電動ライトジギングにオススメは!?ダイワ「レオブリッツ」VS「シーボーグ」

mybo
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

電動ライトジギングに使えるダイワの電動リール

ライトジギングを電動リールで行う電動ライトジギング。

以前コチラの記事にてメリットやデメリットをまとめてみました。

改めてまとめると…

メリット
  • 回収、ファイトが楽
  • 片手操作できる
  • ヒットパターンを再現しやすい
  • 電動ならではのゲーム性
  • 他の釣りに流用しやすい
デメリット
  • リールが重い
  • ゲーム性が損なわれる(考え方による)
  • 高額である

以上のようなメリット、デメリットを挙げたうえで、ライトジギングに使いやすい電動リールは以下のようなものという結論に。

電動ライトジギングリールに求められる性能
  • できるだけ軽量
  • できれば片手操作できる
  • フォール→着底→巻上の一連の動作がスムーズにできる

今回はこれら3点に着目して、ダイワのライトジギングに使える電動リール「レオブリッツ」と「シーボーグ」シリーズ(200と300サイズ)を比較

その中でダブルハンドルとシングルハンドルが選択できるものもありますが、今回はライトジギング向けということでシングルハンドルモデルのみ紹介しています。

200サイズ

まずは200サイズはレオブリッツシリーズから「レオブリッツ200J」と、シーボーグシリーズは「シーボーグ200」、「シーボーグG200J」の2機種の比較です。

レオブリッツ200J/200J-L

  • ギヤー比:5.1
  • 標準自重(g):480
  • 最大ドラグ力(kg):8.5
  • 標準糸巻量PE(号-m):1-600、1.5-450、2-300、3-200
  • ボールベアリング/ローラー:12/1
  • 最大巻上力(kg):25
  • JAFS基準巻上速度(m/分):190
  • メーカー希望本体価格(円):76,500

レオブリッツ200Jの特徴

  • 軽量:△
  • 完全片手操作:〇
  • 着底→巻上のしやすさ:△
軽量:△

自重480g

ダイワの電動リールでは最もライトな仕様で最軽量

ただ、シマノにはさらに軽い300g台の電動リールが存在するため、厳しめの△

どこまで△判定!?という疑問があるかと思いますので、一応判定基準としてはシマノ電動リールも含めて以下のように設定しています。

  • 400g未満→〇
  • 400g以上600g未満→△
  • 600g以上→×
完全片手操作:〇

JOGパワーレバー、ワンハンドクラッチ搭載

リールを持つ片手でモーターON/OFFからスピード調整まで片手で行えるJOGパワーレバーと同じく片手でクラッチON/OFFできるワンハンドクラッチにより、完全片手操作可能

着底→巻上のしやすさ:△

モーター&クラッチ連動機能なし

こちらもシマノとの比較になってしまいますが、「フォースマスター」シリーズなどに搭載されている「モーター&クラッチ連動機能」はありません

ちなみにこれはライトジギングにおいて重要なテクニックである着底後即アクション開始するために大変便利な機能であります。

ジグをフォールさせて着底後にアクション開始するまでの流れとして「フォール→着底→クラッチON→モーターON」という動作が必要ですが、片手での操作の場合「クラッチON→モーターON」の一瞬ではありますがタイムラグができてしまいます。

よって、着底後即アクションスタートするためには両手での操作が必要、ってことで△にしてみました。

まいぼ
まいぼ

片手操作でも着底後モーターONするまでの間にロッドをシャクってジグをとりあえず動かす、というようにロッドワークでカバーしようと思えばできますが…

シーボーグ200J/200JL

  • ギヤー比:5.1
  • 標準自重(g):490
  • 最大ドラグ力(kg):10
  • 標準糸巻量PE(号-m):1.5-450、2-300、3-200
  • ボールベアリング/ローラー:12/1
  • 最大巻上力(kg):28
  • JAFS基準巻上速度(m/分):155
  • メーカー希望本体価格(円):89,000

シーボーグ200Jの特徴

ポイント
  • 軽量:△
  • 完全片手操作:〇
  • 着底→巻上のしやすさ:△
軽量:△

自重490g

「レオブリッツ200J」より少し重たく、490g。

電動リールとしては十分軽量な部類ではありますが、やはりシマノとの比較で△。

完全片手操作:〇

JOGパワーレバー、ワンハンドクラッチ搭載

「レオブリッツ200J」と同じ機構になっており、完全片手操作は可能。

着底→巻上のしやすさ:〇

モーターON/OFF連動クラッチあり

2022年モデルよりついにモーターON/OFF連動クラッチが採用されました。

これにより完全片手操作がより便利に快適に行うことができるように。

まいぼ
まいぼ

さらにマグシールドボールベアリングやMAGMAXモーターなど搭載しているシーボーグの方が、パワーや耐久性にも優れる!

シーボーグG200J/G200JL

  • ギヤー比:5.9
  • 標準自重(g):520
  • 最大ドラグ力(kg):10
  • 標準糸巻量PE(号-m):2-300、3-200
  • ボールベアリング/ローラー:14/1
  • 最大巻上力(kg):26
  • JAFS基準巻上速度(m/分):155
  • メーカー希望本体価格(円):113,000

シーボーグG200Jの特徴

ポイント
  • 軽量:△
  • 完全片手操作:〇
  • 着底→巻上のしやすさ:△
軽量:△

自重520g

「シーボーグ200J」より30g重くなり、520g。

完全片手操作:〇

JOGパワーレバー、ワンハンドクラッチ搭載

もちろん完全片手操作も可能。

着底→巻上のしやすさ:〇

モーターON/OFF連動クラッチあり

モーターON/OFF連動クラッチも「シーボーグ200J」同様に搭載されています。

まいぼ
まいぼ

こう見ると「シーボーグ200J」と変わらないけど、大きな違いはモーター性能。

「MAGMAX-Gモーター」で高耐久、そして保証期間も長い!

300サイズ

300サイズで電動ライトジギングできるモデルはレオブリッツシリーズから「レオブリッツ300J」、シーボーグシリーズからは「シーボーグ300J」と「シーボーグG300J」の2機種です。

レオブリッツ300J/300J-L

  • ギヤ比:5.1
  • 標準自重(g):540
  • 最大ドラグ力(kg):13
  • 標準糸巻量PE(号-m):3-400、4-300
  • ボールベアリング/ローラー:12/1
  • 最大巻上力(kg):59
  • JAFS基準巻上速度(m/分):190
  • メーカー希望本体価格(円):77,500

レオブリッツ300Jの特徴

ポイント
  • 軽量:△
  • 完全片手操作:〇
  • 着底→巻上のしやすさ:△
軽量:△

自重540g

500g台でも電動リールとしては軽量な部類ってことで△。

完全片手操作:〇

JOGパワーレバー、ワンハンドクラッチ搭載

「レオブリッツ200J」と同じく「JOGパワーレバー」「ワンハンドクラッチ」ともに搭載で完全片手操作可能。

着底→巻上のしやすさ:△

モーター&クラッチ連動機能なし

この辺も他機種と同じですね。

シーボーグ300J/300JL

ダイワ(DAIWA)
¥70,500 (2024/11/18 15:41時点 | Amazon調べ)
ダイワ(DAIWA)
¥74,321 (2024/11/17 06:42時点 | Amazon調べ)
  • ギヤー比:5.1
  • 標準自重(g):560
  • 最大ドラグ力(kg):16
  • 標準糸巻量PE(号-m):3-400、4-300、5-230
  • ボールベアリング/ローラー:12/1
  • 最大巻上力(kg):59
  • JAFS基準巻上速度(m/分):210
  • メーカー希望本体価格(円):90,000

シーボーグ300Jの特徴

ポイント
  • 軽量:△
  • 完全片手操作:〇
  • 着底→巻上のしやすさ:△
軽量:×

自重560g

こちらも500g台、ギリギリ△。

完全片手操作:〇

JOGパワーレバー、ワンハンドクラッチ搭載

ほか「レオブリッツ」「シーボーグ」シリーズ同様完全片手操作は可能。

着底→巻上のしやすさ:△

モーター&クラッチ連動機能なし

同上。

以上のように300サイズも200サイズと同様にレオブリッツとシーボーグはほとんど同じような結果に。

まいぼ
まいぼ

こう書くとシーボーグのスゴさが伝わりにくい…一応この後レオブリッツとシーボーグの違いもまとめときます

シーボーグG300J/G300JL

  • ギヤー比:6.0
  • 標準自重(g):575
  • 最大ドラグ力(kg):16
  • 標準糸巻量PE(号-m):3-400、4-300、5-230
  • ボールベアリング/ローラー:18/1
  • 最大巻上力(kg):49
  • JAFS基準巻上速度(m/分):146
  • メーカー希望本体価格(円):1114,000

シーボーグG300Jの特徴

ポイント
  • 軽量:△
  • 完全片手操作:〇
  • 着底→巻上のしやすさ:〇
軽量:×

自重575g

「シーボーグ300J」より若干重く、△。

完全片手操作:〇

JOGパワーレバー、ワンハンドクラッチ搭載

ほか「レオブリッツ」「シーボーグ」シリーズ同様完全片手操作は可能。

着底→巻上のしやすさ:〇

モーターON/OFF連動クラッチあり

「シーボーグG300J」はモーターON/OFF連動クラッチ搭載。

以上のように片手操作の機能は持ち合わせていますが、さらにこの「シーボーグG300J」の最大のウリは耐久性

3年300km保証、そして従来品の4倍の耐久性を誇る「マグマックスGモーター」を新採用しています。

ほかにも電動ジギングに便利な「ジギングモード」や「デプスアラーム」、「電子ドラグサウンド」までも。

まとめ

以上「レオブリッツ」シリーズと「シーボーグ」シリーズをそれぞれ電動ライトジギングにおいて重要な3点に絞ってみてきました。

やはり上位モデルの「シーボーグ」がモーターON/OFF連動クラッチ搭載しているという点で有利です。

その他、電動リールとしての基本性能も段違いに違うわけですが、以下カンタンに解説。

「レオブリッツ」と「シーボーグ」の違い

「マグシールドボールベアリング」の有無

まずもっとも大きな違いが「マグシールドボールベアリング」の有無

「シーボーグ」シリーズには採用されていて、「新品時の回転性能を長期間に渡って維持できる」というマグオイルで水分や異物がリール内部に浸入することを防ぐ機構です。

これにより耐久性がよりアップ!

「レオブリッツ」と「シーボーグ」の違い

「MAGMAXモーター」の有無

ほかには「MAGMAXモーター」の有無

こちらも「シーボーグ」シリーズに搭載されていて、スペック表のモーター巻上力が示すようにより高性能なモーターです。

特に低回転域でもパワーが落ちずトルクがあるモーターになっています。

まいぼ
まいぼ

ちなみに「レオブリッツ」シリーズは「BRITZモーター」。こちらでもライトジギングに必要なパワーは十分あるでしょう

その他モデルによりボールベアリング数や最大ドラグ力の差などもありますが、大きくは上記2点の機構の差。

これらでおよそ実売価格1万円の差を安いと見るか、高いと見るかは人それぞれ。

まいぼ
まいぼ

個人的には長年使用することを考えると、ちと高いけど頑張ってシーボーグシリーズがほしい

サイズは自分が行くフィールドや狙う魚のサイズに応じての選択になりますが、新型の「シーボーグG300J」が軽量×ハイパワー×高耐久でコスパに優れてオススメかと。

https://myboatfishing.com/electricreellineup/
ABOUT ME
まいぼ
まいぼ
なんでも釣り師
船も陸も、ルアーもエサもOK、なんでも釣り師。

釣りの種類が多すぎて専用タックル揃えられないのが悩み。

人が多い有名ポイントで釣果にこだわるより、釣れなくてものんびーり釣りしたい派。
記事URLをコピーしました