シマノとダイワのエリアトラウトロッド6シリーズを比較!

1万円ちょっとのロッドと2万円のロッドって、何がそんなに違うんですか?

シマノのSULとダイワのUL、結局どっちが柔らかいのか分からない…
取り上げるのは、シマノのトラウトライズ・トラウトワン AS・カーディフ AXと、ダイワのトラウト X AT・イプリミ・プレッソ MXの6シリーズです。
6シリーズを定価で見ると、1万円前後・2万円前後・3万円台の3段に、両社が1シリーズずつ入ります。
6フィート(1.83m)のスピニングでいちばん軽い番手どうしを比べると、1万円前後から2万円前後に上がるところで13〜16g軽くなり、3万円台に上げても1〜2gしか変わりません。

パワー表記の読み違いは、メーカーをまたいで買い足すときほど起きやすいですね
この記事でわかること
- シマノのSUL・ダイワのULなど、メーカーで違うパワー表記をルアー重量で読み替える方法
- 通い込み・2本目・1本目の3つの場面で、同じ価格帯のシマノとダイワのどちらを選ぶか
- 6シリーズ全53番手の全長・自重・ルアー重量・適合ライン・定価
- 1万円前後から3万円台まで上げたとき、自重がどこまで変わるか
- 大型が入る釣り場で選びたい番手
1本目でも2本目でも、迷ったらダイワのイプリミ 62ULから考えると決めやすいです。
全長1.88mで自重68g、ルアー重量0.6〜3g、定価は17,000円(税抜)。
同じ2万円前後の帯にいるシマノ トラウトワン ASより3,800円安く、6フィートの番手どうしでも3〜4g軽い数字です。
ガイドはステンレスフレームのオールSiC Kガイドで、細いナイロンやエステルでも糸絡みのトラブルが起きにくい作り。
スプーン中心で始める人が、腕が上がってからも手元に残しておける1本です。
トラウトワン ASとどこが違うかは、2本目の章に書いてます。
シマノとダイワを比べるときに見る3項目

エリアトラウトロッドのカタログは、メーカーによって読み方が少しずつ違います。
- ルアー重量:XUL・SUL・UL・Lといったパワー表記はメーカーごとに刻みが違うため、シリーズをまたいで比べられるのはこの数字だけ
- 自重:長さが違うと比べられないので、同じ全長の番手どうしで見る。6シリーズの1.83mのスピニングは63〜86g
- 長さ:各シリーズの中心は6フィート〜6フィート2インチ(1.83〜1.88m)。広い池で沖を狙う番手は6フィート3インチ〜6フィート6インチ
いちばん紛らわしいのがパワー表記ですね。
たとえばシマノ トラウトワン ASのS60SULはルアー重量0.5〜4.5g、ダイワ イプリミの62ULは0.6〜3gです。
名前だけ見るとULのほうが強そうに読めますが、背負えるルアーの上限はシマノのSULのほうが1.5g重いわけです。
逆にダイワのXXULやXULを、シマノのXULと同じ柔らかさだと思い込むのも危なくて、名前が同じでも中身は一致しません。
シリーズをまたぐときはアルファベットを見ずに、ルアー重量の上限と下限を比べると迷いにくくなります。

パワー表記は「そのシリーズの中での硬さの順番」くらいに思っておくと楽ですね
月に何度も通う人の3万円台|シマノ カーディフ AX × ダイワ プレッソ MX
定価はカーディフ AXが30,900〜32,300円、プレッソ MXが29,300〜31,300円(どちらも税抜)。
同じ1.88mのカーディフ AX S62SULとプレッソ MX 62Lは、自重がどちらも67gでした。
重さでは決着がつかないので、違いを見るならガイドとグリップ、それに番手のそろえ方です。
シマノ カーディフ AX
| ブランクス | スパイラルX/ハイパワーX |
| 穂先 | ソフチューブトップ |
| ガイド | 大口径トップガイド/チタンATガイド(スピニングモデルの元上上〜元ガイド) |
| リールシート | スリムエアシートCI4+(スピニング)/ファイティンググリップ TypeR(ベイト) |
| 継ぎ方式 | インロー |
| 番手数 | 9(スピニング7・ベイト2) |
| モデル | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 適合ライン(ナイロン) | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|---|
| S62XUL-F | 1.88m | 65g | 0.4〜3.5g | 1〜3lb | 30,900円 |
| S60SUL-FF | 1.83m | 66g | 0.5〜4.5g | 1.5〜4lb | 31,200円 |
| S62SUL | 1.88m | 67g | 0.5〜4.5g | 1.5〜4lb | 31,500円 |
| S66SUL | 1.98m | 69g | 0.5〜4.5g | 1.5〜4lb | 31,900円 |
| S60UL-FF | 1.83m | 69g | 0.7〜6g | 1.5〜6lb | 31,600円 |
| S62UL | 1.88m | 69g | 0.7〜6g | 1.5〜6lb | 31,800円 |
| S66UL | 1.98m | 70g | 0.7〜6g | 1.5〜6lb | 32,200円 |
| B60UL | 1.83m | 89g | 1.5〜6g | 2〜6lb | 31,500円 |
| B64L | 1.93m | 93g | 1.5〜8g | 2〜8lb | 32,300円 |
カーディフ AXはトップガイドを大口径にして、厳冬期に起きやすいガイドの凍結トラブルを減らす設計になっています。
6シリーズの公式説明を読み比べて、凍結対策まで書いてあったのはこのシリーズだけでした。
エリアトラウトの繁忙期は冬なので、氷点下の朝から竿を出す人ほど効いてくる装備です。
S60SUL-FFはミノーやトップ、スプーンのシェイキング、S60UL-FFは大型ミノーやダート系プラグと、どちらも竿先で細かく動かす釣りに向けた番手です。
S62XUL-Fは2.5gクラスまでのスプーンと小型プラグ向けで、ルアー重量の下限が0.4gまで下がります。
巻きの釣りを1本でこなすならS62SUL、5g級のスプーンや巻き抵抗の強いプラグまで使うならS62ULという分け方で十分です。
B60ULとB64Lの2本があり、B64Lはルアー重量1.5〜8g・ナイロン2〜8lbまで対応します。
自重はB60ULが89gで、同じ1.83mのスピニングS60SUL-FF(66g)より23g重くなります。

寒い地域の釣り場に通う人なら、トップガイドの大きさだけでも選ぶ理由になりますね。
ダイワ プレッソ MX
| ブランクス | X45/V-JOINT/HVFカーボン |
| 穂先 | MEGA TOP(55XUL-S・62L-Sのソリッドティップ) |
| グリップ | カーボンモノコックリアグリップ |
| リールシート | エアセンサーシート(トラディショナル) |
| 監修 | 和田浩輝(55XUL-Sは高田達也) |
| 番手数 | 10(すべてスピニング) |
| モデル | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 適合ライン(ナイロン) | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|---|
| 60UL | 1.83m | 63g | 0.4〜3g | 1.5〜3lb | 29,300円 |
| 62UL+-E | 1.88m | 66g | 0.4〜3g | 1〜3lb | 29,800円 |
| 62L | 1.88m | 67g | 0.6〜4g | 1.5〜5lb | 29,800円 |
| 62L-S | 1.88m | 67g | 0.6〜4g | 1.5〜4lb | 30,800円 |
| 62ML | 1.88m | 67g | 0.6〜5g | 2〜5lb | 30,300円 |
| 62MLF | 1.88m | 67g | 0.6〜4g | 1.5〜5lb | 30,300円 |
| 55XUL-S | 1.65m | 62g | 0.4〜3g | 1.5〜3lb | 30,300円 |
| 62MF | 1.88m | 70g | 1〜6g | 2〜6lb | 30,800円 |
| 62MHF | 1.88m | 71g | 2〜10g | 2〜8lb | 30,800円 |
| 66ML | 1.98m | 70g | 1〜6g | 2〜6lb | 31,300円 |
2026年の新アイテムとして、ショートソリッドの55XUL-S、浮上系ミノーと相性のいい62MF、パワーモデルの62MHF、6フィート6インチの66MLが加わりました。
62MHFはルアー重量2〜10g・ナイロン2〜8lb。
上限10gは、トラウト X ATの60L・Nと並んで6シリーズのスピニングでいちばん重い数字です。
反対に60ULは1.83mで63g。
6シリーズの1.83mの番手では最軽量です。
カーボンモノコックリアグリップはダイワが「初採用」とうたう装備で、感度と扱いやすさの両方を狙った構造です。
リールシートは上位のPRESSO LTD AGSと同じエアセンサーシートのトラディショナルタイプ。
セパレートグリップのカーディフ AXとは、握ったときの印象がかなり変わるところですね。

同じ67gなら、あとは店で握って決めるのがいちばん後悔が少ないと思います
スプーン用とプラグ用を分けたくなる2本目|シマノ トラウトワン AS × ダイワ イプリミ
1本目で釣りに慣れてくると、マイクロスプーン用とクランク・ミノー用で竿を分けたくなってきます。
定価はトラウトワン ASが20,600〜21,600円、イプリミが16,500〜18,700円(どちらも税抜)。
定価はイプリミのほうが2,900〜4,100円安く、同じ1.83mの番手ではイプリミ60XULが64g、トラウトワン AS S60XULが68gと、軽さもイプリミが上回ります。

安くて軽いなら、イプリミ一択じゃないんですか?
数字だけならそうなるのですが、背負えるルアーの重さとベイトモデルの有無で話が変わってきます。
シマノ トラウトワン AS
| ブランクス | ハイパワーX |
| 穂先 | ソフチューブトップ |
| リールシート | エアフェクトシートCI4+(スピニング)/パーフェクションシートXT(ベイト) |
| グリップ | セパレート |
| 番手数 | 7(スピニング5・ベイト2) |
| モデル | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 適合ライン(ナイロン) | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|---|
| S60XUL | 1.83m | 68g | 0.4〜3.5g | 1〜3lb | 20,600円 |
| S60SUL | 1.83m | 71g | 0.5〜4.5g | 1.5〜4lb | 20,800円 |
| S63SUL | 1.91m | 74g | 0.5〜4.5g | 1.5〜4lb | 21,000円 |
| S60UL | 1.83m | 74g | 0.7〜6g | 1.5〜6lb | 21,000円 |
| S63UL | 1.91m | 77g | 0.7〜6g | 1.5〜6lb | 21,300円 |
| B60UL | 1.83m | 87g | 1.5〜6g | 2〜6lb | 21,000円 |
| B66L | 1.98m | 94g | 1.5〜8g | 2〜8lb | 21,600円 |
トラウトワン ASは、キャスト時の竿ブレとファイト時のパワーロスを抑えるハイパワーXをブランクスに入れた、シマノのベーシックシリーズです。
穂先はチューブラーにしなやかさを持たせたソフチューブトップで、ついばむような短いアタリを弾きにくくしてあります。
S60SULとS63SULはルアー重量0.5〜4.5g、S60ULとS63ULは0.7〜6g。
イプリミの定番62ULは上限3g。
重めのスプーンやプラグまで1本で回すなら、トラウトワン ASのほうが守備範囲は広くなります。
B60ULとB66Lの2本は定価21,000円と21,600円。
6シリーズでベイトモデルを持つのはトラウトワン ASとカーディフ AXだけで、カーディフ AXは3万円台に入ります。
スピニングモデルのリールシートは、シマノのワールドシャウラにも使われているエアフェクトシートCI4+です。
ベイトでエリアトラウトを始めてみたい人が、いちばん手を出しやすいのはこのシリーズ。
ダイワ イプリミ
| ブランクス | ブレーディングX(バットセクション) |
| ガイド | ステンレスフレーム オールSiC Kガイド |
| リールシート | TVSシート |
| 番手数 | 10(すべてスピニング) |
| モデル | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 適合ライン(ナイロン) | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|---|
| 56XXUL-S | 1.68m | 59g | 0.4〜2.5g | 1.5〜3lb | 16,500円 |
| 60XUL | 1.83m | 64g | 0.6〜3g | 1.5〜3lb | 17,000円 |
| 60XUL-4 | 1.83m | 64g | 0.6〜3g | 1.5〜3lb | 17,500円 |
| 62XUL | 1.88m | 67g | 0.6〜3g | 1.5〜3lb | 17,000円 |
| 62UL | 1.88m | 68g | 0.6〜3g | 1.5〜3lb | 17,000円 |
| 62L | 1.88m | 68g | 0.6〜3g | 1.5〜3lb | 17,000円 |
| 62ML | 1.88m | 70g | 0.8〜5g | 2〜6lb | 17,000円 |
| 64ML | 1.94m | 78g | 1.5〜7g | 2〜6lb | 18,000円 |
| 65L-S | 1.96m | 69g | 0.8〜5g | 2〜6lb | 18,500円 |
| 66UL | 1.99m | 70g | 0.6〜3g | 1.5〜3lb | 18,700円 |
イプリミは、エリアトラウトをもっと楽しみたい人に向けたダイワのベーシックシリーズです。
黒いブランクにオレンジの差し色で、上位のプレッソの流れを汲むデザインになっています。
子どもでも振りやすい5フィート6インチの56XXUL-Sから、仕舞50cmになる4ピースの60XUL-4、沖を狙う1.99mの66ULまで10番手。
ミノーイング向けの64MLはルアー重量1.5〜7gで、元径8.4mmとシリーズでいちばん太いバットを持っています。
定番の62ULと62Lは、どちらもルアー重量0.6〜3g・ナイロン1.5〜3lbで、数字の上ではほぼ同じ枠です。
3gを超えるスプーンやプラグを多く使うなら、62ML以上を選ぶ必要があります。
トラウトワン ASのULが6gまで背負えるのと比べると、上限は割り切って低めに作られています。
レンタルタックルを卒業する1本目|シマノ トラウトライズ × ダイワ トラウト X AT
はじめて自分のロッドを買うなら、まず候補になるのは定価1万円前後のこの2シリーズです。
定価はトラウトライズが11,000〜13,000円、トラウト X ATが8,500〜12,600円(どちらも税抜)。
6フィートのオールラウンド番手どうしだと、トラウトライズS60SULが83gで12,500円、トラウト X AT 60UL・Nが81gで12,000円と、ほとんど同じ数字が並びます。
分かれ目は、ガイドと、両端の番手の作り方です。
シマノ トラウトライズ
| ガイド | Fuji Kガイド(全番手) |
| ブランクス | チューブラー(逆並継)/フルグラスソリッド(FS・ワンピース) |
| グリップ | ストレート |
| 番手数 | 7(すべてスピニング) |
| モデル | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 適合ライン(ナイロン) | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|---|
| S46SUL-FS | 1.37m | 99g | 0.6〜6g | 1.5〜4lb | 11,000円 |
| S50SUL-FS | 1.52m | 111g | 0.6〜6g | 1.5〜4lb | 11,500円 |
| S60XUL | 1.83m | 81g | 0.5〜4g | 1〜4lb | 12,300円 |
| S60SUL | 1.83m | 83g | 0.6〜6g | 1.5〜4lb | 12,500円 |
| S63SUL | 1.91m | 86g | 0.6〜6g | 1.5〜4lb | 12,800円 |
| S60UL | 1.83m | 86g | 1〜8g | 1.5〜6lb | 12,800円 |
| S63UL | 1.91m | 89g | 1〜8g | 1.5〜6lb | 13,000円 |
トラウトライズは2026年9月発売の新型で、全番手に上位機種でも使われているFuji Kガイドが付いています。
キャスト時の糸絡みを抑えるガイドで、細いラインを使うエリアトラウトでは効き目が分かりやすい装備です。
シマノ自身が、最初の1本に迷ったらSULを選べばいいと説明しているシリーズです。
S60SULとS63SULの適合ルアーは、3.5g前後までのスプーンが中心。
クランク・ミノー・トップ・ボトムプラグまで入っています。
S46SUL-FSとS50SUL-FSはワンピースのフルグラスソリッドで、自重は99gと111g。
6シリーズでいちばん重い2本ですが、曲げ込んでも破損しにくく、世代を問わず使い込める竿として作られています。
新型の発売時期や番手ごとの向き不向きは、トラウトライズ2026の全ラインナップ解説に書いてます。

子どもと一緒に行くなら、FSの折れにくさは値段以上の安心感がありますね。
ダイワ トラウト X AT
| ブランクス | ブレーディングX(バットセクション) |
| 穂先 | グラスソリッドティップ(40XUL・46XUL・50XULのみ) |
| 番手数 | 10(すべてスピニング) |
| モデル | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 適合ライン(ナイロン) | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|---|
| 40XUL・N | 1.22m | 74g | 0.8〜4g | 1.5〜4lb | 8,500円 |
| 46XUL・N | 1.38m | 78g | 0.8〜4g | 1.5〜4lb | 9,200円 |
| 50XUL・N | 1.52m | 82g | 0.8〜4g | 1.5〜4lb | 9,900円 |
| 56XUL・N | 1.68m | 76g | 0.8〜4g | 1.5〜4lb | 11,700円 |
| 56UL・N | 1.68m | 78g | 0.8〜7g | 2〜6lb | 11,700円 |
| 60XUL・N | 1.83m | 80g | 0.8〜4g | 1.5〜4lb | 12,000円 |
| 60UL・N | 1.83m | 81g | 0.8〜7g | 2〜6lb | 12,000円 |
| 60L・N | 1.83m | 82g | 1〜10g | 3〜8lb | 12,000円 |
| 63UL・N | 1.91m | 85g | 0.8〜7g | 2〜6lb | 12,300円 |
| 66UL・N | 1.99m | 86g | 0.8〜7g | 2〜6lb | 12,600円 |
トラウト X ATは、4フィートから6フィート6インチまで10番手をそろえたダイワのエントリーシリーズです。
4フィート・4フィート6インチ・5フィートの3本はグラスソリッドティップ。
冬の水上公園を使ったプールトラウトを主な舞台にしています。
反対の端にいる60L・Nはルアー重量1〜10g・ナイロン3〜8lbで、ミノーやプラグ、重めのルアーまで扱えます。
定価8,500円から始まるので、6シリーズでいちばん手を出しやすいのもこのシリーズ。
公式の説明にはガイドの記載がなく、Kガイドを前面に出すトラウトライズとはここで差がつきます。

近所の水上公園で冬だけやる、という人には40XUL・Nあたりの短さがちょうどいいかも
大型が入るポンドでは、どの番手を選ぶか
エリアトラウトは1g前後のルアーを細いラインで投げる釣りなので、基本は軽いタックルです。
ただ、同じ管理釣り場でも大型が放流されるポンドだと話が変わってきます。
軽さを取るか強さを取るかは、釣りの名前ではなく、相手の魚のサイズと投げるルアーの重さで決まると考えています。

「活性が高く釣果がでやすいコーホーサーモン」が4匹。ブラウントラウトが釣りたかった
— ちゃんま(@chanma_maibia)
広島県のフィッシャーリゾート庄原で、この日に釣れたのはコーホーサーモン4匹でした。
狙っていたのはブラウントラウトで、釣り場の案内板にはニジマスからイトウ、チョウザメまで14種類の魚が並んでいます。

エリアトラウトでターゲットの魚種を狙って釣り分けるのは、まだ私には難しい・・・。でも狙う水深とかアクションで、当日のサイズ傾向は出てきたりすることはある。深場の方がサイズ大きめ、とかね。
狙った魚種だけを釣り分けるのが難しい以上、ロッドは「その日に掛かるかもしれない大きいほうの魚」に合わせておくほうが安心です。
6シリーズで、大型や遠投を意識した番手はこのあたりになります。
| シリーズ | 番手 | 全長 | ルアー重量 | 適合ライン(ナイロン) | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|---|
| シマノ カーディフ AX | B64L | 1.93m | 1.5〜8g | 2〜8lb | 32,300円 |
| シマノ カーディフ AX | S66UL | 1.98m | 0.7〜6g | 1.5〜6lb | 32,200円 |
| ダイワ プレッソ MX | 66ML | 1.98m | 1〜6g | 2〜6lb | 31,300円 |
| ダイワ プレッソ MX | 62MHF | 1.88m | 2〜10g | 2〜8lb | 30,800円 |
| シマノ トラウトワン AS | B66L | 1.98m | 1.5〜8g | 2〜8lb | 21,600円 |
| ダイワ イプリミ | 64ML | 1.94m | 1.5〜7g | 2〜6lb | 18,000円 |
| シマノ トラウトライズ | S63UL | 1.91m | 1〜8g | 1.5〜6lb | 13,000円 |
| ダイワ トラウト X AT | 66UL・N | 1.99m | 0.8〜7g | 2〜6lb | 12,600円 |
| ダイワ トラウト X AT | 60L・N | 1.83m | 1〜10g | 3〜8lb | 12,000円 |
ダイワはプレッソ MXの66MLとトラウト X ATの66UL・Nを、大規模ポンドや大型のいる池で遠投する番手として説明しています。
シマノはトラウトライズのS63ULを「大物対応のパワーモデル」と位置づけていて、定価13,000円の帯にもこの選択肢があるのはありがたいところ。
大型の多い釣り場で1本目を使うつもりなら、SULではなく最初からULを選んでおくのも手ですね。

放流サイズ向けの柔らかい竿で大型が掛かると、寄せるまでに時間がかかって周りにも気を使うことになりますね
6シリーズの比較表
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| 3万円台 | 3万円前後 | 2万円台前半 | 1万円台後半 | 1万円台前半 | 1万円前後 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| シリーズ | シマノ カーディフ AX | ダイワ プレッソ MX | シマノ トラウトワン AS | ダイワ イプリミ | シマノ トラウトライズ | ダイワ トラウト X AT |
| 定価(税抜) | 30,900円 31,200円 31,500円 31,900円 31,600円 31,800円 32,200円 31,500円 32,300円 | 29,300円 29,800円 29,800円 30,800円 30,300円 30,300円 30,300円 30,800円 30,800円 31,300円 | 20,600円 20,800円 21,000円 21,000円 21,300円 21,000円 21,600円 | 16,500円 17,000円 17,500円 17,000円 17,000円 17,000円 17,000円 18,000円 18,500円 18,700円 | 11,000円 11,500円 12,300円 12,500円 12,800円 12,800円 13,000円 | 8,500円 9,200円 9,900円 11,700円 11,700円 12,000円 12,000円 12,000円 12,300円 12,600円 |
| 掲載番手 | S62XUL-F S60SUL-FF S62SUL S66SUL S60UL-FF S62UL S66UL B60UL B64L | 60UL 62UL+-E 62L 62L-S 62ML 62MLF 55XUL-S 62MF 62MHF 66ML | S60XUL S60SUL S63SUL S60UL S63UL B60UL B66L | 56XXUL-S 60XUL 60XUL-4 62XUL 62UL 62L 62ML 64ML 65L-S 66UL | S46SUL-FS S50SUL-FS S60XUL S60SUL S63SUL S60UL S63UL | 40XUL・N 46XUL・N 50XUL・N 56XUL・N 56UL・N 60XUL・N 60UL・N 60L・N 63UL・N 66UL・N |
| 全長 | 1.88m 1.83m 1.88m 1.98m 1.83m 1.88m 1.98m 1.83m 1.93m | 1.83m 1.88m 1.88m 1.88m 1.88m 1.88m 1.65m 1.88m 1.88m 1.98m | 1.83m 1.83m 1.91m 1.83m 1.91m 1.83m 1.98m | 1.68m 1.83m 1.83m 1.88m 1.88m 1.88m 1.88m 1.94m 1.96m 1.99m | 1.37m 1.52m 1.83m 1.83m 1.91m 1.83m 1.91m | 1.22m 1.38m 1.52m 1.68m 1.68m 1.83m 1.83m 1.83m 1.91m 1.99m |
| 自重 | 65g 66g 67g 69g 69g 69g 70g 89g 93g | 63g 66g 67g 67g 67g 67g 62g 70g 71g 70g | 68g 71g 74g 74g 77g 87g 94g | 59g 64g 64g 67g 68g 68g 70g 78g 69g 70g | 99g 111g 81g 83g 86g 86g 89g | 74g 78g 82g 76g 78g 80g 81g 82g 85g 86g |
| ルアー重量 | 0.4〜3.5g 0.5〜4.5g 0.5〜4.5g 0.5〜4.5g 0.7〜6g 0.7〜6g 0.7〜6g 1.5〜6g 1.5〜8g | 0.4〜3g 0.4〜3g 0.6〜4g 0.6〜4g 0.6〜5g 0.6〜4g 0.4〜3g 1〜6g 2〜10g 1〜6g | 0.4〜3.5g 0.5〜4.5g 0.5〜4.5g 0.7〜6g 0.7〜6g 1.5〜6g 1.5〜8g | 0.4〜2.5g 0.6〜3g 0.6〜3g 0.6〜3g 0.6〜3g 0.6〜3g 0.8〜5g 1.5〜7g 0.8〜5g 0.6〜3g | 0.6〜6g 0.6〜6g 0.5〜4g 0.6〜6g 0.6〜6g 1〜8g 1〜8g | 0.8〜4g 0.8〜4g 0.8〜4g 0.8〜4g 0.8〜7g 0.8〜4g 0.8〜7g 1〜10g 0.8〜7g 0.8〜7g |
| 適合ライン(ナイロン) | 1〜3lb 1.5〜4lb 1.5〜4lb 1.5〜4lb 1.5〜6lb 1.5〜6lb 1.5〜6lb 2〜6lb 2〜8lb | 1.5〜3lb 1〜3lb 1.5〜5lb 1.5〜4lb 2〜5lb 1.5〜5lb 1.5〜3lb 2〜6lb 2〜8lb 2〜6lb | 1〜3lb 1.5〜4lb 1.5〜4lb 1.5〜6lb 1.5〜6lb 2〜6lb 2〜8lb | 1.5〜3lb 1.5〜3lb 1.5〜3lb 1.5〜3lb 1.5〜3lb 1.5〜3lb 2〜6lb 2〜6lb 2〜6lb 1.5〜3lb | 1.5〜4lb 1.5〜4lb 1〜4lb 1.5〜4lb 1.5〜4lb 1.5〜6lb 1.5〜6lb | 1.5〜4lb 1.5〜4lb 1.5〜4lb 1.5〜4lb 2〜6lb 1.5〜4lb 2〜6lb 3〜8lb 2〜6lb 2〜6lb |
| こんな人におすすめ | 冬の朝から通う人/ ベイトも同じシリーズでそろえたい人 | ソリッドから大型向けまで 番手を買い足していきたい人 | 重めのルアーまで1本で回したい人/ ベイトを試したい人 | スプーン中心で 軽さと値段を両立したい人 | 初めての1本/ 家族で使い回したい人 | 予算を抑えたい人/ 冬のプールトラウトで使いたい人 |
| 場面 | シマノ(定価・税抜) | ダイワ(定価・税抜) | 定価の差 | 1.83mの最軽量(シマノ/ダイワ) |
|---|---|---|---|---|
| 通い込み(3万円台) | カーディフ AX 30,900〜32,300円 | プレッソ MX 29,300〜31,300円 | ダイワが1,000〜1,600円安い | 66g/63g |
| 2本目(2万円前後) | トラウトワン AS 20,600〜21,600円 | イプリミ 16,500〜18,700円 | ダイワが2,900〜4,100円安い | 68g/64g |
| 1本目(1万円前後) | トラウトライズ 11,000〜13,000円 | トラウト X AT 8,500〜12,600円 | ダイワが400〜2,500円安い | 81g/80g |
3つの価格帯とも、定価の下限・上限はダイワのほうが低い結果でした。
1.83mのいちばん軽い番手どうしでも、差は1〜4gでダイワが軽くなります。
メーカーの中で見ると、1本目の帯から2本目の帯に上がるときにシマノは13g、ダイワは16g軽くなるのに対して、2本目から3万円台へは2gと1gしか変わりません。
シマノ・ダイワとも実売は定価より下がるのが普通なので、店頭やセールでは価格差が入れ替わることもあります。

2本目に3万円出すなら、軽さではなくグリップや番手の細かさにお金を払う、と思って選ぶと納得しやすいです
エリアトラウトロッドのコスパランキング ベスト3

🥇 1位:ダイワ イプリミ 62UL
17,000円(税抜)で1.88m・68g、ステンレスフレームのオールSiC Kガイド付き。
2万円前後の帯にいるトラウトワン ASより3,800円安く、同じ長さの番手では軽い数字が並びます。
ルアー重量の上限は3gなので、スプーン中心で組む人に向く1本です。
🥈 2位:シマノ トラウトライズ S60SUL
12,500円(税抜)で、全番手にFuji Kガイド。
2026年9月の新型で、スプーンからミノー・ボトムプラグまで適合ルアーに入っています。
1万円台前半から糸絡み対策のガイドが付いてくるのが強みです。
🥉 3位:ダイワ プレッソ MX 62L
29,800円(税抜)で1.88m・67g、カーボンモノコックリアグリップ付き。
同じ1.88m・67gのカーディフ AX S62SULより1,700円安い定価です。
2026年に大型向けの番手が加わり、通うほど番手を買い足しやすいシリーズになりました。
シマノ・ダイワとも値引きが大きいので、いまの売値はランキングの各ボックスで見てください。
エリアトラウトロッドのよくある質問
シマノのSULとダイワのUL、どちらが柔らかいですか?
名前では比べられません。
トラウトワン ASのS60SULはルアー重量0.5〜4.5g、イプリミの62ULは0.6〜3gで、上限はシマノのSULのほうが重くなっています。
シリーズをまたぐときは、ルアー重量の数字で比べるのが確実です。
1本目は1万円のロッドと2万円のロッド、どちらを買えばいいですか?
6フィートの番手で比べると、2万円前後のシリーズは1万円前後のシリーズより13〜16g軽くなります。
続けるつもりなら2万円前後、まず数回試したいなら1万円前後でも釣りは成立します。
迷うなら、定価17,000円のダイワ イプリミ62ULがちょうど間の選択肢です。
3万円台のロッドは2万円前後のロッドと何が違いますか?
自重は、2万円前後の帯から1〜2gしか変わりません。
変わるのはグリップやガイド、番手の細かさです。
カーディフ AXは大口径トップガイドで冬のガイド凍結を減らし、プレッソ MXはカーボンモノコックリアグリップを採用しています。
ベイトで始めたいときは、どれを選べばいいですか?
6シリーズでベイトモデルがあるのは、シマノのトラウトワン AS(B60UL・B66L)とカーディフ AX(B60UL・B64L)の2シリーズです。
ダイワの3シリーズはすべてスピニングモデルで、2万円台前半でベイトを選べるのはトラウトワン ASだけになります。
大型が入る釣り場では、どの番手を選べばいいですか?
メーカーが大型対応やパワーモデルと説明している番手が目安になります。
トラウトライズのS60UL・S63UL、トラウト X ATの63UL・N・66UL・N、プレッソ MXの62MHF・66MLなどです。
冬のエリアトラウトで、ロッド選びに気をつけることはありますか?
氷点下の朝は、ラインについた水がガイドで凍り、ラインが出にくくなるトラブルが起きがちです。
6シリーズで凍結対策を公式に説明しているのはカーディフ AXで、トップガイドを大口径にしています。
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→ 手持ちのアジングロッドやバスロッドでエリアトラウトを代用できるか
リールもシマノとダイワを同じ予算で選びたいなら、エリアトラウトのリールを価格帯別にシマノ×ダイワで比べた記事に書いてます。
細いラインのトラブルはロッドより先にスナップで減ることもあるので、エリアトラウト用スナップの選び方も合わせてどうぞ。

