデル)
- 約28,000円「ルビアス」(2020年モデル)
- 約50,000円「セルテート」(2024年モデル)
- 約52,000円「エアリティ」(2023年モデル)
- 約85,000円〜「イグジスト」(2022年モデル)
- まとめとコスパ優秀ベスト3
ダイワのライトショアジギングに使えるリールはたくさんある
流行りの「LSJ」ってやつを始めてみたいんだけど、リールはどれがいいだろう?ちなみに私はダイワ派。
たくさん種類があるけど、LSJ向き、不向きがあるからまとめてみたよ!
ということでライトショアジギング、通称「LSJ」に使えるダイワのスピニングリールをまとめてみました。
ややこしくて分からない!という方は、最後にコスパ優秀ベスト3もあるのでそちらから選べば間違いなし!
選定条件
簡単に本記事でご紹介しているリールの条件を簡単にご説明。
- 自重は300g以下
- 軽いほど楽で軽量ジグ(30-40g)と相性よし
- 最大ドラグは10kg程度
- 極端に強いものは不要
- ハンドルは大きめ、かつ丸型が良し
- 握りやすくアクションしやすい
- できるだけハイギア
- ハイピッチジャークなどジグアクションがしやすい
以上から大体4000〜5000サイズがオススメ。
これらの基準をできるだけ満たしたリールで選定してみましたので、早速みてみましょう!
約5,000円「クレスト」(2020年モデル)
ダイワのLSJに使えそうなスピニングリールでは最安。
しかし後述の「レブロス」の方がコスパは優秀かも。
特徴
- ボディ:DS4
- ローター:DS4
- ギア:タフデジギア
- ドラグ:ATD
- ツイストバスターⅡ
ライトショアジギングに使えそうなダイワのスピニングリールの中で最安(約5,000円)。
最安とはいえ、「ダイワ製」という安心感
最安というだけあって、性能的にはそこまで期待できません。
上位モデルになると採用される軽くて強いボディやローター素材、また強力で高耐久なギアシステムや防水技術などは一切非採用。
「釣行頻度が多い」「長く使いたい」という方はもう少し上位モデルを狙うべき!
LSJにオススメモデル
品名 | ギア比 | 1回転巻取長 | 自重 |
LT4000-C | 5.2 | 82cm | 270g |
LT4000-CXH | 6.2 | 99cm | 270g |
LT5000-C | 5.2 | 88cm | 285g |
LT5000-CXH | 6.2 | 105cm | 285g |
「クレスト」の4000-5000サイズのラインアップは上記の4種類。
中でもLSJにもっともオススメは、ハンドルサイズが大きくハイギアな「LT5000-CXH」。
ハンドルは丸型ではなくT字型であるのが残念
- ギア比:6.2
- 1回転巻取長:105cm
- 自重:285g
- 最大ドラグ力:12kg
- 糸巻量(PE):1.5号-430m,2.0号-300m,2.5号-260m
- ボールベアリング:4個
- 定価:7,600円
約6,000円「レブロス」(2020年モデル)
「クレスト」より大幅に軽量化されながら価格差は1,000円ほど。
ということで「レブロス」の方がコスパは良さそう。
特徴
- ボディ:DS4
- ローター:DS4
- ギア:タフデジギア
- ドラグ:ATD
- ツイストバスターⅡ
- エアローター
- エアベール
※オレンジマーカーは「クレスト」から追加された技術
「クレスト」にはなかった「エアローター」と「エアベール」が採用されました。
新設計のローターとベールで、軽くて高感度。
軽量ジグを使うLSJでは、リールの軽量性はかなり重要!
LSJにオススメモデル
品名 | ギア比 | 1回転巻取長 | 自重 |
LT4000-CH | 5.6 | 89cm | 255g |
LT5000D-CH | 5.6 | 87cm | 260g |
「レブロス」は4000と5000サイズそれぞれ1種でスプールサイズの違いのみ。
1.5号×200m巻くなら「LT4000-CH」がピッタリだが、1.5号以上のPEや300mなど長く巻きたいなら「LT5000D-CH」がオススメ。
「レブロス」も丸型ではなくT字型ハンドルが惜しい
- ギア比:5.6
- 1回転巻取長:87cm
- 自重:260g
- 最大ドラグ力:12kg
- 糸巻量(PE):2.0号-350m,2.5号-300m,3.0号-210m
- ボールベアリング:4個
- 定価:10,300円
約11,000円「レガリス」(2023年モデル)
2023年にフルモデルチェンジし大幅に進化。
「イグジスト」譲りの「エアドライブデザイン」に軽くて強い「ZAION V」ボディ&ローターなど最新技術盛りだくさん。
マグシールド非採用は残念ですが、これで10,000円少々の価格でコスパ最強。
特徴
- ボディ:ZAION V
- ローター:ZAION V
- ギア:タフデジギア
- ドラグ:ATD TYPE-L
- ツイストバスターⅡ
- エアドライブデザイン
- エアドライブローター
- エアドライブベール
- エアドライブスプール
- エアドライブシャフト
※オレンジマーカーは「レブロス」から追加された技術
「レガリス」ではボディとローター素材にカーボンハイブリッド樹脂「ZAION V」を採用。
より軽く、かつ剛性も高くなり、さらにローターの軽量化により巻き始めも軽くなりました。
ちなみに上位モデルの「ルビアス」に採用されている「ZAION」と比べると性能的には若干劣る
ダイワのフラッグシップモデル「イグジスト」(2022年)や「エアリティ」(2023年)に採用されはじめたダイワの新設計思想「エアドライブデザイン」。
それがなんと、「ルビアス」や「フリームス」より先に約1万円の「レガリス」に搭載されるという太っ腹。
「エアドライブデザイン」は、巻き出しから軽い回転が可能な「エアドライブローター」、軽量でトラブルレスな「エアドライブベール」、強度と軽量さを併せ持つ「エアドライブスプール」、軽くて滑らかかつノイズの少ない「エアドライブシャフト」という4つの技術から構成。
キャスティングや回転性能に優れ「強くて軽い」というリールに求められる性能全てがレベルアップされました。
回転の軽さは実機をクルクルしてみれば違いがわかるはず!
従来のドラグシステム「ATD」と比べて、滑り出しがより滑らかに効く「ATDタイプL」に進化。
不意にやってくる大きなアタリに対してもうまく対応!
LSJにオススメモデル
品名 | ギア比 | 1回転巻取長 | 自重 |
LT4000-CXH | 6.2 | 99cm | 225g |
LT5000-CXH | 6.2 | 105cm | 245g |
「レガリス」のLSJに使えるモデルは4000と5000の上記2種でハンドルは握りやすい丸型ノブ。
個人的には1回転の巻取長が長い「LT5000-CXH」がオススメ。
- ギア比:6.2
- 1回転巻取長:105cm
- 自重:245g
- 最大ドラグ力:12kg
- 糸巻量(PE):1.5号-430m,2.0号-300m,2.5号-260m
- ボールベアリング:5個
- 定価:14,100円
約13,000円「フリームス」(2021年モデル)
価格は「レガリス」から2,000円ほどのアップ。
エアドライブデザインは非採用のモデルですが、ダイワおなじみ防水機構「マグシールド」搭載。
とにかく耐久性、防水性能の方が大事!という方には「フリームス」がオススメ。
特徴
- ボディ:ZAION V
- ローター:ZAION V
- ギア:タフデジギア
- ドラグ:ATD
- ツイストバスターⅡ
- エアローター
- エアベール
- マグシールド(ボディ)
※オレンジとブルーマーカーは「レガリス」からの変更点
さらに磁性のマグオイルの壁「マグシールド」もボディ部に採用。
リール内部に海水や埃が侵入するのを防ぎ、新品時の性能を長期間維持することができます。
23「レガリス」で採用された「エアドライブデザイン」は、「フリームス」には非採用。
「フリームス」は少し古く2021年モデルですので。
モデルチェンジ後の採用に期待!
LSJにオススメモデル
品名 | ギア比 | 1回転巻取長 | 自重 |
LT4000-C | 5.2 | 82cm | 235g |
LT4000-CXH | 6.2 | 99cm | 235g |
LT5000-CXH | 6.2 | 105cm | 255g |
「フリームス」は上記のように4000サイズが2種と5000サイズが1種のラインアップ。
LSJにオススメは、ラウンド型でLサイズのハンドルノブを装備した「LT5000-CXH」。
- ギア比:6.2
- 1回転巻取長:105cm
- 自重:255g
- 最大ドラグ力:12kg
- 糸巻量(PE):1.5号-430m,2.0号-300m,2.5号-260m
- ボールベアリング:5個
- 定価:20,800円
約15,000円「BG SW」(2023年モデル)
ジギング、ショアジギング用の金属ボディリール。
ですがマグシールドやエアドライブデザインなどは非採用。
とにかくパワー重視!な方にはオススメ。
特徴
- ボディ:アルミ
- ローター:DS4
- ギア:タフデジギア
- ドラグ:ATD(タフ)
- ツイストバスターⅡ
- エアローター
※オレンジとブルーマーカーは「フリームス」からの変更点
「BG SW」はこれまで紹介してきたような汎用リールではなく、ジギングやショアジギング用という位置付け。
負荷がかかる釣りを前提としたリールなので、ボディは金属(アルミ)が採用されており高剛性、高強度。
大物とのファイトや潮流が早いポイントでのジグアクションなども、パワーロス少なく力強く回転できる
カーボンワッシャーを使ったタフ仕様のドラグ(ATD)を採用。
瞬発的なランはもちろん、通常のATDと比較すると長時間のファイトでも摩耗しにくく高耐久なドラグです。
ライトショアジギングで細糸の使用が想定されるだけに、ドラグの性能は重要
ボディが金属製で高強度!が「BG SW」の売りでありますが、ローターは「DS4」という旧型の樹脂素材であったり、「マグシールド」や「エアドライブデザイン」などの技術も非採用。
LSJにオススメモデル
「BG SW」は4000〜18000サイズまで豊富なラインアップだが、LSJにオススメは上記4000と5000サイズ。
筆者的には巻取長が少しでも長い「5000D-CXH」がオススメ。
- ギア比:6.2
- 1回転巻取長:105cm
- 自重:290g
- 最大ドラグ力:12kg
- 糸巻量(PE):2.0号-350m,2.5号-300m
- ボールベアリング:5個
- 定価:19,400円
約18,000円「レグザ」(2023年モデル)
「レグザ」最大の特徴はアルミボディ×「ZAION V」ローターで高剛性かつ軽量であること。
さらに「エアドライブデザイン」も採用され、リールに求められる機能全般もハイレベル。
そしてこれで2万円を切るという、2023年時点ではコスパ最強リールでは。
特徴
- ボディ:アルミ
- ローター:ZAION V
- ギア:タフデジギア
- ドラグ:ATD TYPE-L(5000番以上はタフ仕様)
- ツイストバスターⅡ
- エアドライブデザイン
- エアドライブローター
- エアドライブベール
- エアドライブスプール
- エアドライブシャフト
- マグシールド(ボディ)
※オレンジとブルーマーカーは「BG SW」からの変更点
「レグザ」は上述の「BG SW」と同じく金属(アルミ)ボディかつ、ローターは高剛性で軽量な新カーボン素材「ZAION V」採用。
リール全体の軽量化はもちろん、巻き出しの軽さや操作性、感度アップなどいいことづくし。
「レガリス」でも採用されていた、初動から滑らかに作動する「ATD TYPE-L」も採用。
さらに5000番以上にはカーボン素材のワッシャーで耐久性にも優れたタフ仕様になっています。
LSJにオススメモデル
品名 | ギア比 | 1回転巻取長 | 自重 |
LT4000-C | 5.2 | 82cm | 255g |
LT4000-CXH | 6.2 | 99cm | 255g |
LT5000-C | 5.2 | 87cm | 280g |
LT5000-CXH | 6.2 | 105cm | 280g |
「レグザ」は4000と5000サイズそれぞれ2種ずつのラインアップ。
LSJにオススメはラウンド型Lサイズハンドルでハイギア、さらにカーボンワッシャー搭載でタフ仕様ドラグの「LT5000-CXH」。
- ギア比:6.2
- 1回転巻取長:105cm
- 自重:280g
- 最大ドラグ力:12kg
- 糸巻量(PE):2.0号-300m
- ボールベアリング:5個
- 定価:25,100円
約18,000円「ブラスト LT」(2018年モデル)
「ブラストLT」はショアジギやライトジギング用で剛性に優れたアルミボディが売りではありますが、ローターは旧型の「DS4」。
他にも「エアドライブデザイン」非採用など、ほぼ同価格の「レグザ」と比較すると性能的にはランクダウン。
2018年発売と年月経っているため、そろそろモデルチェンジでしょうか。
特徴
- ボディ:アルミ
- ローター:DS4
- ギア:マシンカットタフデジギア
- ドラグ:ATD
- ツイストバスターⅡ
- エアローター
- エアベール
- マグシールド(ボディ)
※オレンジとブルーマーカーは「レグザ」からの変更点
LSJにオススメモデル
品名 | ギア比 | 1回転巻取長 | 自重 |
LT4000-CH | 5.6 | 89cm | 270g |
LT4000-CXH | 6.2 | 99cm | 270g |
LT5000D-CXH | 6.2 | 105cm | 285g |
「ブラスト」の4000-5000サイズは上記3種のラインアップ。
モデル古くあえて選択する理由は少ないかもしれませんが、LSJにもっともオススメなのはLサイズハンドルノブ採用の「LT5000D-CXH」。
- ギア比:6.2
- 1回転巻取長:105cm
- 自重:285g
- 最大ドラグ力:12kg
- 糸巻量(PE):2.5号-300m,3号-210m
- ボールベアリング:6個
- 定価:28,500円
約24,000円「カルディアSW」(2022年モデル)
「カルディアSW」はフルメタル「モノコックボディ」で高剛性、高強度、回転の強さと軽さが最大の特徴。
しかし個人的には何より、デザインが好き。かっこいい。
特徴
- ボディ:アルミ
- ローター:DS5
- ギア:タフデジギア
- ドラグ:ATD(タフ)
- ツイストバスターⅡ
- エアローター
- エアベール
- マグシールド(ボディ)
- モノコックボディ
※オレンジとブルーマーカーは「ブラストLT」からの変更点
「カルディアSW」より上位モデルでは共通して、ボディとボディカバーが一体化された「モノコックボディ」を採用。
ドライブギアのサイズ、ギアの支持精度、ボディの剛性、気密性などが高まり、強度、剛性、耐久性、回転性能アップにつながっています。
特に回転時の負荷が大きいショアジギにおいては、ギアの大径化によて巻きが強く、軽くなるのがもっとも大きなポイント!
LSJにオススメモデル
「カルディアSW」の4000-5000サイズは4種。
ちなみに「4000-CXH」と「4000D-CXH」は糸巻量の違いだけで、「5000-CXH」と「5000D-CXH」はハンドルノブのサイズと糸巻量の違い。
個人的にオススメはLサイズハンドルで1回転の巻取長の長い「5000D-CXH」。
- ギア比:6.2
- 1回転巻取長:105cm
- 自重:295g
- 最大ドラグ力:12kg
- 糸巻量(PE):2.0号-350m,2.5号-300m
- ボールベアリング:6個
- 定価:33,300円
約28,000円「ルビアス」(2020年モデル)
「ZAION」製モノコックボディでとにかく軽い!
ライトショアジギングの中でも軽量ジグがメインなど、究極にライトなショアジギングをしたい!という方にオススメ。
特徴
- ボディ:ZAION
- ローター:ZAION
- ギア:タフデジギア
- ドラグ:ATD
- ツイストバスターⅡ
- エアローター
- エアベール
- マグシールド(ボディ)
- モノコックボディ
- シーリング付きラインローラーBB
※オレンジとブルーマーカーは「カルディアSW」からの変更点
「ルビアス」は4000サイズで自重215gとダイワスピニングリールの中でもトップクラスの軽さ。
それを実現しているのはボディ、ローターに採用されている新世代カーボン樹脂素材「ZAION」。
とにかく軽い、金属じゃないので錆びない、そして金属並みに高強度、の3拍子揃った素材なのであります。
とはいえやっぱり強度、剛性は金属には劣る
上記のように「ルビアス」は軽量性が特徴で、最大4000サイズまでと小型サイズメインのラインアップとなっています。
さらにハンドルもショアジギ向けの大型ラウンドノブではなく、T字型のみ。
使うジグは30g以内で大型魚がヒットする可能性は少ない、などライトショアジギングの中でも究極にライトな状況であれば問題ないと思われますが、ジグウェイトや潮流、魚のサイズが大きいなど負荷が大きい状況では少し苦しいかも。
LSJにオススメモデル
品名 | ギア比 | 1回転巻取長 | 自重 |
LT4000-C | 5.2 | 82cm | 215g |
LT4000-CXH | 6.2 | 99cm | 215g |
「ルビアス」は小型サイズのラインアップがメインで最も大きいモデルで4000サイズが2種。
LSJに使うなら、よりハイギアな「LT4000-CXH」がオススメですが、PE1.5号-200mがMAX。
それ以上巻くなら他の機種がいいかもしれませんね
- ギア比:6.2
- 1回転巻取長:99cm
- 自重:215g
- 最大ドラグ力:10kg
- 糸巻量(PE):1.5号-200m,2.0号-170m
- ボールベアリング:9個
- 定価:46,300円
約50,000円「セルテート」(2024年モデル)
「ルビアス」より金額大幅アップですが、強度、剛性、耐久性、ギアパワーなどいろんな面で強力に。
その分自重も重くなってしまってますが、LSJでガンガン負荷をかけて釣りしても安心感がありますね。
※ちなみにジギング向けモデル「セルテートSW」もありますが、LSJにはオーバースペックのため非掲載
特徴
- ボディ:アルミ
- ローター:ZAION
- ギア:マシンカットタフデジギア(特殊表面処理)
- ドラグ:ATD TYPE-L
- ツイストバスターⅢ
- エアドライブデザイン
- エアドライブローター
- エアドライブベール
- エアドライブスプール
- エアドライブシャフト
- マグシールド(ボディ+ラインローラー)
- モノコックボディ
- ラインローラーBB
※オレンジマーカーは「ルビアス」からの変更点
「ルビアス」がボディもローターも高強度かつ軽量な「ZAION」製だったのに対して「セルテート」はボディがアルミ製に。
これでさらに強度、剛性がアップ。
しかし自重もアップ。
※同じ4000サイズで約20gのアップ
超精密な設計技術「アルミマシンカットデジギア」を採用し、軽い力でも力強く、かつ滑らかな回転性能を誇ります。
LSJとはいえアクション、ファイト共に割と負荷が大きい釣りですから、軽い力でも強く巻けるのは大きなメリットですね
防水技術「マグシールド」がラインローラー部にも追加されました。
これまではボディ部だけでしたが、常にラインを通じて海水を浴び、異音の発生もしやすいラインローラー部に採用されることでトラブル減少が見込めるはず。
「エアリティ」と「イグジスト」では「ツイストバスターⅢ」を採用。
これまでの「ツイストバスターⅡ」より進化し、ラインローラーに新たな溝を設けることでライントラブルが減少するでしょう。
LSJにオススメモデル
品名 | ギア比 | 1回転巻取長 | 自重 |
LT4000-C | 5.2 | 82cm | 235g |
LT4000-CXH | 6.2 | 99cm | 235g |
LT5000D-CXH | 6.2 | 105cm | 245g |
LT5000D | 5.2 | 87cm | 290g |
LT5000D-XH | 6.2 | 105cm | 290g |
「セルテート」の4000-5000サイズは4000が2種、5000が3種の5機種。
中でもLSJに使うならラウンド型でLサイズハンドルかつハイギアな「LT5000D-XH」がオススメ。
ちなみに「LT5000D-CXH」と「LT5000D-XH」は上記仕様では同じに見えるが、違いはドライブギアのサイズやハンドル長さの違い。
「LT5000D-CXH」の方が自重は重くなるが、ハンドルが長くドライブギアが大型でパワーがあるモデル。
- ギア比:6.2
- 1回転巻取長:105cm
- 自重:290g
- 最大ドラグ力:12kg
- 糸巻量(PE):2.5号-300m
- ボールベアリング:10個
- 定価:61,600円
約52,000円「エアリティ」(2023年モデル)
ダイワ最軽量スピニングリールでありながら、マグネシウムボディで高強度。
他にも「エアドライブデザイン」など最新技術盛りだくさん。
高額ではありますが性能的には間違いなし!
特徴
- ボディ:マグネシウム
- ローター:ZAION
- ギア:マシンカットタフデジギア(特殊表面処理)
- ドラグ:ATD TYPE-L
- ツイストバスターⅢ
- エアドライブデザイン
- エアドライブローター
- エアドライブベール
- エアドライブスプール
- エアドライブシャフト
- マグシールド(ボディ+ラインローラー)
- モノコックボディ
- ラインローラーBB
※オレンジマーカーは「セルテート」からの変更点
「エアリティ」の特徴は何よりまず、ダイワ最軽量であるということ。
その軽さ、5000サイズでなんと205g!!
ちなみにシマノの最軽量はヴァンキッシュ
※4000サイズで同じく205g
「エアリティ」は軽いだけではなく、ボディはマグネシウム素材で高強度。
ちなみに同じ金属のアルミより高強度、らしい
LSJにオススメモデル
品名 | ギア比 | 1回転巻取長 | 自重 |
LT4000-XH | 6.2 | 99cm | 200g |
LT5000D-CXH | 6.2 | 105cm | 205g |
「エアリティ」はやはりその軽量性を活かした小型のモデルが多く、4000と5000はそれぞれ1機種ずつのみ。
ライトショアジギングに使うならラウンド型ハンドルノブの「LT5000D-CXH」がオススメ。
- ギア比:6.2
- 1回転巻取長:105cm
- 自重:205g
- 最大ドラグ力:10kg
- 糸巻量(PE):2.5号-300m
- ボールベアリング:11個
- 定価:68,000円
約85,000円〜「イグジスト」(2022年モデル)
ダイワ最強のスピニングリール。以上。
特徴
- ボディ:マグネシウム
- ローター:ZAION
- ギア:マシンカットタフデジギア(特殊表面処理)
- ドラグ:ATD TYPE-L
- ツイストバスターⅢ
- エアドライブデザイン
- エアドライブローター
- エアドライブベール
- エアドライブスプール
- エアドライブシャフト
- マグシールド(ボディ+ラインローラー)
- マグシールドボールベアリング
- モノコックボディ
- ラインローラーBB
※オレンジマーカーは「エアリティ」からの変更点
「イグジスト」といえばダイワのフラッグシップモデルで、ジギング用の「ソルティガ」と並んで最強のリール。
仕様的には「エアリティ」の登場により若干影は薄れてしまいましたが、誰がなんと言おうとダイワ最強は「イグジスト」なのです。
LSJにオススメモデル
品名 | ギア比 | 1回転巻取長 | 自重 |
LT4000 | 5.2 | 82cm | 205g |
LT4000-XH | 6.2 | 99cm | 205g |
LT5000-C | 5.2 | 87cm | 220g |
LT5000-CXH | 6.2 | 105cm | 220g |
「イグジスト」の4000と5000サイズは上記4種。
中でもLSJに使うならアルミラウンドノブ採用でハイギアの「LT5000-CXH」がオススメ。
- ギア比:6.2
- 1回転巻取長:105cm
- 自重:220g
- 最大ドラグ力:10kg
- 糸巻量(PE):2.0号-300m
- ボールベアリング:12個
- 定価:110,000円
まとめとコスパ優秀ベスト3
以上、ダイワのライトショアジギングに使えるスピニングリール12選でした。
高くなるほど軽くて強くなるのは分かったけど、結局どれがオススメ?
自分が欲しい!カッコいい!って思うリールを買うのが一番だけど、新しいモデルの方がコスパは良いですよね。
ということで最後にコスパ優秀リール、ベスト3作ってみました。
3位「エアリティ」
第3位は「エアリティ」。
5万円オーバーとなかなか簡単に手が出せるグレードではないですが、その性能は金額以上。
私も手が出ません…
というのも2023年に発売された「エアリティ」の性能はダイワのフラッグシップモデル「イグジスト」(2022年発売)と大きく変わらないのです。
「イグジスト」(8万円オーバー!!)並みの性能が5万円ほどで買えるなら、コスパは良いでしょう!ということで第3位でした。
2位「レガリス」
第2位は「レガリス」。
こちらも2023年最新で、「イグジスト」「エアリティ」から採用され始めた「エアドライブデザイン」モデル。
さらにボディとローターは高強度、軽量な「ZAION V」素材。
これで約10,000円って、ヤバくないですか?
1位「レグザ」
個人的コスパ最強リールは「レグザ」!
こちらも2023年最新モデルで「エアドライブデザイン」を採用。
そして「レグザ」がコスパ最強の最大の理由は、アルミボディ×「ZAION V」ローター、「ATD TYPE-L」タフ仕様ドラグ、そしてマグシールドも採用ということでライトショアジギングにおいて重要な剛性、耐久性が高いから。
言い過ぎかもですが、数年前ならフラッグシップモデル並みの性能!
これで約20,000円。安すぎ。
以上、ダイワのLSJに使えるスピニングリール12選とコスパ優秀ベスト3でした。
みなさんのLSJリール選びの参考になれば幸いです!