26紅牙TW徹底解説!紅牙IC・エンゲツとの違いとタイラバリールの選び方
2026年7月、ダイワのタイラバリールに「26紅牙TW」が加わりました。
レベルワインドにTWSを積んだ、シャローとバーチカルに振り切ったカウンターなしモデルです。

26紅牙TWと紅牙ICって何が違うの?カウンターが無いって聞いて迷ってて…

シマノのエンゲツと比べたらどっちがお得なの?予算的にも悩む!
この記事では、26紅牙TWのスペックを公式データで整理しながら、紅牙IC・紅牙X IC・エンゲツ系と型番レベルで比較していきます。
読み終わるころには、自分がTWを買うべきか、ICやエンゲツにすべきかの判断がつくはずです。

スペックは全部メーカー公式の数値で揃えました。売り文句だけじゃなく、気になる弱点も正直に書いていきますね。
シャローから中深場のバーチカルなタイラバが中心なら、ダイワの26紅牙TW 80(ギア比6.3)を選んでおけば失敗しにくいです。
自重195gの軽さとTWSによる落下スピードの速さは、一日中巻き続けるタイラバでじわじわ効いてくる性能です。
一方で水深カウンターは付いていないので、深場メインの人や数字で管理したい人には紅牙ICが向いています。
そのあたりの線引きは、このあとの比較でじっくり見ていきましょう。
紅牙TWはどんなリール?スペックと特徴を整理
26紅牙TWは、ダイワが「シャロー&バーチカルタイラバ対応のコンパクトタイラバリール」とうたう2026年7月発売の新型です。
型番はパワーギア(ギア比5.5)とノーマルギア(同6.3)に、それぞれ右・左ハンドルを用意した4機種構成です。
まずは採用技術とスペックを表で確認しておきましょう。
| 発売月 | 2026年7月 |
| メーカー希望本体価格 | 45,400円(税抜・全機種共通) |
| ボディ | HYPER ARMED HOUSING(フレーム・ギア側サイドプレート=アルミ合金) |
| ギア | HYPERDRIVE DIGIGEAR |
| レベルワインド | TWS(Tウィングシステム) |
| ブレーキ | MAGFORCE |
| ドラグ | UTD(アルティメットトーナメントドラグ)/最大5kg |
| クラッチ | HYPER TOUGH CLUTCH |
| ベアリング | 7個 |
| スプール | 径32mm・幅21mmの小径設計 |
| ハンドル | 110mm(Sサイズノブ・別売クランクハンドル対応) |
| モデル | 自重 | 巻き取り長さ | PE糸巻量 | 価格(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| 80P | 195g | 54cm | 0.6号-400m/0.8号-300m | 45,400円 |
| 80PL | 195g | 54cm | 0.6号-400m/0.8号-300m | 45,400円 |
| 80 | 195g | 62cm | 0.6号-400m/0.8号-300m | 45,400円 |
| 80L | 195g | 62cm | 0.6号-400m/0.8号-300m | 45,400円 |
※ ギア比はP系(巻き取り54cm)が5.5、無印とL(同62cm)が6.3です。
自重195gは、カウンター付きの26紅牙IC 150(235g)より40gも軽い数字です。
スプールも径32mmの小径設計なので、手の小さい人でも握り込みやすいコンパクトボディに仕上がっています。
等速巻きが命の釣りだけに、この軽さは午後になるほど効いてきます。
タイラバは着底からの巻き上げが勝負なので、フォールの速さはそのまま手返しに直結します。
TWSはライン放出時の抵抗を減らすレベルワインドで、軽量ヘッド使用時でも落下スピードを落とさず着底を明確にするのが売りです。
軽いヘッドを多用するシャローの釣りほど、恩恵の大きい設計ですね。
マグネットブレーキのMAGFORCEを積んでいるので、潮や風が動かない時間帯はアンダーキャストで広く探れます。
バーチカル中心のリールにキャストの保険が付いた、と考えるとイメージしやすいと思います。
ただし水深カウンターは非搭載なので、落とした水深を数字で確認したい人には不向きです。

軽い・落ちが速い・投げられる。シャロー派には刺さる三拍子です!
紅牙IC・紅牙X ICとの違い|シリーズ内の立ち位置
まず、いま新品で買える紅牙リールを定価の高い順に並べてみます。

| モデル | 自重 | PE糸巻量 | 最大ドラグ | カウンター | 価格(税抜) |
|---|---|---|---|---|---|
| 25紅牙 IC 150-C | 275g | 1号-400m/1.5号-250m | 7kg | あり | 74,700円 |
| 紅牙 IC 200 | 350g | 1号-600m/1.2号-480m | 10kg | あり | 64,900円 |
| 26紅牙 IC 150 | 235g | 1号-400m/2号-200m | 5kg | あり | 49,300円 |
| 26紅牙 TW 80 | 195g | 0.6号-400m/0.8号-300m | 5kg | なし | 45,400円 |
| 紅牙 100 | 205g | 0.8号-400m/1号-300m | 5.5kg | なし | 31,400円 |
| 紅牙 RX IC 150P | 235g | 1号-400m/2号-200m | 6kg | あり | 25,900円 |
| 紅牙 X IC | 240g | 0.8号-300m/1号-200m | 5kg | あり | 16,000円 |
※ 自重・糸巻量・ドラグは各シリーズ代表機種の数値です。
こうして並べると、26紅牙TWの立ち位置がよくわかります。
紅牙リールは7シリーズ中5つがカウンター付きで、カウンターなしは26紅牙TWと無印の紅牙100だけです。
そのなかでTWはシリーズ最軽量の195gで、糸巻量の基準が0.6号と細糸寄りなのも唯一の個性です。
いちばんのライバルは、実は身内の26紅牙IC 150だったりします。
26紅牙IC 150は235gと十分軽く、水深を数字で追えるカウンター付きで、定価差はわずか3,900円です。
しかも発売直後のTWが定価近辺なのに対し、ICの実勢は3万円台後半まで下がっているので、価格だけ見るなら正直ICが優勢です。
それでも40g差の軽さとフォール性能に価値を感じるなら、TWを選ぶ理由は十分あります。

カウンターに慣れた人がTWに乗り換えると、最初はけっこう不安です。ただPEラインの色分けで水深はだいたい追えるので、正直なところ慣れの問題でもあります。
入門定番の紅牙X ICは、1万円台でカウンター付きという強みが今も健在です。
ただ自重240g・ベアリング5個と基本スペックは価格なりなので、TWとは狙いがまったく別物と考えてください。
エンゲツ系と比べるとどう?シマノ勢との型番比較
シマノ派の対抗馬になるのが、エンゲツ系の両軸リールです。
| モデル | 自重 | PE糸巻量 | 最大ドラグ | カウンター | 価格(税抜) |
|---|---|---|---|---|---|
| 26紅牙 TW 80 | 195g | 0.6号-400m/0.8号-300m | 5kg | なし | 45,400円 |
| エンゲツCT 150PG | 230g | 0.8号-400m/1号-330m | 6kg | あり(フォールレバー付き) | 34,800円 |
| エンゲツプレミアム 150HG | 220g | 0.8号-400m | 6kg | あり(フォールレバー付き) | 33,000円 |
| エンゲツBB 100PG | 200g | 0.8号-250m/1号-200m | 6kg | なし | 17,500円 |
※ エンゲツCT・BBのハイギア機は最大ドラグ5kgです。
エンゲツで面白いのは、2025年モデルのエンゲツCTがカウンターに加えてフォールレバーまで積んで、実勢2万円台半ばで買えてしまうことです。
レバーで落下スピードを変えられるので、巻きだけでなくフォールで食わせたい日に強い1台です。
対する26紅牙TWは電子機能を削り、軽さと剛性、フォールの素直な速さに振り切った設計です。
エンゲツプレミアムはマイクロモジュールギアと速度表示カウンターを積んだ2023年モデルで、カウンター派ならCTと並ぶ有力候補になります。
カウンター不要でとにかく安く、という人にはエンゲツBBという手もあります。
200gの軽さにHAGANEボディで剛性も確保されていて、エンゲツ最安の17,500円ながら完成度は侮れません。

正直、機能の足し算ならエンゲツCT、引き算の潔さなら紅牙TWという勝負です。どっちが好みかで選んでOKだと思います!
どれを買うべき?タイプ別の選び方
ここまでの比較を、選ぶ人のタイプ別に整理します。
浅めのポイントが中心で、軽量ヘッドの落ちの速さと一日巻いても疲れない軽さを取りたい人はTWです。
アンダーキャストで扇状に探る展開まで見込めるので、シャローゲームの相棒としてはかなり強力な1台だと思います。
アタリが出た水深をカウンターの数字で再現できるのは、釣果の再現性という意味で大きな武器です。
深場や潮の速いエリアに通うなら、実勢3万円台後半のICのほうが満足度は高いはずです。
2万円台半ばでカウンターとフォールレバーが手に入るエンゲツCTは、コスパで見ると頭ひとつ抜けています。
とにかく初期費用を抑えたい入門者には、1万円台前半で買える紅牙X ICが今も鉄板です。

結局、初めての1台ならどれがいいの?

初タイラバリールなら、水深がわかるカウンター付きの26紅牙IC 150か紅牙X ICが無難です。TWはシャロー特化の尖った性格なので、通うフィールドが決まっている人ほど真価を発揮しますよ。
ギア比で迷っている人は、タイラバリールのローギア・ハイギアの選び方もあわせて読むと選択肢が絞れます。
紅牙TWの技術用語ミニ辞典
本文に出てきたダイワの技術用語を、ざっくり一言でまとめておきます。
| 用語 | ざっくり言うと |
|---|---|
| TWS(Tウィングシステム) | スプール至近のラインガイドをT字型にして放出抵抗を減らすレベルワインド。フォールが速くなりバックラッシュも減る |
| HYPERDRIVE DIGIGEAR | 強く滑らかな回転が長く続くことを追求した新設計ギア。初期の滑らかさが持続するのが特徴 |
| HYPER ARMED HOUSING | フレームに金属素材を使い、内部構造を高剛性・高精度で支える筐体システム。本機はフレームとギア側サイドプレートがアルミ合金 |
| HYPER TOUGH CLUTCH | 塩ガミによる固着を激減させた絶縁構造のクラッチ。海水での固着修理件数を大幅に減らした実績を持つ |
| MAGFORCE | 磁力による非接触ブレーキ。ダイヤル調整したブレーキ力が安定して効き続け、キャスト時のトラブルを抑える |
| UTD(アルティメットトーナメントドラグ) | 効き始めのムラをなくし、締めるほど効く特性を両立したダイワ上位のドラグシステム |
| ICカウンター | 水深や巻き上げ速度を液晶表示する機構。26紅牙TWには非搭載で、紅牙IC系に搭載される |
紅牙TWのよくある質問
26紅牙TWにカウンターは付いていますか?
付いていません。
水深はPEラインの色分けとマーカーで把握するスタイルになります。
数字での水深管理を優先したい人は、カウンター付きの26紅牙IC 150が向いています。
26紅牙TWの発売日と定価は?
2026年7月発売で、メーカー希望本体価格は4機種とも45,400円(税抜)です。
発売直後のため、実勢価格はまだ定価に近い水準です。
ギア比はどれを選べばいいですか?
等速巻きのしやすさを最優先するなら、巻き取り54cmのパワーギア(ギア比5.5)がおすすめです。
回収の速さや手返しも欲しい人は、巻き取り62cmのギア比6.3が使いやすいと思います。
深場メインでも使えますか?
糸巻量はPE0.6号で400m、0.8号で300mと十分な容量があります。
ただしカウンターが無いので、深場での細かい水深管理は紅牙ICのほうが得意です。
26紅牙TWの本領は、シャローエリアやバーチカルの釣りにあります。
ハンドルやノブは交換できますか?
ハンドルノブはSサイズ対応で交換できます。
別売オプションとしてRCSBの80mm・90mm・100mmクランクハンドルにも対応しています。
キャスティングタイラバにも使えますか?
MAGFORCEブレーキを搭載しているので、アンダーキャストで広範囲を探る使い方に対応しています。
本格的なキャスティング専用機というより、バーチカルの合間に投げられる保険と考えるのが現実的です。
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※ スペック表の価格は税抜き定価です。
本文中の価格はAmazon等の実勢価格を参考にしています(26紅牙TWは発売直後のため定価基準)。

