ダイワのライトゲームに使える電動リール9選と機能比較してみた。

ダイワのライトゲーム用電動リールを比較してみた

ダイワの電動リールってたくさん種類があって性能の違いがよくわからない…

タイラバやライトジギング、タチウオとかを電動リールで釣りたい
ダイワの電動リールは全部で25種類(2023年時点)。
そのうちタイラバやタチウオなど、近海でのライトゲーム全般で使いやすい400サイズ以下は9機種のラインアップがあります。
これらは「レオブリッツ」と「シーボーグ」シリーズに分かれるのですが、性能的にどう違うのか?性能を比較してみました。

電動リール探しの参考になれば幸いです!
200サイズ
ダイワの200サイズの電動リールはレオブリッツシリーズから1機種と、シーボーグシリーズから2機種の計3機種のラインアップ。
約54,000円「レオブリッツ 200J」(2023年発売)
「レオブリッツ 200J」の特徴
「レオブリッツ200J」は自重480gとダイワの電動リールの中ではもっとも軽量。
「ジョグパワーレバー」も搭載しており、タイラバなどライトゲームの中でもライトな釣りにオススメ。

ただしシマノ「フォースマスター200」の方が自重が軽く、より細糸も対応ということでライトゲームの究極を求めるならシマノですね。

またタイラバにおいて力を発揮する「モーター&クラッチ連動機能」は「レオブリッツ200J」は非搭載で、シマノ「フォースマスター200」やダイワ「シーボーグ200」には搭載されています。
「レオブリッツ 200J」のスペック


- 標準自重(g):480
- ギヤ比:5.1
- 最大ドラグ力(kg):8.5
- 標準糸巻量(号ーm):1-600,1.5-450,2-300,3-200,4-170
- ボールベアリング/ローラー:12/1
- 最大巻上力(kg):25
- 価格(円):76,500
約69,000円「シーボーグ 200J」(2022年発売)
「シーボーグ 200J」の特徴
「マグシールドボールベアリング」搭載により防水性がアップし、回転性能など新品時の性能が長期間維持されます。
また希少鉱石である特殊ネオジウム磁石を使った「MAGMAXモーター」搭載でモーターパワーとスピードがアップ。
「レオブリッツ」シリーズでは、クラッチをOFFにし仕掛けをフォールさせるときはモーターをOFFにする必要がありました。
しかし「シーボーグ」シリーズには「モータON/OFF連動クラッチ」が搭載されており、わざわざモーターをOFFにしなくてもOK。
さらにダブルハンドル仕様のモデルもあり。

特に底とりを頻繁に行うタイラバでは活躍しそう!
「シーボーグ 200J」のスペック


- 標準自重(g):490
- ギヤ比:5.1
- 最大ドラグ力(kg):10
- 標準糸巻量(号ーm):1.5-450、2-300、3-200
- ボールベアリング/ローラー:12/1
- 最大巻上力(kg):28
- 価格(円):89,000
「シーボーグ200J-DH」のスペック

- 標準自重(g):485
- ギヤ比:5.1
- 最大ドラグ力(kg):10
- 標準糸巻量(号ーm):1.5-450、2-300、3-200
- ボールベアリング:12
- 最大巻上力(kg):28
- 価格(円):89,000
約90,000円「シーボーグ G200J」(2022年発売)
「シーボーグ G200J」の特徴
「シーボーグG200J」は「シーボーグ200J」と比べるとスペック的にはよく似ていますが、大きな違いは「シーボーグG200J」は「MAGMAX-Gモーター」を採用していること。
瞬発力やトルクに優れ、素早い回収や高トルクを活かしたスロー巻きが優秀。

3年300km保証付きのモーターもGood!!
「シーボーグ G200J」のスペック


- 標準自重(g):520
- ギヤ比:5.9
- 最大ドラグ力(kg):10
- 標準糸巻量(号ーm):2-300、3-200
- 最大巻上力(kg):26
- 価格(円):113,000
300サイズ
300サイズも「レオブリッツ」シリーズ1機種と「シーボーグ」シリーズ3機種の計4種のラインアップ。
約55,000円「レオブリッツ 300J」(2023年発売)
「レオブリッツ 300J」の特徴
「レオブリッツ300J」は2023年にモデルチェンジ。
握りやすく軽量な小型コンパクトボディながらモーター、ドラグパワーも大幅にアップ。
また大型ドット液晶採用で直射日光下でも見やすく、設定メニューも分かりやすくなっている。
「シーボーグ」と比較すると性能的には最低限であるが、新型ということで幅広く使えてコスパに優れるモデル。
「レオブリッツ 300J」のスペック

- 標準自重(g):540
- ギヤ比:5.1
- 最大ドラグ力(kg):13
- 標準糸巻量(号ーm):3-400、4-300
- ボールベアリング/ローラー:12/1
- 最大巻上力(kg):59
- 価格(円):77,500
約72,000円「シーボーグ 300J」(2021年発売)
「シーボーグ 300J」の特徴
シーボーグといえば「マグシールドボールベアリング」。
オイルの壁により海水やほこりをシャットアウトすることができ初期性能を長期間維持できます。
ほかに「レオブリッツ300J」に比べボディ剛性の高い「アルミダイキャストボディ」が採用されていたり、「MAGMAXモーター」によりモーターパワーアップ、また最大ドラグ力もアップ。
同じ300番台でも自重がほとんど変わらずパワフルな電動リール。
「シーボーグ 300J」のスペック


- 標準自重(g):560
- ギヤ比:5.1
- 最大ドラグ力(kg):16
- 標準糸巻量(号ーm):3-400、4-300、5-230
- ボールベアリング/ローラー:12/1
- 最大巻上力(kg):59
- 価格(円):90,000
約90,000円「シーボーグG 300J」(2021年発売)
従来のマグマックスモーターと比較して4倍もの耐久性を誇る「マグマックスGモーター」を搭載。
その性能の証明として、モーターは3年300km保証。
その他にも「ジギングモード」や「デプスアラーム」「フォールブレーキダイヤル」など新型モデルだけに便利機能ももりだくさん。
「シーボーグ G300J」のスペック

- 標準自重(g):575
- ギヤ比:6.0
- 最大ドラグ力(kg):16
- 標準糸巻量(号ーm):3-400、4-300、5-230
- ボールベアリング/ローラー:18/1
- 最大巻上力(kg):49
- 価格(円):114,000
約95,000円「シーボーグ 300MJ」(2020年発売)
「シーボーグ 300MJ」の特徴
「シーボーグ300MJ」は300サイズとはいえ最大巻上力64kgとクラス最強のモーターパワーを誇ります。
さらに「シーボーグ300MJ」は「メガツイン・プロ」というギアチェンジ機構を搭載。
スイッチひとつの切り替えでハイギア/ローギアの切り替えが可能です。

回収時はハイギア、大型魚とのファイトではローギア!と切り替えができる!
「シーボーグ 300MJ」のスペック

- 標準自重(g):670
- ギヤ比:4.4
- 最大ドラグ力(kg):13
- 標準糸巻量(号ーm):3-400、4-300
- ボールベアリング/ローラー:12/1
- 最大巻上力(kg):64
- 価格(円):121,000
400サイズ
400サイズは「レオブリッツ」「シーボーグ」それぞれ1機種ずつ。
うち「レオブリッツS400」は安価ではあるが、2016年発売とモデル古く性能は新型と比べるとイマイチ…

できれば「シーボーグ400J」を狙いたいところ
約37,000円「レオブリッツ S400」(2016年発売)
レオブリッツS400 | シーボーグ400J | |
![]() | ![]() | |
ジョグパワーレバー | – | ● |
MAGMAXモーター | – | ● |
マグシールドBB | – | ● |
モータON/OFF連動 クラッチ | – | ● |
マグマイト | – | ● |
電子ドラグサウンド | – | ● |
電動モバイル セッティング | – | ● |
ジギングモード | – | – |
総ベアリング数 | 4 | 12 |
最大巻上力 | 45kg | 59kg |
自重 | 550g | 585g |
Amazon価格 | \37,000 | \75,000 |
「レオブリッツ S400」の特徴
ダイワ製の電動リールの中で実売価格3万円台前半と最安。
さらに安価ながら最大ドラグ10kg、最大巻上力45kgとパワーの面では問題なし。
しかし、悪いポイントとしてはレオブリッツシリーズおなじみのジョグレバーは搭載されていません。
またチョイ巻きスイッチはありますがリール右側にあるため片手での巻き上げ操作は難しいでしょう。
「レオブリッツ S400」のスペック

- 標準自重(g):550
- ギヤ比:3.6
- 最大ドラグ力(kg):10
- 標準糸巻量(号ーm):4-350、5-300
- ボールベアリング/ローラー:3/4
- 最大巻上力(kg):45
- 価格(円):51,800
約75,000円「シーボーグ400J」(2023年発売)
レオブリッツS400 | シーボーグ400J | |
![]() | ![]() | |
ジョグパワーレバー | – | ● |
MAGMAXモーター | – | ● |
マグシールドBB | – | ● |
モータON/OFF連動 クラッチ | – | ● |
マグマイト | – | ● |
電子ドラグサウンド | – | ● |
電動モバイル セッティング | – | ● |
ジギングモード | – | – |
総ベアリング数 | 4 | 12 |
最大巻上力 | 45kg | 59kg |
自重 | 550g | 585g |
Amazon価格 | \37,000 | \75,000 |
「シーボーグ400J」の特徴
「シーボーグ」といえばの防水機構「マグシールドボールベアリング」や高性能モーター「MAGMAXモーター」、その他細かい最新機能なども搭載。
モデルが古い「レオブリッツS400」より価格は跳ね上がりますが、性能も段違い。

せっかくならこちらの「シーボーグ400J」を狙いたいところですね!
「シーボーグ400J」のスペック

- 標準自重(g):585
- ギヤ比:5.1
- 最大ドラグ力(kg):16
- 標準糸巻量(号ーm):3-500、4-400、5-300、6-230
- ボールベアリング/ローラー:12/1
- 最大巻上力(kg):59
- 価格(円):92,000
まとめ
以上ダイワのライトゲームに使える電動リール9選でした。
安価でコスパに優れる「レオブリッツ」シリーズ
高性能モーター×優れた防水性能「シーボーグ」シリーズ
安価でコスパに優れる「レオブリッツ」シリーズか、「マグシールドボールベアリング」により優れた防水性能×「MAGMAXモーター」でパワフルな「シーボーグ」シリーズか。
さらに「シーボーグ」シリーズには「モーターON/OFF連動クラッチ」など細かい機能もたくさん搭載しており、性能も文句なしでしょう。

高額ではありますが、やっぱり「シーボーグ」が欲しい!
とはいえ欲を言わなければ「レオブリッツ」シリーズでも十分使える電動リールであります。
どこまでの性能を求めるか?と予算?を照らし合わせて、ぜひ自分にあった電動リールを探してみてね!