ひとつテンヤのライン・リーダーおすすめ8選|PE・フロロ号数の組み合わせ早見表
ひとつテンヤのタックルで、ロッドとリールの次に迷うのがラインまわりです。
PEは0.6号か0.8号か、リーダーは2号か3号か、長さはどれくらいか。

船宿の推奨がPE0.8号って書いてあったけど、リーダーの号数までは書いてないんですよね…

「PE号数×4がリーダー号数」ってよく見るけど、あれ本当に合ってるの?
この記事は、ひとつテンヤ真鯛のPEとリーダーをメーカー公式の数値だけで決めるための一本です。
取り上げるのはダイワ・シマノ・シーガーの計8アイテムで、水深と潮流から号数を引く早見表、同じ0.8号でも各社で違う公式lb、リーダーの1m単価まで数字で並べています。

ラインは消耗品なので、性能だけじゃなくて1mいくらかも大事ですよ。そこも全部表にしました。
タックル全体の組み方はガイド記事で
この記事は、ひとつテンヤの道糸とリーダーだけを深掘りしたスポーク記事です。ロッド・リール・テンヤ号数・釣り方まで含めた全体像は、ガイド側にまとめてあります。
ひとつテンヤのPEで迷ったら、シマノのタナトル8の0.8号が、初めての1巻きにも買い替えにも当てはまります。
公式の最大強力は0.8号で18.3lb(8.3kg)と、今回比べた8本編みPEの中でいちばん強い数字です。
それでいて150m巻の本体価格は2,270円(税抜)、1mあたり約15.1円と8本編みでは最安級に収まります。
10m×5色に1mと5mのマーキングが入るので、テンヤの着底からの巻き上げ幅を数える釣りとも相性がいいです。
他社との細かい強度差・価格差は、このあとの比較表にまとめてあります。
ひとつテンヤのライン・リーダー号数早見表
最初に結論から言うと、ひとつテンヤの標準はPE0.8号とフロロ2〜2.5号です。
ただし水深と潮の速さ、そして使うテンヤの号数で、前後に1段ずらすほうが釣りやすくなります。
その組み合わせを条件別に並べたのが、この表です。
| 釣り場の条件 | 想定水深 | テンヤ号数 | PE号数 | リーダー(フロロ) |
|---|---|---|---|---|
| 浅場・潮が緩い | 〜30m | 2〜5号 | 0.6号 | 1.75〜2号(9〜10.5lb) |
| 標準的な釣り場 | 20〜50m | 5〜8号 | 0.8号 | 2〜2.5号(10.5〜12.5lb) |
| 潮が速い・深場 | 50〜80m | 8〜12号 | 1号 | 2.5〜3号(12.5〜15lb) |
| 根が荒い・大型狙い | 20〜60m | 8〜15号 | 1〜1.2号 | 3号(15lb) |
| キャストして広く探る | 〜30m | 3〜6号 | 0.6〜0.8号 | 2号(10.5lb) |
カッコ内のlbは、シーガー グランドマックスFXショックリーダーの公式「実強力lb」を当てはめた値です。
表の読み方はシンプルで、まずテンヤ号数を決めてから横に読むと外しにくいです。
船宿のサイトに「テンヤ8〜10号」と書いてあれば、3行目あたりが自分の釣り場ということになります。
ネットでよく見る目安が「PEの号数×4がリーダーの号数」です。
PE0.6号なら2.4号、0.8号なら3.2号という計算になります。
これを公式の強度で検算すると、なかなか筋が通っています。
ダイワのUVF PEデュラセンサー×8+Si²は0.6号で11lb、シーガー グランドマックスFXの2号が実強力10.5lb、2.5号が12.5lb。
つまりPEの表示強度とリーダーの強度がほぼ並ぶ号数が、×4の周辺に来ます。
ただし同じ0.6号でもシマノ タナトル8は14.5lbあるので、×4だとリーダーが少し弱い側に寄ります。
号数ではなくパッケージのlbを見て合わせるほうが、実態に近い組み方になります。

「×4」は目安としてはよくできてます。ただメーカーをまたぐと号数の意味がズレるので、最後はlbで見るのが早いですね。
PEラインの選び方|0.6・0.8・1号の使い分けと編み本数
ひとつテンヤは、軽いテンヤをできるだけ潮に馴染ませて、エビを自然に見せる釣りです。
PEを太くすると潮を受けて糸フケが出て、着底も分かりにくくなります。
だからひとつテンヤのPEは、船の釣りとしてはかなり細い0.6〜1号が基本になっています。
- 0.6号:浅場・潮の緩い日の感度優先。軽いテンヤが素直に落ちる代わりに高切れのリスクは上がる
- 0.8号:迷ったらここ。水深50mくらいまでの標準で、強度と細さのバランスが取れる
- 1号:深場・急潮・大型狙い。多少のフケは許容して、根ズレと不意の一発に備える
- 1.2号以上:ひとつテンヤでは太すぎる場面が多い。テンヤが浮いて底が取れなくなる
号数で悩んだときは、いちばん深いポイントの水深と、その日に使う最大のテンヤ号数で決めると迷いません。
ここが号数選びでいちばん誤解されやすいところです。
今回取り上げる4製品の公式強度を、そのまま横に並べてみました。
| 製品 | 編み本数 | 0.6号 | 0.8号 | 1号 |
|---|---|---|---|---|
| シマノ タナトル8 | 8本 | 14.5lb(6.6kg) | 18.3lb(8.3kg) | 22.4lb(10.2kg) |
| ダイワ UVF PEデュラセンサー×8+Si² | 8本 | 11lb(4.9kg) | 15lb(6.8kg) | 18lb(8kg) |
| ダイワ UVF 紅牙デュラセンサー×8+Si2 | 8本 | 11lb(4.9kg) | 15lb(6.8kg) | 18lb(8kg) |
| ダイワ UVF PEデュラセンサー×4+Si² | 4本 | 10lb(4.7kg) | 14lb(6.4kg) | 17lb(7.6kg) |
0.8号で見ると、いちばん強いタナトル8が18.3lb、いちばん細い数字のデュラセンサー×4が14lb。
同じ号数なのに4lbちょっと、率にして3割近い差があります。
「船宿の推奨0.8号」に合わせても、実際にぶら下げられる重さは製品でこれだけ違うわけです。
リーダーの号数を決めるときは、号数ではなくこのlbを起点にすると噛み合います。
同じダイワのデュラセンサーで、編み本数だけが違う2本を比べると差がはっきりします。
0.8号200m巻で、8本編みが15lbで3,100円(税抜)、4本編みが14lbで1,770円(税抜)。
強度差は1lbしかないのに、価格は1,330円も開きます。
ではなぜ8本編みが推されるかというと、断面が丸に近くて表面が滑らかだからです。
ガイドを抜けるときの摩擦とノイズが小さく、その分だけ穂先に出る情報がクリアになります。
ひとつテンヤはコツンという小さいアタリを取る釣りなので、ここに投資する価値はあります。
逆に、年に数回しか行かない人や、まず1シーズン試したい人が4本編みから入るのも十分ありです!

正直、4本編みでもテンヤは釣れます。ただ一度8本編みの静かさを知ると戻れなくなるタイプの差ですね。
ひとつテンヤは、着底からどれだけ巻き上げたかでアタリの層を探る釣りです。
そのため10m×5色の色分けは、あったほうがいいではなく無いと話にならないレベルで効いてきます。
タナトル8は10m×5色に加えて1mと5mのマーキング、ダイワのデュラセンサー系はダブルマーキングの5カラーを採用しています。
単色のライムグリーンやコーラルレッドも各社にありますが、テンヤで選ぶ理由は薄いです。
リーダーの選び方|素材・号数・長さ・結束
リーダーは、ひとつテンヤでは真鯛の歯と海底の障害物から道糸を守る役目を持ちます。
細いPEを直結すると、根に触れた瞬間かフグに噛まれた瞬間に終わります。
- 素材:フロロカーボン一択。比重が高くて沈みやすく、耐摩耗性でナイロンに勝る
- 号数:2〜3号(8〜15lb)。PEの表示lbと同等かやや上に合わせる
- 長さ:1.5〜2m(ひとヒロ〜ふたヒロ)。根が荒い場所は3m前後まで
- 結束:PE側はFGノット。船上で組み直すならSCノットや簡易ノットでも
ナイロンリーダーは伸びてショックを吸収してくれる代わりに、比重が軽くて沈みにくいのが弱点です。
軽いテンヤをまっすぐ落としたいひとつテンヤでは、沈む素材であることが優先されます。
リーダーも、号数と強さの関係は製品によって違います。
| 号数 | 標準直径 | シーガー フロロショックリーダー | シーガー グランドマックスFX ショックリーダー |
|---|---|---|---|
| 1.75号 | 0.220mm | ラインナップなし | 実強力9lb |
| 2号 | 0.235mm | 8lb | 実強力10.5lb |
| 2.5号 | 0.260mm | 10lb | 実強力12.5lb |
| 3号 | 0.285mm | 12lb | 実強力15lb |
同じ2号・同じ直径0.235mmでも、表示は8lbと10.5lbで違います。
グランドマックスFXは公式が「実測直線強力の平均値」と明記していて、保証値ではないと注記しています。
数字の出し方が違うだけで、どちらかがウソをついているという話ではありません。
ひとつテンヤのリーダーは1.5〜2mが扱いやすい範囲です。
ヒロで数えるならひとヒロ半からふたヒロで、この長さなら真下に落とす釣りでは結び目がガイドに乗りません。
逆に3mを超えると、キャストしたときにFGノットの結束部が毎回ガイドを通ることになります。
細いPEほどこの摩擦が効いてきて、結び目からの高切れにつながります。
根掛かりでリーダーを詰めていくと、1日で30〜50cmは短くなります。
1mを切ったら組み直し、というのが目安になります。

船の上で揺れながらFGを組むのはしんどいので、私は家で30m巻を1本使い切るくらいの気持ちで予備を作っておきます。
PEの巻き量とリールの番手の関係
ひとつテンヤで使われるスピニングは、2500番から3000番クラスが中心です。
この番手なら、PE0.8号を200m前後まかなえる糸巻量を持っています。
では何m巻けばいいかというと、水深の3倍から4倍が現実的な線です。
水深50mの釣り場なら150〜200m。
根掛かりや高切れで1日に10〜20m失うことを織り込むと、シーズン通して使うには200mあると安心です。
150m巻を買って下巻きで嵩を稼ぐ手もありますが、下巻きの分だけ巻き替えが面倒になります。
ダイワのUVF PEデュラセンサー×8+Si²には100m×6の連結(本体価格1,900円・税抜)もあるので、複数のリールに分けたい人はこちらも使えます。
リールそのものの選び方や糸巻量の実数は、メーカー別のリール記事に一覧でまとめています。

浅溝スプールのモデルなら下巻きなしで0.8号200mがぴったり入ることも多いですよ。買う前にスプール表記を確認しておくと無駄がないです。
ひとつテンヤにおすすめのPEライン4選
ここからは公式スペックが確認できるPEを、本体価格(税抜)の高い順に4本紹介します。
ダイワ UVF PEデュラセンサー×8+Si²
| 編み本数 | 8本 |
| 強力(0.6/0.8/1号) | 11lb・4.9kg/15lb・6.8kg/18lb・8kg |
| 巻糸量 | 連結100m×6/150m/200m/300m/2400m |
| カラー | 5C(マルチカラー)/ライムグリーン |
| 比重 | 0.98 |
| 本体価格(税抜) | 連結1,900円/150m 2,350円/200m 3,100円/300m 4,150円 |
| 主な仕様 | マッスルPE(密編み)・UVF・TOUGH PE・EvoSilicone2 |

ダイワ党なら、まずここから選んで外さないですね。
ダイワがマッスルPEと呼ぶ密編み設計です。
こすれに強く、音鳴りが少ないと公式が説明しています。
テンヤの釣りで地味に効くのが、この音鳴りの少なさです。
ガイドのノイズが小さいと、手元に来る違和感がアタリなのかどうか判断しやすくなります。
公式ラインアップは5カラーとライムグリーン合わせて71アイテムあります。
0.6号ひとつ取っても100m連結・150m・200m・300mから選べるので、リールのスプール容量にぴったり合わせられます。
下巻きの計算が苦手な人ほど、この選択肢の多さが効いてきます。
正直なところ、0.8号15lbという数字はタナトル8より3lb以上低いです。
強さを求めるなら1段太くするか、他社を選ぶ判断もありです。
ダイワ UVF 紅牙デュラセンサー×8+Si2
| 編み本数 | 8本 |
| 強力(0.6/0.8/1号) | 11lb・4.9kg/15lb・6.8kg/18lb・8kg |
| 号数展開 | 0.6/0.8/1/1.2/1.5号 |
| 巻糸量 | 200m/300m/400m(400mは0.8・1号のみ) |
| 本体価格(税抜) | 200m 3,100円/300m 4,150円/400m 5,400円 |
公式スペックを並べると、強力・kg表示・価格まで汎用のPEデュラセンサー×8と完全に一致します。
違うのは号数展開が0.6〜1.5号に絞られていることと、400m巻が用意されていることです。
400m巻は0.8号で5,400円(税抜)、1mあたり約13.5円と今回の8本編みでは最安になります。
2台のリールに200mずつ巻くなら、これがいちばん安く上がります。
シマノ タナトル8
| 編み本数 | 8本 |
| 強力(0.6/0.8/1号) | 14.5lb・6.6kg/18.3lb・8.3kg/22.4lb・10.2kg |
| カラー | 10m×5カラー(1m・5mマーク) |
| 巻糸量と品番 | 150m=PL-F58R/200m=PL-F68R/300m=PL-F78R |
| 本体価格(税抜) | 150m 2,270円/200m 3,050円/300m 4,200円 |
| 素材 | イザナス(IZANAS) |

強くて安くてマーキングも見やすい。船の細糸ゲームだと、これを選ばない理由を探すほうが難しいですね。
10m×5色に加えて、1mと5mの位置にマーキングが入っています。
着底から3m上げた、5m上げたという釣り方をそのまま目で確認できます。
アタリの出たタナを覚えて再現するのが、ひとつテンヤで数を伸ばす近道になります。
公式が「タナを取る船釣り専用PE」と名乗っているだけあって、ここは素直に強いところです。
0.8号150m巻が2,270円(税抜)で18.3lb。
1mあたり約15.1円で、8本編みとしてはダイワ勢より安く、そのうえ強度は上です。
イザナス原糸を使いながらこの価格に収めているのは、正直かなり攻めていると感じています。
0.6・0.8・1・1.5・2号という展開なので、1.2号が選べません。
1号では心もとないけれど1.5号は太い、という中間を狙いたい人には引っかかるところです。
その刻みが欲しいならダイワのデュラセンサー系のほうが細かく選べます。
ダイワ UVF PEデュラセンサー×4+Si²
| 編み本数 | 4本 |
| 強力(0.6/0.8/1号) | 10lb・4.7kg/14lb・6.4kg/17lb・7.6kg |
| 巻糸量 | 150m(コーラルレッドのみ)/200m/300m |
| カラー | 5C(マルチカラー)/コーラルレッド |
| 本体価格(税抜) | 150m 1,400円/200m 1,770円/300m 2,670円 |
8本編みの半分近い価格で、公式強度は0.8号で14lb。
同シリーズの8本編みが15lbなので、強度差は1lbしかありません。
差が出るのは表面の滑らかさで、4本編みは断面が角張るぶんガイドとの擦れ音が大きくなります。
そのぶん耐摩耗という意味では悪くないので、根の荒い場所で消耗前提に使うのもありです。
初回のタックル一式で予算が厳しいときに、ここを削って浮いた分をテンヤに回す考え方もできます。

最初の1年はコレで十分。次の巻き替えで8本編みにすると、違いがはっきり分かって楽しいですよ。
4本の1m単価を、公式の本体価格(税抜)で並べるとこうなります。
| 製品 | 規格 | 本体価格(税抜) | 1mあたり |
|---|---|---|---|
| ダイワ UVF PEデュラセンサー×4+Si² | 0.8号200m | 1,770円 | 約8.9円 |
| ダイワ UVF 紅牙デュラセンサー×8+Si2 | 0.8号400m | 5,400円 | 約13.5円 |
| シマノ タナトル8 | 0.8号150m | 2,270円 | 約15.1円 |
| シマノ タナトル8 | 0.8号200m | 3,050円 | 約15.3円 |
| ダイワ UVF PEデュラセンサー×8+Si² | 0.8号200m | 3,100円 | 約15.5円 |
ひとつテンヤにおすすめのリーダー4選
リーダーはすべてオープン価格なので、実勢価格の高い順に並べています。
シーガー グランドマックスFX ショックリーダー
| 素材 | フロロカーボン |
| 号数展開 | 0.4〜10号 |
| 実強力(1.75/2/2.5/3号) | 9lb/10.5lb/12.5lb/15lb |
| 標準直径(同上) | 0.220/0.235/0.260/0.285mm |
| 巻数 | 30m/25m/20m(号数による) |
| 価格 | オープン価格 |
| 主な仕様 | FNT製法・実強力lb表示・号数別スプールバンド |

渋い日にリーダーを1号細くできるのが強みですね。
号数に対するlbを実測直線強力の平均値として公表しています。
2号で10.5lb、2.5号で12.5lb、3号で15lb。
PE側のlbと直接比べられるので、リーダーの号数選びで悩む時間がかなり減ります。
あくまで平均値であって保証値ではない、という注記も公式に明記されています。
直径0.235mm(2号)で10.5lbという数字は、標準的なフロロリーダーの8lbより2.5lb高い水準です。
同じ強度を保ったままリーダーを1段細くできるので、真鯛が口を使わない日に効いてきます。
その代わり1mあたりの単価は今回の4本で断トツに高いです。
根掛かりが多い釣り場でガンガン詰めていく使い方には、正直あまり向きません。
シーガー フロロマイスター300
| 素材 | フロロカーボン |
| 規格 | 300m(75m×4回分のボビンタイプ) |
| 強度と号数 | 3lb(0.8号)〜20lb(5号) |
| テンヤ向けの目安 | 8lb(2号・0.235mm)/10lb(2.5号・0.260mm)/12lb(3号・0.285mm) |
| 価格 | オープン価格 |
| 主な仕様 | FNT製法・75m毎マーキングシールで残m表示 |
本来はルアーフィッシング向けのリーズナブルなフロロですが、号数と直径はショックリーダー用と同じ規格で並んでいます。
2号が8lbで0.235mm、2.5号が10lbで0.260mm、3号が12lbで0.285mm。
ショックリーダー版のシーガー フロロショックリーダーと、まったく同じ数字です。
それでいて300m巻なので、1mあたりの単価は30m巻の3分の1以下に落ちます。
ボビンが大きくてタックルボックスでかさばるのと、船に持ち込むには少し大げさなのが弱点です。
家で予備リーダーをまとめて作っておく人に向いています。

ケチって古いリーダーを使い続けるより、安い糸をどんどん組み直すほうが結果的に釣れますよ。
ダイワ フロロショックリーダーX
| 素材 | フロロカーボン |
| 強度と号数 | 3lb(#0.8)〜40lb(#12) |
| テンヤ向けの目安 | 8lb(#2)/10lb(#2.5)/12lb(#3)はいずれも30m巻 |
| カラー | ナチュラル/ステルスピンク |
| 価格 | オープン価格 |
| 主な仕様 | 号数別のスプールバンドカラー(#2=蛍光ピンク/#2.5=蛍光グリーン/#3=レッド) |
lbと号数が並記されているので、「2号=8lb」の対応で迷わないのがありがたいところです。
スプールバンドが号数ごとに色分けされていて、バッグの中でも見分けが付きます。
ステルスピンクは水中で見えにくいとされるカラーで、澄み潮の浅場では選ぶ理由になります。
ただしテンヤ向けの2〜3号は、ステルスピンクだと20m巻に切り替わる号数もあるので確認が必要です。
シーガー フロロショックリーダー
| 素材 | フロロカーボン |
| 強度と参考号柄 | 8lb(2号)/10lb(2.5号)/12lb(3号)/14lb(3.5号)ほか |
| 標準直径(同上) | 0.235/0.260/0.285/0.310mm |
| 巻数 | 30m(8〜12lb)/20m(14〜30lb)/15m(35lb以上) |
| 価格 | オープン価格 |
| 主な仕様 | FNT製法・二重構造・薄型連結スプール・スプールバンド付 |
ひとつテンヤで使う8〜12lbはすべて30m巻で、実勢は300円台からです。
1.5mのリーダーなら20回分あるので、1シーズンは余裕で持ちます。
薄型スプールで連結できるため、2号と2.5号を重ねてポーチに入れても場所を取りません。
とがった特徴はないものの、迷ったらこれで問題が起きたことはありません。

船のバッグに2号と2.5号を1個ずつ。これだけでひとつテンヤのトラブルはだいたい復旧できますよ。
リーダー4本の1m単価を、実勢価格で比べるとこうなります。
| 製品 | 規格 | 実勢価格 | 1mあたり |
|---|---|---|---|
| シーガー フロロマイスター300 | 10lb(2.5号)300m | 1,318円 | 約4.4円 |
| シーガー フロロショックリーダー | 10lb 30m | 341円 | 約11.4円 |
| ダイワ フロロショックリーダーX | 30m巻 | 467円 | 約15.6円 |
| シーガー グランドマックスFX ショックリーダー | 30m巻 | 1,391円 | 約46.4円 |
いちばん安いフロロマイスター300と、いちばん高いグランドマックスFXでは1mあたり10倍以上の開きがあります。
タイラバ用のラインは流用できる?公式スペックで検証
タイラバもやる人なら、道糸を1本にまとめたくなります。
実際、ダイワのUVF 紅牙デュラセンサー×8+Si2はタイラバ向けを名乗るPEですが、公式スペックを並べると答えははっきりします。
0.6号11lb・4.9kg、0.8号15lb・6.8kg、1号18lb・8kg、200m巻3,100円(税抜)。
汎用のUVF PEデュラセンサー×8+Si²と、強力もkg表示も価格も一致しています。
つまり中身は同じで、号数展開と巻数のパッケージだけが釣種向けに整理されているということです。
タイラバ用と書いてあるPEをひとつテンヤに使っても、性能面で困ることはありません。
逆にひとつテンヤ用の0.8号をタイラバに回すのも、水深が同じくらいなら問題なく成立します。
PEは共用できても、リーダーは話が変わります。
タイラバのリーダーは3〜5m取るのが一般的で、号数も3〜4号と太めです。
この長さと太さをひとつテンヤに持ち込むと、軽いテンヤの落ち方が明らかに鈍くなります。
船の上で釣りを切り替えるなら、リーダーは組み直すか、テンヤ用のスプールを別に用意するのが現実的です。

PEは兼用、リーダーは専用。この割り切りがいちばん散財しないやり方だと思っています。
ライン・リーダーのコスパランキング ベスト3
1mあたりの単価と、ひとつテンヤでの使い勝手からコスパ順に3つ選びました。
🥇 1位:シマノ タナトル8
0.8号150m巻が2,270円(税抜)で1mあたり約15.1円、しかも公式強度18.3lbは今回の8本編みで最高値。
1m・5mマーキング付きでタナも数えられて、価格・強度・実用性のバランスが頭ひとつ抜けています。
🥈 2位:シーガー フロロマイスター300
10lb(2.5号)300m巻で1mあたり約4.4円、30m巻の3分の1以下という単価です。
号数と直径はショックリーダー版と同じ規格なので、家で予備をまとめて作る人には効きます。
🥉 3位:ダイワ UVF PEデュラセンサー×4+Si²
0.8号200m巻が1,770円(税抜)、1mあたり約8.9円で今回のPEでは最安です。
同シリーズの8本編みとの強度差はわずか1lbなので、まず1シーズン試したい人の入り口として優秀です。
ひとつテンヤのライン・リーダーのよくある質問
ひとつテンヤのPEラインは何号がいいですか?
標準は0.8号です。
浅場で潮が緩い釣り場なら0.6号、水深50mを超える深場や潮が速い日は1号まで太くすると底が取りやすくなります。
リーダーは何号を何m取ればいいですか?
フロロカーボンの2〜3号を1.5〜2m(ひとヒロ半からふたヒロ)が基本です。
3mを超えるとキャスト時に結束部がガイドを通って高切れの原因になるので、根が特に荒い場所以外は長くしすぎないほうが扱いやすいです。
リーダーはフロロとナイロンのどちらですか?
フロロカーボンをおすすめします。
比重が高くて沈みやすく耐摩耗性も高いため、軽いテンヤをまっすぐ落として根ズレから守るという役目に向いています。
「PE号数×4=リーダー号数」の目安は正しいですか?
おおむね合っています。
ダイワのUVF PEデュラセンサー×8+Si²は0.6号で11lb、シーガー グランドマックスFXの2号が実強力10.5lbなので、PEとリーダーの強度がほぼ並びます。
ただしシマノ タナトル8の0.6号は14.5lbと強いので、メーカーをまたぐときは号数ではなくlbで合わせるほうが正確です。
PEは4本編みと8本編みのどちらを選べばいいですか?
アタリの取りやすさを優先するなら8本編みです。
ダイワのデュラセンサーで比べると0.8号200m巻で8本編みが15lb・3,100円(税抜)、4本編みが14lb・1,770円(税抜)と、強度差1lbに対して価格差は1,330円あります。
差が出るのは強度より表面の滑らかさで、ガイドノイズの少なさが感度に効いてきます。
PEは何m巻けばいいですか?
水深の3〜4倍が目安で、水深50mの釣り場なら150〜200mです。
根掛かりや高切れで1日に10〜20m失うため、シーズンを通して使うなら200m巻を選んでおくと巻き替えの回数が減ります。
タイラバ用のPEラインをひとつテンヤに流用できますか?
できます。
ダイワのUVF 紅牙デュラセンサー×8+Si2は0.6号11lb・0.8号15lb・1号18lbで、汎用のUVF PEデュラセンサー×8+Si²と強力も価格も一致しています。
ただしリーダーはタイラバのほうが3〜5mと長く太いため、テンヤ側は1.5〜2mに組み直したほうが軽いテンヤの落ちが良くなります。
結束はFGノットでないとダメですか?
強度と結び目の細さではFGノットが有利です。
ただし船上で揺れながら組み直すのは大変なので、家でFGノットの予備を作っておき、現場ではSCノットなど簡易な結びで復旧するという使い分けが現実的です。
関連記事
※ 記事中のスペックは各メーカー公式サイト(2026年8月時点)の情報です。
※ PEラインの価格はメーカー希望本体価格(税抜)、リーダーはオープン価格のためAmazonの実勢価格(2026年8月3日時点)を記載しています。
※ 1mあたりの単価は価格を巻数で割った計算値で、購入時期や販売店により変動します。

