マイボートで釣れるポイントの探し方|初心者でも実践できる方法を解説!
念願のマイボートで海に出たものの、広い海のどこで釣ればいいのかさっぱり…。
これ、マイボート初心者がほぼ全員ぶつかる壁です。

ボート買ったけどポイントが分からなくて全然釣れない…

遊漁船で行ってたポイントにマイボートで行っても釣れないんだけど…
遊漁船なら船長がポイントまで連れて行ってくれますが、マイボートは全部自分で判断しなければいけません。
でも安心してください。
ポイント探しにはちゃんとコツがあって、目で見て分かるヒント・GPS魚探の活用・情報収集の3本柱を押さえれば、初心者でも着実に「自分だけのポイント」を開拓していけます。
この記事ではマイボート歴のある運営者が、実際に使っているポイントの探し方をまとめました。
おすすめの魚探も紹介しているので、これからマイボートフィッシングを始める方はぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- 釣果における「場所」と「時間」の重要性
- 目視で見つけるポイントのヒント(ストラクチャ・沖磯・潮目)
- GPS魚探を使ったポイントの探し方(魚礁・地形変化・データ蓄積)
- マイボートにおすすめの魚探(HONDEX・GARMIN)
- 船団の活用法と情報収集のコツ
釣果は「場所」と「時間」でほぼ決まる
釣りには「場所」「時間」「道具」「釣法」の4つの要素があります。
このうち「場所」と「時間」で釣果の7〜8割が決まると言っても過言ではありません。
特にボートフィッシングでは「場所」の比重がさらに大きくなります。
ショアだと潮止まりの時間帯はどうしようもないことが多いですよね。
でもボートなら移動して潮が動いているポイントを探せます。
逆に、潮止まりをあえて狙って釣る場面もあったりします。

ボートなら「場所」さえ合っていれば、ショアほど「時間」に振り回されずに済むのが強み。道具や釣法は後からいくらでも調整できます。
オフショアのポイント探しが難しい理由
ショアフィッシングだとポイントはある程度限られます。
歩いて入れる波止や磯場から、キャストして届く範囲はせいぜい100m程度。
橋脚や沖堤防、磯場など、目に見えるポイントが多いので狙いどころが絞りやすいですよね。
一方、オフショアではポイントがほぼ無限大。
2級船舶免許で岸から約9kmの範囲を移動でき、水深も100mオーバーのポイントがゴロゴロあります。
この広大な「岸から9km × 水深」の範囲を、何の情報もなくピンポイントで探すのは至難の業。

遊漁船のポイントに行っても釣れないのは、船長が見ている「水中の情報」が自分には見えていないから。魚探やデータ蓄積で差を埋めていくのが大事です。
目で見て探す方法
まずは海上から目視で分かるヒントから。
魚探がなくても実践できる方法なので、最初に覚えておきたい基本です。
ストラクチャ(橋脚・沖堤防・テトラ)
バス釣りでもお馴染みの人工構造物は、海でも有力なポイント。
橋脚、テトラ、堤防、水門など、魚の隠れ家になっている場所は意外と多いです。
ただし岸際のストラクチャはメバル・カサゴ・ハタなどの小型根魚がメイン。
ショアからでも狙える魚種が中心になりがちです。
おすすめは沖堤防(一文字)周辺。
水深がある沖堤防周りには根魚だけでなく、青物・マダイ・ヒラメなど多彩な魚種が着いています。
沖堤防の両端は船の航行ルートで海底が掘れて深くなっていることも多く、地形の変化+潮流の変化でベイトが集まりやすいポイント。

ベイトが集まれば、それを捕食しにいろんな魚が寄ってくる。沖堤防は初心者にも分かりやすくて狙い目です。
沖磯
沖で独立して海面に顔を出している岩場のことです。
ストラクチャ同様に根魚が期待できますが、沖磯は魚種が豊富でサイズも平均的に大きめ。
岸から陸続きではないため、ボート以外ではなかなか狙えません。
その分スレていない魚も多く、いい思いができることも。
ただし根が荒く根がかりしやすいのが難点。
潮が磯にぶつかってできる潮流の変化も期待できるので、根がかりを恐れず積極的に攻めたいポイントです。
潮目・潮の変化
海上から目視できる潮の流れの変化、いわゆる「潮目」も手がかりのひとつ。
潮流がぶつかる場所にベイトフィッシュが集まり、それを追って肉食魚がやってくるメカニズムです。
ただし「潮目=釣れる」とは限りません。
海上近くの潮の変化が、そのまままっすぐ海底まで続いているとは限らないからです。
魚礁や地形変化のあるポイントで釣りをしているときに、プラスアルファで潮目ができていれば「チャンス到来!」くらいの感覚で捉えるのがいいかも。
GPS魚探で探す方法
マイボートフィッシングで安定した釣果を出すなら、GPS魚探は必須アイテムです。
魚探なしでも釣れることはありますが、ポイントの再現性がまるで違います。
釣れた場所・日時・潮の状況をGPSに記録していけば、データが蓄積されて「次の一手」が見えてくるようになりますよ。
航行中の安全面でも、急な浅場を事前に察知できるので安心感が段違い。
魚礁を狙う
自然の地形隆起でできた天然魚礁と、コンクリートブロック等を沈めた人工魚礁があります。
どちらも小魚が集まるポイントで、それを追って大型魚もやってくる一級ポイント。
GPS魚探の地図上に表示されることが多いので、探すこと自体は簡単です。
ただし裏を返せば誰でも分かるポイントということ。
居着きの魚はプレッシャーが高くスレていることも多いです。
回遊魚が回ってくるタイミング(潮が動いている時間帯)と合わせて狙うと効果的ですね。
地形の変化を読む
かけ上がり・かけ下がり・ブレイクなどと呼ばれる地形変化は魚が集まりやすいポイント。
GPS魚探の等深線で判断できます。
等深線が複雑に入り組んでいる場所ほど魚影が濃い傾向があります。
根が荒いエリアは魚の隠れ家にもなり、人工魚礁ほどプレッシャーがかかっていないため大型根魚も期待できますね。
一方、緩やかなかけ上がり・下がりのエリアは砂地が多く、キス・カレイ・ヒラメなどのフラットフィッシュ狙いに向いています。

根が荒いポイントほど根がかりは怖いけど、逆に言えばそこを攻められる人が釣果を出せる。仕掛けのロストは経費だと割り切るのも大事!
釣れたポイントをデータ化する
GPS魚探の一番の強みは、釣れたポイント・日時・潮の状況をマーキングして蓄積できること。
「あの日あのポイントで何が釣れた」というデータが増えるほど、次の釣行の精度がどんどん上がっていきます。
逆に、データを取らないと毎回手探り状態。
面倒でも釣れた時・釣れなかった時の両方を記録するクセをつけると、半年後・1年後の釣果がまるで変わってきますよ。
マイボートにおすすめの魚探
ポイント探しに魚探が重要なのは分かったけど、「どれを買えばいいの?」というのが次の疑問ですよね。

魚探って種類が多すぎてどれがいいのか分からない…
マイボートフィッシングで使いやすい魚探を、予算帯別に3機種ピックアップしました。
HONDEX PS-611CN2|国産ポータブルの定番
国内メーカー・本多電子のポータブルGPS魚探の大定番。
5型ワイドカラー液晶にGPSアンテナ内蔵で、単三電池8本で約8時間駆動します。
「魚探自動」モードがあるので、難しい調整は不要。
電源を入れて振動子を水に浸ければ、すぐに使い始められます。
新型のボンデッドLCD(液晶と保護層の間の空気層を排除)のおかげで、晴天の海上でも画面が見やすいのがうれしいポイント。
4万円台で買えるGPS魚探としてはコスパ抜群です。
深場もやりたい方は、専用振動子TD25が付属するPS-611CN2-DPもチェックしてみてください。

迷ったらまずコレ。日本語メニュー・国内サポートで安心感があります。2馬力ボートやゴムボートとの相性も抜群!
GARMIN STRIKER Vivid 5cv|クリアビュー搭載でコスパ◎
アメリカ発の世界的GPS機器メーカー・ガーミンのエントリーモデル。
ClearVü(クリアビュー)スキャンソナーを搭載していて、海底の地形や魚群を写真のようにクリアに映し出してくれます。
通常のCHIRPソナー+ClearVü+GPSマップの3つが使えて、5万円台。
IPX7防水で0.5kgと軽量なので、小型ボートでも取り回しがいいですね。
7色のVividカラーパレットで魚群や地形の表示をカスタマイズできるのも特徴。
日本語メニューには対応していますが、等深線地図は別途購入が必要な点は注意です。

ClearVüの映像は一度見ると感動しますよ。「底がこんなに見えるのか!」って。海底の様子をリアルに把握したい人におすすめ。
GARMIN ECHOMAP UHD2 52cv|等深線マップ搭載の本格派
STRIKERシリーズの上位にあたるECHOMAPシリーズ。
Navionics+の等深線マップがプリロードされていて、海底地形を地図上で確認しながら釣りができます。
先ほど紹介した「地形の変化を読む」という探し方が、この魚探なら格段にやりやすくなりますよ。
UHD(ウルトラHD)トランスデューサー対応で、従来モデルよりソナー映像がさらに鮮明に。
予算は8〜9万円台と上がりますが、等深線マップ+高精度ソナーの組み合わせは本気でポイント開拓したい人にはコスパがいいと感じています。
将来的に大きいボートに乗り換えても長く使えるスペック。

「最初からECHOMAPにしておけばよかった」という声は正直よく聞きます。予算が許すなら、最初からこっちを選ぶのもアリ。
船団から情報を得る
他のボートがたくさん集まって釣りをしているポイント、いわゆる「船団」。
船団ができている=そこが今まさに釣れているということ。
周辺で他のボートがどんな釣り方をしていて、何が釣れているかを観察できるのも大きなメリットです。
ただし、マナーには十分注意してください。
- 流しているラインの前に割り込まない:他船が流しているコースの上流側に入ると邪魔になります
- 至近距離での釣りを避ける:お祭り(ライン絡み)の原因になります
- 漁師さん・遊漁船を優先する:仕事として釣りをしている方々の邪魔は厳禁
もうひとつ知っておきたいのは、船団に後から入っても時合いが終わりかけだったりすること。
先に来ている人たちにいくらか釣られているわけですから、後になるほど釣れる確率は下がります。
理想は「船団ができる前に自分がそのポイントにいる」状態。
そのためには、たまたま見つけた船団の「いつ・どこで・何の釣りをしていたか」をできるだけ細かくメモしておくこと。
次回の出船時にそのデータを元に仕掛けを準備し、早めにポイントに入れば船団の「先頭」に立てるかもしれません。

たまたま船団を見つけても、その釣法の仕掛けを持っていないこともあるある。だからこそデータ収集が次に活きる!
情報収集で差をつける
海上での観察やGPS魚探と並んで大事なのが、日頃の情報収集。
自分一人で開拓するには時間がかかりすぎるので、いろんなソースから効率よく情報を集めるのがコツです。
釣り雑誌・TV・YouTube
ショアフィッシングだと「どこの漁港のどのポイントで何時頃」という具体的な情報が載っていることもありますよね。
オフショアの場合は「○○沖」など広い範囲でのポイント表記が多く、ピンポイントは分かりにくいです。
ただし岸近くのポイントなら、映像に映る岸や構造物からある程度特定できることもあります。
最近はYouTubeでマイボート釣行の動画を上げている方も増えているので、使っている魚探の画面や釣り方は参考になりますよ。
SNS・釣果アプリ
X(旧Twitter)やInstagramで同じ海域の釣果情報を追いかけるのは手軽で効果的。
「アングラーズ」や「ツリバカメラ」などの釣果アプリも、エリア別の釣果がリアルタイムで見られるので便利です。
何がいつどのあたりで釣れているかの傾向を掴むには、自分で海に出るよりもはるかに効率がいいですね。
釣り仲間を作る
正直、これが釣果アップの最短ルートかもしれません。
同じ海域で長年釣りをしているベテランさんに、ポイントや時合いの情報を教えてもらえたら最強。
- 係留している港で近くのボートオーナーに声をかける:意外と話好きな方が多いです
- マリーナや修理屋さんで紹介してもらう:顔が広い方が多く、つながりが生まれやすい
- SNSやブログで交流する:いきなり対面で話しかけるよりハードルが低い
大切なのは、一方的に「教えて教えて」にならないこと。
自分が持っている情報もきちんと共有する姿勢があれば、信頼関係が生まれてお互いに得るものが増えていきます。
釣りだけでなく、ボート仲間として長く付き合える関係になれたら最高ですね。

SNSで同じ海域の人にコメントしてみるのが一番手軽。実際に会って話すきっかけになることも多いです。
FAQ
魚探がなくてもポイントは見つけられる?
ストラクチャや沖磯、船団など目視で分かるポイントもあるので、魚探なしでも釣れないことはありません。
ただしポイントの再現性やデータ蓄積ができないため、安定した釣果を出すのは難しいです。
安全面も含めて、できるだけ早めにGPS魚探を導入するのがおすすめです。
遊漁船で行ったポイントをマイボートで狙ってもダメなのはなぜ?
遊漁船の船長は魚探で海底の状況やベイトの動きをリアルタイムで確認しながら、ピンポイントで船を着けています。
記憶だけで同じポイントに行っても、数十メートルのズレで釣果がまったく違うことは珍しくありません。
GPS魚探で正確な座標を記録し、海底の状況まで確認できるようになれば精度が上がってきますよ。
初心者におすすめの魚探の予算は?
GPS内蔵のポータブル魚探なら4〜6万円台で十分な性能のものが手に入ります。
HONDEX PS-611CN2やGARMIN STRIKER Vivid 5cvがこの価格帯の代表機種です。
等深線マップ付きのモデルが欲しいなら8〜10万円台が目安になりますね。
ポイント探しで一番大事なことは?
「データを蓄積して、次の釣行に活かす」この繰り返しに尽きます。
ストラクチャがあるから…という1つの理由だけでポイントを攻め続けても釣果は伸びにくいです。
「ストラクチャ+潮目」「魚礁+船団」など複数の要素を掛け合わせて、情報の精度を上げていくことが大事ですね。
人工魚礁の場所はどうやって調べる?
GPS魚探の地図に表示されることが多いですが、各都道府県や市町村の水産課が「人工魚礁設置一覧」を公開している場合もあります。
「○○県 人工魚礁」で検索すると、座標や設置年度の情報が見つかることがありますよ。
マイボートでのポイント探しは簡単ではないですが、この「自分で見つけていく過程」こそがマイボートフィッシングの醍醐味。
遊漁船では味わえない、自分だけのポイントを開拓する楽しさがあります。
目で見て探す、魚探で探す、人から学ぶ。
いろんな方法を組み合わせて、データを蓄積していけば釣果は必ずついてきます。
焦らず、のんびり楽しんでいきましょう!
※ 本記事中の魚探の価格はAmazon等の実勢価格を参考にしています(2026年6月時点)。

