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タイラバ用リールの選び方!ローギヤとハイギヤはどっちがいいの?

タイラバ用リールの選び方。ローギヤとハイギヤはどちらがいいのか考察。

タイラバ初心者君
タイラバ初心者君
「タイラバリールを買おうと思うんだけど、ローギヤとハイギヤはどっちがいいの?」
マイボ!
マイボ!
「うーん、一概には言えないかなー。どちらにもメリットとデメリットがあって、自分が釣りに行くフィールドに合わせて選択する必要があるね。」
タイラバ初心者君
タイラバ初心者君
「メリットとデメリットってどんなこと?」
マイボ!
マイボ!
「ほいじゃ説明するねー。」

ローギヤ、ハイギヤとは

まずローギヤ、ハイギヤとは?

ローギヤ=低いギヤ比ハイギヤ=高いギヤ比ということで、この「ギヤ比」は大体のメーカーのカタログに数値として記載されています。

ではギヤ比が例えば5のリールはどういう意味かというと、ハンドル1回転させるとスプール(糸巻いているとこね)が5回転する、ということです。

そして一概に例えば「ギヤ比が5だからローギヤ、7だからハイギヤ」みたいなはっきりした定義があるわけではなく、あくまでも比較した時に「5より7の方がギヤ比が高いからハイギヤモデルだね」ってことでそういう名前になっているのです。

これから紹介するメリット、デメリットの中で「ローギヤは〇〇〇である」みたいなエラそーなこと言ってますけど、あくまでも「比較した結果、相対的に〇〇〇である」という感じで思ってもらえると幸いです。

ローギヤのメリット

パワーがある

ローギヤの方がパワーがあることが一つ目のメリット。

カタログスペック上では「パワー」という項目で数値化されているわけではありません。

ハンドル長さ、ノブの形状、ギヤの精度、リールの剛性…などいろんな要素が組み合わさって、いわゆるパワーが決まります

そのパワーを構成する要素のひとつとしてギヤ比があるということで、ギヤ比が低いほどパワーがあります

タイラバ初心者君
タイラバ初心者君
「なんでギヤ比が低い方がパワーがあるの?」

冒頭で説明したようにギヤ比とはハンドル1回転あたりのスプール回転数を意味します。

ハンドル1回転でスプールを回転させる回数が少ない方が、スプール1回転あたりに伝わる力は大きいですよね。

例えると変速付き自転車が分かりやすいでしょう。

自転車が止まっている状態から発進するときは低いギヤで発進した方が軽くこぎやすいけどあまりスピードは出しにくい。

リールも構造的には似ていて、ローギヤモデルというのは自転車の発進時に使うローギヤと同じです。

マイボ!
マイボ!
「大型の魚を掛けたとき、潮流の速い時…など、巻き抵抗が強くパワーが必要な状況になるときは特にローギヤのメリットを感じます。」

等速巻きしやすい

これはハンドルの形状的に巻きやすい、っていう意味ではなく、ローギヤの方が”よりゆっくり”等速巻きしやすい、ということです。

リールを巻く速度が遅くなるほどスムーズに巻くのが難しく、どうしてもタイラバの動きがぎこちなくなってしまいます。

そのためスムーズに巻ける限界といえるスロースピードで巻いたとき、ローギヤの方がハイギヤに比べてハンドル1回転の巻取長さが短いため、タイラバをゆっくり動かすことができます。

超スロー巻きにしか反応しないようなパターンの時は、できるだけローギヤのリールじゃないと反応しない、なんてことも。

海底の甲殻類を捕食しているような水温が低い冬場や春先の時期に多いイメージですね。

よくタイラバリールは一概にローギヤが等速巻きしやすい!って言われますけど、あくまでもスロー巻きの時に有利ってことです。

マイボ!
マイボ!
「上記のような究極にスロー巻きが必要である状況がないなら、このローギヤゆえの等速巻きしやすいメリットはあまりないんじゃないかと。」

ローギヤのデメリット:回収が大変

次はローギヤのデメリット

先ほどのメリットの裏返しになりますが、ハンドル1回転あたりのスプール回転数が少ない=巻上距離が短い=同じ距離の糸巻するためにたくさんハンドルを回転させる必要があります。

例えば同じリールでローギヤモデルはハンドル1回転50cm、ハイギヤモデルはハンドル1回転75cmだとして、水深75mの海底からタイラバを回収しようとします。

回収するまでに必要なハンドル回転数は以下のとおり。

ローギヤモデル:水深75m÷ハンドル1回転50cm=150回転

ハイギヤモデル:水深75m÷ハンドル1回転75㎝=100回転

以上のように大きな差が。

さらにタイラバを落として巻いてを繰り返して、1日でこれを何十回、何百回と繰り返すわけですから、丸一日のリールハンドル回転数を比べると数千回転ぐらいの差は出るかもしれません。

マイボ!
マイボ!
「ということでローギヤは回収が大変。深場のポイントがあるなら特に。」

ハイギヤのメリット

回収が楽

先ほどのローギヤモデルのデメリットのまんま逆ですね。

速巻きパターンに強い

夏や秋など水温が高く、イワシなど泳ぎが早い小魚を捕食している時期などはタイラバの速い巻きに反応が良いことがあります。

そんな時は、ローギヤだと大変、ハイギヤモデルの方が楽であります。

マイボ!
マイボ!
「まあハイギヤじゃないと出せないほどのハイスピードで当たってくるパターンはそんなにない気もするので、ハンドルの回転数が増えるというだけでローギヤリールでもカバーできる程度のメリットだと思います。」

ラインスラックを素早く回収できる

着底時やフォール中にアタリがあった際にできるラインスラック(=糸フケ)を素早く回収できるのもハイギヤのメリット。

タイラバにおいては特に着底後にいかに素早くラインスラックをとってタイラバを動かし始めるかはかなり重要な要素です。

例えば潮流が速いポイントでタイラバの着底後、釣り人の手元や竿先に着底の情報が伝わってからリールを巻き始めるまでに50cmのラインスラックが出たとします。

この時にローギヤモデル=ハンドル1回転50cm、ハイギヤモデル=ハンドル1回転75cmのそれぞれのリールを比較した場合、このラインスラックを回収できるまでに必要なハンドル回転数は以下のとおり。

ローギヤモデル:ラインスラック50cm÷ハンドル1回転50cm=1回転

ハイギヤモデル:ラインスラック50cm÷ハンドル1回転75㎝=2/3回転

ハンドル1回転するのに(遅めに考えても)0.6秒かかるとすれば、

ローギヤモデル:ハンドル1回転×0.6秒=0.6秒

ハイギヤモデル:ハンドル2/3回転×0.6秒=0.4秒

ということで着底後タイラバを動かし始めるまで(遅めに考えて)ハイギヤとローギヤを比較すると0.2秒の差がでるということです。

タイラバ初心者君
タイラバ初心者君
「0.2秒の差で釣果は変わるの?」
マイボ!
マイボ!
「釣りを突き詰めると、コンマ数秒を争うスポーツと同じようなものです。タイラバを追求し、世界一の究極のタイラバ釣り師になるためには、0.000…1秒にこだわることで釣果はきっとアップすることでしょう!」
タイラバ初心者君
タイラバ初心者君
(そこまでは求めてないんだけどなぁ…)

ほかの釣りに代用しやすい

ほかの魚種を狙った船釣り、例えばタチウオ、アジ、小型青物など用はハイギヤ気味のリールが多いです。

タイラバ専用のリール、特にローギヤモデルは極端にローギヤ仕様になっているため、他の釣りには流用しにくいです。

そのため、タイラバ専用リールでもハイギヤモデルであればほかの釣りに流用しやすいですね。

ハイギヤのデメリット:超スロー巻きが苦手

これもローギヤのメリットの真逆ですね。

先述の通り、可能な限りのスロー巻きをした時に、タイラバをよりスローに動かせるのはローギヤです。

こういった極限までスローなアクションを演出しないと釣れない時はハイギヤリールだとお手上げ、なんてことも。

まとめ

タイラバリールにおけるハイギヤとローギヤ、それぞれのメリットとデメリットを考察してみました。

結局自分にあった釣り=メインフィールドに合わせた選び方をするのがベストだとは思いますが、以上のメリットデメリットを考慮してまとめてみました。

  • 割とスロー巻きの方がアタリが多い気がする→ローギヤがオススメ
  • 割と早巻の方がアタリが多い気がする→ハイギヤがオススメ
  • 鯛だけでなく青物など大型魚がかかることもある→ローギヤがオススメ
  • 深場が多くて回収が大変→ハイギヤがオススメ
  • ほかの釣りにも代用したい→ハイギヤがオススメ
  • タイラバ初めて、初心者でよくわからない→とりあえずハイギヤかな?

このようにスローで等速巻きしやすくパワーがあるのがローギヤモデルの強み

ただそれ以外、究極にスロー巻きが必要な渋い状況での釣りが少なければ割と万能なのはハイギヤかな?と思います。

以上簡単な考察とまとめでしたが、タイラバリール選びの参考になればうれしいです!

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