【ダイワ】エリアトラウトに使えるスピニングリール9選+コスパ優秀ベスト3
ダイワのエリアトラウトに使えるスピニングリールの違いをまとめてみた
エリアトラウト用スピニングリール探してるけど、専用リール少なくて選択肢が少ない…ちなみにダイワ派
汎用リールも使えるけど逆にラインアップが多すぎてどれがイイかよく分からない。ちなみに僕もダイワ派
ダイワでエリアトラウト用リールで検索すると、専用リールは少ないですが汎用リールはたくさんでてきます。
金額により性能が違うというのは分かるけど、具体的にどこが違うのか?何が良くて何が良くないの?というのがパッと見では分かりにくい部分があります。
番手的には1000~2000サイズであればOKですが、実はエリアトラウトに使うには不向きなものもあったり。
ということで本記事ではダイワのエリアトラウトに使えるオススメのスピニングリール9種類をピックアップ、さらにそれぞれの機能や性能の違いを簡単に解説してみました。
個人的コスパ最強リールランキングも作ってみましたので、長文読むのがメンドクサイ方は最後のまとめまで飛んでみてね!
※スペック欄の定価はすべて税抜表示。また実売価格はAmazonでの参考税込価格です。
エリアトラウト用リールに求められる性能とは?
その前にエリアトラウト用リールが求められる性能について簡単に。
エリアトラウトと一言に言っても、小規模から大規模、また河川型かポンド(池)型なのか、放流されている魚のサイズなどさまざま。
ですから自分が行く管理釣り場に応じたリールを選択する必要がありますが、いずれにしても求められる性能としては大きく3種類。
できるだけ浅溝スプールで細糸対応していること
まず、ナイロン2ポンド(0.5号)という極細糸が有利な状況もありうるライトな釣りですから、そういった細糸に対応していてかつキャスト性能に優れる浅溝スプールが有利。
ドラグ性能が優れていること
②も上記①の項に関連してきますが、細糸を使用して場合によっては大物とファイトする可能性もある釣りですから、リールのドラグ性能というのはかなり重要。
ダイワのリールの場合は現状「ATD(=オートマチックドラグシステム)」が最新で高機能、かつ安価なモデルからも採用されているように、いわば最低限のドラグシステムと言っても過言ではないでしょう。
よって本記事で紹介するリールはこの「ATD」搭載機種に絞ってピックアップしております。
ハンドルはできるだけ短めであること
最後に③ですが、一般的にハンドルは長いか短いか、一概にどちらが良いかとはいえません。
ただエリアトラウトで細糸、軽量ルアーを使うという状況に限れば、細かい速度変化がつけやすく、魚の反応や水流の変化などわずかな抵抗感も感じやすいのは35~45mmという短めのハンドルです。
ちなみに本記事で紹介するリールの共通使用は以下の通り。
- ATD(オートマチックドラグシステム):スムーズな滑り出しと魚の引きに追従できる粘り強い新世代ドラグシステム
- エアローター:軽量、高感度の新形状ローター
- クロスラップ:巻き糸の角度を上げてライントラブル減少と飛距離UP
- エアベール:強度があり、ライントラブル減少させる新ベール形状
- ツイストバスターⅡ:ローラー回転による糸ヨレを軽減
- ローターブレーキ:不意のベール返りを防止する
- シャワー洗浄可
それでは以下金額が安い順番にリール紹介していきます。
約6,000円「レブロス」(2020年発売)
本記事内の最安リール。
上位モデルと比べると回転性能や軽量性など劣るが、とにかく最低限の性能で6,000円は破格。
トラウトとりあえずやってみたい!また予備だからそれなりに使えればOK!な方には十分でしょう。
「レブロス」の特徴
実売価格1万円を切っていて今回紹介するリールのなかでは最安商品。
ちなみにダイワの汎用スピニングリールにはもっと安い、例えば「クレスト」などもありますが、ATD非搭載だったり、自重が重いという理由で細糸を使ったエリアトラウトには不向き。ということで今回は除外。
もし、とにかく安くエリアトラウトできるスピニングリールを探している!と言う方でも、ダイワでは最低「レブロス」以上を選ぶことを絶対オススメします。
クレストが安いと言っても、実は「レブロス」とは1,000~2,000円ぐらいの差しかないですし
1万円以下で安いとはいえ、1000~2000サイズでは200gというギリギリ軽量な部類?ながら最大ドラグ力5kgというパワーも持っています。
また細糸を使うエリアトラウトには必須ともいえる「ATD」という最新ドラグシステムも採用。
エアローターやファイバー強化特殊プラスチックなどが採用されることで軽量化と強さが両立されていて、まさに「LIGHT TOUGH」。
コスパに優れる1台。この価格でこれだけの性能を持っているのも技術の進歩の賜物!!
とはいえやはり高額な上位モデルと比べると強度や感度、軽量性などにおいては劣ります。
例えば上位モデルに搭載されている「マグシールド」や、ボディやローターに使われる「ZAION」という最新素材など、より高強度、軽量化、高感度のための技術などが「レガリス」には採用されていません。
渋い状況で1日に1度あるかないかという小さなアタリをとりたい!
大物とバリバリファイトしてガンガン使い込みたい!
こういった少しでも高感度を求めるようなストイックな方や、耐久性を求める方には少し荷が重いかも。
ただ、「マグシールド」非搭載だと巻き抵抗が減り軽くなるということもあるので、エリアトラウト専用で使用するのであればメリットにもなりえますね。
エリアトラウトにオススメモデル
1000サイズは「LT1000S」のみ、2000サイズは「LT2000S」とエクストラハイギヤモデルの「LT2000S-XH」の2種類のラインアップ。
以上3種類をエリアトラウトにオススメとしてピックアップしてみました。
LT1000S
- LTシリーズ、浅溝スプール
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):64
- ギア比:5.2
- 自重(g):200
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):2-150
- ベアリング(ボール/ローラー):4/1
- 定価(円):8,500
LT2000S
- LTシリーズ、浅溝スプール
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):68
- ギア比:5.2
- 自重(g):200
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):3-150
- ベアリング(ボール/ローラー):4/1
- 定価(円):8,700
LT2000S-XH
- LTシリーズ、浅溝スプール、エクストラハイギヤ
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):81
- ギア比:6.2
- 自重(g):200
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):3-150
- ベアリング(ボール/ローラー):4/1
- 定価(円):8,700
約9,000円「レガリス」(2023年発売)
軽量×高剛性な「ZAION V」素材と最新設計「エアドライブデザイン」採用でコスパに優れる!
1万円以下でお探しなら「レガリス」一択でしょう!!
「レガリス」の特徴
「マグシールド」はやっぱり非搭載。
ボディとローターの素材として、「レブロス」の「DS4」からカーボンハイブリッド樹脂素材の「ZAION V」に進化。
剛性、強度に優れるだけでなく、軽量で巻き始めから軽い回転も可能となります。
ちなみに上位モデルに採用されている「ZAION」と比べると、性能的には若干落ちます
ダイワのフラッグシップモデル「イグジスト」(2022年)や「エアリティ」(2023年)に採用されはじめたダイワの新設計思想「エアドライブデザイン」。
それがなんと、「ルビアス」や「フリームス」より先に約1万円の「レガリス」に搭載されるという太っ腹。
「エアドライブデザイン」って?
「エアドライブデザイン」は、巻き出しから軽い回転が可能な「エアドライブローター」、軽量でトラブルレスな「エアドライブベール」、強度と軽量さを併せ持つ「エアドライブスプール」、軽くて滑らかかつノイズの少ない「エアドライブシャフト」という4つの技術から構成。
軽量性や剛性、キャスティングや回転性能といった、リールに求められる性能全てがレベルアップ。
従来のドラグシステム「ATD」と比べて、滑り出しがより滑らかに効く「ATD TYPE-L」に進化。
シーバスなど不意の大物がかかっても安心
名前的には「デジギアⅡ」の方が進化してそうな名前ですが、実は「タフデジギア」の方が高耐久。
以上のように最新技術が盛りだくさんながら1万円を切る価格でコスパに優れるリール。
エリアトラウトにオススメモデル
1000サイズは「LT1000S」のみ、2000サイズは「LT2000S」とエクストラハイギヤモデルの「LT2000S-XH」の2種類のラインアップ。
LT1000S
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):64
- ギア比:5.2
- 自重(g):175
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):2-150、2.5-100、3-70
- ベアリング(ボール/ローラー):5/1
- ハンドル長(mm):40
- 定価(円):11,600
LT2000S-P
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):63
- ギア比:4.8
- 自重(g):175
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):2.5-200、3-150、4-100
- ベアリング(ボール/ローラー):5/1
- ハンドル長(mm):45
- 定価(円):11,600
LT2000S-XH
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):81
- ギア比:6.2
- 自重(g):175
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):2.5-200、3-150、4-100
- ベアリング(ボール/ローラー):5/1
- ハンドル長(mm):45
- 定価(円):11,600
約10,000円「フリームス」(2021年発売)
防水機構「マグシールド」が搭載され耐久性アップ。
それなりにトラウトをやり込んでいきたい!方にはオススメ。
「フリームス」の特徴
ダイワ自慢の防水構造「マグシールド」が採用。
「マグシールド」とは、ボディとローターの隙間にオイルの壁を作ることで海水や埃などの侵入を防止する構造で、初期の回転性能を長期間維持することができます。
ダイワサービス部門いわく、マグシールド搭載リールではベアリング不具合による修理が実際に激減したそう
エリアトラウトにオススメモデル
1000サイズは「FC LT1000S」、2000サイズは「FC LT2000S」とエクストラハイギヤモデルの「FC LT2000S-XH」の2種類のラインアップ。
FC LT1000S
- フィネスカスタム、LTシリーズ、浅溝スプール
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):64
- ギア比:5.2
- 自重(g):180
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):2.5-100
- ベアリング(ボール/ローラー):5/1
- 定価(円):17,100
FC LT2000S
- フィネスカスタム、LTシリーズ、浅溝スプール
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):68
- ギア比:5.2
- 自重(g):185
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):3-150
- ベアリング(ボール/ローラー):5/1
- 定価(円):17,100
FC LT2000S-XH
- フィネスカスタム、LTシリーズ、浅溝スプール、エクストラハイギヤ
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):81
- ギア比:6.2
- 自重(g):185
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):3-150
- ベアリング(ボール/ローラー):5/1
- 定価(円):17,100
約18,000円「カルディア」(2021年発売)
「ZAION V」×「モノコックボディ」という最新技術の組み合わせで、軽くて強いリール。
「カルディア」の特徴
従来のスピニングリールはボディとカバー別々のパーツを組み合わせて作られていました。
これに対し「カルディア」は「モノコックボディ」というロケットやF1マシンなどにも採用されている、フレームとボディが一体化された構造になっています。
この「モノコック」構造により、ビス固定のスペースが不要などの理由で小型ボディの実現、さらにその中でドライブギヤのサイズを極限まで拡大することが可能に。
さらにその素材として軽量かつ高剛性であるカーボンハイブリッド樹脂「ZAION V」を採用。
この「モノコックボディ」と「ZAION V」の組み合わせにより、2000サイズで175gという軽量性を達成。
以上のようなボディやローター素材の見直しにより軽量化されながら、耐久性や強度、パワーもキープされることで、軽くて強いリールに仕上がっています。
「ZAION」は軽くて強い、とはいえ金属と比べるとどうなの?
もちろん金属の方が強い。ちなみにダイワの上位モデル「イグジスト」や「セルテート」は金属素材(アルミ)ボディ
「ZAION」はアルミと比較して剛性は約60%、精度は約80%というデータもあり、剛性や精度は金属(アルミ)にはかなわないのです。
とはいえ、エリアトラウト用としての剛性は必要十分以上で、どちらかというと軽量性の方が重要かも。
これで2万円を切る価格ということで、これからエリアトラウト初心者の方にも、バリバリ使い込んでいきたい!って方にもオススメできる、コスパに優れるリール。
エリアトラウトにオススメモデル
1000サイズは「FC LT1000S」のみ、2000サイズは「FC LT2000S」とハイギヤモデルの「FC LT2000S-H」というラインアップ。
FC LT1000S
- フィネスカスタム、LTシリーズ、浅溝スプール
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):64
- ギア比:5.1
- 自重(g):170
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):2.5-100
- ベアリング(ボール/ローラー):6/1
- ハンドル長(mm):40
- 定価(円):25,400
FC LT2000S
- フィネスカスタム、LTシリーズ、浅溝スプール
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):67
- ギア比:5.1
- 自重(g):175
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):3-150
- ベアリング(ボール/ローラー):6/1
- ハンドル長(mm):45
- 定価(円):25,400
FC LT2000S-H
- フィネスカスタム、LTシリーズ、浅溝スプール、ハイギヤ
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):76
- ギア比:5.8
- 自重(g):175
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):3-150
- ベアリング(ボール/ローラー):6/1
- ハンドル長(mm):50
- 定価(円):25,400
約28,000円「ルビアス」(2020年発売)
「ZAION」素材のモノコックボディにより大幅軽量化。
2000サイズで150gはダイワの中でもほぼ最軽量クラス。
超軽量ルアーを使う釣りなので、リールは軽いほど楽しい!
「ルビアス」の特徴
21「カルディア」でも採用されている「モノコックボディ」に素材は軽量かつ高剛性である高密度カーボン素材「ZAION」を採用。
この「モノコックボディ」と「ZAION」の組み合わせにより、2000サイズでは驚異の150gという、ダイワスピニングリール最軽量クラス。
ダイワのフラッグシップモデル「イグジスト」も同じモノコックボディだけど、アルミボディのため「ルビアス」の方が軽量
ラインローラーとはベールの端にあるラインが掛かっている部分。
回転時には常に力が掛かっていて、この部分の性能や調子によって巻き心地が大きく変わることも。
通常この部分にはボールベアリングは1個だけであるリールがほとんどでありますが、「バリスティック」など上位機種では2個搭載されています。
ボールベアリング2個搭載されることで、より軽い回転が実現されました。
先述の「カルディア」との大きな違いは、「ZAION」素材採用により25gほど軽量化されたこと。
とにかく軽量!という方は「ルビアス」ですね。
エリアトラウトにオススメモデル
1000番台はラインアップになく、フィネスカスタムされた2000サイズ「FC LT2000S」とそのハイギアモデル「FC LT2000S-XH」の2機種がエリアトラウトにオススメ。
FC LT2000S
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):67
- ギア比:5.1
- 自重(g):150
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):3-150
- ベアリング(ボール/ローラー):9/1
- ハンドル長(mm):45
- 定価(円):42,300
FC LT2000S-XH
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):81
- ギア比:6.2
- 自重(g):150
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):3-150
- ベアリング(ボール/ローラー):9/1
- ハンドル長(mm):50
- 定価(円):42,300
約40,000円「プレッソ」(2021年発売)
ダイワ唯一のトラウト専用リール。
超浅溝スプール×オイルベアリングで滑らか回転仕様というまさにトラウトのためのチューニングがなされています。
あとはトラウト!なデザインもGoodですね!!
「プレッソ」の特徴
ギアを支持しているボールベアリングが従来のグリスではなく、オイル仕様に。
これにより巻きがさらに軽くなり、感度もアップ。
エリアトラウトではそこまでの糸巻量を要求されることも少なく、スプールは浅いほど有利であることが多いです。
「プレッソ」はエリアトラウト専用らしく、「2.5lb-100m」という超浅溝スプール仕様。
上述の「ルビアス」との大きな違いは、「マグシールド」が非搭載になり、かわりに「マシンカットタフデジギヤ」、「ベアリングオイル仕様」などが採用に。
性能的には超軽量ルアーをスロー巻きした際にも、より高い巻き感度が期待できますね。
またスプールもより浅溝で糸巻量も減っているということで、やはりエリアトラウト専用チューン!という感じ。
エリアトラウトにオススメモデル
エリアトラウト専用モデルということで「LT1000S-P」と「LT2000SS-P」の2機種のラインアップ。
LT1000S-P
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):61
- ギア比:4.9
- 自重(g):145
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):2.5-100
- ベアリング(ボール/ローラー):12/1
- ハンドル長(mm):40
- 定価(円):51,900
LT2000SS-P
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):64
- ギア比:4.9
- 自重(g):150
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):2.5-100
- ベアリング(ボール/ローラー):12/1
- ハンドル長(mm):40
- 定価(円):51,900
約45,000円「セルテート」(2024年発売)
アルミボディを採用し「エアドライブデザイン」や「マグシールド」も搭載で高剛性かつ高耐久。
若干重いのを気にしなければフラッグシップモデル級の性能。
「セルテート」の特徴
ダイワの新しい設計思想「エアドライブデザイン」は、巻き出しから軽い「エアドライブローター」、ローターを支える軽量でトラブルレスな「エアドライブベール」、強度と軽量さを併せ持つ「エアドライブスプール」、軽くて滑らかかつノイズの少ない「エアドライブシャフト」という4つの技術から構成される。
これらにより、キャスティングや回転性能に優れ、強くて軽い、というリールに求められる性能全てが究極にレベルアップされました。
従来のドラグシステムをさらに進化させた「ATD TYPE-L」を新採用。
特に超ライトラインを使うトラウトゲームにおいては、ドラグの効き始めがすごく重要。
瞬発的に負荷が掛かった時にスムーズにドラグが効いてくれるおかげで、よりライトラインでも安心できます。
エリアトラウトにオススメモデル
「セルテート」は1000サイズのラインアップはなく、エリアトラウトに使えるのは2000サイズの2種類。
FC LT2000S-P
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):64
- ギア比:4.9
- 自重(g):170
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):3-150
- ベアリング(ボール/ローラー):10/1
- ハンドル長(mm):40
- 定価(円):54,600
FC LT2000S-H
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):76
- ギア比:4.95.8
- 自重(g):170
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):3-150
- ベアリング(ボール/ローラー):10/1
- ハンドル長(mm):45
- 定価(円):54,600
約50,000円「エアリティ」(2023年発売)
名前の通り軽量性が最大の武器である「エアリティ」。
金額もかなりのものですが、軽くて強い!その性能は間違いなし!でしょう。
「エアリティ」の特徴
究極の「軽くて強い」リールを実現するために必要なのは「モノコックボディ」であり、さらに「エアリティ」はそのボディ素材に加工精度が高く、耐久性の高いマグネシウムが採用されています。
「LT(ライト&タフ)」の究極型と言われる所以でありますね。
トラウトゲームはキャスト回数が多く、それが故に糸ヨレが出やすい釣りであります。
それを防ぐ「ツイストバスター」がさらに進化しⅢにレベルアップ。
ラインローラー部に溝を追加することで、糸ヨレからのラインがバサッ!と放出されてグチャグチャになってしまったりすることを軽減します。
「エアリティ」エリアトラウトにオススメモデル
1000サイズはラインアップになく、2000サイズはローギヤの「LT2000S-P」とハイギヤの「LT2000S-H」の2種類のラインアップ。
LT2000S-P
- LTシリーズ、浅溝スプール、パワーギヤモデル
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):64
- ギア比:4.9
- 自重(g):145
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):3-150
- ベアリング(ボール/ローラー):11/1
- 定価(円):63,500
LT2000S-H
- LTシリーズ、浅溝スプール、パワーギヤモデル
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):76
- ギア比:5.8
- 自重(g):145
- 最大ドラグ力(kg):5
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):3-150
- ベアリング(ボール/ローラー):11/1
- 定価(円):63,500
約80,000円「イグジスト」(2022年発売)
言わずと知れたダイワのスピニングリールフラッグシップモデル。
性能も金額もダントツ。
「イグジスト」の特徴
SF(=スーパーフィネス)モデルの1000~2000サイズは自重わずか135gでダイワ最軽量。
もちろん軽いだけではなく、マグネシウムボディで剛性、強度も兼ね備える。
エリアトラウトにオススメのスーパーフィネスモデルは従来モデルよりドラグ性能が20%アップ。
最大ドラグ力は3kgと抑えているが、その分低ドラグ域での調整幅も広くなっています。
エリアトラウトにオススメモデル
「イグジスト」はSF(=スーパーフィネス)モデルの1000サイズ1機種と2000サイズ2機種がエリアトラウトにオススメ。
SF1000S-P
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):57
- ギア比:4.6
- 自重(g):135
- 最大ドラグ力(kg):3
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):2.5-100
- ベアリング(ボール/ローラー):11/1
- 定価(円):102,000
SF2000SS-P
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):60
- ギア比:4.6
- 自重(g):135
- 最大ドラグ力(kg):3
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):2.5-100
- ベアリング(ボール/ローラー):11/1
- 定価(円):102,000
SF2000SS-H
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):74
- ギア比:5.7
- 自重(g):135
- 最大ドラグ力(kg):3
- 標準糸巻量ナイロン(lb-m):2.5-100
- ベアリング(ボール/ローラー):11/1
- 定価(円):102,000
まとめ
以上ダイワのエリアトラウトに使えるスピニングリール9種類を紹介してきました。
エリアトラウト専用リール、安くて高性能なコスパに優れるリール、コスパ無視の最強リール…いろんな個性をもったリールたちでした。
では一体どのリールがオススメなんだ!ってことで最後にマイボ!個人的独断と偏見によるコスパ優秀リールランキングを発表します。
とにかく手っ取り早くコスパのイイリールを探したい、カタログ比較するのが面倒くさい!という方はこのランキングの中から選んどけば間違いないでしょう!
コスパ優秀リール第3位 ルビアス
第3位は「ルビアス」。
約3万円とそれなりに高価ではありますが、「ZAION」製モノコックボディで高剛性でありながら150gという超軽量はエリアトラウトにも大きな武器で、とにかく軽量リールを探している方にはオススメ。
コスパ優秀リール第2位 カルディア
「ZAION V」素材のモノコックボディを採用し、175gという軽量かつ最低限以上の剛性もキープ。
数年前だったら最上位モデル!と言われてもおかしくないようなスペックを持ちながら約2万円という手ごろな価格でコスパ優秀リール第2位。
コスパ優秀リール第1位 レガリス
コスパ最強リールは「レガリス」!
1万円を切る価格で「エアドライブデザイン」「ZAION V」採用、かつ175gと最低限の軽量製もキープ。
コスパやばすぎ
ということで「レガリス」が堂々の1位という結果に。
以上、たくさんの種類があって違いが分かりにくいダイワのスピニングリールですが、エリアトラウトリール選びの参考になれば幸いです!