落とし込みロッドをダイワ×シマノ全28機種で比較!ジギングロッド流用との境目はどこか
ジギングロッドの流用で落とし込みを始めて、そろそろ専用の竿が気になってきた。
そう思って探すと、定価2万円台から16万円まで出てきて、どこが違うのか分かりにくいんですよね。

2万円台と6万円台の専用竿って、何が違うんですか?

いまはジギングロッドでやってます。どこから専用が要るんでしょう?
ダイワとシマノの現行8シリーズ28機種から、オモリ負荷の上限が180号で2.4m前後の竿を抜き出すと、自重は235gから670gまで開きます。
いちばん軽いのは定価がいちばん安いダイワ 落とし込みXで、値段が高いほど軽くなるわけではありません。
ジギングロッドとの違いが数字に出るのは全長と自重で、こちらは流用の章に書いてます。
この記事でわかること
- ダイワ3シリーズ・シマノ5シリーズ28機種の全長・自重・オモリ負荷・税抜定価
- 同じ60〜180号の竿で、自重と仕舞寸法がどれだけ違うか
- オモリ負荷は30〜100号から80〜200号まで11通り|号数ごとの該当機種
- 金属の穂先が入るのはダイワの2シリーズ|6万円台と13万円台の差
- ライトジギングロッドと専用竿の全長・自重の差
- ダイワが製品ページですすめている電動リールのサイズ
ジギングロッドのまま落とし込みを続けたい人へ
手持ちのジギングタックルで落とし込みをやるときの注意点は、別の記事に書いてます。
シマノ リアランサー 落し込み73MH245は、全長2.45m・自重333g・オモリ負荷60〜180号の落とし込み専用竿です。
同じシマノのバンディット 落し込みMH245と全長もオモリ負荷も同じで、自重は52g軽く、仕舞寸法は81.4cm短い126.7cm。
定価は17,000円安い49,500円です。
ジギングロッドの流用から専用竿に替える人が、最初の1本として選びやすい竿です。
もっと安く始めたい人や、穂先の感度にお金をかけたい人の選び方は、シリーズごとの章にあります。
同じ60〜180号でも自重は235g〜670g|定価と軽さは比例しない
オモリ負荷の上限が180号で、全長が2.35〜2.5mの竿を8シリーズから1本ずつ抜き出すと、こうなります。
| シリーズ・モデル | オモリ負荷 | 自重 | 仕舞寸法 | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| シマノ チェルマーレ 落し込み 64M/MH245 | 40-180号 | 563g | 208.5cm | 160,000円 |
| ダイワ マッドバイパー 落とし込みSP MH/H-238SMT | 60-180号 | 555g | 203cm | 138,500円 |
| シマノ ビーストマスター 落し込み MH235 | 60-180号 | 670g | 203.4cm | 135,000円 |
| シマノ アルシエラ 落し込み 64MH250 | 50-180号 | 470g | 212.4cm | 103,000円 |
| シマノ バンディット 落し込み MH245 | 60-180号 | 385g | 208.1cm | 66,500円 |
| ダイワ ゴウイン落とし込み MH-240MT | 60-180号 | 265g | 125cm | 61,000円 |
| シマノ リアランサー 落し込み 73MH245 | 60-180号 | 333g | 126.7cm | 49,500円 |
| ダイワ 落とし込みX MH-240 | 60-180号 | 235g | 125cm | 25,500円 |
8本のうち最軽量は、定価がいちばん安い落とし込みXの235g。
いちばん重いのはビーストマスター 落し込みの670gで、差は435gあります。
定価10万円以上の4本はどれも470g以上、7万円未満の4本は385g以下です。
高い竿ほど軽い、という並びにはなっていません。
ビーストマスター 落し込みはブランクスがグラスフルソリッドで、カーボン含有率は35.6〜36.8%です。
軽いほうのゴウイン落とし込みは57〜89%。
ただ、落とし込みXは235gと軽いのにカーボン含有率が39〜45%なので、素材だけで重さが決まるわけでもないんですよね。
ダイワの3シリーズで元径を比べると、マッドバイパー 落とし込みSPの17.9mmに対して、ゴウイン落とし込みは13.5mm、落とし込みXは13.3mmと細くなっています。

一日手持ちで誘う釣りやから、400gの差は腕にくると思う。
落とし込みX・ゴウイン落とし込み・リアランサー 落し込みは真ん中で2本に分かれる作りで、仕舞寸法は105〜129.2cmに収まります。
残りの5シリーズ17機種は175〜213.6cm。
グリップやバットの部分だけを外す作りが多いためです。
車に2mの長物がまっすぐ入らないなら、選べるのはこの3シリーズになります。
オモリ負荷は30〜100号から80〜200号まで11通り|60〜180号が8機種で最多
28機種のオモリ負荷は、下限30号から上限200号までのあいだで11通りあります。
| オモリ負荷 | 該当する竿 |
|---|---|
| 30〜100号 | シマノ リアランサー 落し込み 73Light 215/バンディット 落し込み Light215 |
| 30〜120号 | ダイワ ゴウイン落とし込み S-215MT/マッドバイパー 落とし込みSP S-215SMT |
| 40〜150号 | シマノ リアランサー 落し込み 64M250/バンディット 落し込み M250/アルシエラ 落し込み 64M230 |
| 40〜180号 | シマノ チェルマーレ 落し込み 64M/MH245 |
| 50〜150号 | ダイワ 落とし込みX M-240 |
| 50〜160号 | ダイワ ゴウイン落とし込み MMH-245MT/マッドバイパー 落とし込みSP M/MH-240SMT |
| 50〜180号 | シマノ アルシエラ 落し込み 64MH250 |
| 50〜200号 | シマノ アルシエラ 落し込み 73MH240 |
| 60〜180号 | ダイワ 落とし込みX MH-240/ゴウイン落とし込み MH-200MT・MH-240MT/マッドバイパー 落とし込みSP MH/H-238SMT/シマノ リアランサー 落し込み 73MH245/バンディット 落し込み MH245・MH250/ビーストマスター 落し込み MH235 |
| 60〜200号 | ダイワ ゴウイン落とし込み H/XH-235MT/マッドバイパー 落とし込みSP H/XH-245SMT |
| 80〜200号 | シマノ リアランサー 落し込み 73H235/バンディット 落し込み H235/アルシエラ 落し込み 73H230/ビーストマスター 落し込み H230/チェルマーレ 落し込み 73H235 |
上限は200号までで、それを超える竿はありません。
下限30号の4機種はすべて全長2.15m。
ダイワはマッドバイパー 落とし込みSPのS-215SMTを「錘40~60号をメインとしたライト落とし込みモデル」と説明しています。
60号より軽いオモリを使う船なら2.15mの4機種か40号から背負えるMクラス、100号を超えるオモリが多い船なら上限200号の竿、という分かれ方です。
号数は船ごとに決まっていることが多いので、予約のときに聞いておくと硬さで迷いません。
落とし込みXは50〜150号と60〜180号の2機種だけで、30号台の軽いオモリと200号は範囲の外になります。
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| 16万円台 | 13万円台 | 13万円台 | 10万円台 | |
|---|---|---|---|---|
| シリーズ | チェルマーレ 落し込み シマノ/全2機種 | マッドバイパー 落とし込みSP ダイワ/全4機種 | ビーストマスター 落し込み シマノ/全2機種 | アルシエラ 落し込み シマノ/全4機種 |
| モデル | 64M/MH245 73H235 | S-215SMT M/MH-240SMT MH/H-238SMT H/XH-245SMT | MH235 H230 | 64M230 64MH250 73MH240 73H230 |
| 全長 | 2.45m 2.35m | 2.15m 2.4m 2.38m 2.45m | 2.35m 2.3m | 2.3m 2.5m 2.4m 2.3m |
| 自重 | 563g 594g | 453g 550g 555g 582g | 670g 698g | 423g 470g 445g 476g |
| オモリ負荷 | 40-180号 80-200号 | 30-120号 50-160号 60-180号 60-200号 | 60-180号 80-200号 | 40-150号 50-180号 50-200号 80-200号 |
| 定価(税抜) | 160,000円 160,000円 | 136,500円 137,500円 138,500円 139,500円 | 135,000円 135,000円 | 100,000円 103,000円 103,000円 103,000円 |
各セルの値は、「モデル」行の型番と同じ順で並びます。
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| 6万円台 | 5万〜6万円台 | 4万円台 | 2万円台 | |
|---|---|---|---|---|
| シリーズ | バンディット 落し込み シマノ/全5機種 | ゴウイン落とし込み ダイワ/全5機種 | リアランサー 落し込み シマノ/全4機種 | 落とし込みX ダイワ/全2機種 |
| モデル | Light215 M250 MH245 MH250 H235 | S-215MT MMH-245MT MH-200MT MH-240MT H/XH-235MT | 73Light 215 64M250 73MH245 73H235 | M-240 MH-240 |
| 全長 | 2.15m 2.5m 2.45m 2.5m 2.35m | 2.15m 2.45m 2.0m 2.4m 2.35m | 2.15m 2.5m 2.45m 2.35m | 2.4m 2.4m |
| 自重 | 335g 375g 385g 415g 420g | 240g 265g 250g 265g 275g | 215g 306g 333g 358g | 230g 235g |
| オモリ負荷 | 30-100号 40-150号 60-180号 60-180号 80-200号 | 30-120号 50-160号 60-180号 60-180号 60-200号 | 30-100号 40-150号 60-180号 80-200号 | 50-150号 60-180号 |
| 定価(税抜) | 62,500円 65,000円 66,500円 66,500円 67,500円 | 59,000円 61,000円 60,000円 61,000円 62,500円 | 44,000円 49,500円 49,500円 49,500円 | 24,500円 25,500円 |
各セルの値は、「モデル」行の型番と同じ順で並びます。
定価10万円以上の4シリーズ|上限180号の番手で470〜670g
4シリーズ12機種とも仕舞寸法は175cm以上あります。
名前の似たチェルマーレ 泳がせやアルシエラ 泳がせは別の竿で、そちらは泳がせ(ノマセ)釣りのタックル比較に書いてます。
シマノ チェルマーレ 落し込み
| ブランクス | スパイラルXコア/ハイパワーX/マッスルコア |
| 継ぎ方 | グリップジョイント2ピース(タフバットフェルール) |
| 調子 | 64M/MH245が6:4、73H235が7:3 |
| ガイド | 全域ステンレスフレームSiCリング(ゴールドカラー) |
| リールシート | オリジナルデザインアルミリールシート(逆ネジ仕様の改良型ナット) |
| 仕舞寸法 | 208.5cm/198.5cm |

2本とも同じ値段。選ぶのは調子とオモリの号数だけやね。
シマノの落し込み5シリーズのうち、マッスルコアを採用しているのはチェルマーレ 落し込みだけです。
スパイラルXコアとハイパワーXは、アルシエラ 落し込みやバンディット 落し込みにも入っています。
6:4調子の64M/MH245は40〜180号、7:3調子の73H235は80〜200号。
自重は563gと594gで、31g差です。
80号より軽いオモリを使うなら6:4のほうの1択になります。
同じ6:4調子で上限180号のアルシエラ 落し込み 64MH250(470g・103,000円)と比べると、93g重く、定価は57,000円高くなります。
ここまで必要かは予算と相談、という価格帯ですね。
ダイワ マッドバイパー 落とし込みSP
| 穂先 | SMT(超弾性チタン合金) |
| ガイド | 穂先部AGS(エアガイドシステム)+HBガイド |
| ブランクス | SVFグラス/X45/3DX |
| バット | S-215SMTはカーボンバット、ほか3本はアルミバット |
| 継数・仕舞寸法 | 継数1(フェルールジョイント仕様)・175〜210cm |
| 適合ハリス | ナイロン18〜30号まで |
| モデル | 全長 | 自重 | オモリ負荷 | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| S-215SMT | 2.15m | 453g | 30-120号 | 136,500円 |
| M/MH-240SMT | 2.4m | 550g | 50-160号 | 137,500円 |
| MH/H-238SMT | 2.38m | 555g | 60-180号 | 138,500円 |
| H/XH-245SMT | 2.45m | 582g | 60-200号 | 139,500円 |

ダイワが自分で「落とし込み竿の最高峰」と書いてる竿。数字で見ても穂先の細さが別物やね。
シマノの5シリーズは先径1.8〜2.4mm、落とし込みXは2.0〜2.1mmです。
マッドバイパー 落とし込みSPとゴウイン落とし込みは金属の穂先で1.3mm(いちばん硬い番手だけ1.5mm)。
ダイワの説明は、ベイトが付きやすく外れにくい柔軟な穂先、というものです。
60〜180号どうしで比べると、マッドバイパーのMH/H-238SMTは555g、ゴウインのMH-240MTは265g。
定価は77,500円高く、自重は倍以上あります。
元径は17.9mmと13.5mmで、バットはマッドバイパーのほうが4.4mm太い作りです。
ダイワはこの竿について、大型青物にのされないパワーと、ハリスをいたわりながら疾走を止める粘りが上がったと書いています。
S-215SMTはカーボンバットで453g、適合クランプサイズもMに変わります。
適合ハリスはこの番手が18号まで、いちばん硬いH/XH-245SMTが30号までです。
シマノ ビーストマスター 落し込み
| ブランクス | グラスフルソリッド(ハイパワーXフルソリッド) |
| 継ぎ方 | バット部着脱式2ピース(タフバットフェルール) |
| 調子 | 7:3 |
| ガイド | 全域ゴールドフレームSiC |
| グリップ | ギンバル仕様・アルミ製ホールドポジション |
| カーボン含有率 | 35.6〜36.8% |
28機種の重いほうから1番目と2番目で、いちばん軽いリアランサー 落し込み 73Light 215(215g)の3倍以上あります。
中空ではなく中まで詰まったグラスの竿なので、そのぶん重さが増えるわけです。
竿尻はギンバル仕様で、2本ともファイティングボトムを付けられます。
手持ちで誘う時間が長い人は、買う前に店で持って重さを確かめたい竿です。

約700gの竿に電動リール。持ち続けるなら体力と相談やね。
シマノ アルシエラ 落し込み
| ブランクス | カーボン+UDグラス(スパイラルXコア/ハイパワーX) |
| 穂先 | UDグラスチューブラー |
| 継ぎ方 | バット部着脱式2ピース(タフバットフェルール) |
| 調子 | 型番が64の2本は6:4、73の2本は7:3 |
| ガイド | 全域オールゴールドカラーフレームSiC |
| リールシート | オリジナルデザインアルミリールシート(アルミ製ホールドポジション) |
| モデル | 全長 | 自重 | オモリ負荷 | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| 64M230 | 2.3m | 423g | 40-150号 | 100,000円 |
| 64MH250 | 2.5m | 470g | 50-180号 | 103,000円 |
| 73MH240 | 2.4m | 445g | 50-200号 | 103,000円 |
| 73H230 | 2.3m | 476g | 80-200号 | 103,000円 |

型番の頭の64と73がそのまま調子。選びやすくて助かる。
アルシエラ 落し込みの64MH250は470gです。
マッドバイパーの555g、チェルマーレの563g、ビーストマスターの670gより85g以上軽くなります。
6:4の64MH250が50〜180号なのに対して、7:3の73MH240は50〜200号。
自重は445gで、6:4のほうより25g軽くなっています。
50号から200号まで1本で済ませたい人は、この7:3の番手が候補です。
4本とも仕舞寸法が190cmを超えます。
同じシマノでも、リアランサー 落し込みなら111.7〜129.2cmです。
定価7万円未満の4シリーズ|自重215〜420g
ジギングロッドの流用から替える人が比べるのは、だいたいこの4シリーズだと思います。
16機種のうち11機種は、仕舞寸法が130cm以下です。
シマノ バンディット 落し込み
| ブランクス | UDグラス+カーボン(スパイラルXコア/ハイパワーX) |
| 穂先 | チューブラー(UDグラス) |
| 継ぎ方 | グリップジョイント |
| ガイド | ステンレスフレームSiC |
| グリップ | Light215はEVA仕様、ほか4本はギンバル仕様 |
| 仕舞寸法 | 178.8〜213.6cm |
| モデル | 全長 | 自重 | オモリ負荷 | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| Light215 | 2.15m | 335g | 30-100号 | 62,500円 |
| M250 | 2.5m | 375g | 40-150号 | 65,000円 |
| MH245 | 2.45m | 385g | 60-180号 | 66,500円 |
| MH250 | 2.5m | 415g | 60-180号 | 66,500円 |
| H235 | 2.35m | 420g | 80-200号 | 67,500円 |

MH245とMH250、名前は5cm違いやのに中身はけっこう違う。
MH245は385g・カーボン含有率62.9%、MH250は415g・40.7%です。
軽さを取るなら2.45mのほう、グラスの比率が高いほうが好みなら2.5mのほう、という選び方になります。
先径も2.2mmと2.4mmで違います。
スパイラルXコアとハイパワーXの組み合わせは、アルシエラ 落し込みと同じ。
アルシエラにあってバンディットにないのは、タフバットフェルールです。
グリップジョイントなので、外れるのはグリップの部分だけ。
短く畳みたい人は、このあとのゴウイン落とし込みかリアランサー 落し込みになります。
ダイワ ゴウイン落とし込み
| 穂先 | メタルトップ(超弾性チタン合金) |
| ガイド | 穂先部AGS(エアガイドシステム)+HBガイド |
| ブランクス | X45 |
| 継ぎ方 | センターカット2ピース(V-ジョイントα) |
| リールシート | ZEROシートセンターグリップ+金属製ホルダーパイプ |
| 適合ハリス | ナイロン18〜28号まで |
| 仕舞寸法 | 105〜128cm |
| モデル | 全長 | 自重 | オモリ負荷 | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| S-215MT | 2.15m | 240g | 30-120号 | 59,000円 |
| MMH-245MT | 2.45m | 265g | 50-160号 | 61,000円 |
| MH-200MT | 2.0m | 250g | 60-180号 | 60,000円 |
| MH-240MT | 2.4m | 265g | 60-180号 | 61,000円 |
| H/XH-235MT | 2.35m | 275g | 60-200号 | 62,500円 |

6万円でマッドバイパーと同じ1.3mmの穂先。ここが一番の見どころやと思う。
穂先はマッドバイパー 落とし込みSPのSMTと同じ超弾性チタン合金で、ガイドも同じAGSです。
ダイワは「ベイトがついているか竿を煽って確認する必要が無くなり、食わせの間を与えることができる」と説明しています。
定価は59,000〜62,500円で、13万円台のマッドバイパーの半分以下。
MH-200MTは28機種でいちばん短い竿です。
オモリ負荷は2.4mのMH-240MTと同じ60〜180号で、自重は15g軽い250g。
ダイワの紹介文は「持ち軽さと取り回しの良さが魅力のショートロッド」となっています。
ダイワは注意書きで、5℃以下の低温では弾性が落ちて穂先の戻りが遅くなると案内しています。
気温が上がれば元に戻るそうですが、真冬の早朝に出る人は知っておきたい点です。
巻き込みなどで強く曲げるとクセが残ることがある、とも書かれています。
2026年10月3日時点のAmazonには、型番の末尾が「・R」の旧モデルしか見当たりませんでした。
買うときは末尾が「MT」かどうかを見てください。
シマノ リアランサー 落し込み
| ブランクス | UDグラス+カーボン(スパイラルX/ハイパワーX) |
| 穂先 | チューブラー |
| 継ぎ方 | センターカット2ピース(並継) |
| 調子 | 64M250が6:4、ほか3本は7:3 |
| リールシート | マルチフィットCI4+リールシート |
| グリップ | 73Light 215はEVA仕様、ほか3本はギンバル仕様 |
| 仕舞寸法 | 111.7〜129.2cm |
| モデル | 全長 | 自重 | オモリ負荷 | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| 73Light 215 | 2.15m | 215g | 30-100号 | 44,000円 |
| 64M250 | 2.5m | 306g | 40-150号 | 49,500円 |
| 73MH245 | 2.45m | 333g | 60-180号 | 49,500円 |
| 73H235 | 2.35m | 358g | 80-200号 | 49,500円 |

シマノで短く畳めるのはここだけ。軽自動車や電車の人はまずここからやね。
バンディットから上は178cm以上なので、シマノで短く畳める竿が欲しいならリアランサー 落し込みになります。
同じ硬さ・同じ長さどうしで比べると、リアランサーのほうが52〜120g軽くなります。
オモリ負荷は4本とも、バンディットの同じ硬さの番手と同じ。
ブランクスはバンディットがスパイラルXコア、リアランサーはスパイラルXです。
44,000円の73Light 215は30〜100号で、グリップはEVA仕様。
215gから、次に軽い64M250の306gまで91g空くので、ライト用の1本だけ別の竿と考えたほうが近いです。
実際の売値は定価より下がっていることが多いので、ポチップの表示で確かめてください。
ダイワ 落とし込みX
| ブランクス | ブレーディングX |
| 穂先 | 柔軟チューブラー |
| 調子 | 専用6:4 |
| リールシート | 両側金属フード(ゆるみ止めダブルナット付き) |
| 継ぎ方 | センターカット2ピース |
| カーボン含有率 | 39〜45% |

選べるのは硬さ2つだけ。迷う余地がないのは楽でいい。
ダイワは製品ページで、ハリス12号程度までで大型ヒラマサや大型のハタが対象でなければM、それ以上ならMHと案内しています。
適合ハリスの上限はM-240が16号、MH-240が20号です。
穂先は金属ではなくチューブラーで、先径は2.0〜2.1mm。
ゴウイン落とし込みの1.3mmより0.7mm以上太く、ガイドにAGSは入っていません。
長さは2.4mだけで、2.15mのライト番手も80〜200号の硬い番手もありません。
30号台の軽いオモリや200号を使う船に通う人は、ほかのシリーズから選ぶことになります。
泳がせ(ノマセ)にこの竿を使う話は、先ほどの泳がせタックルの記事にあります。
ジギングロッド流用との境目|全長は2m、自重は200gで分かれる

ダイワのライトジギングロッド4シリーズ(ソルティガ LJ・アウトレイジ LJ・アウトレイジ BR LJ・アウトレイジ XV LJ)は、全長1.85〜1.91m・自重120〜150gです。
落とし込み専用の28機種は全長2.0〜2.5m、自重215〜698g。
| ライトジギングロッド(ダイワ4シリーズ33機種) | 落とし込み専用(28機種) | |
|---|---|---|
| 全長 | 1.85〜1.91m | 2.0〜2.5m |
| 自重 | 120〜150g | 215〜698g |
専用でいちばん短いゴウイン落とし込み MH-200MTでも2.0mあり、ライトジギングロッドより9cm以上長い。
28機種のうち23機種は2.3m以上です。
自重は、いちばん軽いリアランサー 落し込み 73Light 215の215gでも、ライトジギングロッドの重い番手の150gより65g重くなります。
オモリ1号は3.75gです。
60号は225g、100号は375g、200号は750g。
手持ちのジギングロッドに書かれたジグ重量の上限と、船で使うオモリの号数をこの計算で比べると、流用できる範囲が数字で出ます。
専用竿のオモリ負荷は、いちばん軽い番手でも30〜100号(約113〜375g)です。

オモリの号数を計算してみて、手持ちの竿の上限を超えてたら専用の出番やね。
ジギングロッドで落とし込みをやるときのロッドとリールの選び方は、ジギングと落とし込みのタックル兼用に書いてます。
専用竿に替えても、ベイトが付かない日は釣りにならない

落とし込み釣りでなんとか釣った1匹。のみ! 厳しいすな〜
— ちゃんま(@mybo_tsuricamp)
2022年12月の投稿で、この日に落とし込みで釣れたのは写真の1匹だけでした。
竿は写っているとおり、シマノのグラップラーBB タイプLJです。
僕は落とし込みを、ずっとライトジギングロッドでやってきました。
ライトジギングロッドで落とし込み釣りはできるけど、ベイトがいないと釣りにならない。
ベイトが釣れていると聞いて出たのに、当日はさっぱり、という日もあります。
サビキにベイトが付かなければ、その下にいる青物まで仕掛けを届けても、食わせるものがありません。
もっと柔らかい竿なら付いたベイトもいたかも、とは思います。
ただ、専用竿でベイトの付きがどれだけ変わるかは、僕が専用竿を使っていないので書けません。
ダイワは落とし込みXの製品ページで「棒のような竿では小魚が付いたかどうかも判らない」と書いています。
竿を替える前に、ベイトが付く日に出られているかを一度振り返ってみてください。

竿より先にベイト。これは何回やっても変わらん。
リールは電動が前提|ダイワの推奨は500番にPE5号

ダイワは落とし込みXの製品ページで、500番サイズの電動リールにPE5号をすすめています。
ゴウイン落とし込みのZEROシートセンターグリップも、ダイワの説明では電動リールを使うときの握りやすさを追求したもの。
マッドバイパー 落とし込みSPはリールシートがロングナットで、大型電動リールの脱着が容易だとされています。
ダイワの3シリーズは、どれも電動リールを載せる前提の作りです。
竿が215〜698gあるところに500番の電動リールが載るので、手に持つ重さは竿だけの数字よりずっと重くなるんですよね。
ダイワの電動リールの番手ごとの違いはシーボーグとレオブリッツの違いを全23番手で比較に書いてます。
電源のない船で使うバッテリーの容量は電動リール用バッテリーの比較にあります。
落とし込みロッドの用語ミニ辞典
- センターカット2ピース:竿の真ん中で2本に分かれる継ぎ方。落とし込みX・ゴウイン落とし込み・リアランサー 落し込みが該当
- グリップジョイント/バット部着脱式:グリップやバットの部分だけが外れる継ぎ方。仕舞寸法は全長より30〜40cmほど短くなるだけ
- 6:4調子・7:3調子:竿のどこから曲がるかの目安。6:4のほうが胴に近いところから曲がる
- SMT・メタルトップ:ダイワの超弾性チタン合金の穂先。マッドバイパー 落とし込みSPがSMT、ゴウイン落とし込みがメタルトップ
- AGS(エアガイドシステム):ダイワのカーボンフレームのガイド
- ブレーディングX:ダイワの補強構造。バットの最外層をカーボンテープでX状に締めてネジレを抑える
- スパイラルXコア:シマノのブランクス構造の名前。バンディット・アルシエラ・チェルマーレの落し込みに入っている
- ギンバル:竿尻の溝。ファイティングベルトの受けにはめて竿が回らないようにする
落とし込みロッドのよくある質問
落とし込み専用ロッドは何号のオモリまで使えますか?
ダイワとシマノの現行28機種では、上限は200号です。
いちばん軽い番手は30〜100号で、もっとも多いのは60〜180号の8機種になります。
ジギングロッドと落とし込み専用ロッドは何が違いますか?
数字で大きく違うのは全長と自重です。
ダイワのライトジギングロッド4シリーズが全長1.85〜1.91m・自重120〜150gなのに対して、落とし込み専用の28機種は2.0〜2.5m・215〜698gあります。
落とし込みXのMとMHはどちらを選べばいいですか?
ダイワは、ハリス12号程度までで大型ヒラマサや大型のハタが対象でなければM、それ以上ならMHと案内しています。
オモリ負荷はMが50〜150号、MHが60〜180号です。
車に積みやすい落とし込みロッドはどれですか?
仕舞寸法が130cm以下なのは、ダイワの落とし込みXとゴウイン落とし込み、シマノのリアランサー 落し込みの3シリーズ11機種です。
ほかの5シリーズは175〜213.6cmあります。
落とし込みロッドには電動リールを合わせるものですか?
ダイワは落とし込みXの製品ページで、500番サイズの電動リールにPE5号をすすめています。
ゴウイン落とし込みのグリップも、電動リールを使うときの握りやすさを追求した作りです。
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