シマノのライトゲームに使える電動リール「プレイズ」VS「フォースマスター」
シマノのライトゲーム用電動リールは「プレイズ」と「フォースマスター」
シマノの電動リールといえば「プレイズ」と「フォースマスター」。
どう違うの?
シマノの電動リールといえば「プレイズ」と「フォースマスター」。
「ビーストマスター」もあるけど、こちらは大型魚向けのため本記事では省略!
それぞれどのような性能で金額がいくらぐらいなのか?わかりやすくまとめてみました。
シマノ党のみなさんの電動リール選びの参考になれば幸いです!
約38,000円「プレイズ 600」(2019年発売)
「プレイズ 600」の特徴
実売価格約4万円弱と「プレイズ」シリーズ最安モデル、とはいえモーター性能などは最低限以上のもの。
「フォースマスター」シリーズと比べて操作性の悪さなどを除けば、ライトゲーム全般に十分使える電動リール。
「クイックリターンクラッチ」により片手でクラッチON/OFFはできるものの、JOGダイヤルやレバーなどは非搭載。
片手での操作は難しく、タチウオやアジ、ヒラメなどのエサ釣りには問題ないかもですが、タイラバやライトジギングなどのルアーゲームには使いにくそう。
チョイ巻きスイッチも非搭載で、完全に両手での操作必要
「プレイズ 600」のスペック
- ギア比:5.5
- 最大ドラグ力(kg):5.0
- 自重(g):470
- PE糸巻量(号-m):2-300、3-200、4-150
- ベアリング数 BB/ローラー:5/1
- 最大巻上速度(m/分):155
- 本体価格(円):57,200
約39,000円「プレイズ 800/1000」(2017年発売)
※「プレイズ800」と「プレイズ1000」の違いは糸巻量の違いだけで、その他性能や金額は同じ
「プレイズ 800/1000」の特徴
この「プレイズ800」からチョイ巻きスイッチが採用されているため片手での巻き上げ、クラッチ操作ができ、簡易的にですが片手操作可能なリールです。(ちょっと重いけど)
さらにシマノ巻上力49kgは「プレイズ3000」と同等レベルで、最大ドラグも10kgと「プレイズ600」にくらべ一気にパワーアップ。
エサ釣りからルアーゲームまで幅広く使えしかも約40,000円とコストパフォーマンスに優れたリールです。
はじめての船釣り用電動リールとして、またはサブ機に最適。
「プレイズ600」と同じく、やはり「タッチドライブ」や「ジョグレバー」などは搭載していません。
「プレイズ800」のスペック
- ギア比:5.1
- 最大ドラグ力(kg):10.0
- 自重(g):615
- PE糸巻量(号-m):3-300、4-250
- ベアリング数 S A-RB/BB/ローラー:6/2/1
- 最大巻上速度(m/分):190
- 本体価格(円):60,300
「プレイズ 1000」のスペック
- ギア比:5.1
- 最大ドラグ力(kg):10.0
- 自重(g):615
- PE糸巻量(号-m):3-400、4-300、5-200
- ベアリング数 S A-RB/BB/ローラー:6/2/1
- 最大巻上速度(m/分):190
- 本体価格(円):60,300
約55,000円「フォースマスター 200」(2021年発売)
「フォースマスター 200」の特徴
CI4+ボディの恩恵もあり自重はアンダー400gとシマノ、ダイワ通じてもっともライトな電動リール。
電動タイラバをメインに検討されている方は迷わずこの「フォースマスター200」でしょう。
「タッチドライブ」による片手操作はもちろんのこと、PE0.8号対応、糸巻量に影響されない完全等速巻き、「スピードクラッチ」「モーター&クラッチ連動機能」、「超微変速制御」やハンドルスピード表示などとにかく電動タイラバのための機能が満載です。
「フォースマスター」シリーズでは、「プレイズ」で搭載されていた「MUTEKIモーター」に比べて、駆動レスポンスがより速い「MUTEKIモーター+」を採用。
着底後即巻上!や電動ライトジギングなど、クラッチON→即巻上したい!時に活躍。
これまでの「スマートダイヤル」が廃止、スイッチ型の「タッチドライブ」が新たに搭載されました。
親指の屈伸動作で自在に31段階スピード調整できるだけでなく、スイッチ型ということで1速毎の微調整も簡単にできるように。
クラッチをプッシュすることでクラッチOFFだけでなくクラッチONもできるという「スピードクラッチ」も採用。
これまでは着底時などにはサミングしていた親指を離してクラッチONにする瞬間にバックラッシュしがちでした。
しかし「スピードクラッチ」によってスプールを親指でサミングしたままクラッチ操作ができるためこういったバックラッシュを防ぐことができる上に、着底後によりスピーディに巻上をスタートすることができます。
地味ながらタイラバなど底とりを頻繁に行う釣りにおいてはかなり役立つ
その他に探検丸親機搭載の船であれば、リールの液晶画面内に簡易的な海底や魚群、水深表示もできるようになりました。
「フォースマスター 200」のスペック
- ギア比:8.2
- 最大ドラグ力(kg):5.0
- 自重(g):395
- PE糸巻量(号-m):0.8-270、1-220、1.5-150
- ベアリング数 S A-RB/BB/ローラー:7/2/1
- 最大巻上速度(m/分):195
- 本体価格(円):86,600
約59,000円「フォースマスター 600」(2023年発売)
※2023年11月以降モデルチェンジ予定!!
「フォースマスター 600」の特徴
「フォースマスター600」は「フォースマスター200」より最大ドラグ力がより強く、またモーターパワーもアップしたパワフル版。
「フォースマスター200」がタイラバなどの超ライトゲーム用途であったのに対し、「フォースマスター600」はタチウオや青物など、守備範囲をさらに幅広く使用できるでしょう。
ブレーキを瞬時に制御できる「フォールレバー」を搭載しており、フォールスピードをより自在に調整できるようになりました。
フォールスピードじゃカウンター上に数値で表示されるため、より緻密な釣りが可能に!
「フォースマスター 600」のスペック
※以下は2018年モデルの情報です!!2024年に新型発売予定!!
- ギア比:5.1
- 最大ドラグ力(kg):8.0
- 自重(g):495
- PE糸巻量(号-m):2-300、3-200
- ベアリング数 BB/ローラー:9/1
- 最大巻上速度(m/分):195
- 本体価格(円):95,200
約60,000円「フォースマスター 1000」(2021年発売)
「フォースマスター 1000」の特徴
最大ドラグ15kgというパワーでスルメイカの多点掛けや中型~大型青物なども対象に。
「フォースマスター 1000」のスペック
- ギア比:5.3
- 最大ドラグ力(kg):15.0
- 自重(g):680
- PE糸巻量(号-m):2-600、3-400、4-300、5-230
- ベアリング数 BB/ローラー:11/1
- 最大巻上速度(m/分):210
- 本体価格(円):95,400
まとめ
以上「プレイズ」シリーズ3機種、「フォースマスター」シリーズ3機種のご紹介でした。
「プレイズ」は4万円を切る価格は魅力的でありますが、やはり「フォースマスター」シリーズが新型ということもあり性能的には圧倒。
金額差は2万円ほどありますが、長い目でみると「フォースマスター」シリーズを選択したいところ。
「プレイズ」シリーズのモデルチェンジにも期待ですね!