【2022年】ダイワのタイラバに使える丸型リール6選!からコスパに優れるオススメはコレ!

ダイワのタイラバに使える丸型リール
ダイワのタイラバリールといえば「紅牙」というイメージが強いですが、それだけでなくタイラバ向きの丸型リール(円型ともいう)もあります。

紅牙シリーズはすべてロープロ型で、丸型のラインアップは無い
丸型リールは重い反面、剛性や耐久性に優れているなどの強みがあり、これらを重視する方にはぜひ使っていただきたいです。
ダイワでは「タイラバ=紅牙シリーズ」となりがちですが、丸型リールも検討してみては?っていうことで本記事ではダイワのタイラバに使える丸型リールを紹介します。
(※ダブルハンドル、また小型ハンドルノブのモデルのみの紹介。ライトジギング向きのでっかい(Lサイズ)ハンドルノブモデルはタイラバ向きではないため本記事では掲載しておりません。)
ちなみに丸型リールのメリットとデメリットとは
紹介の前に丸型リールのメリットとデメリットを簡単にまとめてみます。
まず第一にロープロ型リールと比較すると剛性が高いことが最大のメリット。
ロープロ型リールのボディが樹脂製があるのに対し、丸型リールのほとんどは金属のボディなのです。(※ロープロ型リールは金属製のものもあり)
大きな負荷がかかるジギングリールの多くが丸型リールであることから分かるように、ロープロ型に比べて丸型リールは金属ボディのおかげで剛性が高い。
大物とのファイト時など剛性の低いリールに発生しがちな歪みが少なく、パワーロスせずしっかりと力強いやり取りが可能となります。

こういったごくわずかでも歪みが発生しにくくなると、耐久性アップにもつながる
ですからタイラバ用リールとはいえ、青物など不意の大物がヒットする可能性のある釣りですから、剛性の高いリール=丸型リールを選択するメリットはあるでしょう。
見たままですが、カッコいい。(好みは分かれるでしょう!)
剛性とか操作性関係なく、ベイトリールは丸型しか使わない!という人も存在するほど。

釣りって機能とかだけじゃなくて見た目も重要ですよね!
逆に丸型リールのデメリットとしてはその大きさ、重さがあげられます。
ロープロ型に比べてサイズが大きくさらに自重も重いため、特に手が小さい方はリールを握りにくく疲れやすい。
クラッチON/OFFやサミングしたりする時に、リールの全高が高いため手のサイズと相性が合っていないと特に親指辺りが疲労しやすくなってきます。
手のサイズは人それぞれですから、可能であれば釣具屋さんで実際に握ってみてサイズがあうことを確認したうえで購入したほうが良いでしょう。
丸型とロープロ型の詳細比較記事は↓
それでは商品紹介!
実売価格約1万円!激安丸型リール「ダイナスター」
2017年発売。
ダイナスターの特徴
売りは何と言っても実売価格約1万円という丸型リールの中では格安。
150サイズであればタイラバに有利な「スピードシャフト」や「棚クラッチ」を搭載しています。
ただ安いだけあって、ベアリング数2個、最大ドラグ力3kg(250,300は5kg)という基本性能がイマイチなほかに、ドラグシステム「ATD」なども非搭載。
本格的にタイラバほかいろんな釣りに使いたい!という方であれば、耐久性や性能的に考えるとちょっと頑張って上位機種を狙った方が結局長持ちしてコスパは良いかもしれません。
- 棚クラッチ
クラッチを押している間だけクラッチOFFになる構造。
ハンドルを回さなくても指をクラッチから話すとクラッチONになるため、タイラバ着底時により早く巻上開始できます(ほんのちょっとだけですが)。
- スーパーメタルフレーム
高強度アルミのフレーム。剛性が高く、大物とのファイト時もねじれが少なく、力強く巻上でき、耐久性もアップ。
- スピードシャフト
スプールフリー(クラッチOFF)時にスプールとシャフトが分離され、抵抗がなくなることでより高い回転性能が得られる(タイラバを速くフォールできたり、軽いルアーを操作しやすい)。
ダイナスターのラインアップ
150、250、300と3サイズありますが、タイラバにオススメはダブルハンドルである150/150L。
150/150L
- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):61
- ギヤ比:5.8
- 標準自重(g):260
- 最大ドラグ力(kg):3
- 標準巻糸量PE(号-m):2-200、3-150
- ハンドル長さ(mm):90 ノブ:EVA
- ベアリング(ボール/ローラー):2/1
- メーカー希望本体価格(円):14,600
シンプル機能ながらハイパワー!コスパに優れる「キャタリナBJ」
2015年発売(100P-RM/100PL-RMは2017年発売)。
キャタリナBJの特徴
「キャタリナBJ」の最大の売りはとにかくシンプルながら耐久性あり、基本性能も充実していてコスパに優れること。
「ダイナスター」より自重は若干重くなってしまいましたが、ベアリング数、最大ドラグ力大幅増加など基本性能アップに加え、超精密マシンカットが施されたアルミボディによりさらなる剛性がアップ、見た目にも高級感がでました。
さらに「キャタリナBJ」は高さ49mmと丸型の中でも低めで、「リアルグリッピングコンセプト」というグリップやサミングなどのしやすさにこだわった設計になっているため、丸型リールの中でも操作性Good。
最新ドラグシステム「ATD」などの機能はついておらず最小限の機能ですが、その分シンプルでスプール交換可能でメンテナンスしやすい構造などのおかげでガンガン使えるでしょう。

タイラバなど本格的にするなら、剛性もパワーもある「キャタリナBJ」以上ぐらいの丸型リールを選択するのが望ましいでしょう
- マイクロピッチクリック付き大型スタードラグ
より繊細なドラグ調整が可能。また大型の星形形状でドラグ操作しやすい。
- シンクロレベルワインド
クラッチを切ってラインを放出するとき、レベルワインドが左右に動く。ラインへの抵抗、負荷が減り、トラブル減少、素早いライン放出が可能。
- スピードシャフト方式スプール
スプールフリー(クラッチOFF)時にスプールとシャフトが分離され、抵抗がなくなることでより高い回転性能が得られる(タイラバを速くフォールできたり、軽いルアーを操作しやすい)。
- スプール交換機構
スプールを簡単に着脱できる。メンテナンスしやすく、不意の高切れなどの時も予備スプールがあれば船上でも交換できる。
キャタリナBJのラインアップ
100シリーズがダブルハンドルで200シリーズがノブも大き目のシングルハンドル。
200シリーズはライトジギング向けで、タイラバにも使用するなら100シリーズの選択になるでしょう。
特に100P-RM/100PL-RMはタイラバに特化したローギヤな楽巻(=RM)モデル。
100P-RM/100PL-RM
- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):55
- ギヤ比:4.9
- 標準自重:280g
- 最大ドラグ力:7kg
- 標準巻糸量PE(号-m): 1.5-250 , 2-200
- ハンドル長さ(mm):100 ノブ:ラージI型
- ベアリング(ボール/ローラー):6/1
- メーカー希望本体価格(円):34,000
100H/100H-L
- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):71
- ギヤ比:6.3
- 標準自重:280g
- 最大ドラグ力:7kg
- 標準巻糸量PE(号-m): 1.5-250 , 2-200
- ハンドル長さ(mm):90 ノブ:ラージI型
- ベアリング(ボール/ローラー):6/1
- メーカー希望本体価格(円):34,000
100SH/100SH-L
- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):81
- ギヤ比:7.3
- 標準自重:280g
- 最大ドラグ力:7kg
- 標準巻糸量PE(号-m): 1.5-250 , 2-200
- ハンドル長さ(mm):90 ノブ:ラージI型
- ベアリング(ボール/ローラー):6/1
- メーカー希望本体価格(円):34,000
ハイパードライブデザイン×マグシールドボールベアリング、いろいろハイパーな「バサラ」
2021年発売。
バサラの特徴
ダイワ最新の設計技術「ハイパードライブデザイン」や「マグシールドボールベアリング」、「ATD」などが新たに採用。
「ハイパードライブデザイン」とは、強く滑らかな回転を追求した「ハイパードライブデジギア」、回転性能を持続させるための「ハイパーダブルサポート」、剛性を高める「ハイパーアームドハウジング」、耐久性の高い「ハイパータフクラッチ」の総称。

めっちゃ簡単に言うと、滑らかで力強い回転、かつ長期間その性能を維持するための設計になっているということですね
※ピニオンギヤ=スプール側の軸にあるギヤで、ハンドル側にあるメインギヤと噛み合う構造になっている。
「マグシールドボールベアリング」とは、ベアリング内部にオイルの壁を作ることで海水やほこりを遮断、軽く滑らかな初期の回転性能を長期間維持できる構造のボールベアリングのこと。
ダイワアフターサービス部門いわく、回転耐久性150%アップし砂や塩によるベアリング不具合による修理がほとんどなくなったとのこと。
そして「バサラ」の最大の特長と言えるかもしれないのはそのデザイン。
好みはかなり分かれそうですが、ボディからハンドル、ノブに至るまで全身がゴールド。

やっぱリールはゴールドっしょ!って方には間違いない。かも。
バサラのラインアップ
100/100Lがダブルハンドルでタイラバにオススメ。ほか150/150L、200/200Lはシングルハンドル×大型ラウンドノブでライトジギング向け。
100/100L
- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):71
- ギヤ比:6.3
- 標準自重(g):285
- 最大ドラグ力(kg):7
- 標準巻糸量PE(号-m): 1.5-200、2-150
- ハンドル長さ(mm):110 ノブ:MサイズEVA
- ベアリング(ボール/ローラー):6/1
- メーカー希望本体価格(円):44,300
高剛性、高強度、高耐久の丸型リール!「ソルティガBJ」
2017年発売。
ソルティガBJの特徴
「ソルティガ」といえばダイワの丸型リールフラッグシップモデルですが、「BJ=ベイジギング」モデル。
ソルティガの特徴を一言でいうと最強の耐久性と最高の滑らかな巻き心地を持つリールです。
それらを可能にする「マグシールド」や「ATD」、「ハイパーデジギヤ」など最新テクノロジーが盛りだくさん採用されていたり、最大ドラグ力7kg、ベアリング数12個などの基本性能も充実。
高価ではありますが、強度、剛性、耐久性に優れる丸型リールです。
- ATD(オートマチックドラグシステム)
ファイト中のドラグ調整を減らし、ラインブレイクを防ぎながら魚を速く獲り込むことができるドラグ
- 遠心ブレーキ
スプールの回転による遠心力を利用してブレーキをかける機能。チョイ投げに対応。
- 超高剛性高精度マシンカットスーパーメタルハウジング
メタルハウジング(筐体)をミクロン単位という超精密な加工することでギヤシステムを滑らかに稼働させることができる。
- スーパーメタルフレーム
高強度アルミのフレーム。剛性が高く、大物とのファイト時もねじれが少なく、力強く巻上でき、耐久性もアップ。
- タフデジギヤ(ハイパー仕様)
ダイワ独自のギヤのデジタル設計技術「デジギア」の10倍の精度を持ち、また耐久性の強い素材を使用することにより、力強く滑らかな回転性能が持続するギヤシステム。
- スピードシャフト
スプールフリー(クラッチOFF)時にスプールとシャフトが分離され、抵抗がなくなることでより高い回転性能が得られる(タイラバを速くフォールできたり、軽いルアーを操作しやすい)。
- タフ&リジッドクラッチシステム
クラッチON時にスプールピンを受ける溝を十字型にすることにより、より精密なクラッチON/OFF、耐久性もアップ。
- ソルトバリヤタフクラッチ
塩分や電触によるクラッチ固着などの作動不良を防止するための電触防止クラッチシステム。
- 大径クリック付きメカニカルブレーキノブ
大型サイズ、クリック音付で操作、調整しやすいブレーキノブ。
- シンクロレベルワインド
クラッチを切ってラインを放出するとき、レベルワインドが左右に動く。ラインへの抵抗、負荷が減り、トラブル減少、素早いライン放出が可能。
- 大径&ロングアームスタードラグ
直径の大きな星形のドラグでドラグ操作がしやすい
- ドラグ調整・引き出しクリック
ドラグ調整時やファイト中にドラグが作動した際に大きめのクリック音が鳴る構造。
- パーフェクトダブルストッパー
逆回転を防ぐための2つのストッパー。通常のストッパーが破損しても、もう一つのメカ式ストッパーが作動して逆回転を防いでくれる。
- シャワー洗浄可
ソルティガBJのラインアップ
ラインアップも豊富ですが、タイラバに使用するなら100シリーズがオススメで特に100P-RM/100PL-RMはタイラバに特化したローギヤ(RM=楽巻き)モデルで紅牙風のピンク色でカラーリングされています。
超深場やかなり重めのタイラバ使用するなら200シリーズもタイラバできますが、ハンドルノブもLサイズで大きく、ジギング向き。
100P-RM/100PL-RM
- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):55
- ギヤ比:4.9
- 標準自重:300g
- 最大ドラグ力:7kg
- 標準巻糸量PE(号-m): 1-400 , 2-200
- ハンドル長さ(mm):110 ノブ:パワーライトM
- ベアリング(ボール/ローラー):12/1
- メーカー希望本体価格(円):48,000
100SH/100SHL
- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):81
- ギヤ比:7.3
- 標準自重:300g
- 最大ドラグ力:7kg
- 標準巻糸量PE(号-m): 1-400 , 2-200
- ハンドル長さ(mm):110 ノブ:パワーライトM
- ベアリング(ボール/ローラー):12/1
- メーカー希望本体価格(円):48,000
ダイワ最強リールにカウンター搭載!「ソルティガIC」
2021年発売。
ダイワのジギングリールフラッグシップモデルであるソルティガシリーズのカウンター付きモデル。
ソルティガICの特徴
ダイワのジギングリール最高峰モデル「ソルティガ」シリーズに水深と巻上スピードが表示されるカウンターが搭載された「ソルティガIC」。

丸形×カウンターは好みが分かれるところでしょうか
上記「バサラ」同様にダイワ最新設計思想「ハイパードライブデザイン」採用。
「ハイパードライブデジギア」「ハイパーダブルサポート」「ハイパーアームドハウジング」「ハイパータフクラッチ」などにより、回転性能、耐久性、剛性、強度などリールに必要な性能すべてが最強クラス。
大型ボディで指や手が痛くなりがちな丸形リール。
「ソルティガIC」ではコンパクトボディ×サムレストポジションにより、握りやすく疲れにくい、また落下防止など細かい部分まで追及されたデザインとなっています。
ソルティガICのラインアップ
100サイズにはダブルハンドル×ローギアモデルとシングルハンドル×ハイギアモデル、300サイズにはローギアモデルとハイギアモデル、それぞれ右巻き、左巻きモデルがあって計8種類のラインアップ。
タイラバにオススメはダブルハンドルモデルの「100P-DH/100PL-DH」。
100P-DH/100PL-DH
- 巻取長さ(cm):54
- ギヤ比:4.8
- 自重(g):300
- 最大ドラグ力(kg):7
- 標準巻糸量PE(号-m):0.8-500、1-400、1.2-300、1.5-250、2-200
- ハンドル長さ(mm):110
- ベアリング(ボール/ローラー):13/1
- 定価:67,000円
「バサラ」のIC版…というより「ソルティガIC」のハイギア×ゴールド版「バサラIC」
2021年発売。
バサラICの特徴
名前とカラーリングが同じ「バサラ」のカウンター搭載版、と思いきや、ボディ形状、性能的には「ソルティガIC」と同等。
では何が違うかというと、まず「バサラ」といえば見た目そのまんまゴールドのド派手なカラーリング。
もう1点はギア比。
「ソルティガIC」が「100P-DH/100PL-DH」でギア比4.8(巻取り長さ54cm)に対して、「バサラIC」は「150/150L」でギア比6.3(巻取り長さ70cm)とハイギア仕様。

定価設定は同じなので、完全に好みで選んじゃいましょう
バサラICのラインアップ
「150/150L」がダブルハンドルでタイラバにオススメ。ほか「250P/250PL」(発売日未定)はシングルハンドル×大型ラウンドノブでライトジギング向け。
150/150L
- 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):70
- ギヤ比:6.3
- 標準自重(g):295
- 最大ドラグ力(kg):7
- 標準巻糸量PE(号-m): 1.5-250、2-200
- ハンドル長さ(mm):110 ノブ:MサイズEVA
- ベアリング(ボール/ローラー):13/1
- メーカー希望本体価格(円):70,000
まとめ コスパに優れるのはコレ!
以上ダイワのタイラバに使える丸型リールを調べてみました。
ロープロ型リールを比べると丸型リールは金属ボディということで自重は平均重めになっていますが、その分剛性や耐久性に優れていて長年の使用も可能。
上位機種になると見た目や質感など高級感もあり所有欲も満たされます。
そんな丸形リールたちでしたが、最後に個人的にコスパに優れると思うリールを選出してみた。
マイボ!的コスパ優秀リール キャタリナBJ
今回紹介したダイワ丸型リールの中から、個人的にコスパに優れてオススメは「キャタリナBJ」でしょうか。

本当は最上位機種「ソルティガIC」を挙げたいところではありますが高価ということで…
「キャタリナBJ」の良い所はとにかくシンプル。
「ATD」などの最新ドラグシステムもなく、デザインも機能もシンプルながらパワーがあり、機能の割には価格も実売価格2万円台と安いです。
楽巻(ローギヤ)モデルもあり、タイラバにも最適。
トラブルが少なく、スプール交換も可能ということで長期間ガンガン使えるコスパに優れたリールだと思います。