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マイボート所有するなら必須のボート保険!おすすめの内容と金額とは?

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マイボートを持つなら、保険のことは避けて通れません。

自動車と違ってボートには強制保険(自賠責)がないので、すべて任意保険で備えることになります。

釣り人A
釣り人A

ボートの保険って何に入ればいいの?

釣り人B
釣り人B

保険料って年間いくらぐらいかかるの?

この記事では、23ftプレジャーボートを所有しPB責任保険に実際に加入している運営者が、ボート保険の種類・補償内容・保険料の目安・選び方をまとめました。

これからマイボートを買う方も、すでに持っていて保険を見直したい方も参考にしてみてください。

この記事でわかること

・ボート保険の必要性と自動車保険との違い

・対人対物・搭乗者傷害・船体保険など各保険の補償内容

・PB責任保険の保険料テーブル(5トン未満モーターボート)

・運営者が実際に加入している保険と選んだ理由

・加入方法と選び方のポイント

・よくある質問(義務?加入率は?船体保険は必要?)

ボート保険とは

ボート保険は、プレジャーボートの所有・操船中に起こりうる事故やトラブルに備えるための損害保険です。

自動車保険と大きく違うのは、法律で加入が義務付けられた強制保険(自賠責保険)が存在しないこと。

つまり、ボートの保険はすべて任意加入。

入るも入らないもオーナーの判断にゆだねられています。

まいぼ
まいぼ

いつもお世話になっているマリーナの話では、保険に入っているボートオーナーは2割ぐらいだとか。最近は係留契約で保険加入を条件にするマリーナも増えてきているようですが、全体としてはまだまだ少ない印象です。

でも「任意だから入らなくていい」というのは大きな間違いです。

海上では航行中にプロペラにゴミが絡まってエンジンストップ、操船不能になり他船に衝突…なんていう不可抗力の事故も起こりえます。

もしそこで相手の船を壊し、乗船者にケガを負わせてしまったら?

賠償金は数千万円、ひどければ億単位になることも。

保険に入っていない=損害を補償しなくていい、ではありません。

万が一のとき、すべて自腹で賠償する覚悟がないなら、保険加入は必須です。

保険は「万が一のとき、貯蓄では賄いきれない部分の補償」が本来の役割。

ここからは、ボート保険で備えられる補償の種類と内容を具体的に見ていきます。


ボート保険の種類と補償内容

ボート保険は大きく分けて以下の5つの補償で構成されています。

まずは全体像を一覧表で確認してみましょう。

補償の種類何を補償?重要度
対人・対物賠償(PB責任保険)他人の死傷・他人の財物の損害★★★ 最優先
捜索救助費用遭難時の捜索・曳航費用★★★ 必須
責任保険ワイド沈没時の引揚費用・燃料回収・陸上保管中の事故等★★☆ 推奨
搭乗者傷害保険乗船者の死傷★★☆ 同乗者がいるなら推奨
船体保険自船の修理・買替費用★☆☆ 船体の価値次第

ここからは、PB責任保険(日本漁船保険組合)を例に、それぞれの補償内容を解説します。

東京海上日動や三井住友海上などの大手損保会社も「ヨット・モーターボート総合保険(YM保険)」を扱っていますが、補償の基本構成はほぼ同じです。

対人・対物保険(PB責任保険)

他人を死傷させたり、他人の財物(船・定置網・桟橋など)を破損させて賠償責任を負ったときに保険金がおりる、ボート保険の中でもっとも重要な補償です。

自動車保険でいう対人・対物賠償にあたるもの。

具体的にはこんなケースが対象になります。

  • 対人:相手船に衝突し、乗船者を死傷させた
  • 対物:定置網にプロペラが引っかかり破損させた
  • 不可抗力:プロペラにゴミが絡まり操船不能→他船に衝突

注意してほしいのは、自分の不注意だけでなく不可抗力による事故も対象になること。

海上ではどれだけ気をつけていても避けられないトラブルがあります。

相手のためにも自分のためにも、この対人・対物保険は必ず入っておくべきです。

まいぼ
まいぼ

僕は保険金額を1億円で設定しています。PB責任保険だと1億円の保険金でも年間1万円台で済むので、ここはケチらないほうがいいですね。

捜索救助費用

乗船者が遭難して他船に捜索してもらったり、エンジントラブルで他船に曳航(ロープで引っ張って)救助されたときに、その費用を負担してくれる補償です。

PB責任保険では、対人・対物とセットで加入する形になっています。

注意点として、あくまで「捜索・救助にかかった費用」の負担であり、乗船者の死傷や自船の修理は対象外です。

釣り人A
釣り人A

海上で曳航してもらうのって、けっこうお金かかるの?

まいぼ
まいぼ

状況によりますが、漁船に曳航してもらうだけでも数万〜数十万円請求されることもあります。対人・対物とセットなので、ここは自動的にカバーされますよ。

責任保険ワイド(オプション)

PB責任保険の基本補償ではカバーしきれない部分を補完するオプションです。

具体的にはこんなケースが対象になります。

  • 沈没したボートの引揚・撤去:保険金上限100万円
  • 漏れ出した燃料の回収・清掃:保険金上限20万円
  • 陸上保管中の事故で他人を死傷:保険金上限3,000万円
  • 落水した乗船者をボートで死傷:保険金上限3,000万円

①②の引揚費用・燃料回収は保険金上限が100万円・20万円とそこまで高くないので、貯蓄で払える方は不要という考え方もあるかもしれません。

ただし③④の陸上保管中の事故や落水者の死傷は上限3,000万円。

特に陸上保管の方はこの補償が重要です。

保険料は定額4,000円/年(5トン未満)なので、付けておいて損はないかなと思います。

搭乗者傷害保険

乗船者が死傷した場合に保険金がおりる補償です。

自動車保険でいう人身傷害にあたりますが、ボートの対人保険では同乗者は補償されないのが自動車との大きな違い。

自動車保険なら同乗者は対人保険で保険金無制限が一般的ですが、ボートの場合はこの搭乗者傷害保険で別途カバーする必要があります。

「1名あたりの保険金額」×「定員(乗船者数)」で掛け金が決まる仕組み。

釣り人B
釣り人B

友達を乗せて釣りに行く場合、いくらぐらいの保険金をかけたらいいの?

正直、この保険金の設定がいちばん難しいです。

物と違って人の命に「いくら」とは決めにくいですし、定員が増えれば掛け金は高くなります。

一人でしか乗らず、別途生命保険に入っている方であれば不要という考え方も。

でも2名以上でゲストを招いて出かける機会があるなら、かけておくのが無難です。

いくら乗船前に「何かあっても自己責任で」と伝えていても、万が一の時は乗船者やその家族から船長であるボートオーナーに損害賠償を請求される可能性があります。

ゲストを乗せるということは、それだけ船長の責任が重いということ。

普段よく一緒に乗る人と相談しながら、保険金額と定員を決めましょう。

船体保険

事故や自然災害(台風・洪水など、ただし地震は対象外)で自船に損害が出た場合に、修理費や買替費用を補償してくれる保険です。

新艇や比較的新しい船であれば、同等の新船を再購入するのに必要な金額を補償してくれる「新価特約」が付けられる場合もあります。

※ 新価特約の適用条件(船齢○年以内など)は保険会社やプランにより異なりますので、加入時に必ず確認してください。

まいぼ
まいぼ

僕は船体保険はかけていません。中古艇で船外機は新品でしたが購入金額が150万円ほど。万が一全損になったら自費で買い替えるか、それが無理ならもうボートには乗らないと割り切っています。

新艇で数百万〜数千万円するボートならかけておくべきだとは思います。

ただ掛け金も他の保険に比べると高額になりがちなので、船体の価値と自分のリスク許容度で判断する保険といえます。


ボート保険料の目安

続いて、具体的な保険料の目安です。

僕が加入しているPB責任保険(日本漁船保険組合)の保険料を例にご紹介します。

※ 以下の保険料は日本漁船保険組合公式サイト掲載の参考金額です。

最新の保険料は加入先の保険組合支所または代理店にご確認ください。

PB責任保険(対人・対物・捜索救助費用)

まずはもっとも重要な対人・対物と捜索救助費用がセットになったPB責任保険。

保険金額とエンジン馬力の組み合わせで掛け金が変わります(5トン未満モーターボートの場合)。

保険金額50馬力以下50馬力超〜100馬力以下100馬力超〜150馬力以下150馬力超
1,000万円9,800円15,400円20,000円24,600円
3,000万円12,300円17,200円21,800円26,400円
5,000万円12,800円18,000円22,900円27,700円
1億円13,200円18,500円23,600円28,700円
2億円13,600円19,300円24,700円30,000円
3億円13,900円19,800円25,400円30,900円
5億円14,300円20,500円26,400円32,200円
10億円15,500円22,300円28,700円35,100円

※ 日本漁船保険組合公式サイト掲載の参考金額です。

上記のほか4億・6億〜9億円の設定もあります。

1億円の保険金を設定する方が多いようですが、表を見ると1億円から2億・3億に上げても、年間数百円〜千数百円しか変わりません

ここはケチる金額ではないので、2〜3億円にしておくと安心です。

割引制度

PB責任保険には2つの割引制度があります。

割引の種類条件割引率
無事故割引1年以上継続して保険事故なし1年:5%、2年:10%、3〜4年:15%、5年以上:20%
団体契約割引保険期間を同一として一括加入10〜19隻:5%、20隻以上:10%
まいぼ
まいぼ

僕も団体加入割引を使っています。保険代理店によっては他の契約者さんと合わせて団体契約にしてくれる場合があるので、聞いてみる価値ありです!

責任保険ワイド

オプションの責任保険ワイドは定額4,000円/年(5トン未満)。

月あたり330円ちょっとなので、付けておいても負担は小さいです。

PB搭乗者傷害保険

1名あたりの保険金額と定員の組み合わせで掛け金が変わります。

1名あたり保険金額定員1名定員2名定員3名定員5名
500万円2,360円4,000円5,160円6,520円
1,000万円4,720円8,000円10,320円13,040円
1,500万円6,300円10,800円13,860円17,640円
2,000万円8,400円14,400円18,480円23,520円
3,000万円12,380円21,200円27,220円34,610円

※ 日本漁船保険組合公式サイト掲載の参考金額です。

定員4名・6名以上の金額もあります。

自動車保険の人身傷害は3,000万円スタートが一般的ですが、ボートでは同乗者もこの保険で補償する形

定員が多いほど掛け金はかさみますが、普段よく一緒に乗る人と金額について話し合っておくのが大事です。

船体保険

船体保険の掛け金は、保険金額1,000円あたり25円(PB責任保険の場合)。

船体の保険金額年間保険料の目安
100万円25,000円
300万円75,000円
500万円125,000円
1,000万円250,000円

※ 日本漁船保険組合公式サイト掲載の参考金額です。

保険会社・プランにより異なります。

他の保険に比べるとかなり高額。

新艇で数千万円のボートなら入っておくべきですが、中古艇で船体の価値が低い場合は、掛け金と見合うかどうかをよく考えましょう。

運営者の加入内容と年間保険料

参考として、僕が実際に加入している保険の内容をまとめました。

保険の種類加入状況備考
PB責任保険(対人・対物・捜索救助)加入(保険金1億円)50馬力以下の区分
責任保険ワイド加入定額4,000円/年
搭乗者傷害保険加入ゲストを乗せることがあるため
船体保険未加入中古艇150万円。全損時は自費で対応する覚悟

団体契約割引と無事故割引も適用されているので、実際の支払額はさらに安くなっています。

まいぼ
まいぼ

船体保険は賛否あると思いますが、僕の場合は中古艇の購入金額と掛け金のバランスで未加入を選んでいます。新艇だったら間違いなくかけていました。


ボート保険の加入方法と選び方のポイント

ボート保険は、保険代理店・マリーナ・ボート販売店などで加入できます。

選ぶときのポイントを3つにまとめました。

ボートを買う店で保険もまとめる

できればボートの購入・修理・保険を同じ店でまとめるのがベスト。

ボートの状態を把握してくれますし、何かあったときの連絡もスムーズ。

人間関係もできて、いろんな情報を聞きやすくなります。

対人・対物の保険金は最低1億円以上

先ほどの保険料テーブルを見るとわかりますが、1億円と2〜3億円の差は年間わずか数百円〜千数百円

万が一の賠償金は億単位になりうるので、ここを節約する意味はほとんどありません。

団体割引が使えないか相談してみる

保険代理店によっては、他の契約者と保険始期をそろえて団体契約にしてくれる場合があります。

5〜10%の割引は大きいので、ダメ元で聞いてみましょう。

保険内容はプロである代理店の方に相談しながら決めるのがいちばん確実です。

船検証(船舶検査証書)と船舶取扱手帳を用意しておくとスムーズですよ。


よくある質問

ボート保険は義務?入らなくてもいい?

法律上の加入義務はありません。

自動車の自賠責保険のような強制保険制度はボートには存在しません。

ただし「保険に入らない=損害を補償しなくていい」ではないので、万が一の賠償はすべて自腹になります。

近年はマリーナの係留契約で保険加入を条件にするところも増えています。

保険料は年間いくらぐらい?

PB責任保険(対人・対物・捜索救助)の場合、保険金1億円・50馬力以下で年間13,200円が目安です。

これに責任保険ワイド(4,000円/年)と搭乗者傷害保険を加えても、船体保険をかけなければ年間2〜3万円台で基本的な補償が揃います。

無事故割引・団体割引でさらに安くなる場合も。

船体保険は必要?

船体の価値と自分のリスク許容度で判断しましょう。

新艇で数百万〜数千万円のボートなら入っておくべきですが、中古艇で船体価値が低い場合は掛け金とのバランスを考えて判断するところ。

僕は中古艇(購入金額約150万円)なので船体保険はかけていません。

自動車保険の特約でカバーできる?

基本的にできません。

自動車保険の個人賠償責任特約でボートの事故がカバーされる場合がまれにありますが、対象外となるケースがほとんどです。

ボートにはボート専用の保険で備えるのが確実です。

加入率はどのぐらい?

公的な全国統計はありませんが、体感としてはまだまだ低い状況。

僕がお世話になっているマリーナでは「保険に入っているのは2割ぐらい」という話を聞いています。

事故率が低い、乗る頻度が少ない、保険料が高いなど理由はさまざまですが、いざ事故が起きたときの賠償額を考えると保険に入らないのはリスクが大きすぎます。


まとめ

ボート保険について、種類・補償内容・保険料の目安・加入方法を解説してきました。

最後にポイントをおさらいしましょう。

  • 対人・対物保険(PB責任保険)は最優先。保険金は最低1億円以上を推奨
  • 捜索救助費用はPB責任保険とセット。自動的にカバーされる
  • 責任保険ワイドは年間4,000円。特に陸上保管の方は付けておくべき
  • 搭乗者傷害保険はゲストを乗せるなら推奨。同乗者は対人保険では補償されない
  • 船体保険は船の価値次第。新艇なら加入、中古艇は掛け金とのバランスで判断

どんなに操船が上手でも、どんなに乗る頻度が少なくても、海上で絶対に事故が起きないとは言い切れません。

他人のボートにぶつけて乗船者を死傷させてしまったら、定置網を破損させてしまったら。

そのとき保険に入っていなかったら、数千万〜億単位の賠償金を自腹で払うことになりかねません。

マイボートを持つなら、保険には必ず入りましょう!

自分も家族も、そしてゲストの安心のために。


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※ 本記事の保険料はPB責任保険(日本漁船保険組合)の公式サイト掲載の参考金額です。

保険会社・プラン・適用条件により実際の保険料は異なります。

最新の保険料や補償内容は加入先の保険組合支所・代理店にご確認ください。

※ 本記事は保険商品の概要をわかりやすく説明するものであり、特定の保険商品の推奨や法的アドバイスを行うものではありません。

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なんでも釣り師
船も陸も、ルアーもエサもOK、なんでも釣り師。

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