シマノのタイラバリール「エンゲツ」3機種比較!2026年版
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| ハイエンド | ミドル | エントリー | |
|---|---|---|---|
| 写真 | |||
| モデル | エンゲツプレミアム 2023年モデル / 代表 150PG | エンゲツCT 2025年モデル / 代表 150PG | エンゲツBB 2022年モデル / 代表 100PG |
| 希望小売価格(税抜) | ¥46,500 | ¥34,800 | ¥17,500 |
| 自重 | 220g | 230g | 200g |
| ボディ素材 | アルミ(ALフレーム) | アルミ(ALフレーム) | アルミ(ALフレーム) |
| マイクロモジュールギア | ○ | — | — |
| X-SHIP | ○ | ○ | — |
| フォールレバー | ○ | ○ | — |
| ICカウンター | ○ | ○ | — |
| ドラグ | HG 5kg / PG 6kg | HG 5kg / PG 6kg | HG 5kg / PG 6kg |
| ベアリング(BB/RB) | 8/2 | 5/2 | 4/1 |
| PE糸巻量(号-m) | 0.8-400 / 1-330 / 1.5-200 | 0.8-400 / 1-330 / 1.5-200 | 0.8-250 / 1-200 / 1.5-130 |
| こんな人に | 巻き心地・感度にこだわる中〜上級者 | フォールレバー+カウンターで本格タイラバ | タイラバ入門・まず体験してみたい |
シマノのタイラバリールといえば「エンゲツ」シリーズ。
プレミアム・CT・BB…名前は聞いたことあるけど、結局どれを買えばいいのか分からない。

フォールレバーって本当に要る? カウンターなしでも釣れるんじゃ…?

BBで始めて後悔しないか、CTまで出すべきか、それが問題なんだよなぁ…
この記事では、シマノ炎月ブランドのタイラバ用ベイトリール3シリーズの違いを、スペック・搭載技術・実勢価格すべて並べて比較しました。
コスパランキング・ロッドとのおすすめ組み合わせ・PG vs HGの選び方まで。
なお、バルケッタ系やオシアコンクエストCTなどは別記事でまとめているので、本記事では炎月ブランド(プレミアム・CT・BB)に絞って解説します。
この記事でわかること
・炎月プレミアム・CT・BBの違いと選び方
・各シリーズの搭載技術・全型番スペック
・マイボ的コスパランキング ベスト3
・予算別ロッド×リールおすすめ組み合わせ
・PG vs HGの選び方・旧モデルとの違い
炎月リールの選び方
「スペック表見ても何が重要か分からない」ってなりがちですが、炎月の場合は見るべきポイントが意外とシンプル。
以下の4つだけ押さえておけば、自分に合うグレードがすんなり見えてきます。
- フォールレバーの有無:タイラバの釣果を大きく左右するフォール速度のコントロール機能。
プレミアムとCTには搭載、BBには非搭載。フォール中のアタリを拾いたいなら必須です - マイクロモジュールギアの有無:巻き心地の滑らかさに直結する技術。
プレミアムのみ搭載。タイラバの等速巻きで違いがはっきり出ます - ICカウンター(速度表示・ワインディングアラーム):水深とリトリーブ速度を数値化できる機能。
プレミアムとCTに搭載、BBは非搭載。再現性のある釣りをしたいなら大きな武器になります - PG vs HG(ギア比)の選択:タイラバの基本はPG(パワーギア)でゆっくり巻き巻きする釣り。
水深が深い・手返し重視のスタイルならHGも選択肢に入ります
エンゲツプレミアム
| ボディ素材 | アルミニウム(ALフレーム) |
| マイクロモジュールギア | ○ |
| X-SHIP | ○ |
| フォールレバー | ○ |
| ICカウンター(速度表示) | ○ |
| ワインディングアラーム | ○ |
| LEDバックライト | ○ |
| シンクロレベルワインド | ○ |
| カーボンクロスワッシャ | ○ |
| ドラグ | HG: 5kg / PG: 6kg |
| ベアリング(BB/RB) | 8/2 |
| モデル | 自重 | 巻上長 | PE-m | 価格(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| 150HG | 220g | 74cm | 0.8-400 / 1-330 | ¥46,500 |
| 150PG | 220g | 58cm | 0.8-400 / 1-330 | ¥46,500 |
| 151HG | 220g | 74cm | 0.8-400 / 1-330 | ¥46,500 |
| 151PG | 220g | 58cm | 0.8-400 / 1-330 | ¥46,500 |

炎月シリーズを1台だけ選ぶなら、正直ここに投資する価値あり。
マイクロモジュールギアの巻き心地は、等速巻きを多用するタイラバで特に差が出ます。
3万円台で買えるAmazon実勢価格もかなり魅力的。
マイクロモジュールギア採用で、歯車の歯を極限まで細かく精密に加工しています。
タイラバの等速巻きでは、ギアのノイズやゴリ感がそのままタイラバの動きのムラに直結する場面があります。
プレミアムの巻き出しから終わりまでのシルキーな巻き心地は、一度体感すると戻れなくなるレベル。
フォールレバーでスプールの回転を手元で自在にコントロールできます。
ICカウンターの速度表示と組み合わせれば、「何m/sでフォールさせたときにアタリが出た」という情報を正確に記録可能。
再現性のあるタイラバは、この2つの機能があるかどうかで精度が大きく変わります。
ベアリング数8/2は炎月シリーズ中で最多。
回転のスムーズさと耐久性をしっかり確保しています。
ALフレームの剛性と合わせて、大鯛が掛かったときのパワーファイトでも不安なし。
エンゲツCT
| ボディ素材 | アルミニウム(ALフレーム) |
| マイクロモジュールギア | — |
| X-SHIP | ○ |
| フォールレバー | ○ |
| ICカウンター(速度表示) | ○ |
| ワインディングアラーム | ○ |
| LEDバックライト | ○ |
| シンクロレベルワインド | ○ |
| カーボンクロスワッシャ | ○ |
| ドラグ | HG: 5kg / PG: 6kg |
| ベアリング(BB/RB) | 5/2 |
| モデル | 自重 | 巻上長 | PE-m | 価格(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| 150HG | 230g | 73cm | 0.8-400 / 1-330 | ¥34,800 |
| 150PG | 230g | 58cm | 0.8-400 / 1-330 | ¥34,800 |
| 151HG | 230g | 73cm | 0.8-400 / 1-330 | ¥34,800 |
| 151PG | 230g | 58cm | 0.8-400 / 1-330 | ¥34,800 |

25年フルモデルチェンジで、旧モデル(19エンゲツCT)から大幅に進化。
フォールレバー・ICカウンター・ワインディングアラームとプレミアムと同じ機能を搭載しつつ、実勢2万円台前半に収まるのはかなり優秀!
「マイクロモジュールギアの巻き心地にこだわらない」なら、CTで十分すぎます。
プレミアムと同じフォールレバーを搭載し、フォール速度を手元のレバーで自在にコントロールできます。
ICカウンターの速度表示とワインディングアラームもしっかり装備。
「ヒットパターンを数値で再現する」タイラバがCTの価格帯でできるのは大きなメリットです。
旧モデル(19エンゲツCT)からALフレーム採用・ベアリング数アップ・LEDバックライト追加と、全面刷新されています。
定価は旧モデルより上がりましたが、実勢価格では2万円台前半で手に入る場面も。
旧CTユーザーの買い替え先としても文句なしの仕上がりです。
機能面ではプレミアムとほぼ同等ですが、唯一マイクロモジュールギアが非搭載。
日常の釣りで大きな不満が出るレベルではないものの、等速巻きの滑らかさではプレミアムに一歩譲ります。
「巻き心地に1万円以上の差額を出せるか」が、CTとプレミアムの分岐点です。
エンゲツBB
| ボディ素材 | アルミニウム(ALフレーム) |
| マイクロモジュールギア | — |
| X-SHIP | — |
| フォールレバー | — |
| ICカウンター(速度表示) | — |
| ワインディングアラーム | — |
| LEDバックライト | — |
| シンクロレベルワインド | ○ |
| カーボンクロスワッシャ | ○ |
| ドラグ | HG: 5kg / PG: 6kg |
| ベアリング(BB/RB) | 4/1 |
| モデル | 自重 | 巻上長 | PE-m | 価格(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| 100HG | 200g | 72cm | 0.8-250 / 1-200 | ¥17,500 |
| 100PG | 200g | 55cm | 0.8-250 / 1-200 | ¥17,500 |
| 101HG | 200g | 72cm | 0.8-250 / 1-200 | ¥17,500 |
| 101PG | 200g | 55cm | 0.8-250 / 1-200 | ¥17,500 |

フォールレバーもカウンターもないけど、「とりあえずタイラバを始めたい」には十分すぎるスペック。
実勢1万円台前半は破格で、初めての1台としてのコスパは最強クラス。
ただしPE糸巻量が上位モデルより少ない(0.8号250m)ので、深場メインの方は要注意。
HAGANEボディ(ALフレーム)を採用し、ボディの剛性はしっかり確保されています。
大鯛が掛かったときにボディがたわんでギアの噛み合いが悪くなる、という心配は不要。
この価格帯でアルミフレームを搭載してくれるのは嬉しいポイントです。
シンクロレベルワインドはフォール中もラインをスプールに均一に巻き取る機構。
PEラインの偏巻きによるトラブルを防いでくれるので、初心者には特にありがたい機能。
タイラバの頻繁な落とし込み→巻き上げのサイクルでも安心して使えます。
自重200gは炎月3シリーズ中で最軽量。
タイラバは一日中巻き巻きする釣りなので、リールの軽さは思った以上に快適さに直結します。
ただし番手が100番(プレミアム・CTは150番)のため、PE糸巻量はやや少なめです。
炎月リールの技術用語ミニ辞典
| 技術名 | ひと言解説 |
|---|---|
| マイクロモジュールギア | 歯車の歯を極限まで細かく加工し、巻き心地を滑らかにする技術。プレミアムのみ搭載 |
| X-SHIP | ピニオンギアを2つのベアリングで両端支持し、軽い巻き上げとギア耐久性を両立する機構 |
| フォールレバー | レバー操作でフォール速度をコントロールする機構。タイラバの誘い精度を高める |
| ICカウンター(速度表示) | 水深・巻き速度・フォール速度を液晶画面に表示。ヒットパターンの再現に不可欠 |
| ワインディングアラーム | 設定した巻き速度を超えた/下回ったときにアラーム音で知らせてくれる機能 |
| シンクロレベルワインド | フォール中もレベルワインドがスプールと連動し、ラインを均一に巻き取る機構 |
| HAGANEボディ | 高剛性の金属ボディ。たわみを抑えてギアの精密な噛み合いを維持する |
| カーボンクロスワッシャ | ドラグワッシャー素材にカーボンクロスを採用。滑らかで安定したドラグ性能を発揮 |
炎月をさらに超えたいなら
炎月シリーズの上には、シマノのタイラバ最上位モデルが控えています。
予算に余裕があるなら、以下のモデルも検討の価値ありです。
| シリーズ | 定価(税抜) | 特徴 |
|---|---|---|
| オシアコンクエストCT 200 | ¥55,000〜 | インフィニティドライブ・フォールレバー・マイクロモジュールギア。シマノタイラバの最高峰 |
| スティーレ(2025年新作) | ¥54,000〜 | Mgフレーム・マイクロモジュールギア・55mmロングハンドル。カウンターなしの巻き心地特化モデル |

オシアコンクエストCTは「予算度外視で最高の1台」を求める方向け。
スティーレはカウンターなしで巻き心地に全振りしたモデルで、等速巻きの質は圧巻。
どちらも5万円超えなので、炎月プレミアムとの差額をどう見るかがポイントです。
バルケッタ系(バルケッタプレミアム・バルケッタBB等)や丸型(カルカッタコンクエスト系)が気になる方は、別記事でまとめています。
マイボ的 炎月リール コスパ ベスト3
炎月3シリーズの中から、価格と機能のバランスを軸にベスト3を選びました。

3シリーズの中でコスパ最強はどれ?
フォールレバー+ICカウンター+ワインディングアラームと、タイラバに必要な機能がほぼ全部入り。
25年モデルチェンジでALフレーム採用、実勢2万円台前半で買える価格バランスが圧倒的!
「機能と価格のバランスで1台選ぶならコレ」と胸を張って推せるモデルです。
マイクロモジュールギアの巻き心地はタイラバの等速巻きで明確にアドバンテージ。
CTとの差額は1万円弱(実勢価格ベース)。この差で巻き心地が1ランク上がるのは、長く使う前提なら十分アリ。
「本気でタイラバをやりたい」なら、ここに投資する価値は確実にあります。
実勢1万円台前半でALフレーム+カーボンクロスワッシャの堅実な構成。
フォールレバーやカウンターは付いていないけど、「まずタイラバを体験したい」には十分すぎるスペック。
糸巻量は少なめなので深場メインの方は要注意。
予算を抑えてスタートしたい入門者の最有力候補です!
ロッド × リール おすすめ組み合わせ3パターン
タイラバのタックルバランスは、ロッドとリールのグレードを揃えるのが基本。
炎月のロッドとリールで組む前提のおすすめを3パターン紹介します。
ロッド側の選び方は、別記事「シマノのタイラバロッド徹底比較」で詳しくまとめています。
エントリー(合計〜3万円台)|炎月BB × エンゲツBB
タイラバ入門に最適な組み合わせ。
合計3万円以下でスタートでき、「まずタイラバを体験してみたい」方にぴったりです。
ミドル(合計〜5万円台)|炎月SS × エンゲツCT
フォールレバー+ICカウンター搭載のCTで、本格タイラバに踏み込む構成。
ロッドの感度とリールの機能が噛み合うゾーンで、長く使えるバランスの良さが魅力です。
ハイエンド(合計〜8万円台)|炎月エクスチューン × エンゲツプレミアム
マイクロモジュールギアの巻き心地とエクスチューンの感度を組み合わせた、妥協なしの構成。
巻き心地・感度にこだわる中〜上級者に。
タイラバリールの基本メンテナンス
タイラバは海水域の釣り。塩分はリールの天敵です。
最低限のケアを習慣にするだけで、リールの寿命が劇的に変わります!
帰宅後すぐにリール全体を真水で軽くシャワー洗いします。
クラッチやフォールレバー周りは塩が溜まりやすいので、念入りに流すのがポイント。
洗い終わったらドラグノブを少し緩めて、ワッシャーへの圧力を抜いておきましょう。
レベルワインドの溝とハンドルノブの可動部に、リール用オイルをひと滴ずつ注油します。
フォールレバー搭載機は、レバー付け根の可動部も忘れずにケア。
異音やゴロつきを感じたら、早めに対処するのが長持ちのコツです。
年1回はシマノのメーカーオーバーホールに出すのがおすすめです。
内部グリスの入れ替え・ベアリングの消耗チェック・防水パッキンの確認をまとめてやってもらえます。
ICカウンター搭載機はセンサー周りのチェックも重要なので、信頼できるショップに依頼しましょう。
炎月リール選びのよくある質問
Q. エンゲツプレミアムとCTの一番大きな違いは?
一番大きな違いはプレミアムにのみ搭載されるマイクロモジュールギアです。
フォールレバー・ICカウンター・ワインディングアラームは両機種とも搭載されているので、機能面の差はほぼありません。
「巻き心地の滑らかさにこだわるか」が判断基準になります。
Q. PGとHGはどちらを選ぶべき?
タイラバの基本はPG(パワーギア)です。
タイラバはゆっくり一定速度で巻き巻きする釣りなので、PGのほうが安定した低速巻きがしやすく、ドラグ力も高め(6kg)に設定されています。
水深80m以上のディープエリアが多い方や、手返しを重視するスタイルならHGも選択肢に入ります。
Q. 18年モデルと23年モデルのエンゲツプレミアムは何が違う?
23年モデルではLEDバックライト追加・ワインディングアラーム機能追加・ベアリング数の見直しなどが行われています。
基本構成(マイクロモジュールギア・フォールレバー・ICカウンター)は共通ですが、利便性が23年モデルで着実に向上しています。
18年モデルからの買い替えなら、23年モデルへのアップデートは十分価値ありです。
Q. エンゲツBBでもタイラバは十分楽しめる?
十分楽しめます。
エンゲツBBはフォールレバーやカウンターは付いていませんが、ALフレームの剛性感・カーボンクロスワッシャのドラグ性能は実釣で不足を感じないレベルです。
ただしPE糸巻量が上位モデルより少ない(0.8号250m)ので、水深60m以上のポイントがメインの方はCT以上を検討したほうが安心です。
Q. 25エンゲツCTと旧モデル(19エンゲツCT)の違いは?
25年モデルはフルモデルチェンジで、ALフレーム採用・ベアリング数アップ(5/2)・LEDバックライト追加と大幅に進化しています。
旧19モデルは定価25,300円でしたが、25モデルは34,800円と定価は上がっています。
ただし実勢価格では2万円台前半で購入できる場面もあり、旧モデルからの乗り換えは十分おすすめできます。
Q. 炎月と紅牙(ダイワ)はどちらがおすすめ?
どちらもタイラバ専用設計で、正直好みの問題が大きいです。
炎月はマイクロモジュールギアの巻き心地、紅牙はハイパードライブデザインの軽い巻き出しが武器。
詳しい比較は別記事「炎月 vs 紅牙 リール比較」にまとめています。
Q. 左巻き(151番・101番)と右巻き(150番・100番)はどちらを選ぶ?
利き手でロッドを持ち、反対の手でリールを巻くのが基本です。
右利きなら左巻き(151番・101番)、左利きなら右巻き(150番・100番)が一般的。
ただしタイラバは持ち替えの頻度が少ない釣りなので、慣れている方の手で巻いてもOKです。
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タイラバタックルをもっと深掘りしたい方は、下記の記事もあわせてどうぞ。
※ スペック表の価格は税抜き定価(メーカー希望小売価格)です。
※ 本文中の価格はAmazon等の実勢価格を参考にしています。
※ スペックはシマノ公式サイト準拠(2026年5月時点)。

