シマノのタチウオジギングロッドってある?サーベルチューンの現状とグラップラー代用

シマノでタチウオジギングのロッドを探すと、テンヤ用のサーベルマスターばかり出てくる。ジギング専用はどれ?

サーベルチューンっていうのがあった気がするけど、今も買えるのかな?

その混乱、当然なんです。シマノの現行ラインナップに、タチウオジギング専用ロッドは無いんですよ
「シマノ タチウオジギング ロッド」で検索すると、出てくるのはテンヤ用ばかりで迷子になります。
ジギング専用だった「サーベルチューン」系は、当サイトが2026年8月20日にシマノ公式サイトを確認した時点で、3シリーズとも製品ページが削除されていました。
つまり現状のシマノに、タチウオジギング専用ロッドの現行モデルはありません。
この記事で整理するのは、サーベルチューン3シリーズの現状、テンヤ用ブランドのサーベルマスターとの混同問題、そしてグラップラー タイプLJ・タイプJで代用できるのかという3点。
・サーベルチューン3シリーズ(ゲーム・SS・BB)の現状と確認日
・サーベルマスターとサーベルチューンの役割の違い
・グラップラー タイプLJで代用できるかの数値比較(専用機と3本並べ)
・タイプJがタチウオ向きではない理由
・代用より専用ロッドのほうが安くなっている価格の逆転
タチウオジギングロッドを網羅で見たい方へ
現行の専用ロッド4シリーズ11機種を、公式スペックと実売価格で横断比較した本体記事です。
シマノのロッドで代用するなら、グラップラーBB タイプLJのB63-2です。
全長1.91m・適合ジグ50〜160gはタチウオジギング専用機とほぼ同じ守備範囲で、実売1万5千円台に収まります。
青物との兼用まで考えるならこの1本、タチウオだけなら本文で触れる専用ロッドという分かれ方です。
結論|シマノの現行ラインナップにタチウオジギング専用ロッドはありません
最初に、2026年8月時点の事実だけ並べます。
かつてシマノには「ゲーム サーベルチューン」「サーベルチューンSS」「サーベルチューンBB」という、タチウオジギング専用の3シリーズがありました。
ところが現在、この3シリーズはいずれも公式サイトの製品ページが削除されています。
一方で、タチウオ専用ブランドとして今も動いているサーベルマスターは、コンセプトが「テンヤ&天秤タチウオ」。
ブランドサイトに並ぶロッドも、テンヤ用だけです。
シマノはタチウオではテンヤと天秤に力を入れていて、ジギング専用機はカタログから外れている。
これが答えになります。

ネットのおすすめ記事では今もサーベルチューンが現役みたいに紹介されていますが、リンクを踏むと404。検索結果にタイトルだけ残っている状態です
サーベルチューン3シリーズの現状
「サーベルチューン 廃盤」と検索する人が多いので、確認できた範囲を細かく書いておきます。
ゲーム・SS・BBの3階層シリーズでした
シマノのロッドは、シリーズ名に付く記号でグレードが分かれます。
BBがエントリー、SSがその上、「ゲーム」を冠するものが上位という並びは、他のジャンルと共通の付け方です。
サーベルチューンも同じで、ゲーム サーベルチューンを頂点に3段階が揃っていました。
本来ならここにスペック表を載せたいところなのですが、公式ページが消えた今、数値を確認できる一次ソースがありません。
当サイトはメーカー公式の数値だけを載せる方針のため、サーベルチューンのスペック表はあえて置かないことにしました。
公式製品ページは3シリーズとも削除済み
検索結果には、今も「サーベルチューン BB | ライトジギング」といった公式ページのタイトルが残っています。
ただ、リンクを開くと製品ページはすでに無く、404が返ってくる状態。
「廃盤」という公式アナウンスは見つかりませんでした。
製品ページの削除と現行一覧からの消滅という状況を見る限り、現行モデルとしては扱われていないと読むのが自然だと思います。
在庫品・中古を買うときに気にしたいこと
通販や店頭には、まだ新品の在庫が残っていることがあります。
在庫品を買うこと自体は問題ないものの、気にしておきたいのは折れたときの補修パーツです。
生産が終わった竿はパーツの供給も順次終わっていくので、長く使う前提なら現行モデルを選ぶほうが安心感があります。

セール価格のサーベルチューンBBを見かけるとつい気になりますが、穂先だけ折って取り寄せ不可、が一番悲しいパターンなんですよね
サーベルマスターとサーベルチューンを混同しやすい理由
話をややこしくしているのが、名前のよく似たサーベルマスターの存在です。
どちらも「サーベル(=タチウオ)」を冠しているので、同じ用途のシリーズ違いに見えますよね。
整理すると、サーベルマスターがテンヤ・天秤の専用ブランド、サーベルチューンがジギング用という役割分担でした。
そしてジギング側だけが消え、テンヤ側は今もフルラインナップで続いています。
現行のサーベルマスターがどれだけ厚いかは、シマノのテンヤタチウオロッド「サーベルマスター」全7シリーズ比較で1本ずつ並べました。
テンヤの釣りに乗り換えるなら、号数の選び方までまとめた船タチウオテンヤ5ブランドの比較から入るのが早いかなと思います。
グラップラーで代用するならタイプLJ!タイプJとの違い
「それでもシマノの竿でタチウオジギングをやりたい」という場合の受け皿が、ライトジギング用のグラップラー タイプLJです。
グラップラーにはタイプJ・タイプスローJ・タイプLJなど複数の系統があり、名前がとにかく紛らわしい。
タイプLJが代用の第一候補
タチウオ専用機の代表格・ダイワ 鏡牙Xと数値を並べてみます。
| ロッド | 全長 | 自重 | ジグ | 適合PE | 本体価格 |
|---|---|---|---|---|---|
| 鏡牙X 63B-2(タチウオ専用) | 1.91m | 105g | 60〜180g | 0.6〜1.2 | 17,000円(税抜) |
| グラップラー タイプLJ B63-2 | 1.91m | 127g | 50〜160g | MAX2 | 32,500円(税抜) |
| グラップラーBB タイプLJ B63-2 | 1.91m | 117g | 50〜160g | MAX2 | 21,500円(税抜) |
全長は3本とも1.91mで、ジグの守備範囲もほぼ重なっています。
タイプLJは細径化したブランクスで全身がスムーズに曲がる設計をうたっていて、青物用ジギングロッドの中では穂先が入りやすい系統です。
構造もスパイラルX+ハイパワーXの2段構えで、ネジレに対する備えは価格なりに本格的。
気になる点はただひとつ、自重127gはタチウオ専用機より20g前後重いことです。
ワンピッチを何百回と繰り返す釣りなので、この差は夕方の腕に出てきます。
価格で選ぶならグラップラーBB タイプLJ
実売で選ぶなら、1つ下のグラップラーBB タイプLJが候補になります。
B63-2は全長1.91m・自重117g・適合ジグ50〜160gと、守備範囲は上位のタイプLJとほぼ同じ。
構造はハイパワーX主体になりますが、実売は1万5千円台まで下がります。
タチウオのほかに青物やイサキのライトジギングまで1本で回せるのが、専用機に無い持ち味ですね。
タイプJは役割が違います
紛らわしいのが、名前のよく似たグラップラー タイプJです。
こちらは大型青物まで想定したジギングの本流で、パワー表記は2から8まで上に伸びていく構成。
バットの張りが強いぶん、タチウオのじゃれつくような前アタリは弾きやすい方向の竿です。
青物メインの人が手持ちを使い回す分には成立しますが、タチウオのために新しく買う系統ではないと感じています。
スロー系のジャークで誘うタイプスローJという系統もあるものの、話が広がりすぎるので、この記事では代用の第一候補をタイプLJに絞ります。

LJはライトジギング、Jは青物ジギングの略。タチウオに寄せるなら「軽いほう」と覚えておけば大丈夫です
実は専用ロッドのほうが安いという価格の逆転
ここまで代用の話をしておいて、最後にちゃぶ台を返します。
いま新品で買うなら、タチウオ専用ロッドのほうが安いという逆転が起きているんです。
ダイワ 鏡牙X 63B-2の実売が1万3千円台、グラップラーBB タイプLJが1万5千円台。
タチウオ用に設計された穂先を持つ竿のほうが、代用候補より2千円ほど安く手に入ります。
シマノで揃えることにこだわりが無ければ、最初からこちらでOK。
専用ロッドの現行モデルは、タチウオジギングロッドの横断比較記事で鏡牙AIR・鏡牙X・アンチョビドライバー系の4シリーズ11機種を全部並べています。

シマノ党なら代用のBBタイプLJ、こだわらないなら専用の鏡牙X。1万円台のこの2本で、だいたいの人は決まると思います
リールはシマノで困りません
ロッドと違って、リール側のシマノは選択肢が豊富です。
タチウオジギングはタナの指示が細かく出る釣りなので、水深が数字で見えるカウンター付きベイトリールが定番になっています。
シマノならグラップラーCTやバルケッタ系など、価格帯ごとにカウンター付きが揃っている状況。
機種ごとの違いは、シマノの船タチウオ用カウンター付きリール比較にまとめてあります。
なお、タチウオジギング専用ロッドの現行11機種はすべてベイトモデルなので、リールもベイト前提で考えることになりますね。
よくある質問(FAQ)
シマノのサーベルチューンは廃盤ですか?
公式の廃盤アナウンスは確認できませんでした。
ただ、ゲーム サーベルチューン・サーベルチューンSS・サーベルチューンBBの3シリーズとも、シマノ公式サイトの製品ページが削除されています(2026年8月20日に当サイト確認)。
現行ラインナップとしては扱われておらず、新品で買えるのは市場に残った在庫のみになります。
サーベルマスターのロッドでタチウオジギングはできますか?
サーベルマスターはテンヤ・天秤タチウオの専用ブランドで、並んでいるのはテンヤ用ロッドだけです。
ジグを操作する前提の設計ではありません。
そのため、ジギングにはグラップラー タイプLJのようなライトジギングロッドか、他社の専用ロッドを使うほうが現実的です。
グラップラー タイプJでタチウオジギングはできますか?
できなくはありませんが、タイプJは大型青物まで想定したジギング系統で、パワーも2から8まで上に伸びています。
バットの張りが強いぶんタチウオの小さな前アタリを弾きやすいので、代用するならジグ50〜160gに対応するタイプLJ系が向いています。
スピニングタックルでタチウオジギングはできますか?
タチウオジギング専用ロッドの現行11機種は、すべてベイトモデルです。
スピニングで通したい場合は、ライトジギングロッド側から選ぶ形になります。
グラップラー タイプLJとグラップラーBB タイプLJには、どちらもスピニングモデルがあります。
グラップラー タイプLJとグラップラーBB タイプLJはどちらを選べばいいですか?
全長・適合ジグはほぼ同じで、違いは構造と自重と価格です。
上位のタイプLJはスパイラルX+ハイパワーXで自重127g・税抜32,500円、BBはハイパワーX主体で自重117g・税抜21,500円(いずれもB63-2)。
タチウオ中心の代用用途なら、BBで十分だと感じています。
シマノから新しいタチウオジギング専用ロッドは出ますか?
後継モデルに関する公式情報は見つかりませんでした。
2026年8月時点のシマノは、タチウオではテンヤ・天秤のサーベルマスターに力を入れる体制です。
関連記事
タチウオジギングロッドの横断比較
現行の専用ロッド4シリーズ11機種を、公式スペックと実売価格で並べた本体記事です。
※ グラップラー タイプLJ・グラップラーBB タイプLJ・鏡牙Xのスペックは、シマノ公式サイト・ダイワ公式サイト(2026年8月時点)の数値で、表の価格は税抜きのメーカー希望本体価格です。
※ 本文中の実売価格はAmazonの実勢価格(2026年8月20日時点)を参考にしています。
※ サーベルチューン3シリーズの製品ページ削除は、当サイトが2026年8月20日にシマノ公式サイトで確認した状況です。

