シマノ トラウトライズ2026新型|全7機種スペックとトラウトワンASとの選び分け
2026年9月、シマノのエリアトラウト入門ロッド「トラウトライズ」がフルモデルチェンジします。
入門クラスは価格が近いモデルが多く、どれを選べばいいのか迷いやすいところです。

そもそも旧モデルと何が変わったんですか?
新型で公式に確認できるのは、2ピースの逆並継と、1本継ぎのフルソリッドという2つの作りが用意されている点です。
ラインナップはフルソリッドの短竿から6’3″の2ピースまでの全7機種で、パワーはXUL・SUL・ULの3段階です。

でも上位モデルの「トラウトワンAS」とは1本あたり8,000円くらい差がありますよね。結局どっちを買えばいいんですか?

正直に言うと、その価格差の正体はソフチューブトップとハイパワーXという2つの技術の有無です。どちらも決して悪い意味の差ではないので、本文で詳しく整理しますね。
この記事では公式スペックをもとに、全7機種を用途別に整理しました。
あわせて上位モデルとの選び分けや、リールとの組み合わせ例までまとめています。
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シマノのエリアトラウトロッド全体のラインナップは、シマノのエリアトラウトに使えるロッド6選とコスパ優秀ベスト3で幅広く整理しています。
全7機種の中から最初の1本を選ぶなら、6’0″のSULパワー「シマノ トラウトライズ S60SUL」が候補です。
エリアトラウトが初めての人にちょうどいい、0.6〜6gという守備範囲の広さと、税抜12,500円という価格のバランスの良さが理由です。
詳しい理由は後半のコスパランキングで解説します。
トラウトライズを選ぶときに見ておきたいポイント
トラウトライズは、パワー表記(XUL・SUL・UL)と全長、そして継ぎ方式の3点で性格が決まります。
- パワー表記(XUL/SUL/UL):数字が小さいほど柔らかく、対応するルアーウェイトの下限が軽くなる
- 全長:6’0″前後が管理釣り場での万能サイズ。4’6″〜5’0″は取り回し重視
- 継ぎ方式:フルソリッドの1本継ぎと、逆並継の2ピースで穂先の性質が変わる
- 装備面:リールシートやガイドは上位モデルと差があり、価格差につながっている
エリアトラウト入門に使えるトラウトライズ2026新型
ここからは全7機種を、実際に選ぶときの用途別に4つのグループに分けて紹介します。
フラットに7本並べるより、使う場面ごとにまとめたほうが自分に合う1本にたどり着きやすくなります。
堤防や管理釣り場で万能に使えるULパワー(S60UL・S63UL)
ULパワーの2機種は対応ルアーウェイトが1〜8gと、全7機種の中でもっとも広いのが特徴です。
軽いスプーンはもちろん、少し重めのクランクベイトやミノーまで1本で対応できます。
自重は86g(S60UL)・89g(S63UL)と、他のパワーよりやや重めです。
その分パワーに余裕があるので、少し大きめのニジマスとのやり取りでも安心感があります。
6’0″のS60ULは取り回し重視、6’3″のS63ULは少し遠くのポイントを狙いたい人に向いています。

管理釣り場でクランクベイトも投げたい人は、正直ULパワー一択だと思います。
細かいアタリを掛けたいSULパワー(S60SUL・S63SUL)
S60SULは税抜12,500円、S63SULは12,800円と、UL勢よりも数百円安い価格設定です。
対応ルアーウェイトは0.6〜6gで、軽量スプーンからやや重めのスプーンまでまんべんなくカバーします。
正直なところ、大型のニジマスが本気で走ると多少ヒヤッとする場面もありますが、そこはパワーとのトレードオフです。
S60SULが基本の万能サイズ、S63SULは少し遠投したいときの選択肢になります。

最初の1本で迷ったら、正直このSULパワーから選ぶのが一番ハズレが少ないと思います。
食い渋りに強いXULパワー(S60XUL)
食い渋りが強い日ほど頼りになるパワーです。
S60XULは対応ルアーウェイト0.5〜4gと、7機種の中でもっとも軽いルアーに対応します。
その分パワーは控えめなので、大型のニジマスや強い引きにはやや心もとない場面もあります。
| モデル | 全長 | 自重 | ルアーウェイト | 価格(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| S60XUL | 6’0″(1.83m) | 81g | 0.5-4g | ¥12,300 |
扱いやすいフルソリッドのショートレングス(S46SUL-FS・S50SUL-FS)
お子さんと一緒に釣りをしたい人にも向いています。
この2機種だけフルグラスソリッドのブランクスを採用しており、他の5機種のチューブラーティップとは穂先の質感が異なります。
上位モデル「トラウトワンAS」との違いは?
シマノのエリアトラウトロッドには、1ランク上の「トラウトワンAS」というシリーズもあります。
価格は同じ型番で8,200〜8,300円ほど高くなりますが、何がどう変わるのか正直に整理しておきます。

8,000円も差があるなら、最初からASを買った方がいいんじゃないですか?

その気持ちも分かりますが、正直最初の1本でその差を敏感に感じ取れるかというと、そこまでではないと思います。まずはトラウトライズで十分で、物足りなくなってから検討するくらいでちょうどいいですよ。
都合のいいことに、トラウトライズとトラウトワンASには同じ型番の機種が5つあります。
同じ型番同士で比べると、自重と価格の差がそのまま見えてきます。
| モデル | トラウトライズ | トラウトワンAS | 価格差 |
|---|---|---|---|
| S60XUL | 81g/¥12,300 | 68g/¥20,600 | ¥8,300 |
| S60SUL | 83g/¥12,500 | 71g/¥20,800 | ¥8,300 |
| S63SUL | 86g/¥12,800 | 74g/¥21,000 | ¥8,200 |
| S60UL | 86g/¥12,800 | 74g/¥21,000 | ¥8,200 |
| S63UL | 89g/¥13,000 | 77g/¥21,300 | ¥8,300 |
見ての通り、同じ型番でも自重は12〜13gほど軽く仕上がっています。
差の理由は主に穂先・ブランクス・リールシートの3か所です。
ソフチューブトップは、中空のチューブラー穂先にソリッドに近いしなやかさと食い込みを持たせたシマノ独自の技術です。
中空構造なので軽さと感度はそのままに、アタリを弾きにくくなっています。
ハイパワーXは、ブランクスの外周にカーボンテープをX状に巻いて、大物の引きや高負荷時のねじれ・つぶれを抑える補強技術です。
ASのリールシートには軽量で剛性の高いCI4+素材が使われていますが、トラウトライズはシマノオリジナルシートというシンプルな仕様です。
あわせてグリップの継ぎ目も、トラウトライズは1本もののストレートグリップ、ASはセパレートグリップと構造が異なります。
一方でトラウトライズには、フルグラスソリッドの短竿(S46SUL-FS・S50SUL-FS)という、ASにはないラインナップもあります。
短くて柔らかい1本がほしい人には、むしろトラウトライズ側にしか選択肢がありません。
技術用語ミニ辞典
- チューブラーティップ:中空構造の穂先。軽量でハリがあり、トラウトライズの2ピースモデルに採用
- フルグラスソリッド:グラス素材の中実(ソリッド)構造。柔らかく粘りがあり、S46SUL-FS・S50SUL-FSに採用
- ソフチューブトップ:チューブラー穂先にソリッド並みのしなやかさと食い込みを持たせたシマノ独自技術(トラウトワンASのみ)
- ハイパワーX:カーボンテープをX状に巻いてブランクスのねじれ・つぶれを抑える補強技術(トラウトワンASのみ)
- CI4+:シマノ独自のカーボン繊維強化樹脂。金属並みの剛性と軽さを両立(トラウトワンASのリールシートに採用)
- 逆並継:継ぎ目の外径を逆転させた継ぎ方式。ガタつきを抑えやすい構造
コスパランキング ベスト3
全7機種を実際に選ぶならという前提で、価格と守備範囲のバランスからベスト3を選びました。
🥇 1位:シマノ トラウトライズ S60SUL
対応ルアーウェイト0.6〜6g、税抜12,500円という価格のバランスが良く、最初の1本にちょうどいい万能サイズです。
🥈 2位:シマノ トラウトライズ S63UL
対応ルアーウェイト1〜8gとラインナップ最強のパワーで、クランクベイトまで1本でこなしたい人に向いています。
🥉 3位:シマノ トラウトライズ S46SUL-FS
税抜11,000円とラインナップ最安値で、フルグラスソリッドならではの柔らかい穂先が味わえる1本です。
ロッド×リール おすすめ組み合わせ3パターン
リールは基本的にC2000番手のスピニングが合います。
価格帯別に3パターン組んでみたので、参考にしてください。
より幅広いラインナップはシマノのエリアトラウトに使えるリール11選とコスパ最強ベスト3でも紹介しています。
パターン1:とにかくコスパ重視の初めての1本
ロッドはコスパランキング1位のS60SUL、リールはシマノのエントリーモデル「サハラ」の組み合わせです。
サハラC2000Sは自重210g、ギア比5、ドラグ力2〜3kgと、価格の割に基本性能はしっかりしています。
合計2万円以下で揃うので、これからエリアトラウトを始める人の最初のセットとして無理がありません。
パターン2:感度重視でステップアップ気分を味わう
ロッドはS63SUL、リールはエリアトラウト専用設計の「カーディフXR」を合わせます。
カーディフXRはエリアトラウト専用にドラグ設定が煮詰められたモデルで、実用ドラグ力1kgという繊細な設定が可能です。

ロッドはエントリーのまま、リールだけ少し良いものにするというのもアリな組み合わせだと思います。
パターン3:長さを活かして少し遠投もしたい
ロッドは万能なS63UL、リールは軽さと巻き心地に定評のある「ヴァンフォード」を組み合わせます。
ヴァンフォードは自重155gと軽く、CI4+ボディで長時間のキャストでも疲れにくいのが魅力です。
S63ULの守備範囲の広さと組み合わせれば、クランクベイトの遠投から繊細な巻きの釣りまで1セットでこなせます。
基本メンテナンス
真水で軽く洗い流します。
あわせてガイドとリールシートに砂やゴミが噛んでいないか確認します。
継ぎ目(ジョイント部)をパーツクリーナーで拭き取ります。
あわせてガタつきが出ていないかチェックします。
全体を点検し、ガイドリングに糸傷が入っていないか確認します。
コーティングの浮きがないかも見ておくと安心です。
FAQ
旧モデルとのスペック差は分かりますか?
旧モデルの公式スペックが現在は確認できないため、本記事では新旧の数値比較は行っていません。
新型については公式ページのスペックをそのまま掲載しているので、そちらを基準に選んでください。
トラウトライズとトラウトワンAS、どちらを買うべきですか?
最初の1本ならトラウトライズで十分です。
ソフチューブトップやハイパワーXといった上位機能にこだわりたくなったタイミングで、トラウトワンASを検討するくらいの位置づけで問題ありません。
発売日と価格は確定していますか?
2026年9月発売予定です。
本記事の価格は税抜の希望小売価格で、発売後は実勢価格や在庫状況が変動する可能性があります。
どのパワー(XUL・SUL・UL)を選べばいいですか?
最初の1本ならSULパワーが万能です。
軽いルアー中心ならXUL、クランクベイトなど重めのルアーも使うならULパワーが向いています。
フルソリッドモデル(S46SUL-FS・S50SUL-FS)はどんな人向けですか?
短い全長と柔らかい穂先が特徴で、お子さんと一緒に釣りをしたい人や、小規模な管理釣り場での取り回しを重視したい人に向いています。
リールは何番くらいが合いますか?
C2000番手のスピニングリールが基本です。
組み合わせの具体例は本文の「ロッド×リール おすすめ組み合わせ3パターン」で紹介しています。
ベイトモデルはありますか?
トラウトライズはスピニング専用です。
ベイトタックルで揃えたい場合は、上位モデルのトラウトワンAS(ベイト)が候補になります。
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※ トラウトライズは2026年9月発売予定の新製品です。
※ 価格は税抜の希望小売価格で、実勢価格・在庫状況は発売後に変動する可能性があります。
※ スペック表の数値はシマノ公式サイト掲載データに基づきます。
※ 本文中のリール実勢価格はAmazon等の参考価格です(取得日:2026/07/30)。

