ダイワシマノ以外のテンヤタチウオロッドおすすめ比較!アルファタックル・がまかつ・メジャクラ・アブガルシア・プロックスの実力派7シリーズ
船のテンヤタチウオ、ロッドのカタログを開くとダイワとシマノばかり眺めてしまいますよね。
でも実はこのジャンル、大手2社以外のメーカーがかなり本気です。

アルファタックルとかメジャクラのテンヤ竿って実際どうなの?安いだけだったらちょっと怖いんだけど…

船宿のレンタルで見かけるブランドもありますよね。自分で買うならどれがいいんだろう?
この記事で並べたのは、アルファタックル・がまかつ・メジャークラフト・アブガルシア・プロックスという5社のテンヤタチウオ専用ロッド7シリーズです。
全機種のスペックと希望価格を各社の公式サイトから拾い、調子・穂先素材・錘負荷のレンジまで一覧できる形に整理しました。

価格はメーカー公式の希望価格と、2026年8月時点のAmazon実勢の両方を見ています。定価4万円級から実売1万円切りまで、幅がすごいジャンルです。
最初の1本で迷ったら、メジャークラフトのグランシップ1G タチウオテンヤモデルGR1TACHI-B175H/82が選びやすいです。
2025年11月に出たばかりの設計で、アタリを目で取りやすいグラスソリッド穂先と、扱いやすい8:2調子の組み合わせ。
希望価格16,000円・実勢1万4千円前後と、大手のエントリー機と同じ感覚で買える値付けも魅力ですね。
細かい違いはこのあとの7シリーズのセクションで、公式スペックの表つきで比べています。
ダイワ・シマノとどう違う?大手以外を選ぶ理由
大手2社のテンヤタチウオは、入門機からフラッグシップまで階段状にグレードが揃う総合デパート型です。
対して今回の5社は、それぞれが得意な価格帯や釣り方に絞って専用ロッドをぶつけてくる専門店型ですね。
まず価格の分布が違い、7シリーズの希望価格は1万円台から4万円台に集中し、実勢はそこからさらに下がります。
そしてもう1つの違いが、釣り方への密着度。
海人の7:3モデルは岡山・福山エリア発祥のアクションを想定したと公式が明記し、ソルパラの製品ページも大阪湾から瀬戸内・九州の釣りを名指しで語っています。
アルファソニックのチタン穂先や、シーファングの120号対応のような尖った特化スペックも、大手のカタログには意外と見当たりません。

大手の安心感は否定しません。ただテンヤタチウオはもともと関西で育った釣りなので、西日本ブランドの設計が妙にツボを突いてくるんですよね。
選びどころは調子・穂先素材・錘負荷の3つ
- 調子:9:1は即掛け、8:2は万能、7:3や6:4は喰い込ませる乗せ寄り。数字は竿が曲がる支点の位置
- 穂先素材:チタン合金・カーボンソリッド・グラスソリッドの3系統。感度の出方と目感度が変わる
- 錘負荷:乗る船のテンヤ号数(30〜60号が中心)がそのまま条件になる。深場や指定の重い船は要確認
調子の数字は「9:1」なら穂先側1割だけが曲がる先調子、という読み方です。
ややこしいのはメジャークラフトで、公式表記が「2:8」「3:7」と先:元の順になっています。
書き方が逆なだけで、2:8=一般的な8:2の掛け調子、3:7=7:3の乗せ調子と同じ意味なので、比較のときは読み替えが必要ですね。
穂先素材と錘負荷は7シリーズの個性が最も出る部分なので、後半に専用の章を立てて整理しました。
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| ハイエンド | ハイエンド | ミドル | スタンダード | スタンダード | エントリー | エントリー | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 写真 | |||||||
| シリーズ | 25アルファソニック タチウオテンヤ アルファタックル/現行1+前作3機種 | がま船 シーファング タチウオ がまかつ/全3機種 | 海人 タチウオテンヤ アルファタックル/全2機種 | 黒船 タチウオテンヤ アブガルシア/全3機種 | グランシップ1G タチウオテンヤモデル メジャークラフト/全2機種・2025年11月発売 | ソルパラ 船タチウオてんや メジャークラフト/全3機種 | 攻技テンヤ太刀魚 タイプK プロックス/全4機種 |
| メーカー希望価格 | 37,000〜45,000円 | 43,000〜44,000円 | 29,000〜31,000円 | 16,500円 | 16,000円 | 10,500円 | オープン(実勢1万円台前半) |
| ラインナップ(調子) | 現行 185M(8:2) 前作 175/190/190M | L-181/ML-181/M-181 (全機種6:4調子) | 91 175H(9:1) 73 200ML(7:3) | KTTC-73/185MH(7:3先調子) KTTC-82/185MH(8:2先調子) KTTC-91/190H(9:1極先調子) | GR1TACHI-B170H/91(9:1) GR1TACHI-B175H/82(8:2) | SPXJ-B180M/Tachi(2:8=掛け) SPXJ-B190ML/Tachi(4:6=電動向き) SPXJ-B190M/Tachi(3:7=乗せ) ※調子は公式の「先:元」表記 | STTCK175/STTCK195(9:1) STTCKK175/STTCKK195(7:3) |
| 全長/仕舞寸法 | 1.75〜1.90m (仕舞134〜149cm) | 1.81m(3機種共通) (仕舞137cm) | 1.75m/2.00m (仕舞103〜129.5cm) | 1.85m/1.90m (仕舞96〜98.5cm) | 1.70m/1.75m (仕舞90〜93cm) | 1.80m/1.90m (仕舞寸法は非公表) | 1.75m/1.95m (仕舞91〜101cm) |
| 自重 | 103g(前作175)〜132g(前作190) 現行185Mは126g | 113g(L-181)〜122g(M-181) | 120g(91 175H) 130g(73 200ML) | 127g(82)〜137g(73) | 128g(B170H/91) 132g(B175H/82) | 非公表 | 148g(175)〜160g(195) |
| 穂先素材・先径 | コンポジットチタニウムソリッドトップ (CTS・形状記憶チタン合金) 先径1.1〜1.5mm | 高感度高強度カーボンソリッド 「スーパートップ」 先径1.05〜1.15mm | カーボンソリッドティップ 先径1.4〜1.6mm | ソリッドティップ・先径1.2mm (調子ごとにカーボンとグラスの 配合を変更:C70〜80%×G20〜30%) | グラスソリッドティップ (アタリを目で取る繊細仕立て) | 蛍光イエローペイントティップ (素材非公表・目感度重視) | 太刀魚専用グラスソリッド (ホワイト塗装・掛け=オレンジ/ クワセ=イエローの糸巻き) 先径1.15〜1.3mm |
| ブランクス構造 | 公式ページに素材構成の記載なし (穂先のCTSが設計の核) | 中弾性カーボン+TORAYCA T1100G +高弾性カーボンのコンポジット カーボン含有率94.0〜94.2% | 高弾性カーボン | Xカーボンテープラッピング マットフィニッシュ塗装 | 中弾性カーボンメインクロス バット〜ベリーに張りを持たせた設計 | 公式ページに素材構成の記載なし | クロスラッピング カーボン含有率82〜84% |
| ガイド | Fuji Kガイド オールSiC スパイラルガイドシステム(現行185M) | オールシングルの スパイラルガイド仕様 | Fuji LDB+KW オールSiC | Fujiニューコンセプト+マイクロガイド (ガイド重量を約50%軽量化) ティップ部LDB | 富士工業Kガイドフレーム ティップ部LDB | Fuji Oリング+ステンレスフレーム | Fuji Kガイド多点バランス配置 バット部ダブルフット |
| リールシート・グリップ | CS45-T (グラファイトポリマー・スモールトリガー) | 公式ページにシート形式の記載なし | CS45-T | 公式ページにシート形式の記載なし | ダウンロック式(ベイト) パーミング重視 | 高密度EVAグリップ (シート形式の記載なし) | Fuji PLSシート (手の平全体でパーミングできる形状) |
| 継ぎ方式 | 2ピース(バットジョイント) | 2ピース(グリップジョイント) | 2ピース | 2ピース | 2ピース | 2ピース | 2ピース |
| テンヤ号数/錘負荷 | 錘負荷30〜60号(全機種) | 10〜50号(L)/25〜80号(ML) 50〜120号(M) | 錘負荷30〜60号(2機種とも) | テンヤ30〜60号 (適合PE0.8〜3号) | テンヤ30〜60号 | テンヤ30〜60号 | テンヤ40〜60号 (30号指定のライト船は範囲外) |
| 乗せ調子(7:3・6:4)の有無 | — | ○ 全機種6:4 | ○ 73 200ML | ○ KTTC-73/185MH | — | ○ 3:7(乗せ)・4:6(電動の巻き誘い) | ○ STTCKK175/195 |
| こんな人におすすめ | チタン穂先の目感度・手感度を、大手上位機より現実的な価格で試したい人。現行リニューアルは185Mの1機種だけで、レングス違いは公式掲載が続く前作3機種から選ぶ | 軽さと上質さで選ぶ人。自重113〜122gは7シリーズ最軽量クラスで、Mの120号対応は深場・急潮流で他に代わりがない唯一のスペック | 誘い主体の釣りを3万円前後で組みたい人。9:1の即掛けと、岡山・福山エリア発祥のアクション・30号テンヤ対応を公式が明記する7:3の割り切った2本立て | 調子ごとに素材配合まで変える理詰めの設計に惹かれる人。型番の数字がそのまま調子で選びやすい。Amazonは正規単品ページがなく並行輸入品の混在に注意 | 掛けるタイミングをこれから覚える人。2025年11月発売の最新設計が実勢1万4千円前後で、記事のコスパランキング1位。迷ったらコレのB175H/82から | 初挑戦のハードルを最優先で下げたい人。希望価格は7シリーズ最安の税込11,550円。電動リールの巻き誘い向け4:6を用意するのはこのシリーズだけ | 実売1万円台前半で調子とレングスを選びたい人。Fuji PLSシートやクロスラッピングなど装備の割安感が光る。テンヤ対応が40号からの点だけ要確認 |
大手以外のテンヤタチウオロッドおすすめ7シリーズ
掲載順は各シリーズ最上位モデルの希望価格が高い順です。
オープン価格のプロックスだけ、順位が付けられないので最後に置きました。
アルファタックル 25アルファソニック タチウオテンヤ
アルファタックルはテンヤタチウオに専用シリーズを何本も持つ熱量高めのメーカーで、アルファソニックはその看板です。
2025年リニューアルの現行モデルは、コンポジットチタニウムソリッドトップ(CTS)という形状記憶チタン合金の穂先を搭載しています。
超柔軟なのに折れにくいチタンの特性で、喰い上げのような小さな変化も目に見える振れ幅で表現する仕立てです。
穂先まわりの糸絡みを減らすスパイラルガイドシステムも、現行で加わった要素ですね。
| 世代 | モデル | 全長 | 自重 | 仕舞 | 錘負荷 | 希望小売価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 現行(25) | 185M | 1.85m | 126g | 139cm | 30〜60号 | 45,000円 |
| 前作 | 175 | 1.75m | 103g | 134cm | 30〜60号 | 37,000円 |
| 前作 | 190 | 1.9m | 132g | 138cm | 30〜60号 | 39,000円 |
| 前作 | 190M | 1.9m | 123g | 149cm | 30〜60号 | 39,000円 |
注意したいのは、リニューアル後のラインナップがまだ185Mの1機種だけという点。
前作の3機種も公式サイトに現行として掲載が続いているので、レングス違いが欲しい人は前作から選ぶ形になります。
さらに上を求める人向けには、極軟調チタントップの「GZ」や深場特化の「DEEP」という兄弟シリーズも別に用意されています。

チタン穂先は一度使うと戻れない系の感度です。希望価格45,000円は今回の最高値ですが、大手の上位機と並べるとまだ現実的なんですよね。
がまかつ がま船 シーファング タチウオ
磯のイメージが強いがまかつですが、シーファング タチウオは東京湾のライトタチウオを名指しで想定した専用設計です。
ブランクスは中弾性カーボンにTORAYCAのT1100Gと高弾性カーボンを重ねた構成。
その甲斐あって、自重113〜122gは7シリーズ最軽量クラスです。
調子は今回で唯一の6:4ながら、公式の説明はレスポンス優先で、誘いの初動にアタリを聞ける余裕を持たせた設定と語られています。
ガイドは穂先のブレを抑えるオールシングルのスパイラル仕様という凝りようです。
| モデル | パワー | 全長 | 自重 | 錘負荷 | カーボン率 | 希望本体価格(税抜) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| L-181 | L | 1.81m | 113g | 10〜50号 | 94.0% | 43,000円 |
| ML-181 | ML | 1.81m | 115g | 25〜80号 | 94.1% | 43,500円 |
| M-181 | M | 1.81m | 122g | 50〜120号 | 94.2% | 44,000円 |
Lは10〜50号で浅場のライトテンヤまで下りられ、MLは25〜80号の中核、Mは50〜120号の深場・急潮流対応です。
特にMの120号対応は7シリーズで唯一の深場スペックで、他社に代わりが見つかりません。
一方で希望本体価格は43,000〜44,000円と今回の最高値クラスなので、予算との相談にはなりますね。
アルファタックル 海人 タチウオテンヤ
海人はアルファタックルの船竿ど真ん中ブランドで、タチウオテンヤは思い切って2機種だけの構成です。
9:1の91 175Hは、ストップ&ゴーなど手数の多い誘いを高弾性カーボンのキレで回す鋭敏先調子。
対する7:3の73 200MLは、岡山・福山エリア発祥のアクションを想定し、同エリアで主流の30号テンヤへの対応を公式が明記しています。
2mのレングスで船べりのバラシを減らし、ドラゴン級を確実に取るという役割分担ですね。
穂先はどちらもカーボンソリッドで、チタン搭載のアルファソニックとの価格差は1万円強です。

予算3万円弱で高弾性カーボン+カーボンソリッド穂先なら中身は十分です。西のテンヤ文化がそのまま竿になったような2本ですね。
アブガルシア 黒船 タチウオテンヤ
黒船はアブガルシアの船エサ釣り専用ブランドで、「初心者でも竿頭になれるロッド」という公式の言い切りが痛快です。
小口径ガイドの多点セッティングでガイド重量を約50%削り、塗装を最小限にしたマットフィニッシュで感度を稼ぐ設計。
おもしろいのはブランクスの中身で、7:3はカーボン70%・8:2は55%・9:1は80%と、調子ごとに配合そのものを変えています。
9:1はカーボン主体でシャッキリ、7:3はグラス3割の粘りで乗せ、と数字がそのままキャラクターになっていますね。
| モデル | 調子 | 全長 | 自重 | 使用材料 | 錘負荷 | 希望本体価格(税抜) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| KTTC-73/185MH | 7:3先調子 | 185cm | 137g | カーボン70%・グラス30% | 30〜60号 | 16,500円 |
| KTTC-82/185MH | 8:2先調子 | 185cm | 127g | カーボン55%・グラス45% | 30〜60号 | 16,500円 |
| KTTC-91/190H | 9:1極先調子 | 190cm | 135g | カーボン80%・グラス20% | 30〜60号 | 16,500円 |
数値スペックは製品ページの移行前にメーカーが公表していた値で、現行の公式ストアには全長と調子のみ載っています。
また、いまAmazonには正規の単品ページが見当たらず、黒船 タチウオテンヤの検索結果には並行輸入品も混ざるため、販売元の確認だけは忘れずに。
上位にはチタンフレームガイドを載せた「タチウオテンヤ アドバンス」という別シリーズも控えています。

型番の読み方はシンプルで、KTTCの後ろの数字がそのまま調子です。品番を眺めるだけで選べるの、地味に親切ですよね。
メジャークラフト グランシップ1G タチウオテンヤモデル
グランシップはメジャークラフトの船釣りブランドで、タチウオテンヤモデルは2025年11月に加わったばかりの最新作です。
繊細なグラスソリッドティップでアタリを見せつつ、バットからベリーに張りを持たせて手首の返しだけで掛けられるようにした設計。
公式の紹介文が「掛けるタイミングが分からなかった方に使ってほしい」で貫かれていて、入門からステップアップまでの受け皿を狙っているのがよく分かります。
9:1のGR1TACHI-B170H/91は高活性時の数釣り向け。
8:2のGR1TACHI-B175H/82は、前アタリを見てから掛ける定番バランスです。
| モデル | 調子 | 全長 | 自重 | 仕舞 | テンヤ | 希望価格(税抜) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| GR1TACHI-B170H/91 | 9:1 | 170cm | 128g | 90cm | 30〜60号 | 16,000円 |
| GR1TACHI-B175H/82 | 8:2 | 175cm | 132g | 93cm | 30〜60号 | 16,000円 |
ベイトモデルはリールを下からねじ込むダウンロック式で、パーミングしたときの収まりを重視した作りですね。
実勢は1万4千円前後と、税込17,600円の定価より一段手が届きやすい状況です。

発売1年未満の新しい設計をこの値段で試せるのは、量産が得意なメジャクラの体力あってこそだと思います。
メジャークラフト ソルパラ 船タチウオてんや
ソルパラはメジャークラフトの入門価格帯ブランドで、船タチウオてんや専用モデルが3本あります。
蛍光イエローに塗られた穂先は目感度重視の証で、掛け・電動の巻き誘い・乗せの3調子から釣り方で選ぶ方式です。
4:6のモデルは電動リールでの巻き誘いを公式が想定していて、テンヤ側を「巻乗せ」タイプにする組み合わせまで提案されています。
| モデル | 調子(公式表記) | 全長 | テンヤ | 希望価格(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| SPXJ-B180M/Tachi | 2:8(掛け) | 180cm | 30〜60号 | 10,500円 |
| SPXJ-B190ML/Tachi | 4:6(電動向き) | 190cm | 30〜60号 | 10,500円 |
| SPXJ-B190M/Tachi | 3:7(乗せ) | 190cm | 30〜60号 | 10,500円 |
気になる点は2つで、自重と仕舞寸法が公式非公表なのと、Amazonの在庫が変動しやすいこと。
一方で税込11,550円という価格は、7シリーズの希望価格で最安。
初挑戦のハードルを下げる役どころとして、貴重な存在ですね。
プロックス 攻技テンヤ太刀魚 タイプK
プロックスはコスパ重視の総合釣具メーカーで、攻技テンヤ太刀魚 タイプKは2022年8月に出た専用シリーズです。
9:1掛け調子と7:3クワセ調子を、175cmと195cmの2レングスで揃えた4機種構成。
穂先は太刀魚専用のグラスソリッドで、ホワイト塗装に掛け調子はオレンジ・クワセ調子はイエローの糸巻きが入り、売り場でも見分けが付きます。
リールシートは手の平全体でパーミングできるFuji PLSで、疲れにくさまで謳う装備は価格帯を超えていますね。
| モデル | 調子 | 全長 | 自重 | テンヤ | カーボン率 | 希望小売価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| STTCK175 | 9:1 | 1.75m | 148g | 40〜60号 | 82% | オープン |
| STTCKK175 | 7:3 | 1.75m | 149g | 40〜60号 | 82% | オープン |
| STTCK195 | 9:1 | 1.95m | 157g | 40〜60号 | 84% | オープン |
| STTCKK195 | 7:3 | 1.95m | 160g | 40〜60号 | 84% | オープン |
希望小売価格はオープンで、実勢は1万円台前半に収まっています。
ただしテンヤ対応が40号からなので、30号指定のライトな船に乗るなら他のシリーズをどうぞ。

レンタルタックルの定番メーカーと侮るなかれ、です。この価格でPLSシートを載せてくるあたり、わかってて作ってますよ〜。
穂先素材で系統がわかる|チタン・カーボンソリッド・グラスソリッド
7シリーズをバラバラに眺めるより、穂先の素材で3系統に分けると選びやすくなります。
| 穂先の系統 | 該当シリーズ | 持ち味 |
|---|---|---|
| チタン合金(CTS) | 25アルファソニック | 超柔軟と高耐久を両立し、目感度・手感度とも別格。価格は上がる |
| カーボンソリッド | 海人/シーファング | シャープな手感度と操作のキレ。誘い主体の掛けの釣り向き |
| グラスソリッド | グランシップ1G/攻技タイプK | 柔らかく曲がって目感度が高い。喰い込みがよく入門にも向く |
| 複合・非公表 | 黒船(モデル別配合)/ソルパラ(素材非公表) | 黒船は調子ごとにカーボンとグラスの比率を最適化する方式 |
ざっくり言うと、感度の絶対値ならチタン、操作のキレならカーボンソリッド、見て掛ける安心感ならグラスソリッドです。
タチウオのアタリはコツンと明確な日ばかりではなく、穂先がモゾッと重くなるだけの日もあります。
だからこそ各社とも穂先に一番お金を掛けていて、価格差の大半は穂先とブランクス素材の差と考えて大きく外れません。

迷ったらグラスソリッドから入って、掛けの釣りが楽しくなってきたらカーボンやチタンに進む。この順番が出費的にも無理がないと思います。
乗る船の号数で絞る|30号・40〜50号・深場
テンヤの号数は自分ではなく船宿が決めるもので、竿の錘負荷はそれに従うだけです。
エリアごとの号数指定の実例は、船タチウオテンヤ5ブランド比較の号数解説に船宿の案内文つきでまとめてあります。
- 30号中心(岡山・福山、瀬戸内のライト船):海人 73 200MLが公式に30号対応を明記。シーファングLは10〜50号でさらにライト寄り
- 40〜50号(大阪湾・東京湾の主流):7シリーズ全機種が対応。攻技タイプKは40〜60号でこの帯にジャスト
- 50号超・深場や急潮流:シーファングMの50〜120号が唯一の選択肢
30〜60号対応の機種を1本持っておくと、大阪湾の40号にも東京湾の40〜50号にもそのまま乗れます。
逆に言えば、守備範囲を外れるのは30号未満のライト船と50号超の深場だけなので、通う船が決まってから特化機を足すのが賢い順番ですね。
実勢価格で選ぶコスパランキング ベスト3
2026年8月時点のAmazon実勢価格と、装備・新しさのバランスで3本選びました。
🥇 1位:メジャークラフト グランシップ1G タチウオテンヤモデル
2025年11月発売の最新設計が実勢1万4千円前後。
グラスソリッド穂先と張りのあるバットの組み合わせで、掛けの基本を覚える竿として文句なしです。
🥈 2位:メジャークラフト ソルパラ 船タチウオてんや
実勢9千円台からの3調子で、専用設計では最安クラス。
電動の巻き誘いに寄せた4:6を用意しているのはこのシリーズだけです。
🥉 3位:プロックス 攻技テンヤ太刀魚 タイプK
実勢1万円台前半で、調子2種×2レングスの4機種から選べる自由度。
Fuji PLSシートやクロスラッピングなど、装備の割安感で光ります。
テンヤタチウオロッドのよくある質問
大手以外のメーカーでも品質は大丈夫ですか?
使っている素材と部品を見ると判断しやすいですね。
シーファングは東レのT1100Gカーボン、アルファソニックは形状記憶チタン合金の穂先、攻技タイプKもFuji製リールシートと、大手の上位機と同じ土俵のものが使われています。
いちばん安く始められるのはどれですか?
希望価格ならソルパラ 船タチウオてんやの税込11,550円が最安です。
実勢ではオープン価格の攻技テンヤ太刀魚 タイプKも1万円台前半で並ぶので、在庫と好みの調子で選ぶ形になります。
調子の9:1・8:2・7:3はどう選べばいいですか?
数字は曲がる支点の位置で、9:1は即掛け特化、8:2は掛けと喰い込みの中間、7:3は喰わせてから掛ける乗せ寄りです。
初挑戦なら、アワセのタイミングに余裕がある8:2か7:3から入るのが失敗しにくいですね。
大阪湾と東京湾で選ぶモデルは変わりますか?
竿としては30〜60号対応機ならどちらの湾でも使えます。
変わるのはテンヤの号数指定のほうで、大阪湾は40号統一、東京湾は40〜50号の案内が主流なので、予約時に船宿へ確認してから揃えると無駄がありません。
電動リールと組み合わせられますか?
ソルパラの製品ページに「電動リールを使っての巻き誘いが基本的な釣り方」とあるほど、小型電動は定着しています。
今回の7シリーズでは、ソルパラの4:6モデルが電動の巻き誘いを公式に想定した設計です。
タチウオジギングのロッドで代用できますか?
テンヤは30〜60号(約110〜225g)を垂直に操作して穂先でアタリを取る釣りなので、ジギングロッドでは目感度が足りない場面が多いです。
ジギング側のロッドを探すならタチウオジギングロッドの比較記事のほうが役に立ちます。
関連記事
※ スペックと希望価格は、アルファタックル・がまかつ・メジャークラフト・ピュア・フィッシング・ジャパン・プロックスの各公式サイト(2026年8月時点)に基づく数値です。
※ がまかつ・アブガルシアは税抜の希望本体価格、メジャークラフトは税抜(税込併記)、プロックスはオープン価格、アルファタックルは公式サイトの希望小売価格(税区分の記載なし)で、表記が混在しています。
※ 黒船 タチウオテンヤの自重・仕舞・錘負荷は、販売ページ移行前にメーカーが公式製品ページで公表していた値です。
※ 本文中の実勢価格は2026年8月22日時点のAmazon表示価格を参考にしています。

