【2022年】「炎月」だけじゃない!!タイラバに使えるシマノの丸型リール7選と予算別オススメまとめてみた。

タイラバに使えるシマノ丸型リールまとめ
シマノのタイラバブランドといえば「炎月」シリーズ。
ダイワの「紅牙」ブランドに対抗する存在で、ロッド、リール、ルアー、ラインまで一式ラインアップがあります。
が、しかしタイラバするためには必ずしも炎月シリーズである必要はありませんし、それ以外にもタイラバに使えるリールもたくさんあります。
例えば有名なところでは「オシア」シリーズ。
炎月シリーズにはラインアップがない「丸型」リールで、もともとジギング用をメインとしたリールです。
最近はこの「オシア」シリーズの中でも、ローギヤでダブルハンドルというタイラバ向けのモデルも発売されています。

丸型リールならではの見た目や剛性といった良さもあり、ベイトリールは丸型リールしか使わない、という人も
今回はいろんな釣りに使えるけど、特にタイラバに活躍しそうなシマノの丸型リールを紹介します。
※表記の金額はメーカー希望本体価格は税別、実売価格は税込で表記しております。
※実売価格はAmazonの販売価格を参考にしております。
全商品紹介しているため結構長文なため、手っ取り早く違いや金額を見たい方は最後の「まとめ」項まで飛んで見ちゃってください!!
カルカッタの船釣汎用版「カルカッタF」
2012年(800シリーズは2013年)発売、実売価格は約27,000円。
カルカッタFの特徴
2012年発売とモデルは古いですが、3万円以内で買えるシマノの丸形リールとしては最安のモデル。
丸形リールでシマノ最安。はイイんですが、やはりそれなりの理由はあります。
上位機種で搭載されている「マイクロモジュールギア」が非搭載、シングルハンドル、ベアリング数少ない、300と400サイズはドラグ音鳴らない…などなど。

上位機種と比べると当然のようにスペックは劣りますよね
とにかく低予算で丸形リールタイラバしたい!って方は、下記のようにギア精度やボディ剛性などについて最低限の性能は確保されていますから、「カルカッタF」十分使えるかと。
しかし実は後述のライトゲーム向けの「オシアカルカッタ」も同価格帯。

デザイン面などこだわりがなければ、素直に「オシアカルカッタ」を選ぶ方が無難かと
ちなみに次に紹介する「カルカッタ」がバスや雷魚、ナマズ釣り向けに対し、コチラの「カルカッタF」は船釣り汎用というキャラクター。
カルカッタFに使われている技術特性
- X-SHIP
ギアの大型化、配置最適化、精度向上でパワーを効率よく伝達し、より強力に巻上が可能になったギア。
- HAGANEボディ
樹脂製に比べて剛性が高いアルミやマグネシウムなどの金属を使用したボディ。
大物とのファイトでも歪みやネジレが減少することで、より力を伝えやすく、耐久性も上がる。
難点は樹脂製に比べて若干重いこと。
- S A-RB
ベアリングの「表面改質」により「不動態層」を形成しさらにその側面を防錆素材でシーリングうんたらかんたら・・・要は錆びにくいベアリングを使ってます。
- Sコンパクトボディ
フレームとサイドプレートを一体化することでコンパクト化。手が小さい人も握りやすくなってる。
- E.I.(超防錆処理)
ボディ、スプールに特殊処理し、錆に対して従来の2倍以上の耐食性を実現。
E.T.ではない。
- エキサイティングドラグサウンド(800のみ)
ドラグ作動時にスピニングリールのように音が鳴ります。
- スーパーフリースプール
クラッチを切った時2つのベアリングのみで支える構造。
スプールフリー時の抵抗を減らし、素早く仕掛けをフォールさせることができる。
カルカッタFのラインアップ
300、400、800と3種類のサイズ展開ですが、タイラバ向きは300F/301Fと400F/401Fでしょう。
800シリーズは最大ドラグ力が強くなってますが、ハンドルノブが大型で自重も重いためタイラバ向きではないですね。
カルカッタF 300F/301F
- ギア比:5.9
- 最大ドラグ力(kg):4.0
- 自重(g):255
- PE糸巻量(号ーm):1.5-220、2-150、3-100
- 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):61
- ベアリング数 S A-RB/ローラー:4/1
- 定価(円):37,900
カルカッタF 400F/401F
- ギア比:5.7
- 最大ドラグ力(kg):5.0
- 自重(g):285
- PE糸巻量(号ーm):2-200、3-130、4-100
- 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):66
- ベアリング数 S A-RB/ローラー:5/1
- 定価(円):38,900
バス用のイメージ強いけど今は海水対応、シマノ伝統の丸型リール「カルカッタ」
2012年(300、400シリーズは2013年)発売、実売価格は25,000円~30,000円ぐらい。
カルカッタの特徴
シマノ伝統の丸型リール「カルカッタ」はもともとバス釣りやナマズ、雷魚用のリール。
ですが現行「カルカッタ」は「S A-RB」や「E.I.」など防錆処理技術が使用されており、海釣り全般にも使用することができます。
「カルカッタF」との違いは「カルカッタ」がダブルハンドルであることや軽量である、などの点でタイラバ向きかも。
さらに「SVS」搭載でキャスティング対応ということでちょっとしたキャスティングタイラバもできちゃいます。
タイラバメインに使用するのであれば同価格帯の「カルカッタF」より「カルカッタ」の方がイイかもしれませんが、もとはバス釣り用途のリール。

なんやかんや言っても結局は後述の「オシアカルカッタ」がオフショア向けでよりオススメ
カルカッタに使われている技術特性
- X-SHIP
ギアの大型化、配置最適化、精度向上でパワーを効率よく伝達し、より強力に巻上が可能になったギア。
- HAGANEボディ
樹脂製に比べて剛性が高いアルミやマグネシウムなどの金属を使用したボディ。
大物とのファイトでも歪みやネジレが減少することで、より力を伝えやすく、耐久性も上がる。
難点は樹脂製に比べて若干重いこと。
- SVS(シマノバリアブルブレーキシステム)
スプールの遠心力によってかかるブレーキシステム。キャスティングがしやすい。
- S A-RB
ベアリングの「表面改質」により「不動態層」を形成しさらにその側面を防錆素材でシーリングうんたらかんたら・・・要は錆びにくいベアリングを使ってます。
- Sコンパクトボディ
フレームとサイドプレートを一体化することでコンパクト化。手が小さい人も握りやすくなってる。
- X-DRAG
通常ハンドルの内側にあるスタードラグが外側に配置されることによってブレが減少する。
最近の流行は大型のスタードラグだけど、コレは結構小型のドラグ。
- E.I.(超防錆処理)
ボディ、スプールに特殊処理し、錆に対して従来の2倍以上の耐食性を実現。
E.T.ではない。
- スーパーフリースプール
クラッチを切った時2つのベアリングのみで支える構造。
スプールフリー時の抵抗を減らし、素早く仕掛けをフォールさせることができる。
カルカッタのラインアップ
100、200、300、400の各左右巻きのラインアップ。
100、200サイズはドラグ力が弱くハンドルも短く少し心もとないため、タイラバに使うなら300か400サイズがオススメ。
カルカッタ 300/301
- ギア比:5.6
- 最大ドラグ力(kg):7.0
- 自重(g):325
- PE糸巻量(号ーm): 4-180、5-140、6-120
- 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):75
- ベアリング数 S A-RB/ローラー:4/1
- 定価(円):41,100
カルカッタ 400/401
- ギア比:5.1
- 最大ドラグ力(kg):7.0
- 自重(g):335
- PE糸巻量(号ーm): 4-260、5-210、6-170
- 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):68
- ベアリング数 S A-RB/ローラー:4/1
- 定価(円):42,200
タイラバほかオフショアのライトゲームなら「オシアカルカッタ」
2011~2013年発売、実売価格は定価の約4割引きの約27,000円。
※2022年現在、カタログ落ち(廃番)のようですが、一部店舗にて在庫販売されているようですので情報残しています。
オシアカルカッタの特徴
丸形リールのモデルチェンジスパンは全般長めではありますが、その中でも「オシアカルカッタ」は 2011年~発売とかなり息の長いモデル。
しかしシンプルなデザインや最低限の機能、高耐久性でまだまだ現役!
全機種PEライン専用になっているように、ライトジギングやタイラバなどオフショアライトゲーム向けの設計になっています。
「カルカッタF」「カルカッタ」と比べて自重は重くなってしまいますが、その分最大ドラグ力の強化、カーボンクロスワッシャ搭載、細糸対応などが良い点。
金額もほとんど変わらないため、タイラバなど海でのライトゲームメインで使用するなら「オシアカルカッタ」の方がオススメ。

すこしでも軽さを求めるなら「カルカッタ」ですが…
ただ残念なのはタイラバ用として選択されやすいパワーギヤモデルの200/201PGは「エキサイティングドラグサウンド」非搭載・・・
オシアカルカッタに使われている技術特性
- X-SHIP
ギアの大型化、配置最適化、精度向上でパワーを効率よく伝達し、より強力に巻上が可能になったギア。
- HAGANEボディ
樹脂製に比べて剛性が高いアルミやマグネシウムなどの金属を使用したボディ。
大物とのファイトでも歪みやネジレが減少することで、より力を伝えやすく、耐久性も上がる。
難点は樹脂製に比べて若干重いこと。
- SVS(シマノバリアブルブレーキシステム)(200PG、201PG、200HG、201HGに搭載)
スプールの遠心力によってかかるブレーキシステム。キャスティングがしやすい。
- S A-RB
ベアリングの「表面改質」により「不動態層」を形成しさらにその側面を防錆素材でシーリングうんたらかんたら・・・要は錆びにくいベアリングを使ってます。
- Sコンパクトボディ
フレームとサイドプレートを一体化することでコンパクト化。手が小さい人も握りやすくなってる。
- E.I.(超防錆処理)
ボディ、スプールに特殊処理し、錆に対して従来の2倍以上の耐食性を実現。
E.T.ではない。
- エキサイティングドラグサウンド(300HG、301HGに搭載)
ドラグ作動時にスピニングリールのように音が鳴ります。
- スーパーフリースプール
クラッチを切った時2つのベアリングのみで支える構造。
スプールフリー時の抵抗を減らし、素早く仕掛けをフォールさせることができる。
- カーボンクロスワッシャ
ドラグ設定の強弱に関わらず、シルキー(滑らか)で粘り強くドラグが作動できるように使用されているワッシャ。耐久性もあるらしい。
オシアカルカッタのラインアップ
200と300サイズのラインアップ。
300シリーズはシングルハンドル×大型ノブでライトジギング向けのため、タイラバにはダブルハンドル仕様の以下200サイズがオススメ。
オシアカルカッタ 200PG/201PG
- ギア比:5.0
- 最大ドラグ力(kg):6.0
- 自重(g):285
- PE糸巻量(号ーm):2-200、1.5-290、1-440
- 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):58
- ベアリング数 S A-RB/ローラー:5/1
- 定価(円):40,100
オシア カルカッタ 200HG/201HG
- ギア比:6.7
- 最大ドラグ力(kg):5.0
- 自重(g):285
- PE糸巻量(号ーm):1-440、1.5-290、2-200
- 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):78
- ベアリング数 S A-RB/ローラー:5/1
- 定価(円):40,100
パーツ一つ一つにこだわりさらに耐久性と巻き心地アップ!「オシアコンクエスト」
2014年~2016年発売、実売価格は約40,000円。
オシアコンクエストの特徴
ここから一気に金額が上がりますが、スペックも一気に跳ね上がります。
さらにボディやドライブギア、クラッチ、ワッシャなど内部パーツひとつひとつまで高耐久素材を使用したり、特殊処理を施すことで丸型リールの中でもさらに耐久性がアップ。
そして「マイクロモジュールギア」採用によってより滑らかになり、本体剛性と巻きの滑らかさが相まって「軽く、力強く巻ける」ことができます。
タイラバに使うなら200PGがオススメかと思いますが、これはギヤ比4.8というタイラバ専用の「炎月」シリーズにもないほどの超ローギヤ。

パワーがあるのはもちろんですが、超スロー巻きなど一定のヒットパターン時に威力を発揮するでしょう
オシアコンクエストに使われている技術特性
- マイクロモジュールギア
ギアを小型化した分、数を増やし、より密に配置することによってギアノイズを低減、感度や強度がアップしています。
シマノ従来製品比で、振動レベルは半減しているらしい。
- X-SHIP
ギアの大型化、配置最適化、精度向上でパワーを効率よく伝達し、より強力に巻上が可能になったギア。
- HAGANEボディ
樹脂製に比べて剛性が高いアルミやマグネシウムなどの金属を使用したボディ。
大物とのファイトでも歪みやネジレが減少することで、より力を伝えやすく、耐久性も上がる。
難点は樹脂製に比べて若干重いこと。
- SVS(シマノバリアブルブレーキシステム)(200サイズに搭載)
スプールの遠心力によってかかるブレーキシステム。キャスティングがしやすい。
- S A-RB
ベアリングの「表面改質」により「不動態層」を形成しさらにその側面を防錆素材でシーリングうんたらかんたら・・・要は錆びにくいベアリングを使ってます。
- Sコンパクトボディ
フレームとサイドプレートを一体化することでコンパクト化。手が小さい人も握りやすくなってる。
- E.I.(超防錆処理) (スプール部のみ)
ボディ、スプールに特殊処理し、錆に対して従来の2倍以上の耐食性を実現。
E.T.ではない。
- エキサイティングドラグサウンド
ドラグ作動時にスピニングリールのように音が鳴ります。
- スーパーフリースプール(200HG、201HG、200PG、201PGに搭載)
クラッチを切った時2つのベアリングのみで支える構造。
スプールフリー時の抵抗を減らし、素早く仕掛けをフォールさせることができる。
- カーボンクロスワッシャ
ドラグ設定の強弱に関わらず、シルキー(滑らか)で粘り強くドラグが作動できるように使用されているワッシャ。耐久性もあるらしい。
オシアコンクエストのラインアップ
200と300サイズ、それぞれパワーギアとハイギアのラインアップ。
200HG、300サイズはシングルハンドル×大型ノブのため、タイラバに使うなら200PG/201PGの一択でしょう。
オシア コンクエスト 200PG/201PG
- ギア比:4.8
- 最大ドラグ力(kg):6.0
- 自重(g):275
- PE糸巻量(号ーm):2-200、1-440
- 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):60
- ベアリング数 S A-RB/ローラー:12/1
- 定価(円):56,200
キャスティングのしやすさに特化した「カルカッタコンクエスト」
2021年発売。
実売価格は45,000円~48,000円ぐらい。
カルカッタコンクエストの特徴
本来はブラックバス釣り向けのリールですが、海水対応でタイラバほかボート釣りにも使用可能。
ソルトウォーター向けの「オシアコンクエスト」の基本仕様を引き継いだ上に、バス用リールということでキャスティングしやすい技術がたくさん採用されていることと、自重が220~240gとかなり軽くなっています。
剛性、耐久性などは「E.I.」「重厚ドライブギア」などが採用されているオフショア向けの「オシアコンクエスト」が勝っていますが、軽さを求める方や、キャスティングの頻度が多い方には、軽くてキャスティングしやすい「カルカッタコンクエスト」がオススメ。
ちなみに全モデルダブルハンドル仕様ではありますが、ハンドル長42mmと短め。

本格的にタイラバに使うならハンドル交換するとより良さそう!
キャスティング性能をアップさせる技術のひとつ、これまでの「マグナムライトスプール」がさらに進化、第3世代に突入しました。
スプールをさらに薄く、かつ耐久性は保ったままで飛距離アップやライントラブルの減少に役立ちます。
さらに21モデルから「インフィニティドライブ」が新たに採用されました。
「インフィニティドライブ」とはギアを支える構造を一新することで、ギア強度を落とすことなく回転抵抗を大幅に低減する技術。
これにより軽く、力強い巻上を実現、タイラバにおいても強力な武器となるでしょう。
カルカッタコンクエストに使われている技術特性
- マイクロモジュールギア
ギアを小型化した分、数を増やし、より密に配置することによってギアノイズを低減、感度や強度がアップしています。
シマノ従来製品比で、振動レベルは半減しているらしい。
- マグナムライトスプールⅢ
スプールを薄く軽くする技術の最新版。耐久性はそのままで、より軽く、よりキャストしやすく、そしてライントラブルも減少。
- HAGANEボディ
樹脂製に比べて剛性が高いアルミやマグネシウムなどの金属を使用したボディ。
大物とのファイトでも歪みやネジレが減少することで、より力を伝えやすく、耐久性も上がる。
難点は樹脂製に比べて若干重いこと。
- S3Dスプール
キャスト時のスプールのガタツキなど振動を抑制したスプール。安定したキャストが可能になり、飛距離、精度がアップ!
- SVS∞(シマノバリアブルブレーキシステムインフィニティ)
上記SVSがさらに進化したもの。遠心力ブレーキはON/OFF切り替え+ボディ外部にあるブレーキ調整ダイヤルで調整が可能。
タイラバにおいてもキャスティングだけでなく、フォール速度の調整ができたりする。
- S A-RB
ベアリングの「表面改質」により「不動態層」を形成しさらにその側面を防錆素材でシーリングうんたらかんたら・・・要は錆びにくいベアリングを使ってます。
- Sコンパクトボディ
フレームとサイドプレートを一体化することでコンパクト化。手が小さい人も握りやすくなってる。
- エキサイティングドラグサウンド
ドラグ作動時にスピニングリールのように音が鳴ります。
- スーパーフリースプール
クラッチを切った時2つのベアリングのみで支える構造。
スプールフリー時の抵抗を減らし、素早く仕掛けをフォールさせることができる。
- カーボンクロスワッシャ
ドラグ設定の強弱に関わらず、シルキー(滑らか)で粘り強くドラグが作動できるように使用されているワッシャ。耐久性もあるらしい。
- サイレントチューン
スプールが高速回転するときに軽く圧力をかける構造で、キャスト時に静かで回転の立ち上がりがよい。
カルカッタコンクエストのラインアップ
100と200、それぞれ右、左巻きと、ノーマルギア、ハイギアの組み合わせで8種のラインアップ。
※2022年には300/301と400/401が追加されましたが、自重300gオーバーということで本記事ではパスしています。
タイラバメインに使うなら、糸巻量が多く最大ドラグも強い200シリーズがオススメ。
カルカッタコンクエスト 100/101


- ギア比:5.6
- 最大ドラグ力(kg):4.5
- 自重(g):220
- ナイロン糸巻量(lbーm):12-100、14-90、16-80、20-65
- 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):58
- ベアリング数 BB/ローラー:13/1
- 定価(円):57,300
カルカッタコンクエスト 100HG/101HG


- ギア比:7.4
- 最大ドラグ力(kg):4.0
- 自重(g):220
- ナイロン糸巻量(lbーm):12-100、14-90、16-80、20-65
- 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):77
- ベアリング数 BB/ローラー:13/1
- 定価(円):57,300
カルカッタコンクエスト 200/201


- ギア比:4.8
- 最大ドラグ力(kg):6.0
- 自重(g):235
- ナイロン糸巻量(lbーm):12-165、14-145、16-120、20-100
- 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):57
- ベアリング数 BB/ローラー:13/1
- 定価(円):59,500
カルカッタコンクエスト 200HG/201HG


- ギア比:6.5
- 最大ドラグ力(kg):6.0
- 自重(g):240
- ナイロン糸巻量(lbーm):12-165、14-145、16-120、20-100
- 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):78
- ベアリング数 BB/ローラー:13/1
- 定価(円):59,500
カルカッタコンクエスト 200XG/201XG


- ギア比:7.5
- 最大ドラグ力(kg):6.0
- 自重(g):235
- ナイロン糸巻量(lbーm):12-165、14-145、16-120、20-100
- 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):89
- ベアリング数 BB/ローラー:13/1
- 定価(円):59,500
フォールレバーとカウンター搭載「オシアコンクエストCT」
2018年発売、実売価格は定価の約3割引きで50,000円前後。
オシアコンクエストCTの特徴
基本性能はオシアコンクエストを受け継ぎ、新しく「フォールレバー」と「デジタルカウンター」が搭載されました。
フォールスピードを簡単に正確に微調整できるレバー
通常のベイトリールでタイラバやジグのフォール速度を調節するにはスプールを親指でサミングするか、メカニカルブレーキの調整でできます。
しかしフォール中の調整はなかなか手間がかかるし、ツマミが小さくて微調整が大変。
そんな時このフォールレバーがあれば、フォールの速度を「簡単により正確に」制御することが可能になります。
そもそもタイラバやジギングって巻きやジャークなどのアクションでヒットさせるイメージが強いですが、実はフォール中のアクションも超重要。

これはスロージギングの流行によりだいぶ広まってきた考えですね
例えば着底後すぐにヒットした!っていう時は実はフォール中からずっと追ってきていた、または着底直前のフォール中からヒットしてきていた、ということもあります。
ですからそのフォールスピードやアクションを意識し、フォールに反応する鯛も狙っていくことでタイラバの釣果アップにつながるでしょう。
それを可能にしたのが、この「フォールレバー」と先ほどの「デジタルカウンター」の組み合わせです。
釣りって感覚的な行為でしたが、こういった技術により数値化し集計、統計を取ることで少しでも釣果をアップさせる。まさに釣りの世界もIT化!(笑)

「ただ、丸型リールにカウンターが付いてるのは好みが分かれそうですね
オシアコンクエストCTに使われている技術特性
- マイクロモジュールギア
ギアを小型化した分、数を増やし、より密に配置することによってギアノイズを低減、感度や強度がアップしています。
シマノ従来製品比で、振動レベルは半減しているらしい。
- X-SHIP
ギアの大型化、配置最適化、精度向上でパワーを効率よく伝達し、より強力に巻上が可能になったギア。
- HAGANEボディ
樹脂製に比べて剛性が高いアルミやマグネシウムなどの金属を使用したボディ。
大物とのファイトでも歪みやネジレが減少することで、より力を伝えやすく、耐久性も上がる。
難点は樹脂製に比べて若干重いこと。
- S A-RB
ベアリングの「表面改質」により「不動態層」を形成しさらにその側面を防錆素材でシーリングうんたらかんたら・・・要は錆びにくいベアリングを使ってます。
- Sコンパクトボディ
フレームとサイドプレートを一体化することでコンパクト化。手が小さい人も握りやすくなってる。
- エキサイティングドラグサウンド
ドラグ作動時にスピニングリールのように音が鳴ります。
- カーボンクロスワッシャ
ドラグ設定の強弱に関わらず、シルキー(滑らか)で粘り強くドラグが作動できるように使用されているワッシャ。耐久性もあるらしい。
オシアコンクエストCTのラインアップ
200、300サイズにそれぞれ右/左巻きとパワーギア、ハイギアの組み合わせのラインアップ。
タイラバにオススメはダブルハンドル仕様の200PG/201PG。
オシアコンクエスト CT 200PG/201PG
- ギア比:4.8
- 最大ドラグ力(kg):6.0
- 自重(g):330
- PE糸巻量(号ーm):1-440、2-200
- 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):60
- ベアリング数 BB/ローラー:12/1
- 定価(円):67,200
フォールレバーだけ搭載「オシアコンクエスト リミテッド」
2019年(200サイズは2020年)発売、実売価格は約45,000円。
オシアコンクエストリミテッドの特徴
上述の「オシアコンクエストCT」のデジタルカウンター非搭載版。
カウンター非搭載である分、同じ200PGで比較すると「オシアコンクエストCT」が330gに対し「オシアコンクエストリミテッド」は290gと40gの軽量化。
そして金額もちょっと安い。

個人的には丸形リールにカウンターはイマイチ似合わないと思うので、こっちの方が好き。あとカラーリングも
※あくまで個人的意見です。
オシアコンクエストリミテッドに使われている技術特性
- マイクロモジュールギア
ギアを小型化した分、数を増やし、より密に配置することによってギアノイズを低減、感度や強度がアップしています。
シマノ従来製品比で、振動レベルは半減しているらしい。
- X-SHIP
ギアの大型化、配置最適化、精度向上でパワーを効率よく伝達し、より強力に巻上が可能になったギア。
- HAGANEボディ
樹脂製に比べて剛性が高いアルミやマグネシウムなどの金属を使用したボディ。
大物とのファイトでも歪みやネジレが減少することで、より力を伝えやすく、耐久性も上がる。
難点は樹脂製に比べて若干重いこと。
- S A-RB
ベアリングの「表面改質」により「不動態層」を形成しさらにその側面を防錆素材でシーリングうんたらかんたら・・・要は錆びにくいベアリングを使ってます。
- Sコンパクトボディ
フレームとサイドプレートを一体化することでコンパクト化。手が小さい人も握りやすくなってる。
- エキサイティングドラグサウンド
ドラグ作動時にスピニングリールのように音が鳴ります。
- カーボンクロスワッシャ
ドラグ設定の強弱に関わらず、シルキー(滑らか)で粘り強くドラグが作動できるように使用されているワッシャ。耐久性もあるらしい。
オシアコンクエストリミテッドのラインアップ
200、300サイズにそれぞれ右/左巻きとパワーギア、ハイギアの組み合わせと400HGのラインアップ。
タイラバにオススメはダブルハンドル仕様の200PG/201PG。
オシアコンクエストリミテッド 200PG/201PG

- ギア比:4.8
- 最大ドラグ力(kg):6.0
- 自重(g):290
- PE糸巻量(号ーm):1-440、2-200
- 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):60
- ベアリング数 BB/ローラー:12/1
- 定価(円):57,000
まとめ
以上シマノのタイラバに使える丸型リール7機種を紹介してきました。
うち半分ぐらいはもともとバス釣り用途がメインの機種ではあるんですが、最近は防錆処理など海釣り対応もされていますし、型番によってはタイラバを意識したスペックのものもあります。
で、金額もよく似たリールが結構あって結局どれがイイんだ!?ということで、最後に予算別にオススメをまとめてみました。
予算約30,000円のオススメ オシアカルカッタ
実売価格30,000円ぐらいの予算で選ぶなら候補は「カルカッタF」「カルカッタ」「オシアカルカッタ」の3機種。
この中でタイラバにオススメは「オシアカルカッタ」。
もともとソルトウォータ向けということでドラグ力が比較的強くPE細糸対応、マイクロモジュールギア搭載などの点で有利です。
軽さを求めるなら「カルカッタ」もアリ。
「カルカッタF」もスペック的には問題ないですが、ハンドル形状がイマイチだし、タイラバ用としては選択する理由はあまりないかも。
予算約40,000円のオススメ オシアコンクエスト
続いて40,000円ぐらいの予算なら「オシアコンクエスト」「カルカッタコンクエスト」が候補。
この2機種も基本仕様はよく似ていますが、「キャスティング性能」か「耐久性」か、キャラが分かれます。
バス釣り兼用とかキャスティングタイラバなどキャスティングの機会があるなら「カルカッタコンクエスト」。
逆にキャスティングすることがないなら迷わず「オシアコンクエスト」でしょう!
予算約50,000円 オシアコンクエストリミテッド

最後に50,000円予算であれば「オシアコンクエストリミテッド」。
「オシアコンクエストCT」がカウンターもついてますが、個人的には「オシアコンクエストリミテッド」推し。
以上すべてオシアシリーズがオススメ!と無難なチョイスになってしまいましたが、もともとオフショア向けで設計されてますから当然といえば当然かも。
ちなみに丸型じゃなくて、ロープロ型のまとめは以下記事をドーゾ。