3万円以内!!ダイワのエリアトラウトに使えるロッド6選とコスパ最強選んでみた。
- ダイワのエリアトラウトに使えるロッドまとめ
- お子さんにもオススメ!約5,000円の振出ロッド。「リバティクラブ ルアー」
- 約5,000円で本格ルアーロッド体験。「ルアーニスト(モバイル)」
- ダイワ最安、エリアトラウト専用ロッド「トラウトX AT・N」
- 進化した汎用振出ルアーロッド「モバイルパック」
- 豊富なラインアップと本格派エリアトラウトロッドの入口「イプリミ」
- エリアトラウト専用のスタンダード「プレッソST」
- まとめ
ダイワのエリアトラウトに使えるロッドまとめ
エリアトラウト始めたいんだけど、とりあえずオススメの1本選ぶとしたらどれ?ちなダイワ派
ダイワだけでも価格がよく似ているロッドがたくさんあって、イマイチ違いがよく分からない…
最初のエリアトラウトロッド(ほかの釣りもそうだけど)選びって難しいですよね。
または最初じゃなくても、もっと自分に合ったロッド探ししたい時とかも。
そのロッド選びの参考になればということで、本記事ではダイワのエリアトラウトに使えるロッドの中から3万円以内で買えるモデル9種類をまとめてみました。
振出汎用ロッドから本格派をうならせるエリアトラウト専用ロッドまでいろんな種類のロッドの特徴やそれぞれの違いなど。
最後に個人的コスパ最強オススメランキングベスト3も作ってみました。
結構な長文になっておりますので、読むのが面倒くさければ最後のまとめの項まで飛んでみてね!
※スペック欄の定価はすべて税抜表示。また実売価格はAmazonでの参考税込価格です。
お子さんにもオススメ!約5,000円の振出ロッド。「リバティクラブ ルアー」
2010年発売、実売価格約5,000円。
リバティクラブ ルアーの特徴
「リバティクラブ ルアー」はトラウト専用ロッドではなく、ルアーフィッシング汎用ロッド。
ダイワ製でありながら約5,000円と激安であるため、お子さんや釣りが初めての方が使用するのにもオススメ。
5本継の振出パックロッドであるため、収納すれば44cmとコンパクトに持ち運びできます。
街中の管理釣り場への電車釣行や、車に常備していつでも釣りに行ける!
ただ、感度や強度などルアーロッドに求められる性能はあまり期待しない方がよさそうですね。
自重も100gとエリアトラウト用ロッドとしてはかなり重い部類。
5本継でコンパクト!という売りだけで、そこを重視しないならグリップやガイド形状などがもう少し作りこまれている後述のロッド性能に優れる「ルアーニスト」の方がオススメ。
エリアトラウトにオススメモデル
「5105TLFS」の1種類のみのラインアップ。
5105TLFS
- 5本継振出
- 全長(m):1.78
- 仕舞(cm):44
- 自重(g):100
- 先径/元径(mm):1.5/10.9
- ルアー負荷(g):0.8-10
- ナイロンライン(lb):3-8
- カーボン含有率(%):73
- 定価(円):オープン価格
約5,000円で本格ルアーロッド体験。「ルアーニスト(モバイル)」
2018年(モバイルは2022年)発売、実売価格約5,000円。
ルアーニストの特徴
実売価格約5,000円と先ほどの「リバティクラブ ルアー」と同価格帯の激安ロッド。
「ルアーニスト」が「リバティクラブ ルアー」と大きく違うのは振出ロッドではなく、2本継ロッドであること。
そのためグリップする部分のリールシートやガイド形状は、ルアーフィッシングに最適な形状に設計されています。
リールシートは小さなアタリをとる感度や操作性、ガイドは感度はもちろんキャスト性能アップやライントラブル抑制などの大事な役割がありますからこれは重要!
高級感もそれなりにあり、パッと見ではエリアトラウト専用の上位モデルとも違いが分からないレベル?
2022年には4本継のモバイルモデルも登場しました。
エリアトラウトに使える「56UL-4」では仕舞寸法はわずか48cm!!
とはいえやはり激安ロッドでありますから、自重約100gとエリアトラウトロッドとしては重く、また感度、耐久性はそこまで期待できません。
まずは入門用として使ってみて、感度などが気になり始めたら上位モデルを検討するのもいいかもしれませんね。
ちなみにあと3,000円ほど予算アップで、エリアトラウト専用モデルの「トラウトX」も視野に入ってきますので、コスパは「トラウトX」の方がイイかも。(詳細は後述)
エリアトラウトにオススメモデル
規模が小さめで飛距離が必要ない管理釣り場向けのショートモデル「56UL」と、少し飛距離が欲しい時などにもオールラウンドに使える「60XUL」の2モデルがエリアトラウトにはオススメ。
また少し金額は上がりますが、4本次の「ルアーニストモバイル 56UL-4」も追加。
56UL
- 全長(m):1.68
- 仕舞(cm):88
- 自重(g):96
- 先径/元径(mm):1.3/6.0
- ルアー負荷(g):1-6
- ナイロンライン(lb):2-6
- カーボン含有率(%):85
- 定価(円):6,900
60XUL
- 全長(m):1.83
- 仕舞(cm):96
- 自重(g):94
- 先径/元径(mm):1.2/6.0
- ルアー負荷(g):0.8-5
- ナイロンライン(lb):1-4
- カーボン含有率(%):85
- 定価(円):7,0007
モバイル 56UL-4
- 全長(m):1.68
- 仕舞(cm):48
- 自重(g):95
- 先径/元径(mm):1.4/7.9
- ルアー負荷(g):0.8-7
- ナイロンライン(lb):2-6
- カーボン含有率(%):88
- 定価(円):11,100
ダイワ最安、エリアトラウト専用ロッド「トラウトX AT・N」
2021年発売、実売価格は約5,000円〜8,000円。
トラウトXの特徴
- ブレーディングX
ここでダイワのエリアトラウト専用ロッドの登場です。
専用なのに1万円を下回る価格は魅力的。
カーボンテープをX状に締め上げることでネジレを抑える技術「ブレーディングX」が採用。
また、カーボン割合92%〜98%と高く、キャスト性能や感度、強度アップにつながるでしょう。
特にエリアトラウトは軽量ルアーのキャストやアクションが必要な釣りですから、これらの技術のおかげでキビキビと扱いやすく、小さなアタリも拾うことができる高感度ロッドに仕上がっています。
4ft、4.6ft、5ftというショートモデルが登場。
冬場のプールを利用しているところなど、小規模な管理釣り場での操作性に優れます。
エリアトラウト専用!とはいえ上位モデルと比較すると使われている技術も少なく、先径、元径とも太く、自重も重いですね。
これはつまりキャスト、ルアー操作性能や感度が劣るということに繋がります。
あと約2,000~4,000円ほどの上乗せで購入でき、性能も大幅アップする上位モデル「イプリミ」の方がコスパ良くオススメかも。
こんな感じで上位モデルを見始めるとキリがないんですけどね(笑)
エリアトラウトにオススメモデル
4.0ft~6.6ftまでの全長とXUL~Lまで硬さの違う組み合わせの全10種のラインアップ。
そのうちスプーンからクランクやミノーまで幅広く使用できる万能な硬さ「56UL・N」、「60UL・N」、「63UL・N」の3モデルがオススメ。
56UL・N
- 全長(m):1.68
- 仕舞(cm):87
- 自重(g):78
- 先径/元径(mm):1.3/9.5
- ルアー負荷(g):0.8-7
- ナイロンライン(lb):2-6
- カーボン含有率(%):98
- 定価(円):10,500
60UL・N
- 全長(m):1.83
- 仕舞(cm):95
- 自重(g):81
- 先径/元径(mm):1.4/8.0
- ルアー負荷(g):0.8-7
- ナイロンライン(lb):2-6
- カーボン含有率(%):98
- 定価(円):10,800
63UL・N
- 全長(m):1.91
- 仕舞(cm):99
- 自重(g):85
- 先径/元径(mm):1.5/9.7
- ルアー負荷(g):0.8-7
- ナイロンライン(lb):2-6
- カーボン含有率(%):97
- 定価(円):11,100
進化した汎用振出ルアーロッド「モバイルパック」
2022年発売、実売価格は約11,000円。
モバイルパックの特徴
同じ振出+ルアーロッドというキャラクターの「リバティクラブルアー」というロッドもありますが、コチラ「モバイルパック」は性能がアップした進化版。
「クロスビート」の3~4本継と比較して「モバイルパック」は6本継となり、よりコンパクトに収納できるようになりました。
エリアトラウトに使える「646TUL」では仕舞寸法はわずか41cm!!
カーボンロッドはカーボン繊維を取りまとめて作られたシートを巻いて作られています。(簡単に言うと)
カーボンシートを作るためにレジン(樹脂)といういわゆる接着剤を含める必要があるのですが、そのレジンの割合を減らし、その分カーボン繊維を密に入れたのが「高密度HVF(=HighVolumeFiber)カーボン」です。
これにより、より軽く、強く、操作性もアップしています。
エリアトラウトにオススメモデル
9.6ftまでの全長と硬さの違うスピニング7モデルと2つのベイトモデルのラインアップ。
そのうち「646TUL」がエリアトラウトでは扱いやすくオススメ。
646TUL
- 6本継振出
- 全長(m):1.93
- 仕舞(cm):41
- 自重(g):94
- 先径/元径(mm):1.2/11.8
- ルアー負荷(g):1-6
- ナイロンライン(lb):2-6
- カーボン含有率(%):90
- 定価(円):14,100
豊富なラインアップと本格派エリアトラウトロッドの入口「イプリミ」
2016年発売、実売価格は約10,000~12,000円。
イプリミの特徴
- ブレーディングX
- ステンレスフレームオールSiC Kガイド
- TVSリールシート
「トラウトX」にも採用されていた、ロッドのネジレを抑制する「ブレーディングX」や、ライントラブルを抑制し、軽量で強度に優れる「ステンレスフレームオールSiC Kガイド」が採用されています。
これらにより、エリアトラウトロッドに求められるキャスト性能、ルアーの操作性、感度や強度がアップしています。
そしてほとんどのモデルで自重60g台と軽量であることも「イプリミ」の大きな武器。
「TVSリールシート」という名前の通りシートがV字型に窪んでいる形状のリールシートが採用。
ロッドを握っている手の親指と人差し指が円状ではなくV時形状で握りやすいように設計されています。
トラウトフィッシングしてる人がよくやる、かるーく持って人差し指を立ててるイメージ
詳細は商品画像を見ていただくと分かりやすいですが、窪んでいるシート中央部分の側面に親指をかけやすいことにより、キャスト時やリーリング時にロッドが左右にブレにくくなります。
ロッドをかるーく握って、軽量ルアーを使って小型魚を狙う釣りにおいて有利な形状となっています。
コンパクトに収納できる4ピースモデル、食い込みが良いソリッドティップモデル、ミノーや重いスプーンを遠投できるロングモデルなど、全10種類と種類が豊富なラインアップ。
全国さまざまな管理釣り場にあったモデルを選択しやすいですね。
エリアトラウトにオススメモデル
携帯しやすい4ピースモデルの「60XUL-4」とウルトラライトの「62UL」、「66UL」の計3モデルが汎用性もありオススメ。
60XUL-4
- 4ピースモデル
- 全長(m):1.83
- 仕舞(cm):50
- 自重(g):64
- 先径/元径(mm):1.5/5.9
- ルアー負荷(g):0.6-3
- ナイロンライン(lb):1.5-3
- カーボン含有率(%):86
- 定価(円):14,200
62UL
- 全長(m):1.88
- 仕舞(cm):97
- 自重(g):68
- 先径/元径(mm):1.4/6.9
- ルアー負荷(g):0.6-3
- ナイロンライン(lb):1.5-3
- カーボン含有率(%):84
- 定価(円):13,800
66UL
- 全長(m):1.99
- 仕舞(cm):102
- 自重(g):70
- 先径/元径(mm):1.5/6.4
- ルアー負荷(g):0.6-3
- ナイロンライン(lb):1.5-3
- カーボン含有率(%):85
- 定価(円):15,800
エリアトラウト専用のスタンダード「プレッソST」
2019年(ベイトモデルは2020年)発売、実売価格は約18,000~21,000円。
商品名の「ST」は「スタンダード」。
プレッソSTの特徴
- X45
- 高密度HVFカーボン
- 天然木スペーサー
- エアセンサーブランクタッチトリガー(ベイトモデル)
エリアトラウト専用ロッドとして最低限必要な機能だけを凝縮し、自重70g前後と軽量化されています。
ダイワにはリールシートから元ガイド付近までのバット部と呼ばれる部分のみの最外層にX状にカーボンテープを巻いた「ブレーディングX」という似たような技術があります。
その「ブレーディングX」に対して、「X45」は同じようにタテ、ヨコ、プラス45度のX状にカーボンシートを必要な個所のみに搭載しています。
これにより必要以上に重くならずにネジレを抑制することで操作性、強度がさらにアップしています。
カーボンロッドはカーボン繊維を取りまとめて作られたシートを巻いて作られています。(簡単に言うと)
カーボンシートを作るためにレジン(樹脂)といういわゆる接着剤を含める必要があるのですが、そのレジンの割合を減らし、その分カーボン繊維を密に入れたのが「高密度HVF(=HighVolumeFiber)カーボン」です。
これにより、より軽く、強く、操作性もアップしています。
商品写真を見ていただければ分かりますが、リールシートは天然ウッド素材が使われています。
これにより感度や性能がどうなのかは分かりませんが(汗)何より見た目が渋くてカッコいいと思う(人による)。
筆者も愛用中。
2020年、ベイトモデルの「60L-B」が追加されました。
エリアトラウトにおけるベイトタックルの強みは手返しの良さやキャストコントロールのしやすさなどがあげられます。
逆にバックラッシュする恐れがあったり、特に軽量ルアーは苦手。
しかし最近はベイトフィネスリールが続々と発売されていて、1g前後という超軽量ルアーのキャストもかなりしやすくなっています。
このベイトフィネスリールの登場により、ベイトタックルでのエリアトラウトゲームのハードルがかなり下がった感がありますね
ちなみにこの「60L-B」は適合ルアー重量は1.5-5gで、クランクベイトをメインにミノーなどプラグの使用にマッチするでしょう。
エリアトラウトにオススメモデル
小型スプーンメインに使えるエクストラウルトラライト「60XUL」、携帯しやすい4ピースモデルでウルトラライト仕様の「60UL-4」とスプーンからミノーまで幅広く使える「61L」の3モデルが幅広い状況で使いやすい。
60XUL
- 全長(m):1.83
- 仕舞(cm):94
- 自重(g):69
- 先径/元径(mm):1.3/5.9
- ルアー負荷(g):0.4-3
- ナイロンライン(lb):1.5-3
- カーボン含有率(%):98
- 定価(円):26,000
60UL-4
- 4ピースモデル
- 全長(m):1.83
- 仕舞(cm):51
- 自重(g):72
- 先径/元径(mm):1.3/6.4
- ルアー負荷(g):0.4-3
- ナイロンライン(lb):1.5-4
- カーボン含有率(%):98
- 定価(円):27,500
61L
- 全長(m):1.85
- 仕舞(cm):95
- 自重(g):73
- 先径/元径(mm):1.3/6.9
- ルアー負荷(g):0.6-4
- ナイロンライン(lb):1.5-5
- カーボン含有率(%):98
- 定価(円):26,500
まとめ
ダイワの3万円以内で買えるエリアトラウトに使えるロッド9種類をまとめてみました。
約5,000円で買えるコンパクトな振出ロッドから本格派のエリアトラウト専用ロッドまで多彩なラインアップ。
この中から予算と自分の行く釣り場、自分の好みの釣り方に合ったロッドを選択するワケですが、同価格帯でよく似た性能のロッドもあったり。
結局最初の1本としていろいろ使えるオススメはどれ?
ということで、釣り場や使うルアーなどとにかくオールマイティに対応できてコスパ最強のロッドを選んでみました。
コスパ最強!「プレッソST 60UL-4」
「プレッソST」が個人的コスパ1位。
約70gという軽量さと、「X45」や「高密度HVFカーボン」などによる強さや操作性の高さが一番の武器。
天然木スペーサーという見た目も渋くて、約20,000円のエリアトラウト専用のスタンダードロッド。
その中から幅広いルアーに対応できるウルトラライトで中間ぐらいの長さである6ft、そして4ピースモデルで仕舞寸法わずか約50cmと携帯性に優れる「60UL-4」をオススメとしてピックアップしてみました。
個人的にも愛用している1本、以下記事で細かく紹介してます!