ダイワのティップランエギングロッド「エメラルダスボート」シリーズ4種まとめ!2026年版
← スワイプで全機種を比較できます →
| フラッグシップ | ハイエンド | ミドル | エントリー | |
|---|---|---|---|---|
| シリーズ | エメラルダス EX BOAT 全7モデル | エメラルダス AIR BOAT 全7モデル | エメラルダス MX BOAT 全5モデル | エメラルダス X BOAT 全5モデル |
| 定価(税抜) | ¥72,500〜95,000 | ¥57,500〜59,000 | ¥35,000 | ¥17,500〜18,500 |
| 自重 | 75〜102g | 64〜92g | 73〜83g | 79〜90g |
| 全長 | 1.80〜2.18m | 1.80〜2.18m | 1.80〜2.13m | 1.80〜2.13m |
| PE(号) | 0.4〜1.0 | 0.4〜0.8 | 0.4〜0.8 | 0.4〜0.8 |
| 主な技術 | ESS / SVF NANOPLUS X45 / V-JOINTα HYPER DRY | SVF NANOPLUS X45 / V-JOINTα ZERO SEAT | HVF NANOPLUS / X45 | BRAIDING X |
| ティップ | SMT(形状記憶チタン合金) / MEGA TOP(ILモデル) | MEGA TOP (カーボンソリッド) | MEGA TOP (カーボンソリッド) | カーボンソリッド (通常ソリッド) |
| ガイド | AGS | AGS | ステンレスSiCリング | ステンレスSiCリング / インターライン |
| こんな人におすすめ | チタン穂先の超感度で 微細なアタリまで 見逃したくない人に | 最軽量64g+AGSで 軽さと感度を 高次元で両立したい人に | MEGA TOP搭載で 3万円台。 コスパ重視の本命 | 2万円以下で ティップラン入門。 ILモデルもあり |
ティップランエギング、船で沖に出て底を取ったら穂先の変化を見てアワセる。
この「穂先でアタリを取る」釣りだからこそ、ロッド選びで釣果が大きく変わります。
ダイワのティップランロッドは「エメラルダス」ブランドだけで4シリーズ・全24モデル。

SMTとMEGA TOPって結局どっちがいいの? 値段も倍くらい違うけど…

2万円以下のX BOATで始めたいけど、感度不足にならないか心配…
この記事ではダイワのティップランエギングロッド4シリーズ・全24モデルをティップ種別・自重・採用技術・価格帯で比較します。
予算と狙いに合った1本が見つかるはずなので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
この記事でわかること
- ダイワ エメラルダス BOAT 全4シリーズの特徴・違い・ポジション
- シリーズごとの全24モデルスペック一覧
- SMT・MEGA TOP・カーボンソリッドのティップ別比較
- 予算別のおすすめモデルとコスパランキング
- ロッド×リール おすすめ組み合わせ3パターン
ダイワ ティップランエギングロッドの選定基準
ティップランロッドは「穂先でアタリを取る」性質上、ショアエギングロッドとは選び方のポイントが少し異なります。
- ティップ種別:SMT(形状記憶チタン合金穂先)/ MEGA TOP(カーボンソリッド)/ 通常カーボンソリッド。感度と予算のバランスで選ぶ。迷ったらMEGA TOPが万能
- レングス:5ft台は取り回し重視。6ft台が標準で汎用性が高い。7ft台はディープエリアや潮流対応
- パワー(硬さ):LS〜MLSが浅場や軽量エギ向き。MS以上は深場やヘビーウェイトエギに対応
- 予算:1万円台(X BOAT)〜9万円台(EX BOAT)まで。3万円台のMX BOATがコスパの分岐点
ダイワのティップランにおすすめのエギングロッド
ここからはダイワのティップランエギングロッド全4シリーズ・24モデルを、定価の高い順に紹介していきます。
シリーズごとに採用技術やティップの種類が異なるので、まずはざっくり価格帯で絞り込んでから、モデル選びに進むのがスムーズです。
エメラルダス EX BOAT
| カテゴリー | フラッグシップ(ティップランエギング専用) |
| コンセプト | SMT穂先で微細なイカのアタリを逃さない最高感度モデル |
| ブランク技術 | ESS・SVF NANOPLUS・X45・V-JOINTα |
| ティップ種別 | SMT(形状記憶チタン合金穂先)/ MEGA TOP(インターラインモデル) |
| ガイド | AGS(エアガイドシステム) |
| リールシート | AIR SENSOR SEAT |
| 継ぎ仕様 | 2ピース(2WAYモデルは替え穂先付き) |
| 価格帯(税抜) | ¥72,500〜¥95,000 |
| モデル | 全長(m) | 自重(g) | PE(号) | 価格(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| 70MLS-SMT/68LS-SMT・W | 2.13/2.06 | 82 | 0.4~0.8 | ¥95,000 |
| 65MLMS-SMT・W | 1.96 | 81 | 0.4~0.8 | ¥73,500 |
| 72MS-SMT・W | 2.18 | 86 | 0.4~1.0 | ¥73,500 |
| 64MB-SMT・W | 1.93 | 102 | 0.4~1.0 | ¥73,500 |
| 511MLS-SMT・W | 1.80 | 79 | 0.4~0.8 | ¥72,500 |
| 511LS-SMT・W | 1.80 | 75 | 0.4~0.8 | ¥72,500 |
| 63MLS IL・W | 1.91 | 80 | 0.4~0.8 | ¥72,500 |

SMTの穂先が「プルッ」と震える感覚は、カーボンソリッドでは味わえない別次元の情報量。
EX BOATの最大の武器は、穂先に形状記憶チタン合金(SMT)を採用している点。
金属ならではの高い振動伝達率で、イカが触腕でエギに触れた瞬間のわずかな重み変化まで穂先に出ます。
ティップランは穂先の変化でアワセるからこそ、この「見える感度」が圧倒的なアドバンテージ。
EX BOATには2WAY(替え穂先付き)・ベイト(64MB)・インターライン(63MLS IL)とバリエーション豊富なラインナップ。
2WAYモデルの70MLS-SMT/68LS-SMT・Wは穂先を交換できるので、パワーを変えて1本で2本分の使い分けが可能です。
ベイトモデルの64MBはフォール中のアタリを取りやすく、深場攻略にハマる人も多い1本。
定価は72,500〜95,000円で、ティップランロッドとしては最高級クラス。
SMTのチタン合金穂先は急な衝撃に弱いため、移動中やロッドの受け渡し時には気を遣う必要があります。
HYPER DRY(超撥水加工)で潮がらみは軽減されますが、価格に見合う「感度への本気度」がある人向けのシリーズ。
エメラルダス AIR BOAT
| カテゴリー | ハイエンド(ティップランエギング専用) |
| コンセプト | AGS+SVF NANOPLUSで極限の軽さと感度を両立したモデル |
| ブランク技術 | SVF NANOPLUS・X45・V-JOINTα |
| ティップ種別 | MEGA TOP(カーボンソリッドティップ) |
| ガイド | AGS(エアガイドシステム) |
| リールシート | AIR SENSOR SEAT・ZERO SEAT |
| 継ぎ仕様 | 2ピース |
| 価格帯(税抜) | ¥57,500〜¥59,000 |
| モデル | 全長(m) | 自重(g) | PE(号) | 価格(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| 72MS・K | 2.18 | 75 | 0.4~0.8 | ¥59,000 |
| 64MB-S・K | 1.93 | 92 | 0.4~0.8 | ¥59,000 |
| 65MLS-S・K | 1.96 | 70 | 0.4~0.8 | ¥58,500 |
| 511MLS-S・K | 1.80 | 67 | 0.4~0.8 | ¥58,000 |
| 65LS-S・K | 1.96 | 68 | 0.4~0.8 | ¥58,000 |
| 68MLS IL・K | 2.03 | 74 | 0.4~0.8 | ¥58,000 |
| 511LS-S・K | 1.80 | 64 | 0.4~0.8 | ¥57,500 |

511LS-Sの64gは持った瞬間「軽っ」って声が出るレベル。1日中穂先を見続ける釣りだからこそ、この軽さは正義。
AIR BOATのティップにはMEGA TOPカーボンソリッドを採用。
SMTほどの振動伝達力はないものの、通常のカーボンソリッドより穂先の追従性が高く、イカの微妙な重み変化を穂先の曲がりで表現してくれます。
ZERO SEAT(カーボン一体成型リールシート)との組み合わせで、手元への振動伝達もダイレクト。
511LS-S・Kの自重64gは全4シリーズの全24モデル中で最軽量。
AGS(カーボン製ガイド)とSVF NANOPLUSブランクの組み合わせが、この軽さを実現しています。
ティップランは穂先を凝視しながら構え続ける釣り。
ロッドの軽さが集中力の持続時間に直結するので、この64gという数値は大きな意味を持ちます。
AIR BOATにもベイトモデル(64MB-S・K)とインターラインモデル(68MLS IL・K)がラインナップされています。
ベイトの64MB-Sは92gとやや重めですが、フォールのアタリを取りやすいのが強み。
ただしEX BOATと比べるとSMTは非搭載なので、「穂先の見える感度」はMEGA TOPの範囲内。
SMTの感度が必要かどうかで、EX BOATとの住み分けが決まります。
エメラルダス MX BOAT
| カテゴリー | ミドルクラス(ティップランエギング専用) |
| コンセプト | MEGA TOP+HVF NANOPLUSで感度と価格のバランスを取ったモデル |
| ブランク技術 | HVF NANOPLUS・X45 |
| ティップ種別 | MEGA TOP(カーボンソリッドティップ) |
| ガイド | ステンレスSiCリング |
| リールシート | AIR SENSOR SEAT |
| 継ぎ仕様 | 2ピース |
| 価格帯(税抜) | ¥35,000 |
| モデル | 全長(m) | 自重(g) | PE(号) | 価格(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| 70MLS-S・Q | 2.13 | 83 | 0.4~0.8 | ¥35,000 |
| 65MLS-S・Q | 1.96 | 80 | 0.4~0.8 | ¥35,000 |
| 65LS-S・Q | 1.96 | 78 | 0.4~0.8 | ¥35,000 |
| 511MLS-S・Q | 1.80 | 76 | 0.4~0.8 | ¥35,000 |
| 511LS-S・Q | 1.80 | 73 | 0.4~0.8 | ¥35,000 |

全モデル3万5千円均一で迷わない。MEGA TOP搭載でこの価格は、正直かなりお得感がある。
MX BOATはミドルクラスながらMEGA TOPカーボンソリッドを全モデルに搭載。
上位のAIR BOATと同じティップ素材なので、穂先の追従性や感度は価格差以上に健闘しています。
「SMTまでは要らないけど、穂先の感度はしっかり欲しい」という層にドンピシャな立ち位置。
ブランク素材は上位機種のSVF NANOPLUSの1ランク下にあたるHVF NANOPLUS。
カーボン繊維間の樹脂量を減らすナノプラス技術は共通なので、レジン量の少ない軽量かつ高感度なブランクです。
ガイドは通常のステンレスSiCリングで、AGS(カーボンガイド)は非搭載。
ここがAIR BOATとの一番大きな差になっています。
MX BOATはスピニングモデルのみの5機種構成。
ベイトやインターラインは用意されていないので、「スピニングでティップランをやる」と決めている人向けです。
レングスとパワーだけで選べるシンプルさが、迷いにくくて良い点でもあります。
エメラルダス X BOAT
| カテゴリー | エントリーモデル(ティップランエギング専用) |
| コンセプト | 手頃な価格でティップランを始められる入門モデル |
| ブランク技術 | BRAIDING X |
| ティップ種別 | カーボンソリッドティップ(通常ソリッド) |
| ガイド | ステンレスSiCリング / インターライン(ILモデル) |
| リールシート | オリジナルリールシート |
| 継ぎ仕様 | 2ピース |
| 価格帯(税抜) | ¥17,500〜¥18,500 |
| モデル | 全長(m) | 自重(g) | PE(号) | 価格(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| 65MLS IL | 1.96 | 90 | 0.4~0.8 | ¥18,500 |
| 65LS-S | 1.96 | 79 | 0.4~0.8 | ¥17,500 |
| 65MLS-S | 1.96 | 82 | 0.4~0.8 | ¥17,500 |
| 70MLS-S | 2.13 | 85 | 0.4~0.8 | ¥17,500 |
| 511MLS-S | 1.80 | 80 | 0.4~0.8 | ¥17,500 |

実勢1万円台前半で買えることも多い。「まずティップランを試してみたい」ならコレで十分。
定価で17,500〜18,500円。
実勢価格だと1万円台前半で手に入ることも多く、ティップランエギング入門のハードルを大幅に下げてくれる存在。
「年に数回の乗合船でティップランをやりたい」くらいの頻度なら、この価格帯で十分に楽しめます。
エントリークラスでは珍しくインターラインモデル(65MLS IL)が用意されています。
船上は風の影響を受けやすく、ガイドへの糸がらみが起きやすい環境。
インターラインならライントラブルが構造的に発生しないので、風が強い日や初心者には心強い選択肢です。
ティップは通常のカーボンソリッドで、MEGA TOPは非搭載。
上位モデルと比べると穂先の追従性や微妙なアタリの表現力は一歩譲ります。
自重も79〜90gとやや重めで、特にILモデルの90gは長時間構え続けるとやや疲れを感じるかもしれません。
ただ、ティップランの基本をこの価格で学べるのは大きなメリット。
技術用語ミニ辞典
ダイワのティップランロッドに登場する技術用語をまとめました。
SMT(スーパーメタルトップ)
穂先に形状記憶チタン合金を使用した技術。
金属の高い振動伝達率により、カーボンソリッドでは感知しにくい微細なアタリまで穂先の動きとして現れます。
EX BOATのみに搭載。
MEGA TOP
ダイワ独自の高密度カーボンソリッドティップ。
通常のカーボンソリッドよりカーボン繊維の密度が高く、穂先のしなやかさと復元力が向上しています。
EX BOAT(ILモデル)、AIR BOAT、MX BOATに搭載。
AGS(エアガイドシステム)
カーボン素材を使ったガイドフレーム。
ステンレスフレームと比べて約30%軽量かつ、振動伝達がダイレクト。
EX BOATとAIR BOATに搭載。
SVF NANOPLUS
ダイワ最高峰のカーボン素材。
カーボン繊維間の樹脂量をナノレベルで削減し、軽さ・感度・パワーを高次元で両立。
EX BOATとAIR BOATのブランクに採用されています。
HVF NANOPLUS
SVF NANOPLUSの1ランク下にあたるカーボン素材。
ナノプラス技術で樹脂量を削減する思想は共通ですが、カーボン繊維の密度がSVFよりやや低い設計。
MX BOATのブランクに採用されています。
X45
ブランクのカーボン繊維を45度方向に配置し、ネジレ剛性を高める技術。
キャストやシャクリ時のブレが少なくなり、エギの操作精度が向上します。
EX BOAT、AIR BOAT、MX BOATに搭載。
V-JOINTα
ロッドの継ぎ目(ジョイント部分)をV字形状にすることで、つなぎ目のパワー伝達ロスを最小限に抑える技術。
ワンピースロッドに近い曲がりと復元を実現。
EX BOATとAIR BOATに搭載。
BRAIDING X
ブランクをX状にカーボンテープで締め上げて、ネジレを抑制する技術。
X45のエントリー版という位置づけで、X BOATに採用されています。
HYPER DRY
ブランク表面に超撥水コーティングを施す技術。
海水や雨がブランクに付着しにくく、自重増加や感度低下を防ぎます。
EX BOATに搭載。
AIR SENSOR SEAT
カーボン繊維入りの軽量リールシート。
軽さと高い感度を両立し、握りやすさも確保。
X BOAT以外の3シリーズに採用されています。
ZERO SEAT
ブランクとリールシートを一体成型する技術。
余計なパーツがないぶん振動の伝達がダイレクトで、手感度が大幅に向上します。
AIR BOATに搭載。
リニアインターライン
ブランク内部にラインを通す構造。
外部ガイドがないためガイド絡みが物理的に発生せず、強風時のライントラブルを大幅に軽減できます。
EX BOAT(63MLS IL・W)、AIR BOAT(68MLS IL・K)、X BOAT(65MLS IL)に設定あり。
コスパランキング ベスト3
「性能と価格のバランス」で選んだおすすめモデルを3本紹介します。
🥇 エメラルダス X BOAT 65MLS-S
定価¥17,500の圧倒的な安さが最大の魅力。
6.5ftのMLSパワーはティップランの標準的なセッティングで、初めての1本としてバランスが良いモデルです。
MEGA TOPこそ非搭載ですが、カーボンソリッドティップでアタリの取りやすさは確保されています。
「まずティップランを体験してみたい」ならこの1本で間違いなし。
🥈 エメラルダス MX BOAT 511LS-S・Q
MEGA TOP搭載で定価¥35,000。
自重73gは同シリーズ最軽量で、穂先の追従性も上位モデルに迫る仕上がり。
5.11ftのLSパワーは浅場や軽量エギとの相性が良く、穂先のわずかな変化をしっかり目視できます。
「感度もコスパも両方欲しい」ならMX BOATがベストバランス。
🥉 エメラルダス AIR BOAT 511LS-S・K
全24モデル中最軽量の64g。
AGS(カーボンガイド)搭載で振動伝達もダイレクト、ZERO SEATで手元の感度も高い。
定価は¥57,500で5万円台に収まっているので、フラッグシップのEX BOATに手が出ない場合の有力候補。
「軽さと感度を高いレベルで欲しいけど、SMTまでは要らない」という人にぴったり。
ロッド × リール おすすめ組み合わせ3パターン
ティップランエギングのロッドとリールの組み合わせを予算別に3パターン紹介します。
エントリーセット | X BOAT 65MLS-S + エメラルダス X LT2500S-DH
ロッド・リールセットで実勢3万円前後に収まる入門向け組み合わせ。
エメラルダスX LT2500S-DHはダブルハンドルで素早いラインスラックの回収がしやすく、ティップランの基本操作を覚えるのに向いています。
「ティップランを始めてみたいけど、最初はコストを抑えたい」という方におすすめのセット。
ミドルセット | MX BOAT 65MLS-S・Q + エメラルダス MX 2508PE-DH
MEGA TOP搭載ロッド+MXクラスリールで、感度と操作性のバランスが取れた組み合わせ。
セットで5〜6万円程度の予算感。
MXリールのマグシールドとATDドラグでティップランの基本性能は十分に確保できますし、ロッドのMEGA TOPが穂先の感度をしっかり担保してくれます。
ステップアップを考えている人や、長く使える1セットを揃えたい人向け。
ハイエンドセット | AIR BOAT 511MLS-S・K + ルビアス FC LT2500S
AGS搭載ロッド+モノコックボディのルビアスで、感度と軽さを追求した本格セット。
AIR BOATの511MLS-S・K(67g)にルビアスFC LT2500S(155g)を合わせると、タックル総重量は222g程度。
手元に伝わる情報量が格段に増えるので、穂先だけでなく「手感度」でもアタリを取れるようになります。
予算は9〜10万円台になりますが、長期間満足して使える組み合わせ。
基本メンテナンス
ティップランロッドは海水環境で使うため、定期的なメンテナンスがロッドの寿命と性能を左右します。
特にSMT搭載モデルは穂先の素材が金属なので、ケアの方法が通常のロッドと少し異なる点もあります。
釣行後(毎回)
帰宅したらロッド全体を真水のシャワーで洗い流してください。
特にガイドリング周辺・リールシート内側・グリップ部分は塩分が溜まりやすいポイント。
AGS(カーボンガイド)搭載モデルは金属製ガイドより腐食には強いですが、SiCリング部分に塩の結晶がつくと糸がらみの原因になります。
SMT穂先のモデルは、チタン合金部分を優しく拭き取るだけでOK。
強くこするとコーティングが傷む可能性があるので注意してください。
洗い終わったら日陰で自然乾燥させ、完全に乾いてからロッドケースに収納しましょう。
月1〜2回
ガイドリングに傷やヒビがないかライトを当てて確認します。
SiCリングにクラックが入っているとPEラインが切れる原因になるので、異変を感じたら交換を。
ジョイント部分(V-JOINTα含む)は汚れが蓄積すると緩みや固着の原因に。
乾いた布で拭き取って、必要に応じてフェルールワックスを薄く塗ってください。
インターラインモデルの場合は、ブランク内部に専用ワイヤーを通して汚れを押し出す作業も忘れずに。
年1回
グリップやEVA素材の劣化チェック。
べたつきや硬化が出てきたら、中性洗剤を薄めたぬるま湯で洗い、しっかり乾燥させると復活することが多いです。
ガイドの足元(スレッド部分)にコーティング剥がれや浮きがないかも確認。
SMT穂先の変形チェックも年1回はやっておくと安心。
形状記憶なので多少曲がっても戻りますが、明らかな折れ曲がりがあれば修理を依頼しましょう。
FAQ
ティップランロッドのベストな長さは?
6ft前後(1.80〜1.96m)が最も汎用的です。
船上での取り回しがしやすく、穂先の変化も見やすい距離感になります。
ディープエリア(水深50m以上)や潮流の速いポイントが多い場合は、7ft台(2.13〜2.18m)のロッドのほうがラインメンディングしやすいです。
スピニングとベイトどっちがおすすめ?
ティップランは基本的にスピニングが主流です。
キャストのしやすさ、ラインの放出性、穂先の変化の見やすさなど、スピニングのほうが初心者にも扱いやすいのが理由。
ベイトはフォール中のアタリを取りやすいのが強みで、深場(40〜60m)でのサミングによる細かいフォールコントロールが可能。
1本目ならスピニング、2本目以降のバリエーションとしてベイトを追加するのがおすすめです。
インターラインのメリット・デメリットは?
メリットは、ガイドへの糸がらみが物理的に発生しないこと。
風が強い船上ではライントラブルが激減するので、ストレスなく釣りに集中できます。
デメリットは、ブランク内部にラインを通す手間がかかること、内部に水分やゴミが溜まりやすいこと、アウトガイドモデルに比べて感度が若干落ちること。
釣行後のメンテナンス(内部洗浄)が必須になるので、手入れが苦にならない人向けです。
ショアエギングロッドでティップランは代用できる?
できなくはないですが、快適さと釣果は大きく変わります。
ショアエギングロッドは8ft以上のレングスが多く、船上での取り回しが悪いです。
また、ティップランは穂先でアタリを取る釣りなので、ショアエギングロッドのチューブラーティップでは微妙なアタリを見逃しやすくなります。
年に1〜2回のお試しならショアロッドで様子を見てもいいですが、本格的に始めるなら専用ロッドがあったほうが釣果は確実に伸びます。
SMTとMEGA TOPの違いは?
SMTは形状記憶チタン合金を穂先に使用。
金属の振動伝達率がカーボンより高いため、イカが触腕でエギに触れた瞬間の微振動まで穂先に出やすいです。
MEGA TOPは高密度カーボンソリッド。
SMTほどの超微細感度はないものの、穂先のしなやかさと追従性が高く、「穂先の曲がり」でアタリを視認しやすい設計。
価格差は1.5〜2倍ほどあるので、感度にどこまでこだわるか、予算と相談して選ぶのが現実的です。
初心者向けのおすすめモデルは?
予算重視ならエメラルダスX BOAT 65MLS-S(定価¥17,500)が最有力。
6.5ftのMLSパワーは汎用性が高く、ティップランの基本を学ぶのにちょうどいいバランスです。
もう少し感度が欲しい場合はMX BOAT 65MLS-S・Q(定価¥35,000)を。
MEGA TOP搭載で穂先の追従性が上がるので、アタリの見落としが減ります。
ティップランのPEラインは何号がいい?
PE 0.4〜0.6号が標準的。
細いほど潮流の影響を受けにくく底取りがしやすくなりますが、0.4号以下は根掛かりやイカの走りに対して強度が心もとないです。
ダイワのBOATシリーズはいずれもPE 0.4〜0.8号に対応しているので、0.5〜0.6号あたりから始めて、慣れたら細くしていくのがおすすめ。
リーダーはフロロカーボン2〜2.5号を1〜1.5m取るのが一般的です。
関連記事
※ スペック表の価格は税抜き定価(メーカー希望小売価格)です。
本文中の価格はAmazon等の実勢価格を参考にしています。

