エギング

エギングロッドのハイエンド、ダイワとシマノの違いを全47番手で比較!10万円の最高峰は何が違うのか

エギングロッドのハイエンド ダイワ×シマノ最上位6シリーズ全47番手を比較
ちゃんま
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ダイワとシマノのエギングロッドのハイエンドは、ティップラン用を除くと6シリーズ47番手です。

定価は62,000円から107,100円。

シマノがセフィアリミテッドとセフィアエクスチューン、ダイワはエメラルダスのストイストST・ストイストRT・ストイストRT IL・AIRの4つですね。

釣り人A
釣り人A

10万円のエギングロッドって、6万円のと何が違うんですか?やっぱり軽いんですよね

釣り人B
釣り人B

感度がいちばんいいのはどれか知りたい。順位で見たいんですが

どちらの質問も、カタログの数字で答えようとすると詰まります。

8フィート台のMクラスでいちばん軽いのは、92,000円のストイストRT 84Mで84g。

次が63,500円のエメラルダスAIR 86Mの86gで、いちばん高いセフィアリミテッド S85ML+は99gです。

定価の高い順に軽くなるわけではなく、感度にいたってはどのシリーズも数値を出していません。

ちゃんま
ちゃんま

正直に言うと、この6シリーズはどれも僕の持ち竿じゃないです。振り心地の話はできないので、公式の数字と部品から言えることだけ書きますね

この記事でわかること

  • ダイワ・シマノのハイエンド6シリーズ47番手の全長・自重・適合エギ・定価
  • 同じ8フィート台のM・MLで並べたときの自重の差(84〜100g)
  • 感度のために各シリーズが入れている部品と素材
  • 金属穂先のSMTが寒い夜にどうなるか
  • ストイストSTとRTの性格の違い
  • ハイエンドの1本目に選びやすい番手と、リールとの合計自重

エメラルダスとセフィアを下のグレードから見たい人へ

MX・XやセフィアXR・SS・BBまで含めたシリーズ全体は、メーカーごとの記事に書いてます。

→ ダイワのエギングロッド10選!エメラルダス全機種の性能・価格をランク別に比較

→ シマノのエギングロッド「セフィア」全5種スペック比較

迷ったらコレ!ハイエンドの1本目はダイワ エメラルダスAIR 86M

ハイエンドのエギングロッドを初めて買うなら、ダイワのエメラルダスAIR 86M。

全長2.59m、自重86g、適合エギ2.5〜4号、適合PE0.4〜1.0号で、定価は63,500円(税抜)です。

6シリーズでいちばん安い価格帯なのに、10万円を超えるセフィアリミテッド S85ML+より13g軽いロッド。

ダイワはこの番手をシリーズの中心に置いていて、小型から大型までシーズンを問わず使えると説明しています。

上の5シリーズとの違いは、このあとに。


タップでとべる目次
  1. ハイエンドのエギングロッドで見る4項目
  2. ダイワ・シマノのハイエンドエギングロッド6シリーズ
  3. 8フィート台のM・MLで6シリーズを比べる
  4. 感度の順位はつけられるのか
  5. ハイエンドエギングロッド6シリーズの比較表
  6. ハイエンドエギングロッドの技術用語ミニ辞典
  7. ハイエンドエギングロッドのコスパランキング ベスト3
  8. ハイエンドエギングロッド×リールの組み合わせ3パターン
  9. ハイエンドエギングロッドの手入れ
  10. ハイエンドエギングロッドのよくある質問
  11. 関連記事

ハイエンドのエギングロッドで見る4項目

定価が6万円を超えるクラスになると、適合エギやPEの範囲に大きな差はなくなります。

違いが出るのは次の4つ。

  • 自重:47番手で70〜105g。8フィート台のM・MLにそろえると84〜100g
  • 穂先:チューブラー、カーボンソリッドのメガトップ、金属のSMTの3種類
  • ガイドと継ぎ方:ダイワはカーボンフレームのAGSとV-JOINTα、シマノはチタンフレームのXガイドとインロー継
  • 番手の数:シマノは各5機種、ダイワは6〜16機種

自重と番手の数はダイワ、定価の高さはシマノが上。

穂先の種類はダイワのほうが多く、シマノの2シリーズは全機種が先径1.6mmでそろっています。

ちゃんま
ちゃんま

エギングはしゃくる回数が多い釣りなので、自重の10g差は気にする人が多いところ。ただ、軽いほどいいとも言い切れないんですよね


ダイワ・シマノのハイエンドエギングロッド6シリーズ

シマノ セフィアリミテッド

6シリーズで唯一の10万円超え。握る部分までカーボンで作ったシマノの頂点!

定価(税抜)100,000〜107,100円(全5機種)
基本構造スパイラルXコア+ハイパワーX
ガイドXガイド(3Dチタントップ+3Dチタン+エアロチタン)/チタン・SiC
グリップカーボンモノコックグリップ(ハイレゾ)/カーボンシェルグリップ
継ぎ方インロー継・2ピース(アクティブフェルール)
穂先チューブラー(先径は全機種1.6mm)
そのほかCI4+、フックキーパー、ロッドベルト付属
モデル全長自重適合エギPE定価(税抜)
S73M2.21m99g2〜4.5号0.5〜1100,000円
S76ML+2.29m96g1.8〜4号0.4〜1103,000円
S84L+2.54m97g1.5〜4号0.3〜1105,100円
S85ML+2.57m99g1.8〜4号0.4〜1107,100円
S90ML2.74m103g1.8〜4号0.4〜1106,000円

※ 5機種ともカーボン含有率は98〜99%です。

ちゃんま
ちゃんま

数字だけ並べると、リミテッドは「高くて重い」に見えてしまうんですよね。カタログに載らない握りと継ぎ目にお金をかけた竿なので、スペック表だけで選ぶ人とは相性が悪いシリーズです

定価の差は、表に載らない部品に出ている

適合エギ1.5〜4.5号、PE0.3〜1号という範囲は、3万円ほど安いセフィアエクスチューンとまったく同じです。

自重も96〜103gと95〜105gで、ほとんど重なります。

リミテッドにあってエクスチューンに無いのは、カーボンシェルグリップと、カーボンモノコックグリップのハイレゾ仕様。

握る部分までカーボンで固めたロッドということですね。

自重は6シリーズでいちばん重い

いちばん軽いS76ML+でも自重は96gあります。

ダイワの4シリーズには、96gを超える番手がひとつもありません。

軽さの数字で選びたい人が、最初に引っかかるところ。

リアグリップは中空カーボンの一体成型で、EVAやコルクより軽く、振動がグリップエンドまで伝わる作りです。

竿全体の重さと、振ったときに感じる重さは別物なので、ここは店頭で持って確かめたいですね。

番手は5つで、ソリッド穂先は無い

7フィート3インチのS73Mから9フィートのS90MLまで。

型番に-Sが付くソリッドモデルは用意されていません。

ダイワ エメラルダス ストイストST

金属穂先のSMTが4機種。しなやかなブランクに鋭い穂先を合わせたダイワの旗艦!

定価(税抜)88,000〜94,000円(全8機種)
ブランクSVFナノプラス/X45フルシールド
穂先SMT(74MMH-SMT・83M-SMT・85LML-SMT・88ML-SMT)/メガトップのフルソリッド(65M TG)/高弾性ソリッド(73L-S)
ガイドAGS(Cリング・Nリング)/カーボンラッピングシステムで固定
継ぎ方V-JOINTα(逆並継)・2ピース(82ML-5は5ピース)
リールシートエアセンサーシート
設計感性領域設計システム(ESS)
モデル全長自重適合エギPE定価(税抜)
65M TG1.96m89g30〜90g0.5〜1.093,000円
70MMH-S2.13m84g50〜150g0.6〜1.591,000円
73L-S2.21m77g1.8〜3号0.4〜0.888,000円
74MMH-SMT2.24m85g3〜4.5号0.5〜1.294,000円
82ML-52.49m95g1.8〜3.5号0.4〜1.093,000円
83M-SMT2.52m89g2.5〜4号0.4〜1.093,000円
85LML-SMT2.57m89g1.8〜3.5号0.4〜1.094,000円
88ML-SMT2.63m90g1.8〜3.5号0.4〜1.093,000円

※ 65M TGと70MMH-Sはボート用で、適合エギはグラム表記です。

ちゃんま
ちゃんま

RTが「軽さと張り」なら、STは「しなやかさと穂先」。同じストイストでも性格が逆なので、名前の響きだけで選ぶと外します

SMTは超弾性チタン合金の穂先

ダイワの説明では、金属ならではの振動の増幅力で、カーボンでは届かない感度を出す穂先。

手に響くアタリと、穂先の動きで見るアタリの両方に効くとされています。

金属穂先のエギングロッドは、6シリーズのなかでストイストSTの4機種だけです。

シリーズ最軽量の73L-Sは77gで、こちらは繊細な高弾性ソリッドの穂先。

3号以下のエギで秋イカを狙う番手で、ダイワは「アジングロッドのような感覚」と書いています。

寒い夜のSMTは、穂先の戻りが遅くなる

ストイストSTの公式ページには、メタルトップの注意書きが載っています。

超弾性チタン合金は5℃以下で弾性が落ち、穂先の戻りが遅くなる。

0℃以下では曲がったまま戻らないことがあり、気温が上がれば元に戻るとのこと。

真冬の夜にしゃくる人は、ここを知ったうえで選びたいところですね。

巻き込みや糸絡みで穂先を強く曲げるとクセが残る、という注意もあります。

5ピースとボート用が同じシリーズにいる

82ML-5は仕舞60cmの5ピースで、自重は95g。

ストイストでは初めてのマルチピースで、電車や自転車で釣り場へ行く人に向けた番手です。

65M TGと70MMH-Sは、沖縄など南方のボートゲームで大型アオリイカを狙うモデル。

岸から投げるエギング用は、残りの6機種になります。

ダイワ エメラルダス ストイストRT

8フィート4インチのMで84g。高弾性のSVFコンパイルXナノプラスで軽さを突き詰めたレーシングモデル!

定価(税抜)90,000〜93,000円(全7機種)
ブランクSVFコンパイルXナノプラス/X45フルシールド
穂先チューブラー(先径1.2〜1.4mm)
ガイドAGS タイプR(Cリング・Nリング)/カーボンラッピングシステムで固定
継ぎ方V-JOINTα・2ピース
リールシートエアセンサーシート
モデル全長自重適合エギPE定価(税抜)
76MMH2.29m82g3〜4.5号0.5〜1.291,000円
79MLM2.36m79g1.8〜3.5号0.4〜1.091,000円
80LML2.44m80g1.8〜3.5号0.4〜1.090,000円
82MH2.49m87g3〜4.5号0.5〜1.293,000円
84L2.54m80g1.8〜3号0.4〜0.891,000円
84M2.54m84g2.5〜4号0.4〜1.092,000円
88ML2.64m84g1.8〜3.5号0.4〜1.092,000円

※ 84Lは2026年5月の追加モデルです。

ティップ部のAGSには、ストイストSTよりワンランク小さいサイズが使われています。

ちゃんま
ちゃんま

定価はSTとほぼ同じで、素材と穂先が違う。どっちが上という関係じゃないんですよね

7機種すべてが79〜87gに収まる

いちばん重い82MHでも87g。

セフィアリミテッドでいちばん軽い番手より9g軽い数字です。

監修した山田ヒロヒトさんは公式ページで、最初の試作を渡されたとき「いくら何でもこれは軽すぎる」と感じたと語っています。

そのあと相当使い込んでも折れなかった、とも。

張りの強い竿なので、好みは分かれる

ダイワ自身が「ピーキーでシャキっとしたブランク」「カリカリにチューニングされたロッド」と表現しています。

よく曲がる竿でゆったりしゃくりたい人には、同じ定価帯のストイストSTのほうが合います。

ダイワ エメラルダス ストイストRT IL

6シリーズで唯一のインターライン。夜と風の日の糸絡みを減らせる!

定価(税抜)85,000〜87,000円(全6機種)
ブランクSVFコンパイルXナノプラス/X45フルシールド
構造リニアインターライン構造(先内径1.3mm)
穂先スーパーフレックストップ(先径1.8〜1.9mm)
継ぎ方V-JOINTα・2ピース
リールシートエアセンサーシート
そのほか感性領域設計システム(ESS)、AGS
モデル全長自重適合エギPE定価(税抜)
78ML2.34m84g1.8〜3.5号0.4〜1.085,000円
79MMH2.36m86g3〜4.5号0.5〜1.285,000円
81M2.46m86g2.5〜4号0.4〜1.085,000円
84MLM2.54m88g1.8〜3.5号0.4〜1.086,000円
89LML2.67m89g1.8〜3.5号0.4〜1.086,000円
91M2.77m94g2.5〜4号0.4〜1.087,000円

※ 78MLと91Mは2026年5月の追加モデルです。

ちゃんま
ちゃんま

夜のエギングで穂先に糸が絡むと、暗い中でほどくことになります。それが嫌な人のための竿ですね

糸が竿の中を通るので、ガイドに絡まない

ダイワは79MMHの説明で、天候の不安定な冬場から初春のナイトゲームでもライントラブルを気にせず釣りに集中できる、と書いています。

竿の内側にはらせん状の突起があり、水と糸が触れる面積を小さくして糸の出をよくする作りです。

アウトガイドのRTより少し重く、穂先は太い

同じ8フィート4インチで比べると、RT 84Mの84gに対してRT IL 84MLMは88g。

先径はRTの1.2〜1.4mmに対して1.8〜1.9mmで、糸を通すぶん穂先が太くなります。

ダイワはここにスーパーフレックストップという穂先を入れて、アウトガイドに近いしなやかさを出したと説明していますね。

カーボン含有率は97%で、定価はRTより5,000円ほど安い設定です。

シマノ セフィアエクスチューン

2026年7月発売の新型。基本構造と継ぎ方はリミテッドと同じで、定価は3万円ほど安い!

定価(税抜)72,000〜76,000円(全5機種)
基本構造スパイラルXコア+ハイパワーX
ガイドXガイド/チタン・SiC
グリップカーボンモノコックグリップ
継ぎ方インロー継・2ピース
そのほかCI4+、フックキーパー、ロッドベルト付属
モデル全長自重適合エギPE定価(税抜)
S72ML+2.18m95g1.8〜4号0.4〜172,000円
S85M2.57m100g2〜4.5号0.5〜175,000円
S86ML2.59m100g1.8〜4号0.4〜174,000円
S88L+2.64m100g1.5〜4号0.3〜174,000円
S92ML+2.80m105g1.8〜4号0.4〜176,000円
ちゃんま
ちゃんま

骨組みはリミテッドと同じで、グリップの仕様が違う弟分。「リミテッドの代わり」で買っても、がっかりはしにくいと思います

同じ長さのAIRより14g重い

S86MLは2.59mで100g。

同じ2.59mのエメラルダスAIR 86Mは86gなので、軽さの数字ではダイワに届きません。

そのかわり、スパイラルXコアとハイパワーX、インロー継というリミテッドと同じ組み立てが3万円ほど安く手に入ります。

リミテッドやセフィアXRとの細かい違いは、26セフィアエクスチューンとリミテッド・XRの違いに書いてます。

ダイワ エメラルダスAIR

86Mで86g。16機種から選べて、定価は6万円台前半!

定価(税抜)62,000〜65,000円(全16機種)
ブランクSVFナノプラス/X45
穂先チューブラー11機種/メガトップ5機種(75UL-S・77MMH-S・711M-S・84ML-S・84M-S)
ガイドAGS(バット部はCリング)
継ぎ方V-JOINTα・2ピース
リールシートエアセンサーシート(スリムフィット・ダウンロック)
グリップエンドEVA
モデル全長自重適合エギPE定価(税抜)
75UL-S・K2.26m70g1.5〜3号0.3〜0.662,000円
75MLM・K2.26m75g2.5〜3.5号0.4〜1.063,500円
77MMH-S・K2.31m83g3〜4.5号0.4〜1.063,500円
78M・K2.34m78g2.5〜4号0.4〜1.063,000円
711M-S・K2.41m84g2.5〜4号0.4〜1.064,500円
80L・K2.44m76g1.8〜3号0.4〜0.862,500円
80LML・K2.44m81g1.8〜3.5号0.4〜1.063,500円
83ML・K2.51m81g1.8〜3.5号0.4〜1.063,000円
83M・K2.51m85g2.5〜4号0.4〜1.063,500円
84ML-S・K2.54m82g1.8〜3.5号0.4〜1.063,500円
84M-S・K2.54m85g2.5〜4号0.4〜1.064,000円
85MLM・K2.57m85g2.5〜4号0.4〜1.064,000円
86ML・K2.59m84g1.8〜3.5号0.4〜1.063,000円
86M・K2.59m86g2.5〜4号0.4〜1.063,500円
86MH・K2.59m93g3〜4.5号0.6〜1.265,000円
89MLM・K2.67m92g2.5〜4号0.4〜1.063,500円
ちゃんま
ちゃんま

6万円台でこの軽さ。ハイエンドの1本目に選びやすいシリーズです。STやRTは、AIRを使って「ここがもっと欲しい」が出てきたときの楽しみに取っておけます

47番手でいちばん軽い竿がここにいる

75UL-S・Kは70g。

1.5〜3号の小さなエギを扱うメガトップ搭載モデルで、6シリーズ47番手の最軽量です。

主力の86M・Kも86gで、8フィート台のMクラスではストイストRT 84Mの次に軽い数字。

16機種は、選べるというより迷う数

パワーはULからMHまで、長さは7フィート5インチから8フィート9インチまで。

岡隆之さん・木森直樹さん・福島芳宏さんが監修した番手が7つあり、それぞれ性格がはっきり違います。

たとえば木森さん監修の75MLM・Kはシャローを手返しよく打つ短竿、80LML・Kは秋の小さいエギをキビキビ動かすセミショート、という分け方。

下調べなしで店に行くと決めきれないシリーズでもあります。

ダイワが「悩んだ時の1本」と書いているのは86Mですね。

ストイストとの約3万円差は、素材と細部

ブランクの素材はストイストSTと同じSVFナノプラス。

ネジレを抑えるX45は、STとRTが最外層から締め上げるX45フルシールドで、AIRは通常のX45です。

ガイドをカーボンクロスで固定するカーボンラッピングシステムも、ストイスト側だけの装備。


8フィート台のM・MLで6シリーズを比べる

シリーズモデル全長自重適合エギ定価(税抜)
セフィアリミテッドS85ML+2.57m99g1.8〜4号107,100円
ストイストST83M-SMT2.52m89g2.5〜4号93,000円
ストイストRT84M2.54m84g2.5〜4号92,000円
ストイストRT IL84MLM2.54m88g1.8〜3.5号86,000円
セフィアエクスチューンS86ML2.59m100g1.8〜4号74,000円
エメラルダスAIR86M・K2.59m86g2.5〜4号63,500円

自重は84gから100gまで、16gの幅があります。

軽い順に、RT 84M、AIR 86M、RT IL 84MLM、ST 83M-SMT、リミテッド S85ML+、エクスチューン S86ML。

軽いほうの4本がダイワ、重いほうの2本がシマノで、メーカーではっきり分かれました。

定価の順とは一致しません。

いちばん安いAIR 86Mが2番目に軽く、いちばん高いリミテッド S85ML+は5番目です。

軽さの数字だけで決めないほうがいい理由

自重は竿全体の重さで、振ったときに先が重く感じるかどうかまでは分かりません。

エギングのハイエンドを振っていない僕が書けるのは、ライトショアジギングとシーバスの竿で10年以上感じてきたこと。

同じ重さのルアーを背負える竿どうしだと、シマノは根元に張りがあって「投げごたえ・しゃくりごたえ」が手に残ります。

ダイワは先から根元まで素直に曲がる、やわらかい竿という印象でした。

メーカーの性能差ではなく、完全に僕の好みの話です。

そんな偏見が強いから、長年シマノばっかり使ってきました。

同じ理屈がエギングロッドにも当てはまるなら、15g軽いダイワを取るか、手ごたえのシマノを取るかは、店頭で曲げてみないと決まりませんね。

ちゃんま
ちゃんま

逆に言うと、ダイワの竿を「やわらかくて好き」と感じる人も同じだけいるわけで。ここは本当に好みです


感度の順位はつけられるのか

感度を数値で公表しているメーカーはありません。

6シリーズとも、公式に書いてあるのは「感度のために何を入れたか」まで。

シリーズ感度のために入れているもの
セフィアリミテッドスパイラルXコア、カーボンモノコックグリップ(ハイレゾ)
ストイストSTSMT(超弾性チタン合金の穂先)、メガトップ、AGS
ストイストRTSVFコンパイルXナノプラス、小口径のAGS
ストイストRT ILSVFコンパイルXナノプラス、インターライン構造
セフィアエクスチューンスパイラルXコア、カーボンモノコックグリップ
エメラルダスAIR軽量設計、AGS、メガトップ(-Sモデル)

やり方は3つに分かれます。

竿を軽く、張りを強くして振動を伝えるのがストイストRTとAIR。

穂先の素材でアタリを拾うのがストイストST。

シマノの2シリーズは、手元のグリップを中空カーボンにして振動を伝える作りです。

山田ヒロヒトさんは公式ページで「軽さは感度」と語っていますが、金属穂先のSTを監修したのも同じ山田さん。

感度の出し方はひとつではないということですね。

順位を探すより、アタリを手で取りたいのか、穂先の動きで見たいのかで選ぶほうが外しにくいと思っています。

ちゃんま
ちゃんま

感度は共通の物差しが無いので、順位にした時点で書き手の好みになります。部品の違いを知っておくほうが、店頭で触ったときに役立ちますね


ハイエンドエギングロッド6シリーズの比較表

← スワイプで全機種を比較できます →

10万円台9万円前後9万円台8万円台7万円台6万円台
シリーズシマノ セフィアリミテッドダイワ エメラルダス ストイストSTダイワ エメラルダス ストイストRTダイワ エメラルダス ストイストRT ILシマノ セフィアエクスチューンダイワ エメラルダスAIR
定価(税抜)100,000円
103,000円
105,100円
107,100円
106,000円
93,000円
91,000円
88,000円
94,000円
93,000円
93,000円
94,000円
93,000円
91,000円
91,000円
90,000円
93,000円
91,000円
92,000円
92,000円
85,000円
85,000円
85,000円
86,000円
86,000円
87,000円
72,000円
75,000円
74,000円
74,000円
76,000円
62,000円
63,500円
63,500円
63,000円
64,500円
62,500円
63,500円
63,000円
63,500円
63,500円
64,000円
64,000円
63,000円
63,500円
65,000円
63,500円
掲載番手S73M
S76ML+
S84L+
S85ML+
S90ML
65M TG
70MMH-S
73L-S
74MMH-SMT
82ML-5
83M-SMT
85LML-SMT
88ML-SMT
76MMH
79MLM
80LML
82MH
84L
84M
88ML
78ML
79MMH
81M
84MLM
89LML
91M
S72ML+
S85M
S86ML
S88L+
S92ML+
75UL-S・K
75MLM・K
77MMH-S・K
78M・K
711M-S・K
80L・K
80LML・K
83ML・K
83M・K
84ML-S・K
84M-S・K
85MLM・K
86ML・K
86M・K
86MH・K
89MLM・K
全長2.21m
2.29m
2.54m
2.57m
2.74m
1.96m
2.13m
2.21m
2.24m
2.49m
2.52m
2.57m
2.63m
2.29m
2.36m
2.44m
2.49m
2.54m
2.54m
2.64m
2.34m
2.36m
2.46m
2.54m
2.67m
2.77m
2.18m
2.57m
2.59m
2.64m
2.80m
2.26m
2.26m
2.31m
2.34m
2.41m
2.44m
2.44m
2.51m
2.51m
2.54m
2.54m
2.57m
2.59m
2.59m
2.59m
2.67m
自重99g
96g
97g
99g
103g
89g
84g
77g
85g
95g
89g
89g
90g
82g
79g
80g
87g
80g
84g
84g
84g
86g
86g
88g
89g
94g
95g
100g
100g
100g
105g
70g
75g
83g
78g
84g
76g
81g
81g
85g
82g
85g
85g
84g
86g
93g
92g
適合エギ2〜4.5号
1.8〜4号
1.5〜4号
1.8〜4号
1.8〜4号
30〜90g
50〜150g
1.8〜3号
3〜4.5号
1.8〜3.5号
2.5〜4号
1.8〜3.5号
1.8〜3.5号
3〜4.5号
1.8〜3.5号
1.8〜3.5号
3〜4.5号
1.8〜3号
2.5〜4号
1.8〜3.5号
1.8〜3.5号
3〜4.5号
2.5〜4号
1.8〜3.5号
1.8〜3.5号
2.5〜4号
1.8〜4号
2〜4.5号
1.8〜4号
1.5〜4号
1.8〜4号
1.5〜3号
2.5〜3.5号
3〜4.5号
2.5〜4号
2.5〜4号
1.8〜3号
1.8〜3.5号
1.8〜3.5号
2.5〜4号
1.8〜3.5号
2.5〜4号
2.5〜4号
1.8〜3.5号
2.5〜4号
3〜4.5号
2.5〜4号
PE0.5〜1
0.4〜1
0.3〜1
0.4〜1
0.4〜1
0.5〜1.0
0.6〜1.5
0.4〜0.8
0.5〜1.2
0.4〜1.0
0.4〜1.0
0.4〜1.0
0.4〜1.0
0.5〜1.2
0.4〜1.0
0.4〜1.0
0.5〜1.2
0.4〜0.8
0.4〜1.0
0.4〜1.0
0.4〜1.0
0.5〜1.2
0.4〜1.0
0.4〜1.0
0.4〜1.0
0.4〜1.0
0.4〜1
0.5〜1
0.4〜1
0.3〜1
0.4〜1
0.3〜0.6
0.4〜1.0
0.4〜1.0
0.4〜1.0
0.4〜1.0
0.4〜0.8
0.4〜1.0
0.4〜1.0
0.4〜1.0
0.4〜1.0
0.4〜1.0
0.4〜1.0
0.4〜1.0
0.4〜1.0
0.6〜1.2
0.4〜1.0
こんな人におすすめ握りと継ぎ目の作りに
お金をかけたい人
金属穂先のSMTで
潮の変化を拾いたい人/
5ピースで持ち運びたい人
8フィート台で80g台の
軽さと張りが欲しい人
夜や風の日の
糸絡みを減らしたい人
リミテッドと同じ基本構造を
3万円ほど安く使いたい人
ハイエンドの1本目/
16機種から番手を選びたい人

ハイエンドエギングロッドの技術用語ミニ辞典

用語ざっくり言うと
SVFコンパイルXナノプラスダイワ。樹脂を大きく減らしてカーボン繊維を詰めた、硬くて張りの強いブランク素材。ストイストRTとRT ILに使われる
SVFナノプラスダイワ。高密度カーボンのSVFに東レのナノアロイ技術を組み合わせて、強さと軽さを上げた素材。ストイストSTとAIRに使われる
X45フルシールドダイワ。45度のカーボンクロスを竿の先端から最外層に巻いて、ネジレを抑える構造
AGS(エアガイドシステム)ダイワ。フレームをカーボンで作ったガイド。チタンの約3倍の剛性があり、軽い
SMT(スーパーメタルトップ)ダイワ。穂先だけ素材がカーボンではなく金属(超弾性チタン合金)になっている。5℃以下では戻りが遅くなる
メガトップダイワ。中まで詰まったカーボンの穂先で、どの向きに曲げても曲がり方が変わらない。細く作っても折れにくい
V-JOINTαダイワ。継ぎ目にナノアロイ素材を使い、薄く軽く仕上げた継ぎ方
カーボンラッピングシステムダイワ。ガイドやリールシートを、糸ではなくカーボンクロスで固定する方法
リニアインターライン構造ダイワ。竿の内側にらせん状の突起を付け、中を通る糸と水の接触を減らす構造
スパイラルXコアシマノ。カーボンテープをX状に巻くスパイラルXに、ナノアロイ配合のテープを加えた基本構造
ハイパワーXシマノ。ブランクの外側をカーボンテープでX状に締めて、ネジレを抑える補強
Xガイドシマノ。糸が絡みにくいX字フレームのガイド。チタンフレームのものは軽くて錆びにくい
カーボンモノコックグリップシマノ。リアグリップの中を空洞にして、カーボンだけで形を作ったもの。EVAやコルクより軽く、振動が手元の端まで届く
インロー継継ぎ目に芯を差し込む継ぎ方。セフィアリミテッドとエクスチューンが採用
CI4+シマノ。カーボン繊維を混ぜた軽い樹脂。リールシートまわりの部品に使われる

ハイエンドエギングロッドのコスパランキング ベスト3

エギに掛かって吊り上げられたアオリイカと海

定価と自重、付いている部品を見比べて選んだ3本です。

🥇 1位:ダイワ エメラルダスAIR 86M・K

定価63,500円(税抜)で自重86g。

8フィート台のMクラスでは、92,000円のストイストRT 84Mに次ぐ軽さです。

カーボンフレームのAGSとSVFナノプラスのブランクは、ストイストSTと共通。

🥈 2位:シマノ セフィアエクスチューン S86ML

定価74,000円(税抜)で、リミテッド S85ML+より33,100円安い番手。

スパイラルXコア+ハイパワーXとインロー継は、リミテッドと同じです。

自重100gは6本のなかでいちばん重いので、軽さより手ごたえで選ぶ人向け。

🥉 3位:ダイワ エメラルダス ストイストRT 84M

定価92,000円(税抜)で自重84g。

セフィアリミテッド S85ML+より15,100円安く、15g軽い数字です。

9万円台を出すなら、軽さがいちばんはっきり手に入る1本。


ハイエンドエギングロッド×リールの組み合わせ3パターン

シマノの最上位でそろえる|セフィアリミテッド S85ML+ × 23ヴァンキッシュ C3000SDHHG

ロッド99gにリール175gで、合計274g。

ヴァンキッシュ C3000SDHHGはギア比5.8のダブルハンドルで、定価は67,500円(税抜)です。

ロッドと合わせた定価は174,600円。

軽さを突き詰める|ストイストRT 84M × 25エメラルダスAIR LT2500S-DH

ロッド84gにリール170gで、合計254g。

シマノの最上位どうしの組み合わせより20g軽く、定価の合計も152,300円で22,300円下がります。

25エメラルダスAIR LT2500S-DHはギア比5.1のダブルハンドルで、PE0.6号が200m入るエギング専用機。

シングルハンドルのLT2500Sなら155gなので、合計は239gまで落とせますね。

セフィアでそろえる|セフィアエクスチューン S86ML × 25セフィアXR C3000SDH

ロッド100gにリール185gで、合計285g。

3つのなかではいちばん重い組み合わせですが、定価の合計は118,000円に収まります。

リールの番手やギア比で迷うなら、シマノのエギングに使えるスピニングリール7選とダイワのエギング用リール5選に書いてます。


ハイエンドエギングロッドの手入れ

  • 釣行後:真水で塩を流し、ガイドの根元と継ぎ目の水気を拭き取る
  • 月1〜2回:継ぎ目の汚れを拭き、ガイドリングに欠けや傷が無いか見る
  • 年1回:グリップとリールシートのゆるみを確かめ、気になるところはメーカーの点検に出す

SMTの番手は、巻き込みで穂先を強く曲げないことがいちばんの手入れ。

ダイワの注意書きでは、クセが付いたら曲がりと逆向きにゆっくり曲げれば直せるとのこと。

ただし何度も直すと金属疲労の原因になるので、そもそも巻き込まないほうが大事ですね。


ハイエンドエギングロッドのよくある質問

エギングロッドの最高峰はどのシリーズですか?

定価でいちばん高いのはシマノのセフィアリミテッドで、100,000〜107,100円(税抜)です。

ダイワの最上位はエメラルダスのストイストSTとストイストRTで、88,000〜94,000円。

ダイワにはインターラインのストイストRT IL(85,000〜87,000円)もあります。

ハイエンドのエギングロッドでいちばん軽いのはどれですか?

ダイワとシマノの6シリーズ47番手では、エメラルダスAIR 75UL-Sの70gが最軽量です。

8フィート台のMクラスに絞ると、ストイストRT 84Mの84g。

シマノはセフィアエクスチューン S72ML+の95gがいちばん軽い番手ですね。

感度がいちばん高いエギングロッドはどれですか?

感度を数値で公表しているメーカーが無いので、順位はつけられません。

公式の説明でいうと、ストイストRTは軽さと張りの強い素材、ストイストSTは金属穂先のSMT、セフィアリミテッドは中空カーボンのグリップで感度を上げています。

アタリを手で取りたいか、穂先の動きで見たいかで選ぶのが現実的だと思っています。

ストイストSTとストイストRTは、どちらが上位ですか?

上下の関係ではありません。

定価はSTが88,000〜94,000円、RTが90,000〜93,000円でほぼ同じ。

ダイワはRTを張りの強いレーシングモデル、STをしなやかなブランクに鋭い穂先を合わせたモデルと説明しています。

ハイエンドでソリッドティップのエギングロッドはありますか?

ダイワにあります。

エメラルダスAIRは型番に-Sが付く5機種がカーボンソリッドのメガトップ、ストイストSTは73L-Sが高弾性ソリッド、65M TGがメガトップのフルソリッドで、SMTの4機種は金属穂先です。

シマノのセフィアリミテッドとセフィアエクスチューンは全機種が先径1.6mmで、型番に-Sの付くモデルはありません。

SMT(スーパーメタルトップ)は冬でも使えますか?

使えますが、低温では穂先の動きが変わります。

ダイワの注意書きによると、5℃以下で弾性が落ちて穂先の戻りが遅くなり、0℃以下では曲がったまま戻らないことがあります。

気温が上がれば元に戻るとのことです。


関連記事

ダイワ・シマノ以外のブランドは、大手以外のエギングロッドおすすめ比較に書いてます。

ABOUT ME
ちゃんま
ちゃんま
なんでも釣り師
マイボートで海に出るボートアングラー(釣り歴20年・ボート歴10年)。タイラバ・ひとつテンヤ・ライトジギングが主戦場で、エリアトラウトや堤防のライトゲームものんびり楽しむ雑食派。

実際に使った道具の「正直どうだったか」を、公式スペックと実釣の両面から書いています。

Boat angler based in Japan, sharing first-hand reviews of JDM tackle.
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