【2023年】アブガルシアのライトジギングに使えるベイトリール3選!
アブガルシアのライトジギングに使えるベイトリール
今回はアブガルシアのライトジギングに使えるベイトリール3種類を紹介。
ライトジギング用リールに求めらる性能としては、
- できるだけ軽量であること
- 剛性、耐久性の高い金属製であること
- 最低限以上のドラグ性能を持っていること
こんな感じでしょうか。
結論から言いますと、今回紹介しているリールの中ではこれらすべてを満たしているのは1機種のみ。
ただそのリールはダイワやシマノなどメジャーなメーカーにはないキャラクターを持っています。
(※アブガルシアがメジャーではない、みたいな言い方になってしまいましたがw)
本文読むのが面倒くさければ最後のまとめだけ見ていただいてもOKなぐらい分かりやすい結論になっておりますが、本文中ではダイワやシマノとの比較なども交えて説明しておりますのでぜひ読んでみてくださいね!
オーシャンフィールド7
シングルとダブルのハンドル2種類セットという珍しいリール。
さらに約10,000円と安いので、いろんな船釣りにチャレンジしてみたい方にオススメ!
オーシャンフィールド7の特徴
2016年発売、実売価格は約10,000円。
「オーシャンフィールド7」最大の特徴としては標準のシングルハンドル+大型ノブに加え、ダブルハンドル+小型ノブがセットになっており付け替えすることが可能であること。
ライトジギング×シングルハンドル、タイラバ×ダブルハンドルというような2刀流できる
他にマグネットブレーキシステム搭載で軽いキャスティングもできたり(シングルハンドル時は不可)、カーボンマトリックスドラグにより滑らかで力強くドラグが作用してくれます。
ベアリング数3個は少ないような気もしますが、最大ドラグ力7kgあり、ライトジギングには十分なスペック。
価格も約1万円と安いですから、ライトジギング入門、またはタイラバなども含めボートでのルアーゲーム全般に幅広く使えるでしょう!
オーシャンフイールド7のラインアップ
- 自重(g):217
- ギア比:7.1
- 最大ライン巻取(cm/ハンドル1回転):74
- 最大ドラグ力(kg):7
- PE糸巻量(号ーm):1-350,1.5-255,2-180
- ボール/ローラーベアリング:3/1
- 定価(円):15,500
ソルティステージ コンセプトフリー
こちらもハンドル2種類セットでいろんな船釣りに使える。
さらに金属フレームや真鍮製ギア、シャフト採用で剛性、耐久性もアップ。
長年使いたいならこちらがオススメ!
ソルティステージ コンセプトフリーの特徴
2019年発売、実売価格は約17,000円。
「オーシャンフィールド7」と同じくシングルハンドルとダブルハンドルの2種類のハンドルと替えスプールまでセットになっていて、釣りに合わせて付け替えできる仕様。
アルミフレームや真鍮ギア、その他以下のような進化で耐久性、剛性がアップ。
- アルミ製フレームで耐久性、剛性アップしながら自重ほぼ同じ
- 真鍮製のギヤとシャフト採用で耐久性、剛性アップ
- 撥水コートを施したベアリングをピニオンギヤ部に採用、塩ガミ、異音の防止
- ベアリング数1個増加
「Fモードブレーキシステム」やベアリングシステム「スーパーフリーHPCR-BB」などの設計最適化によりキャスティング性能もアップ。
タイラバやジグをアンダーキャストするときに活躍。
ドラグクリッカ採用でドラグが引き出された時にクリック音が鳴ります。
個人的には特に1万円台でドラグ音が鳴る!というのはうれしいですね
などなど「オーシャンフィールド7」から7,000円ほどアップにはなってしまいますが、多数の点で進化。
特にアルミフレームなどの採用により剛性、耐久性がアップしているためライトジギングに使うならこちらの「ソルティステージ コンセプトフリー」の方が長期間使えてコスパには優れるかも。
ライトジギングだけでなく、タイラバ、タチウオジギング、タチウオテンヤ、イカ、各種エサ釣り…いろんな釣りに使えるまさに「フリースタイル」。
一家に一台、あっても損はない!?
この価格帯だとどのメーカーも金属フレームは共通ですが、やはりダブル、シングルハンドルセットである点が他メーカーとの大きな違い。
安いからすぐダメになるんじゃなくて、それなりに耐久性もあるコスパに優れるリール
ソルティーステージコンセプトフリーのラインアップ
- 自重(g):220
- ギア比:6.4
- 最大ライン巻取(cm/ハンドル1回転):66
- 最大ドラグ力(kg):7
- PE糸巻量(号ーm):1.5-200
- ボール/ローラーベアリング:4/1
- 定価(円):22,500
MAX DLC BG
デカ文字カウンター搭載が最大の特徴。
問題は約360gという重さ。
MAX DLC BGの特徴
2021年発売、実売価格は約17,000円。
「MAX DLC BG」最大の特徴は水深が表示されるカウンター搭載していること。
さらに表示される文字サイズが大きく、またLEDバックライトも搭載しているので見やすい液晶画面となっています。
ピニオンギア部に「SaltShieldボールベアリング」を採用。
錆びにくく、塩ガミを防いでくれます。
ドラグが引き出された時にはクリック音も鳴ります。
カウンター付きで耐久性も高い!と聞くと良さそうですが、問題は約360gという重さ。
丸型リール並みの自重ですので、ライトなロッドと100gを切るような軽いジグとの組み合わせで使用するとアンバランス感は否めない。
以上のようにパワーは「MAX DLC BG」に軍配が上がりますが、問題は重さ。
軽量ジグを使用するライトジギングにおいてはダイワやシマノ製の方が良さそうですが、パワーが必要な状況では「MAX DLC BG」が有利。
用途が違うので一概に比較は難しい
MAX DLC BGのラインアップ
- 自重(g):358
- ギア比:4.8
- 最大ライン巻取(cm/ハンドル1回転):60
- 最大ドラグ力(kg):9
- PE糸巻量(号ーm):3-200
- ボール/ローラーベアリング:5/1
- 定価(円):19,800
- 自重(g):360
- ギア比:6.2
- 最大ライン巻取(cm/ハンドル1回転):78
- 最大ドラグ力(kg):9
- PE糸巻量(号ーm):3-200
- ボール/ローラーベアリング:5/1
- 定価(円):19,800
まとめ
以上アブガルシアのライトジギングに使えるリールを紹介してきましたが、最後に個人的オススメ紹介。
ライトジギングをメインに!って考えるとほぼ「ソルティステージ コンセプトフリー」一択と考えても問題ないでしょう。
「ライト」ジギングとはいえそれなりにリールには負荷のかかる釣りであるため、やはり金属フレームであることが大きなポイント。
さらにハンドル2種類セットというのも他社にはあまりないポイントであり、「フリースタイル」という名前の通りいろんな釣りに幅広く使えるのもイイですね。
いろんな釣りに使う=金属フレームで耐久性に優れる、ということは重要
ということで結論、ライトジギングに使える安いリールを探している方には「ソルティステージ コンセプトフリー」がオススメ!というお話でした。