【2023年】シマノの一つテンヤマダイロッド「エンゲツ」全5種まとめ。コスパ優秀なオススメも。

シマノの一つテンヤマダイロッド「エンゲツ」

シマノのひとつテンヤマダイロッドを買おうと思ってるんだけど、いっぱいあってイマイチ違いが分からない

予算はそこまでかけられないけど、できるだけコスパがイイのが欲しい
シマノのひとつテンヤマダイロッドと言えば「炎月」シリーズ。
予算が許されるならとにかく上位モデルを選択するのがイイのはもちろんですが、そこまでコストをかけられない方も多いハズ。
そこでモデルによって「どれぐらい金額が違って、性能的にどう違うの?」という部分を比較しながら「エンゲツ一つテンヤマダイ」シリーズをまとめてみました。
購入してから「オーバースペックだった…」「やっぱり上位モデルにしとけばよかった…」なんてことが無いよう、自分に合った一つテンヤマダイロッド選びの参考になれば幸いです!
最後のまとめ部にコスパ優秀モデルも選んでますので、長文読むのメンドくせーって方は飛ばしてみてね♪
※実売価格は税込みでAmazonを参考にしてます。時期により変動する場合もあります。
ダイワの一つテンヤロッド「紅牙」シリーズも別記事にて紹介。
約15,000円「炎月 BB 一つテンヤマダイ」(2020年発売)
- ハイパワーX
- ソフチューブトップ
- ステンレスSiCトップガイド
炎月 一つテンヤマダイ BBの特徴
「ソフチューブトップ」とはチューブラー構造の穂先で高感度かつ、ソリッドティップ並みのしなやかさも併せもった穂先のこと。
バット部分にはそれなりに強さを持たせているので正確なキャスティングがしやすく、またしなやかなで高感度な穂先で小さなアタリをキャッチしていくことが可能になります。
「炎月BB一つテンヤマダイ」はカーボン割合が約87%、残りがグラス素材で上位モデルと比べるとグラス割合多め。
グラスロッドと言えば、反発力が低くアクションしにくい、感度が悪い、自重が重い、などのデメリットがある反面、アタリに対して追従性があり乗せやすくバラシにくい、というメリットもあります。
20モデルからカーボンテープをクロス状に締め上げる技術「ハイパワーX」が新たに採用されました。
アクション、キャスト、ファイト時などロッドに負荷がかかった時にネジレを抑制することで、しっかりとパワーを伝えられることでロッド本来の性能を引き出しやすく、操作性がアップします。
ひとつテンヤマダイといえばキャスティング性能や、抵抗少く素早くフォールできる、またドラグ性能が比較的良いということでスピニングタックルを使うのが従来からのスタンダード。
しかし最近では逆にベイトの良さを活かして一つテンヤを攻略するためにベイトモデルも登場し始めました。
ベイトの良さとはフォール時のアタリを拾いやすかったり、フォールスピードをコントロールしやすいといった、主にフォールアクションを活かせるということ。

ひとつテンヤマダイにおいてフォールアクションは釣果を左右する重要な要素であるため、ベイトタックルを使用するのは理にかなっているともいえますね
例えば潮流が緩い場面で底付近をネチネチ誘ったり、一定のフォールスピードに反応があるときなど、ベイトならではの攻略ができる場面も多々あるでしょう。
上位モデルに搭載されている軽量化のための「CI4+」や高強度の「スパイラルX」「タフテック」、また高感度の「エキサイトトップ」などの最新技術が「炎月一つテンヤマダイBB」にはほとんど使われていません。

自重に関しては上位モデル見ると重く感じるけど約120gは十分軽量の部類かな
- 安価ながら最低限以上の性能でコスパよし
- グラス割合多いメリットを活かして乗せと掛けの一つテンヤを楽しめる
- ベイトモデルもあり
「ソフチューブトップ」により最低限の感度や操作性は確保、またグラス割合が多めということで粘りがありバラシにくい、そして何より安い!という良さを持ったロッド。
さらに20モデルから「ハイパワーX」が採用されたり、ベイトモデルも新登場したりでさらにコスパもアップ。
初心者の方の1本としてやサブロッドとして、また活性が高い時メインに一つテンヤマダイをしたいって方には十分以上の性能を持っているでしょう。
炎月 一つテンヤマダイ BBのラインアップ
シマノの一つテンヤマダイ用ロッドとしては最安のモデルで全長や硬さの異なる6種類(うち1種類はベイトモデル)のラインアップ。
スピニングモデル
235M

- 先調子(7:3)
- 全長(m):2.35
- 自重(g):106
- 先径(mm):1.4
- オモリ負荷(号):2-12
- カーボン含有率(%):87.2
- 定価:17,000円
235MH

- 先調子(7:3)
- 全長(m):2.35
- 自重(g):115
- 先径(mm):1.4
- オモリ負荷(号):3-15
- カーボン含有率(%):87.3
- 定価:17,000円
250MH

- 先調子(7:3)
- 全長(m):2.50
- 自重(g):121
- 先径(mm):1.4
- オモリ負荷(号):3-15
- カーボン含有率(%):87.4
- 定価:17,500円
235H

- 先調子(8:2)
- 全長(m):2.35
- 自重(g):119
- 先径(mm):1.4
- オモリ負荷(号):4-20
- カーボン含有率(%):87.1
- 定価:17,000円
235HH

- 先調子(8:2)
- 全長(m):2.35
- 自重(g):120
- 先径(mm):1.5
- オモリ負荷(号):5-25
- カーボン含有率(%):87.2
- 定価:17,000円
ベイトモデル
B235H(ベイトモデル)

- 先調子(8:2)
- 全長(m):2.35
- 自重(g):122
- 先径(mm):1.4
- オモリ負荷(号):4-20
- カーボン含有率(%):87.1
- 定価:17,500円
約20,000円「炎月 一つテンヤマダイ SS」(2021年発売)
- スパイラルX
- ハイパワーX
- タフテックα(240M)
- タフテック(240M以外)
- ステンレスSiC(トップ
- パーフェクションシートCI4+
- ハイパーノンコンタクトII
- ソリッド交換修理対応
炎月 一つテンヤマダイ SSの特徴
カーボンソリッド穂先の「タフテックα」(240M)「タフテック」(240M以外)を採用。
タイラバロッドではおなじみの技術ですが、高強度、高感度かつアタリに対して自然に食いこませることを得意とします。
従来縦方向だったシートの内層、外層に斜め方向のカーボンテープで巻く「スパイラルX」が追加されたことでネジレやつぶれに対して強くなり、強度や剛性がアップ。
さらに構造を変えただけなので重量も上がることなくキープ。
シマノ自慢の高強度、軽量カーボン素材「CI4+」がリールシート部に採用。
これらの技術により下位モデル「炎月BB一つテンヤマダイ」と比べて10g以上軽量化されています。
軽量、高強度からの高感度も実現しており、下位モデルではとれない小さなアタリも感知しやすくなってます。
ロッドの表面に特殊塗装を施すことでPEラインがベタ付くのを防ぎ、よりスムーズにフォールさせることができる、というちょっとした新機能。

ちなみにコレは最上位モデルまで共通して採用されてます
ラインや仕掛けを穂先に絡ませてしまうと簡単に折れてしまうという宿命の、先径が極細のひとつテンヤロッド。
そんな時もこの「ソリッド交換サービス」対応ロッドのため、穂先が折れても交換してもらうことができるので安心ですね
金額はモデルにもよりますが、大体1万円ほど。
- 「CI4+」「ハイパワーX」「スパイラルX」で軽量化と高強度化
- 「ソリッド交換サービス」で穂先が折れても安心
- 本格的にひとつテンヤマダイするなら最低限以上のロッド
「炎月BB一つテンヤマダイ」から約5,000円アップで軽量化+高強度化+高感度のための「CI4+」と「スパイラルX」などが追加。
「ひとつテンヤマダイを本格的にやっていきたい!」「渋い状況に少しでも小さなアタリを感知してヒットさせたい!」って方は「BB」より「SS」がオススメ。
炎月 一つテンヤマダイ SSのラインアップ
すべてスピニングモデルの6種類のラインアップ。
スピニングモデル
240M

- 7:3調子
- 全長(m):2.40
- 自重(g):110
- 先径(mm):0.9
- オモリ負荷(号):1.5-12
- カーボン含有率(%):99.5
- 定価:26,000円
240MH

- 7:3調子
- 全長(m):2.40
- 自重(g):113
- 先径(mm):0.9
- オモリ負荷(号):2-15
- カーボン含有率(%):99.5
- 定価:26,500円
225MH+

- 8:2調子
- 全長(m):2.25
- 自重(g):109
- 先径(mm):0.9
- オモリ負荷(号):2-18
- カーボン含有率(%):99.5
- 定価:26,200円
240MH+

- 8:2調子
- 全長(m):2.40
- 自重(g):113
- 先径(mm):0.9
- オモリ負荷(号):2-18
- カーボン含有率(%):99.5
- 定価:26,700円
240H

- 8:2調子
- 全長(m):2.40
- 自重(g):114
- 先径(mm):0.9
- オモリ負荷(号):3-20
- カーボン含有率(%):99.5
- 定価:27,000円
240HH

- 8:2調子
- 全長(m):2.40
- 自重(g):115
- 先径(mm):0.9
- オモリ負荷(号):4-25
- カーボン含有率(%):99.5
- 定価:27,500円
約34,000円「エンゲツ XR 一つテンヤマダイ」(2022年発売)
- スパイラルXコア
- ハイパワーX
- Xガイド3Dチタントップ
- Xガイドエアロ(バット部・スピニング)
- ステンレスSiC
- タフテック∞ソリッド
- カーボンモノコックグリップ
- パーフェクションシートCI4+(スピニング)
- Xシートフロントトリガー(B235MH+)
- Xシートエクストリームガングリップ(B230H)
- ハイパーノンコンタクトII(スピニング)
エンゲツ XR 一つテンヤマダイの特徴
「炎月一つテンヤマダイSS」から使用されていた「スパイラルX」という強度を上げる技術が進化し「スパイラルXコア」に。
高強度樹脂カーボンテープを使用することで、「スパイラルX」よりネジリ強度10%、つぶれ強度15%アップしています。
「タフテックα」からしなやかかつ高感度のソリッド穂先の「タフテック∞」に進化。
一般的なソリッドに対して巻き込み強度3倍、巻き込み量5倍を実現したとか。と言われてもイマイチピンと来ないと思うので是非以下の動画で。
(※SHIMANO TV公式チャンネルより)
「イソリミテッド」という磯竿ですから「ENGETSU一つテンヤマダイ」とは曲がり方が異なるかもしれませんが、途中から「いやっ、もうやめて!」ってなるぐらいぐにゃぐにゃに曲がってます(笑)
リアグリップがカーボン一体成型の中空構造にすることで軽量化と感度アップ。
穂先が軽いほど感度がイイというのは定説ではありましたが、ついにリアグリップまで手をつけたようで、その結果シマノによると「猛烈な」感度を得ることができたとのこと。

モーレツな感度…ぜひ体験してみたいですね…
小さくて軽い、そして強いガイド「Xガイド」搭載でライントラブル減少。
さらに軽量化、高感度、操作性アップ、仕掛け落下もスムーズなどイイことずくめ。

特にPEラインが穂先に絡みがちな激しいアクションを入れる釣り方の場合、「Xガイド」の優位性が感じやすいでしょう
ベイトモデル(B230Hのみ)では右巻き、左巻き専用モデルに分かれており、パーミング負荷分散や巻き取りのブレ縮小などが統計上圧倒的に改善、手首に負担がかからないよう最適化されたグリップ形状。
簡単にいうとロッド操作が楽で疲れにくい、ブレにくく巻きやすい、パワーロスなくファイトできる、などの効果があります。

実際使ってみるととにかく握りやすく、リーリングが楽で疲れにくい!
シマノベイトモデルおなじみで左右専用設計の「Xシートエクストリームガングリップ」と異なり、「Xシートフロントトリガー」は左右共通、さらにトリガーをリールシート前方に配置。
これにより人差し指だけ、または中指をトリガーにかけ人差し指でリールを支える、といった握り方ができるようになることで、キャストやアクションなど操作性がさらにアップ。
かつ手のひらや指にかかる負担の軽減にもつながっています。
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「炎月一つテンヤマダイSS」に以下追加されて約12,000円アップ
- 「カーボンモノコックグリップ」
- 「スパイラルXコア」
- 「Xシート(ベイト)」
- 「タフテック∞」
- 「Xガイド」
「炎月一つテンヤマダイSS」と比べると以上のような最新技術により、主に強度や感度がアップ。
実売価格約15,000円アップでこれだけの技術が追加されているので、コスパはかなりイイかと。
エンゲツ XR 一つテンヤマダイのラインアップ
スピニングモデル5種とベイトモデル2種、計7種類のラインアップ。
スピニングモデル
245M

- 全長(m):2.45
- 自重(g):105
- 先径(mm):0.9
- オモリ負荷(号):1.5-12
- カーボン含有率(%):99.0
- 定価:45,400円
240MH

- 全長(m):2.4
- 自重(g):105
- 先径(mm):0.9
- オモリ負荷(号):2-15
- カーボン含有率(%):98.9
- 定価:45,900円
235MH+

- 全長(m):2.35
- 自重(g):105
- 先径(mm):0.9
- オモリ負荷(号):2-18
- カーボン含有率(%):99.3
- 定価:46,100円
230H

- 全長(m):2.3
- 自重(g):105
- 先径(mm):0.9
- オモリ負荷(号):3-20
- カーボン含有率(%):99.4
- 定価:46,400円
225HH

- 全長(m):2.25
- 自重(g):105
- 先径(mm):0.9
- オモリ負荷(号):4-25
- カーボン含有率(%):99.2
- 定価:47,000円
ベイトモデル
B235MH+

- 全長(m):2.35
- 自重(g):115
- 先径(mm):0.9
- オモリ負荷(号):2-18
- カーボン含有率(%):99.3
- 定価:46,100円
B230H/RIGHT(LEFT)


- 全長(m):2.3
- 自重(g):142
- 先径(mm):0.9
- オモリ負荷(号):3-20
- カーボン含有率(%):99.4
- 定価:46,400円
約50,000円「エンゲツ エクスチューン 一つテンヤマダイ」(2023年発売)
- スパイラルXコア
- ハイパワーX
- ナノピッチ
- カーボンモノコックグリップ
- Xガイド3Dチタントップ+3Dチタン(穂先部)
- Xガイドエアロチタン(スピニング)
- チタンフレームSiCガイド(穂先部)
- タフテック∞
- エキサイトトップ
- パーフェクションシートCI4+(スピニング)
- Xシートフロントトリガー(ベイト)
- ハイパーノンコンタクトII(スピニング)
- ソリッド交換修理対応
エンゲツ エクスチューン 一つテンヤマダイの特徴
「ナノピッチ」は成型テープのラッピングを細かいピッチで施すことで強度を上げる技術。
デザインも上質。
もともと数十万円するような鮎竿や渓流竿などに採用されていた「エキサイトトップ」がひとつテンヤマダイロッドにも登場。
「タフテック∞」と合わせて強度を保ちながら、手感度、目感度ともに優れる穂先になっています。
「エンゲツ XR 一つテンヤマダイ」に以下追加で約15,000円~20,000円アップ
- 「ナノピッチ」
- 「エキサイトトップ」
感度、強度、軽量化などひとつテンヤマダイに重要な要素全般を強化させる技術がこれでもか!と言わんばかりに採用されています。
金額もかなり高価価格帯になるわけですが、新型で最新技術いろいろ採用されてる「エンゲツ XR 一つテンヤマダイ」の登場によりコスパは下がってしまった感。
とはいえ、「1日にアタリが1度あるかないか…という渋い状況を攻略したい!」「同船者より1匹でも多くの魚のアタリを獲りたい、釣りたい!」そんな願いを叶えてくれるであろう、一つテンヤマダイを極めるなら是非導入したいロッド。
エンゲツ エクスチューン 一つテンヤマダイのラインアップ
スピニングモデル4種、ベイトモデル1種の計5種類のラインアップ。
「MH+」という「MH」と「H」の中間ほどの硬さのモデルや、積極的に掛けていく釣りを得意とする8:2の先調子モデルなどのラインアップで、より自分の釣り方にマッチしたロッド選択ができるようになった。
スピニングモデル
245M

- 7:3調子
- 全長(m):2.45
- 自重(g):107
- 先径(mm):0.9
- オモリ負荷(号):1.5-12
- カーボン含有率(%):98.6
- 定価:59,700円
240MH

- 7:3調子
- 全長(m):2.40
- 自重(g):106
- 先径(mm):0.9
- オモリ負荷(号):2-15
- カーボン含有率(%):98.6
- 定価:59,700円
235MH+

- 8:2調子
- 全長(m):2.35
- 自重(g):105
- 先径(mm):0.9
- オモリ負荷(号):2-18
- カーボン含有率(%):98.7
- 定価:59,700円
230H

- 8:2調子
- 全長(m):2.30
- 自重(g):104
- 先径(mm):0.9
- オモリ負荷(号):3-20
- カーボン含有率(%):98.6
- 定価:59,700円
ベイトモデル
B235MH+

- 8:2調子
- 全長(m):2.35
- 自重(g):109
- 先径(mm):0.9
- オモリ負荷(号):2-18
- カーボン含有率(%):98.6
- 定価:59,700円
約70,000円「エンゲツ リミテッド 一つテンヤマダイ」(2021年発売)
- スパイラルXコア
- ハイパワーX
- ナノピッチ
- カーボンモノコックグリップ
- カーボンシェルグリップ
- Xガイド(穂先部)
- Xガイドエアロチタン(バット部・スピニング)
- チタンフレームSiCガイド
- タフテック∞
- エキサイトトップ
- アルティメットブランクスデザイン
- パーフェクションシートCI4+(スピニング)
- Xシートフロントトリガー(ベイト)
- ハイパーノンコンタクトII(スピニング)
- ソリッド交換修理対応
エンゲツ リミテッド 一つテンヤマダイの特徴
ティップ、ベリー、バット各セクションに理想的な素材を適所に配置する「アルティメットブランクスデザイン」という設計技術により高強度化とパワーアップ、かつ軽量化。
主にバスロッドに採用されている技術ですが、これをひとつテンヤマダイロッドに応用することで究極に理想的な調子を実現。
スピニングモデルは「カーボンシェルグリップ」を採用。
グリップ部をカーボンのみの中空構造にすることで、軽量化と高感度化につながっています。
- 「エンゲツエクスチューン一つテンヤマダイ」に「アルティメットブランクスデザイン」追加
- スピニングモデルは「カーボンシェルグリップ」採用
- その他には数グラムの軽量化で実売価格差は約20,000円
シマノの一つテンヤマダイロッド最高峰モデルということであらゆる技術が投入されています。
これにより軽量性、感度、強度、操作性などすべてにおいて最高レベルといえるモデルですが、ネックはやはり価格で下位モデルの「エンゲツエクスチューン一つテンヤマダイ」から一気に20,000円のアップ。
しかし一つテンヤマダイの究極形を目指すのであれば、このロッドしかないのでは!
エンゲツ リミテッド 一つテンヤマダイのラインアップ
スピニングモデル3種、ベイトモデル1種の計4種類のラインアップ。
スピニングモデル
240MH

- 7:3調子
- 全長(m):2.40
- 自重(g):102
- 先径(mm):0.9
- オモリ負荷(号):2-15
- カーボン含有率(%):98.1
- 定価:74,500円
235MH+

- 8:2調子
- 全長(m):2.35
- 自重(g):102
- 先径(mm):0.9
- オモリ負荷(号):2-18
- カーボン含有率(%):98.1
- 定価:74,500円
230H

- 8:2調子
- 全長(m):2.30
- 自重(g):102
- 先径(mm):0.9
- オモリ負荷(号):3-20
- カーボン含有率(%):98.1
- 定価:74,500円
ベイトモデル
B235MH+

- 8:2調子
- 全長(m):2.35
- 自重(g):108
- 先径(mm):0.9
- オモリ負荷(号):2-18
- カーボン含有率(%):98.1
- 定価:74,500円
まとめ
シマノの「炎月ひとつテンヤマダイ」ロッド各モデルの比較をしてきました。
上位モデルになるにつれて金額もアップしてきますが、あわせて「軽量化」「感度」「強度」「操作性」…などの性能もアップ。
やはり上位モデルほど高性能なためオススメではありますが、下位モデルのロッドでも最低限の一つテンヤマダイを楽しむには十分以上の性能も持っています。
重要なのは「自分がどんな釣りをしたいのか?」ということだと思いますが、それが「究極のひとつテンヤマダイを目指して極小さなアタリを掛けにいく釣りをしたい!」なのか「ベイトタックルで攻撃的にアクションしたい!」や「活性が高い時にそれなりに釣れればイイ」…などによってロッドの選択の仕方は変わってくると思います。
本記事が最適なロッド選びの参考になれば幸いです。
コスパに優れるモデル4選
最後に…何せラインアップが多くてよく分からん!全部読むのメンドクサイ!っていう方のために、コスパに優れるモデルを以下4種類ほどピックアップしてみました。
炎月BB 一つテンヤマダイ 235MH

シマノ一つテンヤマダイロッド最安モデル。
感度や強度を上げる技術は多く使われていませんが、とにかく安く、それなりに軽い。
グラス素材割合多めで従来通りの自然に乗せる一つテンヤマダイを得意としたロッドで、その中でも「235MH」は幅広く使えるモデル。
「主に活性が高い時期や時間帯に一つテンヤマダイをできればいい。」「とにかく安く!」「緊急時に使えるサブロッドが欲しい。」という方々にオススメ。
炎月 一つテンヤマダイ SS 240MH
上記の「BB」から若干のコストアップで「CI4+」などが採用され軽量化、感度アップなど大幅に性能アップする「SS」。
「少しでも渋い状況の小さなアタリをとっていきたい!」という方は是非こちらのモデルがオススメ。
その中でもオールラウンド対応の「MH」モデルの紹介でした。
ENGETSU XR 一つテンヤマダイ 230H

実売価格30,000円オーバーと高額な部類に入ってくるロッド。
しかし「カーボンモノコックグリップ」「スパイラルXコア」「タフテック∞」など数年前なら最上位モデル並みのスペック。
エンゲツ エクスチューン 一つテンヤマダイ B235MH+

最上位モデルは「リミテッド」ですが、コスパに優れるのは「エンゲツエクスチューン一つテンヤマダイ」では。
その中でも「Xシートフロントトリガー」が採用されているベイトモデル「B235MH+」が個人的にオススメ。
握りやすい、疲れにくい、パワーロスが少ないなどイイことずくめで、深場や大鯛狙い、攻撃的な激しいアクションを入れる、などの釣り方をしたい方に。