船ヒラメの竿は代用できる?タイラバ・ライトジギング・ライトゲームロッドをオモリ負荷で判定
ヒラメ船の予約は入れたけれど、手元にあるのはタイラバロッドとライトジギングロッドだけ。
船竿は持っていても、ヒラメ専用の竿までは持っていない人も多いと思います。

タイラバロッドで、ヒラメのオモリって背負えるの?

船のライトゲームロッドなら、そのまま使えたりしませんか?
並べたのはシマノとダイワのタイラバロッド・ライトジギングロッド・船のライトゲームロッドの6シリーズで、比べる相手はライトヒラメ専用竿の2シリーズです。
号とgをそろえて並べると、縦流しで40号の日なら、タイラバロッドとライトジギングロッドにも届く番手があります。
60号を使う横流しまで考えると、そのまま通用するのは船のライトゲームロッドでした。
この記事でわかること
- オモリ40号・60号・80号をgに直した数字と、各ロッドの上限の突き合わせ
- シマノ エンゲツBB・ダイワ 紅牙Xで、40号に届く番手と届かない番手
- グラップラーBB タイプLJ・アウトレイジ LJの数字と、筏の泳がせで一度あったこと
- シマノ ライトゲームBBの2.3mの番手が、ライトヒラメBBと同じ号数を背負えるという話
- 手持ちの竿と船ヒラメの早見表(40号・60号)
- 買い足すなら定価2万円台のライトゲームロッド2本
オモリ40号は150g、60号は225g
タイラバロッドとライトジギングロッドは「ルアー重量◯〜◯g」、船竿とヒラメ竿は「錘負荷◯〜◯号」で表示されています。
号をgに直す計算は、1号あたり3.75g。
| オモリ | gに直すと | 使う場面 |
|---|---|---|
| 40号 | 150g | ライトヒラメの縦流し・横流しの軽い側 |
| 60号 | 225g | ライトヒラメの横流しの重い側 |
| 80号 | 300g | 60号以上を使う一般的なヒラメ釣りの重い側 |
何号を使うかは、ダイワがライトヒラメXの説明で具体的に挙げています。
ヒラメ釣りは一般に60号以上のオモリを使い、道糸をPE2号以下に細くすると軽いオモリで釣れる、というのがライトヒラメの考え方。
そのうえで、ライトの標準は縦流しなら40号、横流しなら舷によって40号と60号、とされています。
潮や風で重いオモリに替える日もあるので、80号までは用意したい、とも書かれています。
船やエリアで変わるので、最後は船宿の指定がいちばん確かですね。
比べる相手にしたのは、シマノとダイワのライトヒラメ専用竿です。
| モデル | 全長 | 自重 | 錘負荷 | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| ライトヒラメBB 220 | 2.20m | 117g | 20〜80号 | 21,000円 |
| ライトヒラメBB 240 | 2.40m | 120g | 20〜80号 | 21,500円 |
| ライトヒラメX S-230・R | 2.30m | 114g | 15〜50号 | 19,000円 |
| ライトヒラメX M-240・R | 2.40m | 120g | 20〜60号 | 19,000円 |
長さは2.2〜2.4m、錘負荷の上限は50〜80号。
ダイワは縦流しが多いならS-230、横流しが多いならM-240をすすめていて、横流しほど長い竿を選ぶ考え方になっています。

号とgが混ざってると、つい「200gまでいけるなら余裕やろ」って思っちゃうんですよね。60号は225gなので、上限200gの竿では届いてないんです。
タイラバロッドで船ヒラメはできる?40号の縦流しなら届く番手がある
タイラバロッドは、ヘッドの重さを「ルアー重量」で表示しています。
シマノ エンゲツBBとダイワ 紅牙Xのベイトモデルを、上限を号に直して並べるとこうなります。
| モデル | 全長 | ルアー重量 | 号に直すと | PE | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|---|
| エンゲツBB B69L-S | 2.06m | 20〜80g | 約21号まで | MAX1号 | 19,100円 |
| エンゲツBB B69ML-S | 2.06m | 30〜100g | 約26号まで | MAX1号 | 19,700円 |
| エンゲツBB B69M-S | 2.06m | 40〜150g | 40号まで | MAX1.2号 | 20,200円 |
| エンゲツBB B69MH-S | 2.06m | 45〜200g | 約53号まで | MAX1.5号 | 20,700円 |
| 紅牙X 69MB-S | 2.06m | 30〜120g | 32号まで | 0.5〜1.0号 | 16,500円 |
| 紅牙X 69MHB-S | 2.06m | 40〜150g | 40号まで | 0.5〜1.2号 | 16,500円 |
| 紅牙X 69HB-S | 2.06m | 45〜200g | 約53号まで | 0.6〜1.5号 | 16,500円 |
| 紅牙X 69XHB-S | 2.06m | 60〜300g | 80号まで | 0.8〜1.5号 | 16,500円 |
40号の150gに届くのは、エンゲツBBのB69M-S・B69MH-Sと、紅牙Xの69MHB-S・69HB-S・69XHB-Sです。
60号の225gまで届くのは、紅牙X 69XHB-Sの1本だけでした。
69XHB-Sは上限300gなので、数字の上では80号まで入ります。
ただ、気になるのは長さと道糸のほう。
どちらのシリーズも全長2.06mで、ライトヒラメ専用竿の2.2〜2.4mより14〜34cm短くなります。
適合PEの上限も1.5号までなので、ダイワがライトヒラメにすすめる道糸1.5〜2号のうち、細いほうしか巻けません。
縦流しで40号の船なら、タイラバロッドでも乗れます。

上限150gの竿に150gのオモリは、数字の上ではちょうど。一日ぶら下げるなら、上限200gのB69MH-Sや69HB-Sのほうが気楽だと思います。
逆向きの話、ほかの竿でタイラバができるかはタイラバロッドの代用の早見表にまとめています。
ライトジギングロッドは?40号に届く番手はあり、60号には届かない
ライトジギングロッドの表示は、使えるジグの重さです。
| モデル | 全長 | ジグ重量 | 号に直すと | PE | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|---|
| グラップラーBB タイプLJ B66-0 | 1.98m | 30〜100g | 約26号まで | MAX1.2号 | 21,000円 |
| グラップラーBB タイプLJ B63-1 | 1.91m | 40〜130g | 約34号まで | MAX1.5号 | 21,000円 |
| グラップラーBB タイプLJ B63-2 | 1.91m | 50〜160g | 約42号まで | MAX2号 | 21,500円 |
| グラップラーBB タイプLJ B63-3 | 1.91m | 60〜200g | 約53号まで | MAX2号 | 22,000円 |
| アウトレイジ LJ 62HB TG | 1.88m | 40〜120g | 32号まで | 0.6〜1.2号 | 41,700円 |
| アウトレイジ LJ 63XHB-S | 1.91m | 60〜160g | 約42号まで | 0.8〜1.5号 | 40,300円 |
| アウトレイジ LJ 63XXHB | 1.91m | 80〜200g | 約53号まで | 1.0〜2.0号 | 40,600円 |
40号に届くのは、グラップラーBB タイプLJのB63-2・B63-3と、アウトレイジ LJの63XHB-S・63XXHB。
60号の225gには、どの番手も届きません。
PE2号まで巻ける番手があるのは、タイラバロッドより有利なところですね。
長さは1.88〜1.98mで、タイラバロッドよりさらに短い側に入ります。

このグラップラーBB タイプLJで、泳がせをしたことが一度あります。
2026年9月、筏でサビキで釣ったアジを泳がせたときで、リールはダイワのティエラA IC。
釣りとしては問題なく成立して、ヒラメも掛かりました。
ただ、前アタリはほぼ取れていません。
アタリを取って掛けた1匹ではなく、気づいたら掛かっていた1匹です。
ヒラメ船ではなく筏の泳がせで一度あったことなので、船で40号を背負ったときに同じになるかまではわかりません。
このときの感想は「やはり専用ロッドが楽しいよな」でした。

代用でも釣りにはなる。でも楽しさは別、というのがこの日の答えでした。
船のライトゲームロッドは?2.3mの番手ならライトヒラメ竿と同じ号数を背負える
船のライトゲームロッドは、ヒラメ竿と同じく錘負荷を号で表示しているので、換算はいりません。
シマノ ライトゲームBBの2.3mの番手を、ライトヒラメBB 240と並べてみました。
| モデル | 全長 | 自重 | 先径 | 錘負荷 | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|---|
| ライトゲームBB 64MH230 | 2.30m | 134g | 1.4mm | 20〜80号 | 23,000円 |
| ライトゲームBB 73MH230 | 2.30m | 150g | 1.2mm | 20〜80号 | 23,000円 |
| ライトゲームBB 73H230 | 2.30m | 157g | 1.2mm | 30〜100号 | 23,500円 |
| ライトヒラメBB 240 | 2.40m | 120g | 1.1mm | 20〜80号 | 21,500円 |
64MH230と73MH230は、錘負荷が20〜80号でライトヒラメBBとまったく同じ。
長さの差も10cmです。
シマノも、64MH230と73MH230の参考対象魚にライトヒラメを入れています。
差が出るのは自重で、73MH230はライトヒラメBB 240より30g重い150g。
手持ちで一日誘うなら、気になってくる差です。
ダイワ ライトゲームXは10機種のうち9機種が1.9mで、2m以上あるのは73 MH-225・R(2.25m・30〜80号)だけ。
この番手の対象魚の欄は、ヒラメが先頭に書かれています。
1.8〜1.95mの番手も錘負荷の数字は合うので、縦流しの船なら使えます。
横流しで長さがほしい日は、2.25m以上の番手のほうが安心ですね。

船竿を1本持ってるなら、ヒラメ竿を買う前に、まず番手の長さと号数を見てみてください。2.3mで20〜80号なら、そのまま乗れます。
ライトゲームロッドとミッドゲームロッドの境目は、船のライトゲームロッドとミッドゲームロッド131機種の比較に書いてます。
手持ちの竿と船ヒラメの早見表
40号と60号の両方に届き、長さもライトヒラメ専用竿に近いのは、船のライトゲームロッドの2.25〜2.3mの番手です。
← スワイプで全機種を比較できます →
| ◯ そのまま使える | △ 条件つき | △ 条件つき | △ 条件つき | △ 条件つき | 基準 | ✕ 買うか借りる | ✕ 買うか借りる | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 手持ちのロッド | 船のライトゲームロッド 2.25〜2.3mの番手 | 船のライトゲームロッド 1.8〜1.95mの番手 | タイラバロッド 紅牙X 69XHB-S | タイラバロッド エンゲツBB B69M-S・B69MH-S/紅牙X 69MHB-S・69HB-S | ライトジギングロッド グラップラーBB タイプLJ B63-2・B63-3/アウトレイジ LJ 63XHB-S・63XXHB | ライトヒラメ専用竿 ライトヒラメBB・ライトヒラメX | タイラバロッド エンゲツBB B69ML-S以下/紅牙X 69MB-S | ライトジギングロッド グラップラーBB タイプLJ B66-0・B63-1/アウトレイジ LJ 62HB TG |
| オモリの上限(号) | 80〜100号 | 60〜120号 | 80号 | 40〜53号 | 42〜53号 | 50〜80号 | 21〜32号 | 26〜34号 |
| 全長 | 2.25〜2.3m | 1.8〜1.95m | 2.06m | 2.06m | 1.91m | 2.2〜2.4m | 2.06m | 1.88〜1.98m |
| 40号(150g) | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ✕ | ✕ |
| 60号(225g) | ◯ | ◯ | ◯ | ✕ | ✕ | △ | ✕ | ✕ |
| 判定 | ◯ | △ | △ | △ | △ | 基準 | ✕ | ✕ |
◯=そのまま使える/△=条件つき(40号の縦流しなら可、または長さが短い)/✕=買うか借りる|タイラバロッド・ライトジギングロッドの上限はgを号に直した値(1号=3.75g)|ライトヒラメ専用竿の60号△は、ライトヒラメXの2.3mの番手が上限50号のため
代用をやめて買うなら、2.3m前後のライトゲームロッド
1本足すなら、専用のヒラメ竿より、船のほかの釣りにも回せるライトゲームロッドを推したいところです。
どちらも、40号と60号の両方が錘負荷の範囲に入ります。
シマノ ライトゲームBB 73MH230
| ブランク | ハイパワーX |
| 穂先 | グラスソリッド |
| リールシート | Xシート デュアルガングリップ(ダウンロック) |
| ガイド | Kガイド(穂先はSiCリング) |
| 継ぎ方・仕舞寸法 | センターカット2ピース・118.5cm |
| モデル | 全長 | 自重 | 先径 | 錘負荷 | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|---|
| 64MH230 | 2.30m | 134g | 1.4mm | 20〜80号 | 23,000円 |
| 73MH230 | 2.30m | 150g | 1.2mm | 20〜80号 | 23,000円 |
| 73H230 | 2.30m | 157g | 1.2mm | 30〜100号 | 23,500円 |

ヒラメのない時期にアジやタチウオへ持っていけるのが、専用竿との違いかな。
シマノは73MH230を、竿の長さで仕掛けが安定し、置き竿の性能を求める人にもすすめる番手と説明しています。
参考対象魚はライトアジ・タチウオ・イサキ・アマダイ・ライトヒラメ・マゴチ・マダイなど。
ヒラメの時期が終わっても、同じ竿で次の釣りものに移れます。
64MH230は同じ2.3m・20〜80号で、自重が16g軽い134g。
シリーズの中でもクッション性を重視した番手、というのがシマノの説明です。
73H230は錘負荷が30〜100号に上がり、参考対象魚の欄もライトヒラメではなくヒラメになります。
同じ20〜80号でも、73MH230の150gはライトヒラメBB 240の120gより重い数字です。
ライトヒラメBBは常に手持ちで操作できる軽さを売りにしている竿なので、誘い続ける日はそちらに分があります。
ダイワ ライトゲームX 73 MH-225・R
| ブランク | ブレーディングX(バット部の最外層をX状に締めるネジレ対策) |
| リールシート | オリジナルトリガーシート(ダブルアルマイト金属ナット+別体フード) |
| 調子 | 7:3(操作性と食わせのバランス) |
| 仕舞寸法 | 117cm |
| モデル | 全長 | 自重 | 先径/元径 | 錘負荷 | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|---|
| 73 MH-225・R | 2.25m | 113g | 1.6/10.8mm | 30〜80号 | 20,000円 |
| 73 MH-190・R | 1.90m | 100g | 1.6/9.9mm | 30〜80号 | 19,000円 |

ライトゲームXでヒラメに向く長さは、実質この1本。1.9mの番手と錘負荷は同じなので、横流しの船に乗るかどうかで選べばいいと思います。
ダイワ ライトヒラメX M-240・Rは定価19,000円・錘負荷20〜60号で、60号がちょうど上限です。
73 MH-225・Rは定価20,000円で、錘負荷は30〜80号。
60号を使う横流しの日に、上限まで20号の余裕が残ります。
長さは2.25mで、ライトヒラメXの2.3m・2.4mより5〜15cm短い竿です。
船ヒラメの竿の代用でよくある質問
タイラバロッドで60号のオモリは使えますか?
シマノ エンゲツBBは上限200g(約53号)までなので、60号の225gには届きません。
ダイワ 紅牙Xの69XHB-Sは上限300gなので、数字の上では80号まで入ります。
ただ全長2.06m・PE上限1.5号で、ライトヒラメ専用竿より短く、道糸も細い側に限られます。
船のライトゲームロッドとライトヒラメ竿は何が違いますか?
シマノの2.3〜2.4mの番手で比べると、ライトゲームBB 73MH230もライトヒラメBB 240も錘負荷は20〜80号で同じです。
違いは自重で、73MH230が150g、ライトヒラメBB 240が120g。
ヒラメに絞って軽さを取るか、アジやタチウオにも回すかで選び分けになります。
代用するとき、道糸は何号を巻けばいいですか?
ダイワはライトヒラメの道糸を1.5〜2号程度としています。
タイラバロッドは適合PEの上限が1.5号前後なので、1.5号まで。
ライトジギングロッドはグラップラーBB タイプLJのB63-2・B63-3やアウトレイジ LJの63XXHBのように、2号まで巻ける番手があります。
ライトジギングロッドで落とし込みをして、ヒラメを混ぜて狙えますか?
40号までなら、オモリの重さに届く番手はあります。
ただ落とし込みは、まず仕掛けにベイトを掛けるところから始まる釣り。
何度も落とし込みに出て思うのは、ライトジギングロッドなら「できるけど、ベイトがいないと釣りにならない」ということです。
落とし込みと泳がせの道具立ては、ノマセ釣りのロッドとリールの比較と、ジギングと落とし込みのタックル兼用の比較にまとめています。
オモリ80号以上を使う船でも代用できますか?
タイラバロッドとライトジギングロッドでは、紅牙X 69XHB-Sの上限300gが80号ちょうどで、その上はありません。
船竿なら、シマノ ライトゲームBB 73H230が2.3m・30〜100号です。
100号を超える日がある船は、ノーマルのヒラメ竿の範囲になります。
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