ひとつテンヤ

シマノの一つテンヤマダイロッド「エンゲツ」全5種まとめ。

mybo
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シマノの一つテンヤマダイロッド「エンゲツ」

釣り人A
釣り人A

シマノのひとつテンヤマダイロッドを買おうと思ってるんだけど、いっぱいあってイマイチ違いが分からない

釣り人B
釣り人B

予算はそこまでかけられないけど、できるだけコスパがイイのが欲しい

シマノのひとつテンヤマダイロッドと言えば「炎月」シリーズ

予算が許されるならとにかく上位モデルを選択するのがイイのはもちろんですが、そこまでコストをかけられない方も多いハズ。

そこでモデルによって「どれぐらい金額が違って、性能的にどう違うの?」という部分を比較しながら「エンゲツ一つテンヤマダイ」シリーズをまとめてみました。

購入してから「オーバースペックだった…」「やっぱり上位モデルにしとけばよかった…」なんてことが無いよう、自分に合った一つテンヤマダイロッド選びの参考になれば幸いです!

最後のまとめ部にコスパ優秀モデルも選んでますので、長文読むのメンドくせーって方は飛ばしてみてね♪

エンゲツBBエンゲツSSエンゲツXRエンゲツ
エクスチューン
エンゲツ
リミテッド
ハイパワーX
スパイラルX
スパイラルX
コア
ナノピッチ
カーボンモノコック
グリップ
カーボンシェルグリップ
アルティメット
ブランクスデザイン
Xガイド
ハイパーノンコンタクト
※スピニングモデルのみ
タフテック(α)
タフテック∞
エキサイトトップ
自重106-122g109-148g105-142g104-109g102-108g
Amazon価格15,000円20,000円34,000円50,000円70,000円
シマノ「一つテンヤマダイ」シリーズスペック

ダイワの一つテンヤロッド「紅牙」シリーズも別記事にて紹介。

約15,000円「炎月 BB 一つテンヤマダイ」(2020年発売)

エンゲツBBエンゲツSSエンゲツXR
ハイパワーX
スパイラルX
スパイラルX
コア
ナノピッチ
カーボンモノコック
グリップ
カーボンシェルグリップ
アルティメット
ブランクスデザイン
Xガイド
ハイパーノンコンタクト
※スピニングモデルのみ
タフテック(α)
タフテック∞
エキサイトトップ
自重106-122g109-148g105-142g
Amazon価格15,000円20,000円34,000円
シマノ「一つテンヤマダイ」シリーズスペック

炎月 一つテンヤマダイ BBの特徴

ポイント

「ソフチューブトップ」でキャストやアクションしやすい+軽量+感度も良し!

「ソフチューブトップ」とはチューブラー構造の穂先で高感度かつ、ソリッドティップ並みのしなやかさも併せもった穂先のこと。

バット部分にはそれなりに強さを持たせているので正確なキャスティングがしやすく、またしなやかなで高感度な穂先で小さなアタリをキャッチしていくことが可能になります。

ポイント

グラス割合多めでバレにくい!

「炎月BB一つテンヤマダイ」はカーボン割合が約87%、残りがグラス素材で上位モデルと比べるとグラス割合多め

グラスロッドと言えば、反発力が低くアクションしにくい、感度が悪い、自重が重い、などのデメリットがある反面、アタリに対して追従性があり乗せやすくバラシにくい、というメリットもあります。

ポイント

強化構造「ハイパワーX」でネジレを抑制、操作性アップ

20モデルからカーボンテープをクロス状に締め上げる技術「ハイパワーX」が新たに採用されました。

アクション、キャスト、ファイト時などロッドに負荷がかかった時にネジレを抑制することで、しっかりとパワーを伝えられることでロッド本来の性能を引き出しやすく、操作性がアップします。

ポイント

ベイトモデルが新登場!

ひとつテンヤマダイといえばキャスティング性能や、抵抗少く素早くフォールできる、またドラグ性能が比較的良いということでスピニングタックルを使うのが従来からのスタンダード。

しかし最近では逆にベイトの良さを活かして一つテンヤを攻略するためにベイトモデルも登場し始めました。

ベイトの良さとはフォール時のアタリを拾いやすかったり、フォールスピードをコントロールしやすいといった、主にフォールアクションを活かせるということ。

まいぼ
まいぼ

ひとつテンヤマダイにおいてフォールアクションは釣果を左右する重要な要素であるため、ベイトタックルを使用するのは理にかなっているともいえますね

例えば潮流が緩い場面で底付近をネチネチ誘ったり、一定のフォールスピードに反応があるときなど、ベイトならではの攻略ができる場面も多々あるでしょう。

注意点

感度や軽量化などのための技術は少なめ

上位モデルに搭載されている軽量化のための「CI4+」や高強度の「スパイラルX」「タフテック」、また高感度の「エキサイトトップ」などの最新技術が「炎月一つテンヤマダイBB」にはほとんど使われていません。

まいぼ
まいぼ

自重に関しては上位モデル見ると重く感じるけど約120gは十分軽量の部類かな

炎月BB一つテンヤマダイ」まとめ
  • 安価ながら最低限以上の性能でコスパよし
  • グラス割合多いメリットを活かして乗せと掛けの一つテンヤを楽しめる
  • ベイトモデルもあり

「ソフチューブトップ」により最低限の感度や操作性は確保、またグラス割合が多めということで粘りがありバラシにくい、そして何より安い!という良さを持ったロッド。

さらに20モデルから「ハイパワーX」が採用されたり、ベイトモデルも新登場したりでさらにコスパもアップ

初心者の方の1本としてやサブロッドとして、また活性が高い時メインに一つテンヤマダイをしたいって方には十分以上の性能を持っているでしょう。

炎月 一つテンヤマダイ BBのラインアップ

品番タイプ全長(m)自重(g)錘負荷(号)
235Mスピニング2.351062-12
235MHスピニング2.351153-15
250MHスピニング2.51213-15
235Hスピニング2.351194-20
235HHスピニング2.351205-25
B235Hベイト2.351224-20

シマノの一つテンヤマダイ用ロッドとしては最安のモデルで全長や硬さの異なる6種類(うち1種類はベイトモデル)のラインアップ。

幅広い状況でオールマイティに使えるのは「235MH」。

235MH

  • 先調子(7:3)
  • 全長(m):2.35
  • 自重(g):115
  • 先径(mm):1.4
  • オモリ負荷(号):3-15
  • カーボン含有率(%):87.3
  • 定価:18,200円

約20,000円「炎月 一つテンヤマダイ SS」(2021年発売)

エンゲツBBエンゲツSSエンゲツXR
ハイパワーX
スパイラルX
スパイラルX
コア
ナノピッチ
カーボンモノコック
グリップ
カーボンシェルグリップ
アルティメット
ブランクスデザイン
Xガイド
ハイパーノンコンタクト
※スピニングモデルのみ
タフテック(α)
タフテック∞
エキサイトトップ
自重106-122g109-148g105-142g
Amazon価格15,000円20,000円34,000円
シマノ「一つテンヤマダイ」シリーズスペック

炎月 一つテンヤマダイ SSの特徴

ポイント

「タフテックα」採用で高感度&自然に食わせる!

カーボンソリッド穂先の「タフテックα」(240M)「タフテック」(240M以外)を採用。

タイラバロッドではおなじみの技術ですが、高強度、高感度かつアタリに対して自然に食いこませることを得意とします。

ポイント

「ハイパワーX」×「スパイラルX」で重量そのままで剛性アップ!

従来縦方向だったシートの内層、外層に斜め方向のカーボンテープで巻く「スパイラルX」が追加されたことでネジレやつぶれに対して強くなり、強度や剛性がアップ

さらに構造を変えただけなので重量も上がることなくキープ。

ポイント

「CI4+」リールシートで軽量&高強度!

シマノ自慢の高強度、軽量カーボン素材「CI4+」がリールシート部に採用。

これらの技術により下位モデル「炎月BB一つテンヤマダイ」と比べて10g以上軽量化されています。

軽量、高強度からの高感度も実現しており、下位モデルではとれない小さなアタリも感知しやすくなってます。

ポイント

「ハイパーノンコンタクトⅡ」でスムーズにフォール!

ロッドの表面に特殊塗装を施すことでPEラインがベタ付くのを防ぎ、よりスムーズにフォールさせることができる、というちょっとした新機能。

まいぼ
まいぼ

ちなみにコレは最上位モデルまで共通して採用されてます

ポイント

「ソリッド交換サービス」で穂先が折れても交換してもらえる!

ラインや仕掛けを穂先に絡ませてしまうと簡単に折れてしまうという宿命の、先径が極細のひとつテンヤロッド。

そんな時もこの「ソリッド交換サービス」対応ロッドのため、穂先が折れても交換してもらうことができるので安心ですね

金額はモデルにもよりますが、大体1万円ほど。

ベイトモデル(B230HH)は「Xシート エクストリームガングリップ」でパーミング性大幅アップ!

ベイトモデル(B230HH)では右巻き、左巻き専用モデルに分かれており、パーミング負荷分散や巻き取りのブレ縮小などが統計上圧倒的に改善、手首に負担がかからないよう最適化されたグリップ形状。

簡単にいうとロッド操作が楽で疲れにくいブレにくく巻きやすいパワーロスなくファイトできる、などの効果があります。

まいぼ
まいぼ

実際使ってみるととにかく握りやすく、リーリングが楽で疲れにくい!

「B235MH+」「B240H」は「Xシートフロントトリガー」で操作性アップ!

シマノベイトモデルおなじみで左右専用設計の「Xシートエクストリームガングリップ」と異なり、「Xシートフロントトリガー」は左右共通、さらにトリガーをリールシート前方に配置。

これにより人差し指だけ、または中指をトリガーにかけ人差し指でリールを支える、といった握り方ができるようになることで、キャストやアクションなど操作性がさらにアップ

かつ手のひらや指にかかる負担の軽減にもつながっています。

炎月一つテンヤマダイSSまとめ
  • 「CI4+」「ハイパワーX」「スパイラルX」で軽量化と高強度化
  • 「ソリッド交換サービス」で穂先が折れても安心
  • 本格的にひとつテンヤマダイするなら最低限以上のロッド

「炎月BB一つテンヤマダイ」から約5,000円アップで軽量化+高強度化+高感度のための「CI4+」と「スパイラルX」などが追加

「ひとつテンヤマダイを本格的にやっていきたい!」「渋い状況に少しでも小さなアタリを感知してヒットさせたい!」って方は「BB」より「SS」がオススメ。

炎月 一つテンヤマダイ SSのラインアップ

品番タイプ/穂先グリップ全長(m)自重(g)錘負荷(号)
240Mスピニング
タフテックα
パーフェクション
シート
2.251101.5-12
240MHスピニング
タフテック
パーフェクション
シート
2.41132-15
225MH+スピニング
タフテック
パーフェクション
シート
2.251092-18
240MH+スピニング
タフテック
パーフェクション
シート
2.41132-18
240Hスピニング
タフテック
パーフェクション
シート
2.41143-20
240HHスピニング
タフテック
パーフェクション
シート
2.41154-25
B240MH+ベイト
タフテック
Xシート
フロントトリガー
2.41192-18
B240Hベイト
タフテック
Xシート
フロントトリガー
2.41213-20
B240HH/RorLベイト
タフテック
Xシート
エクストリーム
ガングリップ
2.41484-25

スピニング6種類、ベイト3種類の計9種類のラインアップ。

幅広い状況でオールマイティに使えるオススメは「240MH」。

240MH

  • 7:3調子
  • 全長(m):2.40
  • 自重(g):113
  • 先径(mm):0.9
  • オモリ負荷(号):2-15
  • カーボン含有率(%):99.5
  • 定価:29,800円

約34,000円「エンゲツ XR 一つテンヤマダイ」(2022年発売)

エンゲツSSエンゲツXRエンゲツ
エクスチューン
ハイパワーX
スパイラルX
スパイラルX
コア
ナノピッチ
カーボンモノコック
グリップ
カーボンシェルグリップ
アルティメット
ブランクスデザイン
Xガイド
ハイパーノンコンタクト
※スピニングモデルのみ
タフテック(α)
タフテック∞
エキサイトトップ
自重109-148g105-142g104-109g
Amazon価格20,000円34,000円50,000円
シマノ「一つテンヤマダイ」シリーズスペック

エンゲツ XR 一つテンヤマダイの特徴

ポイント

「スパイラルX」がさらに進化した「スパイラルXコア」採用!

「炎月一つテンヤマダイSS」から使用されていた「スパイラルX」という強度を上げる技術が進化し「スパイラルXコア」に。

高強度樹脂カーボンテープを使用することで、「スパイラルX」よりネジリ強度10%、つぶれ強度15%アップしています。

ポイント

しなやか、高強度ソリッド穂先「タフテック∞(インフィニティ)」

「タフテックα」からしなやかかつ高感度のソリッド穂先の「タフテック∞」に進化。

一般的なソリッドに対して巻き込み強度3倍、巻き込み量5倍を実現したとか。と言われてもイマイチピンと来ないと思うので是非以下の動画で。

(※SHIMANO TV公式チャンネルより)

「イソリミテッド」という磯竿ですから「ENGETSU一つテンヤマダイ」とは曲がり方が異なるかもしれませんが、途中から「いやっ、もうやめて!」ってなるぐらいぐにゃぐにゃに曲がってます(笑)

ポイント

「カーボンモノコックグリップ」でモーレツ感度を実現!

リアグリップがカーボン一体成型の中空構造にすることで軽量化と感度アップ

穂先が軽いほど感度がイイというのは定説ではありましたが、ついにリアグリップまで手をつけたようで、その結果シマノによると「猛烈な」感度を得ることができたとのこと。

まいぼ
まいぼ

モーレツな感度…ぜひ体験してみたいですね…

ポイント

「Xガイド」で軽量化+高感度+操作性アップ+ライントラブル減少!

小さくて軽い、そして強いガイド「Xガイド」搭載でライントラブル減少

さらに軽量化高感度操作性アップ仕掛け落下もスムーズなどイイことずくめ。

まいぼ
まいぼ

特にPEラインが穂先に絡みがちな激しいアクションを入れる釣り方の場合、「Xガイド」の優位性が感じやすいでしょう

エンゲツ XR 一つテンヤマダイまとめ

「炎月一つテンヤマダイSS」に以下追加

  • 「カーボンモノコックグリップ」
  • 「スパイラルXコア」
  • 「タフテック∞」
  • 「Xガイド」

「炎月一つテンヤマダイSS」と比べると以上のような最新技術により、主に強度や感度がアップ

実売価格約14,000円アップでこれだけの技術が追加されているので、コスパはかなりイイかと。

エンゲツ XR 一つテンヤマダイのラインアップ

品番タイプ/穂先グリップ全長(m)自重(g)錘負荷(号)
230MH+CASTスピニング
ハイパワーXソリッド
パーフェクション
シート
2.31064-18
245Mスピニング
タフテック∞ソリッド
パーフェクション
シート
2.451051.5-12
245M/MH+スピニング
タフテック∞ソリッド
パーフェクション
シート
2.451071-12
240MHスピニング
タフテック∞ソリッド
パーフェクション
シート
2.41052-15
235MH+スピニング
タフテック∞ソリッド
パーフェクション
シート
2.351052-18
230Hスピニング
タフテック∞ソリッド
パーフェクション
シート
2.31053-20
225HHスピニング
タフテック∞ソリッド
パーフェクション
シート
2.251054-25
B235MH+ベイト
タフテック∞ソリッド
Xシート
フロントトリガー
2.351152-18
B230H/RorLベイト
タフテック∞ソリッド
Xシート
エクストリーム
ガングリップ
2.31423-20

スピニングモデル7種とベイトモデル2種、計9種類のラインアップ。

いろんな状況や水深など幅広く使えるオススメは「240MH」。

240MH

  • 全長(m):2.4
  • 自重(g):105
  • 先径(mm):0.9
  • オモリ負荷(号):2-15
  • カーボン含有率(%):98.9
  • 定価:47,700円

約50,000円「エンゲツ エクスチューン 一つテンヤマダイ」(2023年発売)

エンゲツXRエンゲツ
エクスチューン
エンゲツ
リミテッド
ハイパワーX
スパイラルX
スパイラルX
コア
ナノピッチ
カーボンモノコック
グリップ
カーボンシェルグリップ
アルティメット
ブランクスデザイン
Xガイド
ハイパーノンコンタクト
※スピニングモデルのみ
タフテック(α)
タフテック∞
エキサイトトップ
自重105-142g104-109g102-108g
Amazon価格34,000円50,000円70,000円
シマノ「一つテンヤマダイ」シリーズスペック

エンゲツ エクスチューン 一つテンヤマダイの特徴

ポイント

「ナノピッチ」でより高強度化!

「ナノピッチ」は成型テープのラッピングを細かいピッチで施すことで強度を上げる技術

デザインも上質。

ポイント

「エキサイトトップ」で目感度、手感度さらにアップ!

もともと数十万円するような鮎竿や渓流竿などに採用されていた「エキサイトトップ」がひとつテンヤマダイロッドにも登場。

「タフテック∞」と合わせて強度を保ちながら、手感度、目感度ともに優れる穂先になっています。

エンゲツエクスチューン一つテンヤマダイ まとめ

「エンゲツ XR 一つテンヤマダイ」に以下追加で約15,000円~20,000円アップ

  • 「ナノピッチ」
  • 「エキサイトトップ」

感度、強度、軽量化などひとつテンヤマダイに重要な要素全般を強化させる技術がこれでもか!と言わんばかりに採用されています。

金額もかなり高価価格帯になるわけですが、新型で最新技術いろいろ採用されてる「エンゲツ XR 一つテンヤマダイ」の登場によりコスパは下がってしまった感

とはいえ、「1日にアタリが1度あるかないか…という渋い状況を攻略したい!」「同船者より1匹でも多くの魚のアタリを獲りたい、釣りたい!」そんな願いを叶えてくれるであろう、一つテンヤマダイを極めるなら是非導入したいロッド

エンゲツ エクスチューン 一つテンヤマダイのラインアップ

品番タイプ/穂先グリップ全長(m)自重(g)錘負荷(号)
245Mスピニング
タフテック∞
パーフェクション
シート
2.451071.5-12
240MHスピニング
タフテック∞
パーフェクション
シート
2.41062-15
235MH+スピニング
タフテック∞
パーフェクション
シート
2.351052-18
230Hスピニング
タフテック∞
パーフェクション
シート
2.31043-20
B235MH+ベイト
タフテック∞
Xシート
フロントトリガー
2.351092-18

スピニングモデル4種、ベイトモデル1種の計5種類のラインアップ。

「MH+」という「MH」と「H」の中間ほどの硬さのモデルや、積極的に掛けていく釣りを得意とする8:2の先調子モデルなどのラインアップで、より自分の釣り方にマッチしたロッド選択ができるようになった。

幅広い状況でオールマイティに使えるオススメモデルは「240MH」。

240MH

  • 7:3調子
  • 全長(m):2.40
  • 自重(g):106
  • 先径(mm):0.9
  • オモリ負荷(号):2-15
  • カーボン含有率(%):98.6
  • 定価:59,700円

約70,000円「エンゲツ リミテッド 一つテンヤマダイ」(2021年発売)

エンゲツXRエンゲツ
エクスチューン
エンゲツ
リミテッド
ハイパワーX
スパイラルX
スパイラルX
コア
ナノピッチ
カーボンモノコック
グリップ
カーボンシェルグリップ
アルティメット
ブランクスデザイン
Xガイド
ハイパーノンコンタクト
※スピニングモデルのみ
タフテック(α)
タフテック∞
エキサイトトップ
自重105-142g104-109g102-108g
Amazon価格34,000円50,000円70,000円
シマノ「一つテンヤマダイ」シリーズスペック

エンゲツ リミテッド 一つテンヤマダイの特徴

ポイント

「アルティメットブランクスデザイン」で強度とパワーアップ!

ティップ、ベリー、バット各セクションに理想的な素材を適所に配置する「アルティメットブランクスデザイン」という設計技術により高強度化とパワーアップ、かつ軽量化

主にバスロッドに採用されている技術ですが、これをひとつテンヤマダイロッドに応用することで究極に理想的な調子を実現。

ポイント

「カーボンシェルグリップ」でさらに軽量・高感度(スピニングモデルで

スピニングモデルは「カーボンシェルグリップ」を採用。

グリップ部をカーボンのみの中空構造にすることで、軽量化高感度化につながっています。

エンゲツエクスチューン一つテンヤマダイ まとめ
  • 「エンゲツエクスチューン一つテンヤマダイ」に「アルティメットブランクスデザイン」追加
  • スピニングモデルは「カーボンシェルグリップ」採用
  • その他には数グラムの軽量化で実売価格差は約20,000円

シマノの一つテンヤマダイロッド最高峰モデルということであらゆる技術が投入されています。

これにより軽量性、感度、強度、操作性などすべてにおいて最高レベルといえるモデルですが、ネックはやはり価格で下位モデルの「エンゲツエクスチューン一つテンヤマダイ」から一気に20,000円のアップ。

しかし一つテンヤマダイの究極形を目指すのであれば、このロッドしかないのでは!

エンゲツ リミテッド 一つテンヤマダイのラインアップ

品番タイプ/穂先グリップ全長(m)自重(g)錘負荷(号)
240MHスピニング
タフテック∞
パーフェクション
シート
2.41022-15
235MH+スピニング
タフテック∞
パーフェクション
シート
2.351022-18
230Hスピニング
タフテック∞
パーフェクション
シート
2.31023-20
B235MH+ベイト
タフテック∞
Xシート
フロントトリガー
2.351082-18

スピニングモデル3種、ベイトモデル1種の計4種類のラインアップ。

オールラウンドに使えるオススメモデルは「240MH」。

240MH

  • 7:3調子
  • 全長(m):2.40
  • 自重(g):102
  • 先径(mm):0.9
  • オモリ負荷(号):2-15
  • カーボン含有率(%):98.1
  • 定価:85,300円

まとめ

シマノの「炎月ひとつテンヤマダイ」ロッド各モデルの比較をしてきました。

上位モデルになるにつれて金額もアップしてきますが、あわせて「軽量化」「感度」「強度」「操作性」…などの性能もアップ。

やはり上位モデルほど高性能なためオススメではありますが、下位モデルのロッドでも最低限の一つテンヤマダイを楽しむには十分以上の性能も持っています。

重要なのは「自分がどんな釣りをしたいのか?」ということだと思いますが、それが「究極のひとつテンヤマダイを目指して極小さなアタリを掛けにいく釣りをしたい!」なのか「ベイトタックルで攻撃的にアクションしたい!」や「活性が高い時にそれなりに釣れればイイ」…などによってロッドの選択の仕方は変わってくると思います。

本記事が最適なロッド選びの参考になれば幸いです。

ABOUT ME
まいぼ
まいぼ
なんでも釣り師
船も陸も、ルアーもエサもOK、なんでも釣り師。

釣りの種類が多すぎて専用タックル揃えられないのが悩み。

人が多い有名ポイントで釣果にこだわるより、釣れなくてものんびーり釣りしたい派。
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