【2022年】「紅牙」以上に充実!?ダイワのタイラバに使えるオススメリール比較(ロープロ型編)

- ダイワ「紅牙」以外にタイラバで使えるリール比較(ロープロ型編)
- 定価7,700円!ダイワ最安ベイトリール「プリード」
- 名前は地味だけどコスパ最強!?「フネX」
- カウンタ付きリールの中では最安「タナセンサー」
- タイラバ専用「紅牙X IC」とソックリ「LIGHT SW X IC(SS)」
- カウンター付きでちょっと軽量化+ATD採用!「スパルタンIC」
- キャスティングにも対応、軽くて強い「スパルタンTW」
- ドラグ引き出しクリック+カウンター=「スパルタンMX IC」
- ダイワ新設計ハイパードライブデザイン採用!「ライトゲームIC」
- ライトジギングリール仕込みの強さと巻き心地!「キャタリナIC」
- 「TWS」と「マグフォースZ」でキャスティングタイラバ!「キャタリナTW」
- 「ティエラ A IC」
- ICリール最軽量「ティエラIC」
- マグシールドボールベアリング搭載!「スパルタンRT TW」
- まとめ
ダイワ「紅牙」以外にタイラバで使えるリール比較(ロープロ型編)

タイラバって、専用リールじゃないとできないの?
ダイワのタイラバ用リールといえば「紅牙」シリーズ。
しかしタイラバに使用できるのは「紅牙」だけかと言えばそうではなく、専用ではない汎用リールをタイラバに使用することも可能です。
いろんな釣り、例えば小型青物やタチウオ、イカメタルなどのライトゲームにも対応できる仕様になっているリールもあったり。
そこで今回は「紅牙」シリーズ以外でタイラバに使えるダイワのロープロ型リールをご紹介。
今回の機種選定の条件として「タイラバに使える」という基準から、基本的にはダブルハンドルモデルがあるリールからピックアップしております。
汎用リールということでほかのいろんな釣りにも使えコストパフォーマンスに優れた物もあり、タイラバ専用「紅牙」より使えるリールもあるかも!?
※丸型リール版も↓
※「紅牙」シリーズまとめ↓
定価7,700円!ダイワ最安ベイトリール「プリード」
2016年発売。
プリードの特徴
とにかく安さが売りで、タイラバに使えるであろうダイワ製ベイトリールでは最安です。
型番に「DH」がつくダブルハンドルモデルも同価格。
安いとはいえ最大ドラグ力4kg、ベアリング4個搭載、自重205gで軽量。
さらにタイラバを素早くフォールさせることができる「スーパースプールフリー」も採用しており、タイラバに使うための必要最低限のスペックは持っています。
耐久性や剛性はそこまで期待できませんが、タイラバ初心者の方やサブ機に持っていても損はないでしょう!
プリードのラインアップ
150H

- 右巻
- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):71
- ギヤ比:6.3
- 標準自重:215
- 最大ドラグ力:4
- 標準巻糸量PE(号-m):2-150、3-100
- ハンドル長さ(mm):55 シングルハンドル
- ベアリング(ボール/ローラー):4/1
- メーカー希望本体価格(円):7,700
150SH-DH/150SH-DH-L(右巻/左巻)


- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):79
- ギヤ比:7.0
- 標準自重:205
- 最大ドラグ力:4
- 標準巻糸量PE(号-m):2-150、3-100
- ハンドル長さ(mm):100 ダブルハンドル
- ベアリング(ボール/ローラー):4/1
- メーカー希望本体価格(円):7,700
名前は地味だけどコスパ最強!?「フネX」
2018年発売。
フネXの特徴
「プリード」とベアリング数4個は同じですが、若干の軽量化と最大ドラグ力アップ。
さらに「プリード」ダブルハンドルモデルよりローギヤ気味の設定になり、よりタイラバに活用できそう。
「MAGブレーキ」(いわゆるマグネットブレーキ)搭載でブレーキ力の調整ができ、軽いキャストに対応。
また、同価格帯のライバルはシマノ「炎月BB」。
ほぼ同スペックでありながら「フネX」の方が「炎月BB」より若干安いです。

ギヤ比、巻き取り長さの好みが合えば「フネX」の方がコスパに優れます
フネXのラインアップ
100H/100HL(右巻/左巻)


- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):68
- ギヤ比:6.8
- 標準自重:190
- 最大ドラグ力:5
- 標準巻糸量PE(号-m):1.5-200、2-150
- ハンドル長さ(mm):100 ダブルハンドル
- ベアリング(ボール/ローラー):4/1
- メーカー希望本体価格(円):11,500
カウンタ付きリールの中では最安「タナセンサー」
2018年発売。
タナセンサーの特徴
カウンター付きリールではダイワ最安(実売価格約1万円)。
安いとはいえカウンター付きで240gというそれなりに軽い自重、最大ドラグ力、ベアリング数などタイラバに最低限必要な基本スペックは備えています。
その他「スーパーメタルフレーム」という金属のフレームを採用しており、耐久性、剛性がアップしています。
安いだけでなく、基本スペックの充実+最新ドラグシステムなど搭載、タイラバメイン機にもサブ機にも、その他いろいろ小物釣りなど万能に使えるコストパフォーマンスに優れる1台。
ただこの後紹介する「LIGHT SW X IC」が後に発売されたため、タイラバをメインに使用するリールとしては少し存在感が薄くなってしまった感じ。
タナセンサーのラインアップ
150DH/150DH-L(右巻/左巻)
- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):54
- ギヤ比:4.9
- 標準自重:240
- 最大ドラグ力:5
- 標準巻糸量PE(号-m):1.5-250、2-200
- ハンドル長さ(mm):100 ダブルハンドル
- ベアリング(ボール/ローラー):4/1
- メーカー希望本体価格(円):14,200
150H-DH/150H-DH-L(右巻/左巻)
- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):69
- ギヤ比:6.3
- 標準自重:240
- 最大ドラグ力:5
- 標準巻糸量PE(号-m):1.5-250、2-200
- ハンドル長さ(mm):100 ダブルハンドル
- ベアリング(ボール/ローラー):4/1
- メーカー希望本体価格(円):14,200
※「タナセンサー」はこれ以外に250~500番までいろんなラインアップありますが、エサ釣り用途がメインの番手のため、今回はタイラバにオススメな上記4種類のみ表記。
タイラバ専用「紅牙X IC」とソックリ「LIGHT SW X IC(SS)」
2019年発売。
LIGHT SW X ICの特徴
タイラバ専用リール「紅牙X IC」と同じ筐体、ほぼ同じスペックで、若干ハイギヤなモデル。
さらに「タナセンサー150DH」ともソックリで、ベアリング数が1個多いことと糸巻量が若干少ないぐらい。
それで定価800円だけのアップですから、カウンター付きで安いリールを探している方は「LIGHT SW X IC」の方がコスパは良さそう。
PE0.4号~0.6号で200mは下巻不要の浅溝スプール版である「LIGHT SW X IC SS」も。
超細糸で攻めるフィネスタイラバを行う人に。
LIGHT SW X ICのラインアップ
LIGHT SW X IC/LIGHT SW X ICL


- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):69
- ギヤ比:6.3
- 標準自重:240
- 最大ドラグ力:5
- 標準巻糸量PE(号-m):0.8-300、1-200
- ハンドル長さ(mm):100 ダブルハンドル
- ベアリング(ボール/ローラー):5/1
- メーカー希望本体価格(円):15,000
LIGHT SW X IC SS/LIGHT SW X ICL SS


- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):69
- ギヤ比:6.3
- 標準自重:245
- 最大ドラグ力:5
- 標準巻糸量PE(号-m):0.4-200、0.5-200、0.6-200、0.8-150
- ハンドル長さ(mm):100 ダブルハンドル
- ベアリング(ボール/ローラー):5/1
- メーカー希望本体価格(円):15,500
カウンター付きでちょっと軽量化+ATD採用!「スパルタンIC」
2018年発売。
スパルタンICの特徴
「スーパーメタルフレーム」採用、最大ドラグ力、ベアリング数は「タナセンサー」150シリーズと同じながら、自重約20gの軽量化。
さらに新世代ドラグシステムの「ATD(オートマチックドラグシステム)」を採用。
つまり「ファイト中のドラグ調整を減らし、ラインブレイクを防ぎながら魚を速く獲り込むことができるドラグ」。
この高性能ドラグシステムATDのおかげで、今までよりさらに細いラインを使用できたり、より細身で繊細、高感度なロッドを使用しても大物とのファイトが可能になります。
さらに従来より幅が少し小さい最新デザインのナロータイプのため操作性もアップ。

ICカウンターは細糸(PE0.4号)も入力可能になっており、タイラバにはうれしい機能
セルフ電池交換も可能。(「タナセンサー」は不可。メーカーに依頼する必要があります)
ギア比6.3、巻き取り長さ70cmというスタンダードなギア比のラインアップのみですが、これの好みが合えば「タナセンサー」よりタイラバ向きでしょう。
スパルタンICのラインアップ
150H/150HL(右巻/左巻)


- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):70
- ギヤ比:6.3
- 標準自重:220
- 最大ドラグ力:5
- 標準巻糸量PE(号-m):2-200、3-130
- ハンドル長さ(mm):105 ダブルハンドル
- ベアリング(ボール/ローラー):4/1
- メーカー希望本体価格(円):20,500
キャスティングにも対応、軽くて強い「スパルタンTW」
2018年発売。
※2022年より廃番のようですが、一部店舗ではまだ在庫販売されているので情報残しています。
スパルタンTWの特徴
「スパルタンIC」からICカウンターがなくなり、軽量化やベアリング数増加など基本性能のアップと、新たに「TWS(T-ウイングシステム)」が搭載されました。
レベルワインドがT字型になっており、キャスティング時(クラッチOFF)は幅広部分を通ってラインが放出され、リトリーブ時(クラッチON)時はラインがT字の下部の狭い溝を通ってタイトで平行に巻き取りができる機構
またサイドカバーが簡単に外せるようになっており、中にあるシャフトにカラー(パイプ)を取り付けることで遠心ブレーキとして働き、よりバックラッシュしにくくなります。
要はライン放出性能アップとライントラブル減少が見込まれ、キャスティングタイラバにも活用できるでしょう。
もちろん「スーパーメタルフレーム」「ATD」も搭載されており、自重が軽いながら高剛性でキャスティングもできるようになり守備範囲が広がったリール。
スパルタンTWのラインアップ
100H/100HL(右巻/左巻)


- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):67
- ギヤ比:6.3
- 標準自重:200
- 最大ドラグ力:5
- 標準巻糸量PE(号-m):0.8-250、1-200
- ハンドル長さ(mm):100 ダブルハンドル
- ベアリング(ボール/ローラー):7/1
- メーカー希望本体価格(円):24,900
ドラグ引き出しクリック+カウンター=「スパルタンMX IC」
2018年(200は2019年)発売。
※2022年より廃番のようですが、一部店舗ではまだ在庫販売されているので情報残しています。
スパルタンMX ICの特徴
150がダブルハンドルで200がMサイズで大きめノブのシングルハンドルのため、タイラバには150がオススメ。
同じICカウンター付きの下位機種「スパルタンIC」との違いは以下の通り(ともに150Hの比較)
- 10gの軽量化
- ハンドルノブがMサイズに
- ドラグ引き出しクリック機能追加
以上の仕様の違いで金額は定価で4,500円差。
その他「スーパーメタルフレーム」や「ATD」はもちろん引き続き搭載、PE0.4号もOK。

ドラグ音好きな人には「スパルタンMX IC」がオススメですね(笑)
ちなみにタイラバ専用リール「紅牙IC」とほぼ同じ筐体、スペック。
違いはギア比が「紅牙IC」がよりローギア+ベアリング数も1個多くて、ハンドルノブがSサイズで小さいこと、あとは赤色のカラーリング。
ハイギアなタイラバリールを求めている人は「スパルタンMX IC」の方が若干安くて良いかも!
スパルタンMX ICのラインアップ
150H/150HL(右巻/左巻)

- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):70
- ギヤ比:6.3
- 標準自重:210
- 最大ドラグ力:5
- 標準巻糸量PE(号-m):2-200、3-130
- ハンドル長さ(mm):105 ダブルハンドル
- ベアリング(ボール/ローラー):5/1
- メーカー希望本体価格(円):25,000
200H/200HL(右巻/左巻)


- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):70
- ギヤ比:6.3
- 標準自重:235
- 最大ドラグ力:6
- 標準巻糸量PE(号-m):2-320、3-200
- ハンドル長さ(mm):65 シングルハンドル
- ベアリング(ボール/ローラー):5/1
- メーカー希望本体価格(円):27,000
ダイワ新設計ハイパードライブデザイン採用!「ライトゲームIC」
2022年発売。
ライトゲームICの特徴
2021年からダイワが掲げる真・未来基準「ハイパードライブデザイン」が採用されています。
「ハイパードライブデザイン」とは、「ハイパードライブデジギア」「ハイパーダブルサポート」「ハイパーアームドハウジング」「ハイパータフクラッチ」といったギアなどの駆動系やボディなどの耐久性や回転性能を向上させる技術のこと。

要は耐久性が上がって、滑らかな回転性能を永くキープできるってことですね
下位モデル「スパルタンIC」と形状、スペックともよく似ていますが、ハンドルノブの形状が若干異なります。
「ライトゲームIC」の方がラウンドノブという丸い形状になっており、巻きやすく、また不意にハンドルから手が離れにくいのです。
ライトゲームICのラインアップ
ライトゲーム IC 150-DH/150L-DH(右巻/左巻)


- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):70
- ギヤ比:6.3
- 標準自重:215
- 最大ドラグ力:5
- 標準巻糸量PE(号-m): 2-200 , 3-130
- ベアリング(ボール/ローラー):5/1
- メーカー希望本体価格(円):32,000
ライトジギングリール仕込みの強さと巻き心地!「キャタリナIC」
2018年発売。
※2022年より廃番のようですが、一部店舗ではまだ在庫販売されているので情報残しています。
キャタリナICの特徴
キャタリナといえばライトジギング!のイメージが強いですが、ダブルハンドルモデル×カウンター付きでタイラバにも使えちゃうのです。
「スーパーメタルフレーム」搭載で剛性があり、さらに遠心ブレーキも搭載でちょっとしたベイトキャスティングタイラバもしやすくなっています。
「ATD」や「ドラグ引き出しクリック」等も引き続き採用。
ちなみに「スパルタンMX IC」と筐体はほぼ同じで、ドラグ力は同じながらよりハイギアになり、またベアリング数が3個増加。
「スパルタンMX IC」より定価で8,500円の大幅アップしてしまいますが、ハイギヤと回転の滑らかさを求めるなら「キャタリナIC」が勝ります。
「キャタリナIC」はシングルハンドル仕様の150シリーズとダブルハンドル仕様の100シリーズの2種類のラインアップ。
100シリーズの方がノブが小さめのダブルハンドルで、タイラバに使用するには100シリーズの方がオススメ。
キャタリナICのラインアップ
キャタリナ IC 100SH/100SHL(右巻/左巻)
- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):75
- ギヤ比:7.1
- 標準自重:215
- 最大ドラグ力:5
- 標準巻糸量PE(号-m): 0.8-250 , 1-200
- ハンドル長さ(mm):105 ダブルハンドル
- ベアリング(ボール/ローラー):8/1
- メーカー希望本体価格(円):33,500
キャタリナ IC 150SH/150SHL(右巻/左巻)
- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):80
- ギヤ比:7.1
- 標準自重:225
- 最大ドラグ力:5
- 標準巻糸量PE(号-m): 1-400 , 2-200
- ハンドル長さ(mm):60-70 シングルハンドル
- ベアリング(ボール/ローラー):8/1
- メーカー希望本体価格(円):34,000
「TWS」と「マグフォースZ」でキャスティングタイラバ!「キャタリナTW」
2018年発売。
※2022年より廃番のようですが、一部店舗ではまだ在庫販売されているので情報残しています。
キャタリナTWの特徴
特徴はロープロ型ながら「堅牢スーパーメタルハウジング」設計で高剛性であること。
ハンドル側サイドプレート、メインフレーム、ブレーキ側セットプレートを金属化し、樹脂製フレームに比べて圧倒的な剛性を持ちます。
さらにキャスティングに対応した「TWS」や「マグフォースZ」といった技術が採用されていることでバックラッシュしにくく、飛距離が伸びやすいなっています。
キャスト前半のバックラッシュゾーンのみブレーキを掛け、後半のブレーキを落とすという、スプール回転数に応じマグネットブレーキを調整する技術で、バックラッシュが起きにくくなる
これまでキャスティングタイラバといえばスピニングタックルを別に用意する必要がありましたが、これらの技術のおかげでベイトタックルでキャスティングタイラバがしやすくなりました。

通常のタイラバロッドで穂先に負荷がかかるようなキャスティングするのはロッドが折れる危険があるので注意しましょう
ベイトリールでキャスティングタイラバを本格的にしたい!という人にはもちろん、キャスティングタイラバをする頻度は少ないけど、浅場など一部のポイント、タイミングによってちょこっとキャスティングしたいなっていうときにこの「キャタリナTW」はオススメ。
キャタリナTWのラインアップ
キャタリナ TW 100SH/100SHL(右巻/左巻)

- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):81
- ギヤ比:7.3
- 標準自重:225
- 最大ドラグ力:6
- 標準巻糸量PE(号-m): 2.0-150
- ハンドル長さ(mm):100 ダブルハンドル
- ベアリング(ボール/ローラー):6/1
- メーカー希望本体価格(円):37,400
キャタリナ TW 100P-RM/100PL-RM(右巻/左巻)


- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):55
- ギヤ比:4.9
- 標準自重:225
- 最大ドラグ力:7
- 標準巻糸量PE(号-m): 2.0-150
- ハンドル長さ(mm):100 ダブルハンドル
- ベアリング(ボール/ローラー):6/1
- メーカー希望本体価格(円):37,400
「ティエラ A IC」
2021年発売。
ティエラ A ICの特徴
「ライトゲームIC」でも採用されている「ハイパードライブデザイン」仕様。
一見、この機能必要!?って思われがちですが、意外と大きな武器になる「デプスアラーム」。
その機能とは、10mごとにアラームが鳴るというもの。(巻上のみ、フォールのみ、または両方ON/OFF設定可能)
タイラバにおいて着底後から巻上をしているときに、例えば底から10~20mの間に反応がでている!という時にはカウンターを注視しがちですよね。
そんな時この「デプスアラーム」があれば、カウンターを注視しなくても水深が分かるため竿先に注視でき、ロッドでアタリをとりやすくなります。

細かいことかもしれませんが、タイラバにおいては長い目で見ると意外と大きな武器になるでしょう
従来のベイトリールではハンドルの長さは100mmという設定が多かったですが、「ティエラ A IC」では110mm、またハイギアモデルでは130mmという長めの設定。
長けりゃいい!ってものでもないですが、少し長い分巻上が軽く、また等速巻きしやすいかと。
ティエラ A ICのラインアップ
150-DH/150L-DH(右巻/左巻)


- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):70
- ギヤ比:6.3
- 標準自重:220
- 最大ドラグ力:5
- 標準巻糸量PE(号-m): 1-400、2-200
- ハンドル長さ(mm):110 ダブルハンドル
- ベアリング(ボール/ローラー):6/1
- メーカー希望本体価格(円):36,300
150H-DH/150HL-DH(右巻/左巻)


- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):80
- ギヤ比:7.1
- 標準自重:230
- 最大ドラグ力:5
- 標準巻糸量PE(号-m): 1-400、2-200
- ハンドル長さ(mm):130 ダブルハンドル
- ベアリング(ボール/ローラー):6/1
- メーカー希望本体価格(円):36,300
ICリール最軽量「ティエラIC」
2020年発売。
ティエラICの特徴
自重165gとICカウンター付きリールとしてはこれまで200gオーバーのリールが多い中でダントツの最軽量。
高強度カーボン樹脂素材「ZAION」製のフレームやサイドプレートを採用した新型モデルだからこそ可能になりました。

上記の新型「ティエラ A IC」は金属ボディで自重220~230g、また糸巻量もかなり多いなどキャラクターは大きく違う
とにかくライト!フィネス!なタイラバを極めたいなら「ティエラIC」でしょう!
ティエラICのラインアップ
100XH/100XHL(右巻/左巻)

- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):76
- ギヤ比:8.1
- 標準自重:165
- 最大ドラグ力:4.5
- 標準巻糸量PE(号-m): 0.8-250、1-200
- ハンドル長さ(mm):100 ダブルハンドル
- ベアリング(ボール/ローラー):6/1
- メーカー希望本体価格(円):45,000
105XH/105XHL(右巻/左巻)

- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):76
- ギヤ比:8.1
- 標準自重:165
- 最大ドラグ力:4.5
- 標準巻糸量PE(号-m): 0.6-200、0.8-120
- ハンドル長さ(mm):100 ダブルハンドル
- ベアリング(ボール/ローラー):6/1
- メーカー希望本体価格(円):45,000
マグシールドボールベアリング搭載!「スパルタンRT TW」
2016年発売。
※2022年より廃番のようですが、一部店舗ではまだ在庫販売されているので情報残しています。
スパルタンRT TWの特徴
今回紹介するダイワのタイラバにも使えるロープロ型で最も高額なリール。(紅牙シリーズ含めると「紅牙TWハイパーカスタム」が54,500円で最高額)
「スパルタンRT TW」最大の売りはピニオンギヤ部に「マグシールドボールベアリング」が採用になったこと。
スプール側の軸にあるギヤで、ハンドル側にあるメインギヤと噛み合う構造になっている
ボールベアリング部にオイルの壁を作ることで海水やほこりを遮断、軽く滑らかな新品時の回転性能を長期間維持できる構造です。
ほかに「スーパーメタルボディ」により大物とのやりとりでボディに強い負荷がかかってもネジレにくく、強く安定した巻きを可能にする剛性を持ちます。
またハンドル側サイドプレートとスタードラグ部はカーボン素材でありながら、マグネシウムより高剛性かつ軽量、腐食に強い「ZAION」素材が使用されています。
これにより自重195gという200gを切る軽量化を達成しています。
ベアリング数8個のほか「TWS」「ATD」なども採用されており、ダイワ最新テクノロジーがたくさん使用されているリールです。
高額ではありますが耐久性に優れ、タイラバはじめいろんな釣りに長年使用することができるでしょう!
スパルタンRT TWのラインアップ
100SH/100SH-L(右巻/左巻)


- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):77
- ギヤ比:7.3
- 標準自重:195
- 最大ドラグ力:5
- 標準巻糸量PE(号-m): 0.8-250、1-200
- ハンドル長さ(mm):100 ダブルハンドル
- ベアリング(ボール/ローラー):8/1
- メーカー希望本体価格(円):46,000
100XH/100XH-L(右巻/左巻)

- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):86
- ギヤ比:8.1
- 標準自重:195
- 最大ドラグ力:5
- 標準巻糸量PE(号-m): 0.8-250、1-200
- ハンドル長さ(mm):100 ダブルハンドル
- ベアリング(ボール/ローラー):8/1
- メーカー希望本体価格(円):46,000
まとめ
以上タイラバにも使えるダイワのロープロ型リールを紹介してきました。
カウンターが付いていたり、ハイギヤだったりローギヤだったり、キャスティングが得意だったり…各リールいろんな特徴があって、自分の釣りにあったリール選びの参考になれば幸いです。

って言われても結局よく分からねーよ!
っていう方にシンプルな結論。
今回紹介した中からカウンターなし、カウンター付きと大きく2種類に分けて、それぞれタイラバに使えるコスパに優れるオススメリールを紹介します。
カウンターなし部門「フネX」


とにかく安さが売りの「フネX」。
もちろんこれ以上に高機能なリールはたくさん存在しますが、タイラバ専用「紅牙」シリーズの最安モデルより安いということでオススメに選択しました。
さらに安いだけでなくそれなりのスペックでありコスパに優れ、ライバルシマノ「炎月BB」と機能、金額ともにいい勝負できるリールでもあります。
ダイワ派だけどもっと安いカウンターなしのタイラバリールが欲しい!
そんな方に「フネX」オススメ!
カウンター付き部門「ライトゲームIC」


実売価格は20,000~25,000円ほどとそれなりの金額ではありますが、2022年最新モデルでコスパに優れるということでもっともオススメにしました。
理由として何よりは「ハイパードライブデザイン」採用で、小型、軽量かつ高剛性であるから。
そしてタイラバ専用リール「紅牙IC」に近いスペックですが、定価で約10,000円ほど安く買えるということも大きなポイントです。
以上、「タイラバ専用」ではないけどタイラバに使えるリールたちのご紹介でした!