ひとつテンヤマダイに使えるダイワのスピニングリール9選。コスパ優秀ランキングも!
ダイワのひとつテンヤマダイに使えるスピニングリールたち
ダイワのひとつテンヤマダイに使えるリールを探してるけど、「紅牙」シリーズのスピニングリールって1種類しかない…
「紅牙」シリーズ以外にもっとたくさんのひとつテンヤマダイに使えるリールあるよ!!
ダイワの真鯛ゲームといえば「紅牙」シリーズが有名ですが、中でもひとつテンヤマダイやキャスティングタイラバに使えるスピニングリールは現状「紅牙MX」だけ。
しかし「紅牙MX」以外にも実はひとつテンヤマダイに使えるスピニングリールというのは多数存在します。
と聞いてダイワのホームページ見てきたけど、いっぱい種類があって何が違っててどれがイイのかよく分かんない…
「レガリス」「カルディア」「イグジスト」…などたくさんありますが、どれがひとつテンヤマダイ向けで、モデルごとに何が違うとか正直分かりにくい。
ということで本記事ではダイワのひとつテンヤマダイに使えるスピニングリールを比較しながら一挙紹介。
これら以外にも使えるモデルは存在しますが、ひとつテンヤマダイにおいて最低限推奨される以下仕様を満たしている機種に絞って9種類ピックアップしております。
- ハイギヤ(ハンドル1回転巻取80cm以上)
- 最大ドラグ力7kg以上
- シングルハンドル+T字型など大きめハンドルノブ
- 自重250g以下
最大ドラグ力7kgとか、T字型ハンドルノブまで必要?っていう声もあると思いますが、あくまで大鯛とか外道として大型青物などがヒットしてくる可能性も考慮に入れての推奨仕様。
使用する海域によってはここまで必要ない場合もあるので、その場合は一つ小さめサイズを選択してもOKでしょう
ひとつテンヤマダイコスパ優秀リールランキングも作ってみましたので、長文読むのがメンドクサイ方は最後のまとめまで飛んでみてね!
※スペック欄の定価はすべて税抜表示。また実売価格はAmazonでの参考税込価格です。
約9,500円「レガリス」(2023年発売)
ひとつテンヤマダイにオススメできるダイワのスピニングリールとしては最安モデル。
最安とはいえ最新のエアドライブデザインなど採用しており性能的には十分以上でコスパ抜群!
「レガリス」の特徴
今回紹介するリールのなかでは約1万円と最安。
ダイワの汎用スピニングリールのラインアップとしてはもっと安い、例えば「レブロス」や「クレスト」などもありますが、ドラグ力が弱かったり、200g後半という重さが理由でひとつテンヤに使うにはちょっと苦しいということで今回は除外。
もし、とにかく安くひとつテンヤできるスピニングリールを探している!と言う方でも、ダイワでは最低「レガリス」以上を選ぶことを絶対オススメします。
レブロスやクレストが安いと言っても、実は「レガリス」とは2,000~3,000円ぐらいの差ですからね
ダイワの新しい設計思想「エアドライブデザイン」は、巻き出しから軽い「エアドライブローター」、ローターを支える軽量でトラブルレスな「エアドライブベール」、強度と軽量さを併せ持つ「エアドライブスプール」、軽くて滑らかかつノイズの少ない「エアドライブシャフト」という4つの技術から構成される。
これらによりキャスティングや回転性能に優れ、さらに強くて軽い。というリールに求められる性能全てがレベルアップ。
従来のドラグシステムをさらに進化させた「ATD TYPE-L」を新採用。
瞬発的に負荷が掛かった時にスムーズにドラグが効いてくれるおかげで、不意の大物が掛かった時にも安心できます。
コスパに優れる1台。この価格でこれだけの性能を持っているのも技術の進歩の賜物でしょう
- ひとつテンヤにオススメリールとしてはダイワ最安
- 安くても最低限以上の性能を持ち、コスパ優秀
「レガリス」ひとつテンヤにオススメモデル
自重 | 巻取り長さ | PE糸巻量 | 最大ドラグ力 | |
LT2500D | 190g | 75cm | 1号-360m | 10kg |
LT2500S-XH | 185g | 87cm | 1号-140m | 5kg |
LT2500S-DH | 200g | 75cm | 1号-140m | 5kg |
LT3000D-C | 195g | 80cm | 1.2号-430m | 10kg |
LT3000-CXH | 200g | 93cm | 1号-200m | 10kg |
「レガリス」の2500サイズと3000サイズは上記の5種。
ハイギアかつドラグ力が強い「LT3000-CXH」がひとつテンヤにはオススメ。
LT3000-CXH
- コンパクトボディ、エクストラハイギア
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):93
- ギア比:6.2
- 自重(g):200
- 最大ドラグ力(kg):10
- 標準糸巻量PE(号-m):1-200、1.2-190、1.5-170
- ベアリング(ボール/ローラー):5/1
- ハンドル長(mm):55
- 定価(円):13,100
約10,500円「フリームス」(2021年発売)
防水機構「マグシールド」が搭載。
耐久性が高く、長年使いたいなら「フリームス」がオススメ。
ただし「エアドライブデザイン」などは非採用。
「フリームス」の特徴
ダイワ自慢の防水構造「マグシールド」をボディ部に採用。
「マグシールド」とは、ボディとローターの隙間にオイルの壁を作ることで海水や埃などの侵入を防止する構造で、初期の回転性能を長期間維持することができます。
ダイワサービス部門いわく、マグシールド搭載リールではベアリング不具合の修理が実際に激減したそう
23「レガリス」で採用されていた「エアドライブデザイン」や「ATD TYPE-L」は非採用。
新型「フリームス」、お待ちしています!
- マグシールド採用で耐久性アップ
- 「エアドライブデザイン」「ATD TYPE-L」は非採用
「フリームス」ひとつテンヤにオススメモデル
自重 | 巻取り長さ | PE糸巻量 | 最大ドラグ力 | |
LT2500 | 200g | 75cm | 1号-190m | 10kg |
LT2500-XH | 200g | 87cm | 1号-190m | 10kg |
LT3000-C | 210g | 80cm | 1号-200m | 10kg |
LT3000-CXH | 210g | 93cm | 1号-200m | 10kg |
LT3000 | 225g | 77cm | 1号-200m | 10kg |
LT3000-XH | 225g | 93cm | 1号-200m | 10kg |
「フリームス」の2500サイズは2種類、3000サイズは4種類のラインアップ。
この中からエクストラハイギヤモデルの「LT2500-XH」と「LT3000-CXH」をピックアップしてみた。
ちなみに、「LT3000-CXH」と「LT3000-XH」はボディサイズとハンドル長さ、自重の違い(C=コンパクトボディ)。
より強度や耐久性を求めるなら、少し重くはなりますが「LT3000-XH」がオススメ。
LT2500-XH
- LTシリーズ、エクストラハイギア
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):87
- ギア比:6.2
- 自重(g):200
- 最大ドラグ力(kg):10
- 標準糸巻量PE(号-m):0.6-290、0.8-200、1.0-190
- ベアリング(ボール/ローラー):5/1
- 定価(円):18,100
LT3000-CXH
- LTシリーズ、コンパクトボディ、エクストラハイギア
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):93
- ギア比:6.2
- 自重(g):210
- 最大ドラグ力(kg):10
- 標準糸巻量PE(号-m):1.0-200、1.2-190、1.5-170
- ベアリング(ボール/ローラー):5/1
- 定価(円):18,800
約18,000円「レグザ」(2023年発売)
金属(アルミ)ボディ採用で剛性、強度がアップ。
その分重くなってしまいましたが、「エアドライブデザイン」も採用でコスパ優秀!
「レグザ」の特徴
下位モデル「レガリス」や「フリームス」が樹脂素材であったのに対し、「レグザ」は高純度のアルミニウム素材のボディが採用されています。
DS5やZAION Vなどの樹脂素材も強度に優れる、とはいえ金属には敵わない。
大物とのファイト時にブレやネジレを抑えることができる剛性、耐久性がある金属製ボディの「レグザ」は安心感がありますね。
上記のように金属ボディになり強度、耐久性が上がった反面、「レガリス」や「フリームス」と比較すると自重は若干上がってしまいました。
- アルミボディで強度、耐久性アップ
- エアドライブデザインで高性能
- 反面自重もアップ…
「レグザ」ひとつテンヤにオススメモデル
自重 | 巻取り長さ | PE糸巻量 | 最大ドラグ力 | |
LT2500 | 220g | 75cm | 0.8号-200m | 10kg |
LT2500S | 215g | 75cm | 0.6号-200m | 5kg |
LT2500-XH | 220g | 87cm | 0.8号-200m | 10kg |
LT3000S-C | 230g | 80cm | 0.8号-200m | 10kg |
LT3000S-CXH | 230g | 93cm | 0.8号-200m | 10kg |
LT3000 | 245g | 77cm | 1号-200m | 10kg |
LT3000-XH | 245g | 93cm | 1号-200m | 10kg |
「レグザ」の2500サイズは3種類のラインアップからひとつテンヤに最もオススメはハイギアの「LT2500-XH」。
3000サイズでは4種類の豊富なラインアップだが、やはりハイギアの「LT3000S-CXH」または深溝でラウンド型ハンドルノブの「LT3000-XH」がオススメ。
LT2500-XH
- 深溝スプール、エクストラハイギア
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):87
- ギア比:6.2
- 自重(g):220
- 最大ドラグ力(kg):10
- 標準糸巻量PE(号-m):0.8-200
- ベアリング(ボール/ローラー):5/1
- ハンドル長(mm):55
- 定価(円):23,100
LT3000S-CXH
- 浅溝スプール、コンパクトボディ、エクストラハイギア
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):93
- ギア比:6.2
- 自重(g):230
- 最大ドラグ力(kg):10
- 標準糸巻量PE(号-m):10.8-200
- ベアリング(ボール/ローラー):5/1
- ハンドル長(mm):55
- 定価(円):23,600
LT3000-XH
- 深溝スプール、エクストラハイギア
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):93
- ギア比:6.2
- 自重(g):245
- 最大ドラグ力(kg):10
- 標準糸巻量PE(号-m):1-200
- ベアリング(ボール/ローラー):5/1
- ハンドル長(mm):60
- 定価(円):24,100
約18,000円「カルディア」(2021年発売)
ZAION素材のモノコックボディで軽量×最低限の剛性を持つ「カルディア」。
ひとつテンヤマダイでもライトな釣り方をする方にオススメ。
「カルディア」の特徴
従来のスピニングリールはボディとカバー別々のパーツを組み合わせて作られていました。
これに対し「カルディア」は「モノコックボディ」というロケットやF1マシンなどにも採用されている、フレームとボディが一体化された構造になっています。
この「モノコック」構造により、ビス固定のスペースが不要などの理由で小型ボディの実現、さらにその中でドライブギヤのサイズを極限まで拡大することが可能に。
さらにその素材として軽量かつ高剛性であるカーボンハイブリッド樹脂「ZAION V」を採用。
この「モノコックボディ」と「ZAION V」の組み合わせにより、2000サイズで175gという軽量性を達成。
以上のようなボディやローター素材の見直しにより軽量化されながら、耐久性や強度、パワーもキープされることで、軽くて強いリールに仕上がっています。
「ZAION」は軽くて強い、とはいえ金属と比べるとどうなの?
もちろん金属のが強い。ちなみにダイワのスピニングリールの上位モデル「イグジスト」や「セルテート」は金属素材のボディ
つまり剛性は金属(アルミ)にはかなわないのです。
「ZAION」はアルミと比較して剛性は約60%、精度は約80%というデータも。
ただ、あくまでアルミと比較した場合の話であって、「ZAION」でもひとつテンヤマダイに必要最低限以上の強度は確保されながら、軽量であり錆の心配はない。というのは十分大きな武器になるでしょう。
- 「ZAION」×「モノコックボディ」で軽量化、でも金属ボディには剛性は劣る
- 最低限以上のパワーもキープ
- 「レグザ」とはほぼ同価格帯
「カルディア」ひとつテンヤにオススメモデル
自重 | 巻取り長さ | PE糸巻量 | 最大ドラグ力 | |
LT2500 | 195g | 73cm | 0.8号-200m | 10kg |
LT2500S | 190g | 73cm | 0.8号-190m | 5kg |
LT2500S-XH | 190g | 87cm | 0.8号-190m | 5kg |
LT3000-CXH | 205g | 93cm | 1号-200m | 10kg |
LT3000 | 215g | 77cm | 1号-200m | 10kg |
LT3000-XH | 215g | 93cm | 1号-200m | 10kg |
「カルディア」2500サイズ、3000サイズそれぞれ3種ずつのラインアップで、オススメは「LT3000-XH」またはコンパクトボディの「LT3000-CXH」。
LT3000-XH
- エクストラハイギア
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):93
- ギア比:6.2
- 自重(g):215
- 最大ドラグ力(kg):10
- 標準糸巻量PE(号-m):1.0-200、1.2-190、1.5-170
- ベアリング(ボール/ローラー):6/1
- ハンドル長(mm):60
- 定価(円):26,900
LT3000-CXH
- コンパクトボディ、エクストラハイギア
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):93
- ギア比:6.2
- 自重(g):205
- 最大ドラグ力(kg):10
- 標準糸巻量PE(号-m):1.0-200、1.2-190、1.5-170
- ベアリング(ボール/ローラー):6/1
- ハンドル長(mm):55
- 定価(円):26,400
約20,000円「紅牙MX」(2015年発売)
ダイワ唯一のひとつテンヤ専用リール。
ただしモデルが古く、性能的には…
ネーミングやデザインにこだわりがなければ選択する理由はそこまで無いかも?
「紅牙MX」の特徴
紅牙シリーズといえば、タイラバでもおなじみのようにピンク色のカラーリング。
真鯛を連想させるカラーで、ひとつテンヤマダイにもピッタリ!?
「カルディア」に採用されている「タフデジギア」に対し、「紅牙MX」は「デジギアⅡ」。
一見進化した名前に感じるが、実は「タフデジギア」の方が進化版。
「ABSⅡ」はキャスト時のライントラブル減少と飛距離アップできるスプール構造。
ただ、上位モデルに採用されている「LC-ABS」の方が新型で高性能であると考えられる…
先ほどの「カルディア」と比較すると、スプール素材がアルミ→DS5になったうえに自重が20g重くなり、最大ドラグ力も3kgダウン。
上記のようにギア素材も退化し、ちょっと安い「カルディア」の方がコスパ良し。
カラーリングやデザインが大好き!な方以外は選ぶ意味は無いかと…
- ピンク色のカラーリングは真鯛タックル!の雰囲気がでる
- 「LC-ABS」→「ABSⅡ」という微妙な変更
- スプール、ギア素材、自重、ドラグ力などは「カルディア」より弱体化
- トータルで見るとモデル古くイマイチ。「カルディア」の方がコスパ良し
「紅牙MX」ひとつテンヤにオススメモデル
「紅牙MX」のラインアップは「2508PE-H」のみ。
2508PE-H
- ハイギア
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):84
- ギア比:5.6
- 自重(g):210
- 最大ドラグ力(kg):7
- 標準糸巻量PE(号-m):0.8-200、1-140
- ベアリング(ボール/ローラー):6/1
- ハンドル長(mm):55
- 定価(円):31,100
約30,000円「ルビアス」(2020年発売)
ZAION×モノコックボディで軽量×最低限の強度、剛性。
「カルディア」と同じような謳い文句になってしまいましたが、「ルビアス」の方がより軽く、より強い。
また細かい新技術もたくさん搭載。
「ルビアス」の特徴
「21カルディア」にも採用されている「モノコックボディ」というフレームとボディが一体化された構造。
この「モノコック」構造により、ビス固定のスペースが不要など、極限まで小型化されたボディが実現しました。
さらに「ルビアス」はそのボディ素材に軽くて強い高密度カーボン「ZAION」を組み合わせることで、最上位モデル「イグジスト」同等の軽量さ。
3000サイズで180g!!
「モノコックボディ」と連動して、細かい部分も新技術が多数搭載されています。
- ストッパーレスボディ…ストッパーがなくなることで軽量化と防水性能アップ
- 巨大エンジンプレート…パワーロスにつながりうる回転軸のブレを減少
- シームレス新形状エアベール…繋ぎ目がない一体型になることで軽量化と感度アップ
モノコックボディによりギアは大径化!とはいえシステムは最上位モデル「イグジスト」や「エアリティ」に搭載されている「マシンカットタフデジギヤ」ではなく、「タフデジギヤ」。
- ZAIONモノコックボディにより最上位モデル並みの軽量
- 細かい新機構たくさん
「ルビアス」ひとつテンヤにオススメモデル
自重 | 巻取り長さ | PE糸巻量 | 最大ドラグ力 | |
LT2500 | 175g | 73cm | 0.8号-200m | 10kg |
LT2500-XH | 175g | 87cm | 0.8号-200m | 5kg |
LT2500S-DH | 185g | 73cm | 0.8号-190m | 5kg |
LT3000-C | 180g | 77cm | 1号-200m | 10kg |
LT3000S-CXH | 180g | 93cm | 1号-190m | 10kg |
LT3000 | 205g | 77cm | 1号-200m | 10kg |
LT3000-XH | 205g | 93cm | 1号-200m | 10kg |
推奨仕様を満たすのは3000サイズ4種類のラインアップの内、「LT3000S-CXH」。
「LT3000-XH」はデカすぎ、「LT3000」「LT3000-C」はローギヤ。
ちなみに2500サイズのハイギヤモデルは「LT2500-XH」があるが、ハンドルノブがI型。
それ以外最大ドラグ力などは推奨仕様満たしているので、大型魚がヒットしてくる可能性が低い場合はアリ。
LT3000S-CXH
- 浅溝スプール、コンパクトボディ、エクストラハイギア
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):93
- ギア比:6.2
- 自重(g):180
- 最大ドラグ力(kg):10
- 標準糸巻量PE(号-m):0.8-200、1-190
- ベアリング(ボール/ローラー):9/1
- ハンドル長(mm):55
- 定価(円):43,800
約50,000円「セルテート」(2024年発売)
アルミ×モノコックボディ!エアドライブデザイン!マシンカットタフデジギア!マグシールド!
数年前なら最上位モデル並みで、十分以上の性能。
「セルテート」の特徴
「セルテート」も「ルビアス」同じくモノコックボディ採用。
さらに「セルテート」はそのボディ素材に加工精度が高く、耐久性の高いスーパーアルミが採用されています。
従来の「デジギヤⅡ」や「マシンカットデジギヤ」に比べ、さらに回転性能と回転耐久性がアップした「マシンカットデジギヤ」が採用。
強度と耐久性に優れた「超々ジュラルミン」素材を冷間鍛造で高強度で仕上げ、超精密なマシンカットで理想的なギヤに仕上がっています。
ダイワの汎用スピニングリール最高峰である「イグジスト」もこの「マシンカットデジギヤ」が採用されているように、現状では最強と思われるギヤ。
下位機種ではボディ部分だけだった「マグシールド」がラインローラー部にも搭載されました。
ラインローラーと言えばラインが直接接触し、常に負荷が掛かっていてハードな部分。
そういったハードな部分ですから、塩ガミなどが原因でゴリ感が発生し巻き心地の低下や「シャリシャリ…」といった異音など発生しやすい部分でもあります。
そこにマグオイルで壁を作り、半永久的に水やほこりの浸入を防ぐ「マグシールド」が搭載されることで防水性がアップしています。
- 高負荷のラインローラ部もマグシールド搭載で耐久性アップ
- モノコック+スーパーアルミボディにより、強くて軽いリールに
「セルテート」ひとつテンヤにオススメモデル
自重 | 巻取り長さ | PE糸巻量 | 最大ドラグ力 | |
LT2500 | 200g | 73cm | 0.8号-200m | 10kg |
LT2500-H | 200g | 80cm | 0.8号-200m | 10kg |
LT3000-CH | 205g | 85cm | 1号-200m | 10kg |
LT3000 | 225g | 77cm | 1号-200m | 10kg |
LT3000-XH | 225g | 93cm | 1号-200m | 10kg |
「セルテート」の2500サイズは2種類、3000サイズは3種類のラインアップ。
ひとつテンヤにオススメはハイギアモデルの「LT2500-H」「LT3000-XH」でしょうか。
LT2500-H
- ハイギア
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):80
- ギア比:5.7
- 自重(g):200
- 最大ドラグ力(kg):10
- 標準糸巻量PE(号-m):0.8-200
- ベアリング(ボール/ローラー):10/1
- ハンドル長(mm):55
- 定価(円):55,600
LT3000-XH
- エクストラハイギア
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):93
- ギア比:6.2
- 自重(g):225
- 最大ドラグ力(kg):10
- 標準糸巻量PE(号-m):1-200
- ベアリング(ボール/ローラー):10/1
- ハンドル長(mm):60
- 定価(円):57,600
約50,000円「エアリティ」(2023年発売)
とにかく軽い!
ダイワスピニングリール最軽量モデル。
さらに金属ボディとこれ以上のリールあるの!?というぐらい。
「エアリティ」の特長
「レグザ」でも採用されていた、「エアドライブローター」「エアドライブベール」「エアドライブスプール」「エアドライブシャフト」からなる「エアドライブデザイン」採用。
リールとして求められる回転性能やキャスト性能、軽量性などの基本性能すべてが高次元。
ひとつテンヤに使える「PC LT2500-H」が175g、「PC LT3000-XH」は185gと本記事内最軽量。
軽さだけなら、ダイワスピニングリール最高峰モデル「イグジスト」より軽い。
「エアリティ」のもっともスゴイところは、上述した軽さだけでなく、ボディ全体が金属(マグネシウム)製で剛性、耐久性にも優れる点。
例えば下位モデル「ルビアス」も同等クラスに軽量ではありますが、コチラは「ZAION」(カーボン)製。
不意の大物がヒットする可能性もあるひとつテンヤにおいては、やはり剛性は高い方が安心です。
- フルメタルボディ×エアドライブデザインで超軽量かつ高剛性
- ドラグ性能もアップ
- 以上で約5万円はコスパよし?
「エアリティ」ひとつテンヤにオススメモデル
自重 | 巻取り長さ | PE糸巻量 | 最大ドラグ力 | |
LT2500S | 150g | 72cm | 0.6号-200m | 5kg |
LT2500S-DH | 165g | 72cm | 0.6号-200m | 5kg |
LT2500S-XH | 150g | 87cm | 0.6号-200m | 5kg |
PC LT2500 | 165g | 73cm | 0.8号-200m | 10kg |
PC LT2500-H | 165g | 80cm | 0.8号-200m | 10kg |
LT3000-H | 175g | 85cm | 1号-200m | 10kg |
PC LT3000 | 185g | 77cm | 1号-200m | 10kg |
PC LT3000-XH | 185g | 93cm | 1号-200m | 10kg |
「エアリティ」の2500サイズは5種類、3000サイズは3種類の計8種と豊富なラインアップ。
それぞれひとつテンヤにオススメはパワーカスタム×ハイギアモデルの「PC LT2500-H」「PC LT3000-XH」。
PC LT2500-H
- ハイギア
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):80
- ギア比:5.7
- 自重(g):165
- 最大ドラグ力(kg):10
- 標準糸巻量PE(号-m):0.8-200
- ベアリング(ボール/ローラー):11/1
- 定価(円):64,500
PC LT3000-XH
- エクストラハイギア
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):93
- ギア比:6.2
- 自重(g):185
- 最大ドラグ力(kg):10
- 標準糸巻量PE(号-m):1-200
- ベアリング(ボール/ローラー):11/1
- 定価(円):65,500
約80,000円「イグジスト」(2022年発売)
ダイワ最強のスピニングリール。
以上!
「イグジスト」の特徴
ルアー操作性の究極を目指した新設計「エアドライブデザイン」採用。
これは「エアドライブローター」「エアドライブスプール」「エアドライブベール」「エアドライブシャフト」という4つのテクノロジーで構成されたもの。
他にも「タフデジギヤ+モノコックボディ+マグシールド」はもちろん採用されており、軽くて強い、LT(ライト&タフ)の究極形。
例えばボディ素材にマグネシウム(エアメタル)を使用することで軽量化と強度キープされていたり、ストッパーやリールフットなどが新形状に。
こういった細かい部分まで突き詰めて設計されることで、1gでも軽く、また微差を感知できる究極の感度や回転性能が実現されました。
下位機種の「ルビアスエアリティ」と比較すると金額は倍近くのアップですから、正直価格に見合ってなくてコスパは良くない、と言わざるをえないでしょう。
しかし「イグジスト」はスペックや価格、コスパとかだけでは語れない、ダイワのメーカーとしての釣りに対する想いや誇りが詰まっているリール。
とにかく安い!コスパに優れる!そういった商品を求めがちな今の時代ですが、ダイワが提唱する釣りの楽しさ、すばらしさ、そして釣りを通して「BE EARTH-FRIENDLY(地球に優しく)」といったメッセージにもっとも答えることができるのはこの「イグジスト」ではないかと思います。
「イグジスト」のようにコストを気にせず釣り人目線で開発に取り組んだ結果、世界でも誇れる”イイもの”が完成したのだと思いますが、もし開発者が売上や利益だけを追い求めてしまうと、メーカー目線だけの”売れるもの”を目指してしまいがち。
そうなってしまうとリールをはじめ釣具の進化や発展も止まってしまうと思うので、こういった一見コスパには見合わないリールを購入することが、ダイワに対する「投資」だという釣り人の想いも必要なのでしょう。
僕には高すぎて買えないですけどね(笑)買える人にはもっとも買ってほしいリール
- ダイワ最強のスピニングリール
- 軽くて強い「LT」コンセプトの究極形
- コスパだけじゃない、ダイワへ「投資」できるリール
「イグジスト」ひとつテンヤにオススメモデル
自重 | 巻取り長さ | PE糸巻量 | 最大ドラグ力 | |
LT2500S | 160g | 72cm | 0.6号-200m | 5kg |
LT2500S-H | 160g | 82cm | 0.6号-200m | 5kg |
LT2500S-DH | 170g | 72cm | 0.6号-200m | 5kg |
LT2500S-XH | 160g | 87cm | 0.6号-200m | 5kg |
PC LT2500 | 175g | 73cm | 0.8号-200m | 10kg |
PC LT2500-H | 175g | 80cm | 0.8号-200m | 10kg |
LT3000S | 180g | 77cm | 0.8号-200m | 10kg |
LT3000-H | 180g | 85cm | 1号-200m | 10kg |
PC LT3000 | 190g | 77cm | 1号-200m | 10kg |
PC LT3000-XH | 190g | 93cm | 1号-200m | 10kg |
「イグジスト」は2500サイズが6種類と3000サイズが4種類の計10種類のラインアップ。
それぞれひとつテンヤにオススメはパワーカスタム×ハイギアモデルの「PC LT2500-H」「PC LT3000-XH」をピックアップ。
PC LT2500-H
- パワーカスタム、ハイギア
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):80
- ギア比:5.7
- 自重(g):175
- 最大ドラグ力(kg):10
- 標準糸巻量PE(号-m):0.8-200
- ベアリング(ボール/ローラー):12/1
- ハンドル長(mm):55
- 定価(円):104,000
PC LT3000-XH
- パワーカスタム、エクストラハイギア
- 巻取長さ(cm/ハンドル1回転):93
- ギア比:6.2
- 自重(g):190
- 最大ドラグ力(kg):10
- 標準糸巻量PE(号-m):1-200
- ベアリング(ボール/ローラー):12/1
- ハンドル長(mm):60
- 定価(円):106,000
まとめ
以上ダイワのひとつテンヤマダイに使えるスピニングリール9種類を紹介してきました。
とにかく安いリール、値段が手ごろかつ高性能なコスパに優れるリール、コスパ無視の最強リール…それぞれ個性をもったいろんなリールがありました。
セールで格安で販売されてる!などがない限り、正直選択する理由がないようなモデルが古いリールなんかもあったり。
じゃあ元に戻ってどのリールがオススメなんだ!ってことで最後にマイボ!調べによるコスパ優秀リールランキングを発表したいと思います。
いろいろ調べたり比較したりするのがメンドクサイ!そんな方はこのランキングの中から選んどけば間違いなしでしょう!たぶん!
コスパ優秀リール第3位 カルディア
「ZAION V」×「モノコックボディ」で軽量かつ高剛性、高耐久。
数年前だったら最上位モデル!と言われてもおかしくないようなスペックを持ちながら約2万円という手ごろな価格でコスパ優秀リール第3位に。
コスパ優秀リール第2位 レガリス
軽量かつ高剛性な「ZAION V」製のボディ、ローターに「エアドライブデザイン」や「ATD TYPE-L」など最新機構も採用され約10,000円という破格で第2位に選出。
コスパ優秀リール第1位 レグザ
個人的コスパ最強スピニングリールは2023年発売の「レグザ」。
「エアドライブデザイン」や「ATD TYPE-L」などは2位の「レガリス」同様ですが、「レグザ」はさらにアルミボディで高剛性、「マグシールド」で高耐久。
これだけの性能で20,000円を切る価格ですから、文句なしコスパ最強リールかと。
不意の大物がヒットする可能性もあるひとつテンヤマダイにおいて、剛性や強度、耐久性はかなり重要ですからね!
たくさんの種類があって違いが分かりにくいダイワのスピニングリールですが、ひとつテンヤマダイ用としてのリール選びの参考になれば幸いです!