シマノのライトショアジギングに使えるリール徹底比較!コスパ最強も選んでみた
- シマノのLSJに使えるスピニングリールとは
- 約6,500円「セドナ」(2023年発売)
- 約8,000円「サハラ」(2022年発売)
- 約10,000円「ナスキー」(2021年発売)
- 約12,000円「スフェロスSW」(2019年発売)
- 約12,000円「ミラベル」(2022年発売)
- 約15,000円「アルテグラ」(2021年発売)
- 約21,000円「ストラディック」(2023年発売)
- 約23,000円「ストラディックSW」(2020年発売)
- 「ストラディックSW」の特徴
- 約24,000円「ヴァンフォード」(2020年発売)
- 約45,000円「ツインパワー」(2024年発売)
- 約40,000円「ツインパワーXD」(2021年発売)
- 約50,000円「ヴァンキッシュ」(2023年発売)
- 約70,000円「ステラ」(2022年発売)
- コスパ優秀ベスト3
- まとめ
シマノのLSJに使えるスピニングリールとは
ライトショアジギングはじめてみたいんだけど、リールはどれがいいの?
値段もピンキリあるけど、どう違うの?
シマノにはライトショアジギング(通称「LSJ」)に使えるスピニングリールのラインアップ、たくさんあります。
そのほとんどがLSJに使える!とうたわれていますが、実際は発売年が古いとか、コスパがイマイチ…なんてモデルもあったり。
せっかく買うならコスパが良いリールを買って、長年大事に使いたい!
ということでシマノのLSJに使えるリールを価格順に並べ、仕様を比較してみました!
最後にまいぼ的コスパ優秀ランキングベスト3も作ってみたので、ぜひご覧ください♩
自分が求めているスペックと価格のリールに出会えるといいですね!
選定基準は?
と本文に入る前に、「LSJ」と一口に言っても定義は人それぞれ。
ということで本記事のオススメしているモデルは以下のような基準で選定しております。
- 使用するジグは30-40gがメイン
- 自重300gぐらい以下
- 最大ドラグ10kgほど
- ハンドルはデカいが正義
- 4000番以上
- できるだけハイギア
約6,500円「セドナ」(2023年発売)
本記事では最安のライトショアジギングに使えるリール。
安いだけあって性能もそれなり。
「セドナ」の特徴
約6,000円と本記事では最安のシマノのLSJに使えるリール。
上位モデルでも採用されている「HAGANEギア」や「サイレントドライブ」を採用し、静かで滑らかな回転ができます。
最安!とはいえシマノ製という安心感がありますね
最低限の回転性能はあり。とはいえやはり最安モデル、そこまで性能的に期待はできません。
上位モデルと比べると、樹脂素材であることや防水技術が使われていない、などの理由から剛性や耐久性には不安。
LSJはライトとはいえリールに大きな負荷がかかる釣りですから、もう少し上位モデルを選んだ方が長い目で見るとお買い得かも。
LSJにオススメモデル
「セドナ」の4000番以上のモデルは上記3種類。
この中からLSJにオススメなのは最も大きいサイズで、丸型のハンドルノブを採用している「C5000XG」。
- ギア比:6.2
- 最大ドラグ力:11kg
- 自重:310g
- 糸巻量(PE):1.5号-400m,2号-300m,3号-200m
- 最大巻上長(ハンドル1回転):105cm
- ハンドル長さ:55cm
- ベアリング数:3個
- 本体価格:OPEN
約8,000円「サハラ」(2022年発売)
「セドナ」に「X-SHIP」が追加されたのが「サハラ」。
回転が軽くなり疲れにくい。
「サハラ」の特徴
「セドナ」から千円少々のアップで「X-SHIP」が追加されたのが「サハラ」。
ギアの大径化や配置の最適化により、強い負荷がかかった時にも軽く回転することができます。
軽く回転できるということはつまり疲れにくいということ。
1日通してガンガンしゃくってると、回転の軽さで疲労感は全然違う!
ギアは強くなりましたが、防水性能や回転性能を上げる技術は非採用でやはり値段相当。
負荷が大きいLSJをガンガンするには、予算をもう少し頑張りたいところ。
LSJにオススメモデル
「サハラ」も4000番以上のラインアップは4000番2種と5000番1種。
この中からライトショアジギングにオススメはラウンド型のハンドルノブを採用している「C5000XG」でしょう。
- ギア比:6.2
- 最大ドラグ力:11kg
- 自重:305g
- 糸巻量(PE):1.5号-400m,2号-300m,3号-200m
- 最大巻上長(ハンドル1回転):105cm
- ハンドル長さ:55cm
- ベアリング数:4個
- 本体価格:10,900円
約10,000円「ナスキー」(2021年発売)
「ナスキー」から防水構造が採用。
LSJで長く使うなら最低限「ナスキー」以上がオススメ。
「サハラ」と比較してもそこまで金額差も大きくないですし。
「ナスキー」の特徴
約10,000円の「ナスキー」から、ボディ部には「コアプロテクト」、ドラグ部には「ウォータープルーフドラグ」の防水技術が採用されました。
ボディやドラグ内部への海水の侵入を防ぐことで、サビや腐食を防ぎ耐久性がアップ。
LSJにオススメモデル
「ナスキー」の4000番以上のラインアップは4000番が2種、5000番が1種の計3種。
この中からLSJにオススメは大型のラウンドノブ採用の「C5000XG」。
- ギア比:6.2
- 最大ドラグ力:11kg
- 自重:305g
- 糸巻量(PE):1.5号-400m,2号-300m,3号-200m
- 最大巻上長(ハンドル1回転):105cm
- ハンドル長さ:55cm
- ベアリング数:5個
- 本体価格:15,000円
約12,000円「スフェロスSW」(2019年発売)
「スフェロスSW」はその名の通り高強度なSW(ソルトウォーター)モデル。
LSJでガンガン巻いて大物とファイト!も安心。
ちなみに本記事で紹介しているのは4000番以下の2019年モデルで、5000番以上になると全然仕様が違うのでご注意を。
「スフェロスSW」の特徴
「スフェロスSW」最大の特徴はアルミボディを採用し強度が高いこと。
大型魚とのやり取りや潮流の速い中でのジグアクションなど、リールに大きな負荷がかかる状況でもボディの歪みを抑え力強く回転できます。
耐摩耗性や耐熱性に優れた「カーボンクロスワッシャー」採用。
不意の大物がヒットした際、猛烈にドラグが走っても焼き付きにくくしっかり作動します。
とはいえ50kgオーバーのマグロとかがヒットしたらどうしようもないけどねw
特殊防錆処理がされたベアリング「S A-RB」も採用。
ベアリング内部の錆も防ぐことで耐久性がアップしています。
滑らかで静かに巻ける「サイレントドライブ」は非採用。
「スフェロスSW」は静かさより、ガンガン強く巻ける!が売りですね
LSJにオススメモデル
「スフェロスSW」は3000番1種と4000番2種の計3種のラインアップで、ライトショアジギングに使いやすいのは4000番。
ハイギアかエクストラハイギアは好みで選択ですが、個人的にはエクストラハイギアの「4000XG」がオススメ。
- ギア比:6.2
- 最大ドラグ力:11kg
- 自重:280g
- 糸巻量(PE):1.5号-490m,1.5号-320m,2号-240m
- 最大巻上長(ハンドル1回転):99cm
- ハンドル長さ:55cm
- ベアリング数:3個
- 本体価格:17,200円
約12,000円「ミラベル」(2022年発売)
「CI4+」ボディで軽量かつ最低限以上の強度!
初心者の人もやりこんでる人も満足なコスパ優秀モデル!
「ミラベル」の特徴
「ミラベル」最大の特徴は、軽量かつ剛性の高いカーボン素材「CI4+」をボディとローターに採用していること。
これにより5000サイズでも自重270gと大幅に軽量化。
強度的には金属製と比べると弱いのは仕方ないですが、軽量ジグでそこまで大型魚を狙わないLSJであれば必要最低限以上では。
1万円台前半で最低限以上の強度と300gを切る軽量性でコスパ優秀!
LSJにオススメモデル
「ミラベル」の4000番以上のラインアップは、4000番が2種と5000番が1種。
この中からライトショアジギングにオススメは最も大型でハンドルノブがラウンドタイプの「C5000XG」。
- ギア比:6.2
- 最大ドラグ力:11kg
- 自重:270g
- 糸巻量(PE):1.5号-400m,2号-300m,3号-200m
- 最大巻上長(ハンドル1回転):105cm
- ハンドル長さ:55cm
- ベアリング数:5個
- 本体価格:18,700円
約15,000円「アルテグラ」(2021年発売)
「ミラベル」よりローター素材はグレードダウン、自重も少し重くなってしまいますが、何より目玉は「マイクロモジュールギアⅡ」。
軽さより回転性能が重要!という方にはコスパ最強かも。
「アルテグラ」の特徴
これまでにも回転性能をアップさせる「X-SHIP」や「サイレントドライブ」といった技術は使われていましたが、「アルテグラ」以降ではさらにグレードアップした「マイクロモジュールギアⅡ」も採用。
最新技術を用いたギアにより音鳴りの抑制や回転をより滑らかに。
「マイクロモジュールギアⅡ」有りと無しでは全然違う。
回せば分かるので、ぜひお店で現物をクルクルしてみて!!
これまでの防水機構「コアプロテクト」から「Xプロテクト」に進化。
より複雑な構造とすることで水の内部への侵入を防ぎ、かつ回転の軽さも損なわない構造になっています。
従来のベールは継ぎ目がありましたが、「ワンピースベール」はその名の通り一体成型で継ぎ目無し。
キャスト時に継ぎ目にラインが擦れて痛むとか、引っかかるといったトラブルの減少が見込まれます。
地味ながら、1日に何百回とキャストするかもしれないLSJではありがたい技術
ラインが減るほどスプール1周あたりの糸は短くなり、巻きグセが強くなったり飛距離がダウンする原因となります。
糸巻部の幅が長い「ロングストロークスプール」ではそれを抑制し、飛距離がアップしやすくなるでしょう。
LSJにオススメモデル
「アルテグラ」の4000番以上のラインアップは上記の3種。
LSJにオススメは大型ハンドルノブでアクションしやすい「C5000XG」。
- ギア比:6.2
- 最大ドラグ力:11kg
- 自重:285g
- 糸巻量(PE):1.5号-400m,2号-300m,3号-200m
- 最大巻上長(ハンドル1回転):101cm
- ハンドル長さ:55cm
- ベアリング数:5個
- 本体価格:21,900円
約21,000円「ストラディック」(2023年発売)
2023年にモデルチェンジし「ステラ」など最上位モデルに搭載されている「インフィニティクロス」など最新技術盛りだくさん。
アルミボディで剛性も確保しながら約2万円とコスパお化けな1台。
「ストラディック」の特徴
「ストラディック」最大の特徴は、上記「スフェロスSW」と同じく金属(アルミ)製のボディを採用し、高強度、高剛性であること。
大型青物とのファイトはもちろん潮流の早いポイントでジグをガンガン巻くなど、リールに大きく負荷がかかる場面でも安心。
歪みやブレを抑制→回転の力を忠実に伝えやすい、ということで回転性能にも好影響
2022年モデル「ステラ」から採用され始めた最新技術、インフィニティシリーズ。
「23ヴァンキッシュ」にも採用されましたが、まず「インフィニティクロス」は最新設計のギアシステムのこと。
ギア同士が噛み合う設置面積が広がり負荷を分散→一部分に集中的にダメージを受けないような設計になっています。
インフィニティシリーズ2つ目は「インフィニティドライブ」。
これまで採用されていた「X-SHIP」の進化形とも言える技術で、リールのメインシャフトを支える構造や表面処理を最新設計しなおし、回転抵抗の減少やトルクアップ。
さらに回転性能アップに。
ラインローラー下部にフィン(羽、的な)を設置することでラインのたるみを抑制。
ラインがよれたまま巻きつけ→キャスト時に絡まる!などライントラブルの減少が期待できます。
従来のドラグワッシャに最新の繊維素材を織り込んだ「デュラクロス」も採用。
シマノ社比によると、これまでの素材に比べ約10倍の耐摩耗性とのこと。
LSJにオススメモデル
品番 | ギア比 | 最大巻上 | 最大ドラグ | 自重 |
4000 | 5.3 | 87cm | 11kg | 275g |
4000MHG | 5.7 | 93cm | 11kg | 275g |
4000XG | 6.2 | 101cm | 11kg | 275g |
C5000XG | 6.2 | 101cm | 11kg | 290g |
「ストラディック」の4000番以上のラインアップは、4000番が3種と5000番1種の計4種。
ライトショアジギングにオススメはラウンド型のハンドルノブ搭載でしゃくりやすい「C5000XG」一択!
- ギア比:6.2
- 最大ドラグ力:11kg
- 自重:290g
- 糸巻量(PE):1.5号-400m,2号-300m,3号-200m
- 最大巻上長(ハンドル1回転):101cm
- ハンドル長さ:57cm
- ベアリング数:6個
- 本体価格:31,000円
約23,000円「ストラディックSW」(2020年発売)
「ストラディック」のSWモデル。
頑丈でパワフル、が売りのSWモデルですが、LSJで使う4000番ではあまり恩恵なし。
詳細はこの後ご説明です。
「ストラディックSW」の特徴
上記「ストラディック」と比較すると使われている技術的にはグレードダウン。
というのも「ストラディックSW」は4000番〜14000番までのラインアップがあるのですが、パワフルなギアシステム「インフィニティドライブ」や強力な防水構造「Xシールド」などは5000番以上のみに搭載で、今回オススメに挙げている4000番では非搭載。
30〜40gジグがメインのLSJ用としては、SWモデルではない上記「ストラディック」の方がオススメ
LSJにオススメモデル
「ストラディックSW」は4000番〜14000番までのラインアップで、LSJから本格的なショアジギングまでをカバーするラインアップ。
5000番になると自重430gと一気に重くなるため、ライトショアジギングには少しオーバーかも。
ということでLSJにオススメは4000番の上記2機種。
- ギア比:5.8
- 最大ドラグ力:11kg
- 自重:300g
- 糸巻量(PE):1号-490m,1.5号-320m,2号-240m
- 最大巻上長(ハンドル1回転):95cm
- ハンドル長さ:57cm
- ベアリング数:6個
- 本体価格:34,800円
- ギア比:6.2
- 最大ドラグ力:11kg
- 自重:300g
- 糸巻量(PE):1号-490m,1.5号-320m,2号-240m
- 最大巻上長(ハンドル1回転):101cm
- ハンドル長さ:57cm
- ベアリング数:6個
- 本体価格:34,800円
約24,000円「ヴァンフォード」(2020年発売)
「ストラディック」はアルミボディで高強度!に対し「ヴァンフォード」は「CI4+」で超軽量!が売り。
ちなみに5000サイズで220gは「ヴァンキッシュ」と並んでシマノ最軽量。
「ヴァンフォード」の特徴
「ヴァンフォード」はボディとローターに軽量かつ高剛性なカーボン樹脂素材「CI4+」採用。
5000サイズで自重220gは「ヴァンキッシュ」(5万円オーバー)と同じでシマノ最軽量リール。
下位モデルの「ミラベル」も同じく「CI4+」ボディ、ローターですが、「ヴァンフォード」は「マイクロモジュールギアⅡ」「Xプロテクト」などもしっかり採用されてて回転性能や防水性能もバッチリ。
とにかく軽量が売りの「ヴァンフォード」。
ただし重いジグ使うとか、大型青物とのファイトには剛性的に不安が残るので、ライトの中でも特にライトなショアジギングにオススメ。
LSJにオススメモデル
品番 | ギア比 | 最大巻上 | 最大ドラグ | 自重 |
4000 | 5.3 | 87cm | 11kg | 215g |
4000MHG | 5.8 | 95cm | 11kg | 220g |
4000XG | 6.2 | 101cm | 11kg | 215g |
C5000XG | 6.2 | 101cm | 11kg | 220g |
「ヴァンフォード」の4000番以上のラインアップは4000番が3機種、5000番が1機種の計4機種。
中でもLSJにオススメは大型のラウンドハンドルノブ採用の「C5000XG」。
- ギア比:6.2
- 最大ドラグ力:11kg
- 自重:220g
- 糸巻量(PE):1.5号-400m,2号-300m,3号-200m
- 最大巻上長(ハンドル1回転):101cm
- ハンドル長さ:57cm
- ベアリング数:7個
- 本体価格:36,900円
約45,000円「ツインパワー」(2024年発売)
「ツインパワー」といえばとにかく強い!が売り。
ボディもローターもアルミ製でとにかく高強度、高剛性。
「ヴァンフォード」から価格も大幅アップですが、長年使いたい方にオススメ。
「ツインパワー」の特徴
「ツインパワー」はボディもローターも金属(アルミ)製で高強度、高剛性。
つまり、とにかく強いということ。
ライトとはいえガンガンしゃくるショアジギでは安心感が段違い!
「インフィニティテクノロジー」はもちろん、スプールが上下動する速度を低速化する技術「インフィニティループ」も追加で採用。
低速化することでラインが「超」密巻きになり、キャスティング時の放出抵抗の軽減=飛距離アップや、ジグのフォール時などの感度アップにつながります。
要は負荷がかかっても強く軽く巻けるってことですな
スプールを2点で支える構造「リジッドサポートドラグ」や滑り出しから滑らかかつ高耐久の「カーボンドラグワッシャ」などによりドラグ性能も強くて安定感あり。
地面にリールを置いた時などに傷つきやすいスプールリング。
「ツインパワー」ではステンレス製のスプールリングにバリアコート加工で傷がつきにくい仕様。
LSJにオススメモデル
品番 | ギア比 | 最大巻上 | 最大ドラグ | 自重 |
4000M | 5.3 | 87cm | 11kg | 260g |
4000PG | 4.4 | 72cm | 11kg | 265g |
4000MHG | 5.7 | 93cm | 11kg | 260g |
4000XG | 6.2 | 101cm | 11kg | 260g |
C5000XG | 6.2 | 101cm | 11kg | 265g |
「ツインパワー」の4000番以上のラインアップは上記5種。
この中からショアジギしやすいラウンド型のハンドルノブが採用されているのは「4000PG」と「C5000XG」。
LSJにオススメはエクストラハイギアでしゃくりやすい「C5000XG」でしょうか。
- ギア比:6.2
- 最大ドラグ力:11kg
- 自重:265g
- 糸巻量(PE):1.5号-400m,2号-300m,3号-200m
- 最大巻上長(ハンドル1回転):101cm
- ハンドル長さ:57cm
- ベアリング数:9個
- 本体価格:56,000円
約40,000円「ツインパワーXD」(2021年発売)
名前こそ上述の「ツインパワー」シリーズだけど、「XD」はCI4+素材のマグナムライトローターで強度や剛性と軽量性を両立。
でも価格差を考えると新型の「ツインパワー」の方がコスパはよさそう。
「ツインパワーXD」の特徴
上記「ツインパワー」がボディもローターもアルミ製であるのに対し「ツインパワーXD」はボディがアルミ、ローターはCI4+。
左右非対称で軽量な「マグナムライトローター」を採用し、軽量性と強度や剛性を高い次元で両立しています。
やはり強度や剛性だけで見ると金属製の「ツインパワー」が有利
LSJにオススメモデル
品番 | ギア比 | 最大巻上 | 最大ドラグ | 自重 |
4000PG | 4.4 | 72cm | 11kg | 245g |
4000HG | 5.8 | 95cm | 11kg | 245g |
4000XG | 6.2 | 101cm | 11kg | 245g |
C5000XG | 6.2 | 101cm | 11kg | 245g |
「ツインパワーXD」の4000番以上のラインアップは4000番が3種と5000番が1種。
全てのモデルがラウンドハンドルノブ搭載ですが、LSJにオススメは糸巻量が必要以上に多くない「4000XG」でしょうか。
- ギア比:6.2
- 最大ドラグ力:11kg
- 自重:245g
- 糸巻量(PE):1号-490m,1.5号-320m,2号-240m
- 最大巻上長(ハンドル1回転):101cm
- ハンドル長さ:57cm
- ベアリング数:10個
- 本体価格:54,000円
約50,000円「ヴァンキッシュ」(2023年発売)
シマノ最軽量。
軽いだけじゃなく、強度、剛性、回転性能、ドラグ性能…など全てにおいて超ハイレベルなリール。
金額もハイレベルですが。
「ヴァンキッシュ」の特徴
「ヴァンキッシュ」は「ツインパワーXD」と同じくボディが金属、ローターはカーボン樹脂素材CI4+の「マグナムライトローター」を採用。
大きな違いはボディの素材で、「ツインパワーXD」がアルミ製に対し「ヴァンキッシュ」はマグネシウム製。
マグネシウムは実用的な金属の中ではもっとも軽い素材で、アルミの2/3の比重ながら剛性、強度はアルミより優れる、らしい。
ハイレベルな回転性能と耐久性をアップさせる「インフィニティドライブ」や「インフィニティクロス」、「インフィニティループ」などからなる「インフィニティテクノロジ」もちろん採用。
以上のように「ヴァンキッシュ」は最新技術が盛りだくさんで強度や剛性はもちろん、回転性能やドラグ性能、キャスト性能など全てにおいてハイレベル。
そしてなにより最も推しポイントとしては軽量性で、5000サイズで自重220gはシマノ最軽量!
とにかく軽量性が第一!でも強度や回転性能も必要!な方は「ヴァンキッシュ」一択。
高いけど…
LSJにオススメモデル
「ヴァンキッシュ」の4000番以上のモデルは上記3機種。
中でもライトショアジギングにオススメはラウンドノブ装備の「C5000XG」。
- ギア比:6.2
- 最大ドラグ力:11kg
- 自重:220g
- 糸巻量(PE):1.5号-400m,2号-300m,3号-200m
- 最大巻上長(ハンドル1回転):101cm
- ハンドル長さ:57cm
- ベアリング数:11個
- 本体価格:68,500円
約70,000円「ステラ」(2022年発売)
シマノ最強のリール、「軽くて強い」の究極形。
「ステラ」の特徴
ボディにマグネシウム、ローターはアルミという豪華な組み合わせで最強。
最新のインフィニティシリーズでギヤ構造やドラグ性能はもちろん、防水構造やラインローラーやスプールリングの表面処理など至るところまで最強。
そして5000サイズでも260gと軽量性も両立しており、最強。
とにかく「最強」。
値段も「最強」。
LSJにオススメモデル
品番 | ギア比 | 最大巻上 | 最大ドラグ | 自重 |
4000M | 5.3 | 87cm | 11kg | 260g |
4000MHG | 5.7 | 93cm | 11kg | 260g |
4000XG | 6.2 | 101cm | 11kg | 260g |
C5000XG | 6.2 | 101cm | 11kg | 260g |
シマノ最強「ステラ」の4000以上は上記4モデル。
この中からライトショアジギングにオススメはやはりラウンドノブ採用の「C5000XG」でしょう。
- ギア比:6.2
- 最大ドラグ力:11kg
- 自重:260g
- 糸巻量(PE):1.5号-400m,2号-300m,3号-200m
- 最大巻上長(ハンドル1回転):101cm
- ハンドル長さ:57cm
- ベアリング数:12個
- 本体価格:98,300円
コスパ優秀ベスト3
以上シマノのライトショアジギングに使えるスピニングリール13選でした。
いっぱいありすぎてよく分からない…結局どれがええの?
ということで最後に、マイボ!的コスパに優れるモデルベスト3を選んでみました!
コスパ優秀第3位 「ミラベル」
第3位はCI4+素材で軽量性が売りの「ミラベル」。
さらに「サイレントドライブ」や「コアプロテクト」など回転性能、防水性能も最低限の機能も持ち合わせておりながら1万円台前半という価格で第3位に選出。
コスパ優秀第2位 「アルテグラ」
「マイクロモジュールギアⅡ」で滑らかな回転性能や、「Xプロテクト」や「S A-RB」で内部もベアリングもしっかり防水。
さらに「ロングストロークスプール」や「ワンピースベール」など地味ながら役立つ機能も多数搭載されていてかつ最低限以上の軽量性と剛性、強度もあわせ持つ。
コスパ優秀第1位 「ストラディック」
コスパ優秀第1位は「ストラディック」。
アルミ製ボディで剛性、強度に優れるというのはライトショアジギングにおいては大きな武器。
さらに2023年モデルより新たに「インフィニティクロス」や「インフィニティドライブ」など「ステラ」譲りの最新技術も多数採用。
ガッツリLSJをやりこんでいる人、これからやりこみたい人、もちろん初心者の方でも長年しっかり使えて大変コスパ優秀だと思う。
価格は20,000円ほどで金属ボディに最上位モデル並みの高性能。
2023年時点では文句なしのコスパ最強でしょう!
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
大変長い内容でしたが、ライトショアジギング用リール選びの少しでも参考になれば幸いです。
ぜひ自分に合ったリールに出会って、LSJをより楽しみましょう♩