冬の船釣りの防寒はどこまで要る?ダイワ・シマノの防寒スーツ10組を素材と定価で比べ、手・足・首の小物まで
11月に入ると、朝いちばんの出船で手がかじかむ日が増えてきます。
冬の船は陸の寒さに走る風と波しぶきが重なるので、街で着ている冬服の延長では足りなくなりがちです。

防寒スーツって4万円も5万円もするけど、本当に要るの?

膨脹式のライフジャケットと一緒に着るとき、どっちを上にすればいい?
取り上げるのは、ダイワの2026年秋冬モデル6着とシマノの現行4組を合わせた防寒スーツ10組(定価23,000円〜124,000円)と、足・手・首・肌着の小物です。
着込む冬は、膨脹式ライフジャケットを防寒着のいちばん上に着ることも忘れずに。
この記事でわかること
- 防寒スーツが要る日と、雨具+中間着で足りる日の分け方
- ダイワ6着・シマノ4組の防寒スーツの素材・パンツの形・サイズ・定価
- 膨脹式ライフジャケットを防寒着と重ねるときの注意
- ブーツ・手袋・ネックゲイター・肌着の選び方
着込む前に、ライフジャケットから
冬は着る物が増えるぶん、ライフジャケットの着け方も変わります。桜マークの見方とタイプAの選び方は別の記事にまとめました。
迷ったら、ダイワの RAINMAX ハイロフトウインタースーツ DW-3426 を選んでおけば大きく外しません。
同社の今季の防寒スーツと比べて中綿を120%に増やした暖かさ重視の上下で、定価は42,000円。
防水透湿のRAINMAX 2層に止水ファスナーのポケット、ずり下がりにくいサスペンダー付きのパンツと、冬の船でじっとアタリを待つ人に必要なものがそろっています。
シマノの2万円台の2着より定価は高いものの、パンツをサスペンダーで吊れるのはこちらです。
雨の日も出るならGORE-TEX、コマセで汚れる釣りならPU素材、予算を2万円台に抑えるならシマノのドライシールドと、場面で答えが変わるので本文で比べています。
冬の船で体が冷えるのは、風・しぶき・汗の3つから
船の上で体温を奪うものは、大きく分けて3つ。
- 風:走っている間と、吹きさらしの釣り座で当たり続ける
- しぶき・雨:濡れた生地は風が当たると一気に冷える
- 汗:準備や巻き上げで汗をかき、手を止めた途端に冷える
ダイワも2026年秋冬のアパレル特設で、冬の釣り人は動いて体が温まる時間と寒風の中でアタリを待つ時間をくり返し、ジャケットやベストを着ているので釣りの最中に脱ぎ着もしにくい、と書いています。
だから防寒は1枚の厚さより、肌着・中間着・外側の3枚の役目で考えるほうが失敗が少なくなります。
| 重ねる順 | 役目 | ダイワの例(定価・税抜) |
|---|---|---|
| 肌着 | 汗を肌から離して、汗冷えを防ぐ | DU-3626S アンダーシャツ厚手ハイネック 8,700円 |
| 中間着 | 空気をためて暖かさを足す | 手持ちのフリースや中綿ジャケットでよい |
| 外側 | 風・しぶき・雨を止める | 防寒スーツ(DW-3526 28,400円〜) |
ダイワの厚手アンダーは、裏側に水分を含まないポリプロピレンを織り込んで、冬の汗冷えによる体温低下を軽減する作りです。
綿の肌着は汗を吸ったまま乾きにくいので、冬の船では避けたいところですね。

外側にお金をかけるなら、肌着も一緒に見直したほうが効きます。肌着が綿のTシャツのままだと、汗冷えは防寒スーツでは止められません!

防寒スーツが要る日、雨具と中間着で足りる日
防寒スーツは、雨具の内側に中綿が入った上下です。
ダイワ自身、DW-3526を「中綿入りレインスーツ」と説明しています。
手持ちの雨具の下に中間着を足せば、ある程度までは代わりが利くということ。
分かれ目は寒さそのものより、濡れる量とじっとしている時間です。
| 場面 | 足りる装備 | 理由 |
|---|---|---|
| 晴れて風が弱い日中、こまめに動く釣り | 雨具+中間着 | 動く時間が長く、雨具の下で枚数を調整できる |
| 夜明け前の出船、ポイントまで走る時間が長い | 防寒スーツ | 走っている間の風を長く受ける |
| 雨・雪・しぶきが多い日 | 防水透湿の防寒スーツ(GORE-TEX・RAINMAX・ドライシールド) | 中綿が濡れないことが前提になる |
| コマセや魚の血を浴びる釣り | PU素材の防寒スーツ | 汚れが付きにくい生地を選べる |
| 泳がせ・置き竿など、じっと待つ釣り | 防寒スーツ+肌着の見直し | 体を動かさない時間が長い |
同じ気温でも、風の強さと濡れ方で体感はかなり変わります。
なお、ダイワもシマノも、防寒スーツの耐水圧と透湿度を数値で出していません。
GORE-TEXは「厳しいラボテストに裏付けされた高い防水性」、RAINMAXは「衣服内の蒸れを外部に放出し、雨風を防ぐ」素材という説明なので、比べるときは素材名と、止水ファスナーや二重袖口といった作りを見ることになります。
シマノのドライシールドは「シマノ独自の防水透湿基準」で、上位のドライシールド+の基本性能を受け継いで機能を絞った基準、というのがシマノの説明。

数字で比べられないぶん、パンツの形とポケットの作りで差が出ます。ここ、意外と見落としがち。
上下で7万円を超える3組|雨としぶきに長く当たる人へ
ここはGORE-TEXのDW-1126と、シマノのドライシールド+とゴアテックスの2組です。
シマノの2組は上着とパンツを別々に買う品で、上下そろえると7万円台後半から8万円台になります。
ダイワ GORE-TEX ウィンターサーモスーツ DW-1126
| 表地 | GORE-TEX(厚みの違う2種の生地を部位で使い分け) |
| 裏地 | カーボンとアルミを混ぜたゴールドの裏地(防風透湿) |
| 中綿 | 背面にDANROTECH綿 |
| ポケット | 前面に脇と中心の4つ(ベスト型・膨脹型のライフジャケットを想定) |
| 換気 | 脇ポケットの中にベンチレーション |
| フード | 後ろのD.D.Sダイヤルで片手でサイズ調整・キャップインクリップ |
| パンツ | 腰をサポートするパッドを内蔵 |
| 品番 | サイズ | カラー | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|
| DW-1126 | M・L・XL・2XL | ブラック・ココア | 124,000円 |

値段は別格。ただ、冬じゅう船の上で着る1着と考えると、毎週出る人ほど元は取りやすいかも。
前面のポケットは脇と中心の4つで、メーカーはベスト型・膨脹型のライフジャケットでも使いやすい配置だと説明しています。
ライフジャケットを上に着てもポケットが使えるかどうかは、船の上で効いてくる差です。
脇ポケットの中にベンチレーションがあり、ファスナーを開けると衣服内の蒸れを外へ出せます。
巻き上げで汗ばんだとき、上着を脱がずに調整できるのは助かるところです。
サイズはM・L・XL・2XLの4つで、3XL以上がないのはダイワのほかの5着との大きな違いです。
大柄な人は、試着できる店で一度確かめておきたいですね。
シマノ ES インサレーションジャケット 03 RB-034Z+パンツ 03 RB-035Z
| 防水の素材 | ドライシールド+(透湿防水膜の内側にトリコットを貼った3層) |
| 中綿 | エアロカプセル(化繊)100〜120g/㎡ |
| 撥水 | 海水にも対応する撥水加工 |
| 上着の収納 | フラップ付きポケット・ウェビングループ・Dカン・簡易ロッドホルダー |
| 前立て | ファスナー+雨返し+ドットボタンの二重構造 |
| パンツ | アジャスト紐+ゴム・別売りサスペンダー用のループ・プライヤーホルダー |
| 品番 | サイズ | カラー | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|
| RB-034Z(上着) | WM・M〜2XL | ブラック・ブラックチャコール・ダークHUNカモ | 47,000円(ダークHUNカモ49,000円) |
| RB-035Z(パンツ) | WM・M〜2XL | ブラック・ブラックチャコール・ダークHUNカモ | 34,000円(ダークHUNカモ36,000円) |

ポケットだらけの見た目は好みが分かれそう。道具をバッグに入れたくない人には刺さりそうです。
上着はポケット類に加えてウェビングループやDカン、簡易ロッドホルダーまで付いていて、シマノはバッグに頼らず道具を身につけて釣行できる作りだと説明しています。
表側のポケットは、シマノの仕様一覧表で11個。
海水を浴びても撥水が落ちにくく、乾いたあとの白い塩残りも抑えやすい加工なので、しぶきをかぶる船の上とも相性がよさそうです。
パンツの前開きは下前立てとマチを重ねた作りですが、製品ページには「完全防水ではありません」と注記があります。
サスペンダーは付属せず、ウエストの内側にあるループへ別売りのものを付ける形です。
シマノ ゴアテックス インサレーション ジャケット 05 RB-032Y+パンツ 05 RB-033Y
| 表地 | ゴアテックス(ePEメンブレン)・ナイロン100% |
| 中綿 | エアロカプセル(化繊)120〜140g/㎡を部位で配分 |
| 裏地 | カーボン糸を織り込んだ蓄熱裏地 |
| 袖口 | タブのない外袖+クロロプレンの内袖 |
| パンツ | 着脱式サスペンダー・ファスナー付きの裾口 |
| 参考重量(L) | 上着707g・パンツ660g |
| 品番 | サイズ | カラー | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|
| RB-032Y(上着) | WM・M〜2XL | リアルブラック・スモークグレー・ダークレッド | 44,000円 |
| RB-033Y(パンツ) | WM・M〜2XL | リアルブラック・スモークグレー・ダークレッド | 34,000円 |
| RB-091Z(プロビブ) | M〜2XL | オシアネイビー・シマノブラック | 92,000円 |

上下で78,000円。DW-1926とDW-1126の間に入る値段です。
上着のポケットは、肩掛け式・腰巻き式のどちらのフローティングベストを着けていても手を入れやすい位置に置いた、とシマノは説明しています。
膨脹式を上に着ける冬の船では、ライフジャケットとポケットがぶつからないのは地味に大きい差ですね。
パンツは腰に当たる位置にストレッチ生地を入れて、座ったときにウエストがずり下がって隙間ができるのを抑える作りです。
裾口はマチ付きのファスナーで、開けばショートブーツにかぶせられ、閉じればシューズに合わせられます。
裏地はカーボン糸の蓄熱素材で、従来品より内部温度を2〜3℃高く保てる、というのがシマノの説明です。
同じ05のシリーズには、シマノが「ボートアングラーのため」と書いているゴアテックス インサレーションプロビブ 05 RB-091Zもあります。
膝と尻に外せるパッドが入ったビブスタイルで、サイドのファスナーを開けばサスペンダーを付けたまま用を足せる作りです。
ただ、定価は92,000円で、上着と合わせると136,000円になり、今回の10組のどれよりも高くつきます。
4万〜5万円台の4着|素材で向く釣りが分かれる
ダイワのGORE-TEX、PU、RAINMAXがそろう価格帯です。
RAINMAXはダイワ独自の防水透湿素材で、今季の防寒スーツでは3着に使われています(DW-3526は次の2万円台へ)。
ダイワ GORE-TEX バーサタイルウィンタースーツ DW-1926
| 表地 | GORE-TEX 2層 |
| 中綿 | 嵩高の中綿 |
| 撥水 | フッ素フリー撥水剤 |
| 袖口 | 内袖のカフスで浸水を軽減 |
| ポケット | 止水ファスナー |
| パンツ | バックル付き調整ベルト |
| 品番 | サイズ | カラー | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|
| DW-1926 | M〜4XL・WM・WL | ブラック・ブラックフロー・ココア・スティルグレー・マンゴー | 56,000円 |

GORE-TEXは欲しい、でも12万円は…という人の落としどころ。
ダイワの6着のうち女性用のWM・WLがあるのは、このDW-1926とDW-3526の2着だけです。
男性用も4XLまであり、体格を選びにくい1着です。
同じGORE-TEXでも、DW-1126のゴールドの裏地や背面のDANROTECH綿は、DW-1926の説明にはありません。
定価の差は68,000円。
雨としぶきを止める役目は同じGORE-TEXなので、暖かさは中間着で足すと割り切るならDW-1926で十分だと思っています。
ダイワ PUオーシャンウィンタースーツ DW-6026
| 表地 | ポリエステル100%(ポリウレタン防水加工) |
| 中綿 | 嵩高の中綿 |
| パンツ | 胸まで覆うチェストハイ・バックル付きサスペンダー |
| フード | キャップインクリップ |
| ポケット | ジャケットは止水ファスナー、パンツは内側に収納ポケット |
| 品番 | サイズ | カラー | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|
| DW-6026 | M〜3XL | スティルグレーガンメタル・マンゴーブラック・レッドブラック | 46,500円 |

コマセ真鯛や、血抜きの多い青物の日に。汚れが付きにくい生地は、帰ってからの手入れが楽になりそう。
ダイワはこのスーツを、魚の血やコマセなどで汚れやすい船釣りに向くと説明しています。
ダイワの6着の中で船釣りを名指ししているのはDW-6026だけ。
パンツも胸まで覆う形なので、前かがみで魚を締めるときに水や汚れを受け止めてくれます。
製品ページの機能アイコンは「防水」だけで、GORE-TEXやRAINMAXのスーツのような透湿の説明はありません。
動き回って汗をかく釣りでは、肌着を汗冷えしにくいものにしておくと安心です。
ダイワ RAINMAX アングラーズウィンタースーツ DW-3226
| 表地 | RAINMAX 2層(生地厚) |
| 中綿 | 嵩高の中綿 |
| フード | 脱着式のフードファー |
| ポケット | マチ付き大型ポケット(外側にハンドウォーマー)・ファスナー付き胸ポケット |
| パンツのポケット | ファスナー付き(製品詳細に「止水ファスナーではありません」と注記) |
| パンツ | バックル付き調整ベルト |
| 品番 | サイズ | カラー | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|
| DW-3226 | M〜3XL | ブラック・スティルグレー・オリーブグリーン | 45,000円 |

港までの行き帰りにそのまま着られる見た目。釣り専用にしたくない人向け。
フードのファーは風の流れを散らし、顔に直接冷気が当たるのを軽減するとメーカーは説明しています。
走行中に顔が冷えやすい人には、ありがたい作りですね。
ファーは外せるので、洗濯のときにも困りません。
パンツのファスナー付きポケットは、製品詳細の写真に「止水ファスナーではありません」と注記があります。
ただ、製品説明の文章には「止水ファスナー付きポケット」とあり、表記が分かれています。
濡らしたくない物は、防水ケースに入れてからしまうと安心です。
ダイワ RAINMAX ハイロフトウインタースーツ DW-3426
| 表地 | RAINMAX 2層(生地厚) |
| 中綿 | 今季の防寒ラインナップと比べて120% |
| ポケット | 止水ファスナー |
| 袖口 | 内袖のカフス・二重袖口 |
| パンツ | 取り外せるサスペンダー |
| フード | キャップイン仕様(クリップ) |
| 品番 | サイズ | カラー | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|
| DW-3426 | M〜3XL | ブラック・スティルグレー・オリーブ・レッド | 42,000円 |

寒がりなら、まずこれを候補に。
名前のハイロフトどおり、中綿の量を今季のほかの防寒スーツの1.2倍にしたモデルです。
泳がせや置き竿のタチウオなど、体を動かさない時間が長い釣りほど、この差が効いてきます。
ロゴは両袖に入っていて、メーカーはフローティングベストを着ていても見えるように置いたと書いています。
見た目の話に聞こえますが、ベストを上に着る場面まで考えた作り。
GORE-TEXのDW-1926より14,000円、PUのDW-6026より4,500円安い定価です。
ダイワは実売が定価より下がるのが普通のメーカーなので、セールで狙いやすい1着でもあります。
2万円台の3着|初めての1着を選ぶなら
ダイワのRAINMAXが1着、シマノのドライシールドが2着で、定価の差は5,400円の中に収まります。
ダイワ RAINMAX ウインタースーツ DW-3526
| 表地 | RAINMAX 2層(ストレッチ) |
| 中綿 | ロフト感を保ちやすい柔らかな中綿 |
| 襟 | ボックスカラー |
| ポケット | 胸ポケットが止水ファスナー・脇ポケット |
| パンツ | シャーリングゴム+サイズ調整ヒモ |
| 品番 | サイズ | カラー | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|
| DW-3526 | M〜4XL・WM・WL | ブラック・アビスブルー・ココア・スティルグレー・マンゴー | 28,400円 |

初めての1着なら、これで十分!
定価は28,400円で、ダイワのほかの5着より13,600円以上安いです。
M〜4XLに女性用のWM・WLまでそろうので、家族で選びやすいのもいいところ。
パンツはシャーリングゴムとヒモで締める仕様で、サスペンダーやバックル付きベルトはありません。
前かがみの作業が多い人は、ずり下がりが気になるかもしれません。
シマノ ベーシックハイロフト レインスーツ 01 RB-077Y
| 表地 | ナイロン100%(ポリウレタン透湿防水加工)・ドライシールド |
| 中綿 | 化繊 身頃140g/㎡・腕と脇120g/㎡・フード80g/㎡(脇下は抜き) |
| ポケット | 胸の高めから脇にかけての大型ポケット・パンツにもポケット |
| パンツ | 前開き・アジャスト紐+ゴムのウエスト調整 |
| 参考重量(L) | 1,190g |
| 品番 | サイズ | カラー | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|
| RB-077Y | WM・M〜3XL | リアルブラック・スモークグレー・ダークレッド・ダークHUNカモ | 28,000円(ダークHUNカモ32,000円) |

2万円台で暖かさを取るなら、まず見てほしい1着!
寒さを感じやすい前後の身頃に140g/㎡、腕や脇下に120g/㎡、フードに80g/㎡と、場所で中綿の量を変えています。
汗をかきやすい脇下には、あえて中綿を入れていません。
下のRB-057Xと比べると、身頃で20g/㎡多い計算です。
メインのポケットは胸のやや高い位置から脇にかけて大きく取ってあり、肩掛けタイプの膨脹式を着てもベルトに干渉せず出し入れできる、とシマノは説明しています。
仕様一覧表ではパンツのサスペンダーが「―」で、ウエストはアジャスト紐とゴムで締める作りです。
サスペンダー付きのDW-3426やDW-6026とは、ここで分かれます。
シマノ ベーシックインサレーション レインスーツ 01 RB-057X
| 表地 | ナイロン100%(ポリウレタン透湿防水加工)・ドライシールド |
| 中綿 | 化繊 身頃120g/㎡・腕と脇100g/㎡・フード80g/㎡ |
| 前ファスナー | 止水コイルファスナー |
| パンツ | 前開き・アジャスト紐+ゴムのウエスト調整 |
| 品番 | サイズ | カラー | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|
| RB-057X | WM・M〜3XL | リアルブラック・ダークレッド・ブルーグレー・ダークHUNカモ | 23,000円(ダークHUNカモ26,000円) |

10組でいちばん安い上下。まず1着、という人に。
身頃の中綿はRB-077Yの140g/㎡に対して120g/㎡で、定価の差は5,000円。
それでも、従来品のRB-017Tより中綿を50%増やしたとシマノは説明しています。
ライフジャケットは腰巻き・肩掛け・固型式のどれを着けても、メインポケットの容量が削られない位置に置いてあります。
前のファスナーはテープの表面をポリウレタンフィルムでラミネートした止水コイルファスナーで、しぶきが入り込むのを減らす作り。
ダイワ・シマノの防寒スーツ10組の比較表
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| GORE-TEX | ドライシールド+ | GORE-TEX | GORE-TEX | PU | RAINMAX | RAINMAX | RAINMAX | ドライシールド | ドライシールド | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 写真 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| 品番・名前 | DW-1126 ダイワ GORE-TEX ウィンターサーモスーツ | RB-034Z+RB-035Z シマノ ES インサレーションジャケット 03+パンツ 03 | RB-032Y+RB-033Y シマノ ゴアテックス インサレーション ジャケット 05+パンツ 05 | DW-1926 ダイワ GORE-TEX バーサタイルウィンタースーツ | DW-6026 ダイワ PUオーシャンウィンタースーツ | DW-3226 ダイワ RAINMAX アングラーズウィンタースーツ | DW-3426 ダイワ RAINMAX ハイロフトウインタースーツ | DW-3526 ダイワ RAINMAX ウインタースーツ | RB-077Y シマノ ベーシックハイロフト レインスーツ 01 | RB-057X シマノ ベーシックインサレーション レインスーツ 01 |
| 防水の素材 | GORE-TEX(厚みの違う2種の生地) | ドライシールド+(3層) | ゴアテックス(ePE) | GORE-TEX 2層 | ポリウレタン防水加工 | RAINMAX 2層(生地厚) | RAINMAX 2層(生地厚) | RAINMAX 2層(ストレッチ) | ドライシールド | ドライシールド |
| 表生地 | ナイロン100% | 記載なし | ナイロン100% | ポリエステル100% | ポリエステル100%(ポリウレタン防水加工) | ナイロン100% | ナイロン100% | ポリエステル100% | ナイロン100%(ポリウレタン透湿防水加工) | ナイロン100%(ポリウレタン透湿防水加工) |
| 中綿 | ポリエステル(背面にDANROTECH綿) | エアロカプセル 100〜120g/㎡ | エアロカプセル 120〜140g/㎡ | ポリエステル(嵩高の中綿) | ポリエステル(嵩高の中綿) | ポリエステル(嵩高の中綿) | ポリエステル(中綿量120%) | ポリエステル | 化繊 身頃140g/㎡・腕120g/㎡ | 化繊 身頃120g/㎡・腕100g/㎡ |
| パンツ | パンツ(腰サポートパッド内蔵・調整ベルト) | パンツ(別売りサスペンダー用ループ) | パンツ(着脱式サスペンダー) ビブ RB-091Z も選べる | パンツ(バックル付き調整ベルト) | チェストハイパンツ(バックル付きサスペンダー) | パンツ(バックル付き調整ベルト) | パンツ(取り外せるサスペンダー) | パンツ(シャーリングゴム+調整ヒモ) | パンツ(アジャスト紐+ゴム) | パンツ(アジャスト紐+ゴム) |
| 耐水圧・透湿度 | 公表なし | 公表なし | 公表なし | 公表なし | 公表なし | 公表なし | 公表なし | 公表なし | 公表なし | 公表なし |
| サイズ | M・L・XL・2XL | WM・M〜2XL | WM・M〜2XL | M〜4XL・WM・WL | M〜3XL | M〜3XL | M〜3XL | M〜4XL・WM・WL | WM・M〜3XL | WM・M〜3XL |
| 発売 | 2026年10月 | 記載なし | 記載なし | 2026年9月 | 2026年10月 | 2026年10月 | 2026年10月 | 2026年9月 | 記載なし | 記載なし |
| 定価(税抜) | 124,000円 | 81,000円 (上47,000+下34,000) | 78,000円 (上44,000+下34,000) | 56,000円 | 46,500円 | 45,000円 | 42,000円 | 28,400円 | 28,000円 (ダークHUNカモ32,000) | 23,000円 (ダークHUNカモ26,000) |
| こんな人に | 雨・しぶきの日も 毎週出る人 ライフジャケットを着けたまま ポケットを使いたい人 | 道具をバッグでなく 体に付けたい人 | 膨脹式を着けたまま ポケットを使いたい人 座る時間が長い人 | GORE-TEXを 5万円台で選びたい人 女性用サイズが要る人 | コマセ・魚の血で 汚れる釣りが多い人 | 港の行き帰りにも 着たい人 顔の冷えが気になる人 | じっと待つ釣りが多い 寒がりの人 | 初めての1着 家族で選ぶ人 | 2万円台で 暖かさを優先したい人 | 定価をいちばん 抑えたい人 |
耐水圧・透湿度はダイワ・シマノとも製品ページに数値の記載がないため「公表なし」。シマノの2組は上着とパンツが別売りで、定価は上下の合計
定価の差は、素材(GORE-TEX・PU・RAINMAX・ドライシールド)と裏地・中綿の作りの差と考えると選びやすくなります。
膨脹式ライフジャケットは、防寒着のいちばん上に着る
冬に着込むほど気をつけたいのが、膨脹式ライフジャケットとの重ね順です。
国土交通省のサイトに載っている小型船舶関連事業協議会の注意書きには、こうあります。
膨脹式ライフジャケットを着用する際は、必ず一番上に着用してください。
合羽などの下(内側)に着用しますと、作動索が引けず、自動でも膨脹しないことが考えられ、大変危険です。
- 手動膨脹させるための作動索が着用時に隠れていないか必ず確認する
- 自動膨脹は補助の機能。落水したら、自動膨脹式でも速やかに作動索を引いて手動で膨らませる

防寒スーツを着込んだあと、作動索(引き手)が服に隠れていないかは一度見ておきたいところです。
ダイワの防寒スーツの側も、DW-1126は「ベスト型・膨脹型のライフジャケットでも使いやすい」前ポケット、DW-3426は「フローティングベスト着用時も視認できる」袖のロゴと、上にライフジャケットやベストを着る場面を考えた作りになっています。
シマノのRB-032YやRB-057Xも、ライフジャケットを着けたまま使えるポケットの位置をうたう作り。
私は一度、小さなボートから海に落ちたことがあります。
ふと気を抜いた時に船が揺れて起きました。
そのとき腰に着けていた自動膨脹式はきちんと開いて、膨らんだ形のおかげで水の中でも体が安定しました。
あとでボンベを交換して、今もそのまま使えています。
一度こんなことがあった、というだけの話ですが、いざというときに開く状態で着ておく大切さは身にしみました。
桜マークの見方やタイプの違いは、桜マーク付きライフジャケットの選び方にまとめています。

着込んだあとに、引き手が外から見えるか。出船前にこれだけは見てほしい!
足・手・首・肌着の小物
防寒スーツで胴を守っても、冷えが入ってくるのは足首・手首・首まわりのすき間です。
足元:ダイワ ウインターラジアルデッキブーツ WD-2402
船の上の長靴は、まず濡れた甲板で滑らないことが大事です。
WD-2402は船上でのグリップを狙った波形のラジアルデッキソールで、中にはウールフェルトにアルミ反射材を蒸着したインナーソックスが入っています。
インナーソックスは取り外せて、サイズはS(24.0〜24.5cm)から3L(28.0〜28.5cm)まで。
定価は18,100円です。

足先が冷えると集中が切れるので、ここはケチらないほうがいいと思っています。
手:ダイワの防寒グローブ8種
手袋は、指先を何本出せるかで使い勝手がかなり違ってきます。
| 品番・名前 | 指先 | 特徴 | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|
| DG-1526W GORE-TEX DANROTECH 防水グローブ | 記載なし | GORE-TEXインサートが手首まで・タッチ操作対応 | 10,500円 |
| DG-7126W オフショア防寒グローブ | 記載なし | 人差指に牛革補強・ベイトリールのパーミングに対応 | 7,300円 |
| DG-7626W タイタニュームαグローブ 3本カット | 3本カット | 掌・甲ともタイタニュームα・ベルトなし | 6,600円 |
| DG-2025W クロロプレン防水グローブ | 記載なし | 2.5mmクロロプレン・完全防水ではない(公式注記) | 6,000円 |
| DG-7526W オールラウンド防寒グローブ 3本カット | 3本カット | 掌にナノフロント(濡れてもグリップ) | 5,800円 |
| DG-7826W オールラウンド防寒グローブ 5本カット | 5本カット | 掌にナノフロント(濡れてもグリップ) | 5,600円 |
| DG-8226W フルカバー防寒グローブ 2本カット | 2本カット(指先カバーを外せる) | 甲はクロロプレン・ベルトなし | 5,600円 |
| DG-9726W DANROTECH 防風ハンドウォーマー | 手甲型 | 甲が防風素材・内側にDANROTECH | 4,500円 |
雨やしぶきで手が濡れる日に向くのは、GORE-TEXインサートが手首まで覆うDG-1526Wです。
結び直しやエサ付けが多い釣りなら、指先を出せる3本カットや、カバーを外せる2本カットのほうが手袋を外す回数を減らせて便利です。
DG-2025Wは防水グローブという名前ですが、公式に「完全防水ではありません」と注記がある点は知っておきたいところ。
肌着:ダイワ DANROTECH アンダーシャツ厚手ハイネック DU-3626S
肌着は首まで覆うハイネックにすると、ネックウォーマーとのすき間が減ります。
DU-3626Sは裏側に疎水性のポリプロピレンを織り込んだ厚手タイプで、メーカーは晩秋から冬の釣りに勧めています。
同じ生地でクルーネックのDU-3526S(8,500円)と、下に履くDU-3726P(8,500円)もあり、ハイネックの定価は8,700円です。
首と頭:ダイワ DANROTECH ネックゲイター DA-9926W
首まわりは、ネックゲイターかフード付きのウォーマーで埋めます。
| 品番・名前 | 特徴 | 定価(税抜) |
|---|---|---|
| DC-2126TW TOURNAMENT ニットキャップ | 裏地にDANROTECH・耳まで覆える深さ・つばは撥水 | 9,000円 |
| DA-9426W STORMFLEECE フーディーウォーマー | フーディーとネックウォーマーの2WAY・裾のタレでジャケットとのすき間をふさぐ | 6,100円 |
| DA-9526W DANROTECH フーディーウォーマー | 裏地に防風透湿フィルム・キャップの上から被れる | 5,600円 |
| DA-9926W DANROTECH ネックゲイター | ネックゲイター・フェイスマスク・バラクラバなど6通り・耳まで覆える長さ | 4,500円 |
| DA-9626W フリースネックウォーマー | 口元にトリコット素材を重ね、息を抜きつつ風を防ぐ | 3,400円 |
| DA-7026W フリースイヤーウォーマー | キャップの上からも着けられるヘッドバンド型 | 3,000円 |
迷ったら、使い方を6通りに変えられるDA-9926Wが1本で済ませやすいです。

走る間は顔まで上げて、釣りの間は首に下ろす。この使い分けができるのがいいところ!
冬の船釣りの防寒でよくある質問
冬の船釣りに防寒スーツは必要ですか?
夜明け前の出船や、雨・しぶきが多い日、じっと待つ釣りなら防寒スーツがあると安心です。
晴れて風の弱い日中に動き回る釣りなら、雨具の下に中間着を足して代わりにできます。
ダイワ・シマノの防寒スーツの耐水圧と透湿度はどれくらいですか?
ダイワもシマノも、防寒スーツの耐水圧と透湿度を数値で公表していません。
比べるときは素材の種類と、止水ファスナーや二重袖口などの作りを見ます。
膨脹式ライフジャケットは防寒着の下に着てもいいですか?
下に着てはいけません。
小型船舶関連事業協議会の注意書きは、膨脹式は必ず一番上に着用するよう求めています。
合羽などの下に着ると、作動索が引けず自動でも膨脹しないことが考えられ、大変危険だとしています。
GORE-TEX・RAINMAX・ドライシールドの防寒スーツはどう違いますか?
どれも防水透湿の素材です。
GORE-TEXはW. L. Gore & Associatesの素材、RAINMAXはダイワ独自の素材。
ドライシールドはシマノ独自の防水透湿基準です。
GORE-TEXはダイワのDW-1926が定価56,000円、DW-1126が124,000円、シマノのRB-032Y+RB-033Yが上下で78,000円。
RAINMAXの3着は28,400円から45,000円、ドライシールドのRB-057XとRB-077Yは23,000円と28,000円です。
船の上で履く長靴は何を選べばいいですか?
濡れた甲板で滑りにくい靴底を選びます。
ダイワのウインターラジアルデッキブーツ WD-2402は船上でのグリップを狙ったラジアルデッキソールで、取り外せる保温インナーソックスが入っています。
定価は18,100円です。
防寒グローブは何本カットを選べばいいですか?
結び直しやエサ付けが多い釣りなら、指先を出せる3本カットや、指先カバーを外せる2本カットが手袋を外す回数を減らせます。
雨やしぶきで濡れる日は、GORE-TEXインサートが手首まで覆うDG-1526Wのような防水グローブが向いています。
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