タイラバは自作すると1個いくら?鉛・ネクタイ・フックの材料費を完成品と並べ、自作をやめた理由まで
タイラバは、鉛とネクタイとフックがあれば自分で組めます。
完成品は1個1,000円を超えるので、根掛かりで2個、3個となくすと、財布にじわじわ効いてきますね。

自分で作ったら、1個いくらまで下がるの?

作る手間をかけるほど、安くなるもの?
ダイワの定価と楽天市場の鉛の値段で計算すると、完成品1,250円に対して、自作は約600円でした。
自分も数年がかりで数十個は作りましたが、今は市販品に戻しています。
この記事でわかること
- 80gクラスのタイラバを自作したときの、1個あたりの材料費
- 同じダイワのパーツをバラで買って組むと、完成品より高くなる理由
- 年に何個なくす人なら、自作の差額が効いてくるか
- 安く作れたのに、自作をやめた2つの理由
自作タイラバは、1個いくらで作れる?
フック・ネクタイ・接続パーツは、3通りともダイワの同じ品で、違うのは鉛だけ。
| 完成品を買う | ダイワのパーツで組む | 鉛だけ汎用品で自作 | |
|---|---|---|---|
| 鉛 | 紅牙ベイラバーフリーβ 80g一式 | βヘッド 80g:900円 | 鯛玉鉛 20号(約75g):約81円 |
| 接続パーツ | 込み | 接続パーツβセット 1個:140円 | 同左:140円 |
| フック | 込み | 替えフックβSS 段差 1セット:約283円 | 同左:約283円 |
| ネクタイ | 込み(スカートも付く) | シリコンネクタイSTR 1本:100円 | 同左:100円 |
| 1個あたり | 1,250円 | 約1,423円 | 約604円 |
ダイワの品は定価(税別)を入数で割った値です。
鯛玉鉛は、2026年11月7日時点の楽天市場の価格(1kg徳用パック・税込1,155円)を税別に直し、1kgで13個取れるとして割りました。
表を縦に見ると、ヘッド900円が、汎用の鉛だと約81円まで下がります。
フックとネクタイは、自作でも同じ物を買うので値段は変わりません。
つまり自作で浮くお金の正体は、ほとんどが鉛の値段の差です。
スカートは入れていないので、付けるなら自作側に少し上乗せ。
鉛のヘッドを重さあたりの値段でメーカー別に比べたいときは、タイラバヘッドの1g単価の比較に表があります。

鉛が10分の1以下になるのは、数字で見るとやっぱり大きいです
ダイワのパーツをバラで買って組むと、安くならない?
「ヘッドだけ買って、ネクタイやフックは自分で付ける」という半分自作のやり方は、実は完成品より高くなります。
表のとおり、パーツで組んだ1個は約1,423円で、完成品の1,250円より170円ほど高い計算です。
しかも完成品にはスカートまで付いています。
完成品の値段からヘッド単体の900円を引くと、ネクタイ・スカート・フック・接続パーツの分は350円しか残りません。
同じ物をバラで買うと500円を超えるので、メーカーの完成品は、付属パーツの分がかなり割安に作られていると言えます。

パーツで組めば安くなりそうなのに、計算すると逆なんです
ヘッドを足すときは完成品で買い、パーツはネクタイやフックが傷んだときの交換用にだけ買う。
この分け方のほうが無駄が出ません。
ダイワ公式の定価は、45gの1,150円から250gの1,800円まで、重くなるほど上がります。
| 重さ | 完成品(定価・税抜) | ヘッド単体(定価・税抜) |
|---|---|---|
| 45g | 1,150円 | 800円 |
| 60g | 1,200円 | 850円 |
| 80g | 1,250円 | 900円 |
| 100g | 1,300円 | 950円 |
| 120g | 1,350円 | 1,000円 |
| 150g | 1,400円 | 1,050円 |
| 200g | 1,600円 | 1,250円 |
| 250g | 1,800円 | 1,450円 |
どの重さでも、完成品とヘッド単体の差は350円で同じです。
年に何個なくす人なら、自作の差額が効いてくる?
完成品と自作の差は、1個あたり約646円です。
この差は、なくした個数だけ積み上がります。
| 年間になくす個数 | 完成品で補充 | 自作で補充 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 5個 | 6,250円 | 約3,020円 | 約3,230円 |
| 10個 | 12,500円 | 約6,040円 | 約6,460円 |
| 30個 | 37,500円 | 約18,120円 | 約19,380円 |
年に5個くらいなら、差は3,000円ちょっとです。
根の荒い場所に通って30個なくすような人だと、2万円近く変わってきます。
1kgの鉛の袋は重さごとに買うので、使う重さが2〜3種類あると、最初に2,300〜3,500円ほど出ていく点も頭に入れておいたほうがいいですね。
ネクタイとスカートを1枚あたりの値段で比べるなら、タイラバのネクタイ・スカートの1枚単価比較が早いです。
作るのに、どれくらい手間がかかる?
鉛だけ替えて、あとはダイワの接続パーツを使うなら、組み方はダイワが公式に載せている手順そのままです。
- リングに替えフックを付ける(フックのチチワをリングに通して締める)
- リーダーに鉛、キャップの順に通し、リングに結ぶ
- リングにネクタイを差し込み、キャップを戻して留める
鉛を溶かして型に流すところから始めるわけではないので、ハサミと結び方さえ分かれば作れます。
フックをバラ鈎から自分で結んだ場合の差額は、がまかつの鈎で計算すると1セットあたり約120円で、タイラバ替えフックの比較に計算を載せています。
ただ、結び目が甘いとそこから切れるので、大きい鯛が掛かったときのことを考えると、フックは完成品にしておくほうが気が楽です。
それだけ安いのに、なぜ自作をやめたのか
計算では、1個あたり600円以上浮きます。
自分も、まさにこの「安さ」が目当てで作っていました。
使っていたのは50個セットで買った鉛です。
そこにダイワやシマノのネクタイ・スカートのセット品、バラで買ったカーリーやストレート、ワームを付け替えて、鮑シートを鉛に貼ったりもしました。
気づけば数年がかりで、数十個になっていました。
やめた理由のひとつ目は、釣果です。
同じ船で隣の人が使っている市販品、それもタングステンのヘッドのような、その時々に流行っているタイラバのほうが、地味によく釣れる。
1個600円浮いても、横で釣り負けていたら、割に合うとは言いにくいですね。
ふたつ目は、意外かもしれませんが、話題にならないことです。
新しいルアーを結んでいると、それだけで同船者との話が始まって、輪に入りやすいんですよね。
自作のタイラバは見た目が地味で、共感もされにくい。

安い。でも、とにかく地味。結局それに尽きました
もうひとつ、今になって思うことがあります。
自作を巻いている間は、ずっと「これで本当に釣れるのかな」と疑いながらでした。
細かい作業が得意なタイプではないので、出来上がりを信用しきれませんでした。
そう疑いながら巻いていた頃は、実際あまり釣れていなかったと思います。
値段や作りの差よりも、自分がそのタイラバを信じて巻けるかどうかのほうが、釣果に響いているんじゃないか。
今はそう思っています。
釣れないときにタイラバそのものを疑ってしまう話は、タイラバで釣れない人がやりがちなことにも書きました。
自作が向くのは、どんな人?
分かれ目は、なくす個数と、何をいちばん気にするかです。
| 自作が合う | 完成品が合う | |
|---|---|---|
| なくす個数 | 年に10個以上なくす | 年に数個 |
| 使う重さ | 2〜3種類に絞れている | 日によって幅広く替える |
| 作る時間 | 家で組むのが楽しい | 釣りの準備に時間をかけたくない |
| 気になること | 値段がいちばん | 釣れている物を使いたい・船で話したい |
自分がやめた理由は、表のいちばん下の行の右側そのものでした。
組む作業そのものが楽しい人なら、値段とは別のところで続ける価値はあると思います。
タイラバの自作でよくある質問
タイラバは自作すると1個いくらですか?
80g前後で計算すると、汎用の鉛(関門工業の鯛玉鉛20号)にダイワのフック・ネクタイ・接続パーツを組み合わせて約604円です。
同じダイワの完成品、紅牙ベイラバーフリーβ 80gの定価1,250円の半分ほどになります。
ヘッドだけ買ってパーツを付ければ安くなりますか?
ダイワのβヘッド80gに、同じダイワのフック・ネクタイ・接続パーツを買って組むと約1,423円で、完成品の1,250円より高くなります。
安くなるのは、ヘッドを汎用の鉛に替えたときです。
自作で何がいちばん安くなりますか?
いちばん差がつくのは鉛です。
ダイワのβヘッド80gは定価900円ですが、楽天市場で1kg徳用パックの鯛玉鉛を買うと、20号1個あたり約81円で計算できます。
タイラバの自作に特別な道具は要りますか?
市販の鉛と接続パーツを使うなら、ハサミと結び方が分かれば組めるレベルです。
鉛を溶かして型に流すところから作るなら、型などの道具が別に必要です。
自作タイラバでも釣れますか?
自分は数年で数十個作って使いましたが、同船者が使う市販の流行りものほどは釣れませんでした。
作りに自信が持てないまま巻いていたことも、影響していたと思っています。
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