エンゲツ以外!シマノのタイラバに使えるリール8選とコスパ優秀ベスト3!2026年版

「エンゲツ」以外のタイラバに使えるシマノのベイトリール

シマノのタイラバリール探してるけど、「エンゲツ」シリーズがイマイチしっくりこない。「エンゲツ」以外にタイラバに使えるリールってないの?
シマノのタイラバブランドと言えば「エンゲツ」。
リールだけでなく、ロッド、ルアー、ラインまでタイラバに必要な道具は一式「エンゲツ」シリーズで揃えることができます。
しかし「エンゲツ」以外にもライトゲームやエサ釣りなど船釣り全般に使用できる汎用リールで、タイラバにも活用できるようなリールも。
今回はシマノのタイラバ専用じゃないけどいろんな釣りに使えてタイラバもできる!っていうリールの機能と金額比較しながら紹介します。
最後にコスパに優れるオススメ機種を数台ピックアップしてるので、長文全部読むのがメンドくさい人はそこから見てもらってもOK!
カウンター付きのバルケッタ系から、カウンターなしのスティーレやゲンプウXTまで幅広くカバーしているので、リール選びの参考にしてみてください。
・タイラバに使えるシマノ ロープロファイルベイトリール8シリーズの特徴と採用技術
・カウンター付き vs カウンターなしの使い分け
・マイボ的コスパランキング ベスト3
・予算別ロッド×リールおすすめ組み合わせ
・基本メンテナンスとFAQ
タイラバ専用リール「エンゲツ」をお探しの方へ
シマノのタイラバ専用ブランド「エンゲツ」シリーズ(エンゲツプレミアム・エンゲツCT・エンゲツBB)は別記事でまとめています。
タイラバ用ベイトリールの選定基準
タイラバ用のロープロファイルベイトリールは、以下の4つを押さえておけば大きく外しません。
- ダブルハンドル:等速巻きの安定感が段違い。
タイラバは巻き巻きする釣りなので、ダブルハンドルの方がリズムを作りやすいです。
※ ゲンプウ(無印)のみシングルハンドルなので注意 - カウンター付き(推奨):水深と巻上距離をデジタル表示。
船長の「底から○mで反応あり」の指示にすぐ対応できます。
ただしカウンターなしでもPEラインのマーカーで代用可能 - フォールレバー搭載(あれば嬉しい):フォール中のスプール回転をレバーで制御する機構。
フォール速度を意図的に変えることでバイトチャンスが増えます - 自重200g前後:一日中巻き巻きする釣りなので、軽さは快適さに直結。
145〜235gの範囲で、カウンターの有無で大きく変わります
タイラバにおすすめのロープロファイルベイトリール
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| ハイエンド | ハイエンド | ミドル | ミドル | ミドル | エントリー | エントリー | エントリー | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 写真 | ||||||||
| シリーズ | スティーレ | バルケッタプレミアム | バルケッタFカスタム | グラップラー#150 | バルケッタ | バルケッタBB | ゲンプウXT | ゲンプウ |
| 定価(税抜) | ¥54,000 | ¥46,500 | ¥35,800 | ¥32,800 | ¥24,600 | ¥17,200 | ¥12,900 | ¥8,400 |
| 最軽量自重 | 145g | 220g(DH) | 225g(DH) | 205g | 190g(100DH-HG) | 220g | 195g | 190g |
| フレーム | マグネシウム (HAGANEボディ) | アルミ | アルミ | アルミ (HAGANEボディ) | CI4+ | 高強度樹脂 | 高強度樹脂 | 高強度樹脂 |
| カウンター | なし | あり (速度表示+巻上距離アラーム) | あり (速度表示+巻上距離アラーム) | なし | あり (速度表示なし) | あり (速度表示なし) | なし | なし |
| フォールレバー | なし | あり | あり | あり | なし | なし | なし | なし |
| ドラグ | カーボンクロスワッシャ 最大4.5kg(PG) | カーボンクロスワッシャ 最大5.5kg | カーボンクロスワッシャ 最大5.5kg | カーボンクロスワッシャ 最大4.0kg | カーボンクロスワッシャ 最大4.5〜5.0kg | カーボンクロスワッシャ 最大5.0kg | カーボンクロスワッシャ 最大4.5kg(150) | クロスワッシャ 最大5.0kg |
| ベアリング | 10BB | 8BB | 5BB | 8BB | 3BB | 3BB | 3BB | 1BB |
| ハンドル | 55mm ダブル 全機種DH | 60mm DH/DHXG シングルも展開 | 60mm DH/DHXG シングルも展開 | 51mm ダブル 全機種DH | 55mm DH 60mmシングルも展開 | 55mm DH 60mmシングルも展開 | 55mm DH(150系) 60mm DH(200PG系) | 55mm シングル ※ダブルハンドルではない |
| 特筆技術 | マイクロモジュールギア X-SHIP SVSブレーキ PE専用 | マイクロモジュールギア X-SHIP レベルワインド連動 | X-SHIP レベルワインド連動 プレミアム譲りのフォール機能 | マイクロモジュールギア X-SHIP X-プロテクト PE専用 | CI4+フレーム最軽量 100/150/300の3サイズ | カウンター付き最安 150/300の2サイズ | スーパーフリースプール 船釣り万能 | 8シリーズ最安 200PGのみ |
| こんな人におすすめ | 軽さと巻き心地を最優先する人。145gは8シリーズ中で最軽量 | 巻き心地と機能の両方に妥協したくない人。DHXG展開も魅力 | フォールレバー+速度表示をコスパ良く。コスパランキング1位 | カウンターなしでOKならスペック最強。ライトジギング兼用にも | 軽さ重視の人。100DH-HGの190gはカウンター付き最軽量 | タイラバ入門にカウンター+DHで始めたい人。コスパランキング2位 | 1万円以下で船釣り全般に使える万能リール。コスパランキング3位 | とにかく安く始めたい人。タイラバよりカワハギ・マルイカ向き |
ここからは、タイラバにも使えるシマノのロープロファイルベイトリール8シリーズを定価の高い順に紹介していきます。
各シリーズの採用技術・スペック・タイラバ目線でのポイントをまとめています。
スティーレ
| フレーム | マグネシウム(HAGANEボディ) |
| ドラグ | カーボンクロスワッシャ / 最大4.5kg(PG)・3.5kg(XG) |
| ベアリング(BB) | 10個 |
| カウンター | なし |
| フォールレバー | なし |
| ブレーキ | SVS(遠心力ブレーキ) |
| ハンドル | 55mmダブル(全機種) |
| モデル | 自重 | 巻上長 | PE-m | 価格(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| 100PG | 145g | 58cm | 1-200, 1.5-150, 2-100 | ¥54,000 |
| 100XG | 145g | 81cm | 1-200, 1.5-150, 2-100 | ¥54,000 |
※ 左ハンドル(101PG/101XG)も同スペックで展開。全機種PE専用

145gは圧倒的に軽い。カウンターなしでも巻き心地で選ぶならスティーレ一択。
フレームにマグネシウム(HAGANEボディ)を採用し、自重はわずか145g。
2位のバルケッタ(190g)と比べても45gも軽いのは大きな差。
一日中巻き巻きするタイラバでは、この軽さが手首への負担をかなり減らしてくれます。
マイクロモジュールギアとBB10個の組み合わせで、巻き心地の滑らかさは8シリーズ中でトップ。
タイラバの等速巻きでは巻き感がそのまま集中力の維持に直結するので、この差は実釣で感じやすいです。
XGモデルのギア比8.9は回収がとにかく速い。
ポイント移動が多い状況で快適です。
カウンターもフォールレバーも非搭載なので、水深管理はPEラインのマーカーに頼ることになります。
カウンターに慣れている人だと不便に感じますが、「軽さと巻き心地を最優先したい」「他の釣種でも使いたい」という人にはベストな選択。
SVSブレーキ搭載なのでキャスティングタイラバにも対応できるのは独自の強みです。
バルケッタプレミアム
| フレーム | アルミ |
| ドラグ | カーボンクロスワッシャ / 最大5.5kg |
| ベアリング(BB) | 8個 |
| カウンター | あり(速度表示+巻上距離アラーム対応) |
| フォールレバー | あり |
| レベルワインド連動 | あり |
| ハンドル | 60mmダブル(DH/DHXG)/ シングル(150/151) |
| モデル | 自重 | 巻上長 | PE-m | 価格(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| 150DH | 220g | 69cm | 0.8-400, 1-330, 1.5-200 | ¥46,500 |
| 150DHXG | 220g | 81cm | 0.8-400, 1-330, 1.5-200 | ¥46,500 |
| 150 | 235g | 69cm | 0.8-400, 1-330, 1.5-200 | ¥46,500 |
※ 左ハンドル(151系)も同スペックで展開

カウンター付きで機能全部入り。タイラバに集中するならコレが最強。
マイクロモジュールギアの滑らかな巻き心地に加えて、カウンター+速度表示+巻上距離アラームを搭載。
スティーレと同じマイクロモジュールギアを積みつつ、タイラバに必要なカウンター機能まで備えた全部入り構成。
「巻き心地は妥協したくないけど、カウンターも欲しい」という人にはベストな一台です。
フォールレバーでスプール回転を制御しながら、カウンターにフォール速度をリアルタイム表示。
「さっきのバイトは速度○○でフォール中だった」というパターンの再現性が格段に上がります。
巻上距離アラーム機能も搭載しているので、船長の指示ダナにも素早く対応できる構成。
150DH(ギア比6.9)と150DHXG(XGギア比8.1)のダブルハンドルモデルを展開。
等速巻き重視ならDH、回収スピードも欲しいならDHXGという使い分けができます。
DH/DHXGはシングルハンドルの150より15g軽い220gなのもポイント。
バルケッタFカスタム
| フレーム | アルミ |
| ドラグ | カーボンクロスワッシャ / 最大5.5kg |
| ベアリング(BB) | 5個 |
| カウンター | あり(速度表示+巻上距離アラーム対応) |
| フォールレバー | あり |
| レベルワインド連動 | あり |
| ハンドル | 60mmダブル(DH/DHXG)/ シングル(150/151) |
| モデル | 自重 | 巻上長 | PE-m | 価格(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| 150DH | 225g | 69cm | 0.8-400, 1-330, 1.5-200 | ¥35,800 |
| 150DHXG | 225g | 81cm | 0.8-400, 1-330, 1.5-200 | ¥35,800 |
| 150 | 230g | 69cm | 0.8-400, 1-330, 1.5-200 | ¥35,800 |
※ 左ハンドル(151系)も同スペックで展開

プレミアムとの差はBB数3個とマイクロモジュールギアの有無。実釣では十分すぎる構成。
バルケッタプレミアムと同じフォールレバー+速度表示+巻上距離アラームを搭載。
フォール戦略の再現性という意味では、プレミアムと同等の釣りができるのが最大の魅力。
Amazon実勢で2万円台前半なので、コスパは相当に高いです。
BB数はプレミアムの8個に対して5個。
マイクロモジュールギアも非搭載なので、巻き心地の滑らかさではプレミアムに差をつけられているのが正直なところ。
ただし、X-SHIPは搭載しているので軽い巻き感は確保されています。
プレミアムと同じく、DH(ギア比6.9)とDHXG(ギア比8.1)のダブルハンドルを展開。
回収が早いXGギアは、ポイント移動が多い状況で快適。
「フォールレバー+ダブルハンドル+XGギア」をこの価格帯で実現しているのはFカスタムだけです。
グラップラー#150
| フレーム | アルミ(HAGANEボディ) |
| ドラグ | カーボンクロスワッシャ / 最大4.0kg |
| ベアリング(BB) | 8個 |
| カウンター | なし |
| フォールレバー | あり |
| レベルワインド連動 | あり |
| ハンドル | 51mmダブル(全機種) |
| モデル | 自重 | 巻上長 | PE-m | 価格(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| 150HG | 205g | 78cm | 0.8-400, 1-330, 1.5-200 | ¥32,800 |
※ 左ハンドル(151HG)も同スペックで展開。PE専用

カウンターなしだけど、中身のスペックは正直バルケッタプレミアムに匹敵する。
フォールレバーとマイクロモジュールギアを両方搭載しているのがグラップラー#150の強み。
カウンターなしのモデルでフォールレバーを搭載しているのはグラップラー#150だけ。
PEラインのマーカーで水深は管理しつつ、フォール速度は自在にコントロールできる構成です。
アルミフレームのHAGANEボディでボディ剛性はバルケッタプレミアムと同等クラス。
さらにX-プロテクト(防水機構)を搭載しているので、海水の浸入に対する耐久性も高い。
ライトジギング兼用で荒い使い方をしても安心感があります。
定価¥32,800に対して、Amazon実勢は2万円以下。
マイクロモジュールギア+フォールレバー+HAGANEボディ+X-プロテクト+BB8個がこの価格で手に入るのはコスパとしてはかなり優秀。
カウンターが不要でライトジギングにも使いたいなら、第一候補に挙がるモデルです。
バルケッタ
| フレーム | CI4+ |
| ドラグ | カーボンクロスワッシャ / 最大4.5〜5.0kg |
| ベアリング(BB) | 3個 |
| カウンター | あり(速度表示なし) |
| フォールレバー | なし |
| レベルワインド連動 | なし |
| ハンドル | 55mmダブル(DH系)/ 60mmシングル(150HG/300系) |
| モデル | 自重 | 巻上長 | PE-m | 価格(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| 100DH-HG | 190g | 70cm | 1-200, 1.5-140 | ¥24,600 |
| 150DH-PG | 195g | 58cm | 1.5-200, 2-150 | ¥24,600 |
| 150DH-HG | 195g | 70cm | 1.5-200, 2-150 | ¥24,600 |
※ 左ハンドル(101系/151系)も同スペックで展開。300サイズ(230g / ¥25,700)は深場対応

100DH-HGの190gはカウンター付きで最軽量。軽さ重視ならコレ。
他のカウンター付きモデルがアルミか高強度樹脂なのに対して、バルケッタだけがCI4+フレームを採用。
100DH-HGで190gは、カウンター付きリールとしては最軽量クラス。
ただし剛性はアルミ系に比べると一歩譲る点は覚えておきたいところ。
カウンターは付いているものの、フォールレバーも速度表示も非搭載。
「カウンターだけあればOK」「シンプルに使いたい」という人にはちょうどいい構成。
Amazon実勢で1万6千円前後なので、中級者のサブ機としても手を出しやすい価格帯です。
100番(PE1号200m)は浅場タイラバ向け、150番(PE1.5号200m)が標準、300番(PE2号300m)は深場対応。
特に100番のコンパクトさは他シリーズにない選択肢。
浅場メインの近海タイラバなら100DH-HGが快適です。
バルケッタBB
| フレーム | 高強度樹脂 |
| ドラグ | カーボンクロスワッシャ / 最大5.0kg |
| ベアリング(BB) | 3個 |
| カウンター | あり(速度表示なし) |
| フォールレバー | なし |
| レベルワインド連動 | なし |
| ハンドル | 55mmダブル(DH系)/ 60mmシングル(150HG/300系) |
※ 左ハンドル(151系)も同スペックで展開。300サイズ(250g / ¥18,200)は深場対応

1万円ちょっとでカウンター+ダブルハンドル。まず1台目にはこれで十分。
定価¥17,200、Amazon実勢で1万1千円前後。
カウンター付きのタイラバリールとしては最安クラス。
水深管理は一度体験すると手放せなくなるので、入門者こそカウンター付きを選ぶのがおすすめです。
フレームはアルミでもCI4+でもなく、高強度樹脂。
剛性面では他のシリーズに劣るのが正直なところ。
近海のマダイ狙いなら問題ないレベルですが、大鯛や青物が混じる状況ではアルミフレーム機が安心です。
同価格帯のゲンプウXT(¥12,900)との違いは、バルケッタBBが「カウンターあり・BB3個」、ゲンプウXTが「カウンターなし・BB3個」。
水深管理を重視するならバルケッタBB、とにかく安く始めたいならゲンプウXT。
さらに安いゲンプウ無印(¥8,400)もありますが、シングルハンドルかつBB1個なので、タイラバメインならバルケッタBBの方が使い勝手がいいと思います。
ゲンプウXT
| フレーム | 高強度樹脂 |
| ドラグ | カーボンクロスワッシャ / 最大4.5kg(150)・5.0kg(200PG) |
| ベアリング(BB) | 3個 |
| カウンター | なし |
| フォールレバー | なし |
| レベルワインド連動 | なし |
| ハンドル | 55mmダブル(150系)/ 60mmダブル(200PG系) |
※ 左ハンドル(151/201PG)も同スペックで展開

Amazon1万円以下。「まず試してみたい」ならこれでOK。
定価¥12,900、Amazon実勢で1万円以下。
ダブルハンドル付きモデルの中では最安で、タイラバ入門のハードルを一気に下げてくれます。
さらに安いゲンプウ(¥8,400)もありますが、あちらはシングルハンドルなのでタイラバの等速巻きには不向き。
カワハギやマルイカにも使える汎用性の高さも魅力です。
スティーレと同じくカウンター非搭載。
水深管理はPEラインのマーカーに頼る必要があります。
慣れれば問題ないですが、初めてのタイラバなら+2千円でカウンター付きのバルケッタBBを選んだ方が安心かもしれません。
カウンターがない分、自重は195gと軽め。
バルケッタBB(220g)と比べて25g軽く、一日中巻き巻きしても疲れにくい。
200PGモデルはPE2号200m巻けるので、深場対応もカバーできます。
ゲンプウ
| フレーム | 高強度樹脂 |
| ドラグ | クロスワッシャ / 最大5.0kg |
| ベアリング(BB) | 1個 |
| カウンター | なし |
| フォールレバー | なし |
| レベルワインド連動 | なし |
| ハンドル | 55mmシングル(全機種) |
| モデル | 自重 | 巻上長 | PE-m | 価格(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| 200PG | 190g | 59cm | 1.5-260, 2-200, 3-130 | ¥8,400 |
※ 左ハンドル(201PG)も同スペックで展開

安さは魅力だけど、タイラバ用としてはシングルハンドルがネック。カワハギやマルイカ向き。
定価¥8,400、Amazon実勢で6千円台。
とにかく安く船リールを1台揃えたいなら選択肢に入ります。
ゲンプウXTとの差額は約4千円。
この差額でBB数が1→3個になり、ダブルハンドルも手に入るので、予算が許すならXTの方がおすすめ。
ゲンプウはダブルハンドルではなく55mmシングルハンドル。
タイラバの等速巻きではハンドルの回転がブレやすく、一定のリズムを保ちにくいのが正直なところ。
カワハギやマルイカなど、シャクリ主体の釣りなら問題ないですが、タイラバメインで使うならダブルハンドルのゲンプウXTを選んだ方が快適です。
BB数はわずか1個で、X-SHIPも非搭載。
巻き心地は8シリーズの中で一番シンプルです。
「まず船釣りに行ってみたい」「タイラバ以外にも色々やりたい」という人が、最初の1台として割り切って使うリール。
タイラバにハマったら上位機種にステップアップする前提で。
技術用語ミニ辞典
記事中に出てきたシマノの技術用語を簡単に解説します。
マイクロモジュールギア
歯車の歯を極限まで小さく・精密に加工したギアシステムです。
巻き始めから終わりまでノイズのないシルキーな巻き心地を実現します。
搭載機種:スティーレ、バルケッタプレミアム、グラップラー#150
フォールレバー
フォール中のスプール回転をレバーひとつで制御できる機構です。
中層では高速、ボトム付近ではスローなど、状況に応じてフォール速度を自在に変えられます。
搭載機種:バルケッタプレミアム、バルケッタFカスタム、グラップラー#150
X-SHIP
ピニオンギアを2つのベアリングで両端から支持する設計です。
回転軸のブレを抑えてギアの噛み合いを安定させ、軽い巻き上げ力と高い耐久性を同時に実現します。
搭載機種:スティーレ、バルケッタプレミアム、バルケッタFカスタム、グラップラー#150
HAGANEボディ
アルミやマグネシウムなどの金属素材を使ったボディ構造です。
リールのたわみや歪みを抑え、ギアの噛み合いを精密に保つことで、滑らかな巻き感と高い耐久性を両立します。
搭載機種:スティーレ(Mg)、グラップラー#150(アルミ)
X-プロテクト
ボディ内部への水の浸入を抑える防水機構です。
特殊な撥水処理とラビリンス構造で、海水使用時のベアリングやギアの劣化を防ぎます。
搭載機種:グラップラー#150
エキサイティングドラグサウンド
ドラグが滑った時に「ジジジッ」と音が鳴る機構です。
魚がラインを引き出しているかどうかが音で分かるので、フォール中のバイトにも気づきやすくなります。
搭載機種:スティーレ、グラップラー#150
SVS(遠心力ブレーキ)
スプール回転に応じてブレーキが効く遠心力ブレーキシステムです。
バックラッシュを抑えながらキャスト性能を高めるので、キャスティングタイラバにも対応できます。
搭載機種:スティーレ
コスパランキング ベスト3
8シリーズの中から、Amazon実勢価格と搭載機能のバランスで選んだコスパベスト3です。
🥇 バルケッタFカスタム 150DH
Amazon実勢 約24,000円 | フォールレバー+速度表示+巻上距離アラーム+DHXG展開
プレミアムと同等のフォール戦略機能が、半額近い価格で手に入る。
コスパで選ぶなら文句なしの1位。
🥈 バルケッタBB 150DH-HG
Amazon実勢 約11,000円 | カウンター+ダブルハンドルがこの価格
カウンター+ダブルハンドルで1万円ちょっと。
タイラバ入門の最初の1台にちょうどいい。
🥉 ゲンプウXT 150
Amazon実勢 約10,000円 | 195gの軽さ+船釣り全般で使える汎用性
カウンターなしだけど、1万円以下で始められる圧倒的コスパ。
カワハギやマルイカにも使える万能選手。
基本メンテナンス
ベイトリールは海水が入りやすい構造なので、メンテナンスをサボると回転性能がガクッと落ちます。
釣行後(毎回)
ドラグを締めた状態で、真水のシャワーで軽く流します。
カウンター付きモデルは水没させないこと。
シャワー程度なら問題ありませんが、バケツにドボンはNGです。
水気を拭き取ったら、ドラグを緩めて風通しのいい場所で乾燥させてください。
月1〜2回
ハンドルノブ・レベルワインド・クラッチ周りにオイルを1滴ずつ注油。
フォールレバー搭載機(バルケッタプレミアム・Fカスタム・グラップラー#150)は、レバーの可動部にもオイルを差しておくと動きがスムーズに保てます。
年1回
シマノのオーバーホールサービスに出すのがおすすめです。
特にマイクロモジュールギア搭載機(スティーレ、バルケッタプレミアム、グラップラー#150)は、ギアのグリスアップが性能維持に直結します。
よくある質問(FAQ)
カウンター付きとカウンターなし、どっちがいい?
タイラバではカウンター付きを強くおすすめします。
水深と巻上距離が数字で見えるので、パターンの再現がしやすくなります。
カウンターなし(スティーレ・グラップラー#150・ゲンプウXT・ゲンプウ)は、巻き心地や軽さを最優先する人、他の釣種でも兼用したい人向けです。
フォールレバーは必要?
あると釣りの幅が広がりますが、なくてもタイラバはできます。
フォールレバーが効くのは「フォール中のバイトを狙いたい」「フォール速度を意図的に変えたい」場面。
巻き巻きして等速巻きだけで釣るスタイルなら、フォールレバーなしでも問題ありません。
スティーレでタイラバはできる?
できます。
カウンターはないですが、マイクロモジュールギアの巻き心地と145gの軽さは等速巻きに最適。
SVSブレーキ搭載なのでキャスティングタイラバにも使えるのが独自の強みです。
グラップラー#150とバルケッタFカスタム、どっちがいい?
カウンターが欲しいならバルケッタFカスタム、カウンターなしでOKならグラップラー#150。
グラップラー#150はマイクロモジュールギア+フォールレバー+HAGANEボディ+X-プロテクトとスペックが高く、Amazon実勢もFカスタムより安い。
ライトジギングにも使いたい人はグラップラー#150、タイラバ専用でカウンター必須の人はFカスタムが合います。
PGとHG、タイラバにはどっち?
タイラバの等速巻きにはPGの方がリズムを作りやすいです。
ただし、深場(80m以上)での回収を考えるとHGの方が楽。
迷ったらHGを選んでおけば、巻き速度の調整で対応できるので汎用性が高いです。
ロープロファイルと丸型、タイラバにはどっち?
どちらでもタイラバはできますが、最近はロープロファイルが主流。
ロープロファイルの方がパーミングしやすく、ロッドとの一体感が出るので等速巻きが安定します。
丸型はボディ剛性が高いので、大鯛やブリ混じりの状況では安心感があります。
カウンターの電池交換はどうやるの?
バルケッタ系のカウンター付きモデルはユーザー自身で電池交換が可能です(CR2032ボタン電池)。
本体側面のカバーをコインで回して開けるだけなので、釣り場でも交換できます。
予備電池を1個タックルボックスに入れておくと安心です。
関連記事
→ 丸型 vs ロープロファイル | ベイトリールの違いを解説
※ スペック表の価格は税抜き定価(メーカー希望小売価格)です。
※ 本文中の価格はAmazon等の実勢価格を参考にしています。
※ スペック・価格は2026年5月時点の情報です。
※ 最新情報はシマノ公式サイトでご確認ください。
※ 左ハンドルモデル(101系/151系/201系)は右ハンドルと同スペックです。

