紅牙のタイジギングロッド全3種を比較!真鯛ジギングに2万円台と5万円台で何が変わるか
真鯛をジグで狙おうとしてロッドを探すと、ダイワの紅牙はどのシリーズにも「タイラバ・タイジギング」と書いてあって、どれがジグ用なのか分かりにくいですね。

紅牙って、どれでもタイジギングに使えるんですか?

手持ちのタイラバロッドで、そのままジグを投げたらダメなのかな…
紅牙は5シリーズありますが、タイジグ用の番手があるのは紅牙AIR・紅牙MX・紅牙(無印)の3シリーズで、それぞれ1番手ずつしかありません。
取り上げるのはその3本、紅牙AIR J69HS・E、紅牙MX TJ610HS・W、紅牙 TJ68HS・Kです。
定価は58,500円・40,000円・25,600円(税抜)の3段で、自重は無印からMXで15g軽くなり、MXからAIRでは4gしか変わりません。
3本ともスピニングで、現行の紅牙にベイトのタイジグ番手はありませんでした。
この記事でわかること
- 紅牙5シリーズのうち、タイジグ用の番手がある3シリーズと型番の見分け方
- 紅牙AIR・MX・無印のタイジグ番手の全長・自重・ジグ重量・定価
- 2万円台から5万円台まで上げたとき、何が変わるか
- タイジグに付けるフックの形(フロントツインとリアシングル)
- タイラバロッドで代用できる範囲
タイジギングを始める1本で迷ったら、ダイワの紅牙MX TJ610HS・Wを選んでおけば大きく外しません。
全長2.08mで自重99g、ジグは40〜120g、定価は40,000円(税抜)。
紅牙(無印)のTJ68HS・Kより15g軽く、上の紅牙AIR J69HS・Eとは4g差で、定価は18,500円安い数字です。
3本の中で、SLJ(Mクラス)との兼用をダイワがうたっているのもこの番手だけ。
AIR・無印とどこが違うかは、ロッド別のところに書いてます。
紅牙でタイジグ用の番手を見分ける4項目

紅牙でジグ用を探すときは、シリーズ名ではなく型番とスペック表を見ます。
- 型番の頭文字:Nが乗せ、Kが掛け、Dが電動、Cがキャスティングで、タイジグはTJ(AIRだけJ)
- ルアー重量:AIRとMXは40〜120g、無印は20〜100gで、使うジグの重さが収まるかを見る
- 穂先の先径:タイラバ番手の多くは0.7〜1.1mmで、タイジグ番手は3本とも1.6mm
- リールの種類:3本とも型番末尾がSのスピニング
特に間違えやすいのが紅牙EX。
型番の末尾に「・J」が付くので一見ジグ用に見えますが、この「・J」は6番手すべてに付いている記号で、中身はタイラバ用の乗せ・電動・キャスティングモデルでした。
紅牙Xもスピニングは69MHS-Sの1本だけで、ダイワは65gクラスまでのタイラバを投げて広く探るモデルと説明しています。
穂先の太さも見分ける手がかりになりますね。
同じ紅牙(無印)でも、タイラバ用のN69HB-S・Kは先径0.8mm、TJ68HS・Kは1.6mmで、タイジグ番手は倍の太さがあります。
シリーズの説明にも「メガトップ穂先(TJモデルを除く)」とあり、タイジグ番手だけ穂先の作りを変えているのが分かります。
長さは3本とも2.03〜2.08mで、差は5cmしかありません。
マイボートのサイズにもよりますが、23ft級だと水面まで近いので、ロッドは短いほうがアクションを付けやすいと考えています。
例外はメバルサビキやタイサビキのように、アクションを付けずにしっかり食い込ませる釣りで、こちらは長いほうが有利。
紅牙のタイジグ番手には6フィート台前半の短い選択肢がないので、ボートの上でジグをしゃくって誘う時間が長い人は、長さより自重の差で選ぶことになります。

型番の頭のアルファベットさえ読めれば、紅牙の用途はだいたい分かりますね
紅牙のタイジギングロッド3本
ダイワ 紅牙AIR J69HS・E
| ブランクス | HVFナノプラス/X45(シリーズ共通) |
| リールシート | ZERO₋SEAT シームレスフィット(スピニングモデル) |
| 継数・仕舞寸法 | 2本継・107cm |
| カーボン含有率 | 98% |
| モデル | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 適合PE | 先径/元径 | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| J69HS・E | 2.06m | 95g | 40〜120g | MAX1.5号 | 1.6mm/9.3mm | 58,500円 |
自重は95gで、紅牙MX TJ610HS・Wの99gより4g、紅牙 TJ68HS・Kの114gより19g軽くなります。
一方で定価はMXより18,500円高く、4gの軽さに1万8千円強を払う計算になります。
ブランクの元径は9.3mmで、3本の中ではいちばん細い数字でした。
ダイワはJ69HS・Eについて、軽量なZERO₋SEATでキャストしやすく、軽さと感度を両立させたと説明しています。
ベイトのタイラバ番手とは違い、スピニング用のシームレスフィットという形のシートです。

タイラバロッドをAIRでそろえている人なら、ジグ用もAIRに合わせたくなるところですね
ダイワ 紅牙MX TJ610HS・W
| ブランクス | HVFナノプラス/X45 |
| 継ぎ | センターカット2ピース・V-JOINT |
| 仕舞寸法 | 108cm |
| カーボン含有率 | 97% |
| モデル | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 適合PE | 先径/元径 | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| TJ610HS・W | 2.08m | 99g | 40〜120g | 0.8〜1.5号 | 1.6mm/9.9mm | 40,000円 |
全長2.08mは3本の中でいちばん長く、ダイワはキャストのしやすさを挙げて、広い範囲を探るタイジグ番手と位置づけています。
自重は99gで、紅牙(無印)のTJ68HS・Kより15g軽くなります。
定価の差は14,400円で、3本の中で重さがはっきり変わるのは、無印からMXに上げるところですね。
ダイワの説明には、ミディアム(M)クラスのスーパーライトジギングロッドとしても活躍する、と書かれています。
真鯛の日以外にSLJにも出る人なら、1本で両方をこなせる番手です。
SLJロッドの番手の選び方は、ダイワ・シマノのSLJロッド比較に書いてます。
継ぎ部はV-JOINTで、センターカット2ピースでも1ピースに近い曲がりを狙った作りです。
仕舞寸法は108cmで、車に積むときの長さはAIR・無印とほぼ同じ。

1本目に買って、SLJの日にも持ち出せるのがMXのいいところです
ダイワ 紅牙 TJ68HS・K
| ブランクス | HVFナノプラス/ブレーディングX(バット部) |
| リールシート | オリジナルオーバルシート |
| 継数・仕舞寸法 | 2本継・107cm |
| カーボン含有率 | 92% |
| モデル | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 適合PE | 先径/元径 | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| TJ68HS・K | 2.03m | 114g | 20〜100g | 0.6〜1.5号 | 1.6mm/10.4mm | 25,600円 |
ルアー重量は20〜100gで、AIRとMXの40〜120gより下限も上限も20g軽くなっています。
40gより軽いジグを中心に使う人には、この違いがいちばん大きな差になります。
適合PEも0.6号からで、3本の中でいちばん細い糸まで使える番手。
自重はMXより15g、AIRより19g重く、長くしゃくり続ける日ほど、この差は手首に効いてきがちです。
そのかわり定価は25,600円で、MXより14,400円安く済みます。

まずタイジギングを試してみたい人は、この値段なら手を出しやすいですね
紅牙のタイジギングロッド3本の比較表
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| 5万円台 | 4万円 | 2万円台 | |
|---|---|---|---|
| シリーズ | ダイワ 紅牙AIR | ダイワ 紅牙MX | ダイワ 紅牙(無印) |
| 定価(税抜) | 58,500円 | 40,000円 | 25,600円 |
| 番手 | J69HS・E | TJ610HS・W | TJ68HS・K |
| 全長 | 2.06m | 2.08m | 2.03m |
| 自重 | 95g | 99g | 114g |
| ルアー重量 | 40〜120g | 40〜120g | 20〜100g |
| 適合PE | MAX1.5号 | 0.8〜1.5号 | 0.6〜1.5号 |
| 先径/元径 | 1.6mm/9.3mm | 1.6mm/9.9mm | 1.6mm/10.4mm |
| こんな人におすすめ | タイラバ竿をAIRで そろえている人 | 1本目を長く使いたい人/ SLJにも出る人 | まず試したい人/ 40g未満のジグも使う人 |
| 上げ方 | 定価の差(税抜) | 自重の差 | ルアー重量 |
|---|---|---|---|
| 紅牙(無印)→ 紅牙MX | +14,400円 | −15g | 20〜100g → 40〜120g |
| 紅牙MX → 紅牙AIR | +18,500円 | −4g | 40〜120g(同じ) |
お金を出したぶん軽くなるのは無印からMXまでで、MXからAIRは4gの差にとどまりました。
ジグの重さの範囲はMXとAIRが同じで、40gより軽いジグに対応しているのは無印だけです。
定価の差がそのまま売り場の差になるとは限らず、セールでは縮むこともあります。

軽さを取るならMX、ジグの幅と値段を取るなら無印、という分かれ方ですね
タイジグは形とフックで選ぶ
タイジグの重さの決め方(水深と潮からグラム数を出す方法)は、ライトジギングのメタルジグ比較に書いてます。
タイジグはタングステン製が人気で、同じ重さでも鉛より小さいシルエットに作れるのが特徴。
ジグ箱が鉛だけだと、その日に合うシルエットを選べる幅がそのぶん狭くなります。
タイラバのヘッドでの話ですが、自分は60g以上の鉛、同船者は30gのタングステンという日に、同船者13枚・自分3枚まで差がついたことが一度あります。
重い鉛に替えても変わらなかった一方、同じ30gの鉛とは比べていないので、シルエットのせいだったかどうかは分かりません。
タイジグでも理屈が同じなら、小さく作れるタングステンを1〜2個入れておく意味はあると思っています。
ダイワの紅牙タイジギアシストは、フロントがフロロ芯入りアシストラインのツイン、リアが後ろからついばむタイを掛けるための短いシングルという組み合わせです。
どちらもケイムラのカラーフックで、スプリットリングが付いたまま売られています。
| サイズ | 針線径 | 目安のジグ | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|
| S | 0.98mm | 40g | フロントツイン650円/リアシングル620円 |
| M | 1.15mm | 60g | フロントツイン650円/リアシングル620円 |
| L | 1.35mm | 80・100g | フロントツイン650円/リアシングル620円 |
フロントツインは2本入り、リアシングルは3本入りです。
ジグの重さに合わせたアシストフックの選び方なら、SLJとライトジギングのアシストフック比較が詳しいです。

フロントだけで掛からない日は、リアを足すと拾える魚が増えそうですね
タイラバロッドで代用できる?
ルアー重量の数字だけなら、タイラバ用のベイト番手もタイジグと重なります(N69HB-S・Kは45〜200g)。
違いは穂先で、同じ無印でもN69HB-S・Kは先径0.8mm、TJ68HS・Kは1.6mmあります。
軽めのジグを投げて巻くだけならタイラバロッドでも釣りはできますが、しゃくって誘う日は柔らかい穂先がジグの動きを吸収しがちです。
どこまで代用できるかは、タイラバタックルでライトジギングはできるかとタイラバロッドの代用に書いてます。
マイボートだと船全体を自由に使えるため、特に1人の時なんかはタックル大量に持ち込んでも問題なし!
タイラバロッドとタイジグ用を両方積んでおけば、代用で悩むこともなくなります。
紅牙のタイジギングロッドの用語ミニ辞典
- HVFナノプラス:樹脂を減らしてカーボン繊維の密度を上げた素材に、東レのナノアロイ技術を組み合わせたブランク素材。3本とも採用
- X45:竿先に対して±45°のカーボンを巻き、キャストやフッキングのときのネジレを抑える構造
- V-JOINT:継ぎ部にバイアス構造のカーボンシートを使い、2本継ぎでも1本物のような曲がりにする継ぎ方
- ブレーディングX:バット部の外側をカーボンテープでX状に締め上げ、ネジレを抑える補強
- ZERO₋SEAT:握ったときのストレスを減らすことを狙ったダイワのリールシート
- メガトップ:繊維と樹脂が均一に分散したカーボンソリッド穂先。紅牙(無印)ではTJモデル以外に採用
紅牙のタイジギングロッド コスパランキング ベスト3

🥇 1位:ダイワ 紅牙MX TJ610HS・W
40,000円(税抜)で2.08m・99g、ジグは40〜120g。
無印より15g軽く、AIRとの差は4gで18,500円安い定価です。
SLJのMクラスとしても使えるので、1本で出番が多いロッドです。
🥈 2位:ダイワ 紅牙 TJ68HS・K
25,600円(税抜)で、3本の中でいちばん安い定価。
ジグは20〜100gで、40gより軽いジグまで使えるのはこの番手だけです。
自重114gは3本で最も重く、そこを値段と割り切れるかどうか。
🥉 3位:ダイワ 紅牙AIR J69HS・E
58,500円(税抜)で95g、3本の中でいちばん軽いタイジグ番手。
リールシートはZERO₋SEATで、ブランクの元径も3本で最も細い9.3mm。
MXとの差は4gなので、軽さよりAIRでそろえる満足感で選ぶ1本です。
ダイワは値引きが大きいメーカーなので、今の売値は上のボックスで見るのが確実です。
タイジギングロッドのよくある質問
紅牙EXや紅牙Xに、タイジギング用の番手はありますか?
ありません。
紅牙EXの型番末尾の「・J」は6番手すべてに付いている記号で、タイジグ用の印ではありません。
現行の紅牙でタイジグ番手があるのは、AIRのJ69HS・E、MXのTJ610HS・W、無印のTJ68HS・Kの3本です。
タイジギングにベイトロッドは使えませんか?
現行の紅牙のタイジグ番手は、3本ともスピニングです。
ベイトで組みたいときは、ライトジギングロッドやタイラバのベイト番手から探すことになります。
タイラバロッドを使い回すときの条件は、タイラバタックルでライトジギングはできるかに書いてます。
40gより軽いジグを使いたいときは、どれを選べばいいですか?
紅牙 TJ68HS・Kです。
ルアー重量が20〜100gで、3本の中で40g未満に対応しているのはこの番手だけです。
紅牙MX TJ610HS・Wは、SLJにも使えますか?
ダイワは、ミディアム(M)クラスのスーパーライトジギングロッドとしても使えると説明しています。
ルアー重量は40〜120g、適合PEは0.8〜1.5号です。
タイジグのフックは、何を付ければいいですか?
ダイワの紅牙タイジギアシストなら、フロントにツイン、リアに短いシングルを付けます。
目安のジグはSが40g、Mが60g、Lが80・100gです。
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