ダイワの船テンヤタチウオ用カウンター付きリール比較!ライトSW X ICからソルティガICまで!2026年版


ダイワのカウンター付きって、名前に「IC」が付くのは分かるんですが、1.6万円のと10万円のが同じICを名乗ってるのが謎なんですよね
ダイワのICカウンター付き両軸リールは、船タチウオで使える範囲だけ数えても8機種あります。
下はライトSW X ICの税抜16,000円、上はソルティガ IC 300番の101,000円。

ティエラ IC 150 と ティエラ IC 150-C、名前がほぼ同じなのに2万5千円も違うのはなんで?

安いICカウンターでも、水深が出るなら結局おなじじゃないの?
この記事で並べるのは、ライトSW X IC・ライトゲーム X IC・ライトゲーム RX IC・ライトゲーム IC・ティエラ IC 150・ティエラ エア IC、そしてコネクテッド対応のティエラ ICとソルティガ ICの8機種です。
ダイワの場合、値段の差がそのままボディ素材やギアの差になっている、という単純な話ではありません。
効いてくるのはICカウンターそのものの世代差のほう。
数値と機能の記載は、すべてダイワ公式サイトの製品ページと2026年カタログの掲載値をそのまま使いました。
・ダイワのICカウンターが、デプスアラームと落下スピード表示で世代分けされていること
・8機種の定価・自重・巻上長・PE容量・ハンドルアーム長の一覧
・電池を自分で替えられる機種と、SLP預かりになる機種の境目
・130mmアルミダブルハンドルが手に入る、いちばん安いライン
・ティエラ IC 150 と ティエラ IC 150-C という紛らわしい2台の違い
・テンヤタチウオ目線のコスパランキング ベスト3と、ロッドとの組み合わせ3パターン
テンヤタチウオで1台選ぶなら、ダイワ ライトゲーム RX IC の150-DHです。
10mごとのデプスアラーム、巻上げと落下のスピード表示、LEDバックライト、そしてコイン1枚でできるセルフ電池交換。
上位機と同じ土俵に立つIC機能がひととおり載って、税抜24,600円。
フレームはアルミのハイパーアームドハウジングで、110mmダブルハンドルとPE0.4号から使えるエコノマイザーまで付いてきます。
この価格帯で機能の取りこぼしがほぼ無いのがRX ICの立ち位置。
8機種を1台ずつ見た表は、このあとの各セクションにあります。
ダイワのICは、値段よりも世代で中身が入れ替わる
8機種すべてに、10cm単位の水深カウンターと船べりアラームは載っています。
共通なのはそこまで。
分かれ目になるのは次の4つです。
- デプスアラーム:設定した深さでアラーム音が鳴る機能。カウンターを見ずにタナを追える。
- 巻上げ・落下スピード表示:誘い上げの速度と、テンヤやジグが沈む速度を数字で出す。
- LEDバックライト:夜明け前の出船と、日没まで粘る秋のタチウオで効いてくる。
- セルフ電池交換:コイン1枚で電池ぶたを開けられるか、SLPへ送るか。
この4つを8機種で並べると、ダイワの価格ラダーの正体が見えてきます。
| 機種 | デプスアラーム | 巻上げ/落下スピード | LEDバックライト | セルフ電池交換 | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|---|
| ライトSW X IC | なし(船べりアラームのみ) | なし | なし | 公式に記載なし | 16,000円 |
| ライトゲーム X IC | なし(船べりアラームのみ) | なし | なし | 不可(SLP預かり) | 16,800円〜 |
| ライトゲーム RX IC | あり(10mごと) | あり | あり | 可 | 24,600円〜 |
| ライトゲーム IC | あり(鳴らす回数を選択) | あり | あり | 可 | 35,000円〜 |
| ティエラ IC 150 | あり(鳴らす回数を選択) | あり | あり | 可 | 48,000円 |
| ティエラ エア IC | あり(鳴らす回数を選択) | 巻上げのみ | あり | 可 | 49,900円 |
| ティエラ IC 150/300-C | あり(アプリ設定対応) | あり | あり | 可 | 73,800円〜 |
| ソルティガ IC 100/300-C | あり(アプリ設定対応) | あり | あり | 可 | 100,000円〜 |
境目は、はっきり2万円台の前半にあります。
1万円台の2機種は、水深を表示して船べりで鳴るだけ。
ライトゲーム RX ICから上は、アラームもスピード表示もバックライトも全部入りになります。

つまりRX ICから上は「機能」ではなく「素材と精度」にお金を払っている、という整理になりますよ
もうひとつ、地味に効くのが電池ぶたです。
ライトゲーム X ICの公式ページには「電池交換は作業が複雑なため防水性能を維持するためSLP預かりになります」と書かれています。
秋の週末に電池が落ちたら、次の乗合には間に合わない可能性が高い。
ここは価格表には出てこないランニングコストの差だと思っています。
誘い上げの釣りで効くのは、ハンドルの長さとスプール容量
テンヤタチウオは、着底させてから一定のリズムで誘い上げる釣りです。
ハンドルを回している時間が、1日のうちで異常に長い。
そのぶん、スペック表の中でも見るところが偏ります。
- ハンドルアーム長:ダイワのダブルハンドルは100mm・110mm・130mmの3段階。130mmはティエラ IC 150、コネクテッド版のティエラ IC、ソルティガ ICのダブルハンドル機にしか載りません。ダイワは130mmロングについて「ハイギアでも軽い巻き上げや等速巻きが実現可能」と説明していて、誘い上げの等速性そのものを狙った仕様です。
- PE容量:150番クラスならPE1号400mから2号200mが標準。大阪湾や東京湾のテンヤなら足ります。例外がティエラ エア ICで、PE1号100m・0.8号120mと一気に細くなります。
- 自重:165g(ティエラ エア IC)から425g(ソルティガ IC 300番)まで、実に260gの開き。8機種とも丸型ではなくロープロ形状なので、この差はそのまま手首に来ます。
- 巻上長:ハンドル1回転55cmのパワー型から、96cmのXHまで。誘い幅を細かく刻むならPやノーマル、手返しを取るならHやXH。テンヤなら70cm前後が扱いやすいと感じています。

ハンドル長はカタログでいちばん読み飛ばされる数字だと思うんですが、誘い上げを一日やると効いてきますね
右ハンドルと左ハンドルは、型番の末尾に「L」が付くかどうかで分かれます。
末尾にLが無ければ右、Lが付けば左。
竿を持つ手と巻く手が固定される釣りなので、ここは好みで割り切って構いません。
竿側から先に決めたい場合の考え方は、シマノのテンヤタチウオロッド「サーベルマスター」全7シリーズ比較で調子と長さを整理しています。
← スワイプで全機種を比較できます →
| フラッグシップ | ハイエンド | ハイエンド | ハイエンド | ミドルレンジ | ミドルレンジ | エントリー | エントリー | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 写真 | ||||||||
| 機種 | ソルティガ IC 100/300-C 100番・300番/ロープロ | ティエラ IC 150/300-C 150-C/300-C(コネクテッド) | ティエラ エア IC 100H/100XH | ティエラ IC 150 2026年5月発売/150-DH・150H-DH・150H | ライトゲーム IC 150番/200番 | ライトゲーム RX IC 150番/200番/300番 | ライトゲーム X IC 150番/200番 | ライトSW X IC LIGHT SW X IC/同L |
| 希望本体価格(税抜) | 100,000円(100番)<br>101,000円(300番) | 73,800円(150番)<br>76,100円(300番) | 49,900円 | 48,000円 | 35,000円(150番)<br>38,900円(200番) | 24,600円〜28,500円 | 16,800円〜20,400円 | 16,000円 |
| 番手・ラインナップ | 100P-DH-C/100-C/100H-C 300-C/300H-SJ-C 各左ハンドル(100L-C など)あり | 150H-C/150XH-C/150XH-DH-C 300-C/300H-C 各左ハンドル(150HL-C など)あり | 100H/100XH 各左ハンドル(100HL・100XHL)あり | 150-DH/150H-DH/150H 各左ハンドル(150L-DH など)あり | 150-DH/150/200 各左ハンドル(150L-DH など)あり | 150-DH/150/150H/200/300P 各左ハンドル(150L-DH など)あり | 150-DH/150/200 各左ハンドル(150L-DH など)あり | LIGHT SW X IC(右) LIGHT SW X IC L(左) |
| 自重 | 330g(100番) 400g(300-C)/425g(300H-SJ-C) | 270g(150H-C)/285g(150XH-C) 295g(150XH-DH-C)/375g(300番) | 165g(全モデル共通) | 230g(150H) 235g(150-DH・150H-DH) | 215g(150-DH)/220g(150) 240g(200) | 235g(150・150-DH) 245g(150H・200)/240g(300P) | 230g(150-DH)/260g(150) 250g(200) | 240g |
| 巻上長(ハンドル1回転) | 55cm(100P-DH-C)/72cm(100-C) 82cm(100H-C)/86cm(300-C) 100cm(300H-SJ-C) | 80cm(150H-C)/96cm(150XH系) 78cm(300-C)/91cm(300H-C) | 66cm(100H)/76cm(100XH) | 70cm(150-DH) 80cm(150H・150H-DH) | 70cm(全モデル・ギア比6.3) | 72cm(150・150-DH・200) 83cm(150H)/62cm(300P) | 69cm(全モデル・ギア比6.3) | 69cm(ギア比6.3) |
| PE糸巻量(号-m) | 100番 1-400/1.5-250/2-200 300番 1.2-600/1.5-500/2-400 | 150番 1-400/2-200 300番 2-400/3-250 | 0.6-200/0.8-120/1-100 | 1-400/2-200 | 150番 2-200/3-130 200番 2-320/3-200 | 150番 1-400/1.5-250/2-200 200番 1.5-450/2-300/3-200 300番 2-400/3-250/4-200 | 150番 1-400/1.5-250/2-200 200番 2-300/3-200/4-160 | 1-200/0.8-300 (PE1号200mの浅溝スプール) |
| 最大ドラグ力 | 7.0kg(100-C・100H-C) 8.0kg(100P-DH-C) 10.0kg(300番) | 7.0kg(150H-C)/5.0kg(150XH系) 10.0kg(300番) | 5.0kg(100H)/4.5kg(100XH) | 5.0kg | 5.0kg(150番)/6.0kg(200番) | 5.0kg(150番)/6.0kg(200番) 9.0kg(300P) | 5.0kg | 5.0kg |
| ボディ・ギア・BB | ハイパーアームドハウジング(フルアルミ・マシンカット) ハイパードライブデジギア(歯幅UP仕様)+ハイパーダブルサポート ベアリング11個(100P-DH-Cは13個) | ハイパーアームドハウジング(フルアルミ) ハイパードライブデジギア(歯幅UP仕様)+ハイパーダブルサポート ベアリング9個 | ザイオン製フレーム+サイドプレート ハイパードライブデジギア+ハイパーダブルサポート(G1ジュラルミンギア) ベアリング6個 | ハイパーアームドハウジング(アルミフレーム) ハイパードライブデジギア(歯幅UP仕様)+ハイパーダブルサポート ベアリング6個 | ハイパーアームドハウジング(アルミフレーム) ハイパードライブデジギア+ハイパーダブルサポート+ハイパータフクラッチ ベアリング5個 | ハイパーアームドハウジング(アルミフレーム) 高強度真鍮ギア ベアリング5個 | 高剛性アルミフレーム 高強度真鍮ギア ベアリング5個 | スーパーメタルフレーム(アルミ) 高強度真鍮ギア ベアリング5個 |
| デプスアラーム | ○ アプリ設定対応 | ○ アプリ設定対応 | ○ 鳴らす回数を選択 | ○ 鳴らす回数を選択 | ○ 鳴らす回数を選択 | ○ 10mごと | — | — |
| セルフ電池交換 | ○ 交換可 | ○ 交換可 | ○ 交換可 | ○ 交換可 | ○ 交換可 | ○ 交換可 | — SLP預かり | 公式に記載なし |
| ICカウンター機能 | 10cm単位水深・デプスアラーム 巻上&落下速度・タイマー・船べりアラーム LEDバックライト DAIWA CONNECTED対応 | 10cm単位水深・デプスアラーム 巻上げ&落下速度・LEDバックライト 電子ドラグサウンド/シンクロレベルワインド DAIWA CONNECTED対応 | 10cm単位水深・デプスアラーム 巻上げ速度・タイマー・LEDバックライト (落下速度表示は非搭載) | 10cm単位水深・デプスアラーム 巻上速度・落下速度・タイマー 船べりアラーム・LEDバックライト P3引き出し入力30-60m | 10cm単位水深・デプスアラーム 巻上速度・落下速度・タイマー 船べりアラーム・LEDバックライト P3引き出し入力30-60m | 10cm単位水深・デプスアラーム(10mごと) 巻上げ/落下スピード・タイマー 船べりアラーム・LEDバックライト | 10cm単位水深・船べりアラーム 道糸高切れ修正 (スピード表示・LEDバックライトは非搭載) | 10cm単位水深 船べりアラーム(巻上げ時・水深5mから1m間隔) 入力できるPEは0.8/1/1.5/2号の4種 |
| ハンドルアーム長 | 130mmアルミダブル(100P-DH-C) 75mm(100-C・100H-C) 80〜90mm(300番) | 130mmダブル(150XH-DH-C) 70mm(150H-C・150XH-C) 80mm(300番) | 110mmアルミ製ダブル | 130mmアルミ製ダブル(150-DH・150H-DH) 70mmシングル(150H) | 110mmロングダブル(150-DH) 70mmシングル(150・200) | 110mmダブル(150-DH) 70mmシングル(150・150H・200・300P) | 100mmダブル(150-DH) 50mm(150)/60mm(200) | 100mmダブル+大型EVAノブ |
| こんな人におすすめ | ジギングもタイラバも同じ1台で回す人。130mmアルミダブル×巻上55cmの100P-DH-Cは、テンヤの等速誘いをそのまま部品にした設定 | テンヤに加えてSLJやイカメタルまで1台で回す人。150XH-DH-Cは130mmダブルにギア比8.5・巻上96cmで、誘い上げより手返し寄りの設定 | 165gという軽さを最優先する人。PE1号100m・0.8号120mという糸巻量のため、水深40m前後の浅場のテンヤ向き | 130mmアルミダブルをいちばん安く手に入れたい人。235gは同じ130mmを持つ150-Cより60g軽く、誘い上げの回数が効く釣りで差が出る | 軽さで選ぶ人。150-DHの215gは8機種で2番目に軽い。ただしPE1号の公式糸巻量表記がなく、下巻き用のエコノマイザーも付属しない | 上位と同じIC機能を2万円台前半で取りにいく人。エコノマイザー付属でPE0.4号から使える。ギア素材とベアリング数は割り切る前提 | 乗合デビューの1台。エコノマイザー付きで下巻き不要。ただし電池交換がSLP預かりになるので、シーズン中に落ちると1台空く | 8機種でいちばん安い入口。PE1号200mの浅溝スプールが最初から入っていて下巻きが要らない。アラームが欲しくなったら買い替えになる |
タチウオで使えるダイワのカウンター付き両軸リール
掲載は税抜定価の高い順です。
ソルティガ IC 100/300-C
8機種のなかでここだけ税抜10万円台。
ハイパードライブデジギアの歯幅を広げた仕様で、公式は21年のソルティガ ICを超える回転性能だと書いています。
そのうえで、ダイワのICカウンターリールで初めてアノードプロテクションを搭載しました。
亜鉛のプレートに腐食を引き受けさせる、船外機まわりでおなじみの犠牲陽極の考え方です。
タチウオ目線で見ると、注目は100P-DH-Cというモデル。
ギア比4.8で巻上長55cm、そこに130mmのアルミダブルハンドルが付きます。
ゆっくり、等速で、力を入れずに誘い上げる。
テンヤの理想形をそのまま部品にしたような組み合わせですね。
| グレード | フラッグシップ(ロープロファイル) |
| ボディ | ハイパーアームドハウジング(フルアルミ・マシンカット) |
| ギアシステム | ハイパードライブデジギア(歯幅UP仕様)+ハイパーダブルサポート |
| ドラグ・ベアリング | ATD/最大7〜10kg/ベアリング11個(100P-DH-Cは13個) |
| ICカウンター | 10cm単位水深・デプスアラーム・巻上&落下速度・LEDバックライト・タイマー・船べりアラーム・電池交換可 |
| その他 | アノードプロテクション/電子ドラグサウンド/シンクロレベルワインド/DAIWA CONNECTED対応 |
| ハンドル | 130mmアルミダブル(100P-DH-C)/70-80mmアルミクランク(100-C・100H-C)/75-85mm(300-C)/85-95mm(300H-SJ-C) |
| 定価(税抜) | 100,000円(100番)/101,000円(300番) |
| モデル | 自重(g) | 巻上長(cm) | PE(号-m) | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| 100P-DH-C | 330 | 55 | 1-400/1.5-250/2-200 | 100,000円 |
| 100-C | 330 | 72 | 1-400/1.5-250/2-200 | 100,000円 |
| 100H-C | 330 | 82 | 1-400/1.5-250/2-200 | 100,000円 |
| 300-C | 400 | 86 | 1.2-600/1.5-500/2-400 | 101,000円 |
| 300H-SJ-C | 425 | 100 | 1.2-600/1.5-500/2-400 | 101,000円 |
※ 型番の末尾に「L」が付くモデルが左ハンドルです(100L-C など)。

タチウオ専用に10万円は勇気が要りますけど、ジギングもタイラバも同じ1台で回すなら話は変わってきます
スマホアプリと繋いだときに使えるのが、ドテラ流しでの水深表示です。
斜めに落ちていくラインの長さから、ルアーが実際にいる水深を演算して出してくれる機能。
船長のアナウンスする水深と、自分のカウンターの数字がずれる場面で効きます。
公式もこの機能を「ルアーの位置がより正確に把握可能になった」ものとして説明しています。
使えるのは型番末尾に「-C」が付くモデルだけなので、スマホ連携を前提に買うなら末尾の2文字を先に確認したいところ。
機械式の音出しピンをやめて、スプールの回転を検知して電子音でドラグの作動を知らせる仕組みです。
高音・中音・低音の3パターンから選べて、OFFにもできる。
タチウオの乗合は肩が触れる距離で並ぶので、音を切れるのは地味にありがたい仕様だったりします。
2026年のカタログには、21年モデルのソルティガ ICも税抜73,000円から併載されています。
コネクテッド機能とアノードプロテクションは載りませんが、100P-DHなら自重300g、25年モデルの100番(330g)より30g軽い数字です。
ハンドルは110mmダブルでギア比4.8・巻上54cm、誘い上げ向きという性格は25年のダブルハンドル機と変わりません。
スマホ連携に興味がないなら、21ソルティガ ICのほうが素直に安い、という見方もできます。
ティエラ IC 150/300-C
末尾に「-C」が付くほうのティエラ ICです。
電子ドラグサウンド、シンクロレベルワインド、フルアルミのハイパーアームドハウジング。
ソルティガ ICで並ぶ装備が、ほぼそのまま入っています。
公式の売り文句が「丸型リールに引けを取らない巻上げ性能」なので、狙いはライトジギング寄り。
テンヤタチウオで選ぶなら150XH-DH-Cで、130mmダブルハンドルにギア比8.5・巻上96cmという組み合わせになります。
ただ、これは誘い上げ用というより手返し用の設定。
加えて自重が295gあり、同じ150番でも26年のティエラ IC 150より60g重いのは正直気になるところです。
| グレード | ハイエンド(ロープロファイル・コネクテッド) |
| ボディ | ハイパーアームドハウジング(フルアルミ) |
| ギアシステム | ハイパードライブデジギア(150-Cは歯幅UP仕様)+ハイパーダブルサポート |
| ドラグ・ベアリング | ATD/最大5〜10kg/ベアリング9個 |
| ICカウンター | 10cm単位水深・デプスアラーム・巻上げ&落下速度・LEDバックライト・電池交換可 |
| その他 | 電子ドラグサウンド/シンクロレベルワインド/DAIWA CONNECTED対応 |
| ハンドル | 130mmダブル(150XH-DH-C)/70mmシングル(150H-C) |
| 定価(税抜) | 73,800円(150番)/76,100円(300番) |
| モデル | 自重(g) | 巻上長(cm) | PE(号-m) | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| 150H-C | 270 | 80 | 1-400/2-200 | 73,800円 |
| 150XH-DH-C | 295 | 96 | 1-400/2-200 | 73,800円 |
| 150XH-C | 285 | 96 | 1-400/2-200 | 73,800円 |
| 300-C | 375 | 78 | 2-400/3-250 | 76,100円 |
| 300H-C | 375 | 91 | 2-400/3-250 | 76,100円 |

タチウオ一本ならここまで要らないかもですが、SLJやイカメタルまで含めて1台で回す人にはハマりますよ
同じ150-Cでも、H系の最大ドラグ力が7kg、XH系は5kgと差があります。
ギア比を上げたぶんの逃がし方、といったところでしょうか。
タチウオ主体なら5kgで困ることはまず無いものの、青物が混じる海域では覚えておきたい数字です。
ライン放出時にレベルワインドが左右へ追従する機構です。
ラインが横に擦れないので、落下の抵抗が減ってテンヤの沈下がスッと入ります。
潮が速い日ほど差が出る部分かなと思います。
ティエラ エア IC
165gという数字が、この機種のすべてです。
フレームとサイドプレートにザイオンを使い、細いPEでの糸ガミ対策にベイトフィネス由来のスプール形状まで持ち込みました。
公式が想定しているのはイカメタルとバチコンです。
そこにテンヤタチウオを重ねると、引っかかるのが糸巻量。
PE1号が100m、0.8号でも120mしか入りません。
水深40m前後の大阪湾や瀬戸内のライトなテンヤなら足りますが、東京湾や相模湾で深いポイントに当たると心もとない。
軽さと引き換えに使える場所が限られる、という理解で選ぶ機種ですね。
| グレード | ハイエンド(軽量ロープロファイル) |
| ボディ | ザイオン製フレーム+サイドプレート |
| ギアシステム | ハイパードライブデジギア+ハイパーダブルサポート(G1ジュラルミンギア) |
| ドラグ・ベアリング | ATD/最大4.5〜5kg/ベアリング6個 |
| ICカウンター | 10cm単位水深・デプスアラーム・巻上げ速度・LEDバックライト・タイマー・電池交換可(落下速度表示は非搭載) |
| その他 | 糸ガミ軽減スプール/110mmアルミ製ダブルハンドル |
| 定価(税抜) | 49,900円 |
| モデル | 自重(g) | 巻上長(cm) | PE(号-m) | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| 100H | 165 | 66 | 0.6-200/0.8-120/1-100 | 49,900円 |
| 100XH | 165 | 76 | 0.6-200/0.8-120/1-100 | 49,900円 |

8機種で次に軽いライトゲーム ICが215gなので、165gは一段違う数字ですね。ただタチウオ一本を狙って買う機種ではないかな、というのが正直なところ
デプスアラームもタイマーもLEDバックライトも載っているのに、公式のIC機能一覧に落下速度表示だけがありません。
巻上げ速度は出ます。
フォールで食わせるタチウオジギングに寄せたい人は、ここを確認してから決めたほうがいいところ。
ティエラ IC 150
2026年5月に出た、末尾に「-C」の付かないほうのティエラ IC 150です。
コネクテッド機能は載りません。
そのかわり、ハイパードライブデジギアは歯幅UP仕様という上位と同じ手当てが入っていて、公式は前作のティエラ A IC以上の巻上げトルクだと説明しています。
タチウオ目線でいちばん大きいのは、ダブルハンドルの2モデルに130mmのアルミ製ダブルハンドルが付くこと。
この長さのダブルハンドルは、上はソルティガ ICとティエラ IC 150-Cにしかありません。
それが税抜48,000円まで降りてきた、というのがこの機種の存在意義だと思っています。
自重も150-DHで235g。
25年のコネクテッド版より60g軽く、誘い上げの回数が効いてくる釣りでは無視できない差になります。
| グレード | ハイエンド(ロープロファイル) |
| ボディ | ハイパーアームドハウジング(アルミフレーム) |
| ギアシステム | ハイパードライブデジギア(歯幅UP仕様)+ハイパーダブルサポート |
| ドラグ・ベアリング | ATD/最大5kg/ベアリング6個 |
| ICカウンター | 10cm単位水深・デプスアラーム・巻上速度・落下速度・タイマー・船べりアラーム・LEDバックライト・電池交換可 |
| その他 | 130mmアルミ製ダブルハンドル(150-DH/150H-DH)/P3引き出し入力30-60m仕様 |
| 定価(税抜) | 48,000円 |
| モデル | 自重(g) | 巻上長(cm) | PE(号-m) | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| 150-DH | 235 | 70 | 1-400/2-200 | 48,000円 |
| 150H-DH | 235 | 80 | 1-400/2-200 | 48,000円 |
| 150H | 230 | 80 | 1-400/2-200 | 48,000円 |

名前がティエラ IC 150で、上に ティエラ IC 150-C がいる。この命名はさすがに紛らわしいと思いますよ
150-DHが6.3で巻上70cm、150H-DHが7.1で80cm。
誘い上げの幅を細かく刻みたいなら70cmのほう、手返し重視なら80cmのほうが向きます。
ダブルハンドルは両方に用意されているので、そこで悩まなくていいのは親切な設計ですね。
ライトゲーム系に付属する細糸用のエコノマイザーは、ティエラ IC 150には入っていません。
公式が案内しているのはPE0.8号300mの下巻きなので、細いPEで浅場を釣る人は手間がひとつ増える計算になります。
定価で25,800円差、実売でも2万円以上の開きがあります。
その差でスマホ連携と電子ドラグサウンドとフルアルミボディを買うかどうか。
タチウオの誘い上げだけを考えるなら、130mmダブルと軽さが揃っているこちらで釣りは組み立てられます。
ライトゲーム IC
ライトゲームという名前が付く3機種の、いちばん上です。
デジギア・ダブルサポート・アームドハウジング・タフクラッチというハイパードライブデザインの4点セットが丸ごと入っています。
150-DHの自重215gは、ティエラ エア ICに次ぐ軽さ。
110mmダブルハンドルも標準で、公式の対応魚種の筆頭にタチウオが挙がっています。
ひとつ引っかかるのが糸巻量で、公式表記はPE2号200m・3号130m。
PE1号を使いたい人向けの数字が出ていないうえ、下巻き用のエコノマイザーも付属しません。
| グレード | ミドルレンジ(ロープロファイル) |
| ボディ | ハイパーアームドハウジング(アルミフレーム) |
| ギアシステム | ハイパードライブデジギア+ハイパーダブルサポート+ハイパータフクラッチ |
| ドラグ・ベアリング | ATD/最大5〜6kg/ベアリング5個 |
| ICカウンター | 10cm単位水深・デプスアラーム・巻上速度・落下速度・タイマー・船べりアラーム・LEDバックライト・電池交換可 |
| その他 | 110mmロングハンドル(150-DH)/P3引き出し入力30-60m仕様 |
| 定価(税抜) | 35,000円(150番)/38,900円(200番) |
| モデル | 自重(g) | 巻上長(cm) | PE(号-m) | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| 150-DH | 215 | 70 | 2-200/3-130 | 35,000円 |
| 150 | 220 | 70 | 2-200/3-130 | 35,000円 |
| 200 | 240 | 70 | 2-320/3-200 | 38,900円 |

軽さで選ぶならこれ、糸巻量の融通で選ぶなら下のRX IC。同じライトゲームでも性格が逆なんですよね
道糸の入力方法にP3という項目が追加されていて、30mから60mを引き出して覚えさせられます。
船宿で巻いてもらったラインでも、実測から入力できるのは助かるところ。
ティエラ IC 150とソルティガ IC以外の下位機には無い機能です。
定価では1万円以上の差があるのに、実売だと2万円台の半ばで並んでくる時期があります。
その値段で見つけたなら、20g軽くてハイパードライブデザイン一式が入るこちらは十分に候補。
ただし糸巻量の融通と、150Hという7.3ギアの選択肢はRX IC側にしかありません。
ライトゲーム RX IC
この記事でいちばん推したいのがRX ICです。
10mごとに鳴るデプスアラーム、巻上げと落下のスピード表示、タイマー、LEDバックライト。
上の機種と同じ土俵に立つIC機能が、税抜24,600円から手に入ります。
フレームはアルミのハイパーアームドハウジングで、コインで開けられるセルフ電池交換にも対応。
さらに150サイズにはエコノマイザーが2種類付属していて、PE0.4号から下巻きなしで使えます。
PE1号400mからPE0.4号200mまで1台でカバーできる幅の広さ。
テンヤタチウオでもイカメタルでも同じリールで済ませたい人には効く仕様ですね。
ギア比も5.5・6.4・7.3の3段階が用意されていて、誘いの速度に合わせて選べます。
| グレード | ミドルレンジ(ロープロファイル) |
| ボディ | ハイパーアームドハウジング(アルミフレーム) |
| ギアシステム | 高強度真鍮ギア |
| ドラグ・ベアリング | 最大5〜9kg/ベアリング5個/ドラグ引出しクリック |
| ICカウンター | 10cm単位水深・デプスアラーム(10mごと)・巻上げ/落下スピード・タイマー・船べりアラーム・LEDバックライト・電池交換可 |
| その他 | 110mmダブルハンドル(150-DH)/エコノマイザーH・L付属(150サイズ)/PE0.4号から入力可 |
| 定価(税抜) | 24,600円〜28,500円 |
| モデル | 自重(g) | 巻上長(cm) | PE(号-m) | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| 150-DH | 235 | 72 | 1-400/1.5-250/2-200 | 24,600円 |
| 150 | 235 | 72 | 1-400/1.5-250/2-200 | 24,600円 |
| 150H | 245 | 83 | 1-400/1.5-250/2-200 | 27,200円 |
| 200 | 245 | 72 | 1.5-450/2-300/3-200 | 28,200円 |
| 300P | 240 | 62 | 2-400/3-250/4-200 | 28,500円 |
※ 公式に「ハンドルノブの互換性はありません」と注記があるので、ノブ交換前提で買うなら要確認です。

ここから上は素材と剛性にお金を払う世界。機能だけで見るならRX ICで打ち止めでいいと思いますよ
150と150-DHは大型EVAノブ、150Hだけがアルミラウンドノブになります。
公式もこのノブについて、ライトジギングやタイラバまで含めたパワフルな巻上げ向きだと書いています。
ジグを使うタチウオまで見ているなら、7.3ギアのシングルハンドルという選び方も面白いところ。
ギアは高強度真鍮で、上位のようなハイパードライブデジギアではありません。
ベアリングも5個どまり。
巻き心地の滑らかさと、その持続という点では、上位機と並べれば差は出てきます。
そこを承知のうえで機能を取りにいく機種、という位置づけですね。
ライトゲーム X IC
アルミフレームに100mmダブルハンドル、そしてエコノマイザー2種が付いて16,800円。
公式の対応魚種にもタチウオが先頭で挙がっていて、狙いはまさに乗合デビュー層です。
ただし、ここで電池交換がSLP預かりになります。
公式ページの注記は「作業が複雑なため防水性能を維持するため」。
10月から12月の週末に電池が落ちると、シーズンの真ん中で1台空く計算になります。
| グレード | エントリー(ロープロファイル) |
| ボディ | 高剛性アルミフレーム |
| ギアシステム | 高強度真鍮ギア |
| ドラグ・ベアリング | 最大5kg/ベアリング5個 |
| ICカウンター | 10cm単位水深・船べりアラーム・道糸高切れ修正(デプスアラーム/スピード表示/LEDバックライトは非搭載) |
| その他 | 100mmダブルハンドル(150-DH)/エコノマイザーH・L付属(150サイズ)/電池交換はSLP預かり |
| 定価(税抜) | 16,800円〜20,400円 |
| モデル | 自重(g) | 巻上長(cm) | PE(号-m) | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| 150-DH | 230 | 69 | 1-400/1.5-250/2-200 | 16,800円 |
| 150 | 260 | 69 | 1-400/1.5-250/2-200 | 18,600円 |
| 200 | 250 | 69 | 2-300/3-200/4-160 | 20,400円 |

同じ150番でもダブルハンドル仕様のほうが30gも軽いという、珍しいパターンです
150サイズは、エコノマイザーHを入れればPE0.6号200m、Lを入れればPE1号200mという設定になります。
何も入れなければPE1号400m。
この価格帯で下巻きが要らないのは、素直にありがたい装備です。
ライトSW X IC
ダイワのICカウンター機で、いちばん安いのがこれです。
スーパーメタルフレーム、100mmダブルハンドル、大型EVAノブ。
そしてPE1号200mの浅溝スプールが最初から入っていて、下巻きが要りません。
カウンターの初期設定もPE1号200mになっているので、買ってきて糸を巻けばそのまま船に乗れます。
ただしIC機能は、10cm単位の水深表示と船べりアラームだけ。
入力できるPEも0.8号・1号・1.5号・2号の4種類に限られます。
| グレード | エントリー(ロープロファイル) |
| ボディ | スーパーメタルフレーム(アルミ) |
| ギアシステム | 高強度真鍮ギア |
| ドラグ・ベアリング | 最大5kg/ベアリング5個 |
| ICカウンター | 10cm単位水深・船べりアラーム(巻上げ時、水深5mから1m間隔) |
| その他 | 100mmダブルハンドル+EVAノブ/PE1号200m浅溝スプール/ワンプッシュONクラッチ/ラインストッパー |
| 定価(税抜) | 16,000円 |
| モデル | 自重(g) | 巻上長(cm) | PE(号-m) | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| LIGHT SW X IC | 240 | 69 | 1-200/0.8-300 | 16,000円 |
| LIGHT SW X IC L | 240 | 69 | 1-200/0.8-300 | 16,000円 |

初めての1台としては素直に良い機種です。ただアラームが欲しくなったら結局買い替えになるので、そこだけ覚悟の上で
巻き上げ時、水深5mから1m間隔でアラームが鳴る仕様です。
穂先までテンヤを巻き込むトラブルを防ぐための機能で、タチウオの歯を気にしながら回収する釣りではこの1m刻みが効いてきます。
アラームの鳴らし方が、ダイワとシマノでいちばん違う
ここは公式の書き方を並べると差がはっきり出るので、正直に書いておきます。
ダイワのデプスアラームは、ライトゲーム RX ICの公式説明が「水深10mごとにアラーム音でお知らせ」。
ライトゲーム IC以上では、鳴らす回数を1回・3回・5回から選べる方式になり、出荷時はフォール5回・アップ1回に設定されています。
つまり調整できるのは鳴らす回数であって、鳴らす間隔ではない、という書き方です。
一方のシマノは、バルケッタFカスタム以上に巻上距離アラームという機能を載せています。
着底から何m巻いた時点で鳴らすかを、自分で決められる仕組み。
誘い上げの幅が5mの日と10mの日で設定を変えたい、というテンヤタチウオの要求には、こちらのほうが素直に噛み合います。

アフィリエイトの記事でこれを書くのは損なんですが、誘い幅を音で管理したい人はシマノを見たほうが早いです
逆に、ダイワが強いのはタナそのものの管理です。
10mごとに鳴るということは、船長が「40m」と言った層へ入れる作業を、カウンターを見ずに済ませられるということ。
そこにフォールと巻上げのスピード表示が乗るので、落とす速さも数字で再現できます。
誘い幅で釣るならシマノ、タナと速度で釣るならダイワ。
シマノ側の中身はシマノのタチウオ用カウンター付きリール全7機種比較にまとめてあります。
テンヤタチウオ目線のコスパランキング ベスト3
🥇 1位:ライトゲーム RX IC 150-DH
税抜24,600円、実売は2万円弱。
デプスアラーム、巻上げと落下のスピード表示、LEDバックライト、セルフ電池交換。
上位機のIC機能がここで全部そろいます。
アルミフレームに110mmダブルハンドル、PE0.4号から使えるエコノマイザーまで付属。
ギアは高強度真鍮なので、巻き心地の滑らかさを最優先する人は上を見てください。
🥈 2位:ライトSW X IC LIGHT SW X IC
税抜16,000円、実売は1万円台前半。
PE1号200mの浅溝スプールと100mmダブルハンドルが最初から付くので、買い足すものがありません。
IC機能は水深表示と船べりアラームだけ。
デプスアラームもバックライトもありません。
年に数回の乗合で、まずタチウオを釣ってみたいという入口ならここで足ります。
🥉 3位:ティエラ IC 150 150-DH
税抜48,000円、実売は3万円台の半ば。
130mmアルミダブルハンドルと歯幅UPのハイパードライブデジギアが、この価格で手に入る唯一のライン。
自重235gも、同じ130mmダブルを持つ25年モデルより60g軽い。
テンヤを何シーズンも続ける前提なら、ここまで来る価値は十分あります。
ロッドとの組み合わせ3パターン
竿はダイワのタチウオ専用シリーズから選びました。
はじめの1式:メタリア テンヤ タチウオ × ライトゲーム RX IC
2026年7月に出たメタリア テンヤ タチウオは、メタルトップに穂先部のエアガイドシステムを合わせた新シリーズ。
82S-180・Eは自重102g、テンヤ負荷30〜60号で税抜44,000円。
そこに機能が全部乗ったRX ICを合わせると、竿とリールの定価合計は税抜68,600円になります。
誘い上げを詰める:極鋭 テンヤタチウオ × ティエラ IC 150
極鋭テンヤタチウオ 82S-180は、穂先径0.7mmのスーパーメタルトップにエアガイドシステムを組んだ税抜64,500円のモデル。
穂先で見て、130mmダブルハンドルで等速に上げる。
テンヤタチウオの情報の取り方が、竿とリールの両側からそろう組み合わせです。
ジグも投入する:極鋭 タチウオゲーム × ソルティガ IC 100-C
極鋭タチウオゲーム MH-175は錘負荷40〜80号、自重89gで税抜62,000円。
ソルティガ IC 100H-Cの巻上82cmと合わせると、ジグを動かす釣りまで含めて1本で回せます。
タチウオジギングにタイラバのタックルを流用する手もあって、その考え方はタチウオジギングにタイラバタックルを流用!オススメのロッドとリールの紹介もで書きました。

テンヤとジギングを両方やるなら、リールを1台で兼ねるより竿から役割を分けたほうが結局ラクだったりします
ICカウンター機の手入れは、電池ぶたから逆算する
普通の両軸リールに電子部品が乗っているぶん、手入れの項目がひとつ増えます。
ドラグを締めた状態で、真水を弱く当てて塩を流します。
液晶まわりに水圧をかけないこと、高圧洗浄機を使わないこと。
拭き上げたらドラグを緩めて、風通しのいい日陰で乾かします。
レベルワインドの往復部とクラッチまわりに、リール用のオイルを少量。
ここに塩が噛むとテンヤの落ちが渋くなり、カウンターの数字も素直に出なくなります。
ソルティガ ICとティエラ IC 150-Cはシンクロレベルワインドなので、この部分の動きはとくに見ておきたいところ。
電池は、タチウオが始まる前に自分で替えておくのが確実です。
RX IC以上の6機種は防水仕様の電池ぶたが付いていて、コイン1枚で開けられます。
電池を抜いても糸の入力はやり直しになりません。
使うのはCR2032のコイン電池。
いっぽうライトゲーム X ICはSLP預かりなので、シーズンに入る前に出しておかないと間に合いません。

船の上で液晶が消えるのは笑えないので、初戦の前に替えておくのが精神衛生上いいですよ
よくある質問
ティエラ IC 150 と ティエラ IC 150-C は何が違いますか?
末尾の「-C」がスマホ連携の有無を示すサインです。
150-CはDAIWA CONNECTED対応で、電子ドラグサウンドとシンクロレベルワインド、フルアルミボディを持ちます。
価格は税抜73,800円。
2026年5月に出たティエラ IC 150は、それらを持たない代わりに48,000円。
自重も235gと、25年モデルより60g軽い。
テンヤタチウオにカウンター付きリールは必要ですか?
必須ではありませんが、あると釣りの組み立てが変わります。
タチウオは反応の出る層が数メートル単位で動くので、船長のアナウンスに数字で合わせられるかどうかが釣果に直結するため。
ダイワの場合、カウンターの無いフネ XTが税抜17,300円で、ICカウンター付きのライトSW X ICが16,000円。
価格差がほぼ無いので、迷う理由も薄いところです。
紅牙 IC とライトゲーム IC はどちらを選べばいいですか?
紅牙はタイラバ用としてまとめられたシリーズで、価格ラダーはライトゲーム系とほぼ同じ形に並んでいます。
紅牙 X ICが税抜16,000円、紅牙 RX IC 150が25,900円。
26紅牙 IC 150は49,300円という具合です。
タチウオを主体にするならエサ釣りまで想定されたライトゲーム系のほうが素直で、タイラバと兼ねたいなら紅牙という分け方になります。
150番と200番はどちらを選べばいいですか?
大阪湾・瀬戸内・東京湾のテンヤなら150番で足ります。
ライトゲーム RX IC 150ならPE1号400m、1.5号250m、2号200mが入るので、水深と号数の両面で余裕がある計算。
200番はPE1.5号450m・2号300mとさらに増えますが、そのぶん自重も増えます。
青物が混じる海域や、深場を狙う日が多い人向けです。
ダブルハンドルとシングルハンドルはどちらが向きますか?
誘い上げを一定の速度で繰り返す釣りなので、ダブルハンドルのほうが扱いやすいです。
ダイワも130mmロングハンドルについて、ハイギアでも軽い巻き上げと等速巻きが可能になる仕様として説明しています。
逆に、ジグを動かす釣りを混ぜるならアルミラウンドノブのシングルという手もあり、ここは好みの範囲です。
タイラバ用のリールをタチウオに流用できますか?
できます。
タイラバもタチウオも、カウンターでタナを管理してPE0.8〜1.5号を使うという点で条件が近いため。
流用の具体的な組み合わせはタイラバタックルを流用してテンヤタチウオ釣り!オススメのロッドとリール紹介もにまとめました。
関連記事
→ シマノのテンヤタチウオロッド「サーベルマスター」全7シリーズ比較
→ タイラバタックルを流用してテンヤタチウオ釣り!オススメのロッドとリール紹介も
※ 記事中のスペック・定価は、ダイワ公式サイトの各製品ページとダイワ2026年カタログ(税抜のメーカー希望本体価格)の数値です。
※ 出典はダイワ公式(source_tier: official)で、本文中の実売価格はAmazon等の実勢価格(2026年8月18日時点)を参考にしています。

