ダイワのアジング・メバリングに使えるリール8選とコスパ優秀BEST3

ダイワのアジングとメバリングに使えるスピニングリールの違いをまとめてみた
ダイワのアジングやメバリングに使えるリールと言えば「月下美人」シリーズ。
2023年現在、「月下美人」リールのラインアップは2種類。

アジングやメバリングに使えるリールは月下美人だけ?

そんなことはなくて、ほかにも使えるリールはたくさんあるよ!
実はダイワではいろんな釣りに使えますよ!という汎用リールの方が圧倒的にラインアップが多いのです。
その中にはもちろんアジングやメバリングに使えるリールというのもたくさん存在していて、本記事ではその中から一定の基準を満たしたオススメのリールをご紹介していきます。
次の項でその基準を説明したうえで、全10種類のリールの機能や性能、また下位モデルとの金額、性能差を簡単にまとめてみました。
最後に個人的コスパ最強リールランキング・ベスト3も作ってみましたので、長文読むのがちょっと…っていう方は最後まで飛ばして読んでみて下さいね!
アジング、メバリングリールに求められる性能とは?
商品の説明に入る前に、アジングやメバリングのメールに求められる性能について簡単に解説。
1000~2000サイズのラインアップがあること
まず、アジングやメバリングは海でのルアーフィッシングとしては最小クラスともいえるアジやメバルが対象。
そのため、リールもそこまでのパワーは必要とせず、軽量性や軽量ルアーの操作性が良いといった点の方が重視されます。
つまりリールも小型である方が有利、ということでダイワでは1000~2000サイズが適正であると言えるでしょう。
できるだけ浅溝スプールで細糸対応していること
軽量ルアーを使用するということはラインも細い方が操作性、感度が上がります。
細糸を使うにはスプールも浅溝である方が、ライントラブルも減少しキャスト性能も向上します。
ドラグ性能が優れていること
最後はドラグ性能。
細糸を使う釣りのためリールのドラグ性能というのはかなり重要。
ダイワのリールの場合は現状「ATD(=オートマチックドラグシステム)」が最新で高機能、かつ安価なモデルからも採用されているように、いわば最低限のドラグシステムと言っても過言ではないでしょう。
よって本記事で紹介するリールはこの「ATD」以上の搭載機種に絞ってピックアップしております。
ちなみに本記事で紹介するリールの共通仕様は以下の通り。
- エアローター:軽量、高感度の新形状ローター
- クロスラップ:巻き糸の角度を上げてライントラブル減少と飛距離UP
- エアベール:強度があり、ライントラブル減少させる新ベール形状
- ツイストバスターⅡ:ローラー回転による糸ヨレを軽減
- ローターブレーキ:不意のベール返りを防止する
- シャワー洗浄可
それでは以下金額が安い順番に紹介していきますが、表題の金額はAmazonでの参考実売価格(税込)です。時期により変動はありますのでご参考までに!
※スペック欄の定価はすべて税抜表示。
約6,500円「レブロス」(2020年発売)
- ボディ素材:DS4(ファイバー強化特殊プラスチック)
- ローター素材:DS4(ファイバー強化特殊プラスチック)
- ドラグ:ATD
- ギア:デジギアⅡ
「レブロス」の特徴
形状や素材が見直され、「軽くて強い」というコンセプトである「LT(=LIGHT&TOUGH)」モデルの「レブロス」。
ドラグシステム「ATD」も搭載していて、軽量ルアー、超細糸を使うアジングやメバリングにおいて最低限の性能を持ったリールです。
LTモデル!とはいえ自重200gと重めなのはマイナスポイント。
さらに防水機構「マグシールド」も非搭載。

マグシールドは非搭載の方が回転軽くてイイ!っていう声もあるから一概にイマイチポイントとも言えないけど
詳細は後述しますが、1つ上位機種である「レガリス」の方が性能に優れる割に金額差はそこまでありません。
「レブロス」へのこだわりがそこまでないなら、コスパに優れる「レガリス」がオススメ。
アジング、メバリングにオススメモデル
品名 | ギア比 | 1回転巻取長 | 自重 |
LT1000S | 5.2 | 64cm | 200g |
LT2000S | 5.2 | 68cm | 200g |
LT2000S-XH | 6.2 | 81cm | 200g |
LT1000S

- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):64
- ギア比:5.2
- 自重(g):200
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):2-150
- ベアリング(ボール/ローラー):4/1
- 定価(円):8,500
LT2000S

- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):68
- ギア比:5.2
- 自重(g):200
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):3-150
- ベアリング(ボール/ローラー):4/1
- 定価(円):8,700
LT2000S-XH

- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):81
- ギア比:6.2
- 自重(g):200
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):3-150
- ベアリング(ボール/ローラー):4/1
- 定価(円):8,700
約9,000円「レガリス」(2023年発売)
- ボディ:ZAION V(カーボンハイブリッド樹脂)
- ローター:ZAION V(カーボンハイブリッド樹脂)
- ギア:タフデジギア
- ドラグ:ATD TYPE-L
- エアドライブデザイン
- エアドライブローター
- エアドライブベール
- エアドライブスプール
- エアドライブシャフト
※マーカーは「レブロス」との違い
「レガリス」の特徴
「マグシールド」はやっぱり非搭載。
ボディとローターの素材として、「レブロス」の「DS4」からカーボンハイブリッド樹脂素材の「ZAION V」に進化。
剛性、強度に優れるだけでなく、軽量で巻き始めから軽い回転も可能となります。

ちなみに上位モデルに採用されている「ZAION」と比べると、性能的には若干落ちます
ダイワのフラッグシップモデル「イグジスト」(2022年)や「エアリティ」(2023年)に採用されはじめたダイワの新設計思想「エアドライブデザイン」。
それがなんと、「ルビアス」や「フリームス」より先に約1万円の「レガリス」に搭載されるという太っ腹。

「エアドライブデザイン」って?
「エアドライブデザイン」は、巻き出しから軽い回転が可能な「エアドライブローター」、軽量でトラブルレスな「エアドライブベール」、強度と軽量さを併せ持つ「エアドライブスプール」、軽くて滑らかかつノイズの少ない「エアドライブシャフト」という4つの技術から構成。
軽量性や剛性、キャスティングや回転性能といった、リールに求められる性能全てがレベルアップ。
従来のドラグシステム「ATD」と比べて、滑り出しがより滑らかに効く「ATD TYPE-L」に進化。

シーバスなど不意の大物がかかっても安心
名前的には「デジギアⅡ」の方が進化してそうな名前ですが、実は「タフデジギア」の方が高耐久。
以上のように最新技術が盛りだくさんながら1万円を切る価格でコスパに優れるリール。
アジング、メバリングにオススメモデル
品名 | ギア比 | 1回転巻取長 | 自重 |
LT1000S | 5.2 | 64cm | 175g |
LT2000S-P | 4.8 | 63cm | 175g |
LT2000S-XH | 6.2 | 81cm | 175g |
LT1000S

- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):64
- ギア比:5.2
- 自重(g):175
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):2-150、2.5-100、3-70
- ベアリング(ボール/ローラー):5/1
- ハンドル長(mm):40
- 定価(円):11,600
LT2000S-P

- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):63
- ギア比:4.8
- 自重(g):175
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):2.5-200、3-150、4-100
- ベアリング(ボール/ローラー):5/1
- ハンドル長(mm):45
- 定価(円):11,600
LT2000S-XH

- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):81
- ギア比:6.2
- 自重(g):175
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):2.5-200、3-150、4-100
- ベアリング(ボール/ローラー):5/1
- ハンドル長(mm):45
- 定価(円):11,600
約11,000円「月下美人X」(2020年発売)
- マグシールド(ボディ)
- ボディ素材:DS4(ファイバー強化特殊プラスチック)
- ローター素材:DS4(ファイバー強化特殊プラスチック)
- ギア:タフデジギア
- ドラグ:ATD
- ハイグリップI型フィネスノブ
※マーカーは「レガリス」との違い
「月下美人X」の特徴
ボディとローターの隙間にオイルの壁「マグシールド」を作ることで海水や埃などの侵入を防止、初期の回転性能を長期間維持することができます。
ダイワサービス部門によると、マグシールド搭載リールではベアリング不具合の修理が激減したそうです。

マグシールド搭載していると回転抵抗が増えて巻きが重くなる、なんて声も聴きますが
僕には正直その差は分からないレベル。
けど、バスやトラウトなど淡水専用リールは、割と高額な上位モデルでも「マグシールド」非搭載モデルも多いです。

ということは、やっぱり回転の軽さを突き詰めると「マグシールド」非搭載リール?
軽量で小型のハイグリップI型フィネスノブ採用。
従来のノブと比較して小型であるため、「超軽量ルアーを超スロー巻き」の巻き始めなど、さらに繊細なアクションがしやすくなるでしょう。
あとは手感度もよくなる?
「レガリス」で採用されていた「ZAION V」や「エアドライブデザイン」といった最新技術は「月下美人X」には非採用。

「月下美人X」は「マグシールド」搭載、とはいえコスパは「レガリス」の方が良さそう
アジング、メバリングにオススメモデル
LT1000S-P

- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):60
- ギア比:4.8
- 自重(g):195
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):2.5-100
- ベアリング(ボール/ローラー):5/1
- ハンドル長(mm):40
- 定価(円):16,800
LT2000S-P

- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):63
- ギア比:4.8
- 自重(g):200
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):3-150
- ベアリング(ボール/ローラー):5/1
- ハンドル長(mm):45
- 定価(円):16,800
LT2000S

- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):68
- ギア比:5.2
- 自重(g):200
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):3-150
- ベアリング(ボール/ローラー):5/1
- ハンドル長(mm):45
- 定価(円):16,800
約11,000円「フリームス」(2021年発売)
- マグシールド(ボディ)
- ボディ素材:ZAION V(カーボンハイブリッド樹脂)
- ローター素材:ZAION V(カーボンハイブリッド樹脂)
- ギア:タフデジギア
- ドラグ:ATD
※マーカーは「月下美人X」との違い
「フリームス」の特徴
「レガリス」でも採用されている高密度カーボン樹脂素材「ZAION V」。
これにより同じくマグシールド搭載で似たスペックの「月下美人X」よりも約15g軽量化、さらに剛性や強度の向上も。

「月下美人X」とほぼ同価格ながらハイスペックでコスパ良し
アジング、メバリングにオススメモデル
品名 | ギア比 | 1回転巻取長 | 自重 |
FC LT1000S | 5.2 | 64cm | 180g |
FC LT2000S | 5.2 | 68cm | 185g |
FC LT2000S-XH | 6.2 | 81cm | 185g |
FC LT1000S

- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):64
- ギア比:5.2
- 自重(g):180
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):2.5-100
- ベアリング(ボール/ローラー):5/1
- 定価(円):17,100
FC LT2000S

- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):68
- ギア比:5.2
- 自重(g):185
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):3-150
- ベアリング(ボール/ローラー):5/1
- 定価(円):17,100
FC LT2000S-XH

- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):81
- ギア比:6.2
- 自重(g):185
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):3-150
- ベアリング(ボール/ローラー):5/1
- 定価(円):17,100
約14,000円「月下美人MX」(2018年発売)
※2023年に廃番?になったようですが、まだ販売はされているようなので情報残しています。
- マグシールド(ボディ)
- ボディ素材:DS5(ファイバー強化特殊プラスチック)
- ローター素材:DS4(ファイバー強化特殊プラスチック)
- ギア:タフデジギア
- フィネスATD
※マーカーは「フリームス」との違い
「月下美人MX」の特徴
アジングやメバリングなど緩めのドラグ設定でもしっかりアワセが効かせられる「ATD」。
「月下美人MX」ではさらにフェルト系のワッシャーを使用することで、初期の滑り出し性能をアップ、さらに滑り出してからもスピードに追従してブレーキがかかりやすい設計に。
極細ラインを使用するアジングやメバリングには大変うれしい機能。

筆者も愛用中!
アジング、メバリングにオススメモデル
1000サイズは「LT1000S-P」のみ、2000サイズは「LT2000S-P」と「LT2000S」、2モデルの計3モデルのラインアップ。
アジング、メバリング専用モデル、ってことでもちろんすべてオススメ。
LT1000S-P

- LTシリーズ、浅溝スプール、パワーギヤモデル
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):60
- ギア比:4.8
- 自重(g):190
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):2.5-100
- ベアリング(ボール/ローラー):7/1
- ハンドル長(mm):40
- 定価(円):20,700
LT2000S-P

- LTシリーズ、浅溝スプール、パワーギヤモデル
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):63
- ギア比:4.8
- 自重(g):190
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):4-100
- ベアリング(ボール/ローラー):7/1
- ハンドル長(mm):40
- 定価(円):20,700
LT2000S

- LTシリーズ、浅溝スプール
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):68
- ギア比:5.2
- 自重(g):190
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):4-100
- ベアリング(ボール/ローラー):7/1
- ハンドル長(mm):45
- 定価(円):20,700
約18,000円「カルディア」(2021年発売)
- マグシールド(ボディ)
- モノコックボディ
- ボディ素材:ZAION V(カーボンハイブリッド樹脂)
- ローター素材:ZAION V(カーボンハイブリッド樹脂)
- ギア:タフデジギア
- ラインローラー1BB
※マーカーは「月下美人MX」との違い
「カルディア」の特徴
従来のスピニングリールはボディとカバー別々のパーツを組み合わせて作られていました。
これに対し「カルディア」は「モノコックボディ」というロケットやF1マシンなどにも採用されている、フレームとボディが一体化された構造になっています。
この「モノコック」構造により、ビス固定のスペースが不要などの理由で小型ボディの実現、さらにその中でドライブギヤのサイズを極限まで拡大することが可能に。
さらにその素材として軽量かつ高剛性であるカーボンハイブリッド樹脂「ZAION V」を採用。
この「モノコックボディ」と「ZAION V」の組み合わせにより、2000サイズで175gという軽量性を達成。
以上のようなボディやローター素材の見直しにより軽量化されながら、耐久性や強度、パワーもキープされることで、軽くて強いリールに仕上がっています。

「ZAION」は軽くて強い、とはいえ金属と比べるとどうなの?

もちろん金属の方が強いです。ちなみにダイワの上位モデル「イグジスト」や「セルテート」は金属素材(アルミ)ボディ
「ZAION」はアルミと比較して剛性は約60%、精度は約80%というデータもあり、剛性や精度は金属(アルミ)にはかなわないのです。
とはいえ、トータルで見ると軽量化されつつアジング、メバリング用リールとしての剛性も必要十分以上でしょう。
これで2万円を切る価格ということで初心者の方にも、バリバリ使い込んでいきたい!って方にもオススメできる、コスパに優れるリール。
「月下美人MX」と比べて逆にトータルのベアリング数は1個減っています。
その代わりラインローラー部に水や異物の浸入を防ぐボールベアリングが採用。
ラインローラー部は常にラインからの負荷が掛かっている場所であり、異音の発生原因にもなりやすいですので、このボールベアリング化により軽減することができます。
アジング、メバリングにオススメモデル
品名 | ギア比 | 1回転巻取長 | 自重 |
FC LT1000S | 5.1 | 64cm | 170g |
FC LT2000S | 5.1 | 67cm | 175g |
FC LT2000S-H | 5.8 | 76cm | 175g |
FC LT1000S

- フィネスカスタム、LTシリーズ、浅溝スプール、パワーギヤモデル
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):64
- ギア比:5.1
- 自重(g):170
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):2.5-100
- ベアリング(ボール/ローラー):6/1
- ハンドル長(mm):40
- 定価(円):25,400
FC LT2000S

- フィネスカスタム、LTシリーズ、浅溝スプール
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):67
- ギア比:5.1
- 自重(g):175
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):3-150
- ベアリング(ボール/ローラー):6/1
- ハンドル長(mm):45
- 定価(円):25,400
FC LT2000S-H

- フィネスカスタム、LTシリーズ、浅溝スプール、ハイギア
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):76
- ギア比:5.8
- 自重(g):175
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):3-150
- ベアリング(ボール/ローラー):6/1
- ハンドル長(mm):50
- 定価(円):25,400
約23,000円「月下美人」(2023年発売)
- モノコックボディ
- マグシールド
- ボディ:ZAION V(カーボンハイブリッド樹脂)
- ローター:ZAION V(カーボンハイブリッド樹脂)
- ギア:タフデジギア
- ドラグ:ATD TYPE-L
- エアドライブデザイン
- エアドライブローター
- エアドライブベール
- エアドライブスプール
- エアドライブシャフト
- ハイグリップI型フィネスノブ
※マーカーは「カルディア」との違い
「月下美人」の特徴
2022年モデルの「イグジスト」から採用された「エアドライブデザイン」が「月下美人」にも。
巻き出しから軽い回転が可能な「エアドライブローター」、軽量でトラブルレスな「エアドライブベール」、強度と軽量さを併せ持つ「エアドライブスプール」、軽くて滑らかかつノイズの少ない「エアドライブシャフト」という4つの技術から構成されており、リールに求められるすべての性能がアップしている
上述の「カルディア」と同じく軽量かつ高剛性な「ZAION V」素材のモノコックボディを採用。
ボディとボディカバーを一体化することでドライブギアを大径化、これにより剛性や精度がアップしています。
さらにダイワおなじみ防水機構「マグシールド」も搭載。

ダイワの最新技術が盛りだくさんで2万円少々。
コスパモンスターなライトソルト専用リール!
アジング、メバリングにオススメモデル
LT1000S

- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):64
- ギア比:5.1
- 自重(g):165
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):2.5-100
- ベアリング(ボール/ローラー):7/1
- ハンドル長(mm):40
- 定価(円):29,800
LT2000S

- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):67
- ギア比:5.1
- 自重(g):165
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):3-150
- ベアリング(ボール/ローラー):7/1
- ハンドル長(mm):45
- 定価(円):29,800
LT2000S-H

- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):76
- ギア比:5.8
- 自重(g):165
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):3-150
- ベアリング(ボール/ローラー):7/1
- ハンドル長(mm):50
- 定価(円):29,800
約28,000円「ルビアス」(2020年発売)
- マグシールド(ボディ)
- モノコックボディ
- ボディ素材:ZAION(高密度カーボン素材)
- ローター素材:ZAION(高密度カーボン素材)
- ギア:タフデジギヤ
- ラインローラー2BB
※マーカーは「月下美人」との違い
「ルビアス」の特徴
「カルディア」でも採用された「モノコックボディ」を「ルビアス」でも採用。
そして「ルビアス」最大の特徴は樹脂である「ZAION」製のモノコックボディであること。
ダイワのスピニングリール最上位モデル「イグジスト」は金属製のモノコックボディであるため、「ZAION」を採用している「ルビアス」の方が軽量なのです。

もちろん金属の方が剛性は高いですが、アジングやメバリングにおいては軽量性の方が重要かと思う
さらにドライブギヤのサイズを極限まで拡大することが可能になりパワーもアップしています。
ギアシステムは「バリスティック」や最上位モデル「イグジスト」などに採用されている「マシンカットタフデジギア」ではなく「タフデジギア」。
モノコックボディにより大径化されているとはいえ、システムとしては劣るものに。

トータルでどっちがイイか?っていうのはなかなか判断難しい…
アジング、メバリングにオススメモデル
品名 | ギア比 | 1回転巻取長 | 自重 |
FC LT2000S | 5.1 | 67cm | 150g |
FC LT2000S-XH | 6.2 | 81cm | 150g |
FC LT2000S
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):67
- ギア比:5.1
- 自重(g):150
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):3-150
- ベアリング(ボール/ローラー):9/1
- ハンドル長(mm):45
- 定価(円):42,300
FC LT2000S-XH

- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):81
- ギア比:6.2
- 自重(g):150
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):3-150
- ベアリング(ボール/ローラー):9/1
- ハンドル長(mm):50
- 定価(円):42,300
まとめ
以上約30,000円以内で買えるダイワのアジング、メバリングに使えるスピニングリール10選でした。

種類がたくさんあってよく分からない…結局どれがオススメなの!?
ということで、個人的コスパ優秀リールランキングベスト3を作ってみました。

僕が買うならこのリール!っていう完全に主観的なランキング(笑)
コスパ優秀リール第3位 「ルビアス」
最上位モデル「イグジスト」譲りのモノコックボディ+ZAION素材で自重150gという超軽量リール。
この軽量性だけでも大きな武器ですが、最低限以上のパワーや剛性も持ち合わせています。
アジングやメバリングにおいては、これ以上のリールは必要ないのでは?ってレベル。
コスパ優秀リール第2位 「カルディア」



「ZAION V」素材のモノコックボディで軽量、強度に優れ、さらに「マグシールド」や「タフデジギア」なども装備し耐久性、回転性能もハイレベル。
自重は170g〜と第3位の「ルビアス」にはかないませんが、2万円を切る価格でコスパ優秀リール第2位!
コスパ優秀リール第1位 「月下美人」



コスパ最強リールは「月下美人」を選出!
2023年最新モデルということでダイワの新設計「エアドライブデザイン」を採用。
もちろん「モノコックボディ」×「ZAION V」や「マグシールド」も採用されていて、数年前なら最上位モデルと言われてもおかしくない性能。

この性能で2万円少々という価格ですから、コスパ最強!
もちろんその他リールにもそれぞれの魅力がありますが、アジングやメバリングで自分がしたい釣り方に合ったリール選びの参考になれば幸いです!
ちなみにシマノ編アジング、メバリングに使えるコスパ最強リールまとめはコチラ。