【2022年版】約30,000円以内!シマノのブラックバス用ベイトリール12選(ロープロ型)。性能と金額比較してみた。

シマノのバス用ベイトリールはたくさんの種類が。何が違う?


ブラックバス用リールを探してるけど、種類が多すぎてどれがイイか分かんねぇ!!

シマノのHPでバス用リール検索したらいっぱいでてきた。しかもDCとかBFSとかMGLとか…結局どれがいいのだろうか?
シマノのホームページにてブラックバス用リールで検索すると実に21種類がヒット。

これは全釣種の中でも専用リールとしてはもっとも多い。バス釣りの人気っぷりが伺えますね
で、その21種のうち本記事で紹介するロープロ型のベイトリールをまとめると、大きくは以下6種類。(バスライズやバスワン除く)
- SLX
- スコーピオン
- バンタム
- メタニウム
- アルデバラン
- アンタレス
さらにそれぞれデジタルコントロールブレーキ搭載の「DC」やマグナムライトスプール搭載「MGL」、ベイトフィネス対応の「BFS」などが組み合わさりかなり多いラインアップになっているのです。
自分のしたい釣り方に合わせて選択するのも楽しみの一つ!ではありますが、同価格帯の商品もあったりで、なかなか大変というのも事実。
ということで、本記事ではそれぞれのリールの特徴や他機種との比較をまじえながら、約3万円以内で買えるモデル12種類をまとめてみました。
また個人的にコスパに優れるリールを3つ選んでみたので、長文読むのが面倒くさければ最後のまとめ項まで飛んでみてね!
※本文中の実売価格はAmazonでの販売価格(税込)を参考にしています。価格変動ありますので要チェック。
18「バスライズ」
- ブレーキタイプ:イージーマグ
- スプール外径:34mm
- スプール材質:アルミ
- フレーム材質:高強度樹脂
- ドライブギア材質:超高強度真鍮
- ドラグ材質:クロスワッシャ
- 海水対応
「バスライズ」の特徴
- 実売価格約5,000円
- とにかくシンプル!
実売価格約5,000円とシマノのバス用ベイトリールとしては最安モデル。
海水対応。
とはいえ防錆性能に優れるベアリング「S A-RB」は採用されていません。

そもそもベアリングは1個だけだから錆びにくく逆に海水に強いんかな
ブレーキタイプがシマノ唯一のイージーマグ(昔ながらの一般的なマグネットブレーキ)だったり、フレーム材質が樹脂製だったり…
SVSとかマグナムライト、マイクロモジュール…なんてのももちろん非搭載。

ライトリグから重いビッグベイトもうまくキャストできるかは自分の腕次第、ある意味男らしいリールかも
「バスライズ」のラインアップ
バスライズ

バスライズ(3.5号糸付)

- ギア比:7.2
- 最大ドラグ力(kg):5.0
- 自重(g):200
- ナイロン糸巻量(lb-m):12-130、14-110、16-100
- 最大巻上長(cm/1回転):77
- ハンドル長(mm):42
- ベアリング数(BB/ローラー):1/1
- 本体価格(円):7,400
17「バスワンXT」
- ブレーキタイプ:SVS
- スプール外径:34mm
- スプール材質:アルミ
- フレーム材質:高強度樹脂
- ドライブギア材質:超高強度真鍮
- ドラグ材質:クロスワッシャ
- S A-RB
- スーパーフリースプール
- 海水対応
「バスワンXT」の特徴
- 実売価格約7,000円
- 遠心ブレーキ「SVS」
- 防錆ベアリング「S A-RB」
- 「スーパーフリースプール」
「バスライズ」からの進化その1、「SVS(=シマノバリアブルブレーキシステム)」つまり「可変遠心力ブレーキ」が採用されました。
サイドプレートを開くと中に6個のブレーキカラー(樹脂)があり、これらを1個ずつONまたはOFFすることでブレーキ調整をすることができます。
こう聞くとルアーチェンジの度にブレーキ調整するのはメンドクセーってなりがちですが、上位モデルの「SVSインフィニティ」になると外部ダイアルで簡単に調整が可能になります。
「バスワンXT」も「バスライズ」と同じく海水対応。
またベアリング数が1個→4個に増加し、さらに防錆処理が施されたベアリング「S A-RB」も採用。
わざわざ「バスワンXT」を海釣り用に使うことも少ないかもしれませんが、たまーに使いたいってときに安心感。

シーバスにも頑張れば使えそう。頑張れば。
クラッチを切った際にスプールをベアリングの2点だけで支える構造「スーパーフリースプール」採用。
がたつきを抑えたうえで抵抗を極限まで減らすことでキャスト性能アップに役立ちます。
以上のような機能追加があって実売価格約2,000円アップ。
それにともない自重も10g重くなってしまいますが、トータルで見ると「バスワンXT」の方がコスパは良さそう。
「バスワンXT」のラインアップ
バスワンXT 150/151


- ギア比:7.2
- 最大ドラグ力(kg):5.0
- 自重(g):210
- ナイロン糸巻量(lb-m):12-130、14-110、16-100
- 最大巻上長(cm/1回転):77
- ハンドル長(mm):42
- ベアリング数(BB/ローラー):4/1
- 本体価格(円):9,500
19「SLX MGL」
- ブレーキタイプ:SVSインフィニティ
- スプール外径:32mm
- スプール材質:MGL(超々ジュラルミン)
- フレーム材質:アルミ(HAGANEボディ)
- ドライブギア材質:超高強度真鍮
- ドラグ材質:カーボンクロスワッシャ
- NEWマグナムライトスプール
- S3Dスプール
- S A-RB
- スーパーフリースプール
- 海水対応
「SLX MGL」の特徴
- 実売価格約15,000円
- 「SVSインフィニティ」
- 「マグナムライト」「S3D」スプール
- アルミ製フレーム「HAGANEボディ」
- 「カーボンクロスワッシャ」
「バスワンXT」でも採用されていた「SVS」が進化し「SVSインフィニティ」に。
従来通り内部のブレーキシューで調整できるのに加え、外部ブレーキでも調整が可能になりました。
これにより細かいルアーチェンジにも簡単に対応可能。
スプールの胴部分の穴あけだけでなく側面も穴あけされた「マグナムライトスプール」採用。
これにより慣性モーメント(簡単に言うと抵抗的な意味で、少ないほど小さな力でも回転しやすいってこと)を減少、飛距離がアップします。
さらに最適な切削方法により精度がアップした「S3Dスプール」によりガタツキを抑えて安定し、さらに静かな回転を実現。
「バスワンXT」までの樹脂製と比べて剛性、強度に優れるアルミ製「HAGANEボディ」採用。
外部からの衝撃などからの耐久性が上がるだけでなく、強い力が掛かった時に樹脂製では発生していたたわみや歪みが減少し、よりハンドル回転の力を忠実に力強く伝えることができます。
カーボン製のクロスワッシャ採用。
これにより滑り出しから滑らかにドラグ作動することでき、さらに耐久性もアップしています。
下位モデルの「バスワンXT」から一気に約2倍の価格に跳ね上がりますが、上記のような最新技術が多数搭載された上に、軽量化やパワーアップもされていてトータルで見るとコスパは優れていると思う。
さらに「SLX MGL」のイイ点としてノーマル、ハイ、エキストラハイギアから選択できること。
これによりマキモノからピン撃ちまでそれぞれの釣り方に特化した使い方もでき、より本格的なバス釣りが楽しめるリールになっています。
「SLX MGL」のラインアップ
70サイズでノーマルギア、ハイギア、エキストラハイギアとそれぞれ右/左巻きで計6種類のラインアップ。
SLX MGL 70(RIGHT)/71(LEFT)


- ギア比:6.3
- 最大ドラグ力(kg):5.5
- 自重(g):190
- ナイロン糸巻量(lb-m):12-100、14-90、16-80
- 最大巻上長(cm/1回転):63
- ハンドル長(mm):42
- ベアリング数(BB/ローラー):4/1
- 本体価格(円):21,000
SLX MGL 70HG(RIGHT)/71HG(LEFT)


- ギア比:7.2
- 最大ドラグ力(kg):5.5
- 自重(g):195
- ナイロン糸巻量(lb-m):12-100、14-90、16-80
- 最大巻上長(cm/1回転):72
- ハンドル長(mm):42
- ベアリング数(BB/ローラー):4/1
- 本体価格(円):21,000
SLX MGL 70XG(RIGHT)/71XG(LEFT)


- ギア比:8.2
- 最大ドラグ力(kg):5.5
- 自重(g):195
- ナイロン糸巻量(lb-m):12-100、14-90、16-80
- 最大巻上長(cm/1回転):82
- ハンドル長(mm):42
- ベアリング数(BB/ローラー):4/1
- 本体価格(円):21,000
21「SLX BFS」
- ブレーキタイプ:FTB
- スプール外径:32mm
- スプール材質:アルミ
- フレーム材質:アルミ(HAGANEボディ)
- ドライブギア材質:超高強度真鍮
- ドラグ材質:カーボンクロスワッシャ
- X-SHIP
- S3Dスプール
- S A-RB
- スーパーフリースプール
- 海水対応
「SLX BFS」の特徴
- 実売価格約18,000円
- BFS=ベイトフィネス機最安モデル
- エキサイティングドラグサウンド搭載
- 軽量170g
軽量ルアーをベイトリールで扱う「ベイトフィネス」に対応した「SLX BFS」。
そのために採用されているのが「FTB(フィネスチューンブレーキシステム)」。
スプールからブレーキユニットを排除し極限まで軽量化され、さらに回転数に応じて可変するマグネット移動機構も搭載しています。
シマノではほかに「スコーピオンBFS」や「アルデバランBFS」、「カルカッタコンクエストBFS」などもありますが、「SLX BFS」は本記事で紹介するシマノ製ベイトフィネス機では最安。
軽いルアーを扱うならもちろんリールも軽量である方がバランス良し。ってことで200g前後のリールが多い中で170gと軽量。
ただし最大ドラグ力は3.5kgと少し弱め。
ドライブギアの大径化、ピニオンとドライブギアの最適配置、ピニオンギアのベアリングによる2点サポート、これらにより頑強なギアのかみ合わせを可能とした「X-SHIP」採用により、負荷に強い、かつ軽く滑らかな巻き心地を実現しています。
ロープロ型リール、特にバス用としてはなかなかレアなドラグ音が鳴る「エキサイティングドラグサウンド」搭載。

細糸×軽量ルアーでデカいブラックバスを掛けて、ドラグ音を響かせるのは最高でしょうな
「SLX BFS」のラインアップ
ノーマルギア、エキストラハイギアとそれぞれ右/左巻きで計4種類のラインアップ。
SLX BFS RIGHT/LEFT


- ギア比:6.3
- 最大ドラグ力(kg):3.5
- 自重(g):170
- フロロ糸巻量(lb-m):8-45
- 最大巻上長(cm/1回転):63
- ハンドル長(mm):42
- ベアリング数(BB/ローラー):5/1
- 本体価格(円):24,000
SLX BFS XG RIGHT/LEFT


- ギア比:8.2
- 最大ドラグ力(kg):3.5
- 自重(g):170
- フロロ糸巻量(lb-m):8-45
- 最大巻上長(cm/1回転):82
- ハンドル長(mm):42
- ベアリング数(BB/ローラー):5/1
- 本体価格(円):24,000
16「スコーピオン」
- ブレーキタイプ:SVSインフィニティ
- スプール外径:32mm
- スプール材質:アルミ
- フレーム材質:アルミ(HAGANEボディ)
- ドライブギア材質:超高強度真鍮
- ドラグ材質:カーボンクロスワッシャ
- X-SHIP
- S3Dスプール
- S A-RB
- スーパーフリースプール
- 海水対応
「スコーピオン」の特徴
- 実売価格約19,000円
- 「X-SHIP」ぐらい
- モデル古くコスパはイマイチ?
「SLX MGL」では採用されていた「マグナムライトスプール」は非搭載。
その他スペックは「SLX MGL」と比較すると、ベアリング数が7個と増えていること以外には同じサイズでありながら最大ドラグが4.5kgと若干弱く、さらに上記のように「マグナムライトスプール」も非搭載。
これらの差で実売価格4,000円差。ということでキャラは少し違うのかもしれないけど、新型モデルということもありコスパは「SLX MGL」の方が良いかも。
「スコーピオン」のラインアップ
70サイズでノーマルギア、ハイギア、エキストラハイギアとそれぞれ右/左巻きで計6種類のラインアップ。
スコーピオン 70(RIGHT)/71(LEFT)


- ギア比:6.3
- 最大ドラグ力(kg):4.5
- 自重(g):190
- ナイロン糸巻量(lb-m):12-100、14-90、16-80
- 最大巻上長(cm/1回転):63
- ハンドル長(mm):42
- ベアリング数(BB/ローラー):7/1
- 本体価格(円):27,000
スコーピオン 70HG(RIGHT)/71HG(LEFT)


- ギア比:7.2
- 最大ドラグ力(kg):4.5
- 自重(g):190
- ナイロン糸巻量(lb-m):12-100、14-90、16-80
- 最大巻上長(cm/1回転):72
- ハンドル長(mm):42
- ベアリング数(BB/ローラー):7/1
- 本体価格(円):27,000
スコーピオン 70XG(RIGHT)/71XG(LEFT)


- ギア比:8.2
- 最大ドラグ力(kg):4.5
- 自重(g):190
- ナイロン糸巻量(lb-m):12-100、14-90、16-80
- 最大巻上長(cm/1回転):82
- ハンドル長(mm):42
- ベアリング数(BB/ローラー):7/1
- 本体価格(円):27,000
19「スコーピオンMGL」
- ブレーキタイプ:SVSインフィニティ
- スプール外径:34mm
- スプール材質:MGL(超々ジュラルミン)
- フレーム材質:アルミ(HAGANEボディ)
- ドライブギア材質:超高強度真鍮
- ドラグ材質:カーボンクロスワッシャ
- X-SHIP
- マイクロモジュールギア
- NEWマグナムライトスプール
- S3Dスプール
- S A-RB
- スーパーフリースプール
- 海水対応
「スコーピオンMGL」の特徴
- 実売価格約19,000円
- 「マイクロモジュールギア」採用
- レッドカラー!
- 16「スコーピオン」+「MGL」
従来ギアと比較して小型で精密なギアが密にかみ合う新型駆動システム「マイクロモジュールギア」採用。
振動レベルは半分以下(シマノ社従来ギアの比較)で滑らかな回転性能を持ち、さらに強度も上がっています。
性能とは関係ありませんが、「スコーピオンMGL」の特徴として挙げられるのがレッド(ワインレッドに近い?)のカラーリング。
好みは分かれるところでしょうが、レッドのリールじゃないとイヤ!って方は「スコーピオンMGL」で決まり。
150サイズ、スプール径34mmとキャラが違うことや「マイクロモジュールギア」搭載ということもあり、16「スコーピオン」と比較して自重は20g重い。
16「スコーピオン」とはほぼ同価格でありながら「マイクロモジュールギア」や「NEWマグナムライトスプール」搭載している2019年モデルの新型「スコーピオンMGL」の方がコスパは良さそう。

150サイズとキャラが違うため一概に比較は難しいけど
「スコーピオンMGL」のラインアップ
150サイズでノーマルギア、ハイギア、エキストラハイギアとそれぞれ右/左巻きで計6種類のラインアップ。
スコーピオンMGL 150(RIGHT)/151(LEFT)


- ギア比:6.2
- 最大ドラグ力(kg):5.5
- 自重(g):210
- ナイロン糸巻量(lb-m):12-130、14-110、16-100
- 最大巻上長(cm/1回転):66
- ハンドル長(mm):42
- ベアリング数(BB/ローラー):7/1
- 本体価格(円):27,000
スコーピオンMGL 150HG(RIGHT)/151HG(LEFT)


- ギア比:7.4
- 最大ドラグ力(kg):5.5
- 自重(g):210
- ナイロン糸巻量(lb-m):12-130、14-110、16-100
- 最大巻上長(cm/1回転):79
- ハンドル長(mm):42
- ベアリング数(BB/ローラー):7/1
- 本体価格(円):27,000
スコーピオンMGL 150XG(RIGHT)/151XG(LEFT)


- ギア比:8.5
- 最大ドラグ力(kg):5.5
- 自重(g):215
- ナイロン糸巻量(lb-m):12-130、14-110、16-100
- 最大巻上長(cm/1回転):91
- ハンドル長(mm):42
- ベアリング数(BB/ローラー):7/1
- 本体価格(円):27,000
20「SLX DC」
- ブレーキタイプ:I-DC4
- スプール外径:34mm
- スプール材質:アルミ
- フレーム材質:アルミ(HAGANEボディ)
- ドライブギア材質:超高強度真鍮
- ドラグ材質:カーボンクロスワッシャ
- S3Dスプール
- S A-RB
- スーパーフリースプール
- 海水対応
「SLX DC」の特徴
- 実売価格約20,000円
- 「I-DC4」
- アメリカ生まれの逆輸入モデル
「SLX DC」で新たに採用された「I-DC4(=インテリジェント・デジタルコントロール)」という、スプールの回転変化を感知しブレーキをデジタルで制御するシステム。
例えば軽量なミノーやシャッドでは「ダイヤル4」、重いビッグベイト×追い風の状況では「ダイヤル1」など、使用するルアーや状況に応じて4段階のブレーキダイヤルを設定をすることで飛距離がアップします。
キャスト時はDC独特の「キュイーン!」という回転音。
さらに設定が適切であればサミングしなくてもほぼバックラッシュしないとか…

自分のキャスティングが上手くなった!と勘違いさせてくれるシステム
これまた性能とは関係ありませんが、「SLX DC」はブラックバス本家アメリカ生まれの逆輸入モデル。
デザインもほぼそのまま同じで、ブラックを基調にブルーをアクセントカラーとしたアメリカンな雰囲気。
「I-DC4」搭載機であるため、下位モデル「SLX MGL」に搭載されていた「マグナムライトスプール」や「スコーピオン」シリーズに搭載の「X-SHIP」などは非搭載。
また、「DC」搭載でキャスティング性能にスペック全振りした仕様になっており、自重は重くなってしまっています。
「SLX DC」のラインアップ
70サイズでおなじみノーマルギア、ハイギア、エキストラハイギア×右/左巻、計6種類のラインアップ。
SLX DC 70(RIGHT)/71(LEFT)


- ギア比:6.3
- 最大ドラグ力(kg):5.5
- 自重(g):210
- ナイロン糸巻量(lb-m):12-100、14-90、16-80、20-65
- 最大巻上長(cm/1回転):67
- ハンドル長(mm):42
- ベアリング数(BB/ローラー):6/1
- 本体価格(円):27,500
SLX DC 70HG(RIGHT)/71HG(LEFT)


- ギア比:7.2
- 最大ドラグ力(kg):5.5
- 自重(g):210
- ナイロン糸巻量(lb-m):12-100、14-90、16-80、20-65
- 最大巻上長(cm/1回転):77
- ハンドル長(mm):42
- ベアリング数(BB/ローラー):6/1
- 本体価格(円):27,500
SLX DC 70XG(RIGHT)/71XG(LEFT)


- ギア比:8.2
- 最大ドラグ力(kg):5.0
- 自重(g):210
- ナイロン糸巻量(lb-m):12-100、14-90、16-80、20-65
- 最大巻上長(cm/1回転):88
- ハンドル長(mm):45
- ベアリング数(BB/ローラー):6/1
- 本体価格(円):27,500
17「スコーピオン BFS」
- ブレーキタイプ:FTB
- スプール外径:32mm
- スプール材質:BFS(超々ジュラルミン)
- フレーム材質:アルミ(HAGANEボディ)
- ドライブギア材質:超々ジュラルミン
- ドラグ材質:カーボンクロスワッシャ
- X-SHIP
- S3Dスプール
- エキサイティングドラグサウンド
- S A-RB
- スーパーフリースプール
- 海水対応
「スコーピオン BFS」の特徴
- 実売価格約25,000円
- 21「SLX BFS」の登場で影が薄く…
2021年に同じBFS(ベイトフィネス)機「SLX BFS」が登場。
スペックも大きく変わらず、定価設定で1万円ほど安い。ということで、存在感が薄れた感。

新型モデルの登場に期待ですね!
「スコーピオンBFS」のラインアップ
ノーマルギアとエキストラハイギア×右/左で計4種類のラインアップ。
スコーピオンBFS RIGHT/LEFT


- ギア比:6.3
- 最大ドラグ力(kg):3.5
- 自重(g):165
- フロロ糸巻量(lb-m):8-45
- 最大巻上長(cm/1回転):63
- ハンドル長(mm):42
- ベアリング数(BB/ローラー):7/1
- 本体価格(円):35,000
スコーピオンBFS XG RIGHT/XG LEFT


- ギア比:8.2
- 最大ドラグ力(kg):3.5
- 自重(g):165
- フロロ糸巻量(lb-m):8-45
- 最大巻上長(cm/1回転):82
- ハンドル長(mm):42
- ベアリング数(BB/ローラー):7/1
- 本体価格(円):35,000
22「SLX DC XT」
- ブレーキタイプ:I-DC5
- スプール外径:34mm
- スプール材質:MGL3(超々ジュラルミン)
- フレーム材質:アルミ(HAGANEボディ)
- ドライブギア材質:超高強度真鍮
- ドラグ材質:カーボンクロスワッシャ
- マイクロモジュールギア
- X-SHIP
- S3Dスプール
- S A-RB
- スーパーフリースプール
- 海水対応
「SLX DC XT」の特徴
- 実売価格約27,000円
- マグナムライトスプール&マイクロモジュールギア追加
「SLX DC」で採用されていたデジタルコントロールブレーキ「I-DC4」の進化版、「I-DC5」搭載。
従来のルアー重量に応じた4段階のブレーキ設定に加え、幅広いルアーに対応する「オート」モードが追加で計5段階で調節が可能。
さらに内部ダイヤルにて巻いているライン「フロロ、ナイロン、PE」の3モードから選択、これらの組み合わせにより最適なブレーキ設定ができることでさらに飛距離アップとバックラッシュ防止が実現しました。
下位モデルで同じDC機の「SLX DC」と比較すると、上記「I-DC5」への進化の他、「マイクロモジュールギア」や「マグナムライトスプール」、「X-SHIP」やボディ材質が超々ジュラルミンボディへ変更、また細かいけどベアリング1個追加など。
以上で実売価格で約7,000円の差。金額差はありますが、それ以上の性能アップが見込めそう。

新型になり大きく進化し、コスパに優れるモデル
「SLX DC XT」のラインアップ
70シリーズ。ノーマルギア、ハイギア、エキストラハイギアそれぞれ右/左巻きで計6種類のラインアップ。
SLX DC XT 70(RIGHT)/71(LEFT)

- ギア比:6.2
- 最大ドラグ力(kg):5.5
- 自重(g):195
- ナイロン糸巻量(lb-m):12-100、14–90、16-80
- 最大巻上長(cm/1回転):64
- ハンドル長(mm):42
- ベアリング数(BB/ローラー):7/1
- 本体価格(円):35,000
SLX DC XT 70HG(RIGHT)/71HG(LEFT)

- ギア比:7.4
- 最大ドラグ力(kg):5.5
- 自重(g):195
- ナイロン糸巻量(lb-m):12-100、14–90、16-80
- 最大巻上長(cm/1回転):77
- ハンドル長(mm):42
- ベアリング数(BB/ローラー):7/1
- 本体価格(円):35,000
SLX DC XT 70XG(RIGHT)/71XG(LEFT)

- ギア比:8.1
- 最大ドラグ力(kg):5.5
- 自重(g):195
- ナイロン糸巻量(lb-m):12-100、14–90、16-80
- 最大巻上長(cm/1回転):84
- ハンドル長(mm):42
- ベアリング数(BB/ローラー):7/1
- 本体価格(円):35,000
21「スコーピオンDC」
- ブレーキタイプ:I-DC5
- スプール外径:34mm
- スプール材質:MGL3(超々ジュラルミン)
- フレーム材質:アルミ(HAGANEボディ)
- ドライブギア材質:超高強度真鍮
- ドラグ材質:カーボンクロスワッシャ
- マイクロモジュールギア
- X-SHIP
- S3Dスプール
- S A-RB
- スーパーフリースプール
- 海水対応
「スコーピオンDC」の特徴
- 実売価格約27,000円
- 機能的には「SLX DC XT」よく似てる
「I-DC5」「マイクロモジュールギア」「マグナムライトスプール」など搭載されている機能的には上述の「SLX DC XT」とよく似ています。
大きな違いは「スコーピオンDC」の方が16lb-100mとラインキャパが多めであること。
バス釣りはもちろん、その他のライトソルトなどにも流用できるなど、よりバーサタイルなモデルです。
「スコーピオンDC」のラインアップ
150シリーズ。ノーマルギア、ハイギア、エキストラハイギアそれぞれ右/左巻きで計6種類のラインアップ。
スコーピオンDC 150(RIGHT)/151(LEFT)


- ギア比:6.2
- 最大ドラグ力(kg):5.5
- 自重(g):215
- ナイロン糸巻量(lb-m):12-130、14-110、16-100
- 最大巻上長(cm/1回転):66
- ハンドル長(mm):42
- ベアリング数(BB/ローラー):7/1
- 本体価格(円):37,500
スコーピオンDC 150HG(RIGHT)/151HG(LEFT)


- ギア比:7.4
- 最大ドラグ力(kg):5.5
- 自重(g):215
- ナイロン糸巻量(lb-m):12-130、14-110、16-100
- 最大巻上長(cm/1回転):79
- ハンドル長(mm):42
- ベアリング数(BB/ローラー):7/1
- 本体価格(円):37,500
スコーピオンDC 150XG(RIGHT)/151XG(LEFT)


- ギア比:8.5
- 最大ドラグ力(kg):5.5
- 自重(g):225
- ナイロン糸巻量(lb-m):12-130、14-110、16-100
- 最大巻上長(cm/1回転):91
- ハンドル長(mm):45
- ベアリング数(BB/ローラー):7/1
- 本体価格(円):37,500
18「バンタム MGL」
- ブレーキタイプ:SVSインフィニティ
- スプール外径:34mm
- スプール材質:MGL(超々ジュラルミン)
- フレーム材質:アルミ(HAGANEボディ)
- ドライブギア材質:超高強度真鍮
- ドラグ材質:カーボンクロスワッシャ
- X-SHIP
- マイクロモジュールギア
- サイレントチューン
- コアソリッドボディ
- S3Dスプール
- S A-RB
- スーパーフリースプール
- 海水対応
「バンタム MGL」の特徴
- 実売価格約28,000円
- 「コアソリッドボディ」採用
- 「マイクロモジュールギア」×「サイレントチューン」
- 16lb-100mの深溝スプール
従来メインフレームやサイドプレートなどは別々の部品を組み合わせて構成されていましたが、「バンタムMGL」で採用されているアルミ製「コアソリッドボディ」はメインフレーム、レベルワインドプロテクタ、サイドプレート一体成型。
部品点数を極限まで減らし、またスプールを支持するダイアルケースが直接手に触れる構造により従来製品より高剛性、高感度を実現しています。
超小型で精密な「マイクロモジュールギア」とスプールを支持するベアリングにOリングを入れることでシャフトやフレームとの密着度アップ→ガタツキを低減させる「サイレントチューン」を採用。
これらの組み合わせによりキャスト~リーリングにおいて静粛性や感度、剛性がアップしています。
ロープロ型としては少なめの16lb-100mの深溝スプール搭載。
「マグナムライトスプール」や「SVSインフィニティ」により実現した飛距離を活かしたパワーゲームをするならGood。
「バンタム MGL」のラインアップ
パワー、ノーマル、ハイ、エキストラハイギアの4種類×右/左巻の計8種類のラインアップ。
エキストラハイギアはハンドル長45mmと長め。
バンタム MGL PG RIGHT/LEFT


- ギア比:5.5
- 最大ドラグ力(kg):5.0
- 自重(g):215
- ナイロン糸巻量(lb-m):12-130、14-110、16-100
- 最大巻上長(cm/1回転):59
- ハンドル長(mm):42
- ベアリング数(BB/ローラー):8/1
- 本体価格(円):39,000
バンタム MGL RIGHT/LEFT


- ギア比:6.2
- 最大ドラグ力(kg):5.0
- 自重(g):215
- ナイロン糸巻量(lb-m):12-130、14-110、16-100
- 最大巻上長(cm/1回転):66
- ハンドル長(mm):42
- ベアリング数(BB/ローラー):8/1
- 本体価格(円):39,000
バンタム MGL HG RIGHT/LEFT


- ギア比:7.1
- 最大ドラグ力(kg):5.0
- 自重(g):220
- ナイロン糸巻量(lb-m):12-130、14-110、16-100
- 最大巻上長(cm/1回転):76
- ハンドル長(mm):42
- ベアリング数(BB/ローラー):8/1
- 本体価格(円):39,000
バンタム MGL XG RIGHT/LEFT


- ギア比:8.1
- 最大ドラグ力(kg):5.0
- 自重(g):225
- ナイロン糸巻量(lb-m):12-130、14-110、16-100
- 最大巻上長(cm/1回転):86
- ハンドル長(mm):45
- ベアリング数(BB/ローラー):8/1
- 本体価格(円):39,000
20「メタニウム」
- ブレーキタイプ:SVSインフィニティ
- スプール外径:34mm
- スプール材質:MGL3(超々ジュラルミン)
- フレーム材質:マグネシウム(HAGANEボディ)
- ドライブギア材質:超高強度真鍮
- ドラグ材質:カーボンクロスワッシャ
- X-SHIP
- マイクロモジュールギア
- サイレントチューン
- コアソリッドボディ
- S3Dスプール
- S A-RB
- スーパーフリースプール
- 海水対応
「メタニウム」の特徴
- 実売価格約33,000円
- 「マグナムライトスプールⅢ」
- ほか最新技術もりだくさん
- 軽量175g
これまでMGLシリーズに採用されてきた「マグナムライトスプール」がさらに進化、第3世代に突入しました。
スプールをさらに薄く、かつ耐久性は保ったままで飛距離アップやライントラブルの減少に役立ちます。
「バンタムMGL」でも採用されていた「コアソリッドボディ(マグネシウム)」「マイクロモジュールギア」「サイレントチューン」ももちろん採用。
さらに細かい部分だとドライブギアも超高強度真鍮製でしっかり。
これだけの性能をもって175gと軽量。

「バンタムMGL」とはスプールサイズが違うので一概に比較はできないけど、40g以上の軽量化を果たしてる
個人的にはコスパ最強かと。ってことで買ってみた感想を書いてる記事はコチラ。
2022年には夢屋シャロースプールを標準装備した「メタニウムシャローエディション」も登場。
自重も10g軽量化されています。
「メタニウム」のラインアップ
ノーマル、ハイ、エキストラハイギアの3種類×右/左巻の計6種類のラインアップ。
2022年にはシャローエディションも追加に。
エキストラハイギアはハンドル長45mmと長めの設定。
メタニウム
メタニウム RIGHT/LEFT


- ギア比:6.2
- 最大ドラグ力(kg):5.0
- 自重(g):175
- ナイロン糸巻量(lb-m):12-100、14-90、16-80、20-65
- 最大巻上長(cm/1回転):66
- ハンドル長(mm):42
- ベアリング数(BB/ローラー):10/1
- 本体価格(円):44,100
メタニウム HG RIGHT/LEFT


- ギア比:7.1
- 最大ドラグ力(kg):5.0
- 自重(g):175
- ナイロン糸巻量(lb-m):12-100、14-90、16-80、20-65
- 最大巻上長(cm/1回転):76
- ハンドル長(mm):42
- ベアリング数(BB/ローラー):10/1
- 本体価格(円):44,100
メタニウム XG RIGHT/LEFT


- ギア比:8.1
- 最大ドラグ力(kg):5.0
- 自重(g):175
- ナイロン糸巻量(lb-m):12-100、14-90、16-80、20-65
- 最大巻上長(cm/1回転):86
- ハンドル長(mm):45
- ベアリング数(BB/ローラー):10/1
- 本体価格(円):44,100
メタニウム シャローエディション
メタニウム シャローエディション RIGHT/LEFT

- ギア比:6.2
- 最大ドラグ力(kg):5.0
- 自重(g):165
- ナイロン糸巻量(lb-m):8-100,10-90,12-65
- 最大巻上長(cm/1回転):66
- ハンドル長(mm):42
- ベアリング数(BB/ローラー):10/1
- 本体価格(円):46,300
メタニウム シャローエディション HG RIGHT/LEFT

- ギア比:7.1
- 最大ドラグ力(kg):5.0
- 自重(g):165
- ナイロン糸巻量(lb-m):8-100,10-90,12-65
- 最大巻上長(cm/1回転):76
- ハンドル長(mm):42
- ベアリング数(BB/ローラー):10/1
- 本体価格(円):46,300
メタニウム シャローエディション XG RIGHT/LEFT

- ギア比:8.1
- 最大ドラグ力(kg):5.0
- 自重(g):165
- ナイロン糸巻量(lb-m):8-100,10-90,12-65
- 最大巻上長(cm/1回転):86
- ハンドル長(mm):45
- ベアリング数(BB/ローラー):10/1
- 本体価格(円):46,300
まとめとコスパ優秀モデル3選

以上約3万円以内で買える、シマノのブラックバス用ベイトリール(ロープロ型)12機種まとめでした。

最後の「メタニウム」は3万円超えちゃったけど
自分のしたい釣り方に合ったリール選びの参考になれば幸いですが、ほかの釣種の専用リールと比較するとトップクラスに種類が多く、また同じ価格帯の商品も多いです。

結局どれが自分に合ってるかよく分からない!とりあえずコスパがイイリールを選びたい!
って方へ最後に。本記事で紹介したリールの中から、個人的にコスパ優秀だと思うリールを3つ選んでみました。
コスパ優秀リール その1「メタニウム」


約30,000円少々と少しお高いですが、その性能は文句なし。
「マグナムライトスプールⅢ」や「マイクロモジュールギア」、「コアソリッドボディ」などシマノが誇る最新技術が盛りだくさん。
キャスティング性能やリーリング性能、静粛性、強度、剛性などリールに求められる性能すべてにおいてハイレベル。
その中でもいろんな状況、ルアーに対応しやすい「メタニウム HG」をピックアップしてみました。

個人的にはダントツで1位。ってことで筆者も購入しました。インプレ記事はコチラ
コスパ優秀リール その2「スコーピオンDC」


2021年モデルより「マグナムライトスプール」「マイクロモジュールギア」が追加、さらにDCブレーキ「I-DC5」も。
上記「メタニウム」と使用状況やルアー対応力などキャラは少し異なりますが、その性能については同様に文句なし。
そして3万円を切る価格、ということでコスパに優れるオススメの1台に選出。
コスパ優秀リール その3「バスワンXT」


最後にアンダー1万円、「バスワンXT」。
もっと安い「バスライズ」もあるけど、「SVS」や「スーパーフリースプール」搭載していてキャスティング性能に優れることや「S A-RB」採用で耐久性も高い。
またベアリング数も3個多くリーリング性能にも優れて2,000円ほどの差、ってことでコスパ優秀なのは「バスワンXT」でしょう。
とにかく安く!とりあえずバス釣り始めてみたい!って方はまずコレ。