月下美人だけじゃない!ダイワのアジング,メバリングに使えるロッド9選!
ダイワのアジング,メバリングに使えるロッドとは?
アジングやメバリング用のロッドを探してます。ちなみに私、ダイワ党。
そりゃやっぱ月下美人でしょ!
いえいえ、お待ちください。
確かにダイワのアジング、メバリング用ロッドと言えば「月下美人」シリーズが有名ではありますが、それ以外にも使えるロッドはあります。
いろんな釣りに使える、いわゆる汎用ロッドなどですね
もちろん専用ロッドは細かい部分までアジングやメバリングにおいて必要な性能が最適化されてるわけですが、汎用ロッドにもそれぞれ個性が。
ということで本記事では、ダイワのアジングやメバリングに使えるロッドを調査してみました。
ロッドごとに特徴の解説とオススメモデルのピックアップ、そして最後には筆者が選ぶコスパベスト3も発表しております!
約7,000円「ルアーニスト(モバイル)」(2018年発売)
ルアーニスト (モバイル) | アジメバルX | クロスビートSW | 月下美人 | |
メガトップ | – | – | – | ● |
X45 | – | – | – | – |
ブレーディングX | – | ● | – | – |
HVF | – | – | – | ● |
SVF | – | – | – | – |
V-JOINT | – | – | – | – |
AGS | – | – | – | – |
ESS | – | – | – | – |
CWS | – | – | – | – |
シート | – | – | – | – |
発売年 | 2018年 | 2023年 | 2020年 | 2020年 |
自重 | 96-120g | 64-79g | 105-110g | 55-86g |
Amazon価格 | 7,000円 | 9,000円 | 10,000円 | 12,000円 |
ルアーニストの特徴
アジングやメバリング専用ロッドではなく、汎用ロッドの「ルアーニスト」。
汎用ロッドとはいえ、ガイドやリールシート形状などはライトソルトルアー用として最低限の仕様では。
安くていろんな釣りに使える!のが売りの「ルアーニスト」、釣種にあわせて10種以上のラインアップがあります。
しかし逆に言うと、アジング向けモデルでショアジギングはできないように、1本でいろんな釣りに使えるという万能ではなく、ある程度使える釣りは限られるということ。
じゃあ「汎用ロッド」のメリットとは?
「ルアーニスト」に限ったことではないですが、「専用」「汎用」にそこまでこだわらなくてもいいのでは?
ということで、どちらかというとスペックや使用されている技術などと価格を照らし合わせて、コスパに優れると思う方を選ぶのがイイかと。
「ルアーニスト」は専用ロッドと比べると自重100gオーバーのモデルが多く、また適合ルアーも1g~。
軽量ルアーやリールとの組み合わせにはミスマッチですので、使える場面は限られるかも。
安い!とはいえ初心者の方にはオススメできない!
ルアーニストのスペック
対象魚によって多数のラインアップがあるが、アジングやメバリングに適しているのは「63UL」「68L-S」「74UL-S」あたり。
オススメは「68L-S」とモバイルモデルでは「68L-S-4」です。
「ルアーニスト 68L-S」
- 全長(m):2.03
- 継数(本):2
- 仕舞(cm):106
- 自重(g):126
- 先径(mm):1.2
- 適合ルアー重量(g):2-10
- 適合ライン(lb):3-8(ナイロン)
- カーボン含有率(%):88
- 定価(円):7,400
「ルアーニストモバイル 68L-S-4」
- 全長(m):2.03
- 継数(本):4
- 仕舞(cm):56
- 自重(g):120
- 先径(mm):0.8
- 適合ルアー重量(g):1-10
- 適合ライン(lb):3-8(ナイロン)
- カーボン含有率(%):90
- 定価(円):11,500
9,000円「アジメバルX」(2023年発売)
ルアーニスト (モバイル) | アジメバルX | クロスビートSW | 月下美人 | |
メガトップ | – | – | – | ● |
X45 | – | – | – | – |
ブレーディングX | – | ● | – | – |
HVF | – | – | – | ● |
SVF | – | – | – | – |
V-JOINT | – | – | – | – |
AGS | – | – | – | – |
ESS | – | – | – | – |
CWS | – | – | – | – |
シート | – | – | – | – |
発売年 | 2018年 | 2023年 | 2020年 | 2020年 |
自重 | 96-120g | 64-79g | 105-110g | 55-86g |
Amazon価格 | 7,000円 | 9,000円 | 10,000円 | 12,000円 |
アジメバルXの特徴
ダイワのアジングやメバリングタックルといえば「月下美人」シリーズ。
この「アジングX」「メバリングX」は「月下美人」シリーズではありませんが、アジング、メバリング専用ロッドとなっています。
専用ロッドだとどう違うの?
モデルごとの単品でスペックだけ見ると分かりにくいかもしれませんが、例えば全長だったり、穂先の種類(ソリッドかチューブラーか)など、アジングやメバリングにおいて使用するルアーや釣り場の状況に適したモデルを選択できるようになっています。
要は汎用ロッドと比べて、より細かく自分のしたい釣り方に適したロッドを選びやすい。ということ。
ブランクスの最外層をX状にカーボンテープで締め上げ、ネジレを抑制する強化構造「ブレーディングX」を採用。
アジングやメバリングにそこまでパワーはいらないイメージはありますが、不意の大物が掛かった時の対応や、キャスト時やアクション時にブレを抑え操作性を上げるなどのメリットがあります。
見た目にもすこし高級感が出て、所有欲を満たしてくれるのでは。
アジメバルXのスペック
品番 | ティップ | 全長(m) | 自重(g) | 適合ルアー(g) |
510UL-S | ソリッド | 1.78 | 64 | 0.3-5 |
66L-S | ソリッド | 1.98 | 70 | 0.5-8 |
68L-T | チューブラ | 2.03 | 74 | 0.5-8 |
74UL-S | ソリッド | 2.24 | 75 | 0.3-5 |
76L-S | ソリッド | 2.29 | 79 | 0.5-8 |
「アジメバルX」はソリッドティップ4種、チューブラーティップ1種の計5種のラインアップ。
万能モデルは「66L-S」。
「アジメバルX 66L-S」
- 全長(m):1.98
- 継数(本):2
- 仕舞(cm):103
- 自重(g):70
- 先径(mm):0.7
- 適合ルアー重量(g):0.5-8
- 適合ライン(lb):1.5-4(ナイロン)
- カーボン含有率(%):86
- 定価(円):12,000
約10,000円「クロスビートSW」(2020年発売)
アジメバルX | クロスビートSW | 月下美人 | モバイルパック | |
メガトップ | – | – | ● | – |
X45 | – | – | – | – |
ブレーディングX | ● | – | – | – |
HVF | – | – | ● | ● |
SVF | – | – | – | – |
V-JOINT | – | – | – | – |
AGS | – | – | – | – |
ESS | – | – | – | – |
CWS | – | – | – | – |
シート | – | – | – | エアセンサー |
発売年 | 2023年 | 2020年 | 2020年 | 2022年 |
自重 | 64-79g | 105-110g | 55-86g | 94-102g |
Amazon価格 | 9,000円 | 10,000円 | 12,000円 | 12,000円 |
クロスビートSWの特徴
最近流行りの6本継のモバイルロッド。
一番ショートの「666TUL」では仕舞寸法41cmと、本記事でご紹介しているモバイルロッドの中でもっとも短いロッド。
トップガイドはSiC(Silicon Carbide)リングを採用。
摩擦抵抗が低く、放熱性がよいという性質であるためラインに優しく、特に極細ラインを使用するアジングやメバリングにおいては重要な要素。
一般的な振出ロッドと比べると、「クロスビートSW」はデザインもかなり改善されています。
商品写真を見て頂ければ一発で分かりますが、特にグリップ周辺はルアーロッド風なデザイン。
磯竿!なイメージがあった振出ロッドも進化してます
クロスビートSWのスペック
対象魚に応じて全6種のラインアップ。
その中からアジングには「666TUL」、メバリングには「746TUL」がオススメ。
「クロスビートSW 666TUL」(アジング)
- 全長(m):1.98
- 継数(本):6
- 仕舞(cm):41
- 自重(g):105
- 先径(mm):1.2
- 適合ルアー重量(g):0.8-7
- 適合ライン(lb):2-6(ナイロン)
- カーボン含有率(%):88
- 定価(円):9,800
「クロスビートSW 746TUL」(メバリング)
- 全長(m):2.24
- 継数(本):6
- 仕舞(cm):46
- 自重(g):110
- 先径(mm):1.3
- 適合ルアー重量(g):0.8-7
- 適合ライン(lb):2-6(ナイロン)
- カーボン含有率(%):88
- 定価(円):10,500
約12,000円「月下美人」(2020年発売)
月下美人の特徴
「月下美人AJING・メバル」の最大の売りは、アジングモデルの「55UL-S」では自重55gという、軽量性が最大の売り。
カーボン繊維の密度を高めた「高密度HVFカーボン」などの技術を採用することで、ここまでの軽量化がされています。
軽さだけを見ると、上位モデルの「月下美人AIR」などには及ばずとも、同等クラスの軽さ。
ソリッドモデルに限りますが、高強度なカーボンソリッド穂先「メガトップ」も採用。
これにより先径0.7mm~という超極細で柔軟、手に伝わる感度だけでなく、視覚的な感度も高い穂先となっています。
「月下美人」シリーズ共通でありますが、大きめのガイドを採用することで、超軽量ルアーでも飛距離が出しやすくなっています。
また、グリップ形状も考えられており、ロッドを持つ手の人差し指がブランクに届くような形状になっています。
いわゆる「ブランクタッチ」ができる形状で、指先からのごくわずかな反応もキャッチできる範囲が広がるかも。
以上のような技術など採用されていながら約10,000円少々という金額。
下位モデルの「アジメバルX」と比較してもそこまで金額差はない割には、スペック差はかなり大きくコスパに優れるロッド。
月下美人のスペック
品番 | ティップ | 全長(m) | 自重(g) | 適合ルアー(g) |
55UL-S | ソリッド | 1.65 | 55 | 0.3-5 |
510UL-S | ソリッド | 1.78 | 57 | 0.3-5 |
68L-S | ソリッド | 2.03 | 63 | 0.5-8 |
78ML-S | ソリッド | 2.34 | 81 | 2-15 |
80ML-T | チューブラ | 2.44 | 85 | 2-15 |
品番 | ティップ | 全長(m) | 自重(g) | 適合ルアー(g) |
610L-S | ソリッド | 2.08 | 64 | 0.5-8 |
74UL-S | ソリッド | 2.24 | 66 | 0.3-5 |
76L-T | チューブラ | 2.29 | 77 | 0.5-8 |
83M-T | チューブラ | 2.51 | 86 | 2-15 |
「月下美人」はアジングモデル5種、メバリングモデル4種の計9種のラインアップ。
それぞれからオールマイティに使えるモデルをピックアップ。
「月下美人AJING 68L-S」
- 全長(m):2.03
- 継数(本):2
- 仕舞(cm):105
- 自重(g):63
- 先径(mm):0.7
- 適合ルアー重量(g):0.5-8
- 適合ライン(lb):1.5-4(ナイロン)
- カーボン含有率(%):96
- 定価(円):15,000
「月下美人メバル 74UL-S」
- 全長(m):2.24
- 継数(本):2
- 仕舞(cm):116
- 自重(g):66
- 先径(mm):0.7
- 適合ルアー重量(g):0.3-5
- 適合ライン(lb):1-3(ナイロン)
- カーボン含有率(%):97
- 定価(円):15,700
約12,000円「モバイルパック」(2022年発売)
モバイルパックの特徴
「モバイルパック」は「クロスビートSW」と同じく6本継の振出ロッド。
6〜7ft台のモデルでは仕舞寸法はわずか40cm台!
カーボンロッドはカーボン繊維を取りまとめて作られたシートを巻いて作られています。(簡単に言うと)
カーボンシートを作るためにレジン(樹脂)といういわゆる接着剤を含める必要があるのですが、そのレジンの割合を減らし、その分カーボン繊維を密に入れたのが「高密度HVF(=HighVolumeFiber)カーボン」です。
これにより、より軽く、強く、操作性もアップしています。
同じ6本継のモバイルロッド「クロスビートSW」との性能差は、主に上記「HVF」の有無。
金額差も1,000〜2,000円ほどなので、コスパは「モバイルパック」の方がよくオススメだと個人的には思います。
モバイルパックのスペック
対象魚に合わせた全10種のラインアップからアジング、メバリングに使えるのは「646TUL」「746TUL」。
「モバイルパック 646TUL」
- 全長(m):1.93
- 継数(本):6
- 仕舞(cm):41
- 自重(g):94
- 先径(mm):1.2
- 適合ルアー重量(g):1-6
- 適合ライン(lb):2-6(ナイロン)
- カーボン含有率(%):90
- 定価(円):14,100
「モバイルパック 746TUL」
- 全長(m):2.26
- 継数(本):6
- 仕舞(cm):46
- 自重(g):102
- 先径(mm):1.2
- 適合ルアー重量(g):1-6
- 適合ライン(lb):2-6(ナイロン)
- カーボン含有率(%):91
- 定価(円):16,500
約22,000円「月下美人MX」(2021年発売)
月下美人MXの特徴
下位モデル「月下美人」に「X45」と「チタンフレームガイド」が追加で採用された上位モデルが「月下美人MX」というイメージ。
アジング、メバリング専用の最安モデル「アジメバルX」で採用されている「ブレーディングX」によく似た「X45」という技術。
リールシートから元ガイド付近までのバット部と呼ばれる部分の最外層にX状にカーボンテープを巻いたのが「ブレーディングX」。
対して「X45」は45度のX状にプラスしてタテ、ヨコ方向のカーボンシートを必要な個所のみに搭載しています。
これにより必要以上に重くならずにネジレを抑制することで操作性、強度がアップしています。
従来のステンレスに比べて、軽い、強い、サビにくいという3拍子揃った「チタンフレームガイド」搭載。
一昔前ならフラッグシップモデルにしか搭載されていなかったようなイメージですが、これをトップガイドだけでなくすべてのガイドに採用。
耐久性が上がり、上記「X45」という強化構造がプラスされながら、最軽量クラスの「月下美人」に近い軽量性を実現しています。
「月下美人MX」の強みである「X45」ですが、アジングモデルには非採用でメバルモデルのみ。
月下美人MXのスペック
品番 | ティップ | 全長(m) | 自重(g) | 適合ルアー(g) |
55XUL-S・N | ソリッド | 1.65 | 46 | 0.3-3 |
510UL-S・N | ソリッド | 1.78 | 50 | 0.3-5 |
64L-S・N | ソリッド | 1.93 | 55 | 0.5-8 |
65L-T・N | チューブラ | 1.96 | 55 | 0.5-8 |
710ML-S・N | ソリッド | 2.39 | 70 | 1.5-10 |
品番 | ティップ | 全長(m) | 自重(g) | 適合ルアー(g) |
68L-S・N | ソリッド | 2.03 | 59 | 0.5-8 |
74UL-S・N | ソリッド | 2.24 | 64 | 0.3-5 |
78ML-T・N | チューブラ | 2.34 | 74 | 1.5-10 |
83MH-T・N | チューブラ | 2.51 | 82 | 3-20 |
「月下美人MX」はアジングモデル5種、メバリングモデル4種の計9種のラインアップ。
それぞれオールマイティなモデル「68L-S・N」と「64L-S・N」のスペックを紹介。
「月下美人MX 68L-S・N」
- 全長(m):2.03
- 継数(本):2
- 仕舞(cm):105
- 自重(g):59
- 先径(mm):0.8
- 適合ルアー重量(g):0.5-8
- 適合ライン(lb):1.5-4(ナイロン)
- カーボン含有率(%):97
- 定価(円):27,400
「月下美人MX AJING 64L-S・N」
- 全長(m):1.93
- 継数(本):2
- 仕舞(cm):100
- 自重(g):55
- 先径(mm):0.7
- 適合ルアー重量(g):0.5-8
- 適合ライン(lb):1.5-4(ナイロン)
- カーボン含有率(%):99
- 定価(円):27,400
約29,000円「月下美人MXモバイル」(2019年発売)
月下美人MXモバイルの特徴
上述の「月下美人MX」5本継のモバイル版で仕舞寸法は47~52cmとコンパクト。
ダイワのアジング、メバリング専用でモバイルロッドとしては唯一のモデル。
ちなみにシマノの専用「ソアレ」シリーズにもモバイルモデルはありません。※2022年現在
電車やバイク、自転車などの釣行だけど、しっかりした性能のロッドを使いたい!方にはコレしかないでしょう。
継ぎ目の多いロッドあるあるなのが、継ぎ目の曲がりがぎこちないとか、キャスト時などに抜けやすいとか。
筆者は実際に「月下美人MXモバイル」ユーザーでありますが、「V-ジョイント」という技術も使われてたりで現状特に大きな不満はなし。
この辺はレビュー記事がありますので参考になれば!
月下美人MXモバイルのスペック
「月下美人MXモバイル」はすべて5本継の3種類のラインアップ。
このなかで万能タイプは「610L-S-5」。
「月下美人MX モバイル 610L-S-5」
- 全長(m):2.08
- 継数(本):5
- 仕舞(cm):47
- 自重(g):67
- 先径(mm):0.7
- 適合ルアー重量(g):0.5-8
- 適合ライン(lb):1.5-4(ナイロン)
- カーボン含有率(%):94
- 定価(円):32,800
約38,000円「月下美人AIR」(2023年発売)
月下美人AIRの特徴
これまでに多く採用されていた「HVF」よりさらにカーボン密度がアップした「SVF」を採用。
これにより軽量性、パワー、感度がアップ。
もっとも軽いモデルは驚異の39g!!
さらにカーボンフレームのガイドシステム「AGS」を採用し、感度がアップしながら軽量化。
カーボンはチタンと比べてなんと3倍の剛性がある!らしい!
これまでのエアセンサーシートと比べてコンパクトで軽く握りやすい形状。
ロッドの操作性や軽量化につながっています。
月下美人AIRのラインアップ
品番 | ティップ | 全長(m) | 自重(g) | 適合ルアー(g) |
53L-S | ソリッド | 1.6 | 39 | 0.5-8 |
510UL-S | ソリッド | 1.78 | 42 | 0.3-5 |
63L-T | チューブラ | 1.91 | 45 | 0.5-8 |
66L-S | ソリッド | 1.98 | 47 | 0.5-8 |
711M-T | チューブラ | 2.41 | 64 | 2-15 |
品番 | ティップ | 全長(m) | 自重(g) | 適合ルアー(g) |
68L-T | チューブラ | 2.03 | 47 | 0.5-8 |
74UL-S | ソリッド | 2.24 | 50 | 0.3-5 |
83M-T | チューブラ | 2.51 | 70 | 2-15 |
63XULB-T | チューブラ ベイトモデル | 1.91 | 60 | 2-6 |
73ULB-T | チューブラ ベイトモデル | 2.21 | 67 | 2-8 |
「月下美人AIR」はアジングモデル4種、メバリングモデル5種(うち2種はベイトモデル)の計9種のラインアップ。
それぞれオールマイティに使えるモデルのご紹介。
「月下美人AIR 66L-S」(アジング)
- 全長(m):1.98
- 継数(本):2
- 仕舞(cm):103
- 自重(g):47
- 先径(mm):0.7
- 適合ルアー重量(g):0.5-8
- 適合ライン(lb):1.5-4(ナイロン)
- カーボン含有率(%):99
- 定価(円):49,500
「月下美人AIR 74UL-S」(メバリング)
- 全長(m):2.24
- 継数(本):2
- 仕舞(cm):116
- 自重(g):50
- 先径(mm):0.7
- 適合ルアー重量(g):0.3-5
- 適合ライン(lb):1-3(ナイロン)
- カーボン含有率(%):98
- 定価(円):50,500
約60,000円「月下美人EX」(2022年発売)
月下美人EXの特徴
月下美人シリーズのフラッグシップモデル「月下美人EX」。
定価は約70,000円と金額も最強でありますが、その性能も最強。
「ESS」とか「CWS(=カーボンラッピングシステム)」など最強の機能が盛りだくさんでとにかく最強なのです。
月下美人EXのラインアップ
品番 | ティップ | 全長(m) | 自重(g) | 適合ルアー(g) |
510UL-S | ソリッド | 1.78 | 43 | 0.3-5 |
66L-S | ソリッド | 1.98 | 47 | 0.5-8 |
68L-T | チューブラ | 2.03 | 48 | 0.5-8 |
74UL-S | ソリッド | 2.24 | 51 | 0.3-5 |
「月下美人EX」は全4種のラインアップで、それぞれ使用するルアーや状況に特化した性能を持つモデルたち。
そのためオールマイティモデル!というのはないが、あえて幅広く使えそうなモデルを選択するなら「66L-S」かと。
「月下美人EX 66L-S」
- 全長(m):1.98
- 継数(本):2
- 仕舞(cm):102
- 自重(g):47
- 先径(mm):0.6
- 適合ルアー重量(g):0.5-8
- 適合ライン(lb):1.5-4(ナイロン)
- カーボン含有率(%):100
- 定価(円):68,000
コスパ優秀ベスト3
最後に上記9種の中から、個人的にコスパ優秀と思われるロッドベスト3を発表!
第3位 月下美人MX モバイル
コスパ優秀第3位は「月下美人MX モバイル」。
実売価格は約30,000円と安くはないですが、「X45」や「チタンフレームガイド」などの採用により剛性や耐久性アップしながら、シリーズ最軽量クラスの軽さを両立。
そして高性能でありながら、もっとも高ポイントなのが「月下美人」シリーズでも唯一の5本継モバイルモデルということ。
手軽に携行できて、かつアジングやメバリングを高性能ロッドでしっかり楽しみたい!という方にはベストなロッドでしょう。
筆者も愛用中
第2位 モバイルパック
第2位は振出汎用ロッド「モバイルパック」。
性能的にはほかの月下美人シリーズなど専用ロッドには到底かなわないのですが、あえて「モバイルパック」を選出したのは振出竿ながら最低限以上のルアーロッドとしての性能があるから。
「HVF」採用、トップガイドがSiCリング、グリップ周辺のデザイン…など、極細×軽量ルアー×夜間の釣りが多いアジングやメバリングにおいては必要最低限ともいえる性能。
約10,000円という予算の中でモバイルロッドを探している方にオススメですが、やっぱり自重100gは重い!とかアンダー1g以下のルアー使いたい!って方にはイマイチ。
第1位 月下美人
そしてコスパ優秀第1位は「月下美人AJING・メバル」!
「メガトップ」や「HVF」などの採用によりとにかく軽量×高感度、アジングやメバリングに適したモデル展開やグリップ形状などでありながら1万円少々という金額。
最新の専用モデルということもあり、コスパはダントツの1位と思う。
まとめ
結局コスパ最強はアジング、メバリング専用ロッドじゃん!という結果でしたが、第2位の「モバイルパック」など個性的な汎用ロッドもありました。
シマノと比較するとダイワはモバイルロッドのラインアップが豊富ですので、コンパクトに収納できるロッドを探している方にはイイかも。
ただ、本文中にも何度か書きましたが、アジングやメバリングって極細×超軽量ルアーで夜間になることが多い釣り。
ですのでキャスト時やアクション時に、ロッド性能がほかの釣りと比べてより求められると思います。
いくら手軽に釣りができればいいや!といっても、最低限以上の性能がないとそもそも楽しめないですからね!
ということで1万円以下の安いモバイルモデルもラインアップにあるわけですが、コスパランキング第2位「クロスビートSW」のように最低限以上の性能を持つロッドを選ぶべき!という結論でした。
本記事がアジング、メバリング用ロッドを選ぶ参考になれば幸いです!では!