タイラバ

タイラバロッドの代用は何が使える?バス・エギング・ライトジギング…ベストは?

ちゃんま
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

船の予約を入れたあとで、タイラバロッドだけ持っていないことに気づく。

手持ちのバスロッドやエギングロッドで代わりにならないか、と考える人はけっこう多いようです。

釣り人A
釣り人A

バスロッドでタイラバやってる人、たまに見かけるんですけど。あれって普通にアリなんですか?

釣り人B
釣り人B

うちはエギングロッドが余ってるんですよね。船で使えるなら買い足さずに済むんだけどなあ…

この記事で扱うのは「タイラバロッドが無いとき、手持ちの何で代わりになるか」という向きの話です。

逆向き、つまりタイラバタックルを他の釣りへ持ち出す話ならタイラバタックルを流用できる釣り5選のほうにまとまっています。

判定に使ったのは感覚ではなく、ダイワ・シマノ・テンリュウ・メジャークラフトの公式スペックから拾った適合ウェイトとティップ径の2項目。

バス、ショアエギング、ティップラン、ライトジギング、ひとつテンヤなど計8タイプを○△×で並べました。

ちゃんま
ちゃんま

先に白状しておくと、はっきり○が付いたのは1タイプだけでした。ただ△の幅がけっこう広いので、手持ちで間に合う人もそこそこいますよ〜。

この記事でわかること:代用の可否を分ける2つの数字/専用タイラバロッドの適合ウェイトとティップ径の実数/バス・エギング・ライトジギング・ひとつテンヤ各ロッドの公式スペック比較/8タイプの○△×早見表/代用をやめて専用を足す場合の価格ライン

逆方向の流用(タイラバタックル → 他の釣り)はこちら

すでにタイラバ一式を持っていて、それを他の釣りへ回したいという段階なら、下の記事のほうが話が早いです。

タイラバタックルを流用できる釣り5選

タイラバタックルを代用してライトジギングできる?

タイラバタックルを流用してティップランエギングできる?

迷ったらコレ!ダイワの紅牙X(ベイトの2.06m)

手持ちを1本ずつ照らし合わせる前に答えが欲しい人には、ダイワの紅牙X 69MHB-Sが答えです。

2.06mのベイトモデルで、ティップは0.8mmのソリッド、ルアーは40〜150g、適合PEは0.5〜1.2号。

定価16,500円(税抜)に対して実勢は1万円台前半まで落ちていて、バスロッドを買い足すのと変わらない金額でタイラバ専用が1本手に入ります。

手持ちで頑張りたい人は、ロッド別のところに書いてます。


代用できるかどうかは、2つの数字でだいたい決まります

ロッドに書いてある釣りの名前は、実のところ判断材料になりません。

竿に効いてくるのは掛かる魚の大きさと、ぶら下げるルアーの重さという2つだけで、そこが噛み合えば名前が違っても成立します。

そこで代用できるか、2段階で検証しました。

  • 重さの条件(折れない・投げられる):公式の適合ルアー/ジグウェイトの上限が、その日使うタイラバの重さ以上あるか。60〜100gが基準になります
  • 穂先の条件(乗る):ティップがソリッドで、径がおおむね1.3mm以下か。ここが太いと、当たっても弾いてしまいます

重さの条件だけ通れば、とりあえず釣りは成立します。

両方通ってはじめて、専用ロッドと同じ土俵。

専用タイラバロッドの数字を先に見ておく

比較の基準になるので、入門〜中堅クラスの専用ロッドの公式スペックを先に並べます。

モデル全長適合ウェイトティップ径/種類適合PE定価(税抜)
B69L-S2.06m20〜80g1.3mm ソリッドMAX1号19,100円
B69M-S2.06m40〜150g1.3mm ソリッドMAX1.2号20,200円
B69MH-S2.06m45〜200g1.3mm ソリッドMAX1.5号20,700円
紅牙X 69MB-S2.06m30〜120g0.8mm ソリッド0.5〜1.0号16,500円
紅牙X 69MHB-S2.06m40〜150g0.8mm ソリッド0.5〜1.2号16,500円
シマノはバーチカルウェイト、ダイワはルアー重量(ジグ)の表記。上3行がエンゲツBB、下2行が紅牙X

全長は2m前後、ティップは0.8〜1.3mmのソリッド、PEは1号前後。

この3つが専用ロッドの共通項で、代用元がここからどれだけ離れているかが判定の物差しになります。

なぜ穂先だけこんなに細いのか

イワシがベイトになる夏から秋は、等速巻きを崩したほうが食ってくることがあります。

ジギング風に緩急をつけるイメージなんですが、そのときに動かすのは竿ではなくリールのハンドルのほう。

タイラバのロッドは柔らかいので、竿を使ったアクションはほとんど効きません

効くのはリールの回転速度の上げ下げで、しかも派手にやる必要はなく、地味に速度を変える程度で十分です。

もっとも自分の場合、これで拾えた記憶より空振りの記憶のほうが多く、むしろ効かない方が多い(笑)。

基本は定速巻きで、それが通用しない日にだけ出す引き出しという位置づけです。

つまり穂先が細くて柔らかいのは、竿を動かさない釣りだから。

裏を返すと、竿を張らせて動かす前提で設計されたロッドは、この釣りでいちばん働いてほしい部分がまるごと余ります。

ちゃんま
ちゃんま

「柔らかい竿=安物」だと思われがちなんですけど、タイラバに限っては逆です。柔らかさにお金を払ってる釣りですね。


バスロッドでタイラバはできますか?

バスロッドを船に持ち込んで、長さで困ることはまずありません。

効いてくるのは、ぶら下げる重さと穂先の太さのほうです。

MとMHは重さで落ちて×、H・スイムベイト系なら△

手持ちの代用候補では一番多いパターンなので、ダイワのバスロッドから価格帯の近いブレイゾンとタトゥーラXTを抜き出しました。

モデル全長適合ルアーティップ径適合PE定価(税抜)
ブレイゾン C66M1.98m5〜21g2.0mm公式表に記載なし20,300円
ブレイゾン C610MH2.08m7〜28g2.1mm公式表に記載なし21,300円
ブレイゾン C70XH2.13m14〜84g2.2mmMAX6号21,800円
ブレイゾン C611H-SB2.11m11〜113g1.7mmMAX5号21,800円
タトゥーラXT 6111HSB2.11m11〜113g1.8mmMAX5号13,800円
ダイワ公式の製品ページより(SBはスイムベイト、XHはエクストラヘビー)

C66Mの適合ルアーは5〜21g、C610MHでも7〜28g。

いちばん軽い部類のタイラバでも45〜60gはあるので、上限の2〜3倍をぶら下げる計算になります。

潮が速い日に80gや100gへ上げる場面も考えると、ここは無理をしないほうが安全ですね。

一方、C611H-SBとタトゥーラXT 6111HSBは、どちらも適合ルアー11〜113g・PE MAX5号

60gでも100gでも重量的には余裕がありますし、全長2.11mは専用の2.06mとほぼ同じ。

問題は穂先のほうで、ティップ径1.7〜1.8mmのチューブラーは、専用の0.8〜1.3mmソリッドと比べるとかなり太いです。

マダイが噛んで首を振る最初の数十センチを、竿が吸ってくれません。

それと地味に効いてくるのが、リールシートから後ろのグリップ長。

バスロッドは脇に挟む前提で作られていないため、大鯛が突っ込んだときに腕だけで支える形になります。

同じ表のC70XHは番手こそXHですが、ルアーは14〜84gでティップ径2.2mm。

上限は足りても穂先は5機種でいちばん太いので、ここには入れませんでした。

ちゃんま
ちゃんま

「1回だけ乗るからとりあえず持っていく」ならビッグベイトロッドで全然アリです。ただ、掛かってからのバラシは覚悟しておいたほうがいいですよ。


エギングロッドは代用できますか?

ここは「エギングロッド」とひとくくりにすると答えが出ません。

モデル全長適合エギ・ウェイトティップ径/種類適合PE定価(税抜)
エメラルダスX 83M・J2.51mエギ2.5〜4.0号1.4mm チューブラー0.5〜1.2号18,600円
エメラルダスX 86ML・J2.59mエギ1.8〜3.5号1.3mm チューブラー0.5〜1.0号18,600円
エメラルダスX BOAT 65MLS-S・E1.96m18〜70g0.8mm ソリッド0.4〜0.8号19,800円
エメラルダスX BOAT 70MS-S・E2.13m25〜90g0.9mm ソリッド0.4〜1.0号19,800円
セフィアBB R-S66M-S1.98mMAX80g1.0mm ソリッド0.4〜1号20,500円
セフィアBB R-S70ML-S2.13mMAX60g0.9mm ソリッド0.4〜1号20,500円
上2行はショア用、下4行はティップラン用(セフィアBBはティップエギングモデル)

陸っぱり用の8フィート台と、船のティップラン用の6フィート台では、まったく別物の数字が並びます。

ショア用の8フィート台は×。

エメラルダスXの83M・Jは2.51m、86ML・Jは2.59m。

専用ロッドより45〜53cmも長いので、狭い船で隣とオマツリしますし、真下に落としたラインを目で追うのも難しくなります。

ティップも1.3〜1.4mmのチューブラーで、数字だけ見ると専用のソリッドに近いんですが、中身が詰まっていない分だけ張りが強いです。

ティップランロッドは△。8タイプの中では専用に一番近い

エメラルダスX BOATの70MS-S・Eは、適合ウェイトが25〜90gでティップが0.9mmソリッド。

専用タイラバロッドの数字とほぼ重なります。

セフィアBBのティップエギングR-S66M-Sも、エギMAX80g・ティップ1.0mmソリッド・1.98mと、並べてみるとエンゲツBBのB69M-Sと見分けがつかないくらい近い。

それでも○にしなかった理由は2つあって、ひとつは適合PEの上限が0.8〜1号どまりだから。

タイラバでよく使う0.8号なら収まりますが、深場で1.2号を巻いている人はガイドリングへの負担が変わります。

もうひとつは、ティップランロッドの大半がスピニング専用という点。

タイラバはベイトが主流なので、リールごと組み直すことになりがち。

逆向きの検証、つまりタイラバタックルでティップランをやった場合の話はタイラバタックルを流用してティップランエギングできる?にあります。

組み直さずスピニングのまま落としている人もいて、それで普通に釣れます。

変わるのはリールのハンドル1回転あたりの巻上げで、いつものカウントは当てになりません。


ライトジギングロッドなら問題ないですか?

ここが8タイプの中で唯一、はっきり○が付く枠を含んでいます。

ちゃんま
ちゃんま

ロッドの棚を見るときは、シリーズ名じゃなくて番手のアルファベットを見てくださいね。LとMの間に、けっこう深い谷があります。

谷がどこに走っているかというと、オフショア万能系と純ジギング系の境目です。

同じ棚に並んでいても、ここで扱いが分かれます。

メーカーが「タイラバMAX○g」と書いている枠が○

クロスミッションのスペック表がおもしろいのは、ジグウェイトの横にカッコ書きでタイラバの適合重量が併記されているところです。

B66M-Sならジグ120gまで、タイラバなら150gまで。

ティップも0.9mmのソリッドで、専用機の0.8〜1.3mmにきっちり収まっています。

代用というより、メーカーが最初から両方を想定して作った1本、と言ったほうが正確ですね。

純ジギング系は重さで通ってもティップで引っかかる

テンリュウのホライゾンLJ HLJ642B-FLLは、ルアー40〜150gとタイラバ域にぴったり重なります。

ただティップは1.5mmのグラスチューブラで、粘りはあるものの細さでは専用に届きません。

メジャークラフトのGK1SLJ-B64L/TJはジグ20〜100gで、重さの窓だけ見ればタイラバ域にきれいに収まります。

ただし末尾の「TJ」はタチウオジギング兼用を指す型番で、60〜200gのタチウオ用ジグまで背負わせる前提の設計です。

一方でGK1LJ-B63Mはジグ60〜180g・PE MAX2号。

青物を想定した張りなので、45gの軽いタイラバだと竿がまったく曲がりません

ここまでに出た数字は、下の表のとおり。

モデル全長適合ジグ(タイラバ)ティップ径/種類適合PE定価(税抜)
クロスミッションBB B66ML-S1.98mジグMAX80g(タイラバMAX100g)0.9mm ソリッドMAX1.2号21,500円
クロスミッションBB B66M-S1.98mジグMAX120g(タイラバMAX150g)0.9mm ソリッドMAX1.2号22,000円
クロスミッションBB B66MH-S1.98mジグMAX160g(タイラバMAX200g)0.9mm ソリッドMAX1.5号22,500円
クロスミッションSS B66M1.98mジグMAX120g(タイラバMAX150g)1.0/1.8mm チューブラーMAX1.2号33,000円
ホライゾンLJ HLJ642B-FLL1.93mルアー40〜150g1.5mm グラスチューブラMAX1.5号41,000円
GK1SLJ-B64L/TJ6フィート4インチジグ20〜100g公式表に記載なしMAX1.5号14,500円
GK1LJ-B63M6フィート3インチジグ60〜180g公式表に記載なしMAX2号14,500円
上4行はシマノ、5行目はテンリュウ、下2行はメジャークラフトの公式製品ページより

逆にタイラバロッドでライトジギングをする側の検証はタイラバタックルを代用してライトジギングできる?にまとめました。

同じ「ライトジギング」でも、L〜MLとM以上でこれだけ結論が変わります。


ひとつテンヤのロッドはどうですか?

同じマダイを狙う釣りなので期待されがちなんですが、ここは長さで引っかかります。

モデル全長ティップ径適合PEリール定価(税抜)
紅牙テンヤゲームMX M-240MT・J2.40m0.6mm0.4〜1.2号スピニング48,000円
紅牙テンヤゲームMX MH-240・J2.40m0.7mm0.4〜1.2号スピニング47,000円
紅牙テンヤゲームMX MH-230MTB・J2.30m0.6mm0.6〜1.5号ベイト50,000円
ダイワ公式の製品ページより(MTはメタルトップ、Bはベイトモデル)

ティップ径0.6〜0.7mmは、専用タイラバロッドよりさらに細い

穂先の条件は余裕でクリアします。

引っかかるのは2.30〜2.40mという全長で、タイラバの2.06mより24〜34cm長い計算。

ひとつテンヤは軽い仕掛けを潮に乗せる釣りなので長さが武器になりますが、真下に落として等速で巻くタイラバでは、その長さが手首に効いてきます。

3機種の中では、2.30mでベイトのMH-230MTB・Jがいちばん近い性格。

ただ定価50,000円(税抜)のロッドをタイラバの代用に回すくらいなら、専用を1本足したほうが安く済みます。


タイラバロッドの代用 可否早見表

8タイプを、2つの条件の通り方で並べ替えました。

代用元のロッド適合ウェイトティップ判定
オフショア万能ロッド(クロスミッション等)タイラバ80〜200gを公式が明記0.9mm ソリッド
ライトジギング/SLJ(ベイトのL〜ML)ジグ20〜150g1.5mm前後 チューブラー
ライトジギング(M以上)ジグ60〜180g・PE MAX2号青物想定で張りが強い×
ティップランエギング(6フィート台)18〜90g0.8〜1.0mm ソリッド
ショア用エギング(8フィート台)エギ1.8〜4.0号(g表記なし)1.3〜1.4mm チューブラー×
バスロッド(M〜MH)ルアー5〜28g2.0〜2.1mm×
バスロッド(H・スイムベイト系)ルアー11〜113g・PE MAX5号1.7〜1.8mm チューブラー
ひとつテンヤ(2.3〜2.4m)PE0.4〜1.5号0.6〜0.7mm
○=そのまま使える/△=条件付き/×=やめたほうがいい

← スワイプで9タイプを比較できます →

タイラバ代用の可否基準(タイラバ専用)○ そのまま使える△ 条件付き× やめたほうがいい△ 条件付き× やめたほうがいい× やめたほうがいい△ 条件付き△ 条件付き
代用元のロッドタイプタイラバ専用ロッド
シマノ エンゲツBB/ダイワ 紅牙X(比較の基準)
オフショア万能ロッド
シマノ クロスミッションBB/SS
ライトジギング・SLJ(ベイトのL〜ML)
テンリュウ ホライゾンLJ/メジャークラフト ジャイアントキリングGK1
ライトジギング(M以上)
メジャークラフト ジャイアントキリングGK1
ティップランエギング(6フィート台)
ダイワ エメラルダスX BOAT/シマノ セフィアBB(ティップエギング)
ショア用エギング(8フィート台)
ダイワ エメラルダスX
バスロッド(M〜MH)
ダイワ ブレイゾン
バスロッド(H〜XH・スイムベイト系)
ダイワ ブレイゾン/タトゥーラXT
ひとつテンヤ(2.3〜2.4m)
ダイワ 紅牙テンヤゲームMX
掲載機種(記事本文のスペック表)エンゲツBB:B69L-S/B69ML-S/B69M-S/B69MH-S/S610M
紅牙X:69MB-S/69MHB-S/69HB-S/69XHB-S/69MHS-S
計10機種
クロスミッションBB:S66ML-S/S66M-S/B66ML-S/B66M-S/B66MH-S
クロスミッションSS:B66M
計6機種
ホライゾンLJ HLJ642B-FLL
GK1SLJ-B64L/TJ
計2機種
GK1LJ-B63M
1機種
エメラルダスX BOAT:65MLS-S・E/70MS-S・E
セフィアBB:R-S66M-S/R-S70ML-S
計4機種
エメラルダスX:83M・J/86ML・J
計2機種
ブレイゾン:C66M/C610MH
計2機種
ブレイゾン:C611H-SB/C70XH
タトゥーラXT:6111HSB
計3機種
紅牙テンヤゲームMX:M-240MT・J/MH-240・J/
MH-230MTB・J
計3機種
全長2.06m(エンゲツBB S610Mのみ2.08m)
紅牙Xは全機種2.06m
全機種1.98m
(長さの選択肢が無いのが弱点)
1.93m(HLJ642B-FLL)
6フィート4インチ(GK1SLJ-B64L/TJ)
6フィート3インチ1.96〜2.13m2.51m/2.59m
専用より45〜55cm長い
1.98m/2.08m2.11m/2.13m/2.11m
専用の2.06mとほぼ同じ
2.40m/2.40m/2.30m
専用より25〜35cm長い
適合ウェイト
(ルアー/ジグ/エギ)
バーチカル20〜80g/30〜100g/40〜150g/45〜200g(エンゲツBB B69系)
S610Mは20〜100g(キャスト20〜70g)
紅牙Xは公式スペック表に記載なし
ジグMAX80〜160g(カッコ書きでタイラバMAX80〜200gを併記)
SS B66Mはジグ120g/タイラバ150g
ルアー40〜150g(ホライゾンLJ)
ジグ20〜100g(GK1SLJ-B64L/TJ)
ジグ60〜180g18〜70g/25〜90g(エメラルダスX BOAT)
エギMAX80g/MAX60g(セフィアBB R)
エギ基準のため公式表に適合ウェイトの記載なしルアー5〜21g/7〜28gルアー11〜113g(C611H-SB・6111HSB)
14〜84g(C70XH)
公式表に記載なし
(早見表はPE0.4〜1.5号を判断材料にしている)
ティップ径/種類
(穂先の条件の判定材料)
1.3mm ソリッド(エンゲツBB B69系)
0.8mm ソリッド(紅牙Xのベイト4機種)
1.0mm(69MHS-S)/1.5mm チューブラー(S610M)
0.9mm ソリッド(BBは全機種タフテックα)
SS B66Mのみ1.0/1.8mm チューブラー
1.5mm グラスチューブラ(ホライゾンLJ)
GK1は公式表に記載なし
公式表に記載なし
青物想定で張りが強い
0.8〜1.0mm ソリッド
専用の0.8〜1.3mmとほぼ重なる
1.3〜1.4mm チューブラー
数字は近いが中身が詰まっていない分だけ張りが強い
2.0mm/2.1mm1.7mm(C611H-SB)/1.8mm(6111HSB)/
2.2mm(C70XH)いずれもチューブラー
0.6mm/0.7mm/0.6mm
専用タイラバロッドよりさらに細い
適合PEMAX1〜1.5号(エンゲツBB)
0.5〜1.5号(紅牙X)
MAX1.2〜1.5号MAX1.5号(両機種)MAX2号0.4〜0.8号/0.4〜1.0号(エメラルダスX BOAT)
0.4〜1号(セフィアBB R)
0.5〜1.2号/0.5〜1.0号公式表に記載なしMAX5号(C611H-SB・6111HSB)/MAX6号(C70XH)0.4〜1.2号/0.4〜1.2号/0.6〜1.5号
リールタイプベイト中心
(S610M・69MHS-Sのみスピニング)
ベイト(B)とスピニング(S)の両方ベイトベイトスピニングが大半
ベイト主流のタイラバでは組み直しになりがち
スピニングベイトベイトスピニング2機種/ベイト1機種(MH-230MTB・J)
定価(税抜)エンゲツBB 19,100〜20,700円
紅牙X 全機種16,500円
BB 21,000〜22,500円
SS 33,000円
41,000円(ホライゾンLJ)
14,500円(GK1SLJ)
14,500円19,800円(エメラルダスX BOAT)
20,500円(セフィアBB R)
18,600円(2機種とも)20,300円/21,300円ブレイゾン 21,800円
タトゥーラXT 6111HSB 13,800円
47,000〜50,000円
重さの条件:適合ウェイト上限が60〜100g以上あるか○ 20〜200gを番手で刻める○ メーカーがタイラバ適合重量を明記○ 40〜150g/20〜100gでタイラバ域に重なる○ 上限180gで重さ自体は通る
(ただし下限60gのため45g級の軽いタイラバは載らない)
○ 70MS-S・Eの25〜90gは専用とほぼ同じ× エギ基準で判断材料が無い× 上限の2〜3倍をぶら下げる計算になる○ 60gでも100gでも重量的に余裕— 公式表に適合ウェイトの記載が無く逆算するしかない
穂先の条件:ソリッドで径がおおむね1.3mm以下か○ 0.8〜1.3mmのソリッド○ BBは全機種0.9mmソリッド
(SS B66Mは1.0/1.8mmチューブラーで対象外)
△ 1.5mmグラスチューブラ。粘りはあるが細さでは専用に届かない× 張りが強く45gの軽いタイラバでは曲がらない○ 0.8〜1.0mmソリッド× チューブラーで張りが強い× 2.0〜2.1mmで専用の倍以上× 1.7〜2.2mmチューブラーはかなり太い○ 0.6〜0.7mmで余裕で通る
引っかかるポイント—(判定の基準そのもの)
自重はエンゲツBB 116〜148g/紅牙X 100〜113g
器用に何でもこなす設計ゆえ、専用機と比べるとバット側がやや硬めで、乗せてから送り込む感じは薄い重さは合うがティップが太い。GK1は先径の公式記載が無く、早見表では他社の同クラスから判断している青物を想定した張り。同じ「ライトジギング」でもL〜MLとM以上でこれだけ結論が変わる両方の条件を通っても○にしなかった理由は2つ。適合PEの上限が0.8〜1号どまりで深場の1.2号はガイドリングへの負担が変わる/大半がスピニング専用狭い船で隣とオマツリする。真下に落としたラインを目で追うのも難しくなるいちばん軽い部類のタイラバでも45〜60g。潮が速い日に80g・100gへ上げる場面も考えると無理をしないほうが安全マダイが噛んで首を振る最初の数十センチを竿が吸ってくれない。グリップが短く、大鯛が突っ込むと腕だけで支える形になる
(早見表の1.7〜1.8mm・11〜113gはスイムベイト系2機種の数値)
2.30〜2.40mという全長。軽い仕掛けを潮に乗せるひとつテンヤでは長さが武器だが、真下に落として等速で巻くタイラバでは手首に効いてくる
こんな人に向く通う海域の水深が決まっている人。エンゲツBBは2.06mのまま適合ウェイトだけを4段階に振り分けており、迷ったらB69M-S(40〜150g・実勢1万5千円前後)。紅牙Xは全機種16,500円・先径0.8mmで、実勢1万円台前半道具を増やしたくない人。ベイトを1本だけ選ぶならB66M-Sで、タイラバ150gまで・ジグ120gまでを1本でカバーできる。実勢は1万4千円前後で、マイボートに1本積んでおく用途にも向く型番末尾にTJ(タイジギング)が付くGK1SLJ-B64L/TJのように、性格が近い枠をすでに持っている人。1〜2回なら成立するけれど、通うなら買い替えたくなるタイラバの代用には向かない。青物ジギング側で使い切って、タイラバは別に用意したほうが結果的に早い8タイプの中では専用に一番近い。スピニングでのタイラバは普通に釣れるが、ハンドル1回転あたりの巻上げが変わるのでいつものカウントは当てにならない船のタイラバには向かない。ショア用は陸っぱりのまま使い、船用は2m前後を別に用意する代用しない判断が正解。バスロッドを1本買い足す金額と、タイラバ専用の入門機(紅牙X 実勢1万円台前半)はほとんど変わらない「1回だけ乗るからとりあえず持っていく」なら全然アリ。ただし掛かってからのバラシは覚悟しておいたほうがいい3機種では2.30mでベイトのMH-230MTB・Jがいちばん近い性格。ただし定価50,000円のロッドを代用に回すくらいなら、専用を1本足したほうが安く済む

△の読み方だけ補足しておくと、「1〜2回なら成立するけれど、通うなら買い替えたくなる」という意味です。

×は、竿が折れるか、当たっても乗らないかのどちらかが高確率で起きる組み合わせ。

釣り人A
釣り人A

△が3つもあるなら、意外と手持ちで行けそうですね!

ちゃんま
ちゃんま

初回はそれでいいと思います。ただ2回目からは、代用で我慢する差額と専用の実勢価格を見比べてみてください。だいたい答えが出ます。


代用より、この1本を足したほうが早い場合

早見表を作っていて改めて思ったのが、代用元として合格ラインに届く竿ほど値段も上がっていく、という当たり前の事実でした。

掲載順は定価の高い順です。

シマノ クロスミッションBB

タイラバもライトジギングもイカメタルも、公式スペックに適合重量が書いてある1本

マイボートで、前の晩になっても釣り物を決めきれない日があります。

そういう日に積んでおくと効いてくるのが、この竿ですね。

そもそも「代用したい」の裏には、道具を増やしたくないという気持ちがあると思います。

それなら、最初から複数の釣りを想定して作られた竿を選ぶのがいちばん素直な解き方でしょう。

ベイトを1本だけ選ぶならB66M-Sで、タイラバ150gまで・ジグ120gまでを1本でカバーできます。

実勢は1万4千円前後。

弱点を挙げるなら、全機種1.98mで長さの選択肢が無いところ。

それと、器用に何でもこなす設計ゆえに、タイラバ専用機と比べるとバット側がやや硬めで、乗せてから送り込む感じは薄いです。

モデル全長自重適合ジグ(タイラバ)適合PE定価(税抜)
S66ML-S1.98m102gMAX80g(タイラバMAX80g)MAX1.2号21,000円
S66M-S1.98m108gMAX120g(タイラバMAX120g)MAX1.2号21,500円
B66ML-S1.98m108gMAX80g(タイラバMAX100g)MAX1.2号21,500円
B66M-S1.98m113gMAX120g(タイラバMAX150g)MAX1.2号22,000円
B66MH-S1.98m115gMAX160g(タイラバMAX200g)MAX1.5号22,500円
シマノ公式の製品ページより(全機種タフテックαのソリッドティップ・先径0.9mm)

先径はどの番手も共通なので、あとは背負わせたい重さだけで決まります。

シマノ エンゲツBB

L・ML・M・MHの4段階から、行く海域の水深に合わせて選べる専用機

先に弱いところから言うと、実勢1万5千円前後で、クロスミッションBBより少し高くなります。

しかもタイラバ専用なので、他の釣りまで面倒を見てくれるタイプではありません。

高くなるぶんが何に化けているかというと、番手の細かさです。

エンゲツBBは同じ2.06mのまま、適合ウェイトだけを20〜80g/30〜100g/40〜150g/45〜200gと4段階に振り分けています。

通う海域の水深が決まっているなら、そこにピタリと合わせられるという意味ですね。

代用の話をひととおり検証したうえで言うと、番手を選べることが専用機の一番の強みでした。

ちゃんま
ちゃんま

キャスティングタイラバもやってみたい、という人はS610Mを見ておくといいですよ。キャスト20〜70gの表記があるのはこの番手だけです。

モデル全長自重バーチカル適合適合PE定価(税抜)
B69L-S2.06m128g20〜80gMAX1号19,100円
B69ML-S2.06m132g30〜100gMAX1号19,700円
B69M-S2.06m137g40〜150gMAX1.2号20,200円
B69MH-S2.06m148g45〜200gMAX1.5号20,700円
S610M2.08m116g20〜100g(キャスト20〜70g)MAX1.2号20,200円
シマノ公式の製品ページより(B69系の先径は1.3mmのソリッド、S610Mのみ1.5mmチューブラーのスピニング)

迷ったらB69M-S40〜150gという守備範囲が使いやすいところ。

ダイワ 紅牙X

先径0.8mmのソリッドを全機種に積んで、定価16,500円(税抜)で横並び

今回いちばん言いたかったのがここです。

バスロッドを1本買い足す金額と、タイラバ専用の入門機を買う金額が、実勢ではほとんど変わりません。

モデル全長自重先径ルアー重量適合PE定価(税抜)
69MB-S2.06m100g0.8mm30〜120g0.5〜1.0号16,500円
69MHB-S2.06m104g0.8mm40〜150g0.5〜1.2号16,500円
69HB-S2.06m109g0.8mm45〜200g0.6〜1.5号16,500円
69XHB-S2.06m113g0.8mm60〜300g0.8〜1.5号16,500円
69MHS-S2.06m110g1.0mm20〜65g0.6〜1.2号16,500円
ダイワ公式の製品ページより(69MHS-Sのみスピニング。ルアー重量はジグ基準の表記)

ベイト4機種はすべて先径0.8mmで、上位機のようなメタルトップではないものの、この価格帯としては十分に細い。

自重も100〜113gと軽めで、等速巻きを続けるときの負担が小さく済みます。

弱点らしい弱点は、スピニングが69MHS-S1機種だけで、しかもルアー重量20〜65gと軽い側に振ってあること。

潮が速くて100g超を落とす日に選べるのは、ベイトの4機種だけ。

紅牙シリーズ全体の並びと、上位機との差がどこに出るかはダイワの紅牙ロッド全5シリーズを徹底比較にまとめてあります。

ちゃんま
ちゃんま

全機種同じ値段なので、番手選びで悩んでも予算が動かないのは地味に助かります。まずは69MHB-Sでいいと思いますよ。


タイラバロッドの代用でよくある質問

シーバスロッドは代用できますか?

ボートシーバス用の2m前後なら重量的には近いところに来ますが、ショア用の8〜9フィート台はショアエギングロッドと同じ理由で外れます。

船の上で2.5m級を振り回すと、隣の人のラインと絡みやすくなるためです。

イカメタルロッドはどうですか?

ティップランロッドと同じ△です。

穂先は十分に細いものの、スッテを背負う前提の設計なので、適合ウェイトの上限が60〜80gあたりで頭打ちになる機種が多く、100g級のタイラバを使う日には足りません。

代用するとき、リールはそのままでいいですか?

バス用のベイトリールを流用する場合、ギア比よりも先にラインを見直してください。

ナイロンやフロロが巻いてあると、水深60mでは伸びてアタリが手元に届きません。

PE0.8号を200m巻けるかどうかが分かれ目ですね。

スピニングでタイラバをやっても釣れますか?

釣れます。

紅牙Xの69MHS-SやエンゲツBBのS610Mのように、メーカー側もスピニングのタイラバロッドを用意しています。

ただ真下に落として巻くだけなら、ベイトのほうがラインの放出を止めやすく手返しも速いですね。

代用ロッドで大鯛が掛かったらどうなりますか?

ティップが太い竿ほど、乗った瞬間に弾くか、ハリ掛かりが浅くて途中で外れるかのどちらかが起きやすくなります。

竿が折れるより先に、バラシの多さで嫌になるパターンのほうが現実的ですね。

結局いくらあれば一式そろいますか?

ロッド・リール・ライン・タイラバ本体まで含めた予算はタイラバ入門は一式これでOK!予算3万円台で揃うタックルリストに金額入りで並べてあります。

代用でしのぐ場合との差額を比べる材料としても使えます。


関連記事

※ スペックと定価は、ダイワ・シマノ・テンリュウ・メジャークラフトの各公式製品ページ(2026年9月時点)の数値です。

※ スペック表の価格は税抜き定価で、本文中の実勢価格はAmazon等の表示価格を参考にしました。

※ メジャークラフトの2機種は公式スペック表に先径の記載がないため、早見表では他社の同クラスから判断しています。

ABOUT ME
ちゃんま
ちゃんま
なんでも釣り師
マイボートで海に出るボートアングラー(釣り歴20年・ボート歴10年)。タイラバ・ひとつテンヤ・ライトジギングが主戦場で、エリアトラウトや堤防のライトゲームものんびり楽しむ雑食派。

実際に使った道具の「正直どうだったか」を、公式スペックと実釣の両面から書いています。

Boat angler based in Japan, sharing first-hand reviews of JDM tackle.
記事URLをコピーしました