26ミラベルと22ミラベルの違いを全11番手で比較!型落ち狙いはアリか
2026年9月、シマノの軽量汎用スピニング「ミラベル」が4年ぶりにモデルチェンジします。
前モデルの22ミラベルはAmazon実勢で1万円台前半まで落ちてきていて、悩ましいタイミングでの新型登場になりました。

26ミラベルって、22ミラベルと具体的に何が違うんですか?

1,000円ちょっと値上げって聞きました。安くなった旧型を買ったほうが得だったりしませんか?
この記事で並べるのは、シマノ公式スペックをもとにした26ミラベルと22ミラベルの全11番手の数字と、新しく載った4つの技術の中身です。
あわせて、Amazon実勢での価格差、番手ごとの使いどころ、同じ2026年発売の26ナスキーや上位の25アルテグラと並べたときの立ち位置までまとめました。
秋のエギングやショアジギングに向けて1台足すなら、判断材料はこのあたりで足りるかなと思います!
この記事でわかること
- 26ミラベルと22ミラベルの変更点(新搭載4技術・自重・ハンドル長・価格)
- 全11番手の新旧スペック比較
- 新型を予約するか、値下がりした旧型を拾うかの判断材料
- 26ナスキー・25アルテグラと並べたときの立ち位置
これから汎用スピニングを1台選ぶなら、シマノ 26ミラベルのC3000HGを推します。
CI4+ボディで200g、そこにXプロテクトとインフィニティドライブまで載って定価17,300円(税抜)という組み合わせは、シマノの汎用スピニングだと26ミラベルだけです。
シーバス、エギング、SLSJ、バスまで、この1台で守備範囲がだいたい埋まります。
9月まで待てない人向けの現実解と、番手ごとの細かい選び分けは本文で。
26ミラベルで変わったのは4つだけ
変更点を先に並べます。
ギア比、最大巻上長、糸巻量、ドラグ力、ベアリング数は22ミラベルから据え置きでした。
手が入ったのは駆動系とライン周り、それに防水機構です。
- 新搭載①:インフィニティドライブ(高負荷でも巻き上げが軽い)
- 新搭載②:アンチツイストフィン(糸ヨレ・糸落ちの抑制)
- 新搭載③:ワンピースベール(継ぎ目をなくしてライン絡みを軽減)
- 新搭載④:Xプロテクト(コアプロテクトから防水を格上げ)
- 軽量化:小型〜中型サイズは一律5g減。
大型サイズは据え置き - ハンドル長:大型サイズが55mm→57mmのロングハンドルへ
- 価格:税抜15,000〜18,700円→16,000〜19,800円(1,000〜1,100円アップ)
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| 2026年9月発売 | 型落ち・値下がり中 | |
|---|---|---|
| 写真 | ||
| シリーズ | 26 ミラベル 代表: C3000HG | 22 ミラベル 代表: C3000HG |
| 希望小売価格(税抜) | ¥17,300 | ¥16,300 |
| 実勢価格 | 予約受付中 (2026/08/04時点・未発売) | ¥11,464 (Amazon実勢・2026/08/04) |
| ポイント | Xプロテクト+トラブルレス装備 1万円台後半で最軽量のシマノ汎用機 | ギア比・巻上長・糸巻量は新型と同じ CI4+の軽さを1万円台前半で |
| 自重 (C3000HG) | 200g | 205g |
| 最軽量番手 | 170g (1000) | 175g (1000) |
| 最大巻上長/ギア比 | 91cm/6.2 | 91cm/6.2 |
| 最大ドラグ力 | 9kg | 9kg |
| ボディ素材 | CI4+ | CI4+ |
| ローター素材 | CI4+(マグナムライトローター) | CI4+(マグナムライトローター) |
| ギア | HAGANEギア+X-SHIP | HAGANEギア(超々ジュラルミン)+X-SHIP |
| 防水 | Xプロテクト | コアプロテクト(ボディ) |
| インフィニティドライブ | ○ | — |
| アンチツイストフィン | ○ | — |
| ワンピースベール | ○ | — |
| サイレントドライブ | ○ | ○ |
| ハンドル長 | 45/55/57mm | 45/55mm |
| ベアリング(BB/RB) | 5/1 | 5/1 |
| こんな人に | 海で使い倒す予定の人 ライントラブルを減らしたい人 | 塩まみれで使う予定がない人 浮いた予算をルアーに回したい人 |
※ 26ミラベルのドライブギア素材・ピニオンギア素材・ラインローラーの表面処理・スプールリング素材・ドラグの種類は、公式製品ページに記載がないため本記事では触れていません(ドラグ座金はフェルト、ローターはCI4+製マグナムライトローターと明記あり)。
マイクロモジュールギアⅡ・インフィニティクロス・ロングストロークスプールは、両モデルとも非搭載です。

数字だけ追うと5g軽くなっただけに見えるんですが、実際の目玉は防水とライン周りです。安い汎用機がいちばん先にダメになるのって、だいたい塩がみとライントラブルなんですよね。
新搭載4技術は何をしてくれるのか
新しく載った4つは、いずれも上位機種で先に実績を積んできた技術。
ピニオンギアとメインシャフトの摺動抵抗を減らして、巻き上げの力のロスを削る技術です。
効いてくるのは、青物が突っ込んだときや重めのジグを速く巻いているときの「グッ」と重くなる場面。
大型番手のハンドルが2mm長くなったのも、この技術とセットで巻き上げ力を底上げする狙いだと読んでいます。
ラインローラー下のアームカム部に付いた弾性フィンが、キャスト後の糸をローラーへ導いてくれます。
糸がたるんだまま巻き始めてしまう、あの嫌な瞬間が減る機構という理解でいいかと。
PE0.6号やエステルを使うライトゲームほど恩恵が大きく、風の強い夜に効いてくる装備です。
22ミラベルのベールには継ぎ目があり、細いPEがそこに引っかかることがありました。
26ミラベルは一体成形のワンピースベールになって、その引っかかりどころが物理的に無くなっています。
地味な変更に見えて、アンチツイストフィンとセットでライントラブルを二段構えで潰しにきたのが今回の作りです。
22ミラベルの防水はコアプロテクト、つまりボディ主要部の撥水処理でした。
26ミラベルはこれがXプロテクトに置き換わり、水の侵入経路を複雑にするラビリンス構造になります。
非接触の防水なので、巻きの軽さを殺さずに塩水の侵入を抑えられるのが利点。
私も、10年ほど前に買ったセフィアCI4のシャリシャリ音が爆音になって、いよいよ限界かと感じた経験があります。
2万円しないリールを何年も使い倒すつもりなら、防水のグレードアップは自重5gよりずっと効いてくると思っています。

4つとも派手さはないけど、使い込むほど差が出るタイプの進化です。カタログで盛れる要素が少ないぶん、シマノにしては真面目な更新だなと思いました。
全11番手のスペックを新旧で並べる
ラインナップは新旧とも11番手で、型番も完全に同じです。
26ミラベル(2026年9月発売)
| ボディ素材 | CI4+ |
| ローター素材 | CI4+(マグナムライトローター) |
| ギア | HAGANEギア+X-SHIP |
| 防水 | Xプロテクト |
| サイレントドライブ | ○ |
| インフィニティドライブ | ○ |
| アンチツイストフィン | ○ |
| ベール | ワンピースベール |
| ドラグ | ウォータープルーフドラグ(座金はフェルト) |
| ハンドル | ネジ込式 |
| ベアリング(BB/RB) | 5BB+ローラー1 |
| モデル | 自重 | 巻上長 | PE-m | 価格(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| 1000 | 170g | 66cm | 0.8号-240m | ¥16,000 |
| C2000S | 175g | 66cm | 0.6号-150m | ¥16,000 |
| C2000SHG | 175g | 79cm | 0.6号-150m | ¥16,000 |
| 2500 | 200g | 73cm | 1号-320m | ¥17,300 |
| 2500S | 200g | 73cm | 0.6号-200m | ¥17,300 |
| 2500SHG | 200g | 91cm | 0.6号-200m | ¥17,300 |
| C3000 | 200g | 73cm | 1号-400m | ¥17,300 |
| C3000HG | 200g | 91cm | 1号-400m | ¥17,300 |
| 4000 | 245g | 75cm | 1号-490m | ¥18,800 |
| 4000XG | 245g | 99cm | 1号-490m | ¥18,800 |
| C5000XG | 270g | 105cm | 1.5号-400m | ¥19,800 |
※ 発売は2026年9月、小型3番手のみ2026年10月の予定です。
ベアリングは全番手5個+ローラー1、ハンドル長は小型45mm・中型55mm・大型57mmです。

1台で何でもやるなら、糸フケの回収が速いハイギアの中型番手がいちばん潰しが効きますよ。
アジング・メバリング・エリアトラウトのような繊細な釣りなら、170gの1000か175gのC2000SHGあたり。
エギングなら浅溝の2500Sが使いやすく、シャクり続ける釣りだけに200gという自重が地味に効いてきます。
サーフや堤防のショアジギングまで踏み込むなら巻き上げ99cmの4000XG、PEを多めに巻きたいならC5000XGです。
22ミラベル(値下がり中の型落ち)
| ボディ素材 | CI4+ |
| ローター素材 | CI4+(マグナムライトローター) |
| ギア | HAGANEギア(超々ジュラルミン)+X-SHIP |
| ピニオンギア | 超高強度真鍮 |
| 防水 | コアプロテクト(ボディ) |
| サイレントドライブ | ○ |
| インフィニティドライブ | — |
| アンチツイストフィン | — |
| ドラグ | ウォータープルーフドラグ(バーサタイル) |
| ラインローラー/スプールリング | メッキ/アルミ・アルマイト |
| ベアリング(BB/RB) | 5BB+ローラー1 |
| モデル | 自重 | 巻上長 | PE-m | 価格(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| 1000 | 175g | 66cm | 0.8号-240m | ¥15,000 |
| C2000S | 180g | 66cm | 0.6号-150m | ¥15,000 |
| C2000SHG | 180g | 79cm | 0.6号-150m | ¥15,000 |
| 2500 | 205g | 73cm | 1号-320m | ¥16,300 |
| 2500S | 205g | 73cm | 0.6号-200m | ¥16,300 |
| 2500SHG | 205g | 91cm | 0.6号-200m | ¥16,300 |
| C3000 | 205g | 73cm | 1号-400m | ¥16,300 |
| C3000HG | 205g | 91cm | 1号-400m | ¥16,300 |
| 4000 | 245g | 75cm | 1号-490m | ¥17,700 |
| 4000XG | 245g | 99cm | 1号-490m | ¥17,700 |
| C5000XG | 270g | 105cm | 1.5号-400m | ¥18,700 |
※ ハンドル長は小型45mm・中型以上55mmです。
2026年8月4日時点のAmazon実勢は、22ミラベルのC3000HGが11,464円でした。
26ミラベルの定価は17,300円(税抜)。
シマノ汎用機のいつもの値引き幅なら、発売後は1万3千円前後に落ち着くと読んでいます。
差額はだいたい2,000円弱。
私の結論はシンプルで、その2,000円でXプロテクトとトラブルレス装備が付くなら新型が買いだと思っています。
ただし22ミラベルが1万円を割ってきたら話は別で、その場合は型落ちを拾って浮いた予算をルアーに回すほうが釣りは楽しくなるかなと思います。
新型が出た直後の9月から10月が、旧型の在庫処分がいちばん動く時期。

ちなみに22ミラベルはギア比も巻上長も新型と同じなので、釣りの成立という意味では今でもまったく困りません。塩まみれで使い倒す予定がないなら、型落ちで十分だと思いますよ。
26ナスキー・25アルテグラと並べた立ち位置

ミラベルは、同じ2026年発売のナスキーをカーボン強化樹脂で軽量化した位置づけの機種です。
上にはアルテグラがいるので、この3台を中型番手の数字で並べてみます。
| シリーズ | 自重(C3000) | ボディ/ローター | 防水 | 価格(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| 26ナスキー | 235g | 高強度樹脂 | コアプロテクト | ¥14,200 |
| 26ミラベル | 200g | CI4+ | Xプロテクト | ¥17,300 |
| 25アルテグラ | 220g | CI4+/高強度樹脂 | Xプロテクト | ¥20,000 |
面白いのは、3台のなかで26ミラベルがいちばん軽いという点です。
ローターまでCI4+で作っているのはミラベルだけで、巻き出しの軽さでも有利です。
いっぽうアルテグラには、ミラベルが持っていないマイクロモジュールギアⅡ・インフィニティクロス・ロングストロークスプールという明確な上積みがあります。
巻き心地の滑らかさとギアの耐久、それに飛距離まで欲しいなら、2,700円足してアルテグラへ行く価値は十分あります。
ナスキーとの差は35gと防水グレード。
一日中シャクったり歩き回ったりする釣りなら、この35gははっきり体感できる差です。

ダイワ派なら同じ価格帯のフリームスがド真ん中のライバルです。あちらはマグシールド防水なので、巻きの軽さを取るか防水の強さを取るかで好みが分かれますね。
ダイワ側の同価格帯と迷っている方は、ダイワのライトショアジギングリール徹底比較で番手ごとのドラグ力もあわせて確認できます。
釣りものごとの相性
ミラベルはマグナムライトローターを積んだ軽さ重視のシリーズで、巻く・止めるの操作が多い釣りと相性がいいシリーズです。
エリアトラウトは、私自身「ライトゲームは軽量タックルに限る」と実感した釣りのひとつ。
マイクロスプーンの等速巻きは、リールが重いだけで集中力の持ちが変わってきます。
エリアトラウトでの番手選びは、シマノのエリアトラウトリール比較にドラグの性格まで含めてまとめています。
エギングも、ミラベルの軽さが素直に効く釣りです。
専用機のセフィアと悩むなら、ドラグ性能より軽さと巻き出しを取るかどうかで決めるのが分かりやすいかなと思います。
逆に、ドラグを目一杯締めて大型青物とやり合うような釣りは守備範囲の外。
そこはアルミボディのストラディックやツインパワーの領域だと思っています。
技術用語ミニ辞典
| 用語 | ざっくり言うと |
|---|---|
| インフィニティドライブ | ピニオンギアとメインシャフトの摺動抵抗を減らし、高負荷でも巻き上げを軽く保つ技術 |
| アンチツイストフィン | ラインローラー下の弾性フィンで糸のたるみを抑え、糸落ち・糸ヨレを減らす機構 |
| ワンピースベール | 継ぎ目のない一体成形ベール。細いPEの引っかかりが起きにくい |
| Xプロテクト | 水の侵入経路を複雑にした非接触の防水機構。回転の軽さを保ったまま塩水を防ぐ |
| コアプロテクト | ボディ主要部の撥水処理による基本防水。Xプロテクトの一段下のグレード |
| CI4+ | シマノのカーボン強化樹脂。金属に近い剛性を保ちながら軽いのが持ち味 |
| マグナムライトローター | 軽量ローターで巻き出しのレスポンスを高めるシリーズ設計。ミラベルはこの系統 |
| HAGANEギア | 冷間鍛造で作るドライブギア。歯面が摩耗しにくく滑らかな巻きが長持ちする |
| X-SHIP | ピニオンギアを2つのベアリングで支持し、ギアの噛み合いを安定させる設計 |
| サイレントドライブ | 駆動部のガタつきを詰めて振動とノイズを抑える設計思想 |
よくある質問(FAQ)
26ミラベルの発売日はいつですか?
シマノ公式の告知では2026年9月の発売予定です。
ただし小型3番手のみ2026年10月発売となっており、通販各社では予約受付が始まっています。
22ミラベルから買い替える必要はありますか?
ギア比・巻上長・糸巻量・ドラグ力は据え置きなので、釣りの成立という意味では急いで買い替える理由は薄いです。
海で使う頻度が高い方や、ライントラブルに悩んでいる方には26ミラベルをおすすめします。
26ミラベルと22ミラベルで自重はどれくらい違いますか?
小型から中型までの番手が一律5g軽くなり、大型番手は245gと270gで据え置きです。
体感できるほどの差ではないので、軽量化そのものを買い替え理由にする必要はないかなと思います。
26ミラベルと26ナスキーはどちらを選ぶべきですか?
予算を抑えたいなら26ナスキー、軽さと防水を取るなら26ミラベルです。
中型番手で比べると自重が35g違い、防水もコアプロテクトとXプロテクトで一段階の差があります。
26ミラベルはライトショアジギングに使えますか?
最大ドラグ力11kgの大型番手なら、30〜40g程度のジグを扱うライトショアジギングまでは対応できます。
ハンドルが57mmに伸びてインフィニティドライブも載ったので、前モデルより巻き上げの負担は軽くなっています。
26ミラベルにマイクロモジュールギアⅡは載っていますか?
載っていません。
マイクロモジュールギアⅡやインフィニティクロスが欲しい場合は、ひとつ上の25アルテグラが候補になります。
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※ スペック表の価格は税抜き定価です。
本文中の価格はAmazon等の実勢価格(2026年8月4日時点)を参考にしています。
※ スペックの出典はシマノ公式サイトの製品ページです。

