アジング、メバリング

ダイワ「プレッソST 60UL-4」インプレ。エリアトラウトだけじゃなくアジングやメバリングにもOK!

mybo
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「プレッソST 60UL-4」買ったのでインプレ

エリアトラウトロッドスタンダードモデル「プレッソST」
エリアトラウトロッドスタンダードモデル「プレッソST」
まいぼ
まいぼ

幅広く使えるエリアトラウトロッドが欲しい!

探していた条件としては…

  1. 小規模な管理釣り場用
  2. 低活性時も攻略できるモデル
  3. できるだけコンパクトに収納可能
  4. エリアトラウトっぽい渋くてカッコいいデザイン
  5. あわよくばアジングやメバリングにも使いたい…

この条件で絞ったロッドの中でコスパに優れていそうな、ダイワ「プレッソST 60UL-4に決定しました!

ダイワ(DAIWA)
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ってことで購入、使ってみたので、本記事ではその感想をまとめてみました。

商品レビュー

まずは「プレッソST 60UL-4」スペックなどについて。

ダイワ(DAIWA)
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  • 全長:1.83m(6.0ft)
  • 継数:4本
  • 仕舞寸法:51cm
  • 自重:72g
  • 先径/元径:1.3/6.4mm
  • ルアー重量:0.4-3g
  • 適合ライン(ナイロン):1.5-4lb
  • カーボン含有率:98%
  • ウルトラライト
  • 定価:27,500円(税抜)
  • 高密度HVFカーボン
  • X45

実売価格は20,000円ちょっとぐらいでした。

箱(表)
箱(表)
スペック
スペック
「X45」と「高密度HVFカーボン」について
「X45」と「高密度HVFカーボン」について
プレッソSTと60UL-4についての説明
プレッソSTと60UL-4についての説明
内容物
内容物

上記のように収納ケースも付属。

仕舞寸法はカタログ通り、ほぼ51cm
仕舞寸法はカタログ通り、ほぼ51cm
短めグリップ
短めグリップ

リールシートのもっとも下の部分からグリップエンドまでは約17cmと短めで操作性に優れる。

自重も(ほぼ)カタログ通り
自重も(ほぼ)カタログ通り
「PRESSO」ロゴ
「PRESSO」ロゴ
スペック。MADE IN CHINA
スペック。MADE IN CHINA

やはりこのクラスのロッドは大体「MADE IN CHINA」ですね。

天然木を使用したグリップ
天然木を使用したスペーサー

木×ブラック×オレンジが渋い!

グリップエンドには「PRESSO」マーク
グリップエンドには「PRESSO」マーク
ステンレスフレームガイド
ステンレスフレームガイド
スピゴットジョイント
スピゴットジョイント

このスピゴットジョイント(印籠継)のおかげで継ぎ目もスッキリ、細身に。

こんな感じの継ぎ目
こんな感じの継ぎ目
ダイワのアジングロッドと比べてみた
ダイワのアジングロッドと比べてみた

上記のようにファーストテーパーのアジングロッド「月下美人MX 610L-S-5」と比べると、胴からしっかり曲がるレギュラーテーパー仕様。

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ちなみに継ぎ目部分がスムーズに曲がる「V-ジョイント」という技術は「月下美人MX」には使われていて、「プレッソST」には非採用

かといって「プレッソST」の継ぎ目部分がぎこちなくてスムーズに曲がらないの?というとそんなことはなくて、見た目にも、実際に使って魚をかけたりルアーキャストしてみても全然分からないレベル。

まいぼ
まいぼ

こんなこと言うと「Vジョイント」いらないんじゃね?ってなりそうですが、違いが分かる人には分かるのでしょう。僕のレベルでは分からない…

ダイワ「バリスティックFW LT1000S-P」との組み合わせ
ダイワ「バリスティックFW LT1000S-P」との組み合わせ

筆者は同じくダイワ「バリスティックFW LT1000S-P」との組み合わせで使用していますが、落ち着いたカラーリングと上品な質感で「大人なデザイン」でなかなかマッチしていると思います。

「プレッソST 60UL-4」のイイところ

続いて実際に「プレッソST 60UL-4」を実際に使ってみたインプレ、まずはイイところ。

軽くて疲れにくく高感度!

タニタのはかり、再登場
タニタのはかり、再登場

プレッソST 60UL-4」はカタログ上では自重72gという軽さ。(実際の自重は多少誤差あり)

同じダイワ製で同価格帯のエリアトラウトロッド「エリアバム」と比較すると20gほど軽量。

他社製品含め上位モデルを見ると60gほどのロッドもあるので、一番軽い!ってわけではないですが、72gという自重はエリアトラウトロッドとしては十分軽い部類に入るでしょう。

時にアンダー1gというルアーも使うことがあるエリアトラウトにおいて、ロッドの軽さというのは感度ルアー操作性キャスティング性能など釣りにおけるほとんどに大きく影響してくる部分。

リールも軽いモデルでは150gとか160gという超軽量化時代ですから、それに合わせてロッドも軽量であればバランスが良いですし、疲労しにくい→集中力の持続など、釣果にも即つながる超重要なポイントなのです。

レギュラーテーパーで巻物に相性よし!

アジングロッドと曲がり方比較
アジングロッドと曲がり方比較

先述の通り「プレッソST 60UL-4」はレギュラーテーパー(胴調子)。

使用するルアーはそこまで限定されず割と広範囲でいろんなものを使うことができます。

特に1g前後の軽量スプーンのデッドスローパターンや小型プラグをトロトロ…と巻いてるうちに自動フッキング。という巻きアワセを得意とするのかなと。

規模が小さめの管理釣り場をメインに、幅広く使えそう!

パックロッドで持ち運びしやすい!

わずか50cmほどに収納できる
わずか50cmほどに収納できる

4本継のパックロッドで約50cmほどに収納できるため持ち運び楽々。

特にエリアトラウトロッドの穂先は超細身ですから、少しの不注意ですぐ折れちゃいます。

まいぼ
まいぼ

僕もこれまで車移動中にロッドの穂先を折ったり、ガイドを飛ばしたり。何回もあります…

これぐらいにコンパクトになれば、頑丈なケースに収納しておけるので安心。

ちなみにライバル、シマノのエリアトラウト専用ロッドにはパックロッドのラインアップはない(※2022年12月現在)。

ウッドのスペーサーが渋い!

エリアトラウト×プレッソST=こういった「最高に渋い絵」になる
エリアトラウト×プレッソST=「最高に渋い絵」

「プレッソST」シリーズは天然木を使ったスペーサー。

ウッドだけど割とツヤがあって、渋いブラウンカラー。コルクグリップとはまた違った味があります。

これは完全に好みだろうけど、個人的には先述の通り渋いカラーのリールと組み合わせたら、エリアトラウトの雰囲気には最高にマッチしていると思うのです。

コスパがイイ!

新しめのモデルだけあってコスパよし
コスパよし

同じダイワ製のエリアトラウトロッドを見ると、同価格帯に「エリアバム」上位モデルに「プレッソ・V」下位モデルは「イプリミ」があります。

それぞれのモデルと「プレッソST」を簡単に比較してみました。

「エリアバム」と比較
  • 「プレッソST」の方が自重20g以上軽量
  • 「プレッソST」の方がカーボン割合少し多め
  • 「Vジョイント」は「エリアバム」にはあり、「プレッソST」にはなし
  • 「プレッソST」はウッドスペーサー
  • 定価はほぼ同じ

「Vジョイント」採用されているのは「エリアバム」の方が優秀ですが、自重20g以上軽い「プレッソST」が圧倒的に有利(個人的に)。

カーボン割合やウッドスペーサーは好みが分かれるところでしょう。

「プレッソ・V」と比較
  • 自重は同じぐらい
  • カーボン割合も同等
  • 「Vジョイント」は「プレッソ・V」にはあり、「プレッソST」にはなし
  • 「プレッソ・V」→ウッドスペーサー×コルクグリップ
  • 「プレッソ・V」には「メガトップ」搭載モデルあり
  • オールチタンフレームSiCガイド
  • 定価約10,000円差

「Vジョイント」「チタンガイド」「メガトップ(57L-Sのみ)」は「プレッソ・V」の強みですが、1万円近くの売価差の割には効果は見えにくいかも。

まいぼ
まいぼ

プレッソ・Vのウッドスペーサー×コルクグリップ仕様もなかなか渋くてカッコいいけど

「イプリミ」と比較
  • 自重は「プレッソST」の方が数グラム重い
  • カーボン割合は15%ほど「プレッソST」が多い
  • 「X45」「HVF」「ウッドスペーサー」は「プレッソST」のみ
  • 定価約10,000円差

自重は5gほど「プレッソST」が重いものの、「X45」「高密度HVFカーボン」という操作性や強度、何より感度を上げる技術が使われているのは大きな差。

1万円近く「プレッソST」が高額ではありますが、コスパには優れると思う。

まいぼ
まいぼ

個人的にはスペックだけじゃなくて、デザイン面、特にウッドスペーサーが決め手だったんだけどねw

アジング、メバリングにも流用できる!

「プレッソST」×メバリング
「プレッソST」×メバリング

「プレッソST」はエリアトラウト専用ロッドではありますが、同じくライトルアーであるアジングやメバリングにも流用できます。

とはいえアジングやメバリング専用ロッドとまったく同等に使えるかと言えばもちろんそうではなく、強みや弱みがあります。

ジグヘッド×ワームのデッドスローはアリ
ジグヘッド×ワームのデッドスローはアリ

先述のように「プレッソST 60UL-4」はバット部から曲がりこむレギュラーテーパーですから、ジグヘッドやミノー、ジグ、カブラなどのルアーを使ってアクションをつけるのは苦手。

逆にデッドスローパターンなどトロトロ…とただ巻きで泳ぐペンシルなどプラグを使うと力を発揮してくれるでしょう。

アジングやメバリングへの流用頻度が多いのであれば、「プレッソST 62MF」であればファーストテーパー仕様のため使いやすいかも。

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「プレッソST 60UL-4」のイマイチなところ

続いてイマイチなところ。

重いルアーとアクションは苦手

やっぱ巻き巻きがイイ
やっぱ巻き巻きがイイ

先述の通り「プレッソST 60UL-4」はレギュラーテーパーで軽量ルアーでただ巻きに相性良し!ってことでしたが、逆に言うと適合ルアー重量は0.4-3gだから重いルアーは投げれないし、プラグを使ってキビキビとアクションをつけたりするのは苦手。

まあこれは相反することだから仕方ないんですが、「重いスプーン×アクション」ていうパターンがはまる釣り場でこのロッドを使うと力は発揮できません

まいぼ
まいぼ

個人的にはアンダー1gのスプーンやプラグの超デッドスローパターン=活性が低い状況でもっとも輝くと感じた

活性が高いときならロッドやリール性能はそこまで問われませんから、こういった厳しい状況を攻略できるポテンシャルを持ってる、ってことでしょう!

継ぎ目で抜けることも…

4本継のパックロッドならでは
4本継のパックロッドならでは

プレッソST 60UL-4」は4本継のパックロッド。

継数が多く、しかもエリアトラウトロッドだから極端に細いため、継ぎ目(特に穂先部分)が抜けることがあります。

まいぼ
まいぼ

ルアーをキャストしたら穂先も一緒に飛んでく。折れたりはしないけどちょっと恥ずかしい

セッティングの時にしっかり挿して、釣りの合間にも緩みがないか確認すれば全然問題はないんですが、特にアジングなど夜間に使用した場合に緩みがち&忘れがち。

まとめ

何度見てもやっぱり渋くてカッコいい。
何度見てもやっぱり渋くてカッコいい。

プレッソST 60UL-4」について、イイところやイマイチなところなどまとめてきました。

最後に簡単にまとめ。

「プレッソST 60UL-4」まとめ
  • 「レギュラーテーパー×ウルトラライト」
  • 小型軽量スプーンやプラグをデッドスローがハマる!
  • 放流直後の高活性時ではなく、低活性時を攻略するのに力を発揮する
  • 軽量×高感度も◎
  • パックロッドで持ち運びに便利

そして何より購入の決め手はウッドスペーサーの渋いデザイン(笑)

まいぼ
まいぼ

スペックだけじゃく、デザインや握った感覚って意外と大事

エリアトラウト用としては約20,000円とエントリー~ミドルクラスの価格帯になりますが、低活性時の攻略にも十分使えるロッド。

さらにアジングやメバリングなどにも、幅広く使えるプレッソST 60UL-4インプレでした!ご参考になれば幸い。

ダイワ(DAIWA)
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まいぼ
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