初心者にオススメ。アブガルシアのライトジギングに使える安いベイトリール!

アブガルシアのライトジギングに使えるベイトリール
今回はライトジギングに使えるベイトリール・アブガルシア編ということで3種類のリールを紹介します。
ライトジギング用リールに求めらる性能としては、
- アクションのため、できるだけ軽量であること
- 剛性、耐久性の高い金属製であること
- 最低限のドラグ性能を持っていること
こんな感じでしょうか。
結論から言いますと、今回紹介しているリールの中ではこれらすべてを満たしているのは1機種のみ。
ただそのリールはダイワやシマノなどメジャーなメーカーにはないキャラクターを持っています。
(※アブガルシアがメジャーではない、みたいな言い方になってしまいましたがw)
本文読むのが面倒くさければ最後のまとめだけ見ていただいてもOKなぐらい分かりやすい結論になっておりますが、本文中ではダイワやシマノとの比較なども交えて説明しておりますのでぜひ読んでみてくださいね!
オーシャンフィールド7
- 自重(g):217
- ギア比:7.1
- 最大ライン巻取(cm/ハンドル1回転):74
- 最大ドラグ力(kg):7
- PE糸巻量(号ーm):1-350,1.5-255,2-180
- ボール/ローラーベアリング:3/1
- 定価(円):15,500
オーシャンフィールド7の特徴
2016年発売、実売価格は約10,000円。
「オーシャンフィールド7」最大の特徴としては標準のシングルハンドル+大型ノブに加え、ダブルハンドル+小型ノブがセットになっており付け替えすることが可能であること。
ライトジギングにシングルハンドルメイン、たまにタイラバなどをしたいときはダブルハンドルに付け替えて2刀流ができます。
他にマグネットブレーキシステム搭載で軽いキャスティングもできたり(シングルハンドル時は不可)、カーボンマトリックスドラグにより滑らかで力強くドラグが作用してくれます。
ベアリング数3個は少ないような気もしますが、最大ドラグ力7kgあり、ライトジギングには十分なスペック。
価格も約1万円と安いですから、ライトジギング入門、またはタイラバなども含めボートでのルアーゲーム全般に幅広く使えるでしょう!
ダイワ ヴァデル ベイジギング(約14,000円)
- シングルハンドルのみでダブルハンドルは付属していない点と自重(248g)、最大ドラグ力(5kg)は「オーシャンフィールド7」の方が有利。
- 金属ボディであることや、ベアリング数が多い(6個)点では「ヴァデルベイジギング」が有利。
シマノ 炎月BB (約10,000円)
- ダブルハンドルのみであるため、ライトジギングなど幅広く使うなら「オーシャンフィールド7」の方がイイ。ボディはどちらも樹脂。
- 「炎月BB」の方が軽く(185g)、ベアリング数も多い(4個)。

他メーカーと比較してもハンドル2種類セットというのはなかなかレア。さらに約1万円という安さもあるので、船釣りをいろいろチャレンジしてみたい初心者の方にオススメ
ソルティステージ コンセプトフリー
- 自重(g):220
- ギア比:6.4
- 最大ライン巻取(cm/ハンドル1回転):66
- 最大ドラグ力(kg):7
- PE糸巻量(号ーm):1.5-200
- ボール/ローラーベアリング:4/1
- 定価(円):22,500
ソルティステージ コンセプトフリーの特徴
2019年発売、実売価格は約17,000円。
「オーシャンフィールド7」と同じくシングルハンドルとダブルハンドルの2種類のハンドルと替えスプールまでセットになっていて、釣りに合わせて付け替えできる仕様。
さらに以下のような点が進化したポイント。
- アルミ製フレームで耐久性、剛性アップしながら自重ほぼ同じ
- 真鍮製のギヤとシャフト採用で耐久性、剛性アップ
- ドラグクリッカ採用でドラグ音が鳴る!
- 撥水コートを施したベアリングをピニオンギヤ部に採用、塩ガミ、異音の防止
- 巻いているラインの太さをセットできるラインメモリ付き
- 最新ブレーキシステムやベアリング設計最適化でフォールやキャスト性能アップ
- ベアリング数1個増加
以上のように最新機種ということで多数の点で進化しています。

個人的には特に1万円台でドラグ音が鳴る!というのはうれしいですね
「オーシャンフィールド7」から7,000円ほどアップにはなってしまいますが、多数の点で進化、特にアルミフレームなどの採用により剛性、耐久性がアップしているためライトジギングに使うならこちらの「ソルティステージ コンセプトフリー」の方が長期間使えてコスパには優れるかも。
ライトジギングだけでなく、タイラバ、タチウオジギング、タチウオテンヤ、イカ、各種エサ釣り…いろんな釣りに使えるまさに「フリースタイル」。
一家に一台、あっても損はない!?
ダイワ ブラストBJ TW(約16,000円)
- シングルハンドルモデルだけである点やドラグ音が鳴らない点、最大ドラグ力(5kg)は「ソルティステージコンセプトフリー」の方が有利。
- キャスティングしやすいTWS(Tウイングシステム)が採用されていることや、ベアリング数が多い(7個)点では「ブラストBJ TW」の方が有利。
シマノ ベイゲーム (約21,000円)
- シングルハンドルモデル、ダブルハンドルモデルはあるが、セットではなくどちらかを選択する点や最大ドラグ力(5kg)は「ソルティステージコンセプトフリー」の方が有利。
- 「ベイゲーム」には滑らかな巻きを可能にするマイクロモジュールギア搭載。
この価格帯だとどのメーカーも金属フレームは共通。やはりダブル、シングルハンドルセットである点が他メーカーとの大きな差別化できています。

フリースタイルでいろんな船釣りを楽しみたい方に。かといって安いからすぐダメになるんじゃなくて、それなりに耐久性もあるコスパに優れるリール
ソルティーステージ レボ LJ-3
- 自重(g):295
- ギア比:7.1
- 最大ライン巻取(cm/ハンドル1回転):87
- 最大ドラグ力(kg):6.5
- PE糸巻量(号ーm):3-200
- ボール/ローラーベアリング:6/1
- 定価(円):28,000
ソルティーステージ レボ LJ-3の特徴
2009年発売、実売価格は約21,000円。
(※おそらく廃番かと思われますが、在庫販売はあるようなので情報残してます…)
アルミ製フレーム、真鍮製ギヤ、遠心ブレーキシステム、ベアリング6個など最低限の機能は備えていますが、自重295gと重く、ハンドルもこれまでのリールと違いシングルハンドルのみというフツーな設定。
モデルが約10年落ちと古く、「ソルティステージ コンセプトフリー」の方が圧倒的にコスパに優れている。
他社製と比べても、例えば先ほど比較対象に上がったシマノ「ベイゲーム」の方がいろんな最新技術が採用されているなど、細かい比較するまでもないレベル。
正直今となっては選択する理由があまり見当たらないですね…

じゃあ紹介すんなよ!って話ですが、ライトジギングには使えるリール、ってことで一応
まとめ
以上アブガルシアのライトジギングに使えるリールを紹介してきました。
「ソルティーステージ レボ LJ-3」はモデルが古くちょっと…ってことで実質2択になるわけですが、どちらかと言えば「ソルティステージ コンセプトフリー」がやはり最新モデルってことでコスパには優れる。
アブガルシアのライトジギングに使えるオススメリールは…
- ソルティステージ コンセプトフリー
ライトジギングをメインに!って考えるとほぼ「ソルティステージ コンセプトフリー」一択と考えても問題ないでしょう。
「ライト」ジギングとはいえそれなりにリールには負荷のかかる釣りであるため、やはり金属フレームであることが大きなポイント。
さらにハンドル2種類セットというのも他社にはあまりないポイントであり、「フリースタイル」という名前の通りいろんな釣りに幅広く使えるのもイイですね。
いろんな釣りに使う=なおさら金属フレームで耐久性に優れるということは重要であるわけです。
ということで結論、ライトジギングに使える安いリールを探している方には「ソルティステージ コンセプトフリー」がオススメ!というお話でした。