タイラバ

シマノタイラバロッド「エンゲツ」全5種まとめ。コスパ最強モデルも選んでみた。

mybo
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タップでとべる目次
  1. シマノのタイラバロッド「エンゲツ」いろいろあるけど何が違う?
  2. 約15,000円「エンゲツBB」(2021年モデル)
  3. 約17,000円「エンゲツTT」(2022年モデル)
  4. 約23,000円「エンゲツSS」(2020年モデル)※フルソリは2022年
  5. 約30,000円「エンゲツXR」(2021年モデル)
  6. 約45,000円「エンゲツエクスチューン」(2024年モデル)
  7. 約60,000円「エンゲツリミテッド」(2023年モデル)
  8. まとめ

シマノのタイラバロッド「エンゲツ」いろいろあるけど何が違う?

釣り人A
釣り人A

シマノのタイラバロッド「エンゲツ」シリーズって「BB」とか「SS」とかいっぱいあって違いがよくわからない!

シマノタイラバロッド「エンゲツ(炎月)」シリーズは全部で6種類のラインアップがあります。

それぞれのモデルの金額の違いはパッと見て分かりますが、どういった性能の違いがあるのかはちょっと分かりにくい部分も。

また、高額であれば必ずしも万能で最強なロッドかというと実はそうではなく、自分に合ったタイラバや使うポイント、使い方によって最適なモデルというのが存在します。

ということで本記事ではシマノタイラバロッド「炎月」シリーズ全6種の性能や金額、それぞれのモデルごとの違いなどを完全解説。

最後にコスパ最強モデルも選んでますので、長文読むのがめんどくさければ最後のまとめまで飛んでみてね!

※表記の実売価格はAmazonを参考にしています。

エンゲツBBエンゲツTTエンゲツSSエンゲツXRエンゲツ
エクスチューン
エンゲツ
リミテッド
N/AN/AN/AN/AN/AN/A
ハイパワーX
フルソリッド除く

フルソリッド除く

フルソリッド除く

乗せモデルのみ
ハイパワーX
フルソリッド

フルソリッドのみ

フルソリッドのみ

フルソリッドのみ
スパイラルX
スパイラルXコア
フルソリッド除く

フルソリッド除く

乗せモデルのみ
Xガイド3Dチタン
トップ+Xリング
※チューブラ除く
3Dチタントップ
他ガイドステン(トップ)
+アルコナイト
ステン(トップ)
+アルコナイト
ステン(トップ)
+アルコナイト
チタン(トップ)
+ステン
チタンチタン
リールシートXシート
デュアル
ガングリップ
Xシート
デュアル
ガングリップ
Xシート
エクストリーム
ガングリップ
Xシート
エクストリーム
ガングリップ
Xシート
エクストリーム
ガングリップ
Xシート
エクストリーム
ガングリップ
カーボン
モノコック
グリップ
自重128-148g123-132g134-150g131-152g138-162g131-149g
Amazon価格15,000円17,000円23,000円30,000円45,000円60,000円
※ベイトモデルの仕様

約15,000円「エンゲツBB」(2021年モデル)

エンゲツBBエンゲツTTエンゲツSS
N/AN/AN/A
ハイパワーX
フルソリッド除く
ハイパワーX
フルソリッド
スパイラルX
スパイラルXコア
Xガイド
他ガイドステン(トップ)
+アルコナイト
ステン(トップ)
+アルコナイト
ステン(トップ)
+アルコナイト
リールシートXシート
デュアル
ガングリップ
Xシート
デュアル
ガングリップ
Xシート
エクストリーム
ガングリップ
カーボン
モノコック
グリップ
自重128-148g123-132g134-150g
Amazon価格15,000円17,000円23,000円
※ベイトモデルの仕様
まいぼ
まいぼ

軽い!ガングリップ!安い!と三拍子揃ったコスパ抜群モデル。

とりあえずタイラバする!なら文句なしの性能。

しかし、積極的に掛けていく!とかフルソリッドが欲しい!という方は上位モデルの検討を。

「エンゲツBB」の特徴

ポイント

「Xシート デュアルガングリップ」採用 (※ベイトモデル)

以前は上位モデルに採用され、握りやすいと好評であったガングリップが2021年新登場の「エンゲツBB」でもXシート デュアルガングリップとして新たに採用されました。

これは手首に負担がかからないよう最適化されたグリップで、名前の通りガン(=銃)の持ち手のような形状。

パーミング負荷分散や巻き取りのブレ縮小などが統計上圧倒的に改善されていて、簡単にいうとロッド操作が楽で疲れにくい、巻き取り時にブレにくく等速巻きしやすい、パワーロスなくフッキングしやすい、などの効果があります。

まいぼ
まいぼ

タイラバに必要な動作は、理論上このガングリップの方が優れているということ。らしい

実際使ってみるととにかく握りやすく、リーリングが楽

自重は他メーカー品と比べると重くなりますが、それをあまり感じさせないほどの持ちやすさで「一度使うと従来のロッドが使えない!」ぐらいおすすめ。

ちなみに上位モデルの「Xシート エクストリーム ガングリップ」と異なり、右巻・左巻は無く共通となっています。

ベイトモデルはすべて「乗せ調子」

「炎月BB」のベイトモデルは全モデル「乗せ調子」。

一般的な等速巻きからのアタリをはじかず自然に乗せる、というタイラバを得意とします。

反対に積極的に掛けていくタイラバを楽しみたいなら上位モデルの「エンゲツSS」から登場します。※次項で紹介。

ポイント

スパイラルガイドで等速巻きしやすく高感度

この「エンゲツBB」はじめシマノのタイラバロッドの特徴としてベイトモデルはスパイラルガイドが採用されています。

ロッドの手元付近のガイドは従来通り上向きですが、穂先に近づくにつれ徐々に下向きになりもっとも穂先は完全に下向きになっているガイドです。

通常のガイドと比べると、このスパイラルガイドによりブレが抑制され安定感が増し等速巻きがしやすいことと、高感度が実現されました。

「エンゲツBB」のラインアップ

品番タイプ全長(m)自重(g)適合ルア(g)
B69ML-S/2乗せ2.0613130-100
B69M-S/2乗せ2.0614140-150
B69MH-S/2乗せ2.0614745-200
B69L-S乗せ2.0612820-80
B69ML-S乗せ2.0613230-100
B69M-S乗せ2.0613740-150
B69MH-S乗せ2.0614845-200
S610Mスピニング2.0811620-70
※キャスト

「エンゲツBB」は「乗せ調子」モデルが7種類と「キャスティング」モデル1種の計8種類のラインアップ。

従来のグリップ部分で分かれるグリップジョイント2ピースモデルのほかに、ロッドの真ん中付近で2本に分けられるセンターカット2ピースモデルも登場し、電車釣行、荷物の多い車内などでの携行がしやすくなりました。

それぞれから万能に使えるモデルを1種類ずつピックアップしてみました。

乗せ調子モデル(グリップジョイント2ピース)

B69ML-S

  • 全長:2.06m
  • 自重:132g
  • 適合ルアーウエイト:30-100g
  • 適合ライン:MAX1.0号
  • 先径:1.3mm
  • カーボン含有率:90.1%
  • 定価:18,200円

乗せ調子モデル(センターカット2ピース)

B69M-S/2

  • 全長:2.06m
  • 自重:141g
  • 適合ルアーウエイト:40-150g
  • 適合ライン:MAX1.2号
  • 先径:1.3mm
  • カーボン含有率:90.5%
  • 定価:19,200円

スピニングモデル(グリップジョイント2ピース)

S610M

  • 全長:2.08m
  • 自重:116g
  • 適合ルアー(キャスト):20-70g
  • 適合ライン:MAX1.2号
  • 先径:1.5mm
  • カーボン含有率:88.5%
  • 定価:18,700円

約17,000円「エンゲツTT」(2022年モデル)

エンゲツBBエンゲツTTエンゲツSS
N/AN/AN/A
ハイパワーX
フルソリッド除く
ハイパワーX
フルソリッド
スパイラルX
スパイラルXコア
Xガイド
他ガイドステン(トップ)
+アルコナイト
ステン(トップ)
+アルコナイト
ステン(トップ)
+アルコナイト
リールシートXシート
デュアル
ガングリップ
Xシート
デュアル
ガングリップ
Xシート
エクストリーム
ガングリップ
カーボン
モノコック
グリップ
自重128-148g123-132g134-150g
Amazon価格15,000円17,000円23,000円
※ベイトモデルの仕様
まいぼ
まいぼ

「エンゲツBB」と同価格帯ですが、こちらは「スパイラルX」採用で若干軽量。

少しでも軽いロッドが欲しい!方はこちらです。

「エンゲツTT」の特徴

ポイント

「スパイラルX」採用で若干軽量化

カーボン繊維をナナメ方向に巻く「スパイラルX」が採用され「エンゲツBB」より約10gほどの軽量化

代わりに「ハイパワーX」は非採用となっております。

まいぼ
まいぼ

ハイパワーXとスパイラルX、どっちがイイかは一概には言えない

※スピニングモデルは自重ほとんど同じ。

「エンゲツTT」のラインアップ

品番タイプ全長(m)自重(g)適合ルア(g)
B69L-S乗せ2.0612320-80
B69ML-S乗せ2.0612630-100
B69M-S乗せ2.0612640-150
B69MH-S乗せ2.0613245-200
S610Mスピニング2.0811720-70
※キャスト

ベイトモデル(すべて乗せ調子)4種、スピニングモデル1種の計5種類のシンプルなラインアップ。

それぞれ幅広く使うのにオススメモデルを1種類ずつピックアップしてみました。

ベイトモデル

B69ML-S

シマノ(SHIMANO)
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  • 全長:2.06m
  • 自重:126g
  • 適合ルアーウエイト:30-100g
  • 適合ライン:MAX1号
  • 先径:1.3mm
  • カーボン含有率:80.3%
  • 定価:23,000円

スピニングモデル

S610M

シマノ(SHIMANO)
¥15,576 (2024/12/02 19:04時点 | Amazon調べ)
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  • 全長:2.08m
  • 自重:117g
  • 適合ルアー(キャスト):20-70g
  • 適合ライン:MAX1.2号
  • 先径:1.5mm
  • カーボン含有率:93.6%
  • 定価:23,600円

約23,000円「エンゲツSS」(2020年モデル)※フルソリは2022年

エンゲツTTエンゲツSSエンゲツXR
N/AN/AN/A
ハイパワーX
フルソリッド除く

フルソリッド除く
ハイパワーX
フルソリッド

フルソリッドのみ
スパイラルX
スパイラルXコア
フルソリッド除く
Xガイド
他ガイドステン(トップ)
+アルコナイト
ステン(トップ)
+アルコナイト
チタン(トップ)
+ステン
リールシートXシート
デュアル
ガングリップ
Xシート
エクストリーム
ガングリップ
Xシート
エクストリーム
ガングリップ
カーボン
モノコック
グリップ
自重123-132g134-150g131-152g
Amazon価格17,000円23,000円30,000円
※ベイトモデルの仕様
まいぼ
まいぼ

「掛け」「フルソリッド」が登場。

さらにガングリップが左右専用設計になるなど、よりマニアックなタイラバが楽しめるようになったモデル。

数年前ならフラッグシップモデル並みの性能で2万円台ですから、コスパすばらしいと思う。

「エンゲツSS B66ML-S」筆者も愛用中(バルケッタFカスタムとの組み合わせ)
「エンゲツSS B66ML-S」筆者も愛用中。リールは「バルケッタFカスタム」

「エンゲツSS」の特徴

ポイント

左右専用設計!「Xシートエクストリームガングリップ」で握りやすく、疲れにくい

「エンゲツBB」で採用されていた「Xシートデュアルガングリップ」とよく似ているのだけれど若干違う「Xシートエクストリームガングリップ」が「エンゲツSS」では採用されています。

何が違うのかというと、「エンゲツSS」では左巻き、右巻きそれぞれ専用設計になっていること。

これによりさらにホールド性、パーミング性がアップし(要はより握りやすいってこと)、パワーロスや疲労感の減少が期待できます。

ポイント

フォールレバー搭載リールとの組み合わせで「フォールタイラバ」

また「炎月CT」や「炎月プレミアム」、「バルケッタFカスタム」などフォールレバーを搭載したリールとの組み合わせで「フォールタイラバ」という釣りをシマノは提唱しています。

シマノ(SHIMANO)
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このリールのフォールレバーで落下速度を意識的に調整することで、従来アタリがとりにくかったフォール中のアタリもとっていこう!という釣りです。

タイラバしてて着底と同時に食った!みたいな時って、実際はフォール中に食ってきてるってこともあったりするので、これを意識することでさらなる釣果アップが期待できるかも。

まいぼ
まいぼ

タイラバロッドで他社含めこのガングリップ形状は現状まだ普及していませんが、将来的にスタンダードな形状になるかも!?

ポイント

「乗せ調子」「掛け調子」モデルの登場

「エンゲツBB」は「乗せ」「掛け」設定がなく従来の「アタリがあっても巻き続けるタイラバ」に合った、どちらかというと乗せ調子気味でしたが、この「エンゲツSS」から「乗せ」「掛け」モデルが設定されました

バットパワーを強化しつつタフテックα(しなやかで繊細な穂先)によりアタリをはじかず、積極的に掛けていける仕様になっています。

ポイント

「スパイラルX」と「ハイパワーX」の合わせ技で剛性アップ

カーボン繊維をナナメ方向に巻く「スパイラルX」とネジレを抑える強化構造「ハイパワーX」により剛性が上がっています。

簡単にいうと繊細でしなやかだけど、剛性があるからアタリがあったあとにボヨーンとブレずにピタッとシャープに止まるためアタリが分かりやすい=高感度に。

また、大型魚とのファイト時などにもパワフルであるのはもちろん、ジャーク等アクションを入れる釣りにおいても活躍。

タイラバだけでなく、SLJ(スーパーライトジギング)などに流用もしやすいですね。

ポイント

スピニングモデルにはソフチューブトップ採用

またキャスティング対応のスピニングモデルではソフチューブトップが採用されました。

ソフチューブトップとはチューブラー構造の穂先で高感度だけど、ソリッドティップ並みのしなやかさも併せもった穂先のことです。

バット部分にはそれなりに強さを持たせているので正確なキャスティングがしやすく、またしなやかなで高感度な穂先で小さなアタリをキャッチしていくことが可能になります。

ポイント

ワン&ハーフ設計やセンターカット2ピース(S72MH)で持ち運びしやすい

ワン&ハーフ設計(S72MHを除く)やセンターカット2ピース(S72MH)仕様により、仕舞寸法が140cm未満におさえられていて移動に便利。

ポイント

フルソリッドモデルも新登場

これまでの穂先だけソリッド、ではなく全身フルソリッド仕様の「フルソリッド」モデルが2022年より新登場。

ロッドの根本から「よく曲がって、粘り強い」というソリッドの良さを活かして、乗せるタイラバ、そしてアタリを吸収してバラシを抑制。

注意点

最新技術もりだくさんでコスパGood!だけど弱点も…

以上のように上位モデル並みの最新技術がたくさん搭載されている「エンゲツSS」ですが、自重150g前後と重いという弱点も。

シマノの炎月シリーズでガングリップ搭載モデルはしょうがない部分もありますが、究極にライトなタックル設定でタイラバに臨みたい方は注意が必要。

まいぼ
まいぼ

ライトな設定ならダイワ「紅牙」シリーズか、または他メーカーがイイかも

軽量性を追求するのではなく、少し重いですが高機能な上記フォールレバー搭載リールや、電動リールとの組み合わせがバランスも保てて相性よし。

まいぼ
まいぼ

ガングリップのおかげで重量ほどの重さは感じません

そして筆者も「エンゲツSS B66ML-S」購入。

¥22,275 (2020/3/19 5:02:59時点 | 楽天市場調べ)
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フォールタイラバについてやタイラバ以外に使ってみた感想など詳細なインプレはコチラの記事で。

「エンゲツSS」のラインアップ

品番タイプ全長(m)自重(g)適合ルア(g)
B610L-S
(RIGHT/LEFT)
乗せ2.0814420-80
B610ML-S
(RIGHT/LEFT)
乗せ2.0814530-100
B610M-S
(RIGHT/LEFT)
乗せ2.0814840-150
B610MH-S
(RIGHT/LEFT)
乗せ2.0815045-200
B66ML-S
(RIGHT/LEFT)
掛け1.9814330-100
B66M-S
(RIGHT/LEFT)
掛け1.9814540-150
S66Mスピニング1.9811520-70
※キャスト
S72MHスピニング2.1811230-90
※キャスト
B60ML-FS
(RIGHT/LEFT)
フルソリッド1.8313430-100
B63M-FS
(RIGHT/LEFT)
フルソリッド1.8314640-150
B63MH-FS
(RIGHT/LEFT)
フルソリッド1.8314945-200

乗せ調子モデルが4種類と掛け調子モデルが2種類、そしてキャスティングタイラバ対応のスピニングモデルが2種類、そしてフルソリッドモデルが3種類追加になり計11種と豊富なラインアップ。

それぞれのモデルから万能に使えるモデルを1種類ずつピックアップしてみました。

乗せ調子モデル

B610ML-S/RIGHT(LEFT)

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楽天市場
  • ワン&ハーフ設計
  • 全長:2.08m
  • 自重:145g
  • 適合ルアーウエイト:30-10g
  • 適合ライン:MAX1号
  • 先径:1.3mm
  • カーボン含有率:68.1%
  • 定価:30,600円

掛け調子モデル

B66ML-S/RIGHT(LEFT)

  • ワン&ハーフ設計
  • 全長:1.98m
  • 自重:150g
  • 適合ルアーウエイト:30-100g
  • 適合ライン:MAX1号
  • 先径:0.8mm
  • カーボン含有率:98.6%
  • 定価:30,100円

スピニングモデル

S72MH

シマノ(SHIMANO)
¥18,210 (2024/12/02 14:29時点 | Amazon調べ)
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  • センターカット2ピース
  • 全長:2.18m
  • 自重:112g
  • 適合ルアー(キャスト):30-90g
  • 適合ライン:MAX1.5号
  • 先径:1.7mm
  • カーボン含有率:99.0%
  • 定価:30,100円

フルソリッドモデル

B63M-FS/RIGHT(LEFT)

  • ワン&ハーフ設計
  • 全長:1.91m
  • 自重:146g
  • 適合ルアー:40-150g
  • 適合ライン:MAX1.2号
  • 先径:1.4mm
  • カーボン含有率:85.0%
  • 定価:32,800円

約30,000円「エンゲツXR」(2021年モデル)

エンゲツSSエンゲツXRエンゲツ
エクスチューン
N/AN/AN/A
ハイパワーX
フルソリッド除く

フルソリッド除く

フルソリッド除く
ハイパワーX
フルソリッド

フルソリッドのみ

フルソリッドのみ
スパイラルX
スパイラルXコア
フルソリッド除く

フルソリッド除く
Xガイド3Dチタン
トップ+Xリング
※チューブラ除く
他ガイドステン(トップ)
+アルコナイト
チタン(トップ)
+ステン
チタン
リールシートXシート
エクストリーム
ガングリップ
Xシート
エクストリーム
ガングリップ
Xシート
エクストリーム
ガングリップ
カーボン
モノコック
グリップ
自重134-150g131-152g138-162g
Amazon価格23,000円30,000円45,000円
※ベイトモデルの仕様
まいぼ
まいぼ

「エンゲツSS」よりさらに高強度化。

ただパワーアップするだけでなく、ネジレを抑制することでさらにしなやかに。

しなやか=スムーズに曲がることでタイラバの基本であるただ巻きからのアタリを弾かない!掛けてからバラさない!を突き詰めたロッド。

「エンゲツXR」の特徴

ポイント

「フルソリッドモデル」×「ハイパワーXフルソリッド」

「エンゲツSS」で新登場した全身がソリッドであるフルソリッドモデル。

「エンゲツXR」では、細くて、よく曲がって、粘り強いというソリッドの良さを生かしつつ、弱点であった「ネジレやすい」も「ハイパワーXフルソリッド」によりさらに強化。

ポイント

「スパイラルXコア」「タフテック∞(インフィニティ)」…さらに高強度化

従来の「スパイラルX」の強化版である「スパイラルXコア」や、タフテックαよりさらに高強度化された穂先「タフテック∞(インフィニティ)」など採用。

これらにより従来モデルよりさらにネジレやつぶれに対しての高強度化や高感度化、フッキング時のパワーロスを抑えるなどの効果も。

「Xシートエクストリームガングリップ」と合わせて、疲労感少なく握りやすい→フッキング性アップ!など操作性にも優れます。

「エンゲツXR」のラインアップ

品番タイプ全長(m)自重(g)適合ルア(g)
FS-B55ML
(RIGHT/LEFT)
フルソリッド1.6513130-100
FS-B66ML
(RIGHT/LEFT)
フルソリッド1.9813930-100
FS-B66M
(RIGHT/LEFT)
フルソリッド1.9814940-150
FS-B68MH
(RIGHT/LEFT)
フルソリッド2.0315245-200
N-B63ML-S
(RIGHT/LEFT)
乗せ1.9113430-100
N-B610ML-S
(RIGHT/LEFT)
乗せ2.0813630-100
N-B610M-S乗せ2.0813840-150
N-B72MH-S乗せ2.1814345-200
K-B66M-S
(RIGHT/LEFT)
掛け1.9813440-150
C-S70M+スピニング2.1310720-100
※キャスト

「フルソリッドモデル」4種類、「乗せ調子」モデルが4種類、「掛け調子」モデルが1種類、「スピニング」モデルが1種類、計10種類と豊富なバリエーション。(※ベイトモデルは左右専用設計)

それぞれのモデルから幅広い状況で使いやすいオススメモデルを1種類ずつピックアップしてみました。

フルソリッドモデル

FS-B66ML/RIGHT(LEFT)

  • 全長:1.98m
  • 自重:139g
  • 適合ルアーウェイト:30ー100g
  • 適合ライン:MAX1号
  • 先径:1.2mm
  • カーボン含有率:85.4%
  • 定価:43,200円

乗せ調子モデル

N-B610ML-S/RIGHT(LEFT)

  • 全長:2.08m
  • 自重:136g
  • 適合ルアーウェイト:30ー100g
  • 適合ライン:MAX1号
  • 先径:1.4mm
  • カーボン含有率:92.2%
  • 定価:41,000円

掛け調子モデル

エンゲツXR K-B66M-S/RIGHT(LEFT)

  • 全長:1.98m
  • 自重:134g
  • 適合ルアーウェイト:40ー150g
  • 適合ライン:MAX1.2号
  • 先径:0.8mm
  • カーボン含有率:98.5%
  • 定価:41,000円

スピニングモデル

エンゲツXR C-S70M+

  • 全長:2.13m
  • 自重:107g
  • 適合ルアーウェイト(キャスト):20ー100g
  • 適合ライン:MAX1.5号
  • 先径:1.8mm
  • カーボン含有率:88.4%
  • 定価:41,000円

約45,000円「エンゲツエクスチューン」(2024年モデル)

エンゲツXRエンゲツ
エクスチューン
エンゲツ
リミテッド
N/AN/AN/A
ハイパワーX
フルソリッド除く

フルソリッド除く

乗せモデルのみ
ハイパワーX
フルソリッド

フルソリッドのみ

フルソリッドのみ

フルソリッドのみ
スパイラルX
スパイラルXコア
フルソリッド除く

フルソリッド除く

乗せモデルのみ
Xガイド3Dチタン
トップ+Xリング
※チューブラ除く
3Dチタントップ
他ガイドチタン(トップ)
+ステン
チタンチタン
リールシートXシート
エクストリーム
ガングリップ
Xシート
エクストリーム
ガングリップ
Xシート
エクストリーム
ガングリップ
カーボン
モノコック
グリップ
自重131-152g138-162g131-149g
Amazon価格30,000円45,000円60,000円
※ベイトモデルの仕様
まいぼ
まいぼ

「エンゲツXR」からはガイドの仕様が主な進化したポイント。

また従来の「乗せ」や「フルソリッド」に「ディープドテラ」対応モデルも登場。

「エンゲツエクスチューン」の特徴

基本仕様は「エンゲツXR」を引き継いで+ガイドの性能アップ

フルソリッドモデルの「ハイパワーXフルソリッド」や「スパイラルXコア」、「タフテック∞」などは「エンゲツXR」から引き続き採用。

「エンゲツエクスチューン」の進化したポイントとしては、ガイドの仕様。

全ガイドがチタン製になったほか(「XR」はトップのみチタン、ほかはステン)、トップガイドはスムーズな糸抜けでトラブルレス、さらに感度に優れる「Xガイド」仕様。

ディープドテラ対応モデルの登場

「エンゲツエクスチューン」では水深100mを超えるようなポイントでのドテラ流しで使用する超ヘビー級のタイラバにも対応するディープドテラモデルも登場。※MAX250gまで対応

「エンゲツエクスチューン」のラインアップ

品番タイプ全長(m)自重(g)適合ルア(g)
N-B510ML-FS
(RIGHT/LEFT)
フルソリッド1.7813830-100
N-B66ML-FS
(RIGHT/LEFT)
フルソリッド1.9814230-100
N-B66M-FS
(RIGHT/LEFT)
フルソリッド1.9815440-150
N-B70M+-FS
(RIGHT/LEFT)
フルソリッド2.1316245-180
N-B69ML-T
(RIGHT/LEFT)
乗せ/チューブラ2.0615130-100
N-B610ML-S
(RIGHT/LEFT)
乗せ/ソリッド2.0814430-100
N-B610M-S
(RIGHT/LEFT)
乗せ/ソリッド2.0814640-150
D-B611M+-T
(RIGHT/LEFT)
ドテラ2.1114450-250
C-S66ML+-S
(RIGHT/LEFT)
スピニング1.9810320-60
※キャスト

「フルソリッド」が4種類、「乗せ調子」が3種類、「ドテラ」1種類、「スピニング」が1種類、計9種類(※ベイトモデルは左右専用設計)。

それぞれから幅広く使える定番モデルを1種類ずつピックアップしてみました。

フルソリッドモデル

N-B66M-FS/RIGHT(LEFT)

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楽天市場
  • 全長:1.98m
  • 自重:154g
  • 適合ルアーウェイト:40ー150g
  • 適合ライン:MAX1.2号
  • 先径:1.4mm
  • カーボン含有率:92.6%
  • 定価:56,000円

乗せ調子モデル

N-B610M-S/RIGHT(LEFT)

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楽天市場
  • 全長:2.08m
  • 自重:146g
  • 適合ルアーウェイト:40ー150g
  • 適合ライン:MAX1.2号
  • 先径:1.3mm
  • カーボン含有率:90.2%
  • 定価:54,000円

ドテラモデル

D-B611M+-T/RIGHT(LEFT)

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楽天市場
  • 全長:2.11m
  • 自重:144g
  • 適合ルアーウェイト:50ー250g
  • 適合ライン:MAX1.5号
  • 先径:1.8mm
  • カーボン含有率:89.7%
  • 定価:53,500円

スピニングモデル

C-S66ML+-S

シマノ(SHIMANO)
¥47,904 (2024/12/06 02:46時点 | Amazon調べ)
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楽天市場
  • 全長:1.98m
  • 自重:103g
  • 適合ルアーウェイト(キャスト):20ー60g
  • 適合ライン:MAX1号
  • 先径:1.1mm
  • カーボン含有率:99.3%
  • 定価:53,000円

約60,000円「エンゲツリミテッド」(2023年モデル)

エンゲツXRエンゲツ
エクスチューン
エンゲツ
リミテッド
N/AN/AN/A
ハイパワーX
フルソリッド除く

フルソリッド除く

乗せモデルのみ
ハイパワーX
フルソリッド

フルソリッドのみ

フルソリッドのみ

フルソリッドのみ
スパイラルX
スパイラルXコア
フルソリッド除く

フルソリッド除く

乗せモデルのみ
Xガイド3Dチタン
トップ+Xリング
※チューブラ除く
3Dチタントップ
他ガイドチタン(トップ)
+ステン
チタンチタン
リールシートXシート
エクストリーム
ガングリップ
Xシート
エクストリーム
ガングリップ
Xシート
エクストリーム
ガングリップ
カーボン
モノコック
グリップ
自重131-152g138-162g131-149g
Amazon価格30,000円45,000円60,000円
※ベイトモデルの仕様
まいぼ
まいぼ

シマノ最強のタイラバロッド。

コスパ云々は置いておいて、とにかく最強なのです。

「エンゲツリミテッド」の特徴

ポイント

究極のロッドバランスで、究極に乗せるタイラバを実現!

「エンゲツリミテッド」はロッドのティップからバットエンドまでのバランスを最適化することで持ち重りを低減。

まいぼ
まいぼ

18モデルの「エンゲツリミテッド」と比べると、持ち重りは64%もの改善がされている

持ち重りが低減されることで、感度アップ、また等速巻きのしやすさ、バラシにくいという効果が期待できます。

その他シマノが誇る最新技術と合わせ、究極の乗せるタイラバが可能となるでしょう。

ポイント

「カーボンモノコックグリップ」で高感度&ブレを防ぐ!

そのほかには「カーボンモノコックグリップ」が追加に。

これはグリップエンドまで中空で肉薄なカーボン一体成型とすることで、軽量化と感度アップにつながる構造。

さらにサイドフラットデザインで脇に挟みやすく、巻きやファイト時にブレにくい設計に。

「エンゲツリミテッド」のラインアップ

品番タイプ全長(m)自重(g)適合ルア(g)
FS-B510ML
(RIGHT/LEFT)
フルソリッド1.7813130-100
FS-B66ML
(RIGHT/LEFT)
フルソリッド1.9813630-100
FS-B66M
(RIGHT/LEFT)
フルソリッド1.9814940-150
N-B610ML-S
(RIGHT/LEFT)
乗せ2.0813630-100
N-B610M-S
(RIGHT/LEFT)
乗せ2.0813940-150

「フルソリッド」が3種、「乗せ調子」2種で計5種類にそれぞれ左右巻き仕様があり。

それぞれから万能モデルをピックアップしてみました。

フルソリッドモデル

FS-B66ML/RIGHT(LEFT)

  • 全長:1.98m
  • 自重:136g
  • 適合ルアーウエイト:30-100g
  • 適合ライン:MAX1.0号
  • 先径:1.5mm
  • カーボン含有率:92.6%
  • 定価:76,000円

乗せ調子モデル

B610ML-S/RIGHT(LEFT)

  • 全長:2.08m
  • 自重:136g
  • 適合ルアーウエイト:30-100g
  • 適合ライン:MAX1.0号
  • 先径:1.4mm
  • カーボン含有率:97.9%
  • 定価:74,000円

まとめ

以上シマノのタイラバロッド「エンゲツ」シリーズの5つのモデルの金額と性能の違いを見てきました。

高額なモデルほど感度や強度、剛性などの性能がアップし、最上位モデルが最強。っていうのは当たり前なんですが、実際はそこまで高性能じゃなくても十分タイラバは楽しめるし、最近は2万円台付近のロッド性能がかなり上がってきています。

まいぼ
まいぼ

現代の2万円台のロッドは数年前ならフラッグシップモデル並みの性能ともいえるぐらいかも

じゃあ結局どれがいいんだ!?ということで最後に、オールラウンドに活躍できてコスパに優れる個人的オススメモデルを3種類チョイスしてみました。

コスパ最強モデル(乗せ調子編) エンゲツBB

左右巻き共通の「Xシート デュアル ガングリップ」や「ハイパワーX」が採用されながら1万円台。

「タフテックα」も採用で等速巻きからの自然に乗せるというタイラバを十二分に楽しめるであろうロッド。

コスパ最強モデル(掛け調子編)エンゲツSS

¥22,275 (2020/3/19 5:02:59時点 | 楽天市場調べ)
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楽天市場

Xシートエクストリームガングリップはじめ、上位モデル並みの高感度、高強度、高感度のための最新技術が使われていて2万円台。

自重は重いけど、フォールレバー搭載リールとの組み合わせで「フォールタイラバ」や電動リールで「電動タイラバ」などに相性良し。

掛け調子でタイラバウェイト30~100g対応、幅広く使える。

筆者も「エンゲツSS B66ML-S」を購入しました。(インプレはコチラ

コスパ最強モデル(フルソリッド編)エンゲツXR

バット部付近からしなやかに曲がるフルソリッドモデル。

しなやかさだけでなく「ハイパワーXフルソリッド」により強度もあわせ持ち、乗せのタイラバの究極形を目指せる(であろう)ロッド。

以前は上位モデルにしかラインアップが無かったが、2021年に「エンゲツXR」の登場により実売価格3万円を切る価格で手に入れることができるようになった。

以上、コスパ最強3モデルでした。皆様のタイラバロッド選びの参考になれば幸いです!

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まいぼ
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なんでも釣り師
船も陸も、ルアーもエサもOK、なんでも釣り師。

釣りの種類が多すぎて専用タックル揃えられないのが悩み。

人が多い有名ポイントで釣果にこだわるより、釣れなくてものんびーり釣りしたい派。
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