KANAMA(カナマ)とはどんなメーカー?死に餌を泳がせるスマートベイトと、餌まわりの道具を一通り紹介

KANAMA(カナマ)とはどんなメーカー?死に餌を泳がせるスマートベイトと、餌まわりの道具を一通り紹介
ちゃんま
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インスタを開くと、死んだ魚が尾を振って泳ぐ動画の広告が流れてきませんか。

あの仕掛けを作っているのが、KANAMA(カナマ)というメーカーです。

釣り人A
釣り人A

動画はよく見るけど、KANAMAってどこの会社なの?

釣り人B
釣り人B

日本で買えるのかな。海外通販だと、壊れたときが不安なんだよね…

調べてみると、主力の「スマートベイト」のほかに、活きエビ用の針やエアーポンプなど、餌を扱う道具をいくつも出していました。

会社の所在地は公式サイトの表記と登記で食い違うところがあり、評判にも良い声と不満の声の両方があります。

ちゃんま
ちゃんま

正直、個人的にすごく気になっていて、使ってみたいと思ってます!ただ、まだ使っていないので、この記事には使った感想も「釣れる」という話も出てきません。

この記事でわかること

  • KANAMAが出しているスマートベイト4機種と、合う餌の長さ
  • ソフトベイト・活きエビ針・エアーポンプなど、餌まわりの道具10種
  • 公式サイトの住所、英国の登記、米国の商標から確認できた会社の情報
  • 楽天・Yahoo!ショッピング・Amazonの売り場と、公式サイトから買う場合の違い
  • Trustpilotと楽天のレビューに出ている不満の声

泳がせ釣りのタックルを探している人へ

ロッドとリールの選び方、餌にする小魚の確保は別の記事に書いてます。

→ 泳がせ(ノマセ)釣りのタックル比較|ベイトの確保からロッド・リールの選び方まで


KANAMAはどんなメーカー?

KANAMAは、電気で動く釣り道具を作っているメーカーです。

公式サイトの説明では、2020年に構想を始め、2023年に最初のスマートベイトを発売、2024年に小型のMiniと集魚ライトを出しています。

まだ新しいブランドですね。

主力のスマートベイトは、死んだ餌の腹に入れて使う充電式の棒です。

水に触れると自動で動きだし、中のアームが揺れて餌の尾を振らせます。

手で押すスイッチはなく、水から出すと止まる作り。

充電はUSBのマグネット式ケーブルで、海水でも淡水でも使えるとメーカーは説明しています。

現行は4機種で、合う餌の長さと電池のもちが違います。

機種合う餌の長さ本体の長さ重さ稼働時間(公称)耐水深
Air13〜20cm12cm18g1.5時間100m
Mini13〜20cm12cm19g2時間150m
Pro20〜40cm16.9cm56g4時間300m
ProX20〜45cm16.9cm60g8時間500m

小アジや小サバのような20cmまでの餌ならAirかMini、それより大きい餌ならProかProXです。

使う餌について、メーカーは鮮度のいい死に魚か、解凍したばかりの魚をすすめています。

古い冷凍魚は身が柔らかすぎるので向かない、とのこと。

Miniは楽天とAmazonで売り場を確認できました。

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ちゃんま
ちゃんま

スーパーで買った魚が泳ぐ、という発想が面白いんですよね。活き餌を確保できなかった日の保険になるのか、使ってみたいところです。


スマートベイト以外に何を売っている?

KANAMAの道具は、ほとんどが「餌を活かす・餌を目立たせる」ためのものです。

国内の売り場を確認できたのは、このうちソフトベイト・活きエビ針・エアーポンプの3つでした。

SmartDrive ソフトベイト

AirとMiniに被せて使う、シリコン製の魚型です。

中にスマートベイト本体を差し込むので、死に餌がなくても使えます。

大きさは18×4cmで、柄はサバ柄・ラメ・蓄光の3種類。

メーカーは、本体を少し濡らしてから差し込むよう書いています。

ProとProXには使えません。

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蓄光の活きエビ針

活きエビを針に刺さず、殻を挟んで留める針です。

サイズはS・M・Lの3つで、エビの大きさはSが35〜60mm、Mが50〜90mm、Lが60〜130mmに合わせてあります。

材質は高炭素鋼で、蓄光つきです。

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VersaPump(エアーポンプ兼真空パック機)

活かしバケツに空気を送る、いわゆる「ぶくぶく」です。

変わっているのは、同じ本体で真空パックもできるところ。

送気量は毎分2.5L、稼働時間は19〜38時間、充電は2.5時間で、重さは140g。

防水はIP68と書かれています。

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ちゃんま
ちゃんま

ぶくぶくと真空パック機が1台になっているのは、荷物を減らしたい人にはうれしいかも!ただ、ぶくぶくとしては値が張ります。

光る活き餌用ウキと集魚ライト

ウキは発泡素材にライトが付いた夜釣り用で、40gと100gの2サイズ。

ボタン電池(CR2032)を裏返すと赤と緑が切り替わり、点灯は最長60時間。

集魚ライト(Smart Fishing Light)は水中に沈めて使う充電式で、光に加えて音も出します。

明るさは100ルーメン、色は緑と赤、音は5種類。

点灯だけなら6時間、光と音の両方だと4時間で、耐水深は300mです。

スマートベイトと同じく、水に入れると自動で点きます。

PowerBox(充電用の電源)

スマートベイトを3本同時に充電できる、10,000mAhのバッテリー入りケースです。

満充電から充電できる回数の目安は、Airが26回、Miniが16回、Proが8回、ProXが5回。

IP68の防水で水に浮き、重さは450gあります。

スマートベイトは1本あたりの稼働時間が短いので、船の上で充電し直したい人向けの道具ですね。

仕掛けまわり(2本糸の仕掛け・3方サルカン・リーダー)

2本糸の仕掛け(Anti-Lost Twin-Line Rig)は、針を結ぶ糸とスマートベイト本体を結ぶ糸を分けてある、組み済みの仕掛けです。

針側の糸が切れても、本体は道糸につながったまま回収できる、という設計。

本体をなくさないための仕掛けで、あとで触れる紛失補償もこの結び方が条件になっています。

糸はピンクのフロロカーボンで2m超、サイズはS・M・Lです。

3方サルカンは道糸・ハリス・オモリを3方向に分ける金具で、ステンレス(SUS316)製の1個入り。

破断強度は140kgと書かれています。

リーダーはスナップとスイベルが付いた2本入りで、2.5mm×30cm(35kg)と3.5mm×50cm(65kg)の2種類があります。

製品名が「フロロカーボン・ワイヤーリーダー」となっていて、素材がフロロなのかワイヤーなのかはページから読み取れませんでした。

集魚ジェル

餌やルアーに塗るジェルで、紫外線で光り、匂いも付けるタイプです。

30mlの1本入り。

成分の詳しい内訳は公開されていません。


KANAMAはどこの会社?

  • 公式サイトの住所:東京都新宿区西新宿と、英国ロンドンの2か所を載せている
  • 英国の法人:KANAMA UK LTD の登記を確認できた(2025年2月設立)。登記上の住所はロンドンではなくスタッフォード
  • 日本の法人:登記では確認できていない
  • 米国の商標:「KANAMA」の権利者は中国・深圳の会社
  • プレスリリース:2023年末の発表は発信元が東京・新宿で、連絡先の電話番号は中国の国番号
  • 製造国:公式サイトに記載が見当たらない

公式サイトは東京の会社を名乗っています。

一方で、商標を持っているのは深圳の会社で、日本の法人は登記で裏付けが取れませんでした。

なので、「日本のメーカー」とも「中国のメーカー」とも言い切れない、というのが調べた範囲での答えです。

ちゃんま
ちゃんま

住所が東京だからといって、日本のメーカーと同じ感覚でサポートを期待しないほうがいいかなと思います。


日本ではどこで買える?

買い方は、国内のモールで買うか、公式サイトから直接買うかの2つです。

楽天・Yahoo!ショッピング・Amazonで買う

楽天とYahoo!ショッピングには、「日本初上陸・正規販売店」をうたうファンクスストアが出店しています。

運営しているのは群馬県高崎市の会社で、1年保証と日本語の説明書が付くと書かれています。

Amazonにも同じ店の出品があり、ほかに「KANAMAストア」「KANAMA-JP」という名前の出品もありました。

1つ気になったのは、KANAMAの公式サイトにはこの店を正規販売店として名指しした記載が見つからなかったことです。

保証の細かい条件も商品ページには書かれていないので、買う前に店へ聞いておくと安心ですね。

Amazonは同じMiniでも出品がいくつもあって、値段に大きな開きがあります。

セットの中身が違う可能性があるので、個数と付属品を見てから選んでください。

公式サイトから買う

公式サイトは海外からの発送です。

メーカーの案内は「到着まで7〜15営業日」ですが、個人のブログには到着まで約1か月かかったという報告がありました。

関税や輸入時の税金は買う側の負担になります。

返品にも注意が要ります。

製品ページには「30日返金保証」と大きく出ているのに、返金の決まりを読むと対象は未開封・未使用のものだけでした。

使ってみて合わなかった、という理由では返せません。

返送の送料も買う側の負担です。

ちゃんま
ちゃんま

初期不良の交換を海外とやり取りするのは、手間がかかりそうです。国内の店は、1年保証と日本語の説明書が付くと書いています。


KANAMAの評判はどう?

海外のレビューサイトTrustpilotでは、2026年10月4日時点で94件、平均4.4でした。

星5が8割を超える一方、星1も1割近くあります。

低い評価に書かれていた不満は、次のようなものです。

  • 初めて使った日に動かなくなった。交換品も不良だった
  • 寒い時期に、電池のもちが極端に短くなった
  • 1投目で糸が切れて、本体ごとなくした
  • 発送が遅れた
  • 海外へ返品する手続きが面倒で、送り先も分かりにくい

楽天のファンクスストアのレビューは5件で、平均4.20です。

「餌を入れると自動で動く」「小さくて使いやすい」という声があり、魚が釣れたという報告もあります。

不満は、充電しても動かない初期不良(店が交換で対応)と、稼働時間の短さでした。

まだ釣りに使っていない、という人のレビューも混じっています。

もう1つ知っておきたいのが、海外メディアのレビュー記事です。

釣りメディアに載っているProXの紹介記事には、広告(Sponsored Content)と明記されたものがありました。

メーカーと関係のない人が実際に釣って、釣果まで確かめた記事は見つかっていません。

ちゃんま
ちゃんま

動画では気持ちよく泳いでいるけど、「これで釣果が上がるか」を確かめた第三者の記録は、まだ見つかっていません。電子機器なので、初期不良に当たる可能性も頭に入れておきたいですね。


KANAMAを買う前のよくある質問

KANAMAは日本のメーカーですか?

公式サイトに載っている住所は、東京・西新宿とロンドンです。

英国の法人は登記を確認できましたが、日本の法人は登記で確認できておらず、米国の商標は中国・深圳の会社が持っています。

日本のメーカーとも中国のメーカーとも言い切れません。

スマートベイトは日本のAmazonや楽天で買えますか?

買えます。

楽天・Yahoo!ショッピング・Amazonに、正規販売店をうたうファンクスストアが出店していて、1年保証と日本語の説明書が付くと書かれています。

公式サイトからも買えますが、こちらは海外からの発送です。

スマートベイトの電池はどれくらいもちますか?

公称の稼働時間は機種で違い、短い順にAir 1.5時間、Mini 2時間、Pro 4時間、ProX 8時間。

ただしMiniは、国内の販売店が「水温15度、15cmくらいのサバで実働は約1時間」と公称の半分の数字を載せています。

寒い時期に短くなったというレビューもあるので、公称より短くなる前提で考えたほうがいいかも。

スマートベイトをなくしたら補償はありますか?

公式サイトには紛失補償の制度があります。

条件は、大きな魚に噛み切られてなくしたこと、2本糸の仕掛けで正しくつないでいたこと、仕掛けを付けるところからなくすまでを編集なしで撮った動画があることです。

道糸が切れた場合や操作のミスは対象外。

日本の販売店で買ったものにも使えるかどうかは、確認できませんでした。

遊漁船でスマートベイトを使っても大丈夫ですか?

電気で動く餌の仕掛けを名指しで禁止したり、許可したりしている決まりは、調べた範囲では見つかりませんでした。

使ってよいかは、乗る前に船宿へ聞いてください。

使ったあとの手入れは必要ですか?

毎回の水洗いが必要です。

メーカーは、上のカバーを開けて中をすすぎ、外側と金属の接点を拭き、接点を完全に乾かしてから充電するよう案内しています。

自分で分解したり、電池を取り出したりするのは禁止です。


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なんでも釣り師
マイボートで海に出るボートアングラー(釣り歴20年・ボート歴10年)。タイラバ・ひとつテンヤ・ライトジギングが主戦場で、エリアトラウトや堤防のライトゲームものんびり楽しむ雑食派。

実際に使った道具の「正直どうだったか」を、公式スペックと実釣の両面から書いています。

Boat angler based in Japan, sharing first-hand reviews of JDM tackle.
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