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広大な海でどう探す?マイボートフィッシングでのポイントの探し方

マイボートフィッシングでのポイントの探し方

釣り人A
釣り人A
「念願のプレジャーボート買ったぜ!けどポイント分からないし全然釣れない…」
釣り人B
釣り人B
「いつも乗ってる遊漁船で行くポイントをマイボートでも狙ってみたけど釣れない…」

プレジャーボートを購入し、さあ釣ろう!と出かけるも、最初はいつ、どこで釣ればいいのか分からない…というのは誰しもが通る道でしょう。

細かく教えてもらえる人が身近にいれば最高でしょうが、なかなかそうではない人もいるのでは。

ということで本記事ではマイボートフィッシングでのポイントの探し方をご紹介します。

釣れるかどうかは「場所」と「時間」で決まる!

釣りにおいて釣れるかどうかには4つの大きな要素があります。

  • 場所
  • 時間
  • 道具
  • 釣法

この4つの要素がマッチしたときに魚は釣れるもので、このうち「場所」と「時間」の要素が特に大事。

マイボ!
マイボ!
「釣果の7割か8割か…大部分がこの2つの要素によって決まるのでは。」

特にボートフィッシングでは「場所」の要素の割合が大きい気がします。

ショアフィッシングでは潮止まりなどでは移動できる範囲内ではどうやってもダメな時間帯がありますが、ボートフィッシングでは潮止まりであっても移動すればどこか潮が動いてるポイントはあるものです。

逆に潮止まりを狙って釣る場合もあったりしますが、いずれにせよボートで最適な「場所」選びをできればショアフィッシングほど「時間」の影響を受けずに釣ることができます。

オフショアの釣れるポイントを探すのが難しい理由

ショアフィッシングだとポイントはある程度限られます。

人が歩いて入ることができる波止や磯場からキャストして届く範囲で、飛距離が出せる釣り、例えばショアジギングとかでも100mぐらいが精いっぱいでしょう。

さらに狙う魚種によっては橋脚や沖堤防、磯場など目に見えて狙えるポイントが限られていることもあります。

マイボ!
マイボ!
「釣り雑誌やTV番組で具体的なポイントが紹介されてることもありますよね。」

ショアフィッシングではある程度限られるポイントがオフショアではほぼ無限大に。

一方オフショアフィッシングではポイントはほぼ無限大です。

2級船舶免許では岸から約9km沖までの広大な範囲を移動することができる上にショアに比べて水深もあります。

ショアでは届く範囲にはなかなかないであろう水深100mオーバーなんてポイントもたくさんあるわけで、岸から9kmの範囲×水深という広大な範囲内で何の情報も知識もなく1つのポイントを決めて釣るというのは至難の業なのです。

オフショアのポイントの具体的な探し方

ということで以下具体的なポイントの見つけ方。

見た目

まずもっとも分かりやすい、目に見えるものから探す方法。

ストラクチャ

バス釣りでもよく使われる人工的な構造物という意味ですが、海でいえば例えば橋脚、テトラポッド、堤防、水門などです。

ストラクチャ周りは身を隠せる場所で魚の住処になっている場合が多く、これらを目安に狙えば釣果が期待できます。

ただ釣れる魚種は例えばメバル、カサゴ、ハタ、アイナメなど小型根魚がメインで、ボートでなくても穴釣りなどショアからも釣ることができる魚種が多いです。

どうしてもテトラポッドなど岸際に近い所にあるからですが、沖にストラクチャがあれば大型も狙えるかも。

マイボ!
マイボ!
「パヤオ(浮き漁礁)があればシイラとかマグロとか大型魚が釣れるけど、地域が限られあまり身近なものではないよね」

水深が浅いストラクチャ周りは小型魚メイン。

大型魚を狙うなら少しでも水深がある沖のストラクチャを狙おう!

オススメは沖堤防(形状的に一文字などとも呼ばれる)周辺のポイントです。

水深が割と深い沖堤防周りにはいろんな魚種が着いていることが多く、先ほど述べた根魚以外にも青物など回遊魚やマダイ、ヒラメなどいろんな魚種が狙えます。

特に沖堤防の両端は船の移動ルートになっていて、繰り返し船が航行することによって海底が彫られ深くなっている場合が多いです。

こうした地形の変化や、潮流が沖堤防に当たって変化したところにベイト(えさ)となる魚が回ってきます。

マイボ!
マイボ!
「これらベイトを捕食しにいろんな魚が集まってくる!」

沖磯

沖磯とは沖で独立して急激にかけ上がって海上で確認できる山みたいな磯のことで、ストラクチャ同様根魚の釣果が期待できます。

ただ先ほどの岸近くのストラクチャや地磯あたりに比べると魚種も豊富で釣れるサイズも平均大きいです。

さらに岸から陸続きではなくボートから以外は簡単に狙えるポイントでないためすれていない魚も多いです。

問題は根が荒く根がかりしやすいことですが、沖堤防同様潮が磯にぶつかってできる潮の変化も期待できるため根がかりを恐れず積極的に狙いたいポイントの1つです。

沖磯周辺は根が荒く根がかり注意!

ただ魚種は豊富で魚がスレていないことも多く狙い目!

潮の変化

続いて海上から見える潮の流れが変化しているポイント。

海中の潮の動きは目には見えませんが、海上の動きは見えることがあります。

潮目と言われるもので潮流がぶつかって変化しているもので海上から目視できます。

この変化に先ほど同様ベイトフィッシュが集まってそれを捕食しに肉食魚がやってくるという訳ですが、この潮目だけ狙ってれば釣れるという簡単なものではありません。

この潮目は海上近くの潮の変化であって、特に水深がある場所などはその潮の変化がまっすぐ海底まで続いているとは限りません。

後述する漁礁や地形的に狙いのポイントにおいて釣りをしているときにプラスアルファ潮目ができてればチャンス!というぐらいの感じでしょうか。

「潮目=釣れる」っていう単純な式が成り立つわけでもない。

GPS魚探の活用

続いてボートフィッシングにおいては当然かも、魚探の活用。

なくても釣れることもありますが、安定した釣果、また少しでも釣果を伸ばしていくことを考えると必須です。

釣れたポイントや日時を記憶させる機能もあるので、データ収集していくことが安定した釣果アップにつながるからです。

また、航行中の安全面でも急激な浅場なども分かるため安心。

ではその魚探を活用したポイントの探し方を何点か紹介します。

魚礁

地形の隆起などで自然にできたもの人工的にコンクリートブロックなどを沈めた人口魚礁があります。

どちらも小魚が集まるポイントで、それを狙って大型魚もやってくるため重要なポイントとなります。

この魚礁の探し方は簡単でGPS魚探上ですべてではないですが表記されています。

ただ逆に魚探を見れば誰でも分かるポイントであるため、居着きの魚はプレッシャーがかかって警戒心が強い魚が多い気がします。

回遊魚が回ってくる潮の動いている時間などと合わせて狙うと効果的です。

魚探を見れば分かるから人口魚礁は探しやすい。けどその分スレていることも。

地形の変化しているポイント

かけ上がり、かけ下がり、ブレイクなどと言われる地形の変化している所も魚が集まりやすいポイントです。

これもGPS魚探の海底地形図上の等深線で判断できます。

魚種によりますがその等深線が複雑になっている(根が荒いと表される)場所ほど魚の隠れ家にもなりやすく魚影は濃いです。

さらに根が荒いと根がかりしやすく釣りが難しいため魚礁と比べるとプレッシャーもあまりかかっていない場合が多く大型の根魚なども期待できます。

一方緩やかなかけ上がり、下がりなどのポイントは砂地が多く、キス、カレイ、ヒラメなどが期待できます。

海底の起伏が激しいポイントほど狙い目。

根がかりを恐れず攻めてみよう!

船団

他のボートがたくさん集まって釣りしているポイントです。

集まっているということはそこがある魚種のポイントでその時間帯に釣れているということ。

その周辺で他のボートがどういう釣り方をしていて、何の魚が釣れているか、ということも確認することができます。

あとはその真似をすることがもっとも釣果への近道になります。

気を付けなければいけないのは船団には仕事として釣りしている漁師さんや遊漁船もいる場合も多いということです。

その漁師さんや先にポイントに入っていたほかのボートや遊漁船がいる船団にあとから入っていくわけですから、ほかのボートが流しているラインの前に自分のボートをつけたり、魚種によっては仕掛けをかなり長い距離で流している場合もありボート同士が至近距離で釣りすることによってお祭りさせてしまうなどの邪魔にならないようにしなければいけません。

また、船団ができているポイントでも釣れるポイントはかなり狭い範囲だったりするので、船団の中心に入ると釣れますが船団から数十メートル離れただけでもまったく釣れないということも。

船団になる前に自分が誰より早くそのポイントにいるという状況がベストです。

船団ができている所に後から入っても時合いが終わりかけだったり、少なくとも他のボートに先にいくらかは釣られているわけですから船団に入るのが後になるほど釣れる確率は下がります。

マイボ!
マイボ!
「たまたま船団を見つけ、他船がしている釣法を確認してもその仕掛けを準備できていないという場合もあるある。」

ですから、たまたま見つけた船団がいつどこでどうゆう釣りをしているかなどできるだけ細かくデータを取っておき、次回の出船時にその情報をもとに仕掛けを準備し早めにポイントにはいることが重要です。

船団=釣れるポイント、時間帯

ただ行き当たりばったりの船団探しではなく、情報収集のための船団探しをしてみよう。

釣り雑誌、TV

これはショアフィッシングに比べてオフショアの場合は難しいことも。

ショアフィッシングであればどこの漁港のどこのポイントで何時頃という情報まで表示されていることもありますが、オフショアの場合だと時間帯は分かっても〇〇沖とか広い範囲でのポイントしか公表されていません。

しかし岸近くのポイントであれば岸や構造物が映っていることもあり、馴染みの海域であればそれらの情報をもとにある程度の特定をすることができることもあります。

情報共有できる知り合いを作る

これが釣果につながるポイント探しの最も近道かもしれません。

いつも行く海域で釣りしているベテランさんの知り合いを見つけ、その人にポイントなど教えてもらうということです。

ではどうやって知り合いを作るかということですが、以下のような方法があります。

  • 係留している港で近くに係留している人に声かける
  • 馴染みのマリーナや修理屋で紹介してもらう
  • SNSやブログで交流する

いろんな方法があると思いますが、突然ほかの人に話しかけるのに比べると、最後のSNSやブログで交流するのが最もハードルは低い気がします。

SNSやブログをしている人は積極的に交流したいと思っている人も多いです。

ブログで同じ海域で釣果を上げている人にコメントすることで、そこで情報を得たり実際に会って話することもできます。

最後に気を付けたいのは、一方的に教えて教えてという姿勢ではなく、こちらも持っている情報は提供しお互い情報共有するという姿勢が大切です。

そうすることでお互いの信頼関係が生まれ、釣り以外でも良いお付き合いに繋がるかもしれませんね。

まとめ

マイボートでの釣れるポイントの探し方の具体例を挙げてきました。

割とメジャーな知識でショアフィッシングでの探し方に通じるものもありますが、とにかく大事なのは積極的に考えて、次に活かすという姿勢でしょう。

表面上の、例えば見た目にストラクチャがあるから。という理由だけでそのポイントを攻め続けても釣果は上がりにくいです。

「ストラクチャ周辺+潮目」とか「魚礁+船団」などいろんな要素を掛けあわせたりすることで釣れるポイント、時間帯の情報の精度が上がってきます。

その情報を収集し、次の釣りはこうすればあーなるだろう…っていう仮定をして実践→反省し…の繰り返すことで釣果は必ず上がってくるハズ。

そう簡単に釣れるポイントを見つけられるものではないですが、この過程も釣りの楽しみの一つ

遊漁船や他人の船ではなかなか感じられないこの楽しみ、マイボートであれば満喫できます!大変だけど!

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