船舶免許

船舶免許の種類と取得する方法とは?釣りにおすすめは2級小型船舶操縦士免許。

船舶免許とは?

海や川で船を操船するためには自動車などと同様に免許が必要。

釣り人A
釣り人A
「どんな種類があって、どうやって取得すればいいの?」
釣り人B
釣り人B
「いくらぐらいかかる?」

こういった疑問に対して本記事では主に釣りを目的とした船を操船するための免許の種類やその取得方法について解説します。

すごい難しくてハードルが高そうなイメージがある船舶免許ですが、実際に調べてみると意外と簡単。

費用はそれなりにかかりますが、マイボートやレンタルボートで実際に操船して釣りをするのは余りある楽しさがありますよ!

まずは免許の取得

それでは早速、船舶免許の種類や取得方法、費用について。

船舶操縦士免許の種類

まずは船舶免許の種類。

船舶免許には大きく以下の4種類があります。

  • 1級小型船舶操縦士免許
  • 2級小型船舶操縦士免許
  • 2級(湖川小出力限定)操縦士免許
  • 特殊小型船舶操縦士免許

一番下の特殊小型船舶操縦士免許は水上バイク用の免許でマリンジェットやウェイクボードなどマリンスポーツを楽しむための免許です。

釣りを楽しむための免許としては3番目までの免許になりますが、3番目の湖川小出力限定はその名の通り海には出れません。

主としてバス釣り用の免許ですので海釣りを楽しみたい方は基本的には2級を選ぶことになると思います。

海釣りするなら2級小型船舶操縦士免許で十分?

マイボート、またレンタルボートなどで釣りをする場合は2級小型船舶操縦士免許で十分なことがほとんど。

理由は2級小型船舶操縦士免許でボートサイズ的にも航行範囲的にも以下のようになっており、一般的な釣りには十分だからです。

  • ボートの大きさ:総トン数20トン未満でプレジャーボートは24m未満(16歳以上18歳未満の方は、18歳に達するまでは5トン限定の制限あり)
  • 航行区域:平水区域および海岸より5海里(約9キロメートル)以内

まずボートの大きさですが、総トン数20トンてイメージわきにくいですがかなり大きいです。

ちなみに↓はトヨタのポーナム35というプレミアムクルーザーですが、これで約10トン、全長約12メートル(40ft)です。

本体価格はおよそ6000万円(!!!)

これで2級で制限されているサイズの約半分サイズですので、これの2倍近くの大きさの船までは2級で操船できるわけです。

というか釣り用のボートでそこまでのサイズのボートってないと思われます。

マイボ!
マイボ!
「ヤマハから1億5千万円のイグザルトっていうクルーザーが発売されましたがそれでも全長約15m」

 

続いて航行区域の平水区域および海岸より5海里(約9キロメートル)以内、という条件。

平水区域とは…

湖、川及び港内の水域のほかに東京湾など50を超える水域が定められています。これらの水域は、年間を通じて比較的静穏で、地理的には陸岸により囲まれていて、その開口は直接外海に面して大きく開いていないことなどの波や風の影響が少ない水域です。

定められている水域は以下のHPで地域ごとに確認できます。

日本小型船舶検査機構ホームページ

その平水区域とあわせて沿岸区域と呼ばれる海岸より5海里(9km)以内の区域も上記サイトで確認できます。

みなさんのお住いの地区の区域を確認いただければ分かると思いますが、近場の釣りを楽しむには十分すぎるほどの範囲だと思います。

以上の理由から船の大きさ的にも航行できる範囲的にも2級で十分かと思います。

マイボ!
マイボ!
「24m以上のボートで9km以上沖にでてクロマグロとかカジキとかも釣りたい!っていう方は1級を考えましょう。」

免許取得の費用

続いて2級小型船舶操縦士免許を取得するための費用について。

2級小型船舶操縦士免許は自動車運転免許と同様学科試験と実技試験の国家試験があり、それらに合格すると免許が交付されます。

で、取得する方法として大きく分けて以下の2通りあります。

教習所に通って国家試験免除コース:約12万円

いわゆる自動車教習所みたいなもの。

約3日間学科と実技の講習を受けることにより本来必要な学科と実技の試験が免除され、各講習終了時に修了試験(簡単なテスト)に合格することで免許がもらえます。

マイボ!
マイボ!
「たぶん落ちる人はほとんどいない?」

ちなみに僕が受験したときは、初日にまず書類チェック→身体測定(超適当、視力、聴力検査ぐらい)→9時~16時まで学科講習というスケジュール。

翌日も9時~16時まで学科講習→最後に修了試験を受けて終了です。

僕の受講したところでは修了試験も教科書を見ながら試験を受けることができました。

これは教習所によって異なるかもしれませんのでご参考までに…

 

そして最終日(3日連続ということではなく、学科は2日連続でしたがこの日は別日です)実技講習です。

まずロープワーク、続いて船に教官といっしょに乗り、実際に操船しながら手取り足取り講習してもらえます。

内容は発進前確認、発進、後退、避航操船、人命救助、係留、離岸など。

そしてこちらも最後に修了審査です。

教官によると思いますが、多少のミスがあっても温かい目で見ていただけます

僕は運動音痴でもちろん初めての操船&ロープワークもめちゃくちゃ苦手で最後まで出来ないものもありましたが、合格しました(笑)

マイボ!
マイボ!
「もちろん今は練習して最低限はできるようになりましたよ!」

学科、実技は教習所で講習を受けてから国家試験受験コース:約8万円

こちらは先ほどの講習を受けるまでは内容的には同じですが、学科と実技の国家試験を受ける必要があります。

こちらの試験は先ほどのような温かい目で見られることはなく、失敗や分からない事があると容赦なく不合格になるようです。

ですので前もって教習所で講習をしっかり受けた上で国家試験に臨むことになります。

これは自動車運転免許のいわゆる一発試験みたいなものですね。

ぶっつけ国家試験コース:約3万円

学科も実技も独学で国家試験に臨むコースです。

教本が販売されているのでそれを購入して独学すればなんとかなる?

問題は実技

知人などでボートを所有している人がいれば、実は出港しある程度沖に出てからは、免許持っている人が同船内にいれば無免許の人も操船してもよいことになっています。

発進、後退など船を単純に操船する技術は沖で練習できますが、試験項目には係留、離岸といった港内での試験もたくさんあります。

港内では無免許での操船は許されませんので、この辺の項目は難しいかも…

まとめ

以上大きく分けて3通りの免許取得の方法がありますが、通常であれば教習所に通って国家試験免除のコースがおすすめです。

自信のある方は国家試験受験コースもありとは思いますが、もし不合格だった場合に再度受験する費用と手間を考えると約4万円ほどの差はありますが、絶対1がおすすめですね。

万が一2回以上不合格になるようなことがあれば、最初から国家試験免除コースを受験したほうが安くつきますし。

最後に、今紹介した3つのコースの費用とスケジュールはあくまで目安です。

受講する教習所により金額、スケジュールは異なりますので、詳細は受講を検討している教習所に問い合わせお願いします。

そんなこんなで船舶免許を取得し、マイボート(レンタルボート)で自分で操船して釣りを楽しみましょう!