タイラバ(リール)

タイラバを電動リールで行う電動タイラバ!メリットとデメリット

タイラバを電動リールで行う電動タイラバ

タイラバとは、従来ベイトリール(両軸リール)を使用して手巻きで釣るもの、という考えが一般的でした。

しかし最近電動リールを使用した電動タイラバというものが出現。

一昔前は電動リールといえばゴツイガタイのリールをゴツイロッドにセットして太いラインを巻いて大物をゴリゴリ狙う!というイメージでしたが(実際にそうでしたが)、最近は軽くて細糸も巻けるような小型の電動リールも出てきています。

これにより、かなりライトなタックルを使用するタイラバも電動リールで行うことができるようになりました。

マイボ!
マイボ!
「電動リールは釣種専用のものは発売されていないけど、カラーリング、デザイン、仕様的にはほぼ電動タイラバ専用でしょ!っていうようなものも。」

とはいえやはり電動リールと言えば、「漁っぽい」「ゲーム性が損なわれる」「卑怯だ」みたいな古き悪きイメージがあります(僕は思ってました)。

ただ実際に使ってみるとそうではなく電動タイラバだからこその楽しみというのもあるし、ただ巻きが基本動作であるタイラバには電動リールの相性がよく釣果にもつながるということも。

ということでタイラバに電動リールを使用することのメリットとデメリットをまとめてみました。

電動タイラバの5つのメリット

まずはタイラバを電動リールで行うメリットを5つあげてみます。

完全等速巻きが可能

例えばシマノフォースマスターなど電動タイラバに使える一部の電動リールでは完全な等速巻きが可能です。

従来の電動リールだと、例えば真鯛がタイラバのスカートをついばんだり、潮流や船の揺れにより仕掛けに負荷が掛かった時に巻くスピードが若干変化してしまいます。

そんな時に完全等速巻き対応の電動リールであれば、負荷が掛かっても巻くスピードが変化しないよう自動で制御してくれます。

また水深によって糸巻量の変化により若干巻くスピードも変化してしまいますが、これも完全等速巻きができるよう自動で残りの糸巻量を計算して等速巻きしてくれる機種もあります。

これらの機能で完全な等速巻きが実現することによって、これまで手巻きリールで若干の巻き速度が変化することで見切られていた真鯛からのアタリが期待できます。

巻き、フォール速度の数値化でヒットパターンの再現性がアップ

手巻きリールだとヒットパターンを伝えるときに「中層を早巻で」とか「超スロー巻きで底付近」といった感覚的なものになるため、伝え方、受け取り方が人によって異なります

このようにヒットパターンを他人に伝えて、あるいはその巻き速度を目視して自分も同じように巻いてみようと思っても、実際には人により若干の巻き速度の違いが出てきてしまいます。

電動リールは現在仕掛けがある水深表示はもちろん、巻上速度やフォール速度(一部機種)も表示されます。

これにより、例えばフォールスピード20で着底後、巻上速度10で底から5mでヒットした、という情報があれば、船内の他の人もヒットパターンを再現できます

マイボ!
マイボ!
「メーカーやライン太さ、タイラバ形状なども考慮する必要はありますが…」

片手操作が可能

これも電動リールの機種によりますが、クラッチON/OFF、モーターON/OFFまですべてリールを握っている片手で操作が可能です。

特に操船しながらの釣りになることが多いマイボートオーナーにはありがたいことですね。

船団の中などちょっとした操船が必要な場面というのがあり、そんな時に手巻きだとその度仕掛けを回収する必要があったり、操船している間リールを巻く事ができません。

その度に釣れるチャンスを逃してしまい、釣果が落ちてしまいます。

片手操作が可能な電動リールだと、操船しながら巻上、フォールまでできるため釣れるチャンスを見逃すことなく釣りができます

これが一番のメリットかもしれません(笑)

とにかく楽

仕掛けの回収、スローな巻上、ヒット後のやり取り、すべて楽。

ゲーム性がない、漁みたい、といわれる所以ではありますが、実際に使うとホント楽。しつこけど、楽(笑)

特にタイラバは必ず底をとる釣りで、100mぐらいの深場を攻めることもありこれを手巻きでしてたら大変。

電動リールだと着底後反応のある水深まで一気に巻き上げることもできるし、仕掛けの回収も一気にできます

例えば底付近で何か違和感があった時「アタリだった?藻でもひっかけた?針がスカートなどに引っかかってる?」みたいに思いながらも、特に深場だとその都度回収するのがメンドくさい。

すると先ほどのもしかしたらタイラバに異変があるかもしれない、という心配を持ったまま疑心暗鬼での釣りになります。

こういう心配をもったままやってても釣れることって不思議とないんですよね。

そう思うなら回収しろよ!と思うけど、メンドくさいからもう少しだけやってみよう。っていう場面、タイラバしてる人ならきっと分かるはず?(笑)

マイボ!
マイボ!
「1日中単調なタイラバしてると、反応が薄い渋い状況の時は集中力も落ちがちだし、疲れを感じやすい」

そんな時特に思う訳です。回収がメンドくさい(笑)

そのまま何か違和感あってもそのまま釣りしちゃう、で疑心暗鬼だから釣れない、という悪循環。

やっぱり釣り、特にルアーフィッシングは常に自信や信念を持ってしないとなかなか釣れません

そんな時、電動リールであればいくら疲れてても、集中力落ちてても、スイッチ一つで全速で回収できます

そして回収してチェックすることで仕掛けや道具に対して自信が確保され、釣果に繋がるでしょう!たぶん。

電動リールを他の釣りに流用しやすい

タイラバに使うリールは一般的にベイトリールの中でも小型のものです。

手巻きでも流用できなくはないですが、特にタイラバ用に多いローギヤだと深場になるとシンドく、浅場での小物釣りぐらいに限られます。

一方電動リールだとある程度深場でも使えます

そして小型リールとはいえある程度のパワーも持っており、小型青物やヒラメなどを対象としてノマセ釣りや深場でのタチウオなども対象にできます。

小型電動リールでもし大型魚と頻繁にやり取りするとモーターの寿命を縮めかねませんが、タイラバメインにたまにこういった小型魚対象に流用する程度であれば十分使えるでしょう。

電動タイラバのデメリット

重い

タイラバ向きの小型電動リールであれば400g前後の機種もあり、かなり軽くなってきたとはいえモーターがのっている分手巻きベイトリールと比べると重いです。

まあ、これは仕方ないですよね。

価格が高い

これもモーターがのってる故に仕方ないでしょうか。

タイラバに使えるもっとも安いであろう電動リールのシマノプレイズ400でも実売価格35,000円ほどします。

手巻きベイトリールだと、例えばシマノ炎月BBなら約1万円で買えます。

ゲーム性が損なわれる?

先ほどメリットとしてヒットパターンが再現できる、ということを説明しましたが、これは裏を返せばゲーム性が少なくなる、ということでもあります。

ゲーム性とは…

一定の基準やルールがある中で自分で意思決定し、それが結果や成果につながる性質のこと。

例えば、「狙いの魚はタイ、より大型サイズ、手巻きリールを使う」というルールの中で自分の感覚や経験をいかして、巻き速度や道具を変えるなどいろいろ試行錯誤した結果大型マダイが釣れた。

ルアーフィッシングしている人であれば特にこういった一連の「試行錯誤して釣る」という行為自体を楽しみとしている人も多いと思います。

マイボ!
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「もちろんエサ釣りも同様にゲーム性はあります」

ルールの中で考えと行動が状況に当てはまって釣れることに繋がる、というゲーム性が一番の楽しみですよね。

釣りの面白さというのは人それぞれだと思いますから、どんな釣り方でも釣れれば楽しい!魚を持って帰って食べるのが一番の楽しみ!という方もいらっしゃるとは思いますが。

電動リールを使うと釣れた人と同じ道具を使って、聞いた通りに数値を設定するだけですから、手巻きで自分の感覚で巻き速度を変えるなどの要素が減るためゲーム性は少なくなります。

電動リール独特のゲーム性(これはメリット)

と、電動リール使うまでは思っていましたが、実際に使ってみると電動リールならではのゲーム性もあることに気づきました。

結局通常のタイラバに電動リールを使う、というルールが足されるだけですから、手で巻くか、電動で巻くかの違いだけであって自分で巻上速度などの決定はできます。

先ほど言った他人が釣れた巻上速度を数値で確認したうえで、まったく同じようにマネするのではなく、じゃあもっとたくさん、もっと大型を釣るためにどうすればいいか?

タイラバの色を変えてみる、スカートを変えてみる、巻上速度に変化をつけてみる・・・などいろんな事が出来るわけです。

手巻きリールでは他人の巻き速度を完全コピーするのは難しいですが、電動リールであれば巻上速度をほぼ完全にコピーしたうえで、さらに釣れるようアレンジしてみる、という電動リールならではの楽しみもあるのではないでしょうか。

着底後即巻上開始が苦手

電動リールには着底後即巻上開始が苦手という弱点があって、タイラバにおいて着底後に巻上が遅れるとその一瞬で真鯛に見切られてしまいます。

着底後に両手を使って手巻きで巻上しそのままモーターONという流れに繋げれば可能ですが、電動巻上のみ、さらに片手だと着底後クラッチON→モーターONという動作の間どうしてもタイムラグができてしまうのです。

シマノフォースマスターなど一部機種では「モーター&クラッチ連動機能」によりモーターONのままフォールさせ、着底後クラッチONにすれば自動で巻上開始してくれる機能もあるので、タイムラグをかなり減らすことができるでしょう。

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またダイワ電動リールにはこの機能はなく、モーターONのままクラッチOFFするとモーター回りっぱなしでフォールします。

着底後クラッチONすると、モーターは回りっぱなしですから即巻上開始はできますが、モーターが摩耗し電動リールの寿命を短くしてしまいます。

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マイボ!
マイボ!
「リールのことを思うとあまり頻繁にはできない使い方ですが、ここぞ!という場面での最後の切り札的な感じですね。」

まとめ

以上タイラバを電動リールで行う電動タイラバのメリットとデメリットをまとめてみました。

ルアーフィッシングならではのゲーム性がなくなってしまう、また金額が高いとか重いとかデメリットもありますが、逆に電動ならではのゲーム性があったり、楽だったり、完全等速巻き可能などメリットもあります。

マイボートオーナーや深場でのタイラバをする方、また他の釣りにも使ってみたいと思う方は是非一度電動タイラバを試してみて下さい。

ダイワとシマノの電動タイラバできる電動リールもまとめてみましたので、リール選びの参考になれば幸いです!

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