手持ちの竿でタチウオテンヤは代用できる?テンヤ負荷と調子と全長で検証してみた
船タチウオに誘われて、まず考えるのは「今ある竿でいけるかどうか」ではないでしょうか。
テンヤもジギングも道具立てはシンプルなので、船で貸し竿を借りるくらいなら手持ちで済ませたくなります。

船のライトゲームロッドを持ってるんですが、これでテンヤいけますか?

うちはバス竿とエギング竿しかないです…どっちかでも代わりになりますか?
タチウオテンヤの専用ロッドは、ダイワ・シマノともテンヤ負荷30〜60号で設計されています。
テンヤの号数は重さで、1号が3.75g。
30号で112.5g、40号で150g、50号で187.5g、60号なら225gになります。
手持ちの竿が代わりになるかは、まずこの重さを背負えるかどうかで決まります。
そして背負えたとしても、アタリが獲れるかどうかは別の話になってくるんですよね。

陸のルアーロッドはだいたい重さで落ちます。船竿は重さでは落ちなくて、調子で落ちる。この2段階ですね。
この記事でわかること
- タチウオテンヤ専用ロッド6シリーズの公式スペック(全長・自重・テンヤ負荷・税抜定価)
- 船のライトゲームロッドで代用できる番手と、できない番手の見分け方
- エギング・ティップラン・バス・シーバス・船キス・ひとつテンヤの各ロッドが、重さでどこまで届くか
- テンヤ竿でジギング、ジギング竿でテンヤという相互の流用がどこまで成立するか
- 代用をやめて買う場合の、2万円台から4万円台までの3本
代用先を探して一日ストレスを抱えるくらいなら、シマノのサーベルマスターBB 82MH180が答えです。
全長1.80m・自重110g・税抜定価21,000円で、船タチウオのテンヤに要る8:2調子がそのまま手に入ります。
手持ちで頑張りたい人は、ロッド別のところに書いてます。
代用できるか、テンヤ負荷と調子と全長で検証しました
タチウオテンヤの専用ロッドは、メーカーが違っても数字がきれいに揃っているんですよね。
ダイワの極鋭・瞬鋭・メタリア、シマノのサーベルマスター、主力の番手はどれもテンヤ負荷30〜60号。
全長は1.60mから1.95mが中心で、いちばん長い番手でも2.10m。
調子は型番の頭が82(8:2)か91(9:1)の先調子が主力です。
- 重さ:テンヤ30〜60号=112.5〜225gを背負えること
- 調子:8:2以上の先調子であること(6:4・7:3は胴が入る)
- 全長:1.60〜1.95mが中心。2mを超えると船縁での取り回しが落ちる

| モデル | 全長 | 自重 | テンヤ負荷 | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| サーベルマスターリミテッドテンヤ 82MH180 | 1.80m | 148g | 30〜60号 | 86,000円 |
| 瞬鋭テンヤタチウオEX R-SPEC 82-170 | 1.70m | 70g | 30〜60号 | 83,500円 |
| 極鋭テンヤタチウオ 82S-180 | 1.80m | 98g | 30〜60号 | 64,500円 |
| メタリアテンヤタチウオ 82-175・E | 1.75m | 102g | 30〜60号 | 43,500円 |
| サーベルマスターSSテンヤ 82MH180 | 1.80m | 149g | 30〜60号 | 37,500円 |
| サーベルマスターTT 82MH180 | 1.80m | 138g | 30〜60号 | 26,500円 |
アルファタックルの25アルファソニック タチウオテンヤ 185Mも、公式の錘負荷は30〜60号で同じ範囲。
全長1.85m・自重126g・希望小売価格45,000円で、こちらは公式サイトに税区分の記載がありません。
専用竿そのものを選ぶ段になったら、メーカー別の3本へ
上の表は各シリーズの主力番手を1本ずつ抜き出したものです。番手違い・調子違いを含めた全ラインナップはメーカー別に分けてあり、いま触れたアルファタックルは3本目に入っています。
代用したい竿がテンヤ50号=187.5gを平気で背負えるか。
ここが最初の分かれ目になります。

大阪湾だと40号か50号を使う日が多いです。150〜187gと考えると、陸のルアーロッドがどれだけ遠いかが見えてきます。
船のライトゲームロッドは代用できる?使えるのは82で始まる10番手だけ
手持ちで一番可能性があるのが、船のライトゲームロッドです。
シマノのライトゲームは現行4シリーズ(エクスチューン・XR・SS・BB)で39番手あり、錘負荷の上限は60号から150号まで。
テンヤ50号=187.5gは錘負荷50号ぶんなので、重さでは39番手すべてが通ります。
問題は調子のほうで、39番手のうち8:2は10番手しかありません。
残りの29番手は6:4と7:3、つまり胴から曲がる設計です。
| モデル | 全長 | 自重 | 錘負荷 | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| ライトゲームエクスチューン 82H185 | 1.85m | 155g | 30〜120号 | 64,000円 |
| ライトゲームエクスチューン 82MH190 | 1.90m | 134g | 20〜100号 | 63,500円 |
| ライトゲームXR 82H175 | 1.75m | 149g | 30〜100号 | 49,600円 |
| ライトゲームXR 82HH170 | 1.70m | 151g | 40〜120号 | 49,500円 |
| ライトゲームXR 82MH180 | 1.80m | 150g | 20〜80号 | 48,500円 |
| ライトゲームSS 82HH185 | 1.85m | 145g | 40〜120号 | 34,000円 |
| ライトゲームSS 82H185 | 1.85m | 140g | 30〜100号 | 33,500円 |
| ライトゲームSS 82MH185 | 1.85m | 135g | 20〜80号 | 33,500円 |
| ライトゲームBB 82H180 | 1.80m | 141g | 30〜100号 | 22,500円 |
| ライトゲームBB 82MH180 | 1.80m | 138g | 20〜80号 | 22,000円 |
10番手とも全長1.70〜1.90mで、専用のテンヤ竿と同じ範囲に入っています。
ダイワなら極鋭LGの82MH-175(錘負荷30〜100号・1.75m・86g・税抜68,000円)と91H-170(30〜100号・1.70m・89g・税抜68,500円)が同じ位置づけ。
ただ、64や73の番手しか持っていない場合は、釣れる日と釣れない日の差がはっきり出ます。
大阪湾でテンヤとジギングを併用した日に、シマノのライトゲームSSと専用のテンヤロッドを同じ船で持ち替えたことがあります。
アクションをつけたほうが反応がいい日は、やっぱり専用のテンヤロッドが強かったです。
胴が入る万能ライトゲームロッドは細かいアクションがつけにくく、バイブレーションや早めのワンピッチは入れられません。
その手のアクションにしか反応しない渋い日は、専用ロッドなら釣れるのに、それ以外のロッドでは全く釣れないという状況になる可能性もあります。

通常の7:4や6:4の万能ライトゲームロッドは、ただ巻きは強いけど細かいアクションがつけにくいです。特にバイブレーションや早めのワンピッチは絶対にできないので、そこにしか反応しない日はどうにもなりません。
逆に、ただ巻きで釣れる日は万能ロッドで問題ありません。
専用ロッドが常に上、という話ではないんですよね。
差が出るのは感度ではなく、アクションが入れられるかどうかのほうです。
エギングロッド・ティップランロッドは代用できる?重さが半分にも届きません
ティップランのロッドは、全長も先径もタチウオテンヤの専用竿によく似ています。
ダイワのエメラルダスX BOATは1.80〜2.13mで、アウトガイドの4機種は先径0.8〜0.9mm。
ただ、公式の適合エギ重量は511MLS-S・Eと65MLS-S・Eで18〜70g、いちばん強い70MS-S・Eでも25〜90gです。
タチウオテンヤのいちばん軽い30号が112.5gなので、ティップラン専用モデルでも下限にすら届きません。
陸っぱりのエギングロッドはもっと離れていて、エメラルダスXの対応エギは最大4.5号、全長は2.29mから2.67m。
ここで一つ引っかかりやすいのが号数の単位で、エギの号数は長さ(1号=約3cm)、テンヤの号数は重さ(1号=3.75g)です。
同じ「号」でも別物なので、4.5号のエギが使えるからテンヤ40号もいける、という計算にはなりません。

見た目はそっくりなのに、そんなに違うんですね…
竿としては代わりになりませんが、釣り方の感覚はかなり近いところがあります。
タチウオテンヤは、感覚的にはティップランに似ている釣り方だと思っています。
だからこの手の釣りは、他の釣りよりロッドの性能が釣果に大きく差が出ると思っているんですよね。
ティップランをやってきた人ほど、専用ロッドに替えたときの変化が分かりやすいかもしれません。
バスロッドとシーバスロッドは?重さが足りる番手はあるのに先径が2倍以上
「硬い竿ならいけるのでは」と最初に候補に挙がるのが、ビッグベイト用のバス竿とシーバス竿です。
2万円前後の番手だと、ダイワのブレイゾンやタトゥーラのスイムベイト対応が上限113g。
テンヤ40号の150gには37g足りません。
ところが上位機まで見ると、話が少し変わってきます。
ブラックレーベルトラベルのC61XXH-5・SBはMAX280g、全長1.85m、自重145g。
重さも長さも、タチウオテンヤが求める数字をそのまま満たしています。
| モデル | ルアー重量 | 全長 | 先径 | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| ブラックレーベル C611XH-SB | 14〜170g | 2.11m | 3.3mm | 51,000円 |
| ブラックレーベルトラベル C61XXH-5・SB | MAX280g | 1.85m | 2.2mm | 51,000円 |
| ソルティスト 80XXHB | MAX200g | 2.44m | 3.0mm | 38,500円 |
| ラテオ 80XHB・K | MAX130g | 2.44m | 3.0mm | 36,500円 |
| タトゥーラ 6111HRB-SB | 11〜113g | 2.11m | 1.6mm | 28,300円 |
| ブレイゾン C611H-SB | 11〜113g | 2.11m | 1.7mm | 21,800円 |
引っかかるのは先径で、重さが足りる2本は2.2mmと3.3mm。
専用テンヤ竿の0.7〜1.1mmに対して2倍から4倍以上あるので、テンヤのモタレは穂先に出てくれません。
しかも税抜51,000円。
メタリアテンヤタチウオの43,500円より高い竿を、代用のために船へ持ち込むことになります。
シーバス側もソルティストの80XXHBならMAX200gで重さは足りますが、全長2.44m・自重225gという数字は消えません。

隣と1mも離れていない乗合で2.4mの竿を振ると、自分が釣るより先に人に当たります。長さは重さより先に問題になりますね。
船キス竿とひとつテンヤ竿は?同じ「号」でも上限が25〜35号で止まります
船キス竿は全長1.68〜1.80m、自重59〜85gと、数字だけ見ればタチウオテンヤの理想形に近いです。
ところが錘負荷は10〜35号で、いちばん強い番手でも131gまで。
テンヤ30号の112.5gは数字の上では入りますが、40号の150gを載せた時点で規格外になります。
ひとつテンヤ竿はもっとはっきりしていて、シマノのエンゲツ系はいちばん強い番手でもテンヤ25号=93.75g。
タチウオテンヤの下限30号=112.5gに、19g足りません。
| モデル | 錘・テンヤ負荷 | 全長 | 自重 | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| 極鋭キス H-175 | 錘10〜30号 | 1.75m | 62g | 58,500円 |
| エンゲツXR一つテンヤマダイ 225HH | テンヤ4〜25号 | 2.25m | 105g | 51,300円 |
| エンゲツSS一つテンヤマダイ 240HH | テンヤ4〜25号 | 2.40m | 115g | 33,200円 |
| ベイゲームキス H170 | 錘10〜35号 | 1.70m | 82g | 27,000円 |
| エンゲツBB一つテンヤマダイ 235HH | テンヤ5〜25号 | 2.35m | 129g | 22,100円 |
| キスBB H180 | 錘10〜35号 | 1.80m | 85g | 17,500円 |
ひとつテンヤ竿はさらに全長2.25〜2.45mで、タチウオテンヤの1.6〜1.9m台とは使い方そのものが違います。
マダイのひとつテンヤは長い竿でフワッと送り込む釣り、タチウオテンヤは短い竿で刻む釣り。
名前が同じ「テンヤ」でも、竿に求めるものは正反対に近いです。
タイラバロッドとライトジギングロッドは別記事に数字があります
タイラバロッドは、ヘッドの重さと調子の範囲がタチウオと重なるので、テンヤよりジギング寄りの流用先です。
ライトジギングロッドも同じで、ジグ重量の上限さえ足りていればタチウオジギングはそのまま成立します。
この2本については機種ごとの数字を別記事に書いてます。
→ タイラバロッドでタチウオジギングはできる?兼用できるタックルの条件
→ タイラバタックルの流用先|他の釣りにどこまで使い回せるか
テンヤ竿でジギング、ジギング竿でテンヤ。どちらも重さは足りています
同じ船でテンヤとジギングを両方やる人が、いちばん最初に考えるのがこの相互の流用です。
タチウオジギングの専用ロッドは、ダイワの鏡牙AIRが3機種ともジグMAX180g、鏡牙Xが60〜200g。
| モデル | ジグ重量 | 全長 | 自重 | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| 鏡牙AIR 62B THRILL GAME | MAX180g | 1.88m | 123g | 55,000円 |
| 鏡牙AIR 64B-METAL | MAX180g | 1.93m | 120g | 53,500円 |
| 鏡牙AIR 58B | MAX180g | 1.73m | 115g | 53,000円 |
| 鏡牙X 63B-3 | 80〜200g | 1.91m | 105g | 17,000円 |
| 鏡牙X 63B-2 | 60〜180g | 1.91m | 105g | 17,000円 |
| 鏡牙X 63B-1.5 | 60〜160g | 1.91m | 102g | 17,000円 |
一方のテンヤ竿は、テンヤ負荷30〜60号とは別に錘負荷が40〜100号(150〜375g)で公表されています。
ジグ100〜180gは、この範囲の内側。
ジギング竿のほうもジグ200gまで背負えるので、テンヤ50号の187.5gは問題なく載ります。
つまり相互の流用は、重さでは落ちません。
落ちるのは穂先のほうで、テンヤ竿の先径0.7〜1.1mmに対し、鏡牙Xは1.3〜1.6mmのチューブラー。
ジギング竿でテンヤをやると、モタレや前アタリが穂先に出にくくなります。
逆にテンヤ竿でジグをしゃくると、穂先が柔らかいぶんジグが素直に跳ねてくれません。
メタルトップやSMTの穂先は、ワンピッチを一日続けるような使い方を想定していません。
タチウオジギングのロッド選びそのものは、タチウオジギングロッドのおすすめと選び方に書いてます。
手持ちの竿とタチウオテンヤの早見表

| 手持ちの竿 | 背負える重さの上限 | 全長 | テンヤ30〜60号 |
|---|---|---|---|
| 船ライトゲームロッド(82番手) | 錘負荷80〜120号(300〜450g) | 1.70〜1.90m | ◯ |
| 船ライトゲームロッド(64・73番手) | 錘負荷60〜150号 | 1.70〜2.35m | △ 胴が入ってアクションが入らない |
| タチウオジギングロッド | ジグ160〜200g | 1.73〜1.93m | △ 穂先が太くアタリが出にくい |
| 船キス竿 | 錘負荷30〜35号(112.5〜131g) | 1.70〜1.80m | ✕ 40号で規格外 |
| ひとつテンヤ竿 | テンヤ25号(93.75g) | 2.25〜2.45m | ✕ 30号に届かない |
| ティップランエギングロッド | エギ90g | 1.80〜2.13m | ✕ 30号に届かない |
| エギングロッド(陸) | エギ4.5号 | 2.29〜2.67m | ✕ 単位から違う |
| バスロッド(2万円前後の番手) | ルアー113g | 2.11m | ✕ 40号に37g足りない |
| バスロッド(ビッグベイト上位機) | ルアー170〜280g | 1.85〜2.11m | △ 先径2.2〜3.3mmでアタリが出ない |
| シーバス・ショア系(ビッグベイト番手) | ルアー130〜200g | 2.44m | △ 自重180〜225g・先径3.0mm |

うちの竿、全部✕でした…

陸のルアーロッドしか持っていないなら、代用を探す時間のほうが高くつきます。2万円台の専用竿を1本足せば、その日から釣りになりますね。
代用をやめて買うなら、この3本
ダイワ メタリアテンヤタチウオ 82-175・E
2026年7月発売で、メタルトップに穂先部AGSを組み合わせたシリーズ初の構成です。
全長1.75m・自重102g・テンヤ負荷30〜60号で、税抜定価は43,500円。
同じ8:2クラスのシマノ勢は138〜149g。
6万円台の極鋭が98gなので、102gという自重は価格のわりにかなり軽い部類に入ります。
極鋭テンヤタチウオが64,500円なので、2万円ちょっとの差で金属穂先の感度が手に入る計算になります。
仕舞寸法が92cmと短いのも、電車や自転車で船宿へ向かう人には効いてきますね。
大阪湾で使う40〜50号がテンヤ負荷30〜60号のちょうど真ん中に来るので、番手を選び直す手間もありません。
シマノ サーベルマスターSSテンヤ 82MH180
8:2か9:1か、調子から決めたい人に向くのがこのSSテンヤです。
SSテンヤは7番手あり、調子も7:3から9:1まで揃っています。
82MH180は全長1.80m・自重149g・テンヤ負荷30〜60号、税抜定価37,500円。
穂先はタフテック∞で、同じ価格帯のグラスソリッドよりアタリの返りが速いです。
ひとつ上のXRは56,500円で、残る判断はこの19,000円をどう見るかになります。
シマノ サーベルマスターBB 82MH180
冒頭に挙げた1本で、税抜定価21,000円・全長1.80m・自重110g。
同じ82MH180で並ぶXRが147g、SSテンヤが149g、リミテッドが148gなので、BBのほうが数字上は軽いという逆転が起きています。
穂先はグラスソリッドで、金属穂先のような鋭さがないぶん食い込みはよく、乗せて掛ける釣り方なら不利にはなりません。
テンヤの号数・ワインドの有無・リールの選び方はタチウオテンヤのおすすめと号数の選び方に書いてます。
タチウオロッドの代用についてよくある質問
タチウオテンヤの竿は何号のテンヤまで想定されていますか?
ダイワの極鋭・瞬鋭・メタリア、シマノのサーベルマスターとも、主力の番手は公式のテンヤ負荷30〜60号です。
重さにすると112.5gから225gで、代用したい竿がこの範囲を背負えるかが最初の判断になります。
船のライトゲームロッドで代用するなら、どの番手ですか?
型番が82で始まる8:2調子の番手です。
シマノのライトゲームは現行4シリーズ39番手のうち10番手が8:2で、錘負荷の上限は80〜120号、全長は1.70〜1.90m。
専用のテンヤ竿と同じ範囲に入ります。
エギングロッドでタチウオテンヤはできますか?
できません。
ティップラン専用のエメラルダスX BOATでも適合エギ重量は最大90gで、タチウオテンヤの下限30号(112.5g)に届きません。
陸のエギングロッドは全長2.29〜2.67mと長く、そもそも船の上で振れる長さではないです。
バスロッドやシーバスロッドではどうですか?
2万円前後の番手では届きません。
ダイワのブレイゾンやタトゥーラのスイムベイト対応は上限113gで、テンヤ40号の150gに37g足りません。
ブラックレーベルトラベルのC61XXH-5・SBならMAX280g・全長1.85mで数字は満たしますが、先径2.2mmと太く、税抜51,000円で専用のメタリアテンヤタチウオより高くつきます。
ひとつテンヤのロッドは名前が同じですが使えますか?
使えません。
シマノのエンゲツ系はいちばん強い番手でもテンヤ25号(93.75g)までで、タチウオテンヤの下限30号に19g足りません。
全長も2.25〜2.45mあり、マダイのひとつテンヤは長い竿で送り込む釣り、タチウオテンヤは短い竿で刻む釣りと、求めるものが逆です。
タチウオジギングのロッドでテンヤはできますか?
重さは足ります。
鏡牙Xがジグ60〜200g、鏡牙AIRがMAX180gなので、テンヤ50号の187.5gなら問題ありません。
ただし先径がテンヤ竿の0.7〜1.1mmに対して1.3〜1.6mmのチューブラーで、モタレや前アタリが穂先に出にくくなります。
代用と専用で、いちばん差が出るのはどんな日ですか?
アクションをつけたほうが反応がいい日です。
胴が入る万能ライトゲームロッドはバイブレーションや早めのワンピッチを入れられないので、その手のアクションにしか反応しない渋い日は、専用ロッドとの差が釣果に出る可能性もあります。
逆にただ巻きで釣れる日は万能ロッドで問題ありません。
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※ スペック表の価格は税抜き定価(メーカー希望本体価格)。ポチップ内の価格はAmazonの実勢価格で、取得日を併記しています。数値の出典はダイワ公式サイト・シマノ公式カタログ値・アルファタックル公式サイト。アルファタックルのみ公式に税区分の記載がありません。テンヤ・錘の号数は1号=3.75gで換算しています。

